JP2017218305A - 給紙装置 - Google Patents

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【課題】用紙の長さを簡易な構造で検出する。【解決手段】給紙装置11は、給紙カセット37と、後端ガイド43と、複数の反射型光センサ71a〜71eと、給紙制御部75とを備えている。給紙カセット37は、本体部3の装着部4に装着され、用紙載置面39を有している。後端ガイド43は、給紙カセット37内に設けられ、用紙Pの一端を規制し、給紙方向の複数の位置に装着可能である。複数の反射型光センサ71a〜71eは、給紙カセット37の用紙載置面39の上方において、下向き姿勢で給紙方向に沿って並べられている。給紙制御部75は、反射型光センサ71a〜71eの出力が入力され、いずれの反射型光センサで後端ガイド43が検出されたかに基づいて用紙Pのサイズを決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、給紙装置、特に、画像形成装置に用いられる給紙装置に関する。
MFP等の画像形成装置には、給紙カセットが装着されている。給紙カセットは、画像形成装置本体の内部に装着される。給紙カセットは、例えば、本体部と、本体部の用紙載置面に設けられ用紙の位置決めを行う一対のサイドガイド及びエンドガイドとを有しており、さらに用紙のサイズを自動で検出する装置を有している(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
特許文献1の用紙サイズ自動検出装置は、紙ガイドの動きを伝達して動く可動部材をトレイ本体に設け、この可動部材の凹凸を複数のセンサで検出し、センサの出力の組み合わせで用紙のサイズを決定する。
特許文献2の用紙サイズ自動検出装置は、給紙カセットの後端板に突起を設け、本体側に設けられる複数のスイッチのいずれが突起を検出するかによって、用紙のサイズを決定する。
特開平11−165881号公報 実開平02−115330号公報
特許文献1では、伝達手段及び可動部材をトレイ本体に設ける必要があり、そのためトレイの構造が複雑化する。
特許文献2の給紙カセットでは、後端板に突起を設ける必要があるので、給紙カセットより突出する長さが後端板に必要であり、後端板を動かす際に突起が折損してしまう。
本発明の目的は、用紙の長さを簡易な構造で検出することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る給紙装置は、給紙カセットと、ガイドと、複数の反射型光センサと、給紙制御部とを備えている。
給紙カセットは、本体の装着部に装着され、用紙載置面を有している。
ガイドは、給紙カセット内に設けられ、用紙の一端を規制し、規制方向の複数の位置に装着可能である。
複数の反射型光センサは、給紙カセットの用紙載置面の上方において、下向き姿勢で規制方向に沿って並べられている。
給紙制御部は、反射型光センサの出力が入力され、いずれの反射型光センサでガイドが検出されたかに基づいて用紙のサイズを決定する。
この給紙装置では、給紙カセットの上方に設けた反射型光センサにより、ガイドの位置を検出する。したがって、ガイドに大きな変更を加えることなく、用紙のサイズを決定できる。
ガイドが一つの反射型光センサで検出される場合、給紙制御部が、当該反射型光センサより規制方向用紙側にある他の反射型光センサの出力信号により、給紙カセット内の用紙の残量を判定してもよい。
この給紙装置では、ガイドを検出した反射型光センサより規制方向用紙側にある反射型光センサがある場合には、当該反射型光センサの出力信号により用紙の残量も検出できる。
前記ガイドは、他の部分より表面粗さが高い被検出部を有していてもよい。
この給紙装置では、拡散反射によって、ガイドの傾きによる誤検知が減少し、ガイドの検出がより確実になる。
本発明に係る給紙カセットでは、用紙の長さが簡易な構造で検出される。
画像形成装置の外観を示す斜視図。 画像形成装置の内部構造を示す模式断面図。 給紙カセットの斜視図。 給紙カセットの断面図。 後端ガイドの斜視図。 画像形成装置の給紙カセットの状態を検出する制御構成のブロック図。 給紙カセット内の用紙サイズを判定する制御を示すフローチャート。 A3用紙が収容された給紙カセットの断面図。 B4用紙が収容された給紙カセットの断面図。 センサの判定結果の組み合わせと用紙サイズとの関係を示す表。 第2実施形態の後端ガイドの斜視図。
1.第1実施形態
(1)画像形成装置の構成
図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1を説明する。図1は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。図2は、画像形成装置の内部構造を示す模式断面図である。
画像形成装置1は、コピー機能とファクシミリ機能となどを備えたMFP(Multi Functional Peripheral)である。
画像形成装置1は、本体部3を有する。本体部3は、内部に画像形成部5(図2)を有している。
本体部3の上面の一部には、排出トレイTが形成されている。排出トレイTには、画像形成部5から画像形成済み用紙が排出される。
画像形成装置1は、画像読取部7を有する。画像読取部7は、本体部3の上部に設けられる。画像読取部7は、所望の画像を紙面から読み取る。
画像形成装置1は、操作パネル9を備える。操作パネル9は、画像読取部7の下方に設けられている。操作パネル9は、ユーザによる入力操作を受け付ける。ユーザは、操作パネル9を操作することにより、画像形成装置1の各種設定を行える。
画像形成装置1は、給紙装置11を有する。給紙装置11は、本体部3の下部(画像形成部5の下方)に配置されている。給紙装置11は、本体部3の収容空間としての装着部4に収容される。この実施形態では、給紙装置11は、画像形成装置1の前後方向に着脱される。
給紙装置11は、給紙ローラ15(図2)を有する。給紙ローラ15は、装着部4において、用紙Pの表面と接触可能に配置されている。これにより、給紙ローラ15は、用紙Pを上方に送出できる。
(2)画像形成部の構成
画像形成部5の構成を説明する。画像形成部5は、電子写真方式を採用しており、感光体ドラム21と、感光体ドラム21の周囲に配設された帯電デバイス23と、露光デバイス25と、現像デバイス27と、転写ローラ29と、クリーニングデバイス31と、加圧ローラ33と、加熱ローラ35とを有している。
画像形成部5は、帯電工程と、露光工程と、現像工程と、転写工程と、定着工程とを実行することで、用紙Pの表面に画像を形成する。以下、画像形成工程を詳細に説明する。
最初に、帯電デバイス23により帯電された感光体ドラム21に、印刷したい画像の電子データに基づいて光量が調整された光を、露光デバイス25により照射する。これにより、感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成される。
次に、感光体ドラム21の表面に、現像デバイス27からトナーを供給して、感光体ドラム21の表面上に、静電潜像に対応するようにトナーを付着させる。
その後、搬送されてきた用紙Pが、トナーが付着した感光体ドラム21と転写ローラ29との間を通過する。このとき、用紙Pの表面に、トナーが付着される。
用紙Pは、さらに、加圧ローラ33と加熱ローラ35との間を通過する。このとき、トナーが用紙Pの表面に固定される。
(3)給紙カセットの構成
図3及び図4を用いて、給紙装置11を説明する。図3は、給紙カセットの斜視図である。図4は、給紙カセットの断面図である。なお、以下の説明において、給紙方向(用紙搬送方向)は図のX方向であり、用紙幅方向が図のY方向である。X方向とY方向は直交している。
給紙装置11は、本体部3に対して用紙幅方向に抜差し(挿入及び排出)可能である。給紙装置11は、多数枚の用紙Pを堆積した状態で収容する給紙カセット37を有している。給紙カセット37は、平面視で矩形形状である。
給紙カセット37の底部である用紙載置面39には、一対のサイドガイド41A、41Bが設けられている。一対のサイドガイド41A、41Bは、用紙Pの側端をガイドする部材である。一対のサイドガイド41A、41Bは、給紙カセット37の用紙載置面39の給紙方向下流側部分において用紙幅方向に移動可能である。一対の第1サイドガイド41A、41Bは、互いに連動して移動する。
給紙カセット37の用紙載置面39には、後端ガイド43が設けられている。後端ガイド43は、用紙Pの後端をガイドする。
後端ガイド43は、給紙カセット37において給紙方向の異なる複数の位置に装着可能である。なお、用紙Pの後端とは、給紙方向の上流側の側端を意味する。この実施形態では、給紙カセット37の用紙載置面39には、給紙方向に延びる溝61が設けられている。溝61には、後端ガイド43が着脱自在に取付け可能である。溝61は、給紙カセット37の用紙載置面39の給紙方向上流側部分に配置されている。
(4)後端ガイド
図5を用いて、後端ガイド43を説明する。図5は、後端ガイドの斜視図である。
後端ガイド43は、給紙カセット37内に設けられ、用紙Pの給紙方向上流側端の給紙方向位置を規制する。後端ガイド43は、給紙方向の複数の位置に装着可能である。後端ガイド43は、主に、座面部45と、そこから立ち上がる壁部47とを有している。座面部45は平面視で矩形状である。壁部47は座面部45の後側縁に形成されている。座面部45の側面部において壁部47に対応する位置には一対の突起部49がそれぞれ形成されている。また、壁部47の上部に水平面部51が設けられている。この実施形態では、水平面部51は被検出部である。水平面部51は、例えば、他の部分と同じ材料及び同じ色のプラスチックである。水平面部51の色は例えば白が好ましい。
溝61の両側には、複数のスリット63が形成されている。後端ガイド43は、溝61のスリット63に突起部49,49が挿入されることで、溝61に対して給紙方向の位置が決められる。また、このとき、座面部45は溝61内に収容され、座面部45の上面が用紙載置面39と一致する高さになる。
(5)反射型光センサ
複数の反射型光センサ71a〜71e(以下、センサ71a〜71eという)を説明する。センサ71a〜71eは、後端ガイド43の給紙方向位置を検出するための装置である。センサ71a〜71eは、各々、LED等の発光素子と、フォトトランジスタ等の受光素子とを有している。センサ71a〜71eは、給紙カセット37の用紙載置面39の上方において、下向き姿勢で後端ガイド43の移動方向に沿って並べられている。具体的には、センサ71a〜71eは、本体部3に設けられた給紙方向に延びる細いセンサ基盤73の下面に装着されている。したがって、センサ71a〜71eの用紙幅方向位置は同じである。
以下、給紙方向下流側から説明する。第1センサ71aは、B5L(B5横置き)対応位置にある後端ガイド43を検出可能な位置にある。第2センサ71bは、A4L(A4横置き)対応位置にある後端ガイド43を検出可能な位置にある。第3センサ71cは、A4(A4縦置き)対応位置にある後端ガイド43を検出可能な位置にある。第4センサ71dは、B4(B4縦置き)対応位置にある後端ガイド43を検出可能な位置にある。第5センサ71eは、A3(A3縦置き)対応位置にある後端ガイド43を検出可能な位置にある。
(6)給紙制御部
図6を用いて、給紙制御構成を説明する。図6は、画像形成装置の給紙カセットの状態を検出する制御構成のブロック図である。画像形成装置1は、給紙制御部75を有している。
給紙制御部75は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。給紙制御部75は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、給紙カセット37内の用紙Pのサイズを判定する。
給紙制御部75は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
給紙制御部75の各要素の機能は、一部又は全てが、給紙制御部を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、給紙制御部の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
給紙制御部75は、センサ71a〜71eに接続されており、それらからの出力が入力される。給紙制御部75は、いずれのセンサ71a〜71eで後端ガイド43が検出されたかに基づいて、用紙Pのサイズを決定する。
(7)用紙のサイズ判定制御
図7を用いて、給紙制御部75による用紙Pのサイズ判定制御を説明する。図7は、給紙カセット内の用紙サイズを判定する制御を示すフローチャートである。なお、以下に述べる制御は、例えば、画像形成装置1の起動時(リセット時を含む)、又は、給紙カセット37の装着時に実行される。それ以外の時にはセンサ71a〜71eへの電源供給をオフにして省電力化を図る。また、以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
下記の制御においては、給紙制御部75は、給紙方向の最も上流側でON信号が発生したセンサに基づいて用紙サイズを判定する。これは、複数の反射型光センサ71a〜71eへの入力信号は用紙Pからも入力されるが、後端ガイド43を検出しているセンサは給紙方向の最も上流側でON信号を発生したセンサだからである。
ステップS1では、第5センサ71eがONであるか否かが判断される。具体的には、給紙制御部75が第5センサ71eからの出力信号に基づいて、後端ガイド43が検出された否かを判断する。第5センサ71eがONであればプロセスはステップS2に移行し、ONでなければプロセスはステップS4に移行する。
ステップS2では、用紙Pは「A3」であると判断される。具体的には、給紙制御部75がそのように判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。
ステップS3では、上記判断に用いられたセンサより給紙方向下流側の他のセンサの検出結果によって、紙量が測定される。具体的には、給紙制御部75が、例えば第4センサ71dの検出信号に基づいて紙量を判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。以上に述べたように、後端ガイド43が一つの反射型光センサで検出される場合、給紙制御部75が、当該反射型光センサより給紙方向下流側にある他の反射型光センサの出力信号により、給紙カセット37内の用紙Pの残量を判定する。
図8を用いて、用紙PがA3の場合の状態を示す。図8は、A3用紙が収容された給紙カセットの断面図である。このとき第5センサ71eと後端ガイド43の水平面部51との間の距離は、5〜10mm程度である。
なお、用紙Pの残量検出判定は必ずしも行わなくてもよい。以下、同様である。
ステップS4では、第4センサ71dがONであるか否かが判断される。具体的には、給紙制御部75が第4センサ71dからの出力信号に基づいて、後端ガイド43が検出された否かを判断する。第4センサ71dがONであればプロセスはステップS5に移行し、ONでなければプロセスはステップS6に移行する。
ステップS5では、用紙Pは「B4」であると判断される。具体的には、給紙制御部75がそのように判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。
ステップS3では、前述と同様の処理が実行される。
なお、図9を用いて、用紙PがB4の場合の状態を示す。図9は、A3用紙が収容された給紙カセットの断面図である。このとき第4センサ71dと後端ガイド43の水平面部51との間の距離は、5〜10mm程度である。
ステップS6では、第3センサ71cがONであるか否かが判断される。具体的には、給紙制御部75が第3センサ71cからの出力信号に基づいて、後端ガイド43が検出された否かを判断する。第3センサ71cがONであればプロセスはステップS7に移行し、ONでなければプロセスはステップS8に移行する。
ステップS7では、用紙Pは「A4」であると判断される。具体的には、給紙制御部75がそのように判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。
ステップS3では、前述と同様の処理が実行される。
ステップS8では、第2センサ71bがONであるか否かが判断される。具体的には、給紙制御部75が第2センサ71bからの出力信号に基づいて、後端ガイド43が検出された否かを判断する。第2センサ71bがONであればプロセスはステップS9に移行し、ONでなければプロセスはステップS10に移行する。
ステップS9では、用紙Pは「A4L」であると判断される。具体的には、給紙制御部75がそのように判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。
ステップS3では、前述と同様の処理が実行される。
ステップS10では、第1センサ71aがONであるか否かが判断される。具体的には、給紙制御部75が第1センサ71aからの出力信号に基づいて、後端ガイド43が検出された否かを判断する。第1センサ71aがONであればプロセスはステップS11に移行し、ONでなければプロセスはステップS12に移行する。
ステップS11では、用紙PはB5Lであると判断される。具体的には、給紙制御部75がそのように判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。
ステップS12では、用紙Pは「A5L」であると判断される。具体的には、給紙制御部75がそのように判断する。判断結果は、記憶装置に保存される、及び/又は、他の装置に送信される。
ステップS11及びS12が終了すれば、プロセスは、ステップS3を経由せずに、終了する。
図10を用いて、以上の制御動作におけるセンサの検出結果と用紙Pの判定結果との関係を説明する。図10は、センサの判定結果の組み合わせと用紙サイズとの関係を示す表である。なお、表の中の「△」は、ON又はOFFを意味する。
例1では、第5センサ71eがONになり、用紙判定結果はA3である。
例2では、第4センサ71dがONになり、用紙判定結果はB4である。
例3では、第3センサ71cがONになり、用紙判定結果はA4である。
例4では、第2センサ71bがONになり、用紙判定結果はA4Lである。
例5では、第1センサ71aがONになり、用紙判定結果はB5Lである。
例6では、全てのセンサ71a〜71eがOFFになり、用紙判定結果はA5Lである。
なお、他の実施形態として、用紙A5Lを検出するためのセンサをさらに有していてもよい。その実施形態では、全てのセンサがOFFの場合は、後端ガイド43が検出されない誤動作であると判断される。
2.第2実施形態
後端ガイド43の被検出部は、前記実施形態に限定されない。例えば、被検出部としての水平面部に、反射型光センサの被検出部として好ましい材料、表面加工が採用されていてもよい。
図11を用いて、そのような実施形態を説明する。図11は、第2実施形態の後端ガイドの斜視図である。
後端ガイド43の水平面部51Aは、他の部分に比べて細かい凹凸があり、それにより表面粗さが高い面になっている。これにより、拡散反射によって後端ガイド43の傾きによる誤検知が減少し、後端ガイド43の検出がより確実になる。
3.本実施形態の特徴
給紙装置11は、給紙カセット37(給紙カセットの一例)と、後端ガイド43(ガイドの一例)と、複数の反射型光センサ71a〜71e(複数の反射型光センサの一例)と、給紙制御部75(給紙制御部の一例)とを備えている。
給紙カセット37は、本体部3の装着部4に装着され、用紙載置面39を有している。
後端ガイド43は、給紙カセット37内に設けられ、用紙Pの一端を規制し、給紙方向(規制方向の一例)の複数の位置に装着可能である。
複数の反射型光センサ71a〜71eは、給紙カセット37の用紙載置面39の上方において、下向き姿勢で給紙方向に沿って並べられている。
給紙制御部75は、反射型光センサ71a〜71eの出力が入力され、いずれの反射型光センサで後端ガイド43が検出されたかに基づいて用紙Pのサイズを決定する。
この給紙装置では、給紙カセット37の上方に設けた反射型光センサ71a〜71eにより、後端ガイド43の位置を検出する。したがって、後端ガイド43に大きな変更を加えることなく、用紙Pのサイズを決定できる。
4.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
後端ガイドの被検出面の位置、構造、材料、個数は前記実施形態に限定されない。
後端ガイドの構成、後端ガイドの載置面への装着構造は前記実施形態に限定されない。
サイドガイドに本発明が適用されてもよい。
前述の後端ガイドの検出にさらにサイドガイドの検出を組み合わせてもよい。その場合は、さらに多種類の記録紙サイズを検知できる。なお、サイドガイドの検出方法は特に限定されない。
各実施形態の構成(装置、機構、部品、部分、それらの材料)は、他の実施形態に適宜適用可能である。
本発明は、給紙カセットに広く適用できる。
1 :画像形成装置
3 :本体部
4 :収容空間
5 :画像形成部
7 :画像読取部
9 :操作パネル
11 :給紙装置
15 :給紙ローラ
21 :感光体ドラム
23 :帯電デバイス
25 :露光デバイス
27 :現像デバイス
29 :転写ローラ
31 :クリーニングデバイス
33 :加圧ローラ
35 :加熱ローラ
37 :給紙カセット
39 :用紙載置面
41A :サイドガイド
41B :サイドガイド
43 :後端ガイド
45 :座面部
47 :壁部
49 :突起部
51 :水平面部
61 :溝
63 :スリット
71a :第1センサ
71b :第2センサ
71c :第3センサ
71d :第4センサ
71e :第5センサ
73 :センサ基盤
75 :給紙制御部

Claims (3)

  1. 本体の装着部に装着され、用紙載置面を有する給紙カセットと、
    前記給紙カセット内に設けられ、用紙の一端を規制し、規制方向の複数の位置に装着可能なガイドと、
    前記給紙カセットの用紙載置面の上方において、下向き姿勢で前記規制方向に沿って並べられた複数の反射型光センサと、
    前記反射型光センサの出力が入力され、いずれの反射型光センサで前記ガイドが検出されたかに基づいて用紙のサイズを決定する給紙制御部と、
    を備えた給紙装置。
  2. 前記ガイドが一つの反射型光センサで検出される場合、前記給紙制御部が、当該反射型光センサより前記規制方向用紙側にある他の反射型光センサの出力信号により、前記給紙カセット内の用紙の残量を判定する、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記ガイドは、他の部分より表面粗さが高い被検出部を有する、請求項1又は2に記載の給紙装置。
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