JP2017217618A - 固液分離装置 - Google Patents
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Abstract
Description
1.固液分離装置1の全体構成
本実施形態に係る固液分離装置1の全体構成について、図1を用い説明する。なお、図1を含め本明細書に添付の図においては、X方向及びY方向は、水平面に沿った軸方向としている。
固液分離装置1における回転駆動力の伝達経路について、図2を用い説明する。
ドラムスクリーン10の構成について、図3を用い、もう少し詳しく説明する。
スクリュー式脱水機12の構成について、図4を用い、もう少し詳しく説明する。
本実施形態に係る固液分離装置1では、ドラムスクリーン10とスクリュー式脱水機12とで2段階での固液分離を行うことができる。このため、大量の移送水(噴流水)を含む汚水が移送されてきた場合にあっても、第1段階としてドラムスクリーン10で固液分離を行い、第2段階としてスクリュー式脱水機12で固液分離を行うことができ、高効率に固液分離が可能となる。
本発明の第2実施形態に係る固液分離装置の構成について、図5を用い説明する。なお、図5では、本実施形態における上記第1実施形態との差異部分であるドラムスクリーン30の構成のみを図示している。図示を省略している構成要素については、上記第1実施形態における固液分離装置1の各構成要素と同一であり、以下での説明も省略する。
本発明の第3実施形態に係る固液分離装置の構成について、図6を用い説明する。なお、図6では、本実施形態における上記第1実施形態及び第2実施形態との差異部分であるスクリュー式脱水機32の構成のみを図示している。図示を省略している構成要素については、上記第1実施形態あるいは上記第2実施形態における各構成要素を採用することができ、以下での説明を省略する。
本発明の第4実施形態に係る固液分離装置について、図7を用い説明する。なお、図7は、上記第1実施形態の説明で用いた図4の拡大部分に対応する図である。即ち、スクリュー式脱水機におけるスクリュー羽根の一部(外周端及びその周辺部分)と筒状案内プレートの一部とを抜き出して図示するものである。
本発明の第5実施形態に係る固液分離装置について、図9を用い説明する。なお、図9も、上記第1実施形態の説明で用いた図4の拡大部分に対応する図である。
上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、ドラムスクリーン10,30の外観形状及び内方空間の形状について、一例として円筒形状としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、楕円あるいは長円の断面形状を有するドラムスクリーンや、多角形状の断面形状を有するドラムスクリーンを採用することもできる。
10,30 ドラムスクリーン
10c 第1端部
10d 第2端部
11 汚水導入管
12,32 スクリュー式脱水機
14 伝達機構
15 受け皿
16 廃液パン
17 駆動モータ
23,24 洗浄ノズル
101 エンドプレート
120,320 スクリュー軸
121.321,421 筒状案内プレート
121a,321a 受入口
121b、321b 排出口
122,322,422,522 スクリュー羽根
140,220 駆動ホイル
304 羽車
304a 羽根部
500 し渣
525 スクレーパ
Ax10,Ax30 中心軸
B1,D1 2次分離部(軸上流部)
B2,D2 脱水部(軸下流部)
Claims (12)
- 汚水を固液分離してし渣を回収する固液分離装置であって、
第1端部が開口され、第2端部がエンドプレートにより閉塞されてなる有底筒形状を有し、前記第1端部が斜め下を向くように傾斜した状態で中心軸まわりに回転駆動されるドラムスクリーンと、
前記開口されてなる前記第1端部から前記ドラムスクリーン内に挿入され、前記エンドプレートに向けて前記汚水を放水する汚水導入管と、
前記ドラムスクリーンの下方に配置され、当該ドラムスクリーンの内周面に沿って前記第1端部から流下する前記汚水中のし渣を受け入れながら、当該し渣を脱水するスクリュー式脱水機と、
前記スクリュー式脱水機の下方に配置され、当該スクリュー式脱水機及び前記ドラムスクリーンで濾過された水を受け止めながら排出する廃液パンと、
を備える、
固液分離装置。 - 請求項1記載の固液分離装置において、
前記ドラムスクリーンにおける前記中心軸の傾斜角度は、水平面に対して5°〜40°である
固液分離装置。 - 請求項1又は請求項2記載の固液分離装置において、
前記スクリュー式脱水機は、鉛直方向からの平面視において前記第1端部の外側から前記第2端部の外側まで前記ドラムスクリーンの中心軸に沿って延在し、し渣を前記第1端部から前記第2端部に向けて搬送するスクリュー軸と、その外周を覆う多孔質の筒状案内プレートとを備え、
前記筒状案内プレートは、前記ドラムスクリーンの前記第1端部から流下する前記汚水を受け入れる受入口と、前記スクリュー軸によって前記ドラムスクリーンの前記第2端部よりも外側の位置で、外部に排出する排出口とを備える、
固液分離装置。 - 請求項3記載の固液分離装置において、
前記スクリュー軸は、前記筒状案内プレートの前記受入口側の軸上流部において、スクリュー羽根の径が同一であり、前記軸上流部よりも前記筒状案内プレートの前記排出口側の軸下流部において、前記軸上流部側から前記排出口側へと向けてスクリュー羽根の径が漸次的に小さくなり、
前記筒状案内プレートは、その内径が、前記スクリュー軸の前記軸上流部に対応する領域において、前記スクリュー羽根の径サイズに対応して同一であり、前記スクリュー軸の前記軸下流部に対応する領域において、前記スクリュー羽根の径サイズに対応して、前記軸上流部側から前記排出口側へと向けて漸次的に小さくなる
固液分離装置。 - 請求項4記載の固液分離装置において、
前記スクリュー軸における前記スクリュー羽根のピッチは、前記軸上流部において、同一であり、前記軸下流部において、前記軸上流部側から前記排出口側に向けて徐々に狭くなる、
固液分離装置。 - 請求項4又は請求項5記載の固液分離装置において、
前記スクリュー軸は、前記軸上流部において2条のスクリュー羽根を有する
固液分離装置。 - 請求項4から請求項6の何れか記載の固液分離装置において、
前記スクリュー羽根の外周端と、前記筒状案内プレートの内周面との間には、0.3mm〜0.5mmの範囲内の隙間があけられている
固液分離装置。 - 請求項4から請求項7の何れか記載の固液分離装置において、
前記筒状案内プレートの開口率は、前記スクリュー軸の前記軸下流部に対応する領域の方が、前記スクリュー軸の前記軸上流部に対応する領域よりも小さい
固液分離装置。 - 請求項4から請求項8の何れか記載の固液分離装置において、
前記ドラムスクリーンの下方であって、前記スクリュー式脱水機における前記軸下流部の上方には、前記ドラムスクリーンで濾過された前記水を前記廃液パンへと案内する受け皿が配置されており、
前記受け皿は、前記ドラムスクリーンに沿った状態で傾斜している、
固液分離装置。 - 請求項1から請求項9の何れか記載の固液分離装置において、
単一の駆動モータと、当該駆動モータの回転駆動力を前記ドラムスクリーン及び前記スクリュー軸に伝達する伝達機構とを備える、
固液分離装置。 - 請求項1から請求項10の何れか記載の固液分離装置において、
前記エンドプレートに取り付けられ、前記汚水導入管から放水される汚水の圧力を前記ドラムスクリーンの回転駆動力に変換する羽車を備える、
固液分離装置。 - 請求項1から請求項11の何れか記載の固液分離装置において、
前記汚水導入管における前記ドラムスクリーンに挿入された部分は、前記ドラムスクリーンの前記中心軸に沿って傾斜している
固液分離装置。
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