JP2017217600A - 中空糸炭素膜の製造方法、中空糸炭素膜およびそのモジュール - Google Patents
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Description
1.中空糸炭素膜の製造方法であって、ポリフェニレンオキサイドを非プロトン性溶媒に溶解させる工程と、前記溶解したポリフェニレンオキサイドを温度誘起相分離点以上の温度で紡糸ノズルより吐出して中空糸状にする工程と、前記中空糸状のポリフェニレンオキサイドを水あるいは水と有機溶媒との混合溶液により凝固させる工程と、前記凝固した中空糸状物のポリフェニレンオキサイドを、溶媒置換処理を行うことなく、水を含んだ状態から乾燥させて中空糸炭素膜前駆体を得る工程と、を含み、前記各工程の少なくとも1つの工程において、硫黄含有化合物をポリフェニレンオキサイドに添加する工程、を含み、さらに、前記硫黄含有化合物が付与された中空糸炭素膜前駆体を炭素化処理する工程を含む、ことを特徴とする中空糸炭素膜の製造方法。
2.前記硫黄含有化合物が付与された中空糸炭素膜前駆体において、中空糸炭素膜前駆体の質量に対する硫黄元素の添加率が0.5%以上であることを特徴とする前記1記載の中空糸炭素膜の製造方法。
3.前記硫黄含有化合物の沸点、または、分解温度が100℃以上300℃以下であることを特徴とする前記1または2記載の中空糸炭素膜の製造方法。
4.前記硫黄含有化合物がスルホ基を有することを特徴とする前記1から3のいずれか1つに記載の中空糸炭素膜の製造方法。
5.前記1から4のいずれか1つに記載の中空糸炭素膜の製造方法により製造された中空製炭素膜。
6.前記5に記載の中空糸炭素膜を用いて形成された分離膜モジュール。
本発明の中空糸炭素膜の製造方法では、まず、PPOを非プロトン性溶媒に溶解させる。PPOの溶媒は、例えば非特許文献1にまとめられているように、ベンゼン、トルエン、クロロホルムなど環境負荷が大きく、人体に有害なものが多い。一方、例えば特許文献3には、およそ100℃以上の温度では、比較的環境負荷の小さい非プロトン性の溶媒にPPOが溶解されることが開示されている。
続く吐出工程では、上述のようにしてPPOを非プロトン性溶媒に溶解させた溶液(PPO紡糸原液)を、紡糸ノズルより吐出させて中空糸状にする。本発明の中空糸炭素膜の製造方法における紡糸の形式は特に制限されるものではなく、従来公知の紡糸法を適用することができる。ただし、PPO中空糸膜の構造制御を精密に行う観点および、作製の容易さの観点からは、乾湿式紡糸法を適用することが好ましい。
上述した吐出工程で吐出された紡糸原液は、続く凝固工程において、貧溶媒で満たされた凝固浴に浸漬される。なお、中空糸状物の表面のポリマー濃度を高くして、表面を緻密にするなどの膜構造制御の観点から、吐出工程の後、中空糸状に形成されたPPO紡糸原液は、溶媒を部分的に乾燥処理した後に、当該凝固工程に供するようにすることが好ましい。凝固工程では、中空糸状に形成されたPPO紡糸原液は、非溶媒誘起相分離により、中空糸状物に凝固する。
上述した凝固工程の後、凝固した中空糸状のPPO(中空糸状物)を、溶媒置換処理を行うことなく、水を含んだ状態から乾燥させて中空糸炭素膜前駆体を得る。なお、凝固工程で相分離を終えた中空糸状物は、十分に水洗して残存する溶媒を除去した後に、当該乾燥工程に供することが好ましい。
硫黄含有化合物を付与する化合物付与工程は、後述する炭素化処理工程の前であれば、どこの工程で行っても構わない。付与は、必要に応じて複数の工程で行ってもかまわない。付与する方法は特には限定されないが、〔1〕溶解工程であれば、非プロトン溶媒に硫黄含有化合物を添加すればよい。〔2〕吐出工程であれば、内液に添加すればよい。〔3〕凝固工程であれば、凝固工程に用いられる貧溶媒に添加すればよい。〔4〕乾燥工程であれば、凝固した中空糸状物を残存した溶媒を除去する水洗する場合にはその水に添加してもよいし、乾燥を行った後に乾燥した中空糸状物に付与してもよい。中でも、[4]乾燥工程にて付与するのが好ましく、乾燥を行った後に乾燥した中空糸状物に付与するのが特に好ましい。
最後に、乾燥工程で得られた中空糸炭素膜前駆体を炭素化処理する。好ましくは、炭素化処理の前処理として、耐炎化処理を施す。耐炎化処理では、空気雰囲気下で200〜350℃、より好ましくは250〜300℃で、5分間から3時間程度、中空糸炭素膜前駆体を加熱する。このような耐炎化処理を施すことによって、ポリマーの熱架橋反応が促進され、炭素化後の膜構造が強固なものとなり、分離性能の向上に有利である。
上記の本発明の中空糸炭素膜の製造方法を用いて製造した中空糸炭素膜、また、当該中空糸炭素膜を用いた分離膜モジュールも本発明の範疇に含まれる。そこで、上述した本発明の中空糸炭素膜の製造方法を用いて製造した本発明の中空糸炭素膜を用いた本発明の分離膜モジュールについて説明する。
ポリフェニレンオキサイド(PPO)(Poly(2,6−dimethyl−1,4−phenylene oxide 製品番号181781、アルドリッチ社製)13.75gに対して、N−メチル−2−ピロリドン36.25gを加え、混練して均一な懸濁液を作製した後、100〜150℃の範囲の温度で混練しながら加熱することで均一な紡糸原液を得た。得られた紡糸原液を150℃に保温した状態で、同じく130℃に加熱保温した紡糸原液押出し機に充填し、二重円筒管ノズルのスリット部より、紡糸原液を定量押出しした。二重円筒管ノズルの内孔からは、内液として、エチレングリコールを定量吐出させ、中空状に押出された紡糸原液の内層部分に相分離を誘起させつつ、50mmのエアギャップで、紡糸原液表層部の乾燥処理を行い、その後、10℃に保温したN−メチル−2−ピロリドン30%水溶液で満たした凝固浴中で、完全に相分離を進行させた。固化した中空糸膜を十分水洗した後、水を含んだ状態のまま、80℃の乾燥炉にて乾燥処理した。
硫黄含有化合物の付与として、スルファミン酸水溶液の濃度を10質量%に変更したこと以外は実施例1と同様にして、硫黄含有化合物与付与PPO中空糸炭素膜を得た。添着前後の中空糸膜の重量変化より、添着量は9.4質量%であった。
硫黄含有化合物の付与として、5質量%のp−トルエンスルホン酸水溶液に変更したこと以外は実施例1と同様にして、硫黄含有化合物与付与PPO中空糸炭素膜を得た。添着前後の中空糸膜の重量変化より、添着量は4.5質量%であった。
硫黄含有化合物の付与として、5質量%の硫酸アンモニウム水溶液に変更したこと以外は実施例1と同様にして、硫黄含有化合物与付与PPO中空糸炭素膜を得た。添着前後の中空糸膜の重量変化より、添着量は3.6質量%であった。
硫黄含有化合物の付与として、5質量%の硫酸水素アンモニウム水溶液に変更したこと以外は実施例1と同様にして、硫黄含有化合物与付与PPO中空糸炭素膜を得た。添着前後の中空糸膜の重量変化より、添着量は3.6質量%であった。
硫黄含有化合物の付与を行わないこと以外は実施例1と同様にして、PPO中空糸炭素膜を得た。
硫黄含有化合物の付与として、2質量%のスルファミン酸水溶液に変更したこと以外は実施例1と同様にして、硫黄含有化合物与付与PPO中空糸炭素膜を得た。添着前後の中空糸膜の重量変化より、添着量は1.0質量%であった。
ポリフェニレンオキサイド(PPO)(Poly(2,6−dimethyl−1,4−phenylene oxide 製品番号181781、アルドリッチ社製)をクロロホルムに溶解させた状態で、室温下、クロロ硫酸とクロロホルムとの混合溶液を滴下してスルホン化反応を所定時間進行させた後、再沈させ、水洗した反応物を乾燥処理し、スルホン化度DS=25%のスルホン化ポリフェニレンオキサイド(SPPO)を得た。
試験ガス(He,CO2,N2)を用いて、中空糸炭素膜のガス分離性能を測定する方法を以下に示す。中空糸用気体透過率測定装置に装着した中空糸モジュールの内面に一定圧力で試験ガスを供給し、透過する気体流量を流量計で測定した。この際に、下記式で求められる気体透過速度Qにより気体分離性能を評価した。また、Qの比からガスの理想分離係数αを求めた。
Q={ガス透過流量(cm3・STP)}÷{膜面積(cm2)×時間(秒)×圧力差(
cmHg)}
図1に示す評価装置100にて、実施例、参考例および比較例で得られた中空糸炭素膜の浸透気化分離法による水の分離性能および透過性能の評価を行った。
供給液組成:酢酸エチル/水=97/3wt%、供給液温度:70℃、透過側圧力100Paで行った。中空糸炭素膜1の中空部を真空ポンプ14で真空引きし、評価を開始してから1時間毎に、液体窒素8で冷却された冷却トラップ7でトラップされた透過液の質量から下記式1により透過流束(kg・m-2・h-1)を求めた。中空糸炭素膜1の分離性能が安定した、7時間後の透過流速を表に示した。
また、冷却トラップ7でトラップされた透過液をFID(Flame Ionizer Detector)ガスクロマトグラフにより分析し、透過液中の酢酸エチル濃度を求めるとともに下記式2により分離係数SFを算出した。
分離係数SF(水/酢酸エチル)={透過液の水濃度(質量%)/透過液の酢酸エチル濃度(質量%)}÷{供給液の水濃度(質量%)/供給液の酢酸エチル濃度(質量%)} (式2)
実施例および比較例において記載の方法を各々10回繰り返し行い、水−酢酸エチル分離性能の再現性を評価した。10回分の7時間後の透過流速の値全てを母集団とし、平均値μと標準偏差σを算出した。
Claims (6)
- 中空糸炭素膜の製造方法であって、
ポリフェニレンオキサイドを非プロトン性溶媒に溶解させる工程と、
前記溶解したポリフェニレンオキサイドを、温度誘起相分離点以上の温度で紡糸ノズルより吐出して中空糸状にする工程と、
前記中空糸状のポリフェニレンオキサイドを、水あるいは水と有機溶媒との混合溶液により凝固させる工程と、
前記凝固した中空糸状のポリフェニレンオキサイドを、溶媒置換処理を行うことなく、水を含んだ状態から乾燥させて中空糸炭素膜前駆体を得る工程と、を含み、
前記各工程の少なくとも1つの工程にて、硫黄含有化合物をポリフェニレンオキサイドに添加する工程、を含み、
さらに、前記硫黄含有化合物が付与された中空糸炭素膜前駆体を炭素化処理する工程を含む、ことを特徴とする中空糸炭素膜の製造方法。 - 前記硫黄含有化合物が付与された中空糸炭素膜前駆体において、中空糸炭素膜前駆体の質量に対する硫黄元素の添加率が0.5%以上であることを特徴とする請求項1記載の中空糸炭素膜の製造方法。
- 前記硫黄含有化合物の沸点、または、分解温度が100℃以上300℃以下であることを特徴とする請求項1または2記載の中空糸炭素膜の製造方法。
- 前記硫黄含有化合物がスルホ基を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中空糸炭素膜の製造方法。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の中空糸炭素膜の製造方法により製造された中空製炭素膜。
- 請求項5に記載の中空糸炭素膜を用いて形成された分離膜モジュール。
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