JP2017216109A - 集電構造及び蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接による接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる集電構造及び蓄電装置を提供する。【解決手段】集電構造30は、複数の正極21の端縁部22aに対向して配置されている板状の部材であって、部材が折り曲げられた状態によって端縁部側に突出すると共に、第一方向に延在する凸部31bが形成されている正極導電板31を備え、凸部は、端縁部に食い込んだ状態で溶接接合されており、正極導電板において、凸部が形成されている部分の部材の厚みt2は、凸部が形成されていない部分の部材の厚みt1と比べて薄い。【選択図】図4

Description

本発明は、集電構造及び蓄電装置に関する。
電気自動車等の電源として使用される蓄電装置として、例えば、ニッケル水素二次電池及びリチウムイオン二次電池等が知られている。例えば、特許文献1には、複数の電極にそれぞれ形成されたタブ(活物質非塗布部)一方側に引き出すと共に、上記タブを導電板(導電部材)に重ね合わせた状態で溶接接合された集電構造が開示されている。このような集電構造では、電極と導電板との確実な接合が可能となる。
特開2013−243083号公報
二次電池は、上記複数の電極及び集電構造がケースに収容されている。上記従来の集電構造を有する二次電池では、電極から引き出される複数のタブを収容するスペースと、当該引き出されて積層されたタブ重ね合わされる導電板(集電構造)を収容するスペースと、が必要となる。ケースのサイズを小さくするために、集電構造のサイズが増大化することを抑制したいという要望がある。
そこで、本発明の目的は、溶接による接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる集電構造及び蓄電装置を提供することにある。
本発明の集電構造は、第一方向に積層されると共に活物質が塗工されている複数の金属箔において発生する電力を集電する集電構造であって、複数の金属箔の端縁部に対向して配置されている板状の部材であって、部材が折り曲げられた状態によって端縁部側に突出すると共に、第一方向に延在する凸部が形成されている導電板を備え、凸部は、端縁部に食い込んだ状態で溶接接合されており、導電板において、凸部が形成されている部分の部材の厚みは、凸部が形成されていない部分の部材の厚みと比べて薄い。
上記構成の集電構造は、複数の金属箔と導電部とを重ねて接合することなく、複数の金属箔の端縁部を導電板に突き当てた状態で溶接接合されるので、金属箔の外形に近接する位置で導電板を接続することができる。これにより、タブとして引き出された部材に重ね合わせた状態で導電板が接続される集電構造と比べてサイズを小さくすることができる。また、凸部部分の導電板の厚みが凸部以外の部分の導電板の厚みよりも薄い。このため、凸部部分の厚みが凸部以外の部分の厚みと同等の電極板を用いる場合と比べて、導電板内での熱の拡散が抑制されるので、より確実に導電板と金属箔とを溶接することが可能となる。この結果、溶接による接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる。
金属箔は、矩形の本体部と、本体部から突出するタブと、を有しており、凸部は、凸部における端縁部に食い込んだ状態で溶接接合されていてもよい。上記構成の集電構造では、本体部から突出するタブを介して導電板が接続されたとしても、タブとして引き出された部材に重ね合わせた状態で導電板が接続される集電構造と比べてサイズを小さくすることができる。
金属箔は、矩形に形成されていてもよい。この場合、タブとして引き出すことなく、金属箔の端縁部に直接導電板を接続することができるので、よりサイズのコンパクト化を図ることができる。
凸部は、凸部の突出方向及び第一方向の両方に直交する第二方向において一つ形成されており、端縁部の第二方向における一方の端部から凸部までの距離と、端縁部の第二方向における他方の端部から凸部までの距離とが互いに等しくてもよい。上記構成の集電構造では、金属箔から導電板に流れる電流のムラを抑制することができる。
凸部は、凸部の突出方向及び第一方向の両方に直交する第二方向において複数形成されており、端縁部の第二方向における一方の端部から凸部までの距離と、端縁部の第二方向における他方の端部から凸部までの距離と、第二方向における凸部間の距離とが互いに等しくてもよい。上記構成の集電構造では、金属箔から導電板に流れる電流のムラを抑制することができる。
上述の集電構造を有する電極組立体と、電極組立体を収容するケースと、を備える蓄電装置としてもよい。上記構成の蓄電装置では、上記のとおり、集電構造における溶接接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる。このため、上記電極組立体を収容するケースのサイズが増大化することを抑制できる。
上記蓄電装置は、ニッケル水素二次電池として構成してもよい。この構成のニッケル水素二次電池では、上記のとおり、集電構造における溶接接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる。このため、上記電極組立体を収容するケースのサイズが増大化することを抑制できる。
本発明によれば、溶接による接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる。
第一実施形態の二次電池を示す断面図である。 図1の電極組立を左右方向に切断したときの断面図である。 図1の電極組立体、正極導電部材、負極導電部材の斜視図である。 図2に示すIV−IV線に沿って切断したときの断面図である。 第二実施形態の二次電池を分解して示す斜視図である。 図5の電極組立体を上下方向に切断したときの断面図である。 (a)図5の電極組立体における正極と正極導電部材との接合部を拡大して示した断面図である。(b)図5の電極組立体における負極と負極導電部材との接合部を拡大して示した断面図である。
(第一実施形態)
以下、図面を参照して第一実施形態の二次電池(蓄電装置)1について説明する。二次電池1の例は、ニッケル水素二次電池及びリチウムイオン二次電池が含まれる。第一実施形態では、例えば、ハイブリッド自動車及び電気自動車等の車両等に搭載される角型密閉型のニッケル水素二次電池を例に挙げて説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図1〜図4では、図1における左右方向をX軸方向として、図1における奥行方向をY軸方向として、図1おける上下方向をZ軸方向として示す。X軸、Y軸及びZ軸は互いに直交する。また、説明中、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」及び「後」等の方向を示す語は、図1に示される状態に基づく便宜的な語である。
図1に示されるように、二次電池1は、直方体状の電池ケース10と、電池ケース10内に収容された複数(例えば、六個)の電極組立体20と、集電構造30と、電池ケース10に支持された正極端子91及び負極端子93と、を主に備えている。なお、電池ケース10に収容される電極組立体20の数は、六個に限定されず、五個以下であってもよいし、七個以上であってもよい。
電池ケース10は、PP(ポリプロピレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)、又は変性PPE(ポリフェニレンエーテル)等の樹脂材料により形成されている。電池ケース10は、上側のみ開口した有底角筒状のケース本体11と、ケース本体11の開口を封口する矩形板状の蓋部材12と、を有している。ケース本体11には、電池ケース10の内部から左側外部に突出する正極端子91と、電池ケース10の内部から右側外部に突出する負極端子93と、が設けられている。蓋部材12には、安全弁装置95が設けられている。
電池ケース10の内部は、五つの隔壁13によって、六つのセル(電槽)14に仕切られている。六つのセル14は、左右方向に配列されている。各々のセル14内には、それぞれ電極組立体20と、集電構造30とが収容されると共に、電解液(図示せず)が保持されている。電解液は、例えば、KOHを含む比重1.2〜1.4のアルカリ水溶液である。集電構造30とは、電極組立体20において発生する電力を集電する構造であり、正極導電板(導電板)31及び負極導電板(導電板)33と、正極導電板31及び負極導電板33の電極組立体20への接合構造をいう。
図2に示されるように、電極組立体20は、正極(金属箔)21と負極(金属箔)23と袋状のセパレータ25とを有している。正極21は、袋状のセパレータ25内に挿入されており(セパレータ付き正極)、セパレータ25内に挿入された正極21と負極23とが交互に奥行方向(Y軸方向)に積層されている。セパレータ25は、例えば、親水化処理された合成繊維からなる不織布である。セパレータ25は、例えば、シート状であってもよい。例えば、セパレータ付き正極として、正極21の両面に二枚のシート状のセパレータが各々接合され、ユニット化された正極を用いてもよい。各セル14内に位置する正極21及び負極23は、それぞれ正極導電板31及び負極導電板33に集電されて直列に接続されると共に、前述の正極端子91及び負極端子93に接続されている。
正極21は、例えば多孔性のニッケル箔等の正極金属箔21aと、正極金属箔21aの両面に設けられている例えば水酸化ニッケルを含む正極活物質層21bと、を有している。負極23は、例えば多孔性のニッケル箔又はメッシュ状のニッケルめっき鋼板(パンチングメタル)等の負極金属箔23aと、負極金属箔23aの両面に設けられている例えば水素吸蔵合金を含む負極活物質層23bと、を有している。
次に、電極組立体20における集電構造30について説明する。図2及び図3に示されるように、正極21と正極導電板31とは、例えば、レーザ溶接又はビーム溶接により接合されている。更に詳細には、極板群としての正極21は、極板群としての負極23の左側の端縁部24bから左方に突出しており、電極組立体20の左側側方に配置された正極導電板31に溶接接合されている。言い換えれば、複数の正極21は、複数の正極21の厚み部分を形成する左側の端縁部22aに対向して配置された状態の正極導電板31に溶接接合されている。なお、正極21において負極23から突出する部分には、正極活物質層21bは形成されていない。
正極導電板31は、Niめっきした鋼板等の材料から形成される板状部材である。正極導電板31は、上記板状部材がU字状に折り曲げられた状態によって正極21の端縁部22a側に突出すると共に、奥行方向(第一方向)に延在する断面U字状の凸部31bが形成されている。凸部31bの高さHは、例えば、0.2mm〜1.0mmである。図4に示されるように、凸部31bは、端縁部22aに食い込んだ状態で溶接接合されている。正極導電板31において、凸部31bが形成されている部分の部材の厚みt2は、凸部31bが形成されていない部分である本体部31aの部材の厚みt1と比べて薄い。例えば、厚みt2は、厚みt1の0.3倍以上0.8倍以下である。
凸部31bは、凸部31bの突出方向(左右方向)及び凸部31bの延在方向(奥行方向)の両方に直交する上下方向(第二方向)において2個(複数)形成されている。端縁部22aの上下方向における一方の端部22cから凸部31b(凸部31bの頂部)までの距離L1と、端縁部22aの上下方向における他方の端部22dから凸部31b(凸部31bの頂部)までの距離L3と、上下方向における凸部(凸部31bの頂部)間の距離L2とが互いに等しい(L1=L2=L3)。
図2及び図3に示されるように、極板群としての負極23は、極板群としての正極21(セパレータ付き正極)の右側の端縁部22bから右方に突出しており、電極組立体20の右側側方に配置された負極導電板33に接合されている。言い換えれば、複数の負極23は、複数の負極23の厚み部分を形成する端縁部24aに対向して配置された状態の負極導電板33に接合されている。なお、負極23において正極21から突出する部分には、負極活物質層23bは形成されていない。
負極導電板33は、Niめっきした鋼板等の材料から形成される板状部材である。負極導電板33は、上記板状部材がU字状に折り曲げられた状態によって端縁部24a側に突出すると共に、奥行方向(第一方向)に延在する断面U字状の凸部33bが形成されている。凸部33bの高さは、例えば、0.2mm〜1.0mmである。図示は省略するが、正極導電板31の凸部31bと同様に、負極導電板33の凸部33bは、端縁部24aに食い込んだ状態で溶接接合されている。負極導電板33において、凸部33bが形成されている部分の部材の厚みは、凸部33bが形成されていない部分である本体部33aの部材の厚みと比べて薄い。例えば、凸部33bが形成されている部分の部材の厚みは、本体部33aの部材の厚みの0.3倍以上0.8倍以下である。
凸部31bは、凸部33bの突出方向(左右方向)及び凸部33bの延在方向(奥行方向)の両方に直交する上下方向(第二方向)において2個(複数)形成されている。端縁部24aの上下方向における一方の端部から凸部33b(凸部33bの頂部)までの距離と、端縁部24aの上下方向における他方の端部から凸部33b(凸部33bの頂部)までの距離と、上下方向における凸部(凸部33bの頂部)間の距離とが互いに等しい。
図1に示されるように、ケース本体11における左側面の上部には、接続用の貫通穴10aが形成されている。正極導電板31の上部には、貫通穴10aに嵌入する接続突部36が形成されている。ケース本体11における左側面の上部の外側には、正極端子91が配置されている。正極端子91には、貫通穴10aに嵌入する接続突部38が形成されている。貫通穴10aに嵌入された接続突部36と接続突部38とは、溶接接合されている。接続突部36と接続突部38とは、例えば、抵抗溶接により接合される。
互いに隣接するセル14,14間の隔壁13の上部には、接続用の貫通穴13aが形成されている。負極導電板33の上部には、それぞれ隔壁13の貫通穴13aに嵌入する接続突部37が形成されている。正極導電板31の上部には、上述したとおり接続突部36が形成されている。隣接するセル14,14間においては、負極導電板33の接続突部37と正極導電板31の接続突部36とが抵抗溶接により接合されている。
ケース本体11における右側面の上部には、接続用の貫通穴10aが形成されている。負極導電板33の上部には、貫通穴10aに嵌入する接続突部37が形成されている。ケース本体11における右側面の上部の外側には、負極端子93が配置されている。負極端子93には、貫通穴10aに嵌入する接続突部39が形成されている。貫通穴10aに嵌入された接続突部37と接続突部39とは、貫通穴10aにおいて溶接接合されている。接続突部37と接続突部39とは、例えば、抵抗溶接により接合される。
以上のようにして、各セル14間に配置された六つの電極組立体20が互いに直列接続された二次電池1が構成されている。次に、上記二次電池1の製造方法について説明する。
まず、正極21、セパレータ25に収容された負極23、正極導電板31、負極導電板33、電池ケース10、正極端子91、負極端子93、及び安全弁装置95を準備する。正極導電板31は、プレス機によって平板部材が折り曲げられることによって、二つの凸部31bが形成される。二つの凸部31bは、正極21及び負極23の積層方向(第一方向)に延在している。また、プレス機によって凸部31bが形成される過程で、凸部31bが形成されている部分の部材の厚みt2が、本体部31aの厚みt1と比べて小さくなるように加工される。例えば、プレス機のクリアランス設計によって、厚みt2を厚みt1より薄くすることができる。
次に、正極21とセパレータ25に収容された負極23とを積層して、図2に示されるような電極組立体20を作製する。次に、プレス加工によって製造された正極導電板31が電極組立体20に押し付けられる。更に詳細には、正極導電板31は、極板群としての負極23の左側の端縁部24bから左方に突出する極板群としての正極21に押し付けられる。すなわち、正極導電板31は、正極21の厚み部分を形成する端縁部22aに押し付けられる。正極導電板31が正極21に押し付けられることによって、凸部31bが正極21の端縁部22aに均一に食い込む。これにより、各凸部31bと正極21の端縁部22aとの間に接合面が形成される。
この様に、電極組立体20の正極21における端縁部22aに正極導電板31を押し付けた状態で、各凸部31bの外側、すなわち、各凸部31bの凹部31c側から正極導電板31に向けてレーザビームが照射され、レーザ溶接が施される。レーザビームの照射は、凹部31cに沿って連続的に実施され、正極21における端縁部22aと正極導電板31とが溶接接合される。
次に、プレス加工によって製造された負極導電板33が電極組立体20に押し付けられる。更に詳細には、負極導電板33は、極板群としての正極21の右側の端縁部22bから右方に突出する極板群としての負極23に押し付けられる。すなわち、負極導電板33は、負極23の厚み部分を形成する端縁部24aに押し付けられる。負極導電板33が負極23に押し付けられることによって、凸部33bが負極23の端縁部24aに均一に食い込む。これにより、各凸部33bと負極23の端縁部24aとの間に接合面が形成される。
この様に、電極組立体20の負極23における端縁部24aに負極導電板33を押し付けた状態で、各凸部33bの外側、すなわち、各凸部33bの凹部33c側から負極導電板33に向けてレーザビームが照射され、レーザ溶接が施される。レーザビームの照射は、凹部33cに沿って連続的に実施され、負極23における端縁部24aと負極導電板33とが溶接接合される。
次に、正極導電板31及び負極導電板33が溶接接合された電極組立体20が電池ケース10の各セル14に配置される。そして、貫通穴10aに嵌入された正極端子91の接続突部38と正極導電板31の接続突部36とが、例えば、抵抗溶接により溶接接合される。また、貫通穴13aに嵌入された負極導電板33の接続突部37と正極導電板31の接続突部36とが、例えば、抵抗溶接により溶接される。また、貫通穴10aに嵌入された負極導電板33の接続突部37と負極端子93の接続突部39とが、例えば、抵抗溶接により溶接接合される。
次に、電池ケース10を構成するケース本体11の開口が矩形板状の蓋部材12によって封口される。具体的には、ケース本体11と蓋部材12とは、溶接接合される。このようにして、二次電池1が製造される。
次に、第一実施形態の集電構造30を有する二次電池1の作用効果について説明する。上記構成の集電構造30は、複数の正極21と正極導電板31とを重ねて接合することなく、複数の正極21の端縁部22aを正極導電板31に突き当てた状態で溶接接合されるので、正極21の外形に近接する位置で正極導電板31を接続することができる。同様に、集電構造30は、複数の負極23と負極導電板33とを重ねて接合することなく、複数の負極23の端縁部24aを負極導電板33に突き当てた状態で溶接接合されるので、負極23の外形に近接する位置で負極導電板33を接続することができる。これにより、タブとして引き出された部材に重ね合わせた状態で導電板が接続される集電構造と比べてサイズを小さくすることができる。
また、上記二次電池1では、凸部31bが形成された部分の正極導電板31の厚みt2が、凸部31bが形成されていない部分の正極導電板31の厚みt1よりも薄い。同様に、上記二次電池1では、凸部33bが形成された部分の負極導電板33の厚みが、凸部33bが形成されていない部分の負極導電板33の厚みよりも薄い。このため、凸部形成部の厚みが凸部未形成部の厚みと同等の電極板を用いる場合と比べて、正極導電板31内(負極導電板33内)での熱の拡散が抑制されるので、より確実に正極導電板31(負極導電板33)と正極21(負極23)とを溶接することが可能となる。この結果、溶接による接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる。
また、図4に示されるように、正極導電板31の凸部31bは、凸部31bの突出方向(X軸方向)及び奥行方向(Y軸方向)の両方に直交する上下方向(Z軸方向)に複数形成されている。そして、端縁部22aの上下方向における一方の端部22cから凸部31bまでの距離L1と、端縁部22aの上下方向における他方の端部22dから凸部31bまでの距離L3と、上下方向における凸部31b,31b間の距離L2とが互いに等しい。このため、正極21から正極導電板31に流れる電流のムラを抑制することができる。また、負極導電板33の凸部33bについても、上述したように正極導電板31と同様の構成を有するので、負極23から負極導電板33に流れる電流のムラを抑制することができる。
第一実施形態では、図3に示されるように、凹部31cが奥行方向(第一方向)に延在している。このため、作業者は、当該凹部31cに沿ってレーザ等を照射するだけで、電極組立体20に正極導電板31を溶接接合することができる。すなわち、溶接箇所を特定する手間が省略できるので、製造時の作業性が向上する。
(第二実施形態)
第二実施形態の集電構造130を含む二次電池について説明する。第二実施形態では、例えば、フォークリフト及び電気自動車等の車両等に搭載される角型密閉型のリチウムイオン二次電池を例に挙げて説明する。図5〜図7では、図5に示される電極の積層方向を奥行方向(Y軸方向)として、図5における奥行方向に直交する一の方向を上下方向(Z軸方向)として、図5における奥行方向及び上下方向に直交する方向を左右方向(X軸方向)として示す。X軸、Y軸及びZ軸は互いに直交する。また、説明中、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」及び「後」等の方向を示す語は、図5に示される状態に基づく便宜的な語である。
図5及び図6に示されるように、二次電池(蓄電装置)101は、電池ケース110と、電極組立体120と、集電構造130と、を備える。
電池ケース110は、電極組立体120を収容する空間を画成しており、例えば、アルミニウム等の金属材料からなる。電池ケース110内には電解液Eが充填されている。電解液Eとしては、例えば有機溶媒系又は非水系の電解液等が挙げられる。電池ケース110の上面部には、正極端子191と負極端子193とが互いに離間して配置されている。正極端子191は、絶縁リング192を介して電池ケース110に固定され、負極端子193は、絶縁リング194を介して電池ケース110に固定されている。
図6に示されるように、電極組立体120は、電池ケース110に収容されている。電極組立体120は、正極(金属箔)121と、負極(金属箔)123と、袋状のセパレータ125と、を有している。正極121は、袋状のセパレータ125内に挿入されており(セパレータ付き正極)、セパレータ125内に挿入された正極121と負極123とが交互に積層されている。セパレータ125は、例えば、シート状であってもよい。例えば、セパレータ付き正極として、正極121の両面に二枚のシート状のセパレータが各々接合され、ユニット化された正極を用いてもよい。電極組立体120の周囲には、絶縁シート108が設けられている(図6では、絶縁シート108の図示を省略している。)。
なお、スペース効率を向上して電池ケース110内の空間に占める電極組立体120の体積増加を図る観点から、一例として、電極組立体120を、セパレータ付き正極121及び負極123の下端(正極端子191及び負極端子193と反対側の端部)が電池ケース110の底面に接触するように、電池ケース110内に収容することができる。したがって、この場合には、セパレータ付き正極121及び負極123の下端は、絶縁部材を介して電池ケース110の底面に接触する。ただし、セパレータ付き正極121及び負極123の下端と電池ケース110の底面との間には、絶縁部材が占める空間以外に微小な隙間が形成されていてもよい。
図6に示されるように、正極121は、正極金属箔121aと、正極金属箔121aの両面に設けられた正極活物質層121bと、を有している。正極活物質層121bは、正極活物質とバインダとを含んでもよく、必要に応じて導電助剤を含むことができる。正極活物質は、リチウム二次電池用の正極活物質であれば特に限定されない。正極活物質は、例えば、リチウム化合物である。リチウム化合物としては、例えば、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムマンガン複合酸化物等のリチウム金属複合酸化物等を用いることができる。
バインダは、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素ゴム等の含フッ素樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド等のイミド系樹脂、又はアルコキシシリル基含有樹脂であってよい。導電助剤は、例えばカーボンブラック、黒鉛、アセチレンブラック(AB)、ケッチェンブラック(登録商標)(KB)、気相法炭素繊維(Vapor Grown Carbon Fiber:VGCF)等の炭素系粒子である。これらは、単独で、又は二種以上組み合わせて添加することができる。
負極123は、負極金属箔123aと、負極金属箔123aの両面に設けられた負極活物質層123bと、を有している。負極金属箔123aは、例えば、銅箔である。負極活物質層123bは、負極活物質と上記バインダとを含んでもよく、必要に応じて上記の導電助剤を含んでもよい。負極活物質としては、例えば、リチウムを吸蔵、放出可能な炭素系材料、リチウムと合金化可能な元素、リチウムと合金化可能な元素を有する元素化合物、あるいは高分子材料である。バインダ及び導電助剤の例は、正極121と同様である。
セパレータ125を形成する材料の例には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が含まれる。
次に、電極組立体120の集電構造130について説明する。図5に示されるように、正極121は、縁に形成された正極タブ(導電板・タブ)127を有している。正極タブ127には、正極活物質が塗工されていない。正極121は、正極タブ127を介して正極導電板(導電板)131に接続されている。正極タブ127と正極導電板131とは、例えば、レーザ溶接又はビーム溶接により接合されている。正極導電板131は、正極端子191に接続されている。
正極導電板131は、アルミニウム等の材料から形成される板状部材である。正極導電板131は、上記板状部材がU字状に折り曲げられた状態によって端縁部127b側に突出すると共に、正極タブ127の積層方向(第一方向)に延在する断面U字状の凸部131bが形成されている。図7(a)に示されるように、凸部131bの高さH11は、例えば、0.2mm〜1.0mmである。凸部131bは、端縁部127aに食い込んだ状態で溶接接合されている。正極導電板131において、凸部131bが形成されている部分の部材の厚みt12は、凸部131bが形成されていない部分である本体部131aの部材の厚みt11と比べて薄い。例えば、厚みt12は、厚みt11の0.3倍以上1.0倍以下である。
負極123は、縁に形成された負極タブ(導電板・タブ)129を有している。負極タブ129には、負極活物質が塗工されていない。負極123は、負極タブ129を介して負極導電板(導電板)141に接続されている。負極タブ129と負極導電板141とは、例えば、レーザ溶接又はビーム溶接により接合されている。負極導電板141は、負極端子193に接続されている。
負極導電板141は、銅等の材料から形成される板状部材である。負極導電板141は、上記板状部材がU字状に折り曲げられた状態によって端縁部129a側に突出すると共に、負極タブ129の積層方向(第一方向)に延在する断面U字状の凸部141bが形成されている。凸部141bの高さH13は、例えば、0.2mm〜1.0mmである。図7(b)に示されるように、凸部141bは、端縁部129aに食い込んだ状態で溶接接合されている。負極導電板141において、凸部141bが形成されている部分の部材の厚みt14は、凸部141bが形成されていない部分である本体部141aの部材の厚みt13と比べて薄い。例えば、厚みt14は、厚みt13の0.3倍以上0.8倍以下である。
以上のようにして、各セル14間に配置された六つの電極組立体20が互いに直列接続された二次電池1が構成されている。次に、上記二次電池1の製造方法について説明する。
まず、正極121、セパレータ125に収容された負極123、正極導電板131、負極導電板141、電池ケース110、正極端子191、及び負極端子193を準備する。正極導電板131は、プレス機によって平板部材がU字状に折り曲げられることによって、一つの凸部131bが形成される。一つの凸部131bは、折り曲げ方向に延在している。また、プレス機によって凸部131bが形成される過程で、凸部131bが形成されている部分の部材の厚みt2が、本体部131aの厚みt1と比べて小さくなるように加工される。厚みt2を厚みt1より薄くする方法は、上述したとおりです。
次に、正極121とセパレータ125に収容された負極123とを積層して、図5に示されるような電極組立体120を作製する。次に、プレス加工によって製造された正極導電板131が電極組立体120に押し付けられる。更に詳細には、正極導電板131は、正極121から突出する複数の正極タブ127に押し付けられる。すなわち、正極導電板131は、正極タブ127の厚み部分を形成する端縁部127bに押し付けられる。正極導電板131が正極タブ127に押し付けられることによって、凸部131bが正極タブ127の端縁部127bに均一に食い込み、各凸部131bと正極タブ127の端縁部127bとの間には、円筒面からなる接合部が形成される。
この様に、電極組立体120の正極タブ127における端縁部127bに正極導電板131を押し付けた状態で、各凸部131bの外側、すなわち、各凸部131bの凹部131c側から正極導電板131に向けてレーザビームが照射され、レーザ溶接が施される。レーザビームの照射は、凹部131cに沿って連続的に実施され、正極タブ127おける端縁部127bと正極導電板131とが溶接接合される。
次に、プレス加工によって製造された負極導電板141が電極組立体120に押し付けられる。更に詳細には、負極導電板141は、負極123から突出する複数の負極タブ129に押し付けられる。すなわち、負極導電板141は、負極タブ129の厚み部分を形成する端縁部129bに押し付けられる。負極導電板141が負極タブ129に押し付けられることによって、負極タブ129の端縁部129bに均一に食い込み、各凸部141bと負極タブ129の端縁部129bとの間には、円筒面からなる接合部が形成される。
この様に、電極組立体120の負極タブ129における端縁部129bに負極導電板141を押し付けた状態で、各凸部141bの外側、すなわち、各凸部141bの凹部141c側から負極導電板141に向けてレーザビームが照射され、レーザ溶接が施される。レーザビームの照射は、凹部141cに沿って連続的に実施され、負極タブ129における端縁部129bと負極導電板141とが溶接接合される。
次に、電池ケース110を構成するケース本体111の開口が矩形板状の蓋部材112によって封口される。具体的には、ケース本体111と蓋部材112とは、溶接接合される。このようにして、二次電池101が製造される。
次に、第二実施形態の集電構造130を有する二次電池101の作用効果について説明する。第二実施形態では、複数の正極121と正極導電板131とを重ねて接合することなく、複数の正極タブ127の端縁部127aを正極導電板131に突き当てた状態で溶接接合されるので、正極121の外形に近接する位置で正極導電板131を接続することができる。同様に、集電構造130は、複数の負極タブ129と負極導電板141とを重ねて接合することなく、複数の負極タブ129の端縁部129aを負極導電板141に突き当てた状態で溶接接合されるので、負極123の外形に近接する位置で負極導電板141を接続することができる。これにより、タブとして引き出された部材に重ね合わせた状態で導電板が接続される集電構造と比べてサイズを小さくすることができる。
また、第二実施形態では、凸部131bが形成された部分の正極導電板131の厚みt12が、凸部131bが形成されていない部分の正極導電板131の厚みt11よりも薄い。同様に、上記二次電池101では、凸部141bが形成された部分の負極導電板141の厚みt14が、凸部141bが形成されていない部分の負極導電板141の厚みt13よりも薄い。このため、凸部形成部の厚みが凸部未形成部の厚みと同等の電極板を用いる場合と比べて、正極導電板131(負極導電板141)内での熱の拡散が抑制されるので、より確実に正極導電板131(負極導電板141)と正極121(負極123)とを溶接することが可能となる。この結果、第二実施形態の二次電池101では、溶接による接合の確実性を維持しつつ、サイズの増大化を抑制することができる。
また、図7(a)に示されるように、第二実施形態の集電構造130では、端縁部127aの左右方向における一方の端部127cから凸部131bまでの距離L11と、端縁部127aの左右方向における他方の端部127dから凸部131bまでの距離L12とが互いに等しい。このため、正極121から正極導電板131に流れる電流のムラを抑制することができる。また、負極導電板141の凸部141bについても、端縁部129aの左右方向における一方の端部129cから凸部141bまでの距離L13と、端縁部129aの左右方向における他方の端部129dから凸部141bまでの距離L14とが互いに等しい。このため、負極123から負極導電板141に流れる電流のムラを抑制することができる。
以上、第一及び第二実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記第一実施形態の構成を有する二次電池1の正極21及び負極23には、ニッケル水素二次電池としての活物質がそれぞれ塗工されている例を挙げて説明したが、正極21及び負極23には、例えば、リチウムイオン二次電池等、その他の二次電池としての活物質がそれぞれ塗工されていてもよい。上記第二実施形態についても同様に、正極121及び負極123には、ニッケル水素二次電池等、その他の二次電池としての活物質がそれぞれ塗工されていてもよい。
上記第一実施形態又は第二実施形態の正極導電板31及び負極導電板33では、平板状部材がU字状に折り曲げられることによって凸部31b,33bが形成されている例を挙げて説明したが、例えば、V字状に折り曲げられることによって凸部31b,33bが形成されていてもよい。この場合には、凸部31b(凸部33b)を正極21(負極23)に食い込ませる作業が容易に実施可能となる。
上記第一実施形態では、正極21の端縁部22aの一方の端部22cから凸部31b(凸部31bの頂部)までの距離L1と、端縁部22aの他方の端部22dから凸部31b(凸部31bの頂部)までの距離L3と、上下方向における凸部(凸部31bの頂部)間の距離L2とが互いに等しい例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、距離L1、距離L2、及び距離L3は、互いに異なっていてもよいし、三つの距離のうち、一つの距離だけが異なっていてもよい。また、第二実施形態では、正極タブ127の端縁部127aの一方の端部127cから凸部131bまでの距離L11と、端縁部127aの他方の端部127dから凸部131bまでの距離L12とが互いに等しい例を挙げて説明したが、互いに異なっていてもよい。同様に、負極タブ129の端部129cから凸部141bまでの距離L13と、他方の端部129dから凸部141bまでの距離L14とが互いに異なっていてもよい。
上記第一及び第二実施形態では、矩形状の正極及び負極が一方向に積層された電極組立体を例に挙げて説明したが、例えば、シート状の正極及び負極が巻回された巻回型の電極組立体に対して上記集電構造を採用することもできる。この場合、電極組立体を構成する正極及び負極に導電部材を溶接接合してもよいし、正極及び負極に形成されるタブに導電部材を溶接接合してもよい。
1,101…二次電池(蓄電装置)、10,110…電池ケース、20,120…電極組立体、21,121…正極(導電板)、21a,121a…正極金属箔、21b,121b…正極活物質層、22a…正極端縁部、23,123…負極(導電板)、23a,123a…負極金属箔、23b,123b…負極活物質層、24a…負極端縁部、25,125…セパレータ、30,130…集電構造、31,131…正極導電板、31b,131b…凸部、33,141…負極導電板、33b,141b…凸部、127…正極タブ(導電板・タブ)、127a…正極タブ端縁部、129…負極タブ(導電板・タブ)、129a…負極タブ端縁部。

Claims (7)

  1. 第一方向に積層されると共に活物質が塗工されている複数の金属箔において発生する電力を集電する集電構造であって、
    前記複数の金属箔の端縁部に対向して配置されている板状の部材であって、前記部材が折り曲げられた状態によって前記端縁部側に突出すると共に、前記第一方向に延在する凸部が形成されている導電板を備え、
    前記凸部は、前記端縁部に食い込んだ状態で溶接接合されており、
    前記導電板において、前記凸部が形成されている部分の前記部材の厚みは、前記凸部が形成されていない部分の前記部材の厚みと比べて薄い、集電構造。
  2. 前記金属箔は、矩形の本体部と、前記本体部から突出するタブ部と、を有しており、
    前記凸部は、前記凸部における端縁部に食い込んだ状態で溶接接合されている、請求項1記載の集電構造。
  3. 前記金属箔は、矩形に形成されている、請求項1記載の集電構造。
  4. 前記凸部は、前記凸部の突出方向及び前記第一方向の両方に直交する第二方向において一つ形成されており、
    前記端縁部の前記第二方向における一方の端部から前記凸部までの距離と、前記端縁部の前記第二方向における他方の端部から前記凸部までの距離とが互いに等しい、請求項1〜3の何れか一項記載の集電構造。
  5. 前記凸部は、前記凸部の突出方向及び前記第一方向の両方に直交する第二方向において複数形成されており、
    前記端縁部の前記第二方向における一方の端部から前記凸部までの距離と、前記端縁部の前記第二方向における他方の端部から前記凸部までの距離と、前記第二方向における前記凸部間の距離とが互いに等しい、請求項1〜3の何れか一項記載の集電構造。
  6. 請求項1〜5の何れか一項記載の集電構造を有する電極組立体と、
    前記電極組立体を収容するケースと、
    を備える、蓄電装置。
  7. ニッケル水素二次電池である、請求項6に記載の蓄電装置。
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