JP2017215289A - 結像光学素子の評価方法および結像光学素子の評価装置 - Google Patents

結像光学素子の評価方法および結像光学素子の評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】結像光学素子の良否を適切に評価することが可能な結像光学素子の評価方法および結像光学素子の評価装置、を提供する。【解決手段】結像光学素子の評価方法は、結像光学素子510の一方の面510a側にチャート42を配置することにより、結像光学素子510の他方の面510b側にチャート42の鏡映像42´を形成する工程と、鏡映像42´を撮影する工程と、鏡映像42´の画像からチャート42の鏡映像42´の歪みを検出することによって、結像光学素子510を評価する工程とを備える。チャート42は、間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有する。鏡映像42´を撮影する工程に撮影されたコントラストの界面の鏡映像を形成する結像光学素子上の領域を、像形成領域という場合に、鏡映像42´を撮影する工程は、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む。【選択図】図7

Description

この発明は、結像光学素子の評価方法および結像光学素子の評価装置に関する。
従来の結像光学素子に関して、たとえば、特開2012−155345号公報には、物体を見る観察者側の空中に立体像を簡便に形成することを目的とした、光学結像装置が開示されている(特許文献1)。
特許文献1に開示された光学結像装置は、透明板材の内部に多数の平面光反射部を一定のピッチで並べて形成した第1および第2の光制御パネルを有する。第1の光制御パネルおよび第2の光制御パネルは、第1の光制御パネルの平面光反射部と、第2の光制御パネルの平面光反射部とが直交するように、向かい合わせに重ね合わされている。物体からの光を第1の光制御パネルの平面光反射部に入射させ、その平面光反射部で反射された光を、第2の光制御パネルの平面光反射部で再度反射させることによって、物体の像を光学結像装置の反対側に結像させる。
また、国際公開第2007/116639号には、構造の単純化およびコストの削減を図るとともに、非常に薄く作成することが可能であり、さらに素子面に対して角度を付けて観察することを可能にする、結像素子が開示されている(特許文献2)。
特許文献2に開示された結像素子は、1つの平面を構成する素子面を光が透過する際に光線の屈曲を生じさせる光学素子である。結像素子は、素子面に垂直もしくはそれに近い角度で配置された1つ以上の鏡面による光の反射を行なう単位光学素子を複数配置することにより構成されている。結像素子は、素子面の一方側に配置した被投影物から発せられる光を、素子面を透過する際に鏡面に反射させることによって、素子面の他方側の物理的実体のない空間に実像として結像させる。
特開2012−155345号公報 国際公開第2007/116639号
上述の特許文献に開示されるように、空中映像デバイスの実現手段として、一方の面側に配置される被投影物の鏡映像を他方の面側の空間位置に結像させるための結像光学素子が知られている。
このような結像光学素子の製造においては、反射面(ミラー面)の平行度や平面度の欠陥、基板の歪み等により、鏡映像に歪みが生じる場合がある。また、複数の結像光学素子を接合(タイリング)して大型化する際に、素子同士の継ぎ目で反射面の平行度が崩れ、鏡映像に歪みが生じ易い。このため、このような製造工程上で生じた反射面の不良を検出して、結像光学素子の良否を適切に評価する手法が求められている。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、結像光学素子の良否を適切に評価することが可能な結像光学素子の評価方法および結像光学素子の評価装置を提供することである。
この発明に従った結像光学素子の評価方法は、一方の面側に配置される被投影物の鏡映像を他方の面側の空間位置に結像させるための結像光学素子の評価方法である。結像光学素子の評価方法は、結像光学素子の一方の面側にチャートを配置することにより、結像光学素子の他方の面側にチャートの鏡映像を形成する工程と、結像光学素子により形成されたチャートの鏡映像を撮影する工程と、撮影されたチャートの鏡映像の画像からチャートの鏡映像の歪みを検出することによって、結像光学素子を評価する工程とを備える。チャートは、間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有する。チャートの鏡映像を撮影する工程時に撮影された、コントラストの界面の鏡映像を形成する結像光学素子上の領域を、像形成領域という。この場合に、チャートの鏡映像を撮影する工程は、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む。
このように構成された結像光学素子の評価方法によれば、撮影されたチャートの鏡映像の画像からチャートの鏡映像の歪みを検出することによって、結像光学素子を評価する。この際、撮影されるチャートの鏡映像が、結像光学素子上の一部領域により形成されていることに鑑みて、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする。これにより、結像光学素子における反射面の局所的な不良を、コントラストの界面の鏡映像の歪みとして確実に検出することができる。したがって、本発明によれば、結像光学素子の良否を適切に評価することができる。
また好ましくは、チャートの鏡映像を撮影する工程は、結像光学素子と、チャートとの相互の位置関係を変化させながら、チャートの鏡映像を複数回撮影することによって、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む。
また好ましくは、チャートの鏡映像を撮影する工程は、結像光学素子と、チャートの鏡映像の撮影位置との相互の位置関係を変化させながら、チャートの鏡映像を複数回撮影することによって、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む。
このように構成された結像光学素子の評価方法によれば、複数回の撮影により得られるチャートの鏡映像の画像から、結像光学素子における反射面の局所的な不良をコントラストの界面の鏡映像の歪みとして確実に検出することができる。
また好ましくは、チャートは、コントラストの界面を形成し、互いに平行に配置される複数本の直線を含むラインチャートである。
このように構成された結像光学素子の評価方法によれば、結像光学素子における反射面の局所的な不良を、コントラストの界面の鏡映像の歪みとしてさらに確実に検出することができる。
また好ましくは、チャートは、Maの幅を有する第1直線と、Ma以上であるMbの幅を有し、第1直線とコントラストの界面を形成する第2直線とが交互に並ぶラインチャートである。チャートの鏡映像を撮影するカメラのレンズの瞳径φ、カメラのレンズの光軸方向における像形成領域および鏡映像の間の距離Lf、カメラのレンズの光軸方向における鏡映像およびカメラのレンズの間の距離Lvに対して、像形成領域の直径Dが、D=φ×Lf/Lvの関係式により表される。互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間Xは、X=Mb−Dの関係式を満たす。
このように構成された結像光学素子の評価方法によれば、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を簡易に求めることができる。
また好ましくは、チャートの鏡映像を撮影する工程時、互いに隣り合う像形成領域同士が部分的に重なり合う。
このように構成された結像光学素子の評価方法によれば、結像光学素子における反射面の局所的な不良を、コントラストの界面の鏡映像の歪みとしてさらに確実に検出することができる。
この発明に従った結像光学素子の評価装置は、一方の面側に配置される被投影物の鏡映像を他方の面側の空間位置に結像させるための結像光学素子の評価装置である。結像光学素子の評価装置は、間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有し、結像光学素子の一方の面側に配置されるチャートと、結像光学素子の他方の面側に形成されるチャートの鏡映像を撮影するカメラとを備える。カメラにより撮影されるコントラストの界面の鏡映像を形成する結像光学素子上の領域を、像形成領域という場合に、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間が5mm以下となるように、チャート、結像光学素子およびカメラの相互の位置関係が設定されている。
このように構成された結像光学素子の評価装置によれば、結像光学素子の良否を適切に評価することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、結像光学素子の良否を適切に評価することが可能な結像光学素子の評価方法および結像光学素子の評価装置を提供することができる。
結像光学素子の使用形態を示す概略図である。 図1中の結像光学素子を示す平面図である。 図1中の結像光学素子の製造方法の工程を示す平面図である。 図1中の結像光学素子の製造方法の工程を示す平面図である。 図1中の結像光学素子の製造方法の工程を示す平面図である。 図1中の結像光学素子の製造方法の工程を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価装置を示す側面図である。 図7中の結像光学素子の評価装置で用いられるチャートの一例を示す図である。 結像光学素子上の像形成領域を説明するための図である。 結像光学素子上の像形成領域と、反射面の局所的な不良との関係を示す図である。 ラインチャートの鏡映像と、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間との関係の第1具体例を示す図である。 ラインチャートの鏡映像と、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間との関係の第2具体例を示す図である。 局所的な反射面不良が検出されたラインチャートの鏡映像を示す画像である。 この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価装置において、カメラ、結像光学素子およびチャートのレイアウトの具体例を示す図である。 この発明の実施の形態2における結像光学素子の評価方法の工程を示す図である。 この発明の実施の形態2における結像光学素子の評価方法の工程を示す図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、結像光学素子の使用形態を示す概略図である。図中には、この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価方法を用いて評価される結像光学素子の一例として、結像光学素子510が示されている。
図1を参照して、結像光学素子510は、被投影物513の鏡映像514を、結像光学素子510に対して面対称となる空間位置に結像する空中映像デバイスとして用いられる。
結像光学素子510は、一方の面510aと、一方の面510aの裏側に配置される他方の面510bとを有する平板(パネル)形状を有する。被投影物513は、結像光学素子510の一方の面510a側に、結像光学素子510の中心位置から偏心して配置され、鏡映像514は、結像光学素子510の他方の面510b側に、結像光学素子510に対して対称となる位置に結像される。
図1中には、被投影物の一例としてリンゴが配置されているが、被投影物は、たとえば、被投影物となる画像を表示可能に構成される液晶ディスプレイであってもよい。
結像光学素子510は、平行配置された複数の反射面を有する2枚のミラープレートが、一方のミラープレートの反射面と、他方のミラープレートの反射面とが直交するように、ミラープレートの厚み方向に重ね合わされてなる積層ミラーアレイタイプである。
図2は、図1中の結像光学素子を示す平面図である。図3から図6は、図1中の結像光学素子の製造方法の工程を示す平面図である。
図2から図6を参照して、結像光学素子510は、複数枚のミラープレート522を有する。結像光学素子510は、面方向に並べられた複数枚のミラープレート522が接合されることにより構成されている。複数枚のミラープレート522は、接着剤により接合されている。
本実施の形態では、複数枚のミラープレート522として、5枚のミラープレート522(ミラープレート522A,ミラープレート522B,ミラープレート522C,ミラープレート522D,ミラープレート522E)が用いられている。
ミラープレート522Aは、矩形形状の平面視を有する。ミラープレート522B,522C,522D,522Eは、直角三角形の平面視を有する。矩形形状の平面視を有するミラープレート522Aの一辺と、直角三角形の平面視を有するミラープレート522Bの斜辺とが、接合されている。同様の形態により、ミラープレート522Aの残る三辺と、ミラープレート522C,522D,522Eの斜辺とが、それぞれ、接合されている。
結像光学素子510は、全体として、矩形の平面視を有する。ミラープレート522Aと、ミラープレート522B、ミラープレート522C、ミラープレート522Dおよびミラープレート522Eとの間には、ミラープレート522同士の接合部527が形成されている。ミラープレート522同士の接合部527は、直線状に延びている。
図3および図4に示すように、結像光学素子510の製造時、2枚のミラープレート526(526P,526Q)を準備する。ミラープレート526は、ミラープレート522Aに対応する矩形形状の平面視を有する。
ミラープレート526は、複数の透明板材506と、複数の光反射部507とから構成されている。(以下、ミラープレート526Pを構成する光反射部507を、特に「第1光反射部507P」といい、ミラープレート526Qを構成する光反射部507を、特に「第2光反射部507Q」という。)。
ミラープレート526は、光反射部507が形成された透明板材506が一方向に積層されることにより構成されている。透明板材506は、透明樹脂またはガラスにより形成されている。光反射部507は、反射面を形成する平面形状を有する。光反射部507は、たとえば、銀またはアルミニウム等の金属から形成されている。光反射部507は、透明板材506の互いに対向する2つの主面の少なくとも一方に形成されている。
複数の透明板材506は、接着剤により互いに接合されている。光反射部507は、ミラープレート526の厚み方向と、その厚み方向に直交する方向とを含む平面形状を有する。複数の光反射部507は、互いに平行に配置されている。複数の光反射部507は、透明板材506の積層方向において互いに間隔を隔てて配置されている。複数の光反射部507は、等間隔に配置されている。
図5に示すように、ミラープレート526Pおよびミラープレート526Qを、ミラープレート526の厚み方向に重ね合わせる。この際、第1光反射部507Pおよび第2光反射部507Qが直交するように、ミラープレート526Pおよびミラープレート526Qを重ね合わせる。接着剤を用いて、重ね合わされたミラープレート526Pおよびミラープレート526Qを接合することによって、ミラープレート522Aを得る(クロス接合工程)。
上記の工程と同様に、直角三角形の平面視を有する2枚のミラープレート526(526P,526Q)をクロス接合することによって、ミラープレート522B、ミラープレート522C、ミラープレート522Dおよびミラープレート522Eを得る。
図6に示すように、ミラープレート522A、ミラープレート522B、ミラープレート522C、ミラープレート522Dおよびミラープレート522Eを、これらのミラープレート522の面方向に並ぶように配置する。接着剤を用いて、ミラープレート522Aと、ミラープレート522B、ミラープレート522C、ミラープレート522Dおよびミラープレート522Eとを接合することによって、図2中の結像光学素子510を得る(タイリング工程)。
このように構成された結像光学素子510においては、被投影物513からの光が反射面に対して45°の角度(図2中の矢印601に示す方向)で入射した場合に、鏡映像の視認性が最も良好となる。本実施の形態では、鏡映像の結像に寄与する結像光学素子上の領域を最大化するため、上記のミラープレート522Aと、ミラープレート522B、ミラープレート522C、ミラープレート522Dおよびミラープレート522Eとを接合する手法がとられている。
結像光学素子510の一方の面510a側には、ミラープレート526Pが配置され、結像光学素子510の他方の面510b側には、ミラープレート526Qが配置されている。結像光学素子510の一方の面510a側に配置された被投影物からの光は、第1光反射部507Pに入射する。第1光反射部507Pが形成する反射面により反射された光は、第2光反射部507Qが形成する反射面によって反射され、結像光学素子510の他方の面510b側に鏡映像を形成する。
図7は、この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価装置を示す側面図である。図8は、図7中の結像光学素子の評価装置で用いられるチャートの一例を示す図である。
図7および図8を参照して、この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価装置は、間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有し、結像光学素子510の一方の面510a側に配置されるチャート42と、結像光学素子510の他方の面510b側に形成されるチャート42の鏡映像(空中像)42´を撮影するカメラ51とを備える。カメラ51により撮影されるコントラストの界面の鏡映像を形成する結像光学素子510上の領域を、像形成領域という場合に、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間が5mm以下となるように、チャート42、結像光学素子510およびカメラ51の相互の位置関係が設定されている。
また、この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価方法は、結像光学素子510の一方の面510a側にチャート42を配置することにより、結像光学素子510の他方の面510b側にチャート42の鏡映像42´を形成する工程と、結像光学素子510により形成されたチャート42の鏡映像42´を撮影する工程と、撮影されたチャート42の鏡映像42´の画像からチャート42の鏡映像42´の歪みを検出することによって、結像光学素子510を評価する工程とを備える。チャート42は、間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有する。チャート42の鏡映像42´を撮影する工程時に撮影された、コントラストの界面の鏡映像を形成する結像光学素子上の領域を、像形成領域という場合に、チャート42の鏡映像42´を撮影する工程は、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む。
本実施の形態では、結像光学素子510の一方の面510a側に、チャート42を表示する液晶パネル41が配置されている。図8中に示すように、チャート42としては、たとえば、黒地直線43と白地直線44とが交互に並ぶラインチャート42Lを用いることができる。黒地直線43および白地直線44の境界により、白黒からなるコントラストの界面が形成されている。
このように本実施の形態では、結像光学素子510の製造において、製造誤差等による結像性能の劣化を定量的に判断するため、評価用のチャート42を結像光学素子510により空中に結像させ、その鏡映像42´をカメラ51で撮影した画像を元に解析を行ない、結像光学素子510の良否を判断する。
このような手法においては、チャート42の鏡映像42´におけるコントラストの界面の連続性を観察することで歪みの検出が可能であるが、本実施の形態では、感度良く漏れなく結像光学素子510の欠陥による歪みを検出するために、チャート42に形成されたコントラストの界面に対応する像形成領域間の最大隙間を5mm以下に設定する。以下、この点について詳細に説明する。
図9は、結像光学素子上の像形成領域を説明するための図である。図9を参照して、結像光学素子が形成する鏡映像は、結像光学素子の個々のコーナーミラー(直交関係にある反射面)が、物体からの光線束を分割し、それぞれのコーナーミラーが結像光学素子に対する物体の対称位置に光を反射させることで形成されている。そして、鏡映像として、物体と等倍の像が形成される。
一方、カメラ51により撮影される光線束は、物体のある点から放射された光線束のうちの一部であり、カメラ51により撮影される鏡映像の位置に対応して、結像光学素子における位置が定まる。言い換えれば、カメラ51により撮影される特定の位置の鏡映像は、結像光学素子全面により形成されているのではなく、結像光学素子上の狭い範囲の特定の領域(像形成領域)により形成されている。
図9中において、カメラ51のレンズの瞳径をφとし、像形成領域からの鏡映像の飛び出し量をLfとし、鏡映像の観察距離をLvとした場合、撮影される点像62を形成する結像光学素子上の像形成領域63の直径Dは、D=Lf×φ/Lvの関係式により表される。
図10は、結像光学素子上の像形成領域と、反射面の局所的な不良との関係を示す図である。
図10を参照して、結像光学素子510における反射面の並び方向に交差するようなラインチャート(図10中では、45°で交差)が用いられている。図中には、ラインチャートに形成されたコントラストの界面65(間隔W)と、撮影されるコントラストの界面65の鏡映像を形成する結像光学素子510上の像形成領域66(直径(幅)D)とが示されている。
反射面全体が傾いていたり歪んでいたりする場合には、反射面に対してラインチャートが交差しているため、ラインチャートのピッチに影響を受けることなく、反射面の不良を検出することができる。しかしながら、反射面に局所的な不良がある場合には、ラインチャートのピッチが大きいと、反射面の不良を検出できないおそれがある(図10中では、隣り合う像形成領域66間の領域の不良を検出することができない)。
結像光学素子510の製造時に反射面に異物を挟んでしまった場合、異物の大きさにより差はあるものの、経験的に異物を中心として直径4〜5mmの領域内の反射面に歪みが生じる(図10中に示される異物71が影響する範囲72)。ラインチャートのピッチに対応してコントラストの界面65の間隔Wが大きいと、その間に対応する領域に存在する局所的な反射面不良を、コントラストの界面65の歪みとして検出することができない。
そこで本実施の形態では、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間が5mm以下に設定されている。互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間は、3mm以下であることがより好ましく、互いに隣り合う像形成領域66同士が部分的に重なり合うことがさらに好ましい。
像形成領域66の直径Dは、結像光学素子における反射面のピッチpに対して、p<D<10×pの関係を満たすことが好ましい。像形成領域66の直径Dがp<Dの関係を満たすことによって、コントラストの界面の歪みを検出し難くなるという事態を回避できる。像形成領域66の直径DがD<10×pの関係を満たすことによって、反射面不良の検出精度が低下することを防止できる。
図11は、ラインチャートの鏡映像と、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間との関係の第1具体例を示す図である。
図11を参照して、本具体例では、黒地直線43と白地直線44とが交互に並ぶラインチャート42L(鏡映像42L´)が用いられている。白地直線44は、幅Maを有し、黒地直線43は、Maよりも大きい幅Mbを有する。黒地直線43および白地直線44の境界により、白黒からなるコントラストの界面が形成されている。像形成領域66の直径がDである場合に、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xは、X=Mb−Dの関係式を満たす。
図12は、ラインチャートの鏡映像と、互いに隣り合う像形成領域間の最大隙間との関係の第2具体例を示す図である。
図12を参照して、本具体例では、黒地直線43と白地直線44とが交互に並ぶラインチャート42L(鏡映像42L´)が用いられている。黒地直線43は、幅Maを有し、白地直線44は、Maよりも大きい幅Mbを有する。黒地直線43および白地直線44の境界により、白黒からなるコントラストの界面が形成されている。像形成領域66の直径がDである場合に、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xは、X=Mb−Dの関係式を満たす。
すなわち、チャート42として、黒地直線43と白地直線44とが交互に並ぶラインチャート42Lが用いられる場合、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xは、ラインチャートを構成する直線の最大幅(黒地直線43および白地直線44のうち幅広の直線の幅)から、像形成領域66の直径Dを引いた値となる。
図13は、局所的な反射面不良が検出されたラインチャートの鏡映像を示す画像である。図13を参照して、2点鎖線91〜93に示す範囲において、ラインチャートに形成されたコントラストの界面に歪みが生じている。このような歪みを確認することによって、結像光学素子における局所的な反射面不良を検出することができる。
図14は、この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価装置において、カメラ、結像光学素子およびチャートのレイアウトの具体例を示す図である。
図14を参照して、本具体例では、積層ミラーアレイタイプの結像光学素子520(500mm角、反射面のピッチ0.5mm)が用いられている。
結像光学素子520の一方の面520a側には、図8中のラインチャート42Lを表示する液晶パネル41が配置されている。黒地直線43のピッチWは、2.16mmであり、黒地直線43および白地直線44の幅MWは、1.08mmである。結像光学素子520の他方の面520b側には、ラインチャート42Lの鏡映像42L´が形成されている。
上記のとおり、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xは、ラインチャートを構成する直線の最大幅(本具体例では、幅MW)から、像形成領域66の直径Dを引いた値となる。ここで、図14中に示すように、結像光学素子520は鏡映像42L´に対して傾いているため、像形成領域66の直径Dは、結像光学素子520からの鏡映像42L´の飛び出し量Lfが最も小さくなるラインチャートの下端位置を基準に算出する。この位置は、鏡映像42´のうちで像形成領域66の直径Dが最も小さくなる位置であるため、結像光学素子における局所的な反射面不良をより確実に検出することができる。
鏡映像42L´を撮影するカメラ51のレンズの瞳径φは、8.57mm(焦点距離12mm、F値1.4(開放))である。像形成領域66からの鏡映像42L´の飛び出し量(より具体的には、カメラ51のレンズの光軸方向における像形成領域66および鏡映像42L´)の間の距離Lfは、123mmであり、鏡映像42L´の観察距離(より具体的には、カメラ51のレンズの光軸方向における鏡映像42L´およびカメラ51のレンズの間の距離)Lvは、1100mmである。この場合、像形成領域66の直径Dは、次式により算出される。
D=Lf×φ/Lv=123×8.57/1100=0.958mm
次に、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xは、次式により算出される。
X=MW−D=1.08−0.958=0.112mm(≦5mm)
このように構成された、この発明の実施の形態1における結像光学素子の評価装置および評価方法によれば、結像光学素子の良否を適切に評価することができる。
なお、本実施の形態では、本発明を、積層ミラーアレイタイプの結像光学素子の評価に適用した場合について説明したが、これに限られず、直交する2面の反射面を有する四角柱または四角穴が2次元マトリクス状に配列されたタイプ(2面コーナーリフレクタアレイタイプ)の結像光学素子の評価に適用することも可能である。2面コーナーリフレクタタイプでは、異物の混入による歪みは生じないが、成型時の歪みによる画像歪みが考えられる。成型時の歪みは連続的に生じるため、積層ミラーアレイタイプと同様に考えることができる。
また、評価用のチャートは、上記のラインチャートに限られず、たとえば、ドット状のチャートを用いることもできる。但し、ラインチャートは、連続的に反射面の状態を判断することができるため、本発明により好適に利用される。
(実施の形態2)
図15および図16は、この発明の実施の形態2における結像光学素子の評価方法の工程を示す図である。本実施の形態における結像光学素子の評価方法は、実施の形態1における結像光学素子の評価方法と比較して、基本的には同様の工程を備える。以下、重複する工程については、その説明を繰り返さない。
図7、図15および図16を参照して、本実施の形態では、結像光学素子510と、チャート42またはカメラ51との相対的な位置関係を変化させながら、チャート42の鏡映像42´を複数回撮影することによって、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xを5mm以下とする。
より具体的には、結像光学素子510とチャート42の位置関係を相対的に変えることで、鏡映像42´の位置が変化し、結像光学素子510上の像形成領域66も移動する。たとえば、図15中に示すように、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xが9mmとなるラインチャートを用いる場合を想定すると、結像光学素子510に対してラインチャートを像形成領域66の並び方向に4.5mmだけ移動させる。これにより、図16中の矢印80に示すように、結像光学素子510上の像形成領域66も4.5mm(距離S)だけ移動するため、移動前の像形成領域66Jと、移動後の像形成領域66Kとの間の最大隙間Xが4.5mm(≦5mm)となる。ラインチャートの移動前後においてそれぞれ形成された鏡映像を撮影し、これらの画像からラインチャートの鏡映像の歪みを検出することによって、結像光学素子を適切に評価することができる。
また、別の例として、結像光学素子510に対するカメラ51の位置を移動させることで、カメラ51が撮影する鏡映像の位置が変化し、結像光学素子510上の像形成領域66も移動する。たとえば、互いに隣り合う像形成領域66間の最大隙間Xが12mmとなるラインチャートを用いる場合を想定すると、カメラ51をラインチャートの並び方向に4mm移動させ、さらに4mm移動(最初から8mm移動)させる。カメラ41の移動前と、カメラ41の各移動後とにおいてそれぞれ形成された鏡映像を撮影し、これらの画像からラインチャートの鏡映像の歪みを検出することによって、結像光学素子を適切に評価することができる。
このように構成された、この発明の実施の形態2における結像光学素子の評価方法によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、主に、空中映像表示装置に適用される。
41 液晶パネル、42 チャート、42´,42L´,514 鏡映像、42L ラインチャート、43 黒地直線、44 白地直線、51 カメラ、62 点像、63,66,66J,66K 像形成領域、65 コントラストの界面、71 異物、72 範囲、506 透明板材、507 光反射部、507P 第1光反射部、507Q 第2光反射部、510,520 結像光学素子、510a,520a 一方の面、510b,520b 他方の面、513 被投影物、522,522A,522B,522C,522D,522E,526,526P,526Q ミラープレート、527 接合部。

Claims (7)

  1. 一方の面側に配置される被投影物の鏡映像を他方の面側の空間位置に結像させるための結像光学素子の評価方法であって、
    前記結像光学素子の一方の面側にチャートを配置することにより、前記結像光学素子の他方の面側に前記チャートの鏡映像を形成する工程と、
    前記結像光学素子により形成された前記チャートの鏡映像を撮影する工程と、
    撮影された前記チャートの鏡映像の画像から前記チャートの鏡映像の歪みを検出することによって、前記結像光学素子を評価する工程とを備え、
    前記チャートは、間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有し、
    前記チャートの鏡映像を撮影する工程時に撮影された、前記コントラストの界面の鏡映像を形成する前記結像光学素子上の領域を、像形成領域という場合に、
    前記チャートの鏡映像を撮影する工程は、互いに隣り合う前記像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む、結像光学素子の評価方法。
  2. 前記チャートの鏡映像を撮影する工程は、前記結像光学素子と、前記チャートとの相互の位置関係を変化させながら、前記チャートの鏡映像を複数回撮影することによって、互いに隣り合う前記像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む、請求項1に記載の結像光学素子の評価方法。
  3. 前記チャートの鏡映像を撮影する工程は、前記結像光学素子と、前記チャートの鏡映像の撮影位置との相互の位置関係を変化させながら、前記チャートの鏡映像を複数回撮影することによって、互いに隣り合う前記像形成領域間の最大隙間を5mm以下とする工程を含む、請求項1または2に記載の結像光学素子の評価方法。
  4. 前記チャートは、前記コントラストの界面を形成し、互いに平行に配置される複数本の直線を含むラインチャートである、請求項1から3のいずれか1項に記載の結像光学素子の評価方法。
  5. 前記チャートは、Maの幅を有する第1直線と、前記Ma以上であるMbの幅を有し、前記第1直線と前記コントラストの界面を形成する第2直線とが交互に並ぶラインチャートであり、
    前記チャートの鏡映像を撮影するカメラのレンズの瞳径φ、前記カメラのレンズの光軸方向における前記像形成領域および前記鏡映像の間の距離Lf、前記カメラのレンズの光軸方向における前記鏡映像および前記カメラのレンズの間の距離Lvに対して、前記像形成領域の直径Dが、D=φ×Lf/Lvの関係式により表され、
    互いに隣り合う前記像形成領域間の最大隙間Xは、X=Mb−Dの関係式を満たす、請求項1から4のいずれか1項に記載の結像光学素子の評価方法。
  6. 前記チャートの鏡映像を撮影する工程時、互いに隣り合う前記像形成領域同士が部分的に重なり合う、請求項1から5のいずれか1項に記載の結像光学素子の評価方法。
  7. 一方の面側に配置される被投影物の鏡映像を他方の面側の空間位置に結像させるための結像光学素子の評価装置であって、
    間隔を隔てて並ぶコントラストの界面を有し、前記結像光学素子の一方の面側に配置されるチャートと、
    前記結像光学素子の他方の面側に形成される前記チャートの鏡映像を撮影するカメラとを備え、
    前記カメラにより撮影される前記コントラストの界面の鏡映像を形成する前記結像光学素子上の領域を、像形成領域という場合に、互いに隣り合う前記像形成領域間の最大隙間が5mm以下となるように、前記チャート、前記結像光学素子および前記カメラの相互の位置関係が設定されている、結像光学素子の評価装置。
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