JP2017215143A - 電流検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
小型化することができると共に、コストを低減することができる電流検出装置を提供する。
【解決手段】
電流センサ5a,5bは、バスバー3a,3bの延伸方向と直交する面内で、バスバー3a,3bに囲まれている。
【選択図】図2
小型化することができると共に、コストを低減することができる電流検出装置を提供する。
【解決手段】
電流センサ5a,5bは、バスバー3a,3bの延伸方向と直交する面内で、バスバー3a,3bに囲まれている。
【選択図】図2
Description
本発明は、バスバーと、バスバーの電流を検出する電流センサと、を備えた電流検出装置に関するものである。
インバータの電流検出装置には、バスバーと、バスバーの電流を検出する電流センサと、が設けられているものがある。しかし、電流センサは、バスバーが発生する磁束によって電流を検出しているため、例えばバスバーが複数存在するなどした場合、電流を検出する対象以外のバスバーの磁束がノイズとなることで、バスバーの電流を高精度に検出することができなくなる可能性がある。
特許文献1に記載の電流検出装置では、バスバーと電流センサとをシールドコアで囲むことにより、他のバスバーが発生させた磁束により電流センサにノイズが発生することを防止している。
特許文献1に記載の電流検出装置では、バスバーと電流センサとをシールドコアで囲むことにより、他のバスバーが発生させた磁束により電流センサにノイズが発生することを防止している。
しかし、特許文献1に記載の電流検出装置では、バスバーと電流センサとの周囲にシールドコアを設ける分だけ、電流検出装置が大型化すると共に、部品点数の増加によりコストが増大する。
本発明は、小型化することができると共に、コストを低減することができる電流検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、電流センサは、バスバーの延伸方向と直交する面内で、バスバーに囲まれていることを特徴とする。
本発明によれば、電流センサがバスバーに囲まれてシールドされることから、電流センサにノイズが発生することが防止される。また、電流センサを囲んでシールドするシールドコアを省略することができる分だけ、電流検出装置を小型化することができると共に、部品点数の削減により電流検出装置のコストを低減することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1,2に示すように、本実施形態に係る電流検出装置1は、インバータ17の一部を構成している。インバータ17は、例えば車両のバッテリと走行用モータとを電気的に接続するものである。
図1,2に示すように、本実施形態に係る電流検出装置1は、インバータ17の一部を構成している。インバータ17は、例えば車両のバッテリと走行用モータとを電気的に接続するものである。
電流検出装置1は、ケース2と、複数のバスバー3a,3bと、回路基板4と、複数の電流センサ5a,5bと、カバー11と、を含んで構成されている。
ケース2は、インバータ17の本体17aに取り付けられている。ケース2の内側には、空間2aが形成されている。ケース2は、合成樹脂等により形成されている。
バスバー3a,3bは、空間2aを通ってケース2を貫通した状態で、ケース2に保持されている。バスバー3a,3bは、互いに電流の流れる方向、すなわち延伸方向が平行となり、かつ、幅方向に並ぶように配置されている。バスバー3a,3bは、銅やアルミニウム等の金属製の板材からなる。
回路基板4は、空間2aを覆った状態で、ケース2に取り付けられている。
電流センサ5a,5bは、回路基板4に実装された状態で、空間2a内のバスバー3a,3bに対応する位置に配置されている。電流センサ5a,5bは、ホール素子を備え、このホール素子により、バスバー3a,3bが通電時に発生させる磁束に基づき、バスバー3a,3bの電流を検出する。
電流センサ5a,5bは、回路基板4に実装された状態で、空間2a内のバスバー3a,3bに対応する位置に配置されている。電流センサ5a,5bは、ホール素子を備え、このホール素子により、バスバー3a,3bが通電時に発生させる磁束に基づき、バスバー3a,3bの電流を検出する。
カバー11は、ケース2に取り付けられている。カバー11の内側の空間11aには、回路基板4に実装された図示しない電子部品が配置されている。
ここで、バスバー3aは、基部31と、延設部33と、を含んで構成されている。
図3に示すように、基部31は、バスバー3aの延伸方向に延びた平板状に形成されている。
延設部33は、基部31の幅方向の両端縁31a,31aにおける延伸方向の同一位置から、図示上方、すなわちバスバー3aの延伸方向及び幅方向と直交する方向に延びた平板状に形成されている。
基部31及び延設部33は、金属製の平板を直角に折り曲げ加工することで形成することができる。
なお、バスバー3bも、バスバー3aと同様の構成となっている。
図3に示すように、基部31は、バスバー3aの延伸方向に延びた平板状に形成されている。
延設部33は、基部31の幅方向の両端縁31a,31aにおける延伸方向の同一位置から、図示上方、すなわちバスバー3aの延伸方向及び幅方向と直交する方向に延びた平板状に形成されている。
基部31及び延設部33は、金属製の平板を直角に折り曲げ加工することで形成することができる。
なお、バスバー3bも、バスバー3aと同様の構成となっている。
図2に示すように、電流センサ5aは、回路基板4とバスバー3aの基部31との間、かつ、2つの延設部33,33の間に位置している。すなわち、バスバー3aが、バスバー3aの延伸方向と直交する面内において、略コの字状に回路基板4側へ向けて開口すると共に、電流センサ5aを囲んでいる。
したがって、電流センサ5aは、バスバー3aの基部31及び延設部33によりシールドされることから、バスバー3bの電流によりノイズが発生することが抑制される。このため、電流センサ5aは、バスバー3aの電流を高精度に検出することができる。
電流センサ5bについても、これと同様の構成により、同様の効果を奏する。
したがって、電流センサ5aは、バスバー3aの基部31及び延設部33によりシールドされることから、バスバー3bの電流によりノイズが発生することが抑制される。このため、電流センサ5aは、バスバー3aの電流を高精度に検出することができる。
電流センサ5bについても、これと同様の構成により、同様の効果を奏する。
特に、本実施形態によれば、電流センサ5a,5bをシールドするためにシールドコアを設ける必要がなくなる分だけ、電流検出装置1を小型化することができると共に、部品点数の削減により電流検出装置1のコストを低減させることができる。
本発明は上記実施形態に限られず、下記のようにしてもよい。
まず、延設部33を基部31に対して折り曲げる角度は、直角に限らず、鋭角でも鈍角でもよい。
また、バスバー3a,3bに対し、折り曲げ加工を行うのに代えて、延伸方向と直交する面内において、回路基板4側へ向けて開口する円弧状となるように曲げ加工を行ってもよい。
さらに、バスバー3a,3bの基部31及び延設部33における電流センサ5a,5b側とは反対側の面に、磁性材を塗布してもよい。これにより、より効果的に、電流センサ5a,5bにノイズが発生することを防止することができる。
また、ケース2の空間2aを絶縁樹脂で満たすことにより、電流センサ5a,5b及びバスバー3a,3bをケース2に保持させてもよい。バスバー3a,3bの基部31の一部又は全部をケース2と一体形成することによりバスバー3a,3bをケース2に保持させてもよい。
電流センサ5a,5bはホール素子に限らず、コイル等の磁束を検出することができる他のセンサを用いても良い。
まず、延設部33を基部31に対して折り曲げる角度は、直角に限らず、鋭角でも鈍角でもよい。
また、バスバー3a,3bに対し、折り曲げ加工を行うのに代えて、延伸方向と直交する面内において、回路基板4側へ向けて開口する円弧状となるように曲げ加工を行ってもよい。
さらに、バスバー3a,3bの基部31及び延設部33における電流センサ5a,5b側とは反対側の面に、磁性材を塗布してもよい。これにより、より効果的に、電流センサ5a,5bにノイズが発生することを防止することができる。
また、ケース2の空間2aを絶縁樹脂で満たすことにより、電流センサ5a,5b及びバスバー3a,3bをケース2に保持させてもよい。バスバー3a,3bの基部31の一部又は全部をケース2と一体形成することによりバスバー3a,3bをケース2に保持させてもよい。
電流センサ5a,5bはホール素子に限らず、コイル等の磁束を検出することができる他のセンサを用いても良い。
本発明は、小型化することができると共に、コストを低減することができる電流検出装置を提供することにある。
1・・・電流検出装置、3a,3b・・・バスバー、5a,5b・・・電流センサ
Claims (1)
- バスバーと、該バスバーの電流を検出する電流センサと、を備えた電流検出装置であって、
前記電流センサは、前記バスバーの延伸方向と直交する面内で、該バスバーに囲まれていることを特徴とする電流検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106999A JP2017215143A (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106999A JP2017215143A (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 電流検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017215143A true JP2017215143A (ja) | 2017-12-07 |
Family
ID=60575544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016106999A Pending JP2017215143A (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 電流検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017215143A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019200172A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 株式会社デンソー | 電流センサ |
JP2020085457A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | 矢崎総業株式会社 | 電流検出装置 |
WO2020262064A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | Tdk株式会社 | 電流センサ及びその製造方法 |
-
2016
- 2016-05-30 JP JP2016106999A patent/JP2017215143A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019200172A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 株式会社デンソー | 電流センサ |
WO2019220766A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 株式会社デンソー | 電流センサ |
JP2020085457A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | 矢崎総業株式会社 | 電流検出装置 |
US11092622B2 (en) | 2018-11-15 | 2021-08-17 | Yazaki Corporation | Current detection device |
WO2020262064A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | Tdk株式会社 | 電流センサ及びその製造方法 |
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