JP2017215121A - 壁掛型暖房機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス性に優れた壁掛型暖房機を提供すること。【解決手段】壁掛型暖房機(10)は、壁(W)に固定されたケース(20)にヒーター(12)及び送風機構(13)が収納されてなる。ケース(20)は、側面部(24)に空けられケース(20)内に空気を取り入れるための開口部(24a)を有している。開口部(24a)に、ケース(20)内への埃の侵入を抑制するフィルタ(30)が被せられている。側面部(24)は、開口部(24a)の上部に、フィルタ(30)をスライド可能に支持し略水平に延びるレール(25)を有している。フィルタ(30)は、レール(25)上をスライド可能なスライダ(33)を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、壁に固定されたケースにヒーター及び送風機構が収納された壁掛型暖房機に関する。
壁に固定されたケースにヒーター及び送風機構が収納された壁掛型暖房機が知られている。このような壁掛型暖房機に関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
図7を参照する。図7は、特許文献1の図16を再掲した図である。符号は、適宜振り直した。特許文献1に示されるような、壁掛型暖房機110は、ヒーター112及びこのヒーター112へ送風可能な送風機構113がケース120に収納されてなる。ケース120は、壁に固定されている。
送風機構113を作動させると、ケース120の両側面にそれぞれ形成された開口部124a,124aからケース120内に空気が取り入れられる。取り入れられた空気は、ヒーター112の周辺を通過して温められ、ケース120の正面から送出される。
空気をケース120の側面の開口部124a,124aから取り入れる壁掛型暖房機110によれば、ケース120を部屋の天井面の近傍に固定することができる。例えば、空気を上面から取り入れる壁掛型暖房機の場合には、所望の流量を確保するために、天井面から所定の距離離す必要がある。このため、壁掛型暖房機の配置場所の自由度が低下する。壁掛型暖房機110によれば、開口部124a,124aが両側面に形成されているため、側壁の近傍であっても一方の開口部124aからは空気を取り入れることができる。このため、配置の自由度が高い。
さらに、ヒーター112が異常に加熱した場合であっても、側面から空気を取り入れるため、開口部が上面にある場合に比べて熱の影響を受けにくい。さらに、壁掛型暖房機110は、頭上に配置されることが多々あるが、開口部124aが側面に位置するため、掃除機による開口部124aの掃除を容易に行うことができる。
ところで、一般に、ケース120の内部へ塵や埃が侵入することを抑制するために、開口部124a,124aにはフィルタが被せられる。このようなフィルタは、所定期間毎に掃除を行ったり取り替えられたりする。このようなメンテナンス作業を簡便に行うことができれば好ましい。
特開2001−116451号公報
本発明は、メンテナンス性に優れた壁掛型暖房機の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、ヒーター及びこのヒーターへ送風可能な送風機構がケースに収納され、
このケースは、壁に固定された背面部と、この背面部の左右の端部から室内に向かってそれぞれ延びる側面部と、これらの側面部に空けられ前記ケース内に空気を取り入れるための開口部と、有し、
前記開口部に、前記ケース内への埃の侵入を抑制するフィルタが被せられてなる壁掛型暖房機であって、
前記フィルタは、前記側面部に沿って略水平方向にスライド可能に支持されていることを特徴とする壁掛型暖房機が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記側面部は、前記開口部の上方に、前記フィルタをスライド可能に支持し略水平に延びるレールを有し、
前記フィルタは、前記レール上をスライド可能なスライダを有している。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記フィルタ、又は、前記背面部のいずれか一方には、凹状に形成された位置決め凹部が設けられ、
前記フィルタ、又は、前記背面部のいずれか他方には、凸状に形成され前記位置決め凹部に嵌合された凸部が設けられている。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記フィルタは、前記開口部よりも下方となる部位に前記壁に向かって突出する爪部を有し、
この爪部は、前記背面部に空けられた係止孔に係止されている。
請求項1に係る発明では、フィルタは、側面部に沿って略水平方向にスライド可能に支持されている。フィルタは、壁に向かってスライドさせるようにしてケースに取り付けることができる。壁掛型暖房機が天井や側壁の近傍に取り付けられている場合であっても、簡単にフィルタをケースに対して着脱することができる。メンテナンス性に優れた壁掛型暖房機を提供することができる。
特に、壁掛型暖房機は、多くの場合頭上に配置される。このような高い場所に配置された場合であっても、水平方向へスライドさせることにより脱着させることができるため、フィルタの脱着作業を容易に行うことができる。
加えて、フィルタを上にスライドさせて取り外す場合には、取り外し作業に必要な分、壁掛型暖房機を天井から離す必要がある。一方、フィルタを下にスライドさせて取り外す場合には、壁掛型暖房機の下に置かれた家具等から取り外し作業に必要な分、壁掛型暖房機を離す必要がある。即ち、上下にスライドさせる場合には、壁掛型暖房機の配置の自由度に大きな制限が加わる。この点、フィルタをケースの側面部に沿って水平方向にスライドさせる構成とすることにより、壁掛型暖房機の高い配置の自由度を確保することができる。
請求項2に係る発明では、レールは、開口部の上方に設けられている。これにより、ケースとフィルタの間の隙間から塵や埃がケースの内部に侵入することを抑制することができる。
請求項3に係る発明では、フィルタ、又は、背面部のいずれか他方には、凸状に形成され位置決め凹部に嵌合された凸部が設けられている。これにより、フィルタを開口部に確実に被せることができる。ケース内への塵や埃の侵入を抑制することができる。
請求項4に係る発明では、フィルタは、開口部よりも下方に壁に向かって突出する爪部を有し、爪部は、背面部に空けられた係止孔に係止されている。フィルタをスライドさせる際に、爪部が係止孔に係止される位置までフィルタをスライドさせる。ケースに対して簡単且つ正確にフィルタを取り付けることができる。
加えて、係止孔に係止されていることにより、フィルタの浮き上がりを防止することができる。爪部は、開口部よりも下方に位置するため、フィルタを開口部に確実に被せることができる。ケース内への塵や埃の侵入を抑制することができる。
本発明の実施例による壁掛型暖房機の斜視図である。 図1に示されたフィルタが分解された状態の壁掛型暖房機の斜視図である。 図2の3矢視図である。 図1の4−4線断面図である。 図2の5矢視図である。 図1の6−6線断面図である。 従来の技術の基本構成について説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右上下とは図面を基準として左右上下を言う。
<実施例>
図1及び図2を参照する。壁掛型暖房機10は、例えば、脱衣所において用いられる横長の暖房装置である。
壁掛型暖房機10は、壁Wにケース20が固定され、このケース20にヒーター12及び送風機構13が収納されてなる。ケース20の左右の端部には、それぞれフィルタ30,30が取り付けられている。フィルタ30,30は、塵や埃の堆積を抑制するために、概ね鉛直軸に沿って設けられている。
横長とは、水平側の横寸法が、鉛直側の縦寸法より大きいことをいい、この例では横寸法:縦寸法が、約2:1であるが、この比に限定されるものではない。
ケース20は、壁Wに固定された平面状の背面部21と、この背面部21の上端から室内Rに向かって延びる平面状の天井面部22と、この天井面部22の先端から背面部21の下端まで延びる曲面状の正面部23と、これらの背面部21、天井面部22、正面部23の左右の端部に位置する左右の側面部24(左の側面部24のみが示されている)と、からなる。
図2及び図3を参照する。背面部21は、左右の下端近傍に凹状に形成された位置決め凹部21a(左下端の位置決め凹部21aのみが示されている。)と、これらの位置決め凹部21aの上方にそれぞれ形成されフィルタ30が係止される左右の係止孔21b(左の係止孔21bのみが示されている。)と、が形成されている。
天井面部22は、壁Wから室内Rに向かって緩やかな下がり勾配に延びている。
正面部23は、緩やかな曲面によって構成されている。正面部23の下部には、幅方向に亘って開口23aが形成され、この開口23aからヒーター12が室内Rに臨んでいる。開口23aには、ヒーター12を保護するための網板15が被せられている。
左右の側面部24は、略対称に形成されている。このため、左の側面部24について詳細に説明し、右の側面部については、説明を省略する。右の側面部については、左の側面部24の説明を適宜読み替えて適用することができる。以下、左の側面部24を単に側面部24という。
側面部24は、天井面部22に沿った部位を底辺とした場合に、下方に対頂点を有する略三角形状を呈する。壁掛型暖房機10を側方から見た場合に、送風機構13に重なる位置に開口部24aが形成されている。側面部24の開口部24aの上方には、フィルタ30をスライド可能に支持するレール25を有している。
レール25は、略水平に背面部21の上端近傍から正面部23の上端近傍まで延びている。正確には、レール25は、壁Wから室内Rに向かって僅かに下がり勾配に設けられている。ここで、略水平とは、水平軸に対してレール25が僅かに傾いていることまで含む。僅かに傾いているとは、フィルタ30をレール25に係止させた際に、フィルタ30が滑り落ちない程度の傾きを言う。水平軸に対する傾きは、20°以内であることが好ましい。
図4を参照する。レール25は、側面部24に一体成形されてなり、壁掛型暖房機10を正面から見た状態を基準として、略L字状を呈する。即ち、レール25は、側面部24から略水平に延びるレール横壁部25aと、このレール横壁部25aの先端から上方に延びるレール縦壁部25bと、からなる。
図1を参照する。ヒーター12は水平に延びる棒状ヒーターが用いられている。なお、ヒーター12には、横長の面状ヒーターを用いることもできる。また、ヒーター12の本数は、任意である。
送風機構13は、ケース20の幅方向中央に位置するファンモータ13aと、このファンモータ13aの左右に配置されファンモータ13aによって駆動される左右のシロッコファン13b,13bと、を有している。
左右のフィルタ30は、略対称に形成されている。即ち、左右においてフィルタ30の側面部24への取付構造は、概ね共通している。このため、左のフィルタ30について詳細に説明し、右のフィルタについては、説明を省略する。右のフィルタについては、左のフィルタ30の説明を適宜読み替えて適用することができる。以下、左のフィルタ30を単にフィルタ30という。
図2及び図5を参照する。フィルタ30は、略三角形状を呈した樹脂製の枠体31と、この枠体31に一体的に設けられ塵や埃のケース20内への侵入を抑制するメッシュ状のフィルタ部32と、を有している。枠体31の外縁は、側面部24の外縁に略一致している。例えば、フィルタ部32は、インサート成形によって枠体31に一体的に設けられている。
図4を参照する。枠体31の上端部は、側面部24に向かって斜めに延びる傾斜部31aとされている。さらに、枠体31には、傾斜部31aの下端からレール25の下方まで延びる延出部31bが形成されている。傾斜部31aの先端には、レール25に係止されレール25上をスライド可能な略L字状のスライダ33が一体的に形成されている。
傾斜部31aを有することにより、枠体31は、強度が高められていると共に、側面部24に向かって傾斜しているため、スライダ33を小型化することができる。
スライダ33は、傾斜部31aの上端から側面部に向かって略水平に延びるスライダ水平部33aと、このスライダ水平部33aの先端から下方に延びるスライダ縦壁部33bと、からなる。スライダ縦壁部33bの下端は、レール25のレール横壁部25aの上面に接触している。これにより、フィルタ30は、側面部24によって支持されている。
図5を参照する。スライダ33は、枠体31上端部の前後両端に形成されている。傾斜部31aのなかのレール25が形成された部位の近傍には、略矩形状の孔であるフィルター孔部33c,33cがそれぞれ形成されている。
図2を併せて参照する。枠体31の下端には、背面部21の位置決め凹部21aに嵌合される凸部34が一体的に形成されている。凸部34は、円柱状を呈し、先端が先細り状に形成されている。
なお、凸部が背面部21に形成され、位置決め凹部が枠体31に形成されていても良い。
枠体31の背面部21側の端部には、壁Wに向かって突出する爪部35が一体的に形成されている。爪部35は、背面部21に設けられた係止孔21bに差し込まれて係止される。特に、図2に示されるように、係止孔21bは、開口部24aよりも下方に形成されている。即ち、係止孔21bに係止される爪部35は、開口部24aよりも下方に位置している。
図5及び図6を参照する。枠体31の背面部21側の端部には、背面部21の表面に当接可能な当接部31dが形成されている。爪部35は、当接部31dの基端から壁W(図2参照)に向かって延びる略矩形状の爪部本体35aと、この爪部本体35aから係止孔21bの縁に向かって突出した突起部35bと、からなる。爪部本体35aは、壁Wに向かうに連れて薄肉状に形成されている。当接部31bと突起部35bとによって、係止孔21bの縁を挟みこんでいる。
図2を参照する。フィルタ30の側面部24への取付方法の一例を説明する。まず、スライダ33をレール25に係止させる。次に、レール25上をスライドさせながらフィルタ30を背面部21に向かって移動させる。
図6を併せて参照する。突起部35b(図6参照)が係止孔21bの縁に当接した後も、フィルタ30を背面部21に向かって押し込む。すると、突起部35bが係止孔21bの縁に押されて、爪部35が撓む。この状態のままさらにフィルタ30を押し込むと、突起部35bが係止孔21bの縁を乗り越えて爪部35の撓みが元に戻る。この際、凸部34(図5参照)が位置決め凹部21aに嵌合され、フィルタ30下端の浮き上がりが防止される。
開口部24aの全体にフィルタ部32が重なるため、ケース20内へ空気を取り込みつつ、塵や埃の侵入を抑制することができる。所定期間、使用することにより、フィルタ部32には多くの塵や埃が付着する。効率よく空気をケース20内に取り入れるためには、フィルタ30を取り外し、新しいフィルタ30に交換することやフィルタ部32を掃除することが必要となる。
フィルタ30を外す場合には、フィルタ30を室内側に向かって引くことで、爪部35が撓む。爪部本体35aと突起部35bとの厚みは、係止孔21bの幅よりも薄いため、フィルタ30を引き抜くことができる。
以上に説明した本発明は、以下の効果を奏する。
図2及び図4を参照する。側面部24は、開口部24aの上方に、フィルタ30をスライド可能に支持し略水平に延びるレール25を有し、フィルタ30は、レール25上をスライド可能なスライダ33を有している。即ち、フィルタ30は、側面部24に沿って略水平方向にスライド可能に支持されている。フィルタ30は、壁Wに向かってスライドさせるようにしてケース20に取り付けることができる。壁掛型暖房機10が天井や側壁の近傍に取り付けられている場合であっても、必要な作業スペースが少なくて済むため、簡単にフィルタ30をケース20に対して着脱することができる。メンテナンス性に優れた壁掛型暖房機10を提供することができる。
特に、壁掛型暖房機10は、多くの場合頭上に配置される。このような高い場所に配置された場合であっても、水平方向へスライドさせることにより脱着させることができるため、フィルタ30の脱着作業を容易に行うことができる。
加えて、フィルタを上にスライドさせて取り外す場合には、取り外し作業に必要な分、壁掛型暖房機を天井から離す必要がある。一方、フィルタを下にスライドさせて取り外す場合には、壁掛型暖房機の下に置かれた家具等から取り外し作業に必要な分、壁掛型暖房機を離す必要がある。即ち、上下にスライドさせる場合には、壁掛型暖房機の配置の自由度に大きな制限が加わる。この点、フィルタ30をケース20の側面部24に沿って水平方向にスライドさせる構成とすることにより、壁掛型暖房機10の高い配置の自由度を確保することができる。
図5も併せて参照する。レール25は、開口部24aの上方に設けられている。これにより、ケース20とフィルタ30の間の隙間から塵や埃がケース20の内部に侵入することを抑制することができる。
図2及び図4を参照する。フィルタ30には、凸状に形成され位置決め凹部21aに嵌合された凸部34が設けられている。これにより、フィルタ30を開口部24aに確実に被せることができる。ケース20内への塵や埃の侵入を抑制することができる。
フィルタ30は、開口部24aよりも下方に壁Wに向かって突出する爪部35を有し、爪部35は、背面部21に空けられた係止孔21bに係止されている。フィルタ30をスライドさせる際に、爪部35が係止孔21bに係止される位置までフィルタ30をスライドさせる。ケース20に対して簡単且つ正確にフィルタ30を取り付けることができる。
加えて、係止孔21bに係止されていることにより、フィルタ30の浮き上がりを防止することができる。爪部35は、開口部24aよりも下方に位置するため、開口部24aよりも上方に配置されたスライダとで、フィルタ30を開口部24aに確実に被せることができる。ケース20内への塵や埃の侵入を抑制することができる。
さらに、凸部34は、フィルタ30の最下部に設けられている。多くの場合、壁掛型暖房機10は、頭上に固定される。位置決めのための微調整が必要な部位をより作業者に近い場所に設けることにより、操作性を高めることができる。フィルタ30の最下部に位置決め凹部が形成されている場合も、同様の効果を得ることができる。
さらに、フィルタ30の枠体31の外縁は、側面部24の外縁と同じ形状を呈する。多くの場合、壁掛型暖房機10は、頭上に固定される。枠体31が大きいため、枠体31の下端を持つことにより、作業者は、より近い位置でフィルタ30の取付作業を行うことができ、脱着作業が容易となる。
尚、本発明による壁掛型暖房機は、脱衣所において用いられる壁掛型暖房機を例に説明したが、壁掛型暖房機が用いられる場所は、脱衣所には限られない。
本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は実施例に限定されるものではない。
本発明の壁掛型暖房機は、脱衣所を暖めるのに好適である。
10…壁掛型暖房機
12…ヒーター
13…送風機構
20…ケース
21…背面部
21a…位置決め凹部
21b…係止孔
24…側面部
24a…開口部
25…レール
30…フィルタ
33…スライダ
34…凸部
35…爪部
W…壁
R…室内

Claims (4)

  1. ヒーター及びこのヒーターへ送風可能な送風機構がケースに収納され、
    このケースは、壁に固定された背面部と、この背面部の左右の端部から室内に向かってそれぞれ延びる側面部と、これらの側面部に空けられ前記ケース内に空気を取り入れるための開口部と、有し、
    前記開口部に、前記ケース内への埃の侵入を抑制するフィルタが被せられてなる壁掛型暖房機であって、
    前記フィルタは、前記側面部に沿って略水平方向にスライド可能に支持されていることを特徴とする壁掛型暖房機。
  2. 前記側面部は、前記開口部の上方に、前記フィルタをスライド可能に支持し略水平に延びるレールを有し、
    前記フィルタは、前記レール上をスライド可能なスライダを有していることを特徴とする請求項1に記載の壁掛型暖房機。
  3. 前記フィルタ、又は、前記背面部のいずれか一方には、凹状に形成された位置決め凹部が設けられ、
    前記フィルタ、又は、前記背面部のいずれか他方には、凸状に形成され前記位置決め凹部に嵌合された凸部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の壁掛型暖房機。
  4. 前記フィルタは、前記開口部よりも下方となる部位に前記壁に向かって突出する爪部を有し、
    この爪部は、前記背面部に空けられた係止孔に係止されていることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか1項に記載の壁掛型暖房機。
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