JP2017213201A - コンパクト容器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、吐出孔が形成された被覆体を押圧することで内容物を吐出孔から取り出せるため、被覆体を押圧する物体に内容物を直接付着させることができる。これにより、例えば、パフに内容物を付着させる場合には、パフで被覆体を押圧することでパフに内容物を付着させることができ、指に内容物を付着させる場合には、指で被覆体を押圧することで指に内容物を付着させることができる。このように、内容物を吐出させることと、内容物を付着させることと、を一つの操作で行うことができるため、コンパクト容器の操作性を向上できる。
本実施形態のコンパクト容器1は、図1から図3に示すように、平面視矩形状の扁平容器である。コンパクト容器1は、底部材2と、蓋部材3と、内部材5と、内容器10と、を備える。蓋部材3は、底部材2に対して回転軸J2周りに回動可能に取り付けられている。内部材5は、底部材2に対して回転軸J3周りに回動可能に取り付けられている。内容器10の内部には、内容物C1が収容されている。内容器10は、コンパクト容器1内に収容されている。底部材2は、有底の円筒状である。
なお、以下の説明における各部の位置関係は、特に断りのない限り、蓋部材3が閉じた状態における位置関係とする。
蓋部材3は、容器軸J1と同軸に配置され、下側に開口する有蓋の円筒状である。蓋部材3は、容器軸J1と同軸に配置された円板状の天板部3aと、天板部3aの外周縁から下側に延びる円筒状の筒部3bと、を備える。蓋部材3の天板部3aの下面には、鏡4が固定されている。
円板部6aは、容器軸J1と同軸に配置された円板状である。円板部6aの外周縁部は、径方向外側に向かうに従って上側に延びる曲線状に形成されている。円板部6aの上面は、鏡4と対向して配置されている。円板部6a上には、パフPが設置される。
摘み部6bは、円板部6aの左側の端部から径方向外側(左側)に延びている。軸受部6cは、円板部6aの右側の端部から径方向外側(右側)に延びている。軸受部6cは、底部材2に対して回転軸J3周りに回動可能に取り付けられている。
外殻体20は、容器軸J1と同軸に配置され、上側に開口する有底の円筒状である。外殻体20には、容器本体30が収容されている。外殻体20は、底板部21と、筒部22と、フランジ部23と、摘み部27と、支持突起24と、係合部25と、弾性支持部26と、を備える。
摘み部27は、フランジ部23の後側の端部から径方向外側(後側)に突出している。
支持突起24は、図5に示すように、底板部21の上面から上側に突出している。支持突起24は、容器軸J1と同軸に配置された円環状である。支持突起24は、容器本体30の下面と対向している。より詳細には、支持突起24は、後述する底板部31の外周縁部の下面と対向している。
なお、本明細書において、容器本体が弾性変形可能に構成されているとは、容器本体の全体が弾性変形可能に形成されていることと、容器本体の少なくとも一部が弾性変形可能に形成されていることと、を含む。
底板部31は、容器軸J1と同軸に配置された円板状である。底板部31には、底板部31を上下方向に貫通する貫通孔31aが形成されている。貫通孔31aは、容器軸J1と同軸に配置された円形状である。底板部31の下面のうち貫通孔31aの周縁部は、外殻体20の係合部25の上端と接触している。底板部31は、被覆体50に外力が加えられていない状態において、支持突起24から上側に離れた位置に配置されている。
縁部34は、筒部32の上端から上側に延びている。縁部34の上端部は、径方向外側に突出している。縁部34は、容器軸J1と同軸に配置された円環状である。
円板部51は、容器軸J1と同軸に配置された円板状である。円板部51は、容器本体30の上端開口を覆っている。円板部51には、内容物C1の吐出孔51aが形成されている。吐出孔51aは、図4に示すように、容器軸J1と同軸の円形状であり、円板部51を上下方向に貫通している。円板部51の上面は、上下方向において、外殻体20におけるフランジ部23の上面とほぼ同じ位置に配置されている。
内側筒部54は、容器軸J1と同軸に配置され、円板部51の下面から下側に延びる円筒状である。内側筒部54は、外側筒部53よりも径方向内側に位置している。内側筒部54の下端は、外側筒部53の下端よりも上側に位置している。
本実施形態において、円板部51と隆起部52と外側筒部53と内側筒部54とは、比較的硬質の材料で構成された一体部材として形成されている。
なお、本明細書において多孔部材は、多数の孔が形成されている部材であればよく、ウレタン等で形成された多孔質材料であってもよいし、メッシュであってもよいし、本実施形態のようにこれらの両方を組み合わせたものであってもよい。
図6および図7に示すように、容器本体30が弾性変形する際においては、被覆体50の外周縁部によって弾性支持部26が下側に押圧され、弾性支持部26が下側に向けて弾性変形する。
蓋部71は、容器軸J1と同軸に配置された円板状である。図8に示すように、蓋部71の外周縁は、外殻体20におけるフランジ部23の外周縁よりも径方向外側に位置し、摘み部27の径方向外端よりも径方向内側に位置している。図9に示すように、蓋部71の下面における外周縁部は、例えば、シール材を介してフランジ部23の上面と接触している。
閉塞部74は、カバー部75と、クッション材76と、を備える。カバー部75は、図8および図9に示すように、平面視形状が容器軸J1と同軸に配置された円形状の膜体である。カバー部75の外周縁部は、蓋部71の下面に固定されている。カバー部75は、変形可能な軟質材で構成されている。
カバー部75とクッション材76とが上記のように構成されることで、閉塞部74は、弾性変形可能に形成されている。
なお、閉塞部74は、エラストマー等の弾性変形可能な材料によって構成される一体部材であってもよい。図10および図11においては、閉塞部74を模式的に一体部材として示している。
使用者は、図10に示すように、リフィル体12における内容器10をコンパクト容器1における底部材2の内側に挿入する。このとき、蓋体70の係合筒部73は、底部材2における筒状壁部2bの上端に接触する。この状態で、使用者は、指等を凹部71aに挿入し、指等によって内容器10におけるフランジ部23を下側に向けて直接的に押圧する。内容器10は、底部材2内に収容されるようになっているため、押圧された内容器10は、下側に移動し、底部材2内に収容される。これにより、内容器10は、コンパクト容器1に設置される。
また、吐出孔51aが形成された被覆体50を押圧することで内容物C1を吐出孔51aから取り出せるため、被覆体50を押圧する物体に内容物C1を直接付着させることができる。これにより、例えば、パフPに内容物C1を付着させる場合には、パフPで被覆体50を押圧することでパフPに内容物C1を付着させることができ、指に内容物C1を付着させる場合には、指で被覆体50を押圧することで指に内容物C1を付着させることができる。このように、内容物C1を吐出させることと、内容物C1を付着させることと、を一つの操作で行うことができるため、コンパクト容器1の操作性を向上できる。
図12に示すように、内容器110における被覆体150の隆起部152の上面には、下側に窪む凹部152bが形成されている。凹部152bの平面視形状は、容器軸J1と同軸に配置された円形状である。凹部152bは、隆起部152の外周縁よりも径方向内側に位置する。
凹部152bの底面152aは、容器軸J1と同軸に配置された円環状の傾斜面である。底面152aは、吐出孔51aの内周縁から径方向外側に向かうに従って上側に延びる曲面状に形成されている。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、容器本体の構成が異なる。なお、上記実施形態と同様の構成については、同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
本実施形態の内容器210は、図13および図14に示すように、外殻体220と、容器本体230と、被覆体250と、固定部材235と、多孔部材260と、を備える。外殻体220は、第1実施形態の外殻体20に対して、弾性支持部26が設けられていない点においてのみ異なる。
樹脂部236は、注入筒部233の外周縁の上端から径方向に延びる板状である。樹脂部236の径方向外縁部は、径方向外側に向かうに従って上側に延びる曲線状に形成されている。樹脂部236の径方向外端は、固定部材235に接続されている。図13に示すように、樹脂部236は、注入筒部233の外周縁から、前後方向の両側と、左右方向の両側とに、合計4つ延びて形成されている。樹脂部236の平面視形状は、径方向に延びる長方形状である。本実施形態において注入筒部233と樹脂部236とは、一体部材として形成されている。樹脂部236は、樹脂製である。樹脂部236を形成する樹脂は、例えば、ポリプロピレン、ABS樹脂等である。
縁部234は、底板部231の外周縁に接続されている。本実施形態において底板部231と縁部234とは、一体部材として形成されている。
円環板部251は、容器軸J1と同軸に配置された円環板状である。円環板部251の内周縁は、吐出孔251aである。円環板部251の内周縁、すなわち吐出孔251aの内周縁は、固定部材235の内周縁と径方向においてほぼ同じ位置にある。本実施形態において吐出孔251aの大きさは、容器本体230の上端開口の大きさとほぼ同じである。吐出孔251aのその他の構成は、第1実施形態の吐出孔51aの構成と同様である。
内側筒部255は、円環板部251の下面から下側に延び、容器軸J1と同軸に配置された円筒状である。内側筒部255は、外側筒部254よりも径方向内側に位置する。内側筒部255は、固定部材235の内側円筒部235bよりも径方向外側に位置する。
外側筒部254と内側筒部255との径方向の間には、固定部材235における外側円筒部235cの上端部が嵌合されている。
また、上記説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
Claims (4)
- 内容物が収容される内容器を備えるコンパクト容器であって、
前記内容器は、
前記内容物の注入孔が形成された底部および上端開口を有する容器本体と、
前記容器本体の前記上端開口を覆って配設されるとともに、前記内容物の吐出孔が形成された被覆体と、
前記注入孔に嵌合されて前記注入孔を閉塞する栓体と、
備え、
前記容器本体は、弾性変形可能に形成されていることを特徴とするコンパクト容器。 - 前記吐出孔は、多孔部材で覆われていることを特徴とする請求項1に記載のコンパクト容器。
- 前記内容器は、前記容器本体が収容された外殻体を備え、
前記外殻体に、前記被覆体の外周縁部を前記被覆体の下側から支持する弾性支持部が突設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコンパクト容器。 - 前記栓体は、前記注入孔に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
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