JP2017211129A - 空調システム - Google Patents

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誠 朔晦
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俊暢 藤澤
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Kazuhiro Deguchi
和広 出口
泰右 小野
Taisuke Ono
泰右 小野
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Abstract

【課題】コージェネレーション装置と、電気駆動温調装置と、吸収式冷凍機とを備えた空調システムにおいて、空調空間の暖房能力の向上を図る。
【解決手段】コージェネレーション装置10と、コージェネレーション装置10の発電電力によって駆動される電気駆動温調装置20と、コージェネレーション装置10の排熱による熱媒体によって駆動される吸収式冷凍機30と、を備え、空調空間に設けられた空気経路50の上流側に電気駆動温調装置20の第1熱交換器23が配置され、第1熱交換器23より下流側の空気経路50に吸収式冷凍機30の第2熱交換器35が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コージェネレーション装置と、電気駆動温調装置と、吸収式冷凍機とを備えた空調システムに関する。
従来、複数の利用側熱交換器を有する冷媒回路を備えた冷凍装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、圧縮機、熱源側熱交換器、第1利用側熱交換器、及び第2利用側熱交換器が設けられた冷媒回路を備え、前記冷媒回路では、第2利用側熱交換器の冷媒蒸発温度が第1利用側熱交換器の冷媒蒸発温度よりも低くなる蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う冷凍装置であって、排熱を熱源として吸収式冷凍サイクルを行う吸収式冷凍機を備え、前記冷媒回路には、前記熱源側熱交換器で凝縮した冷媒を前記吸収式冷凍機の冷熱で冷却する過冷却用熱交換器が設けられている冷凍装置が開示されている。
特開2007−51788号公報
しかし、特許文献1に記載の冷凍装置は、いわゆる冷房圧縮式の冷凍機の冷房能力の向上のために、吸収式冷凍機を過冷却器として使うことを開示しているのみであり、暖房能力の向上のために電気駆動温調装置と吸収式冷凍機とを組み合わせる構成については開示も示唆もされていない。すなわち、暖房能力の向上については全く考慮されていない。
本発明はかかる実情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、コージェネレーション装置と、電気駆動温調装置と、吸収式冷凍機とを備えた空調システムにおいて、空調空間の暖房能力の向上を図った空調システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の空調システムは、コージェネレーション装置と、前記コージェネレーション装置の発電電力によって駆動される電気駆動温調装置と、前記コージェネレーション装置の排熱による熱媒体によって駆動される吸収式冷凍機と、を備え、空調空間に設けられた空気経路の上流側に前記電気駆動温調装置の第1熱交換器が配置され、前記第1熱交換器より下流側の前記空気経路に前記吸収式冷凍機の第2熱交換器が配置されていることを特徴としている。
この構成によれば、吸収式冷凍機の第2熱交換器の上流側に電気駆動温調装置の第1熱交換器を配置することで、吸収式冷凍機の第2熱交換器に到達する空調空間内の空気を、電気駆動温調装置の第1熱交換器によって予熱的に温めることができるため、吸収式冷凍機が運転可能な空調空間の温度域を低温側に拡大することができる。
また、本発明の空調システムによれば、前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の出力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の入力側とが第1熱媒体供給経路によって接続され、前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の入力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の出力側とが第1熱媒体回収経路によって接続されており、前記第1熱媒体供給経路から分岐し、前記第1熱媒体回収経路に合流する第1分岐熱媒体経路を備え、前記第1分岐熱媒体経路に接続された第3熱交換器が前記空気経路に配置された構成とし、さらに、前記第1熱媒体供給経路と前記第1分岐熱媒体経路との分岐部、及び、前記第1熱媒体回収経路と前記第1分岐熱媒体経路との合流部に、それぞれ経路切換装置が設けられた構成としてもよい。
この構成によれば、経路切換装置を適宜切り換えることで、例えばコージェネレーション装置の出力である熱媒体(温水)の温度か吸収式冷凍機の運転に不足している場合(すなわち、コージェネレーション装置の排熱温度が吸収式冷凍機の運転熱源に達していない場合)であっても、コージェネレーション装置からの排熱による熱媒体(温水)によって第3熱交換器で熱交換することで、昇温熱源として空調空間の暖房に利用することが可能となる。
また、本発明の空調システムによれば、前記第3熱交換器は、前記第2熱交換器より下流側の前記空気経路に配置された構成としてもよい。
この構成によれば、第2熱交換器の下流側に第3熱交換器を配置することで、空調空間の暖房能力をさらに向上させることができる。
また、本発明の空調システムによれば、前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の出力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の入力側とが第1熱媒体供給経路によって接続され、前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の入力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の出力側とが第1熱媒体回収経路によって接続され、前記吸収式冷凍機の出力側と前記第2熱交換器の入力側とが第2熱媒体供給経路によって接続され、前記吸収式冷凍機の入力側と前記第2熱交換器の出力側とが第2熱媒体回収経路によって接続されており、前記第1熱媒体供給経路から分岐し、前記第2熱媒体供給経路に合流する第2分岐熱媒体経路と、前記第2熱媒体回収経路から分岐し前記第1熱媒体回収経路に合流する第3分岐熱媒体経路と、を備えた構成としてもよい。
また、本発明の空調システムによれば、前記第1熱媒体供給経路と前記第2分岐熱媒体経路との分岐部、前記第2分岐熱媒体経路と前記第2熱媒体供給経路との合流部、前記第2熱媒体回収経路と前記第3分岐熱媒体経路との分岐部、及び、前記第3分岐熱媒体経路と前記第1熱媒体回収経路との合流部に、それぞれ経路切換装置が設けられた構成としてもよい。
この構成によれば、第2熱交換器をコージェネレーション装置と吸収式冷凍機とで共用できるので、空調システムとしてのコストを低減することができる。
本発明の空調システムによれば、吸収式冷凍機の第2熱交換器の上流側に電気駆動温調装置の第1熱交換器を配置することで、吸収式冷凍機の第2熱交換器に到達する空調空間の空気を、電気駆動温調装置の第1熱交換器によって予熱的に温めることができるため、吸収式冷凍機が運転可能な空調空間の温度域を低温側に拡大することができる。その結果、吸収式冷凍機の第2熱交換器での熱交換効率も向上させることができる。
また、本発明の空調システムによれば、第1熱交換器及び第2熱交換器に加え、空調空間に第3熱交換器をさらに配置することで、空調空間の暖房能力を向上させることができる。
また、本発明の空調システムによれば、第2熱交換器をコージェネレーション装置と吸収式冷凍機とで共用することで、空調システムとしてのコストを低減することができる。
本発明の実施形態1に係る空調システムの概略構成図である。 本発明の実施形態2に係る空調システムの概略構成図である。 本発明の実施形態3に係る空調システムの概略構成図である。 本発明の空調システムの使用状態を示すイメージ図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る空調システムの概略構成図である。
実施形態1の空調システム1Aは、コージェネレーション装置(CHP)10と、コージェネレーション装置10の発電電力によって駆動される電気駆動温調装置(EHP)20と、コージェネレーション装置10の排熱による熱媒体によって駆動される吸収式冷凍機(AHP)30と、を備え、空調空間(例えばビニールハウス内等)に設けられた空気経路50の上流側(図1では左側)に電気駆動温調装置(以下、電気駆動ヒートポンプという。)20の熱交換器(以下、第1熱交換器という。)23を配置し、この第1熱交換器23より下流側(図1では右側)の空気経路50に吸収式冷凍機30の熱交換器(以下、第2熱交換器という。)35を配置した構成としたものである。
コージェネレーション装置10は、図示は省略しているが、例えばエンジンに接続された発電機によって発電し、発電した電力を電気駆動ヒートポンプ20へ供給するための電力供給回路と、エンジン排熱を回収して温水を調製する貯湯回路とを備えて構成されている。そして、電力供給回路が電気駆動ヒートポンプ20に接続されており、電気駆動ヒートポンプ20は、コージェネレーション装置10からの発電電力によって駆動するように構成されている。また、貯湯回路を循環する熱媒体(温水)が熱媒体経路を通じて吸収式冷凍機30に供給されており、吸収式冷凍機30は、この熱媒体(温水)を運転熱源として駆動するように構成されている。
電気駆動ヒートポンプ20は、圧縮器21、四方弁22、第1熱交換器(凝縮器)23、膨張弁24、蒸発器25で構成されており、実施形態1では、凝縮器である第1熱交換器23が空気経路50に配置されている。本発明では、電気駆動ヒートポンプ20にて加熱運転サイクルを実行するため、冷媒の流れ方向は、圧縮器21、四方弁22、第1熱交換器(凝縮器)23、膨張弁24、蒸発器25、四方弁22、圧縮器21となる。
また、吸収式冷凍機30は、蒸発器31、吸収器32、再生器33、凝縮器34、及び熱交換器(以下、第2熱交換器という。)35で構成されており、実施形態1では、第2熱交換器35が空気経路50に配置されている。
蒸発器31、吸収器32、再生器33、凝縮器34及び第2熱交換器35は、従来周知の構成であり、蒸発器31内で熱を奪った水が水蒸気となって吸収器32に送られ、水蒸気を吸収して薄くなった吸収液が再生器33に送られる。再生器33では、薄くなった吸収液をコージェネレーション装置10からの熱媒体(温水)によって加熱することで吸収液に吸収されている水を水蒸気として除去し、除去された水蒸気が凝縮器34で冷却されて再び蒸発器31に戻されるようになっている。
ここで、再生器33には、コージェネレーション装置10から排出される排熱による熱媒体(温水)を循環させるための循環経路(熱媒体経路)が接続されている。
この循環経路(熱媒体経路)を具体的に説明すると、コージェネレーション装置10の熱媒体(温水)の出力側(往き側)と吸収式冷凍機30の再生器33の熱媒体の入力側とが第1熱媒体供給経路36aによって接続され、再生器33の熱媒体(温水)の出力側とコージェネレーション装置10の熱媒体(温水)の入力側(戻り側)とが第1熱媒体回収経路36bによって接続された構成となっている。
また、第2熱交換器35は、凝縮器34において冷媒ガスから熱を奪うための冷却水を冷やすためのクーリングタワー(冷却塔)に相当するものであり、冷やされた冷却水は、吸収器32を経て再び凝縮器34に戻る循環経路(熱媒体経路)によって循環されている。
この循環経路(熱媒体経路)を具体的に説明すると、吸収式冷凍機30の凝縮器34の熱媒体(温水)の出力側(往き側)と第2熱交換器35の入力側とが第2熱媒体供給経路37aによって接続され、第2熱交換器の出力側と吸収式冷凍機30の吸収器32の入力側(戻り側)とが第2熱媒体回収経路37bによって接続され、吸収器32と凝縮器34とが第2熱媒体循環経路37cによって接続された構成となっている。
実施形態1では、空調空間に設けられた空気経路50の上流側に電気駆動ヒートポンプ20の第1熱交換器23を配置し、この第1熱交換器23より下流側の空気経路50に吸収式冷凍機30の第2熱交換器35を配置した構成としている。そして、このような配置構成とすることで、吸収式冷凍機30の第2熱交換器35に到達する空気経路50内の空気を、電気駆動ヒートポンプ20の第1熱交換器23によって余熱的に温めることができるため、吸収式冷凍機30が運転可能な空調空間の温度域を低温側に拡大することが可能となる。すなわち、空調空間内の空気温度が低い場合であっても、第1熱交換器23によって空調空間内の空気を予熱的に温め、さらに第2熱交換器35によって予熱された空気をさらに温めることで、冬場等の空調空間内の空気温度が低い場合でも、空調能力(暖房能力)を向上させることができる。また、吸収式冷凍機30の第2熱交換器35での熱交換効率も向上させることができる。
<実施形態2>
図2は、本発明の実施形態2に係る空調システムの概略構成図である。ただし、吸収式冷凍機30の内部構成については、実施形態1に係る空調システム1Aの吸収式冷凍機30と同じであるため図示を省略して簡略化している。
実施形態2に係る空調システム1Bの基本構成は、上記実施形態1に係る空調システム1Aの構成と全く同じであるので、ここでは同じ構成部材に同符号を付すこととして詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、実施形態2に係る空調システム1Bは、第1熱媒体供給経路36aから分岐し、第1熱媒体回収経路36bに合流する第1分岐熱媒体経路38を備えており、第1分岐熱媒体経路38に接続された第3熱交換器39を空気経路50に配置した構成としている。そして、第1熱媒体供給経路36aと第1分岐熱媒体経路38との分岐部、及び、第1熱媒体回収経路36bと第1分岐熱媒体経路38との合流部に、それぞれ経路切換装置40を設けた構成としたものである。すなわち、これら経路切換装置40の切換制御により、コージェネレーション装置10から第1熱媒体供給経路36a、吸収式冷凍機30の再生器33、第1熱媒体回収経路36bを経てコージェネレーション装置10に戻る循環経路、または、コージェネレーション装置10から第1熱媒体供給経路36a、第1分岐熱媒体経路38、第1熱媒体回収経路36bを経てコージェネレーション装置10に戻る循環経路のいずれかの経路に切り換える構成としたものである。
この場合、第3熱交換器39の配置位置は、空気経路50上であればどこに配置してもよい。例えば、第1熱交換器23の上流側に配置してもよいし、第1熱交換器23と第2熱交換器35との間に配置してもよい。ただし、実施形態2では、最も効率のよい場所として、第2熱交換器35より下流側の空気経路50に配置している。
実施形態2によれば、経路切換装置40を適宜切り換えることで、例えばコージェネレーション装置10の出力である熱媒体(温水)の温度吸収式冷凍機30の運転に不足している場合(すなわち、コージェネレーション装置10の排熱温度が吸収式冷凍機30の運転熱源に達していない場合)であっても、コージェネレーション装置10からの排熱による熱媒体(温水)によって第3熱交換器39で熱交換することで、昇温熱源として空調空間の暖房に利用することが可能となる。すなわち、吸収式冷凍機30が停止等した場合でも、コージェネレーション装置10によって空調空間を暖房することができるので、空調システム1Bの信頼性も向上する。
<実施形態3>
図3は、本発明の実施形態3に係る空調システムの概略構成図である。ただし、吸収式冷凍機30の内部構成については、実施形態1に係る空調システム1Aの吸収式冷凍機30と同じであるため図示を省略して簡略化している。
実施形態3に係る空調システム1Cの基本構成は、上記実施形態1に係る空調システム1Aの構成と全く同じであるので、ここでは同じ構成部材に同符号を付すこととして詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、実施形態3に係る空調システム1Cは、第1熱媒体供給経路36aから分岐し、第2熱媒体供給経路37aに合流する第2分岐熱媒体経路41と、第2熱媒体回収経路37bから分岐し、第1熱媒体回収経路36bに合流する第3分岐熱媒体経路42と、を備え、さらに、第1熱媒体供給経路36aと第2分岐熱媒体経路41との分岐部、第2分岐熱媒体経路41と第2熱媒体供給経路37aとの合流部、第2熱媒体回収経路37bと第3分岐熱媒体経路42との分岐部、及び、第3分岐熱媒体経路42と第1熱媒体回収経路36bとの合流部に、それぞれ経路切換装置40を設けた構成としたものである。
すなわち、これら経路切換装置40の切換制御により、吸収式冷凍機30の凝縮器34から第2熱媒体供給経路37a、第2熱交換器35、第2熱媒体回収経路37bを経て吸収式冷凍機30の吸収器32に戻る循環経路、または、コージェネレーション装置10から第1熱媒体供給経路36a、第2分岐熱媒体経路41、第2熱媒体供給経路37a、第2熱交換器35、第2熱媒体回収経路37b、第3分岐熱媒体経路42、第1熱媒体回収経路36bを経てコージェネレーション装置10に戻る循環経路のいずれかの経路に切り換える構成としたものである。
実施形態3によれば、第2熱交換器35をコージェネレーション装置10と吸収式冷凍機30とで共用できるので、空調システム1Cとしてのコストを低減することができる。
また、実施形態3によれば、経路切換装置40を適宜切り換えることで、例えばコージェネレーション装置10の出力である熱媒体(温水)の温度吸収式冷凍機30の運転に不足している場合(すなわち、コージェネレーション装置10の排熱温度が吸収式冷凍機30の運転熱源に達していない場合)であっても、コージェネレーション装置10からの排熱による熱媒体(温水)によって第2熱交換器35で熱交換することで、昇温熱源として空調空間の暖房に利用することが可能となる。すなわち、吸収式冷凍機30が停止等した場合でも、コージェネレーション装置10によって空調空間を暖房することができるので、空調システム1Cの信頼性も向上する。
図4は、本発明の空調システムを、空調空間の一例であるビニールハウス内に設置した例を示すイメージ図である。ただし、このイメージ図は、実施形態2に対応した空調システム1Bを配置した場合を例示している。
すなわち、ビニールハウス内の空気経路(例えば、ビニールハウス内上部の長手方向(図4では紙面手前側から紙面奥側に向かう方向)に沿う経路)50の上流側(図中手前側)に電気駆動ヒートポンプ20の第1熱交換器23を配置し、この第1熱交換器23より下流側の空気経路50に吸収式冷凍機30の第2熱交換器35を配置し、この第2熱交換器35のさらに下流側の空気経路50にコージェネレーション装置10の熱交換器39を配置している。
このように、空気経路50の上流側から下流側に向かって第1熱交換器23、第2熱交換器35、第3熱交換器39を順次配置することで、ビニールハウス内の暖房能力を向上させることができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲に示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1A,1B,1C 空調システム
10 コージェネレーション装置
20 電気駆動温調装置(電気駆動ヒートポンプ)
21 圧縮器
22 四方弁
23 第1熱交換器(凝縮器)
24 膨張弁
25 蒸発器
30 吸収式冷凍機
31 蒸発器
32 吸収器
33 再生器
34 凝縮器
35 第2熱交換器
36a 第1熱媒体供給経路
36b 第1熱媒体回収経路
37a 第2熱媒体供給経路
37b 第2熱媒体回収経路
37c 第2熱媒体循環経路
38 第1分岐熱媒体経路
39 第3熱交換器
40 経路切換装置
41 第2分岐熱媒体経路
42 第3分岐熱媒体経路
50 空気経路

Claims (6)

  1. コージェネレーション装置と、
    前記コージェネレーション装置の発電電力によって駆動される電気駆動温調装置と、
    前記コージェネレーション装置の排熱による熱媒体によって駆動される吸収式冷凍機と、を備え、
    空調空間に設けられた空気経路の上流側に前記電気駆動温調装置の第1熱交換器が配置され、前記第1熱交換器より下流側の前記空気経路に前記吸収式冷凍機の第2熱交換器が配置されていることを特徴とする空調システム。
  2. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の出力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の入力側とが第1熱媒体供給経路によって接続され、前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の入力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の出力側とが第1熱媒体回収経路によって接続されており、
    前記第1熱媒体供給経路から分岐し、前記第1熱媒体回収経路に合流する第1分岐熱媒体経路を備え、
    前記第1分岐熱媒体経路に接続された第3熱交換器が前記空気経路に配置されていることを特徴とする空調システム。
  3. 請求項2に記載の空調システムであって、
    前記第1熱媒体供給経路と前記第1分岐熱媒体経路との分岐部、及び、前記第1熱媒体回収経路と前記第1分岐熱媒体経路との合流部に、それぞれ経路切換装置が設けられていることを特徴とする空調システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の空調システムであって、
    前記第3熱交換器は、前記2熱交換器より下流側の前記空気経路に配置されていることを特徴とする空調システム。
  5. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の出力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の入力側とが第1熱媒体供給経路によって接続され、前記コージェネレーション装置の前記熱媒体の入力側と前記吸収式冷凍機の前記熱媒体の出力側とが第1熱媒体回収経路によって接続され、前記吸収式冷凍機の出力側と前記第2熱交換器の入力側とが第2熱媒体供給経路によって接続され、前記吸収式冷凍機の入力側と前記第2熱交換器の出力側とが第2熱媒体回収経路によって接続されており、
    前記第1熱媒体供給経路から分岐し、前記第2熱媒体供給経路に合流する第2分岐熱媒体経路と、前記第2熱媒体回収経路から分岐し前記第1熱媒体回収経路に合流する第3分岐熱媒体経路と、を備えたことを特徴とする空調システム。
  6. 請求項5に記載の空調システムであって、
    前記第1熱媒体供給経路と前記第2分岐熱媒体経路との分岐部、前記第2分岐熱媒体経路と前記第2熱媒体供給経路との合流部、前記第2熱媒体回収経路と前記第3分岐熱媒体経路との分岐部、及び、前記第3分岐熱媒体経路と前記第1熱媒体回収経路との合流部に、それぞれ経路切換装置が設けられていることを特徴とする空調システム。
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