JP2017209881A - 印刷システム、印刷予測装置、および印刷予測プログラム - Google Patents

印刷システム、印刷予測装置、および印刷予測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷の正確な予測を可能にする印刷システム、印刷予測装置、および印刷予測プログラムを提供する。【解決手段】画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の給紙トレイ22を備えたプリンタ20と、そのプリンタ20にジョブを送信してそのジョブに基づく印刷を実行させるクライアントPC10とを備えた印刷システム100であって、印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定し、指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出して、その算出された用紙の使用枚数を給紙トレイ22に対応付けて表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷システム、印刷予測装置、および印刷予測プログラムに関する。
プロダクションプリンタ等の大型のプリンタを使って大量印刷を行う場合、1台のプリンタを複数人で時間を分担して使用することが多い。その際、複数人で効率的に作業するために、開始前に作業の予測を立てる、複数人での時間配分を調整する、といったことが行われる。
ここで、印刷にあたってどの種類の用紙を何枚使うかということを印刷前に予測することが難しい場合があり、また、印刷条件の指示ミスにより印刷不能なエラーが発生する場合がある。使用枚数の予測を誤って用紙切れが発生すると印刷が中断し、またエラーが発生すると印刷されない事態となり、その復旧に時間を要することになる。また、使用枚数の予測が難しい場合や指示ミスの有無が不確かだと、開始前の作業の予測が困難となり、複数人での時間配分の調整にも支障を来たすことにもなる。
ここで、特許文献1には、先行する印刷ジョブの印刷条件等から後発の印刷ジョブの実行の可否を予測することで、印刷不可と予測された場合に、後発の印刷ジョブの印刷条件を、先行する印刷ジョブの実行中に調整させることが提案されている。
また、特許文献2には、給紙段から用紙がなくなったことで印刷処理が中断した場合に、後処理の継続が可能な給紙段を表示することで、ユーザに適切な給紙段を選択させることが開示されている。
特開2007−326269号公報 特開2011−079323号公報
本発明は、上記事情に鑑み、本発明の機能を有さない場合と比べ、印刷の正確な予測を可能にする印刷システム、印刷予測装置、および印刷予測プログラムを提供することを目的とする。
請求項1は、印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムであって、
印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定する指定部と、
前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
前記算出部で算出された用紙の使用枚数を前記用紙収容部に対応付けて表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷システムである。
請求項2は、
前記複数の用紙収容部それぞれに収容される各用紙のサイズおよび向きの情報を取得する第1取得部と、
前記複数の用紙収容部それぞれに用紙が収容されているか否かの情報を取得する第2取得部とを備え、
前記ジョブが、ひと組の画像を表わす画像データと、該画像データに基づく画像の用紙上への面付けを定義した面付け設定データと、該画像データに基づく画像の印刷にあたっての前記プリンタの設定を定義したジョブ設定データとを有し、
前記算出部が、前記第1取得部および前記第2取得部で取得した情報と、前記ジョブに含まれるデータとに基づいて、該ジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の、前記用紙収容部ごとの使用枚数を算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷システムである。
請求項3は、
前記算出部が、前記印刷機に備えられた前記複数の用紙収容部の中に、前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用されるサイズの用紙が収容された用紙収容部が存在しない場合に、印刷に必要な用紙を収容した用紙収容部の不存在を認識し、
前記表示部が、前記算出部で認識された、印刷に必要な用紙を収容した用紙収容部の不存在を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システムである。
請求項4は、
前記算出部が、前記指定部で指定されたジョブに規定された通りの印刷が可能か否かを認識し、
前記表示部が、前記指定部で指定されたジョブに規定された通りの印刷が不可能であることが前記算出部で認識された場合に、該印刷が不可能である旨を表示することを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の印刷システムである。
請求項5は、
前記算出部が、前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷に用いる用紙が不足するか否かを認識し、
前記表示部が、前記算出部で前記印刷に用いる用紙が不足することが認識された場合に、印刷に用いる用紙が不足する旨を表示することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の印刷システムである。
請求項6は、画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での画像の印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムであって、
印刷が指示されたジョブに基づく印刷にあたって使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
前記算出部で算出された使用枚数に基づいて印刷に使用する用紙が不足する時刻を予測する予測部と、
前記予測部で予測され時刻を表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷システムである。
請求項7は、印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムを構成する印刷予測装置であって、
印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定する指定部と、
前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
前記算出部で算出された用紙の使用枚数を前記用紙収容部に対応付けて表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷予測装置である。
請求項8は、画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での画像の印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムを構成する印刷予測装置であって、
印刷が指示されたジョブに基づく印刷にあたって使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
前記算出部で算出された使用枚数に基づいて印刷に使用する用紙が不足する時刻を予測する予測部と、
前記予測部で予測され時刻を表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷予測装置である。
請求項9は、印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムに組み込まれてプログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報総理装置を、
印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定する指定部と、
前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
前記算出部で算出された用紙の使用枚数を前記用紙収容部に対応付けて表示する表示部と、
を備えた印刷予測装置として動作させることを特徴とする印刷予測プログラムである。
請求項10は、画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での画像の印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムに組み込まれてプログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報総理装置を、
印刷が指示されたジョブに基づく印刷にあたって使用される用紙の使用枚数算出する算出部と、
前記算出部で算出された使用枚数に基づいて印刷に使用する用紙が不足する時刻を予測する予測部と、
前記予測部で予測され時刻を表示する表示部と、
を備えた印刷予測装置として動作させることを特徴とする印刷予測プログラムである。
請求項1または2の印刷システム、請求項7の印刷予測装置、および請求項9の印刷予測プログラムによれば、印刷に使用する用紙の枚数を印刷開始前に知ることができ、したがって、用紙の使用枚数を印刷前に計算して表示する機能のない場合と比べ、印刷の正確な予測が可能となる。
請求項3〜5の印刷システムによれば、印刷不能であることを印刷開始前に知ることができ、したがって、印刷不能であることを印刷開始前に通知する機能のない場合と比べ、印刷の正確な予測が可能となる。
請求項6の印刷システム、請求項8の印刷予測装置、および請求項10の印刷予測プログラムによれば、用紙切れの時刻を用紙切れ前に知ることができ、したがって、用紙切れの時刻を用紙切れ前に通知する機能のない場合と比べ、印刷の正確な予測が可能となる。
印刷システムの全体構成を示した概念図である。 保留中のジョブの一覧を表示した画面例を示した図である。 「用紙使用枚数予測結果」の画面例を示した図である。 「予測結果」が「正常」の場合の一例を示した模式図である。 「予測結果」が「フィニッシング位置エラー」となる場合の一例を示した模式図である。 「予測結果」が「用紙向きエラー」となる場合の一例を示した模式図である。 「用紙使用枚数予測結果」の画面例を示した図である。 プリント出力指示後における、エラーのジョブを検出したときの画面例を示した図である。 プリント出力中におけるジョブのステータスの表示画面例を示した図である。 ジョブ予測処理のフローチャートを示した図である。 「予測処理」のフローチャートの前半部分を示した図である。 「予測処理」のフローチャートの後半部分を示した図である。 プリント処理のフローチャートを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
なお、以下において説明する実施形態では、用紙上にプリントされた画像以外は全てデータ上の画像を取り扱っている。そこで、以下では、データ上の画像であっても、例えば「画像データ」のようにデータ上の画像であることを明示することなく、単に「画像」と表現することがある。原稿など、画像の範疇に入る他の用語についても同様である。
図1は、印刷システムの全体構成を示した概念図である。この図1に示す印刷システムは、本発明の印刷システムの一実施形態に相当する。
この図1に示す印刷システム100は、複数台のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)10と、プリンタ20とを備えていて、それらが、LAN(Local Area Network)30で互いに接続されている。
各クライアントPC10では、ユーザ操作により、画像編集処理が行われる。ここで、各クライアントPC10は、本発明にいうクライアント機器の一例に相当する。
各クライアントPC10で編集された画像はプリンタ30で印刷される。この印刷にあたっては、クライアントPC10からジョブが送信される。ここで、「ジョブ」は、プリンタ30での印刷に必要なひと組のデータをいう。「ジョブ」についての詳細は後述する。
また、プリンタ20は、各クライアントPC10から送信されてきたジョブを一旦格納した後、用紙上に順次にプリント出力する役割りを担っている。このプリンタ20には、このプリンタ20のUI(ユーザインタフェース)の役割りを担うPC21が接続されている。
このプリンタ20は、複数段(ここに示す例では5段)の給紙トレイ22が備えられている。これらの給紙トレイ22には、各給紙トレイ22ごとに設定されたサイズの用紙が、積み重ねられた状態で、各給紙トレイ22ごとに設定された向きに収容されている。各給紙トレイ22に収容された用紙は1枚ずつ取り出されてプリント出力に使用される。ここで、各用紙トレイ22に収容される用紙の向きとしては、LEFとSEFとの2種類の向きがある。LEFは、その給紙トレイ22から用紙を取り出して搬送するにあたり、その用紙の長辺を用紙搬送方向の前端縁と後端縁とする向きである。また、SEFは、その給紙トレイ22から用紙を取り出して搬送するにあたり、その用紙の短辺を用紙搬送方向の前端縁と後端縁とする向きである。各用紙トレイ22は、そこに収容する用紙のサイズや向きを任意に設定することができる。各用紙トレイ22の設定情報(その用紙トレイに収容される用紙のサイズや向きの情報)は、各用紙トレイ22に対応付けられて、「トレイ設定情報」としてプリンタ20内に予め記憶されている。また、各用紙トレイ22にはその用紙トレイ22が空になったか否かを検出するセンサが設けられている。各用紙トレイ22から取り出された用紙には、ジョブに応じて、その片面あるいは両面に画像がプリントされる。
また、このプリンタ20には、用紙にパンチ穴開けやホチキス(ステープル)どめなどを行なう後処理装置(不図示)が内蔵されている。ただし、例えばホチキスどめを行なうことができるのは、用紙搬送方向の後端縁付近にのみであるなど、一定の制限がある。
複数段備えられている給紙トレイのうちのいずれか1段の給紙トレイ22から取り出された用紙には、ジョブの指示に従って、その片面あるいは両面に画像がプリントされ、さらに、ジョブで後処理が指示されていたときは、その指示に従ってパンチ穴開けやホチキスどめなどの後処理を行なった後、排紙トレイ23上に順次積み重ねられる。
なお、クライアントPC10およびプリンタ20のハードウェアは広く知られた汎用技術であり、ここでのハードウェア構成の図示や説明は省略する
ここで、クライアントPC10からジョブを送信するにあたっては、そのジョブに基づくプリント出力を直ちに開始するように設定して送信することもでき、そのジョブをプリンタ20の内部に一旦保留するように設定することもできる。すなわち、クライアントPC10からプリント出力について保留を指示してプリンタ20にジョブを送信すると、直ちにはプリント出力されずに、その送信されてきたジョブがプリンタ内に保留され、改めてプリント出力を指示した後にプリント出力される。
図2は、保留中のジョブの一覧を表示した画面例を示した図である。
プリンタ20に付属しているPC21を操作してこの図2に示す画面を立ち上げ、この画面上で「保留・・件」のボタンを押すと、図示のような、保留中のジョブ一覧が表示される。このジョブ一覧画面上の本実施形態の特徴は、「ジョブ予測」ボタンにある。保留中の任意のジョブを1つまたは複数選択してこの「ジョブ予測」ボタンを押すと、その選択したジョブについて、印刷に使用する用紙のサイズ、向き、使用枚数、エラーの有無などが表示される。ここでは、太枠で囲ったID=1〜6の6つのジョブを選択して、「ジョブ予測」ボタンを押下したものとする。
なお、この図2に示すジョブ一覧は、各クライアントPC10の表示画面上に表示させることもできる。ただし、一般のユーザは、自分のクライアントPC10から送信したジョブについてのみ選択することができる。管理者としてログインした場合は、ユーザ(クライアントPC10)の別を問わず、保留中の全てのジョブについて選択することができる。
図3は、「用紙使用枚数予測結果」の画面例を示した図である。この図3では、紙面のサイズの都合上、2段に分けて示している。
PC21を操作して図2に示す保留中のジョブ一覧を表示させ、図2に太枠で囲ったID=1〜6のジョブを選択して「ジョブ予測」ボタンを押すと、PC21の表示画面上に、例えばこの図3に示すような「用紙使用枚数予測結果」画面が表示される。
この図3に示す「用紙使用枚数予測結果」画面は、「ID」と、「サブID」と、「ジョブ名」と、「予測結果」と、「A3」「A4」「B5」と、「給紙トレイ」の欄から構成されている。
この図3では、ID=4のジョブがサブID=1とサブID=2の2つに分かれて示されている。これは、ID=4のジョブには、A4サイズの用紙にプリント出力される原稿とA3サイズの用紙にプリント出力される原稿が混在しており、用紙のサイズごとの枚数を表示する必要から、2つに分けて示したものである。
用紙のサイズごとの使用枚数は、「A3」「A4」「B5」の各欄に示されている。例えば、ID=4のジョブは、印刷にあたり、A3サイズの用紙が50枚、A4サイズの用紙が50枚使用される。
また、「予測結果」の欄には、「正常」あるいは「エラー」のいずれか一方が表示される。「正常」はプリント出力可能なジョブであることを表わしている。また、この図3における「予測結果」の欄には、ID=3のジョブについて「フィニッシング位置エラー」が表示され、ID=6のジョブについて「用紙向きエラー」が表示されている。これらのエラーの内容については後述する。
また、「給紙トレイ」の欄には、そのジョブについてプリント出力する際に用紙を取り出す給紙トレイが表示される。例えば、ID=1のジョブの場合、トレイ2が使用される。このトレイ2には、A4サイズの用紙がLEFの向きに収容されている。また、ID=2のジョブの場合、「該当トレイなし」が表示されている。ID=2のジョブの場合、では、B5サイズの用紙を使用することが指定されている。一方、プリンタ20には、B5サイズの用紙を収容する給紙トレイは存在しない。このため、ここでは、「該当トレイなし」が表示される。また、ID=3とID=6のジョブにはエラーが含まれているため、このままではプリント不能であり、「給紙トレイ」の欄は空欄となっている。
次に、「予測結果」の欄の、「正常」、「フィニッシング位置エラー」、および「用紙向きエラー」について、それらの内容をそれぞれ例示する。
図4は、「予測結果」が「正常」の場合の一例を示した模式図である。
この図4に示すように、1つのジョブを規定するジョブ情報は、「原稿」と「面付け設定」と「ジョブ設定」から構成されている。
「原稿」は、プリント出力の基になる画像データを表わしている。また、この「原稿」は、原稿1ページあたりのサイズ、ページ数、向きなどの情報も合わせ持っている。ここに示す例では、図4(A)に示すように、「A4、たて、4ページ」の原稿が規定されている。
また、「面付け設定」は、用紙上への原稿の配置方法を規定する情報である。この「面付け設定」には、Nup、中とじなどの配置ルール、リピート数、配置サイズが規定されている。ここで、Nupは、Nページ分の原稿を並べたものを1枚の原稿として取り扱うことを意味している。また、中とじは、冊子として仕上げるときの原稿の配置順序の規定の一例である。また、リピート数は同一の原稿を何枚並べて配置するかを規定する情報である。ここに示す例では、「面付け設定」として、「SRA3、よこ、2up、よこ×1、たて×1」が規定されている。これは、図4(B)に示すように、A3サイズの用紙よりもやや大きいサイズの用紙であるSRA3の用紙を横にしたスペース内に原稿(A4サイズ)を2枚並べること、および、その2枚並べた原稿を1つの画像としたときにその画像と同じ画像をよこ、たて共に1つずつ配置すること(つまり、同じ画像を並べては配置しないこと)を意味している。ここで、SRA3は、面付けの際のスペースを意味しているのであって、プリントの際に使用する用紙を意味している訳ではない。
また、「ジョブ設定」は、プリント出力の際のルールを規定したものである。ここには、「両面指定」、「ページ範囲指定」、「部数指定」、「給紙方法(自動、トレイ指定)」、「合紙指定」、「後処理指定(ホチキス、パンチ)」などが規定されている。
「両面指定」は用紙の両面に画像をプリントすることの指定である。
「ページ範囲指定」は、プリント出力する範囲(何ページから何ページまでをプリント出力するか)の指定である。
「部数指定」は、ひと組のプリントを何部出力するかの指定である。
「給紙方法(自動、トレイ指定)」は、給紙トレイの指定である。給紙トレイを指定しない場合は、プリンタが給紙トレイを選択する。
「合紙指定」は、「部数指定」で指定される部数について、1つの部と次の1つの部との間に部の区切りであることを表わす用紙を挿むことの指定である。
「後処理指定(ホチキス、パンチ)」は、ホチキスどめやパンチ穴開けなどの後処理方法の指定である。ここに示す例では、図4(C)の通り、「両面、トレイA4LEF指定、用紙に合わせて縮小」が指定されている。ただし、ここでは、後処理は規定されていない。すなわち、ここでは後処理は行われない。
ここでは、「ジョブ設定」に加え、「トレイ設定情報」が参照される。この「トレイ設定情報」は、給紙トレイごとの、その給紙トレイに収容される用紙のサイズと向きを表わす情報である。ここに示す例では、「トレイ1」にはA4サイズの用紙がLEFの向きに収容され、「トレイ2」にはA4サイズの用紙がSEFの向きに収容され、「トレイ3」にはA3サイズの用紙がSEFの向きに収容されていることが示されている。ここに示す「トレイ設定情報」には、「ジョブ設定」で指定されている「A4LEF」に適合する「トレイ1」が存在する。
この図4に示す例の場合、図4(D)に示す通り、プリント出力に使用する用紙の枚数が「1枚」であり、用紙サイズは「A4」、向きは「LEF」、使用する給紙トレイは「トレイ1」となる。そして、この図4に示す例示するジョブの場合、このプリンタで「正常」にプリント出力することができると予測される。
図5は、「予測結果」が「フィニッシング位置エラー」となる場合の一例を示した模式図である。
この図5(A)に示す、「ジョブ情報」を構成する「原稿」は、図4(A)に示したものと同じく、「A4、たて、4ページ」である。
ただし、「面付け設定」については、図5(B)に示すように、この図5に示す例では何も規定されていない。すなわち、この図5に示す例では、「原稿」の4ページが特に面付けされずに、プリント出力にそのまま用いられる。
また、ここでは、図5(C)に示すように、「ジョブ設定」として、「両面、長辺とじ、ホチキス上2か所」が規定されている。「長辺とじ」は、用紙の長辺をホチキスどめすることの指示である。「ホチキス上2か所」は、用紙上にプリントされた原稿の上方の辺をホチキスどめすることの指示である。
ここでは、A4サイズの原稿をそのサイズのままプリントする。ここでは、給紙トレイの指定がないため、そのプリントにあたり、A4サイズの用紙が収容されている「トレイ1 A4 LEF」と「トレイ2 A4 SEF」のいずれをも使用することができる。そこで、「トレイ1 A4 LEF」を使用するとする。前述したとおり、本実施形態のプリンタは、用紙搬送方向後端縁にしかホチキスどめをすることができない。「トレイ1 A4 LEF」を使用すると、「長辺とじ」となる。ただし、ここで取り扱っている原稿はたて原稿であるため、「ホチキス上2か所」の指示を満足することができない。そこで、今度は、「トレイ2 A4 SEF」を使用するとする。この場合、プリントされたたて原稿の上方の辺をホチキスどめすることができる。ただし、この場合は「短辺とじ」となってしまい、「長辺とじ」の指示を満足することができない。すなわち、このプリンタでは、ジョブで指定された条件を満足するプリント出力を行なうことができない。ここに示す例の場合は、指定された位置へのホチキスどめという後処理(フィニッシング)を満足できないことから、「フィニッシング位置エラー」となる。
図6は、「予測結果」が「用紙向きエラー」となる場合の一例を示した模式図である。
図6(A),(B)は、図5(A),(B)と同じである。図6(C)では、「給紙方法トレイ指定(A4LEF)、ホチキス上2か所」が指定されている。ただし、ここでは「長辺とじ」か「短辺とじ」かは指定されていない。ここでは、給紙方法としてA4LEFが指定されているので、「トレイ1」を使用することになる。すると、用紙の後端縁である長辺にしかホチキスどめをすることができない。ところが、ここでは「たて原稿」がそのままプリントされる。したがって、LEFでは、指定されている「ホチキス上2か所」を満足することができない。仮に、「トレイ2 A4 SEF」を使用すると用紙後端縁が原稿の上方となる向きにプリントし、「ホチキス上2か所」を満足することができる。したがって、この場合、用紙の向きのエラーであり、ここでは「用紙向きエラー」となる。
図7は、図3と同様、「用紙使用枚数予測結果」の画面例を示した図である。ただし、選択されたジョブは、図3に示した例とは異なっている。
この図7では、「用紙使用枚数予測結果」の画面の上に、用紙不足の注意喚起画面がポップアップ表示されている。この図7の「用紙使用枚数予測結果」の画面には、太枠で囲った通り、A3サイズの用紙が10000枚使用されることが示されている。一方、このプリンタの、A3サイズの用紙を収容している給紙トレイは、給紙可能最大枚数が200枚の給紙トレイである。そこで、ここでは、ポップアップ画面により注意喚起することとしている。このポップアップ画面は、単なる注意喚起であり、ユーザは、このままプリント出力の指示を行なうことも可能である。その場合、A3の用紙を収容している給紙トレイが空になるたびに用紙を継ぎ足しながらプリント出力を続行することになる。
次に、プリント出力中のエラー表示や注意喚起について説明する。
本実施形態の1つの特徴は、「ジョブ予測」により、プリント出力を行なうことなく、プリント出力を行なった場合の用紙の使用枚数やエラーの有無を予測することにある。ただし、本実施形態では、プリント出力中にもエラー表示や注意喚起が行われる。前述の通り、本実施形態では、クライアントPC10からプリンタ20に向けて、プリント出力を保留することなく直ちにプリント出力を行なうことを指示するジョブを送信することができる。したがってこの場合は、「ジョブ予測」の機能は使われないことになる。また、一旦保留されたジョブであっても、「ジョブ予測」の機能を利用することなくプリント出力を指示することも可能である。そこで、本実施形態では、直ちにプリント出力することの指示を含むジョブをプリンタが受信した際、あるいはプリント出力が保留されていたジョブのプリント出力が指示された際にも、使用予測枚数の計算やエラーの検出が行われる。
図8は、プリント出力指示後における、エラーのジョブを検出したときの画面例を示した図である。
プリント出力指示後にエラーが検出された場合、この図8に例示するような画面のポップアップ表示により、エラーがあったことが通知される。エラーが検出されたジョブは、プリント出力されずに、エラーのジョブのファイルに格納される。図2に示す画面上で「エラー・・件」のボタンを押すと、エラーのジョブの一覧が表示される。なお、給紙トレイの設定のないサイズの用紙上へのプリント出力を指示したジョブについても、プリント出力についてはエラーのジョブとして取り扱われる。
図9は、プリント出力中におけるジョブのステータスの表示画面例を示した図である。ここには、ID=13のジョブが、プリント出力の準備のための画像データ変換処理であるRIP処理中であること、ID=14のジョブ(プリント枚数1000枚)がプリント出力中であること、が示されている。そして、ID=13のジョブのRIP処理は、19:57頃までかかる見込みであり、ID=14のジョブのプリント出力は、20:23頃までかかる見込みであることが示されている。
また、この図9では、ジョブのステータスの表示画面の上に、プリント出力に使用する用紙が、19:46頃に切れる(その用紙を収容している給紙トレイが空になる)ことの注意喚起画面がポップアップ表示されている。このように、本実施形態では、用紙切れの予測時刻を表示してユーザに注意喚起することで、用紙切れのまま長時間が過ぎることによるプリンタの稼働率の低下を防いでいる。
この用紙切れ発生予測時刻は、ここでは、各サイズの用紙について、
用紙切れ発生予測時刻
=現在時刻+(プリント完了時刻―プリント開始時刻)
÷ジョブごと、かつサイズごとの使用枚数の、サイズごとの合算値
×そのサイズの用紙を収容している用紙トレイの給紙可能最大枚数
で計算する。
図9に示す例の場合、
用紙切れ発生予測時刻
=現在時刻(19:36)+(20:27―19:36)÷1000×200
=19:46+10.2分
=19:46
と計算される。この用紙切れ発生予測時刻の計算は、プリント出力開始時点のほか、空になった給紙トレイに用紙を収容させてプリント出力の再開を指示した時点でも行われる。
次に、以上に説明した「用紙使用枚数予測結果」画面等の表示のための処理について説明する。
図10は、ジョブ予測処理のフローチャートを示した図である。
図2に例示する保留ジョブ一覧画面上で1つあるいは複数のジョブを選択して「ジョブ
予測」ボタンを押すと、この図10に示す処理が実行される。
ここでは、選択されたジョブの1つ1つについて順次に(ステップS105)、「予測処理」が行われる(ステップS101)。この「予測処理」では、用紙のサイズごとの、プリント出力に使用される枚数が算出され、また、ジョブにエラーが含まれていた場合には、そのエラーが検出される。この「予測処理」の詳細については、図11,図12を参照して後で説明する。
1つのジョブについて「予測処理」(ステップS101)が終了すると、そのジョブについてエラーが検出されたか否かを判定し(ステップS102)、「用紙使用枚数予測結果」画面(図3参照)上に、そのジョブに対応づけて、エラーのないジョブについては、プリント出力に使用されると予測される用紙の枚数を表示し(ステップS103)、エラーが検出されたジョブについてはそのエラーを表示する(ステップS104)。
以上の処理が、今回の予測対象の全てのジョブについて終了すると(ステップS105)、用紙サイズごとの使用予測枚数と各給紙トレイの用紙収容可能最大枚数とを参照して、今回対象としたジョブをプリント出力する場合に用紙収容可能最大枚数を超過するか否かが判定され(ステップS106)、超過する場合には、図7に示すようなポップアップ画面の表示により、注意喚起がなされる(ステップS107)。そのポップアップ画面上の「閉じる」ボタンを押すと、そのポップアップ画面が消え、「用紙使用枚数予測結果」画面上の「閉じる」ボタンを押すと、その「用紙使用枚数予測結果」画面が消える(ステップS108)。
図11,図12は、図10に1つのステップ(ステップS101)で示した「予測処理」のフローチャートの、それぞれ前半部分、後半部分を示した図である。
ここでは、今回の「ジョブ予測」の対象とされたジョブの1つ1つについて順次に(図10のステップS105を参照)、図11,図12に示す「予測処理」が実行される。
ここでは先ず、今回の「ジョブ予測」の対象のジョブのうちの1つのジョブについて、ジョブ情報を取得する(ステップS201)。ジョブ情報については、図4を参照して説明済みであり、ここでの重複説明は割愛する。
次に、そのジョブ情報を参照して、物理ページ数を取得する(ステップS202)。ここで、「物理ページ数」は、プリント出力する用紙の枚数(ただし、両面プリントが指示されていたときは、おもて面とうら面を別々に数えたときの枚数、部数指定があっても1部のみの枚数)をいう。
次に、その物理ページ1ページずつについて順次に(ステップS215参照)、以下の処理を実行する。
先ず、その物理ページのサイズと向きの情報を取得し(ステップS203)、また、プリンタに設定されている用紙のサイズと向き(図4に示すトレイ設定情報)を取得する(ステップS204)。
次に、今、処理対象としているジョブに、給紙トレイの指定があるか否かを判定する(ステップS205)。そして、給紙トレイが指定されていたときは、その物理ページのプリント出力にあたっては、その指定された給紙トレイを使用することに決定する(ステップS206)。
一方、給紙トレイの指定がないときは、今回の物理ページのサイズと同サイズの用紙を使用することに決めて(ステップS207)、さらに、後処理の指定の有無を判定する(ステップS208)。後処理の指定があるときは、物理ページの向きと後処理方法とに応じて、その後処理が実行できるように給紙トレイを決定する(ステップS209)。一方、ステップS208において後処理指定なしと判定したときは、次に、ステップS207で決めたサイズの用紙について、LEFとSEFの両方の向きの給紙トレイが存在するか否かを判定する(ステップS210)。LEFとSEFの両方の向きの給紙トレイが存在する場合は、LEFの向きの給紙トレイに決定する(ステップS211)。同じサイズの用紙の場合、LEFの方がSEFよりも用紙搬送方向の寸法が短く、したがって単位時間当たり多くの枚数のプリント出力が可能だからである。ステップS207で決めたサイズの用紙について、LEFとSEFのうちの一方の向きの給紙トレイしかなかったときは、その一方の向きの給紙トレイに決定する(ステップS212)。
以上のようにして給紙トレイを決定した後、後処理が指定されているときには、その給紙トレイの用紙を使ってその後処理の実行が可能かどうかを判定する(ステップS213)(図5参照)。また、用紙向きエラー(図6参照)がないかどうかについても判定する(ステップS214)。
以上の、ステップS203以降の処理が、今、着目しているジョブに関する全ての物理ページついて順次に実行される(ステップS215)。そして、ステップS203以降の処理が、後処理不適合のエラー(ステップS213)や用紙向きエラー(ステップS214)なしに全物理ページについて完了するか、あるいは、途中でエラーが検出されると、図12に示す処理が引き続き実行される。
途中でエラーが検出されて図12の処理に移ったときは、エラー情報を伴って(ステップS218)、図10に示す処理に戻り、エラーありと判定されて(ステップS102)、図3に例示する「用紙使用枚数予測結果」画面上にそのエラーの内容が表示される(ステップS104)。
一方、図11のステップS203以降の処理が全物理ページについてエラーなしに終了すると、次に、両面印刷か否か(ステップS221)、合紙設定があるか否か(ステップS223)、部数設定があるか否か(ステップS225)が判定される。
両面印刷のときは(ステップS221)、
用紙枚数=物理ページ数÷2
とする(ステップS222)。ただし、物理ページ数が奇数のときは、最後の物理ページ1ページで用紙一枚とする。また、合紙設定があるときは(ステップS223)、合紙用の1枚を加算する(ステップS224)。また、部数設定があるときは(ステップS225)、以上のようにして算出した用紙枚数に部数を乗算する(ステップS226)。そして、このようにして算出した用紙枚数の情報を伴って(ステップS227)図10に示す処理に戻り、エラーなしと判定されて(ステップS102)、図3に例示する「用紙使用枚数予測結果」画面上に用紙枚数が表示される(ステップS103)。
なお、図12には単純化した処理フローを示したが、1つのジョブで複数サイズの用紙を使用するときは、各サイズごとに用紙枚数が算出される。
図13は、プリント処理のフローチャートを示した図である。
直ちにプリント出力することの指示を含むジョブをプリンタが受信し、あるいはプリント出力が保留されていたジョブのプリント出力が指示されると、この図13に示すプリント処理が実行される。
ここでは先ず、図10に示すジョブ予測処理の場合と同様、今回のプリント対象の各ジョブごとに(ステップS304)、図11,図12に示した「予測処理」が実行される(ステップS301)。そして、今回のジョブについてエラーの有無を判定し(ステップS302)、エラーがあったときは、図8に例示するような、エラー内容が書き込まれた画面をポップアップ表示する(ステップS303)。
今回のプリント対象の全ジョブについて予測処理(ステップS301)が終了すると(ステップS304)、次に、プリンタ内においてプリント動作を制御する制御部(不図示)に向けて、今回のプリント対象のジョブのうちのプリント可能なジョブについてのプリント出力を指示する(ステップS305)。なお、プリント不能なジョブは、前述の通り、プリントの対象とはせずに、エラーのあったジョブのファイルに格納する。
また、このプリント出力の指示(ステップS305)とともに、図9に例示するような、ジョブのステータス画面を表示する(ステップS306)。
次いで、今回、プリント出力に使用する用紙の枚数が給紙トレイの給紙可能最大枚数を超えているか否かを判定し(ステップS307)、超過していた場合は用紙切れ発生予測時刻を計算して(ステップS308)、図9に示したような、注意喚起のポップアップ画面を表示する(ステップS309)。
なお、ここでは、以上の予測処理等を図1に示すプリンタ内で実行することを念頭に置いて説明したが、プリンタには、指示に従って単純にプリント出力する機能のみを持たせ、プリンタとは別体のサーバ等を備えて、そのサーバ等に上記の処理を実行させてもよい。すなわち、本発明の印刷予測装置および本発明にいう情報処理装置は、プリンタ内に組み込まれていてもよく、プリンタとは別体の装置であってもよい。
10 クライアントPC
20 プリンタ
21 PC
22 給紙トレイ
23 排紙トレイ
30 LAN
100 印刷システム

Claims (10)

  1. 印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムであって、
    印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定する指定部と、
    前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
    前記算出部で算出された用紙の使用枚数を前記用紙収容部に対応付けて表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記複数の用紙収容部それぞれに収容される各用紙のサイズおよび向きの情報を取得する第1取得部と、
    前記複数の用紙収容部それぞれに用紙が収容されているか否かの情報を取得する第2取得部とを備え、
    前記ジョブが、ひと組の画像を表わす画像データと、該画像データに基づく画像の用紙上への面付けを定義した面付け設定データと、該画像データに基づく画像の印刷にあたっての前記プリンタの設定を定義したジョブ設定データとを有し、
    前記算出部が、前記第1取得部および前記第2取得部で取得した情報と、前記ジョブに含まれるデータとに基づいて、該ジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の、前記用紙収容部ごとの使用枚数を算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記算出部が、前記印刷機に備えられた前記複数の用紙収容部の中に、前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用されるサイズの用紙が収容された用紙収容部が存在しない場合に、印刷に必要な用紙を収容した用紙収容部の不存在を認識し、
    前記表示部が、前記算出部で認識された、印刷に必要な用紙を収容した用紙収容部の不存在を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記算出部が、前記指定部で指定されたジョブに規定された通りの印刷が可能か否かを認識し、
    前記表示部が、前記指定部で指定されたジョブに規定された通りの印刷が不可能であることが前記算出部で認識された場合に、該印刷が不可能である旨を表示することを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の印刷システム。
  5. 前記算出部が、前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷に用いる用紙が不足するか否かを認識し、
    前記表示部が、前記算出部で前記印刷に用いる用紙が不足することが認識された場合に、印刷に用いる用紙が不足する旨を表示することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の印刷システム。
  6. 画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での画像の印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムであって、
    印刷が指示されたジョブに基づく印刷にあたって使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
    前記算出部で算出された使用枚数に基づいて印刷に使用する用紙が不足する時刻を予測する予測部と、
    前記予測部で予測され時刻を表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷システム。
  7. 印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムを構成する印刷予測装置であって、
    印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定する指定部と、
    前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
    前記算出部で算出された用紙の使用枚数を前記用紙収容部に対応付けて表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷予測装置。
  8. 画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での画像の印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムを構成する印刷予測装置であって、
    印刷が指示されたジョブに基づく印刷にあたって使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
    前記算出部で算出された使用枚数に基づいて印刷に使用する用紙が不足する時刻を予測する予測部と、
    前記予測部で予測され時刻を表示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷予測装置。
  9. 印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムに組み込まれてプログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報総理装置を、
    印刷前のジョブのうちのいずれかのジョブを指定する指定部と、
    前記指定部で指定されたジョブに基づく印刷の際に使用される用紙の使用枚数を算出する算出部と、
    前記算出部で算出された用紙の使用枚数を前記用紙収容部に対応付けて表示する表示部と、
    を備えた印刷予測装置として動作させることを特徴とする印刷予測プログラム。
  10. 画像の印刷に使用される用紙を収容しておく複数の用紙収容部を備えた印刷機と、該印刷機に、該印刷機での画像の印刷に必要なひと組のデータからなるジョブを送信して、該印刷機に該ジョブに基づく印刷を実行させるクライアント機器とを備えた印刷システムに組み込まれてプログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報総理装置を、
    印刷が指示されたジョブに基づく印刷にあたって使用される用紙の使用枚数算出する算出部と、
    前記算出部で算出された使用枚数に基づいて印刷に使用する用紙が不足する時刻を予測する予測部と、
    前記予測部で予測され時刻を表示する表示部と、
    を備えた印刷予測装置として動作させることを特徴とする印刷予測プログラム。
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