JP2017209522A - 検像システム、放射線情報システム、及びプログラム - Google Patents

検像システム、放射線情報システム、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017209522A
JP2017209522A JP2017152356A JP2017152356A JP2017209522A JP 2017209522 A JP2017209522 A JP 2017209522A JP 2017152356 A JP2017152356 A JP 2017152356A JP 2017152356 A JP2017152356 A JP 2017152356A JP 2017209522 A JP2017209522 A JP 2017209522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical image
medical
information
image
examination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017152356A
Other languages
English (en)
Inventor
恵梨 久野
Eri Kuno
恵梨 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infocom Corp
Original Assignee
Infocom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Infocom Corp filed Critical Infocom Corp
Priority to JP2017152356A priority Critical patent/JP2017209522A/ja
Publication of JP2017209522A publication Critical patent/JP2017209522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像の検索を容易にする。【解決手段】モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであるか確認する医用画像確認手段と、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段と、選択された医用画像のみを、放射線部門における情報を統括的に管理することを特徴とする放射線情報システムに送信する送信手段を有することを特徴とする医用画像の検像を行なう検像システム。【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像を撮影する際に用いる参照用の過去検査画像を取得するための装置及びその方法に関する。
CT(Computed Tomography: コンピュータ断層撮影)検査を行なう装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging: 核磁気共鳴画像法)検査を行なう装置などの医用画像を撮影する装置であるモダリティにより撮影された医用画像は、その画像を撮影した時の撮影条件や画像処理内容などを含む画像タグ情報とともに、PACS(Picture Archiving and Communication System)と呼ばれる画像サーバに保存され、病院の様々な部門において利用することが可能になっている。また、モダリティによる検査の依頼に関する情報であるオーダ情報や、実際に撮影した検査の使用物品や撮影者などを含む検査実績情報は、RIS(Radiology Information System: 放射線情報システム)により管理されており、これらの情報も、病院の様々な部門において利用することが可能になっている。
モダリティを用いた検査では、一人の患者に対して同じ検査を継続して複数回行なうことが多い。例えば、ボルトなどの金属を体内に埋め込む手術をした場合には、手術後に経過観察が行なわれる。この経過観察は、例えば、X線検査などにより、手術が行なわれた部位を定期的に撮影し、これらの定期的に撮影された医用画像を比較することで行なわれる。このとき、参考にされる医用画像が、ともに同じ条件で同じ位置を撮影されたものであると、比較を容易に行なうことが可能になり、結果、より適切な経過観察を行なうことが可能になる。また、一人の患者に対して様々な種類の検査が行われている場合には、経過観察において異なる種類の検査の結果を利用することもあり、異なる部位の検査結果が診療においては参考になることもある。
そこで、従来、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師は、PACSに接続し、今回検査を行うにあたり参考となる医用画像(以下、参考画像と言う)を、PACSに保存された医用画像の中から検索し、取得し、この取得した参考画像を参照して、二回目以降の検査を行なっていた。しかしながら、医用画像が付帯する検査に関する情報は少ない。このため、この参考画像を、医用画像が付帯する情報のみに基づいて検索することは困難であった。
そこで、検査に関するより詳細な情報を保存しているRISや、レポーティングシステム、HIS(Hospital Information System: 病院情報システム)などを用いて、オーダに係る検査について以前に取得された医用画像に関する情報を検索し、この検索した情報に基づいて、PACSに保存された医用画像の中から、参考画像を取得するという方法も取られている。
二回目以降の検査における医用画像の比較に関して、例えば、CT撮影装置やMRI画像診断装置において、参考画像の検査方法、例えば前回検査のスライス位置や撮影条件などを今回検査にコピーすることで、簡単に前回撮影方法を今回の検査に適応することが可能で、前回検査を再現することで比較しやすい画像を得る技術が特許文献1に開示されている。
特開2011−218220号公報
有効な参考画像を参照するために、二回目以降の検査を行おうとする者は、RISが持つ検査情報とPACSが持つ画像タグ情報の両方を利用し、参考画像を探し出す必要がある。つまり、比較に適した医用画像を検索するためには、RISで比較すべき検査を患者の検査履歴から探し出し、さらに、PACSにアクセスして、RISで見つけ出した検査をさらに探し出さなくてはならない。そのため、目的の検査画像を参照するために、時間と手間がかかる。また、必ずしも、一つの端末により、RISとPACSの両方に接続できるとは限らず、RISに接続できる端末と、PACSに接続できる端末が異なるときなどには、2つの端末を操作しなくてはならない。また、この2つの端末が離れた位置に設置されているときなどは、目的の医用画像を取得するために、検査を行なう者は、2つの端末の間を移動しなくてはならない。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、参考画像を容易に取得することができる放射線部門システム、放射線情報システム、検像システム、モダリティ、画像サーバ、医用画像保存方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における放射線部門システムは、医用画像の検像を行なう検像システムと、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムと、を有する放射線部門システムであって、前記検像システムが、モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記放射線情報システムに送信する送信手段を有し、前記放射線情報システムが、前記検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明における検像システムは、医用画像の検像を行なう検像システムであって、モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、放射線部門における情報を統括的に管理することを特徴とする放射線情報システムに送信する送信手段を有することを特徴とする。
また、本発明における放射線情報システムは、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムであって、医用画像の検像を行なう検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明における医用画像保存方法は、医用画像の検像を行なう検像システムが、医用画像を撮影するモダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信するステップと、前記放射線情報システムが、前記検像システムから送信された医用画像を受信し、当該受信した医用画像と、前記放射線情報システムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記放射線情報システムに記憶するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明におけるプログラムは、医用画像の検像を行なう検像システムを、モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信する送信手段として機能させる。
また、本発明におけるプログラムは、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムを、医用画像の検像を行なう検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させる。
このため、本発明により、例えば、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師が、参考画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を、放射線情報システムのみを使用することで取得することが可能になる。つまり、本発明により、参考画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段を有し、前記検像システムの送信手段は、前記検像システムの医用画像選択手段により選択された医用画像のみを前記放射線情報システムに送信するようにしても良い。
このようにすることにより、大量の医用画像を、検像システムから放射線情報システムに送信する必要がなくなり、ネットワークにかかる負荷を抑制することが可能になり、また、放射線情報システムに記憶される医用画像の量を抑制することが可能になる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、放射線情報システムに記憶される医用画像の量を抑制しつつ、参考画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、入力を受ける入力手段をさらに有し、前記検像システムの医用画像選択手段は、前記検像システムの入力手段による入力があったときは、当該入力に基づいて、前記一部の医用画像を選択するようにしても良い。
このようにすることで、例えば、検像処理を行なった者が選択した医用画像のみが検像システムから放射線情報システムに送信されることになる。このため、例えば、検像処理を行なった者が必要だと判断した医用画像のみが検像システムから放射線情報システムに送信されることになる。よって、ネットワークに無用な負荷をかけることなく、また、不要な医用画像を放射線情報システムに記憶することなく、参考画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、前記モダリティから受信した医用画像を圧縮する画像圧縮手段をさらに有し、前記検像システムの送信手段により前記放射線情報システムに送信される医用画像は、前記画像圧縮手段により圧縮された医用画像であるようにしても良い。
このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、さらに放射線情報システムに記憶する記憶容量を減らすことができる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷、及び放射線情報システムに記憶する記憶容量を抑制しつつ、参考画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における検像システム、及び放射線情報システムは、矢印などの注記(annotation)を参考画像に付加する手段をさらに有し、前記検像システム、及び放射線情報システムの入力部より入力した情報に基づいて注記を医用画像に付加するようにしても良い。
このようにすることで、参考画像の注目すべき箇所に注記を示すことが可能となり、当該参考画像として使用する際に、一目で注目すべき箇所を把握することができ、画像確認の手間を省くことができる。
また、本発明における検像システム、及び放射線情報システムは、医用画像に対してコメントを付加する手段をさらに有し、前記検像システム、及び放射線情報システムは、各システムの入力部より入力した情報に基づいてコメントを医用画像に付加するようにしても良い。
このようにすることで、例えばコメントに「手術後1週間」等と付加することで、その画像が治療の過程においてどのような意味合いを持つ画像であるのかを判断することが可能となる。送信した医用画像と共に登録されたコメントから、今から検査を行うにあたり参照すべき医用画像であるか否かの判断をすることが可能となり、目的の医用画像を探し出す手間を軽減することが可能となる。
また、本発明における放射線部門システムは、医用画像を撮影するモダリティと、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムと、を有する放射線部門システムであって、前記モダリティが、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記放射線情報システムに送信する送信手段を有し、前記放射線情報システムは、前記モダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記モダリティから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明におけるモダリティは、医用画像を撮影するモダリティであって、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信する送信手段を有するようにしても良い。
また、本発明における放射線情報システムは、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムであって、医用画像を撮影するモダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記モダリティから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明における医用画像保存方法は、医用画像を撮影するモダリティが、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信するステップと、前記放射線情報システムが、前記モダリティから送信された医用画像を受信し、当該受信した医用画像と、前記放射線情報システムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記放射線情報システムに記憶するステップと、を有するようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、医用画像を撮影するモダリティを、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信する送信手段として機能させるようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムを、医用画像を撮影するモダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記モダリティから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるようにしても良い。
このようにすることでも、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師が、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を、放射線情報システムのみを使用することで取得することが可能になる。つまり、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、医用画像を保存する画像サーバと、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムと、を有する放射線部門システムであって、前記画像サーバが、医用画像を保存する保存手段と、当該保存手段により保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記放射線情報システムに送信する送信手段を有し、前記放射線情報システムは、前記画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記画像サーバから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明における画像サーバは、医用画像を保存する画像サーバであって、医用画像を保存する保存手段と、当該保存手段により保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信する送信手段を有するようにしても良い。
また、本発明における放射線情報システムは、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムであって、医用画像を保存する画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記画像サーバから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明における医用画像保存方法は、医用画像を保存する画像サーバが、当該画像サーバに保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信するステップと、前記放射線情報システムが、前記画像サーバから送信された医用画像を受信し、当該受信した医用画像と、前記放射線情報システムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記放射線情報システムに記憶するステップと、を有するようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、医用画像を保存する画像サーバを、医用画像を保存する保存手段と、当該保存手段により保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信する送信手段として機能させるようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムを、医用画像を保存する画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記画像サーバから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるようにしても良い。
このようにすることでも、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師が、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を、放射線情報システムのみを使用することで取得することが可能になる。つまり、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
本発明により、参照画像を容易に取得することが可能になる。
本発明の実施形態に係る放射線部門システム100の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るRIS110の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検像システム130の構成例を示す図である。 初回の検査の際に、本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示す図である。 二回目以降の検査の際に、本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(本発明の実施形態に係る放射線部門システム100の構成例)
図1は、本発明の実施形態に係る放射線部門システム100の構成例を示す図である。放射線部門システム100は、放射線部門における情報を統括的に管理するRIS(Radiology Information System: 放射線情報システム)110と、CT検査やMRI検査などを行なうモダリティ120と、撮影された医用画像の確認処理を行う検像システム130と、医用画像を保存するPACS(Picture Archiving and Communication System)140と、読影を行なう際に用いられるレポーティングシステム150と、を有している。図1に示すように、これらは、ネットワークを介して接続されている。ネットワークとしては、LAN(Local Area Network)のようなローカルなネットワークでも良いし、インターネットのようなグローバルなネットワークでも良い。
また、この放射線部門システム100には、図1に示すように、病院の情報を統括的に管理するHIS(Hospital Information System: 病院情報システム)200と、他の部門のシステム300と、が接続されている。これらは、放射線部門システム100と、LANのようなローカルネットワークにより接続しても良いし、インターネットのようなグローバルなネットワークにより接続していても良い。HIS200は、例えば、会計に関する情報や診療予約に関する情報、電子カルテに関する情報、検査依頼などのオーダ情報などを管理する。また、他の部門のシステム300とは、放射線部門以外の部門のシステム、つまり、他の診療科や検査部門のシステムである。
(RIS110とモダリティ120)
RIS110は、放射線部門における情報を統括的に管理するシステムであり、図2に示すように、情報を受信する受信部111と、情報を送信する送信部112と、情報を記憶する記憶部113と、情報の入力を受けるキーボードやタッチパネルなどの入力部114と、情報を表示するモニタなどの表示部115と、を有している。そして、RIS110は、このような構成により、例えば、検査の依頼に関する情報であるオーダ情報や、実際に撮影した検査の使用物品や撮影者などを含む検査実績情報などを管理する。
モダリティ120は、CT検査やMRI検査を行なう装置である。上述したオーダ情報は、このモダリティ120による検査の依頼に関する情報である。モダリティ120は、情報を受信する受信部と、情報を送信する送信部と、情報を記憶する記憶部と、情報の入力を受けるボタンやタッチパネルなどの入力部と、情報を表示する表示部と、検査を行う検査部と、を有している。この検査部は、モダリティ120ごとに異なる。この検査部は、例えば、CT検査を行なうモダリティであれば放射線などを用いて、患者の体の断層画像を取得し、MRI検査を行なうモダリティであれば核磁気共鳴現象を用いて、患者の体内の画像を取得する。
通常、モダリティ120による検査が必要な患者がいる場合、医師は、この患者に関する情報や行いたい検査に関する情報などを、検査を行う者、例えば、診療放射線技師に伝え、診療放射線技師は、この伝えられた情報に基づいて、検査を受ける患者と行うべき検査を特定し、特定された患者に対して、特定された検査を、モダリティ120を用いて行う。
そこで、上述したオーダ情報は、例えば、患者に関する情報である患者情報や、検査の内容の情報である検査情報などにより構成されている。オーダ情報に含まれる患者情報は、例えば、検査を受ける患者のID、氏名、性別、生年月日などにより構成されており、オーダ情報に含まれる検査情報は、依頼された検査の種別、検査により撮影する部位、検査予約の日時などにより構成されている。また、オーダ情報には、各オーダ情報に係る検査を識別するための番号として、検査番号が付されており、オーダ情報は、この検査番号も含んでいる。
オーダ情報は、例えば、次のように医師から診療放射線技師に伝えられる。まず、医師が、診療室において、HIS200に接続された端末などの入力部によりオーダ情報を入力することにより、オーダ情報をHIS200に登録する。そして、HIS200が、この登録されたオーダ情報をRIS110に送信し、RIS110がこの送信されたオーダ情報を受信し、記憶する。そして、診療放射線技師が、放射線部門において、この記憶されたオーダ情報をRIS110やRIS110に接続した端末などの表示部に表示する。これにより、診療放射線技師は、オーダ情報の内容を確認することができ、医師から診療放射線技師にオーダ情報が伝わる。
(モダリティ120による検査)
診療放射線技師は、モダリティ120による検査を開始する際、RIS110に対して、検査開始の処理を行う。検査開始と同時にRIS110はオーダ情報に対応する患者検査情報をモダリティ120に通知する。このRIS110とモダリティ120との通信はDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に定められた通信を用いると良い。DICOMは、医用画像のフォーマットやその他医療情報の通信についての標準規格である。上述したモダリティ120がRIS110から検査患者情報を取得する処理は、DICOMにおけるMWM(Modality Worklist Management)と呼ばれるサービスクラスを用いるのが、最も一般的である。
この検査開始の処理の後、モダリティ120による検査が行われる。モダリティ120は、検査開始の処理により入力された情報に対応する検査を行い、この検査に関する医用画像を取得する。例えば、CT検査やMRI検査などであれば、モダリティ120は、患者の体の断層画像を取得する。
診療放射線技師は、全ての検査が終わったと判断したときは、モダリティ120に対して、検査終了の処理を行う。モダリティ120は、この検査終了の処理が行われると、取得した医用画像に、RIS110から取得した検査患者情報や、医用画像を取得したモダリティ120に関する情報、そのモダリティ120が行なった検査に関する情報などを画像付帯情報として付加した医用画像を生成する。モダリティ120が生成する医用画像のフォーマットとしては、DICOMにより定められたフォーマットを用いると良い。DICOMフォーマットとは、例えば該検査に関する情報、検査を受けた患者に関する情報、画像に関する情報などを画像に付加された、医用画像の保存形式である。DICOMでは、付加された情報の属性、つまり、付加された情報が、患者の名前に関する情報であるのか、患者のIDに関する情報であるのか、などを識別するためのタグが定められており、このタグをDICOMタグと呼ぶ。種々の装置がDICOMに対応することにより、病院内の様々な部門で医用画像を扱うことが可能になる。そして、モダリティ120は、この生成した医用画像を、検像システム130に送信する。
(検査後のRIS110での処理)
診療放射線技師は、検査を行った後、行なった検査についての内容など、つまり、検査の実績に関する情報を、RIS110の入力部114やRIS110の端末の入力部を用いて、入力する。RIS110は、この入力された検査に関する情報をその検査についてのオーダ情報に付加し、検査実績情報として記憶部113に記憶する。これにより、検査の依頼や実績に関する情報を含んだ検査実績情報をRIS110により管理することが可能になる。このとき、診療放射線技師により入力される検査の実績情報としては、例えば、撮影した日付や、撮影した時刻、撮影した部位、撮影条件などがある。RIS110は、この検査実績情報をHIS200に送信する。これにより、検査実績情報をHIS200によっても管理することが可能になる。この検査実績情報は、検査の会計処理や照射録に利用される。
また、検査実績情報に含まれる検査の実績に関する情報は、モダリティ120からRIS110に送信されるようにしても良い。この、モダリティ120とRIS110との通信も、DICOMに定められた通信を用いると良い。上述したモダリティ120がRIS110に検査の実績に関する情報を送信する処理は、DICOMにおけるMPPS(Modality Performed Procedure Step)と呼ばれるサービスクラスを用いるのが、最も一般的である。
(検像システム130)
検像システム130は、モダリティ120が生成した医用画像が診療に用いることができるものであるかの確認を行うシステムである。例えば、医用画像が正確に撮影されたものであるのか、医用画像に必要な情報が付加されているかどうか、などの確認を行う。
検像システム130は、図3に示されるように、情報を受信する受信部131と、情報を送信する送信部132と、情報を記憶する記憶部133と、情報の入力を受けるキーボードやタッチパネルなどの入力部134と、情報を表示するモニタなどの表示部135と、を有している。検像システム130において、医用画像が診療に用いることができることが確認された医用画像は、検像システム130からPACS140に送信される。また、医用画像が診療に用いることができないものであることが確認されたときは、モダリティ120により再度の検査が行なわれる。
医用画像が診療に用いることができるものであるかの確認は、診療放射線技師が検像システム130を用いて、目視で行なう。または、検像システム130が、図4に示されるように、医用画像確認部136を有しており、医用画像が診療に用いることができるものであるかの確認を、医用画像確認部136により自動的に行なうこともできる。医用画像確認部136は、例えば医用画像に必要なDICOMタグ情報が付加されていなかったり、差異がある場合、タグの値が規定値から外れているときは、その医用画像に問題があると判断し、警告をすることが可能である。
(PACS140)
PACS140は、医用画像を保存する画像サーバである。PACS140は、例えば、情報を受信する受信部と、情報を送信する送信部と、情報を記憶する記憶部と、を備えている。
PACS140は、モダリティ120や検像システム130から医用画像を受信すると、この受信した医用画像を記憶する。上述したように、このPACS140に記憶される医用画像には、患者に関する情報や検査に関する情報などが画像付帯情報として付加されている。このため、病院の様々な部門の端末などから、PACS140に接続し、必要な医用画像を、その患者に関する情報や検査に関する情報に基づいてPACS140から探し出し、取得することが可能である。
(レポーティングシステム150)
レポーティングシステム150は、読影を行なう際に用いられるシステムである。読影を行なう医師である読影医は、レポーティングシステム150を用い、PACS140から医用画像を取得し、表示された画像に基づいて画像診断を行なう。そして、読影医は、画像診断の結果についてレポートを作成し、このレポートを記憶部に記憶する。
(二回目以降の検査)
一般的に、病気にかかった者や怪我を負った者は、初めての診察、初診を受ける。この初診において、必要であれば、各種の検査が行なわれる。検査としては、医用画像を撮影し、その医用画像による画像診断や、心電図や超音波を用いた生理検査などが行なわれる。そして、この検査の結果や患者による主訴になどに基づき、どのような処置を行なうか、どのような投薬を行なうか、どのような手術を行なうか、などの治療方針が決定され、その治療方針に沿った治療が行なわれる。そして、その治療の効果や経過、若しくは合併症等の発生有無、治療方針の変更の必要性などを判断するために、適宜、さらに追加の検査や診察が行われることがある。通常、この追加の検査は、治療前の検査や、その他適宜行った検査などで取得した医用画像などを参考にして検査が行なわれると好都合である。これは、例えば、治療前の検査時と同様の位置を同様の撮影方法により取得した医用画像を参考にして検査をした方が、治療前後の比較を行いやすいためである。また、異なる種類や部位の検査の情報であっても、この追加の検査の参考になることがある。
例えば、手術により股関節にボルトが挿入されている患者の場合は、経過観察の際のX線検査(レントゲン検査)で、挿入されているボルトが全て写っていることが必要である。このときには、前回のX線検査の医用画像を参考にし、挿入されているボルトの位置や長さを予め確認した上で、医用画像を撮影することで、写し損じによる再撮影をなくし、X線による不要な被曝を少なくすることができる。
また、参考画像は、前回の検査の種類や検査内容と完全に一致していなくても良い。例えば、左下腿骨にボルトが埋め込まれた患者に対し、左下腿骨のCT検査を行なう場合、その患者がそれまでに左下腿骨のCT検査をしたことがなくても、左下腿骨のレントゲン検査を受けたことがある場合は、そのレントゲン検査で取得された医用画像を使用することで、その患者にどのようにボルトが埋め込まれているかを知ることができる。また、例えば、足関節を複雑骨折した患者の足関節をCT検査する場合は、以前に撮影された同じ足関節のX線検査画像(レントゲン検査画像)を参考にすると、CT検査でどのような撮影をすると良いのか、どのような断面で観察すると骨折の状態がわかりやすいのか、などを判断することができる。つまり、異なる検査の種類、検査項目であっても、同じ部位、若しくは患部の近くや、健康な反対側などを撮影した医用画像を参照することが可能であれば、その部位をどのように撮影すれば良いのかを判断・予測することが可能になる。
また、例えば肝臓がんの治療の際にも、治療の効果をみるために経過観察が行なわれるが、このときは、前回の腹部CTがどのような条件で撮影されたのを確認し、撮影条件、撮影方法をどのようにするべきかが検討される。このときに参考にされる撮影条件としては、管電圧、管電流、スキャンタイム、撮影範囲、撮影ピッチ、FOV(Field of View)、スライス厚、撮影ギャップなどがあり、撮影方法に係る情報としては、造影剤を使用するか否か、造影剤を使用するならば、造影剤の種類(薬品名、薬品の濃度)、造影剤の量、造影剤の注入方法(注入スピード、注射位置、注入のタイミング)、撮影タイミングなどの情報がある。これらの情報は、PACS140に保存された医用画像の付帯情報に含まれていることもあるが、必ずしも、含まれているとは限らない。また、肝臓がんの経過観察においては、前回の検査で取得された医用画像に、患部が、どのようなサイズ、状態で、どの位置に、どのように存在するのかの確認をすると良い。さらに、前回撮影時の撮影条件や造影剤の注入方法が適切であったのか、前回より良い条件や方法があるのかを検討し、前回検査の内容を元に、手技の改善を図ることも可能である。このときには、同じ部位、同じ検査項目(検査の種類)についてのみならず、例えば検査部位の近傍を撮影した検査、この例であれば、胸部CTや骨盤部CTの前回の検査で取得した医用画像や、例えば造影剤使用の検査時に、造影剤を使用しなかった前回の検査などを参考することが有用となることもある。
以上のように、モダリティを用いた検査では、一人の患者に同じ検査を継続して複数回行なうことが多い。そして、上述したように、このとき、複数回の検査により取得された複数の医用画像の比較を行なうことで、治療の効果の判定などがされる。
そこで、従来、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師などは、RIS110で患者が以前に受けた検査の中で、今回の検査を行うにあたり参考になりそうな検査を探し出し、更にPACS140に接続し、そのオーダに係る検査について以前に取得した医用画像を、PACS140に保存された医用画像の中から検索し、取得し、この取得した医用画像を参照して、二回目以降の検査を行なっていた。これは、過去検査の情報や画像を参考にする時には、RIS110に格納されている過去検査のオーダ情報・検査実績情報と参照用の医用画像の両方を利用しなければ、探し出した検査が今回検査に有用であるか否かの判断を行い、有用である場合にはそれらを今回検査に活用することが困難であるという問題があるためである。
例えば、DICOMに基づく画像付帯情報を付帯した医用画像の場合は、「Body Part Examined」というDICOMタグとともに、検査部位についての情報が医用画像に付加されている。しかしながら、このDICOMタグとともに付加された検査部位についての情報は、おおまかな検査部位についての情報である。例えば、検査された部位が「足指」や「膝関節」など足に関わる部位であるときは、DICOMタグとともに付加される検査部位についての情報は、すべてが「Foot」である。このため、例えば、医用画像が付帯した画像付帯情報のみで、「足指」について以前に取得された医用画像を検索することはできず、例えば、「足指」とは異なる部位を含む足に関わる部位に関する医用画像のすべてを一つ一つ画像を表示し、確認しながら、「足指」についての医用画像を探し出す必要があった。
一方、RIS110は、上述したように、オーダ情報、及び検査実績情報を記憶している。上述したように、このオーダ情報は、検査の依頼に関する情報であり、検査部位に関する情報として、DICOMタグとともに付加される検査部位の情報よりも詳細な部位が記載されている。よって、比較したい部位に関する検査についての情報をより容易に探し出すことができる。例えば、オーダ情報は、JJ1017コードを使用して記述することが推奨されており、このJJ1017コードは、「部位」、「左右の体位」などを示すコードを含んでいる。
しかしながら、RIS110には、医用画像は保存されていないため、RIS110から取得できるのは、検査についての情報だけである。このため、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像を取得するためには、RIS110により取得した、比較したい部位に関する検査に関する情報を用いて、さらに、PACS140から医用画像を検索する必要があり、参考画像を取得するのに時間と手間がかかっていた。また、必ずしも、一つの端末により、RIS110とPACS140の両方に接続できるとは限らず、RIS110に接続できる端末と、PACS140に接続できる端末が異なるときなどには、2つの端末を操作しなくてはならなかった。また、この2つの端末が離れた位置に設置されているときなどは、参照用の医用画像を取得するために、診療放射線技師などの検査を行なう者は、2つの端末の間を移動しなくてはならなかった。
(検像システム130からRIS110への医用画像の送信)
そこで、本発明に係る検像システム130は、診療に用いることができることが確認された医用画像を、PACS140に送信するだけでなく、RIS110にも送信する。そして、本発明の実施形態に係るRIS110は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を、記憶部113に記憶された当該医用画像に係る検査についての検査実績情報に関連付けた上で、記憶部113に記憶する。このとき、医用画像に付帯されているDICOMタグ情報と共に記憶部113に記憶すると良い。また、検査実績情報と医用画像の関連付けは、検査実績情報とDICOMタグ情報に登録されている検査番号などを利用することができる。ただし、システム構成や装置の都合などで検査番号が検査に対して一意に付番されていない場合などは、受信した医用画像を記憶部113に記憶する際に、一意な情報となるよう関連付けを行い、記憶するようにするとよい。
このため、本発明により、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師が、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参考画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を、RIS110のみを使用することで取得することが可能になる。つまり、本発明により、参考画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を容易に取得することが可能になる。
医用画像をRIS110の記憶部113に記憶する際には、DICOMタグが付加されている状態で記憶しても良いし、DICOMタグと分離して記憶しても良い。DICOMタグと分離して医用画像を記憶部113に記憶する際は、医用画像とDICOMタグを、例えば、検査番号をキーとして記憶するようにすると良い。または、DICOMタグが付加されていない医用画像のみを記憶するようにしても良いし、また、DICOMタグの情報のみを記憶するようにしても良い。
また、本発明に係るRIS110は、入力部114やRIS110に接続した端末により入力された情報に基づき、記憶部113に記憶された検査実績情報とDICOMタグ情報から当該入力された情報により特定される検査実績情報を検索し、記憶部113に記憶された医用画像のうちから当該検索された検査実績情報に関連付けられた医用画像を検索する医用画像検索部117を有するようにすると良い。
このようにすることで、例えば、二回目以降の検査のオーダを受けた診療放射線技師が、RIS110の入力部114やRIS110に接続した端末から、当該オーダに係る検査の内容を特定する情報を入力することで、参考画像を取得することが可能になる。つまり、このようにすることで、参考画像を容易に取得することが可能になる。そして、例えば、当該取得された参考画像と、その参考画像に係るDICOMタグ情報と、その検査実績に関する情報とを、RIS110の表示部115やRIS110に接続された端末の表示部に表示することで、例えば、参考画像と同じ条件を今回の撮影に採用することが可能になる。
また、一般に、モダリティ120により断層画像を撮影するときなどは、一回の検査でモダリティ120から検像システム130に送信される医用画像は、かなりの数になる。そこで、本発明の実施形態に係る検像システム130は、診療に用いることができることが確認された医用画像のうち、一部の医用画像を選択する医用画像選択部137を有することにしても良い。そして、検像システム130は、この医用画像選択部137により選択された医用画像のみをRIS110に送信するようにしても良い。
このようにすることにより、大量の医用画像を、検像システム130からRIS110に送信する必要がなくなり、ネットワークにかかる負荷を抑制することが可能になり、また、RIS110に記憶される医用画像の量を抑制することが可能になる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、RIS110に記憶される医用画像の量を抑制しつつ、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。また、選択される一部の医用画像としては、該当検査の医用画像の中で、例えば所見が観察できる断面、つまり、その医用画像の中でもキーとなる医用画像を選択するようにすると良い。これにより、さらに、所見が観察できる画像のみを表示することができるため、無駄な画像を参照する手間が省け、画像閲覧時の労力を軽減することが可能となる。
ここで、医用画像選択部137により選択される医用画像は、検像システム130において検像処理を行なった者などが入力部134を用いて選択したものであるようにしても良い。
このようにすることで、例えば、検像処理を行なった者が選択した医用画像のみが検像システム130からRIS110に送信されることになる。このため、例えば、検像処理を行なった者が必要だと判断した医用画像のみが検像システム130からRIS110に送信されることになる。例えば、一つの検査において、複数の部位が撮影され、その各部位に対して、複数の医用画像が取得されることがあるが、このようなときは、検像処理を行なった者などが、入力部134を部位ごとに一つの医用画像を選択することにすると、部位ごとに一つの医用画像のみが検像システム130からRIS110に送信されることになる。結果、不要な医用画像が検像システム130からRIS110に送信されなくなるため、ネットワークに無用な負荷をかけることを防ぐことが可能になる。また、不要な医用画像をRIS110に記憶する必要がなくなる。つまり、ネットワークに無用な負荷をかけることなく、また、不要な医用画像をRIS110に記憶することなく、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を容易に取得することが可能になる。
また、検像システム130が、画像を圧縮する画像圧縮部を有するようにし、検像システム130からRIS110に送信される医用画像が、検像システム130がモダリティ120から受信した医用画像をこの画像圧縮部により圧縮したものであるようにしても良い。
このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制しつつ、RIS110に記憶される医用画像の量を抑制することができる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、RIS110に記憶される医用画像の量を抑制することが可能で、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を容易に取得することが可能になる。
画像の圧縮方法に対しても、DICOMでは様々な規定がある。しかし、上記のRIS110に送信する医用画像は、診断行為に使用されるものでない。よって、この医用画像に適用される圧縮方法は、このDICOMに定められた圧縮方法に限る必要はない。つまり、画像圧縮部による圧縮は、可逆圧縮でも良いし、非可逆圧縮でも良い。また、医用画像に適用される圧縮方法は、例えば、BMPやJPEGなどの汎用的な形式であっても良い。RIS110に送信する医用画像を診断行為に使用できないレベルまで圧縮した場合には、例えば、「当該医用画像を診断に使用しないでください」などの注記を医用画像に付加しておくことにより、当該医用画像が診断行為に使用されることを防ぐことが可能である。
また、検像システム130は、矢印などの注記(annotation)を医用画像に付加する医用画像加工部138を有するようにしても良い。医用画像加工部138は、例えば、検像処理を行なった者が検像システム130の入力部134により入力した情報に基づいて注記を付加するようにすると良い。また、RIS110が、入力部114やRIS110の端末を用いて注記を付加することを可能とすると良い。また、RIS110に医用画像を受信した後に、追加で、医用画像加工部118により入力された注記を付加して記憶部113に保存しても良い。
このようにすることで、例えば、検像処理を行なった者、若しくはRIS110で医用画像の確認を行ったものが医用画像の注目すべき箇所に矢印などの注記で示すことが可能になる。結果、当該医用画像を参照用画像と使用した際に、一目で注目すべき箇所が分かるようになり、画像確認の手間を省くことが可能になる。
さらに、検像システム130は、入力部134により入力されたコメントを医用画像に付加する手段を有するようにしても良い。そして、このコメントが付加された医用画像をRIS110に送信するようにすると良い。また、RIS110が、入力部114やRIS110の端末を用いて入力されたコメントを、医用画像に付加することを可能とすると良い。また、RIS110に医用画像を送信した後に、追加で、入力部134により入力されたコメントのみをRIS110に送信するようにしても良い。
このようにすることで、画像と共にコメントから、その画像が撮影された経緯や、その画像に写されている所見の特徴を把握することが可能となる。例えば、患者に対して処置前・処置後3日・処置1ヶ月で検査が行われているとき、それぞれの画像を比較するためには全ての検査オーダ・実績情報に含まれるコメント、及び実績情報の検査実施日を参照し、内容を把握しなければ、参考にしようとしている検査画像が処置からどの程度経過している画像であるのかを把握することが出来ない。例えば「処置前」「処置後3日」「処置後1ヶ月」と、検査画像にコメントとして付加することで、全てのオーダ・実績情報の内容を把握しなくても、登録したコメントと参照画像のみで、疾患の病態の変化や処置後の様子を簡単に把握することが可能となる。
(モダリティ120からRIS110への医用画像の送信)
上記では、検像システム130からRIS110に医用画像を送信する実施形態について詳述したが、モダリティ120からRIS110に医用画像を送信するようにしても良い。つまり、モダリティ120単独、若しくはモダリティ120とRIS110で機能を分割して動作させることで、上記の本発明の実施形態に係る検像システム130が有している機能と同様の機能を有するようにしても良い。このようにすることでも、上述した、検像システム130からRIS110に医用画像を送信することで得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。つまり、このようにすることでも、二回目以降の検査のオーダを受けた際に、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を容易に取得することが可能になる。
(PACS140からRIS110への医用画像の送信)
同様に、PACS140からRIS110に医用画像を送信するようにしても良い。つまり、PACS140単独、若しくはPACS140とRIS110で機能を分割させることで、上記の本発明の検像システム130が有している機能と同様の機能を有するようにしても良い。このようにすることでも、上述した、検像システム130からRIS110に医用画像を送信することで得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。つまり、このようにすることでも、二回目以降の検査のオーダを受けた際に、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を容易に取得することが可能になる。
(その他システムからRIS110への医用画像の送信)
また、レポーティングシステム150やHIS200など、PACS140と連携して画像を参照することが可能なシステムが、PACS140から参考画像として画像を取り込む操作を行った際に、その画像をPACS140からRIS110にも送信するようにしても良い。例えば読影医が、検査後にレポーティングシステム150を用いてPACS140から医用画像を取得し、表示された画像を参照しているときに、その画像が比較参照用に適していると判断した際、当該画像をPACS140からRIS110に送信することが可能となる。さらに、レポーティングシステム150などのシステムの参考画像取り込み動作とともに、PACS140からをRIS110に画像を送信するようにすることで、送信する画像選択の手間を省きつつ、有用な医用画像をRIS110に送信することが可能となる。つまり、このようにすることでも、二回目以降の検査のオーダを受けた際に、比較に適した医用画像を撮影する際に用いる参照用の医用画像、及びその画像に付加されているDICOMタグ情報を容易に取得することが可能になる。
(初回の検査のオーダを受けた際の処理例)
図4は、初回の検査の際に、上述した本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示すフローチャートである。以下、初回の検査の際に、本実施形態に係る放射線部門システムにおいて行なわれる処理の一例を、図4を参照しながら説明する。
RIS110は、HIS200などから送信されたオーダ情報を受信し、記憶する(S101)。診療放射線技師は、RIS110に記憶されたオーダ情報に基づき、モダリティ120を用いた検査を行なう(S102)。
検査が終了すると、モダリティ120は、当該検査で取得した医用画像に、画像付帯情報を付加し、他の部門でも使用できるフォーマットを持った医用画像を生成し、この生成した医用画像を検像システム130に送信する(S103)。さらに、診療放射線技師は検査実績情報をRIS110に登録し、さらに、この検査実績情報をHIS200に送信する。また、検像システム130は、モダリティ120から送信された医用画像を受信し、記憶する(S104)。
医用画像を受信すると、検像システム130により、医用画像が診療に用いることができるものであるかが確認される(S105)。
医用画像が診療に用いることができないものであることが確認されたときには(S105、NO)、診療放射線技師は、再度、モダリティ120を用いた検査を行う(S102)。
一方、医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときには(S105、YES)、検像システム130からPACS140とRIS110に医用画像が送信される(S106)。そして、PACS140は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を記憶し、RIS110は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を検査実績情報と関連付けて記憶する(S107)。
(二回目以降の検査のオーダを受けた際の処理例)
図5は、二回目以降の検査の際に、上述した本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示すフローチャートである。以下、二回目以降の検査の際に、本実施形態に係る放射線部門システムにおいて行なわれる処理の一例を、図5を参照しながら説明する。
RIS110は、HIS200などから送信されたオーダ情報を受信し、記憶する(S201)。患者が検査部門に来たら、診療放射線技師は、今から検査しようとする検査のオーダ情報を参照し、RIS110に保存されている該当患者の過去検査の中から参考画像を、検査オーダ情報と医用画像に付帯したDICOMタグを元に検索、参照することで探し出し、探し出した参考画像のオーダ情報とともに取得する(S202)。そして、診療放射線技師は、RIS110に記憶された今回検査のオーダ情報とこの取得した参考画像、及びその過去検査の検査オーダ情報、DICOMタグの情報とに基づき、モダリティ120を用いた検査を行なう(S203)。
検査が終了すると、モダリティ120は、当該検査で取得した医用画像に、画像付帯情報を付加し、他の部門でも使用できるフォーマットを持った医用画像を生成し、この生成した医用画像を検像システム130に送信する(S204)。さらに、診療放射線技師は検査実績情報をRIS110に登録し、更にHIS200に送信する。また、検像システム130は、モダリティ120から送信された医用画像を受信し、記憶する(S205)。
医用画像を受信すると、検像システム130により、医用画像が診療に用いることができるものであるかが確認される(S206)。
医用画像が診療に用いることができないものであることが確認されたときには(S206、NO)、診療放射線技師は、再度、モダリティ120を用いた検査を行う(S203)。
一方、医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときには(S206、YES)、検像システム130からPACS140とRIS110に医用画像が送信される(S207)。そして、PACS140は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を記憶し、RIS110は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を検査実績情報と関連付けて記憶する(S208)。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムが格納されているROM(Read Only Memory)から、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリ(RAM)にプログラムを読み込んで実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、MO(Magneto Optical)ディスク等の光磁気ディスクなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。
このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
また、上記実施形態で説明したシステムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。
100 放射線部門システム
110 RIS
111 RISの受信部
112 RISの送信部
113 RISの記憶部
114 RISの入力部
115 RISの表示部
116 RISの関連付け部
117 RISの医用画像検索部
118 RISの医用画像加工部
120 モダリティ
130 検像システム
131 検像システムの受信部
132 検像システムの送信部
133 検像システムの記憶部
134 検像システムの入力部
135 検像システムの表示部
136 検像システムの医用画像確認部
137 検像システムの医用画像選択部
138 検像システムの医用画像加工部
140 PACS
150 レポーティングシステム
200 HIS
300 他の部門のシステム

Claims (4)

  1. 医用画像の検像を行なう検像システムであって、
    前記検像システムは、
    モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであるか確認する医用画像確認手段と、
    前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段と、
    選択された医用画像のみを、放射線部門における情報を統括的に管理することを特徴とする放射線情報システムに送信する送信手段を有することを特徴とする検像システム。
  2. 放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムであって、
    モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであるか確認する医用画像確認手段と、前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段と、選択された医用画像のみを前記放射線情報システムに送信する送信手段と、を有する医用画像の検像を行なう検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする放射線情報システム。
  3. モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであるか確認し、前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像の検像を行なう検像システムを、
    モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該選択された医用画像のみを、放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムに送信する送信手段として機能させるプログラム。
  4. 放射線部門における情報を統括的に管理する放射線情報システムを、
    モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであるか確認し、前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像の検像を行なう検像システムから送信された選択された医用画像のみを受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるプログラム。
JP2017152356A 2017-08-07 2017-08-07 検像システム、放射線情報システム、及びプログラム Pending JP2017209522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017152356A JP2017209522A (ja) 2017-08-07 2017-08-07 検像システム、放射線情報システム、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017152356A JP2017209522A (ja) 2017-08-07 2017-08-07 検像システム、放射線情報システム、及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014000314A Division JP6295082B2 (ja) 2014-01-06 2014-01-06 放射線部門システム、及び、医用画像保存方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017209522A true JP2017209522A (ja) 2017-11-30

Family

ID=60474387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017152356A Pending JP2017209522A (ja) 2017-08-07 2017-08-07 検像システム、放射線情報システム、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017209522A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02302248A (ja) * 1989-05-16 1990-12-14 Toshiba Corp Ct装置の再撮像装置
JP2007159934A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Hitachi Medical Corp 比較読影支援装置
US20080037849A1 (en) * 2006-08-09 2008-02-14 Fujifilm Corporation Image transmission method, image transmission apparatus, and image transmission program
WO2008038614A1 (fr) * 2006-09-26 2008-04-03 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. dispositif de gestion d'images médicales et programme
JP2012179360A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Corp 医用画像処理装置、x線コンピュータ断層撮像装置及び医用画像処理プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02302248A (ja) * 1989-05-16 1990-12-14 Toshiba Corp Ct装置の再撮像装置
JP2007159934A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Hitachi Medical Corp 比較読影支援装置
US20080037849A1 (en) * 2006-08-09 2008-02-14 Fujifilm Corporation Image transmission method, image transmission apparatus, and image transmission program
WO2008038614A1 (fr) * 2006-09-26 2008-04-03 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. dispositif de gestion d'images médicales et programme
JP2012179360A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Corp 医用画像処理装置、x線コンピュータ断層撮像装置及び医用画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4573818B2 (ja) 医用画像管理方法及び医用画像管理装置並びに医用ネットワークシステム
US8934687B2 (en) Image processing device, method and program including processing of tomographic images
JP2007233841A (ja) 診断システム
KR20120132017A (ko) 방사선량 관리 장치 및 방법과 이를 실행하기 위한 기록매체
JP2009070201A (ja) 読影レポート作成システム及び読影レポート作成装置並びに読影レポート作成方法
JP2009072412A (ja) 画像表示システム及び画像表示装置並びに画像表示方法
JP2014071592A (ja) 投薬効果予測システム及びその制御方法、並びに制御プログラム
JP2005160660A (ja) 検査マネージメントシステム及び検査マネージメント方法
US20170154162A1 (en) Systems and methods for managing adverse reactions in contrast media-based medical procedures
JP6316546B2 (ja) 治療計画策定支援装置及び治療計画策定支援システム
JP2011204084A (ja) 検査実施支援プログラム、検査実施支援装置、検査実施支援システム、及び検査実施支援方法
JP6738305B2 (ja) 学習データ生成支援装置および学習データ生成支援装置の作動方法並びに学習データ生成支援プログラム
JP5809015B2 (ja) 再撮指示情報登録が可能な診療画像撮影業務にかかわるシステム及び再撮指示登録方法
JP6666687B2 (ja) 情報処理システムおよびその制御方法
JP2008073397A (ja) 解剖図選択方法及び解剖図選択装置並びに医用ネットワークシステム
JP6295083B2 (ja) 放射線部門システム、レポーティングシステム、医用画像保存方法及びプログラム
JP6968195B2 (ja) 検査情報表示装置、方法およびプログラム
WO2008038581A1 (fr) Procédé de compression d'image, dispositif de compression d'image et système de réseau médical
JP2017207793A (ja) 画像表示装置および画像表示システム
KR102130098B1 (ko) 의료 영상과 관련된 장치들 간에 송수신되는 의료 데이터를 생성하는 방법 및 장치.
JP6295082B2 (ja) 放射線部門システム、及び、医用画像保存方法
JP2005202690A (ja) 医療情報提供システム。
JP2017209522A (ja) 検像システム、放射線情報システム、及びプログラム
US20190371454A1 (en) Medical image information storage system
JP5431415B2 (ja) 医用ネットワークシステム及びサーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190219