JP2017208948A - 回転電機 - Google Patents

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賢治 中山
金澤 宏至
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Abstract

【課題】モータ特性不具合時の原因究明や、顧客のバリエーションに対して、幅広く対応ができるモータ構造を提供することである。【解決手段】本発明に係る回転電機は、ロータを支持するシャフトと、前記シャフトを回転可能に支持する第1ベアリング及び第2ベアリングと、径方向に沿って前記ロータと対向するステータと、前記第1ベアリングを支持する第1ベアリング支持部及び前記ステータの外面に固定される第1延材部を有する第1カバーと、前記第2ベアリングを支持する第2ベアリング支持部及び前記ステータの外面に固定される第2延材部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーを覆うハウジングと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機に係り、特に、車載用の電動パワーステアリングモータのハウジング構造及び、モータの軸受け構造など、モータ構造全般に関するものである。
従来の技術として、特許文献1は、モータ取付けフランジが一体化されたモータハウジング内に、ステータ/ロータの磁気回路部品とベアリングを保持するベアリングボックスが一体となったフランジ及びバスバーを組み込んだ後に、モータ特性のための検査を行う構造が開示されている。
特開2014−75929号公報
本発明の課題は、モータ特性不具合時の原因究明や、顧客のバリエーションに対して、幅広く対応ができるモータ構造を提供することである。
本発明に係る回転電機は、ロータを支持するシャフトと、前記シャフトを回転可能に支持する第1ベアリング及び第2ベアリングと、径方向に沿って前記ロータと対向するステータと、前記第1ベアリングを支持する第1ベアリング支持部及び前記ステータの外面に固定される第1延材部を有する第1カバーと、前記第2ベアリングを支持する第2ベアリング支持部及び前記ステータの外面に固定される第2延材部を有する第2カバーと、前記第1カバーと前記第2カバーを覆うハウジングと、を備える。
本発明によれば、モータ特性不具合時の原因究明や、顧客のバリエーションに対して、幅広く対応ができる。
機電一体型電動パワーステアリング用モータの展開鳥瞰図である。 仮組みモータ18と他の部品の展開鳥瞰図である。 機電一体型電動パワーステアリング用モータの斜視図である。 図3に示された機電一体型電動パワーステアリング用モータのシャフト6を通る断面図である。
本発明の実施例について、図1ないし図4を用いて説明する。本発明の一実施例である、電動パワーステアリング用モータを用いて仮組みモータ構造及び、製造方法を説明していく。
図1は、機電一体型電動パワーステアリング用モータの展開鳥瞰図である。図2は、仮組みモータ18と他の部品の展開鳥瞰図である。図3は、機電一体型電動パワーステアリング用モータの斜視図である。図4は、図3に示された機電一体型電動パワーステアリング用モータのシャフト6を通る断面図である。
図1、図2及び図4に示されるように、第1カバー3及び第2カバー15の内周側には、分割されたステータコア12が溶接または溶接レスでリング形状を保持し、圧入または、焼嵌めされている。
ステータコア12の外周側に配置される第1カバー3及び第2カバーは、ステータコア12の外面に対して、積厚方向に延材部を有する。第1カバー3及び第2カバーを用いて、ステータコア12を円環状に保持する機能を果たしている。このステータコア12にボビン13を取付け、ボビン13の外周部にコイル14を巻いて固定子を形成する。
ステータコア12の内周側には、シャフト6、ロータコア7、磁石8、磁石カバー9、サイドカバー5から構成される回転子が設けられる。回転子は、第1ベアリングとなるFベアリング4及び第2ベアリングとなるRベアリング10により支持される。
Fベアリング4は第1カバー3に固定される。Rベアリング10は予圧ばね11を介して第2カバー15にそれぞれ固定される。第2カバー15には貫通穴が設けられ、先に述べた固定子の口出し線、コイル14が第2カバー15の内側から外側に向かって通っている。
第2カバー15の内側から延びた口出し線のコイル14は、第2カバー15に固定されたバスバーモールド16の各端子に、溶接又は半田で接続されUVW-3相出力できるように配線されたバスバー端子にインバータから電力を給電する事でモータは回転し、モータ特性が計測可能な仮組み形状になる。
図2に示される仮組みモータ18の状態にて、モータ特性が問題無い事を確認した後に、仮組みモータ18をハウジング2に収納し、モータトルクをギアシステム側に伝達する部品となるジョイント1をモータシャフト6の先端に取付け、モータの出力軸の反対側には、磁石の回転センサとなる磁極センサ17を取り付ける組立工程を経て、最終のモータシステム形状(電動パワーステアリング用モータ)としている。
次に図2を用いて、先に述べた仮組みモータ18の構造とモータ特性の計測方法について説明する。仮組みモータ18の状態でジョイント1の接続側となるシャフト6が第1カバー3から飛び出した状態となるため、試験装置に取付け可能な形状となっている。また、軸方向に対して反対側ではバスバーモールド16が第2カバー15に固定されており、固定子の結線が接続されている状態にあるため、バスバーモールド16のUVW_3相端子を介して誘起電圧などのモータ特性が取得できる形状となっている。
仮組みモータ18にモータ3相端子を含んだバスバーモールド16が配置されている事で、モータ結線作業が不要であると共に、モータ特性の取得作業が容易になる効果を得られる。また、バスバーモールド16が無い場合は複数本のコイルを結線する作業を行った後に、モータ特性の取得作業を行う必要がある。
このシャフト6の先端とバスバーモールド16の3相端子を介してモータ特性を取得する事ができ、モータ不具合が発生した場合にはハウジング2に仮組みモータ18を組み立てずに、不具合品として判別し、組立工程内から、除外する事が容易となる。
また、モータとして特性検査ができている事から、不具合発生時は原因調査も容易に行う事が可能である。この仮組みモータ18は製品として出荷可能な形状でもあるため、モータ特性の保証が可能な最低限の部品で構成されたモータとして提供できるようにする事も可能である。
また、モータ取付け形状が変更となる場合でも、取付け形状が一体化されたハウジング2の取付け部を変更し、仮組みモータ18の形状は共通化可能な構造とできるため、モータバリエーションを容易に増やす事もできる。
仮組みモータ18組立後は、本図に示す例のように、ハウジング2の内部に仮組みモータを焼嵌め、圧入、接着剤などで収納・固定し、シャフト6の先端にモータトルクが伝達可能なジョイント1を圧入・焼嵌めなどで固定し、シャフト6の軸方向に対して反対側には、磁石8の回転センサとなる磁極センサ17を取り付ける組立工程を経て、最終のモータシステム形状となる。
磁極センサ17を仮組みモータ18に取り付けると、ECUを使った実使用条件に近い状態で、モータを駆動させる事ができ、モータ特性であるトルク脈動などの測定が可能な効果を得る事ができる。仮組みモータ18の構成として、ステータコア12の外周に第1カバー3と第2カバー15を嵌合させる構造としているが、本図に示すように、第1カバー3と第2カバー15の間にステータコア12が見えるよう、隙間があっても、隙間が無くてもステータコア12を円環状に固定できるように、第1カバー3と第2カバー15が組み込まれていれば、仮組みモータ18としての機能は満足できる。
このように第1カバー3と第2カバー15の延材部を必要な長さだけ設定し、ステータコア12の外面が見えるよう、隙間を設ける事で、第1カバー3と第2カバー15の材料費が減らせるため、コスト的に優位にする効果を得る事ができる。また、先に述べたステータコア12は鉄材を用いているため、第1カバー3と第2カバー15をステータコア12と同材料である鉄材を用いて嵌合させると、嵌合面に対し温度変化で発生する線膨張係数が同一となるため、ステータコア12の嵌合面にかかる応力負荷が軽減できる。そのため、ステータコアにかかる応力負荷の軽減により、コギングトルクなどのモータ特性悪化要因を防ぐ効果を得る事ができる。
図3に先に述べた最終のモータシステム形状となる電動パワーステアリングモータ100の外観を示す。電動パワーステアリングモータ100の外観から見てわかる通り、仮組みモータ18は、最終顧客取付け形状が一体化されたハウジング2の内部に収納され、モータの出力軸には、モータトルクをギアシステム側に伝達するジョイント1が取付けられ、最終のモータシステム形状である、電動パワーステアリングモータ100として、電動パワーステアリングギアシステムに組み込まれる形状となる。先に述べたように、仮組みモータ18の形状を流用して、最終顧客の要望に合わせた、モータ取付けフランジ一体型のハウジング2とモータトルクをギアシステムに伝達するジョイント1の形状変更でモータバリエーションを容易に増やす事が可能となる効果を得る事ができる。
図4に本実施例である電動パワーステアリングモータ100の断面図を示す。これまで述べてきたように固定子、回転子を含めた、仮組みモータ18を最終顧客取付け形状が一体化されたハウジング2の内部に収めた構造となっている。EPSのシステム構成として、バスバーモールド16に配置される、モータの3相端子16U、16V、16Wの右側には、電動パワーステアリングモータ100を駆動するための駆動回路から構成されるECU(図示せず)が配置され、3相端子 16U、16V、16Wと電気的に接続され、モータに対して電流を流す事で、電動パワーステアリングモータ100が駆動する。電動パワーステアリングモータ100が駆動する事で、モータトルクが発生し、モータ出力側に配置されるジョイント1を介して電動パワーステアリングギアシステム(図示せず)にモータトルクを伝達する機構が取られている。
1…ジョイント、2…ハウジング、3…第1カバー、4…Fベアリング、5…サイドカバー、6…シャフト、7…ロータコア、8…磁石、9…磁石カバー、10…Rベアリング、11…予圧ばね、12…ステータコア、13…ボビン、14…コイル、15…第2カバー、16…バスバーモールド、16U…3相端子U、16V…3相端子V、16W…3相端子W、17…磁極センサ、18…仮組みモータ、100…電動パワーステアリングモータ

Claims (5)

  1. ロータを支持するシャフトと、
    前記シャフトを回転可能に支持する第1ベアリング及び第2ベアリングと、
    径方向に沿って前記ロータと対向するステータと、
    前記第1ベアリングを支持する第1ベアリング支持部及び前記ステータの外面に固定される第1延材部を有する第1カバーと、
    前記第2ベアリングを支持する第2ベアリング支持部及び前記ステータの外面に固定される第2延材部を有する第2カバーと、
    前記第1カバーと前記第2カバーを覆うハウジングと、を備える回転電機。
  2. 請求項1に記載された回転電機であって、
    前記第1カバーと前記第2カバーは、前記シャフトの回転軸方向に沿った隙間を設けるように形成される回転電機。
  3. 請求項1又は2に記載された回転電機であって、
    前記ステータに供給される電流を伝達しかつ前記第1カバー又は前記第2カバーのいずれか一方に固定されるバスバーを備える回転電機。
  4. 請求項1ないし3に記載されたいずれかの回転電機であって、
    前記ロータの回転角を検出するための回転センサを備え、
    前記回転センサが、シャフトに固定される回転電機。
  5. 請求項1ないし4に記載されたいずれかの回転電機であって、
    前記第1カバーと第2カバーは、鉄材により構成される回転電機。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317548U (ja) * 1986-07-18 1988-02-05
US20100244602A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Perret Jean-Marc Tubular induction motor with two directions of rotation for home-automation applications
JP2016021838A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 日本電産トーソク株式会社 電動オイルポンプ用モータ
JP5882442B1 (ja) * 2014-12-16 2016-03-09 ファンテック株式会社 モーターホルダー

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