JP2017208913A - ガス絶縁開閉装置の劣化監視装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の劣化監視装置 Download PDF

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Katsunori Kasai
克紀 河西
井上 直明
Naoaki Inoue
直明 井上
安部 淳一
Junichi Abe
淳一 安部
知孝 矢野
Tomotaka Yano
知孝 矢野
慎太郎 黒明
Shintaro Kuroaki
慎太郎 黒明
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Abstract

【課題】ガス絶縁開閉装置では、ローパスフィルタとして機能するブッシングを備えていないため、外部放電信号が減衰せず、外部ノイズに対し、真空バルブを内蔵した遮断器収納金属タンク外部に設置している外部アンテナよりも、遮断器収納金属タンク内部に設置している内部アンテナの方が感度良く検知してしまい、真空劣化を的確に検出できないという事象が発生している。【解決手段】真空バルブ4を内蔵した遮断器収納金属タンク2内に位置し、その内部の部分放電起因の電磁波を検出する内部アンテナ9と、遮断器収納金属タンク2外の外部放電による漏洩磁束を検知する位置に設けられた外部アンテナ17と、内部アンテナ9で検知された電磁波の強度と外部アンテナ17で検知された電磁波の強度を比較し、外部ノイズと真空バルブ4の部分放電とを区別する判定部とを設けた。【選択図】図1

Description

この発明は、全体を覆う接地電位にある金属製筐体の中に接地電位にあり絶縁ガスが封入され、高電圧導体や真空バルブなどが内蔵されている金属製タンクを有するガス絶縁開閉装置の劣化監視装置に関し、特に、真空バルブからなる回路遮断器を備えたガス絶縁開閉装置の絶縁・真空劣化監視装置に関する。
ガス絶縁開閉装置は、開閉機器の主回路部を収納するために密閉された金属製タンクが、全体を覆う接地電位にある矩形の接地金属箱の中に収納されており、金属製タンク内には、SF6ガス、ドライエアなどの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。
前記金属製タンクには、真空遮断器が設置されており、真空遮断器内の真空バルブの亀裂などで真空劣化、すなわち真空度が低下することで、真空バルブ内の耐電圧性能が低下し、絶縁及び遮断性能の維持ができなくなる。そこで、真空バルブ内の真空の劣化を監視する手段が求められる。
ガス絶縁開閉装置において、真空遮断器の真空度を監視する手法の一つとして、真空バルブ内で発生する部分放電の電磁波をアンテナによって検知する手法がある(例えば特許文献1参照)。ところで、部分放電の電磁波を検知する手法は一般的であり、ガス絶縁開閉装置では500MHz 〜1500MHz 程度の放電周波数成分を検知しており、一般に高い周波数帯ほど放送波や、他の機器から発生するノイズの影響が小さいため、高周波数帯を選択することで、外来ノイズによる誤動作を回避している。
一方、低真空中の部分放電の周波数は、上記と比べ低いことが知られており、放送波や、他の機器から発生するノイズによる誤動作を避けるために、外来ノイズとの分離手法が必要となる。
特許第5819012号公報
上記特許文献1では、真空バルブを内蔵する真空遮断器において、金属製タンク内部に真空バルブの部分放電に起因する電磁波を測定する第一のアンテナと、金属製タンク外部に外のノイズに起因する電磁波を測定する第二のアンテナを有し、第一のアンテナ、第二のアンテナで検知された電磁波の強度を比較することにより、真空バルブの真空劣化を判定する判定部を備えているのに加え、真空バルブの接続線を特定周波数以上の高周波成分を通しにくいローパスフィルタ(100MHz 以下を通過)として機能するブッシングを備えることにより、第一のアンテナ、第二のアンテナの電磁波強度差による外来ノイズ分離の精度を高めている。
一方、ガス絶縁開閉装置では、一般的に上記ローパスフィルタとして機能するブッシングを備えていないため、外部放電信号が減衰せず、外部ノイズが、金属製遮断器タンク外部に設置している第二のアンテナよりも、金属製タンク内部に設置している第一のアンテナの方が感度良く検知するという事象が発生している。そのため、第二のアンテナの設置位置や、構造を最適化することによる感度の向上が課題となっている。
この発明に係るガス絶縁開閉装置の劣化監視装置は、真空バルブが内蔵されて絶縁ガスが封入され接地電位にある真空バルブ収納タンクと、前記真空バルブに対する接続導体とを有するガス絶縁開閉装置において、前記真空バルブ収納タンクの内部に位置し、その内部の部分放電に起因する電磁波を検出する第一のアンテナと、前記真空バルブ収納タンクの外部に位置し、前記接続導体を伝播する外部ノイズ信号に起因する電磁波を検出する第二のアンテナとを備え、前記第一のアンテナによる検出信号と前記第二のアンテナによる検出信号とを比較して前記真空バルブの部分放電による真空劣化を判定する判定部を設けたものである。
この発明によれば、真空バルブ収納タンクの外部に設置している第二のアンテナの感度を向上させることができるため、外部ノイズ由来の電磁波を、第二のアンテナよりも真空バルブ収納タンクの内部に設置している第一のアンテナの方が感度良く検知してしまうことを防ぐことによって、真空バルブ収納タンク内で発生した部分放電と外部放電による外部ノイズの分離が可能となる。
この発明に係る実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置の側断面図である。 この発明に係る実施の形態1における図1のガス絶縁開閉装置の破線部Aの詳細図である。 この発明に係る実施の形態1における図1のガス絶縁開閉装置の破線部Aの変形例の詳細図である。 この発明に係る実施の形態2におけるガス絶縁開閉装置の側断面図である。 この発明に係る実施の形態2における図4のガス絶縁開閉装置の破線部Bの詳細図である。 この発明に係る実施の形態2における図4のガス絶縁開閉装置の破線部Bの変形例の詳細図である。 この発明に係る実施の形態3におけるガス絶縁開閉装置の側断面図である。 この発明に係る実施の形態3における図7のガス絶縁開閉装置の破線部Cの詳細図である。 この発明に係る実施の形態3における図7のガス絶縁開閉装置の破線部Cのアンテナ部詳細図である。 この発明に係る実施の形態4における図1のガス絶縁開閉装置の破線部Aの詳細図である。 この発明に係る実施の形態1〜4におけるガス絶縁開閉装置の真空劣化監視手段の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
この発明に係る実施の形態1を図1、図2、図3および図11に基づいて説明する。図1はこの発明における実施形態1に係るガス絶縁開閉装置の概略側断面図である。図2は、図1の破線部Aの拡大図である。また、図3は変形例の図1の破線部Aに対応する拡大図である。
全体を覆う接地電位にある矩形の外側接地金属箱(金属製筐体)1内の下段には、接地電位にある遮断器収納金属タンク2が配置されている。前記遮断器収納金属タンク2はSF6ガス、ドライエア、窒素ガスまたは空気などの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。矩形の外側接地金属箱1内の上段には、接地電位にある母線収納金属タンク3が配置されている。前記母線収納金属タンク3も遮断器収納金属タンク2と同様にSF6ガス、ドライエア、窒素ガスまたは空気などの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。
遮断器収納金属タンク2内部の主回路には、主に真空バルブ4、区画ブッシング13やケーブルブッシング16まで繋がる導体6a,6bで構成されており、母線収納金属タンク3内部の主回路は、断路器11、三相の母線10、区画ブッシング13から断路器11に繋がる導体6c、及び断路器11から三相の母線10に繋がる導体10aで構成されている。遮断器収納金属タンク2の端面には、内部に内蔵された遮断器の操作機構14が設けられ、母線収納金属タンク3の端面には、内部に内蔵された断路器の操作機構12が設けられている。
また、遮断器収納金属タンク2には絶縁物であるケーブルブッシング16が設置されており、ケーブルブッシング16内部には導体16cがあり、ケーブルブッシング16に外部機器と接続しているケーブル18を接続することで、外部機器とガス絶縁開閉器1内の主回路が繋がる。外部機器と接続しているケーブル18の表面はケーブル接地表面18aで覆われている。
ここで、遮断器収納金属タンク2内には、第一のアンテナ9(以下、内部アンテナとも呼ぶ)が設置されており、真空バルブ4の真空劣化などで部分放電7が生じると放射された電磁波を検知する。また、タンク外部の絶縁物で被覆された導体16cを有するケーブルブッシング16の表面は接地層部16aと前記絶縁物の一部が露出し接地層部16aに覆われていない絶縁物露出部である非接地層部16bから構成されている。外部放電19起因の電磁波は、外部機器接続ケーブル導体部18bからケーブルブッシング16内の中心導体16cを伝搬し、ケーブルブッシング非接地層部16bでは、導体16cを中心として、同心円上に漏洩電磁波25が発生する(図2参照)。そこで、漏洩部近傍において接地層部16aに覆われていない絶縁物露出部である非接地層部16bに対して第二のアンテナ17(以下、外部アンテナとも呼ぶ)を設置することで、電磁波の検知を行う。
さらに、漏洩電磁波25に対し、ループ型のアンテナを面が直交する箇所に設置することで、電磁波の磁束の変化により発生するループ部の起電力を検出することによって、感度良く外部放電19を検知する。すなわち、図2に示すように、ループ型アンテナ17aを漏洩電磁波25に対して垂直に設置する。
また、図3に示すように、空芯コイル型アンテナ17bをケーブルブッシング16の非接地層部16bの周囲に巻きつける形態で設置する。すなわち、外部放電による磁界が空芯コイル内を通過するように設置する。内部アンテナ9、外部アンテナ17で検知した信号は、絶縁真空劣化監視手段15に送られ、判定される。
次に、このアンテナを用いた絶縁真空劣化監視手段15の動作について、図11を用いて説明する。図11は絶縁真空劣化監視手段15の構成を示すブロック図である。
内部アンテナ9で受信した放電信号は、第一の真空劣化監視部27に加えられる。一方、外部アンテナ17で受信した放電信号は、第二の真空劣化監視部28に加えられる。第一の真空劣化監視部27、第二の真空劣化監視部28の出力は、判定部29に送られ、処理される。
以下に、第一の真空劣化監視部27、第二の真空劣化監視部28の詳細について説明する。内部アンテナ9で、受信した放電信号は、内部アンテナ検出部27aで検出され、バンドパスフィルタである周波数フィルタ27bで特定周波数(ここでは、500MHz 以下)のみが抽出される。同様に外部アンテナ17で受信した放電信号は、外部アンテナ検出部28aで検出され、同じくバンドパスフィルタである周波数フィルタ28bで特定周波数(ここでは、500MHz 以下)のみが抽出される。
これらの信号は、それぞれアンプ27c,28cで増幅され、検波回路27d,28dによって波高値が抽出され、コンパレータ回路29aによりそれぞれが比較される。コンパレータ回路29aでは下記のように信号の大小を比較し、タンク内外放電の切り分けを行う。
(外部ノイズの場合)
内部アンテナ9の出力<外部アンテナ17の出力
(タンク内の部分放電の場合)
内部アンテナ9の出力>外部アンテナ17の出力
そして、強度比較から、タンク2内の真空バルブ4の接触子7a、7b間の部分放電5と判定された場合、コンパレータ回路29aの出力から、タンク内の部分放電5の電磁波強度の比較結果をパルス出力部29bでパルスとして出力し、パルスカウンター29cでパルス数をカウントすることによって放電の継続性や、放電頻度が所定の閾値を超える場合に、判定回路29dによって真空劣化であることを判定し、真空劣化監視異常出力部29eにて、その結果を表示する。
この発明に係る実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置の劣化監視装置では、全体を覆う接地電位にある矩形の外側金属製容器からなる筐体1の中に、接地電位にあり絶縁ガスが封入され、真空バルブ4と、真空バルブ4に対する接続導体としての高電圧導体6a,6b,6cとが内蔵されている金属製の真空バルブ収納タンク2と、接地電位にある母線収納金属製の母線収納タンク3とを有するガス絶縁開閉装置において、前記真空バルブ収納タンク2の内部に位置し、その内部の部分放電起因の電磁波を検出する内部アンテナ9からなる第一のアンテナと、前記真空バルブ収納タンク2の外部に位置し、外部放電による外部ノイズ起因の電磁波を検知する位置に設けた外部アンテナ17からなる第二のアンテナとを備え、前記第一のアンテナの検出部で検知された電磁波の強度と、前記第二のアンテナの検出部で検知された電磁波の強度を比較し、第一のアンテナの検出部で検知された電磁波の強度が、第二のアンテナの検出部で検知された電磁波の強度より小さい場合は外部ノイズと判定し、第一のアンテナの検出部で検知された電磁波の強度が、第二のアンテナの検出部で検知された電磁波の強度より大きい場合は、前記真空バルブ4の部分放電による真空劣化と判定する判定部を設けたものである。
この構成により、真空バルブ収納タンクの外部に設置している第二のアンテナの感度を向上させることができるため、外部ノイズ由来の電磁波を、第二のアンテナよりも真空バルブ収納タンク内部に設置している第一のアンテナの方が感度良く検知してしまうことを防ぐことによって、真空バルブ収納タンク内で発生した部分放電と外部放電による外部ノイズの分離が可能となる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図4、図5、及び図6に基づいて説明する。図4はこの発明の実施形態2に係るガス絶縁開閉装置の概略側断面図である。図5は図4の破線部Bの拡大図である。また、図6は図4の破線部Bの変形例の拡大図である。
全体を覆う接地電位にある矩形の外側接地金属箱1内の下段に、接地電位にある遮断器収納金属タンク2が配置される。前記遮断器収納金属タンク2はSF6ガス、ドライエア、窒素ガスまたは空気などの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。
矩形の外側接地金属箱1内の上段には、接地電位にある母線収納金属タンク3が配置されている。前記母線収納金属タンク3も遮断器収納金属タンク2と同様にSF6ガス、ドライエア、窒素ガスまたは空気などの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。
遮断器収納金属タンク2内部の主回路には、主に真空バルブ4、区画ブッシング13や区画絶縁物8まで繋がる導体6a,6bで構成されており、母線収納金属タンク3内部の主回路は、断路器11、三相の母線10、区画ブッシング13から断路器11に繋がる導体6cおよび断路器11から三相の母線10に繋がる導体10aで構成されている。金属タンク2の端面には、内部に内蔵された遮断器の操作機構14が設けられ、母線収納金属タンク3の端面には、内部に内蔵された断路器の操作機構12が設けられている。また、遮断器収納金属タンク2には中心導体8aを有する区画絶縁物8を介してガス絶縁母線収納タンク20aに連接した構造体として接続されており、ガス絶縁母線収納タンク20aはトランス直結絶縁スペーサ23を介してトランスタンク21に連接した構造体として接続されている。ガス絶縁母線収納タンク20aは上部蓋24を備えている。
また、遮断器収納タンク2内の主回路導体6bは、区画絶縁物8の中心導体8aを介してガス絶縁母線導体20bに接続されており、ガス絶縁母線導体20bは、トランス直結絶縁スペーサ23の中心導体23aを介して外部機器であるトランス側主回路導体22に接続される。トランス直結絶縁スペーサ23は中心導体23aと非接地絶縁物23bで構成されており、ガス絶縁母線20bと外部機器であるトランスを区画する役割をしている。
次いで、このアンテナを用いた真空劣化異常検出の動作について説明する。外部放電起因の放電19による電磁波は、トランス側主回路導体22から、トランス直結絶縁スペーサ23の中心導体23aを伝搬し、中心導体23aを中心として、同心円上にタンク外部に漏洩する。そこで、漏洩部近傍に外部アンテナを設置することで、電磁波の検知を行う。
さらに、漏洩電磁波25に対し、ループ型のアンテナ17aを面が直交する箇所に設置することで、電磁波の磁束の変化によって発生するループ部の起電力を検出する。このようにすることによって感度良く外部放電を検知する。なお、漏洩電磁波25に対し、磁界を面が横切る構造のアンテナを設置することで、外部放電を感度良く検知することができる。例えば、図5のループ型アンテナ17aを漏洩電磁波25に対して垂直に設置することや、図6の空芯コイル型アンテナ17bをトランス直結絶縁スペーサ23の周囲に巻きつける形態で設置する。
なお、内部アンテナ9、外部アンテナ17で検知した放電信号については、実施の形態1で図11を用いて説明した場合と同様に処理される。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図7、図8及び図9に基づいて説明する。図7はこの発明の実施形態3に係るガス絶縁開閉装置の概略側断面図である。図8は、図7の破線部Cの拡大図であり、図9は、ループアンテナの詳細図である。
全体を覆う接地電位にある矩形の外側接地金属箱1内の下部には、接地電位にある遮断器収納金属タンク2が配置される。前記遮断器収納金属タンク2はSF6ガス、ドライエア、窒素ガスまたは空気などの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。矩形の外側接地金属容器1内の上段には接地電位にある母線収納金属タンク3が配置される。前記母線収納金属タンク3も遮断器収納金属タンク2と同様にSF6ガス、ドライエア、窒素ガスまたは空気などの絶縁性ガスが充填された絶縁ガス雰囲気となっている。
遮断器収納金属タンク2内部の主回路には、主に真空バルブ4、区画ブッシング13や区画絶縁物8まで繋がる導体6a、6bで構成されており、母線収納金属タンク3内部の主回路は、断路器11、三相の母線10、区画ブッシング13から断路器11に繋がる導体6c、及び断路器11から三相の母線10に繋がる導体10aで構成されている。金属タンク2の端面には、内部に内蔵された遮断器の操作機構14が設けられ、母線収納金属タンク3の端面には、内部に内蔵された断路器の操作機構12が設けられている。
また、遮断器収納金属タンク2には中心導体8aを有する区画絶縁物8を介してガス絶縁母線収納タンク20aに接続されており、ガス絶縁母線収納タンク20aはトランス直結絶縁スペーサ23を介してトランスタンク21に接続されている。また、遮断器収納タンク2内の主回路導体6bは、区画絶縁物8の中心導体8aを介してガス絶縁母線導体20bに接続されており、ガス絶縁母線導体20bは、トランス直結スペーサ23の中心導体23aを介して外部機器であるトランス側主回路導体22に接続される。
次いで、このアンテナを用いた真空劣化異常検出の動作について説明する。外部放電19起因の電磁波は、トランス側主回路導体22から、トランス直結絶縁スペーサ23を介して、ガス絶縁母線導体20bに伝搬される。ガス絶縁母線収納タンク20a内では導体20bを中心として、同心円上に電磁波が発生すると考えられ、遮断器収納タンク2の外部のガス絶縁母線収納タンク20a上部に外部アンテナを設置することで外来ノイズ起因の電磁波を検知する。
さらに、図9に示すように、外部アンテナの構造を、ガス絶縁母線収納タンク20aの金属蓋26aとループアンテナ26bを一体にした蓋一体型ループアンテナ26とし、蓋一体型ループアンテナ26を同心円上に発生する電磁波とループ面が直交する箇所に設置する。このようにすることで、電磁波の磁束の変化によって発生するループ部の起電力を検出することで、感度良く外部放電を検知することができる。金属蓋26aとループアンテナ26bが一体型とすることにより、ループアンテナの機能を保ちつつ小型化が可能となる。
なお、内部アンテナ9、外部アンテナ26で検知した放電信号については、実施の形態1で図11を用いて説明した場合と同様に処理される。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図10に基づいて説明する。実施の形態1では遮断器収納タンク2には中心導体16cを有する絶縁物であるケーブルブッシング16が設置されており、ケーブルブッシング16の表面は、接地層部16aと非接地層部16bから構成されていることを前提としているのに対し、実施の形態4では、遮断器収納タンク2に中心導体31を有する絶縁物であるケーブルヘッド30が設置されており、ケーブルヘッド30の表面の限定はない。
ケーブルヘッド30の絶縁物内部に外部アンテナ17cを設置することで、ケーブルから中心導体31に伝搬する外来ノイズ起因の電磁波を検知する。ここで、内部アンテナ9、外部アンテナ17で検知した放電信号については、実施の形態1で図11を用いて説明した場合と同様に処理される。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態の一部または全部を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 外側接地金属容器(筐体)、2 遮断器収納金属タンク(真空バルブ収納タンク)、3 母線収納金属タンク、4 真空バルブ、5 部分放電、6a、6b、6c 主回路導体、7a、7b 接触子、8 区画絶縁物、8a 区画絶縁物内部導体、9 内部アンテナ(第一のアンテナ)、10 三相の母線、10a 母線導体、11 断路器、12 断路器操作機構、13 区画ブッシング、13a 区画ブッシング内部導体、14 遮断器操作機構、15 絶縁真空劣化監視手段、16 ケーブルブッシング、16a ケーブルブッシング表面接地層、16b ケーブルブッシング非接地表面(絶縁物露出部)、16c ケーブルブッシング内中心導体、17 外部アンテナ(第二のアンテナ)、17a ループアンテナ、17b 空芯コイルアンテナ、17c 絶縁物内部アンテナ、18 ケーブル、18a ケーブル接地表面、18b ケーブル導体部、19 外部放電、20a ガス絶縁母線収納タンク、20b ガス絶縁母線導体部、21 トランス収納タンク、22 トランス導体部、23 トランス直結絶縁スペーサ、23a トランス直結スペーサ導体部、23b トランス直結スペーサ絶縁物部、24 ガス絶縁母線収納タンク20aの上部蓋、25 漏洩電磁波、26 蓋一体型ループアンテナ、26a 蓋一体型ループアンテナの蓋部、26b 蓋一体型ループアンテナのアンテナ部、27 第一の真空劣化監視部、27a 内部アンテナ検出部、27b 周波数フィルタ、27c アンプ、27d 検波回路、28 第二の真空劣化監視部、28a 外部アンテナ検出部、28b 周波数フィルタ、27c アンプ、27d 検波回路、29 判定部、29a コンパレータ回路、29b パルス出力部、29c パルスカウンター、29d 判定回路、29e 真空劣化異常検出部、30 ケーブルヘッド、31 ケーブルヘッド内中心導体。

Claims (11)

  1. 真空バルブが内蔵されて絶縁ガスが封入され接地電位にある真空バルブ収納タンクと、前記真空バルブに対する接続導体とを有するガス絶縁開閉装置において、前記真空バルブ収納タンクの内部に位置し、その内部の部分放電に起因する電磁波を検出する第一のアンテナと、前記真空バルブ収納タンクの外部に位置し、前記接続導体を伝播する外部ノイズ信号に起因する電磁波を検出する第二のアンテナとを備え、前記第一のアンテナによる検出信号と前記第二のアンテナによる検出信号とを比較して前記真空バルブの部分放電による真空劣化を判定する判定部を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  2. 前記真空バルブ収納タンクに設けられる前記接続導体が、外部回路と、表面に接地層を設けた絶縁物で被覆された中心導体を介して接続されるものにおいて、前記絶縁物の一部の表面が露出し前記接地層に覆われていない絶縁物露出部を設け、前記絶縁物露出部に対して前記第二のアンテナを設置したことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  3. 前記第二のアンテナをループ部が設けられたループ型アンテナとし、このループ型アンテナを前記外部ノイズ信号による電磁波が前記ループ部を垂直に横切る方向に設置するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  4. 前記第二のアンテナを空芯コイルが設けられた空芯型アンテナとし、この空芯型アンテナを前記外部ノイズ信号に起因する電磁波が前記空芯コイル内を通過するように設置したことを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  5. 前記真空バルブ収納タンクに設けられた前記真空バルブに対する前記接続導体が、前記真空バルブ収納タンク外部に設けられて接地電位にありトランス直結絶縁スペーサを介してトランス収納タンクと連接されるガス絶縁母線収納タンク内に設置されたガス絶縁母線導体部に接続されるものにおいて、前記ガス絶縁母線導体部は、前記トランス直結絶縁スペーサの中心導体を介してトランス側導体に接続されるとともに、前記ガス絶縁母線収納タンクの外部であって、かつ前記トランス直結絶縁スペーサに対向して前記第二のアンテナを設置したことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  6. 前記ガス絶縁母線収納タンクの外部であって、かつ前記トランス直結絶縁スペーサ近傍にループ部が設けられたループ型アンテナを前記外部ノイズ信号に起因する電磁波が前記ループ部を垂直に横切る方向に設置するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  7. 前記ガス絶縁母線収納タンクの外部であって、かつ前記トランス直結絶縁スペーサに対向して空芯コイルが設けられた空芯型アンテナを前記外部ノイズ信号による電磁波が前記空芯コイル内を通過するように設置したことを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  8. 前記真空バルブ収納タンクの内部導体が、前記真空バルブ収納タンク外部に設けられた接地電位にある前記ガス絶縁母線収納タンク内に設置されたガス絶縁母線導体部に接続されるものにおいて、前記ガス絶縁母線収納タンクの蓋のタンク内部側に、前記第二のアンテナを設置したことを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  9. 前記ガス絶縁母線収納タンクの蓋のタンク内部側に設置された前記第二のアンテナは、蓋と一体型のループアンテナとしたことを特徴とする請求項8に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  10. 前記真空バルブ収納タンクの内部導体が、外部回路と、絶縁物で被覆された中心導体を介して接続されるものにおいて、前記絶縁物内部に前記第二のアンテナを設置するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
  11. 内部アンテナからの検出出力を検出する第一の真空劣化監視部、外部アンテナからの検出出力を検出する第二の真空劣化監視部、ならびに前記第一および第二の真空劣化監視部からの検出信号を比較し、異常判定する判定部を備え、前記第一の真空劣化監視部、前記第二の真空劣化監視部は、アンテナ検出部からの信号から特定周波数のみを抽出する周波数フィルタ、前記周波数フィルタを通過した信号を増幅するアンプ、波高値を抽出する検波回路をそれぞれ備えており、前記判定部は、前記第一および第二の真空劣化監視部からの検出信号を比較するコンパレータ回路、前記コンパレータ回路の比較結果をパルスとして出力するパルス出力部、前記パルス出力部からのパルス数をカウントするパルスカウンター、前記パルスカウンターからの放電頻度が所定の閾値を超える場合に真空劣化であることを判定する判定回路、前記判定回路での結果を表示する真空劣化監視異常出力部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置の劣化監視装置。
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