JP2017208646A - 画像形成装置、画像複製システム、画像複製方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像複製システム、画像複製方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 用紙の両面に印刷出力を行う場合、断裁後の出力用紙束をユーザの任意の重ね方で重ねても、原稿ページ順の出力物を得ることが出来る画像形成装置、画像複製システム、画像複製方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】原稿枚数Nからなる原稿データからダブルコピー処理により出力部数L分を用紙に印刷するための出力用画像データの印刷を両面印刷で行うことが設定され、且つ原稿枚数Nが偶数である場合、ダブルコピー処理後の用紙の断裁後に設定された重ね方をした場合の出力物が原稿ページ順に並ぶように、出力部数Lが偶数のときに第1の画像データを出力用画像データとして形成し、出力部数Lが奇数であり且つ原稿枚数Nを2で割った値が偶数のときに第2の画像データを出力用画像データとして形成し、出力部数Lが奇数であり且つ原稿枚数Nを2で割った値が奇数のときに第3の画像データを出力用画像データとして形成する。
【選択図】 図9

Description

本願発明は、原稿を1枚の用紙の中に複数枚コピーするダブルコピーの機能を有する画像形成装置、画像複製システム、画像複製方法、及びプログラムに関するものである。
原稿を1枚の用紙の中に複数枚コピーするダブルコピーの機能がある。このダブルコピーの機能と断裁装置はセットで使用され、ダブルコピーで得た印刷物を断裁装置でページ毎に断裁することで所望の部数分、原稿のコピーを得ることができる。例えば、ユーザが1ページからなる原稿の10部のコピーを求めているのであれば、ダブルコピーの機能を用いて、用紙一枚につき、その片面に2部のコピーを行う出力設定を行えばよい。この設定でコピー処理を行うと、用紙に原稿の2部のコピーがされた5枚の印刷物を得ることができる。この5部の印刷物を断裁装置にかけて、ページ毎に断裁することで、原稿のコピーを10部分得ることができる。
一方、ダブルコピー機能を用いて複数ページからなる原稿のコピーを複数部得る場合に、断裁後の重ね合わせ作業にユーザの手間を煩わせることなく単純明快とする従来技術が知られている。具体的には、ダブルコピーした出力物を断裁後、得られた2つの出力用紙束のうち一番上のページが原稿の1ページ目である用紙束の下に他方の用紙束を重ねたとき、原稿がページ順に並ぶように印刷時に原稿データを並べ替える技術である(特許文献1参照)。
特開2002−281278号公報
しかしながら、上記従来技術は用紙の片面にのみ印刷出力を行う場合の技術である。従って、用紙の両面に印刷出力を行ったときに、断裁後の出力用紙束を上重ねした場合や、断裁後の出力用紙束を、本を閉じるように見開きページ同士を合わせる重ね方をした場合は、原稿ページ順に並ばず、ユーザの手間を煩わせるという課題が生じる。
本願発明の目的は、用紙の両面に印刷出力を行う場合、断裁後の出力用紙束をユーザの任意の重ね方で重ねても、原稿ページ順の出力物を得ることが出来る画像形成装置、画像複製システム、画像複製方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本願発明の画像形成装置は、原稿枚数Nからなる原稿データからダブルコピー処理により出力部数L分を用紙に印刷するための出力用画像データを形成する画像形成手段と、前記ダブルコピー処理後の用紙を前記原稿データのページ毎に断裁した後の重ね方を設定する第1の設定手段と、前記出力用画像データの印刷を両面印刷で行うか片面印刷で行うかを設定する第2の設定手段と、前記原稿枚数Nが偶数か奇数を判定する判定手段とを備え、前記第2の設定手段により前記両面印刷が設定され、且つ前記判定手段により前記原稿枚数Nが偶数であると判定された場合、前記画像形成手段は、前記出力用画像データとして、前記断裁後、前記第1の設定手段により設定された重ね方をした場合に、出力物が原稿ページ順に並ぶように、前記出力部数Lが偶数のときに第1の画像データを形成し、前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が偶数のときに第2の画像データを形成し、前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が奇数のときに第3の画像データを形成することを特徴とする。
本願発明によれば、用紙の両面に印刷出力を行う場合、断裁後の出力用紙束をユーザの任意の重ね方で重ねても、原稿ページ順の出力物を得ることが出来る。
本願発明の画像形成装置としてのMFPのハードウェア構成を示す図である。 図1における操作部の構成を示す図である。 本実施例におけるMFPによるコピー処理の手順を示すフローチャートである。 本実施例におけるダブルコピー処理の手順を示すフローチャートである。 本実施例における見開き重ねダブルコピー処理の手順を示すフローチャートである。 見開き重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理を行ったときの第1の出力例である。 見開き重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理を行ったときの第2の出力例である。 見開き重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理を行ったときの第3の出力例である。 図5におけるステップS502の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 見開き重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理を行ったときの第1の出力例である。 見開き重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理を行ったときの第2の出力例である。 見開き重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理を行ったときの第3の出力例である。 図5におけるステップS503の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 本実施例における上重ねダブルコピー処理の手順を示すフローチャートである。 上重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理を行ったときの第1の出力例である。 上重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理を行ったときの第2の出力例である。 上重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理を行ったときの第3の出力例である。 図14におけるステップS1402の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 上重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理を行ったときの第1の出力例である。 上重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理を行ったときの第2の出力例である。 上重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理を行ったときの第3の出力例である。 図14におけるステップS1403の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図3のステップS301のコピー設定受付の際にダブルコピー印刷設定を行うための画面の一例を示す。 ダブルコピー印刷の詳細設定する際、操作部の液晶表示部に表示される画面の一例を示す。
以下、本願発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本願発明の画像形成装置としてのMFP100のハードウェア構成を示す図である。
図1において、MFP100の内部では、CPU101がバス114を介して、メモリ102、DISK103、及びROM104が接続されている。また、通信部IF105を介してネットワーク113が、スキャナIF109を介して、読取部110が接続されている。さらに、プリンタIF106を介して、印刷部107、及びカセット部108が、操作部IF111を介して、操作部112が接続されている。各種プログラム及びデータは、ハードディスクやフロッピーディスク等のDISK103(記憶媒体)に記憶されており、必要に応じて順次メモリ102に読み出されてCPU101で実行される。このDISK103は、MFP100に着脱可能であってもMFP100に内蔵されたものでも良い。更に、プログラムは、ネットワーク113を介して不図示の他のMFPからダウンロードされてDISK103に記憶される構成でも良い。また、メモリにはSRAMのような不揮発メモリ、DRAMのような揮発メモリがあるが、メモリ102は双方の機能をそなえていても良いし、揮発メモリの機能をメモリ102が受け持ち、不揮発メモリの機能をDISK103が受け持つ構成でもよい。またメモリ102は取り外し可能なメモリメディアでも良い。CPU101が操作部112にデータを書き込むことにより表示を行い、CPU101がタッチパネルになっている操作部112からデータを読み出すことにより、ユーザからの指示を入力する。入力された情報はCPU101、メモリ102、DISK103のいずれかに転送、蓄積され、様々な処理に使用される。また、バス114には、通信部IF105を介してネットワークが接続されている。CPU101が通信部IF105からデータを読み込みまたは書き込むことにより通信部IF105を使用した通信を行う。更に、バス114には、プリンタIF106、スキャナIF109が接続されている。プリンタIF106は、印刷部107に接続するIFであり、印刷部107には、カセット部108が接続している。スキャナIF109は、読取部110に接続するIFである。CPU101がこれらのIFを介して各エンジンへデータの読み書きを行うことによりプリント・スキャンなどのエンジン動作および各種ステータス取得を行う。画像データは読取部110もしくは通信部IF105からMFP100内のメモリ102、DISK103に保存することが可能である。また、取り外し可能なメモリ102に予め画像データを蓄積しておき、そのメモリをMFP100に取り付けることによって取り込むことも可能である。DISK103に蓄積されている画像データはメモリ102に移動もしくはコピーすることが可能になっており、操作部112から指示された内容によってメモリ上の画像データに様々な付加画像を合成することができる。なお、プリンタIF106、スキャナIF109に接続される印刷部107、読取部110は、MFP100の内部ではなく、ネットワーク113上にそれぞれ単体の周辺機器として存在し、それをMFP100が制御しても良い。
また、MFP100には、ダブルコピーで得た出力物をページ毎に断裁し、2つの出力用紙束を作成する断裁装置が接続されている。
図2は、図1における操作部112の構成を示す図である。
図2において、液晶表示部201は、液晶上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU101に伝える。スタートキー202は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー202の中央部には、緑と赤の2色LED203があり、その色によってスタートキー202が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー204は稼働中の動作を止める働きをする。テンキー205は、数字と文字のボタン郡で構成されており、コピー部数の設定や、液晶表示部201の画面切り替えを指示する。ユーザモードキー206は機器設定を行う時に押下する。
図3は、本実施例におけるMFP100によるコピー処理の手順を示すフローチャートである。なお、図中のステップS301〜ステップS305は当該動作の各ステップを表す。各ステップの処理及びそのフローは、MFP100内のCPU101上で動作するアプリケーションプログラムによって実行される。以下に、図3のフローチャートの詳細を記載する。
操作部112がユーザからのコピー処理設定の入力を受け付けると本フローが開始される。本フローが開始されると、ステップS301で操作部112からユーザがコピーの設定を入力するコピー設定受付を行う。ステップS301でコピー設定受付が完了したら、ステップS302で、操作部112からコピー処理を行うためにスタートキー202を押下されたか判断する。ステップS302でスタートキー202が押下されたと判断されない限り、コピー処理は開始せず、コピーの設定入力を継続する。ステップS302で、操作部112からスタートキー202が押下されたと判断した場合、ステップS303で、コピー処理がダブルコピーであるか通常のコピーであるかを判断する。ステップS303で通常のコピーと判断された場合は、ステップS304でコピー処理を行い、ステップS304でコピー処理が終了したら、本フローを終了する。ステップS303で、ダブルコピーと判断された場合は、ステップS305でダブルコピー処理を行った後、本フローを終了する。
ダブルコピー機能を利用すると、原稿を原稿と同じサイズのシートにコピーする場合に比べて、印刷にかかるコストを削減することができる。また、1枚のシートに対する一連の印刷処理(シートの搬送、画像形成、トレイへの排出)で2つの印刷物を得ることができる。従って、原稿を原稿と同じサイズのシートにコピーする場合に比べて、搬送時にシート間を空ける必要がない分、複数枚の印刷にかかる時間を削減することができる。
次に図4を用いて、本実施例において、MFP100による断裁後の重ね方をユーザが指定した場合に原稿ページ順に並ぶダブルコピー処理の説明を行う。各ステップの処理及びそのフローは、MFP100内のCPU101上で動作するアプリケーションプログラムによって実行される。本実施例では指定出来る重ね方は本を閉じるように見開きページ同士を重ねる場合(見開き重ね)と片方の出力用紙束をもう片方の出力用紙束の上にそのまま重ねる場合(上重ね)の2種類があるとする。
本を閉じるように見開きページ同士を重ねる見開き重ねの場合、裁断後の一方の用紙束の第1面(例えば、表面)と、裁断後の他方の用紙束の第2面(例えば、裏面)を重ね合わせることになる。
ここで、片面印刷のダブルコピーが設定された場合に見開き重ねを行おうとすると、裁断後に得られる出力物は、片面に印刷がなされた出力物になるにも関わらず、シートの両面に印刷を行う必要がある。シートの両面に印刷を行う場合、シートの片面に印刷を行う場合に比べて、印刷にかかる時間が長くなるため、適さない。
一方、上重ねの場合は、裁断後の片方の出力用紙束を裁断後の他方の出力用紙束の上にそのまま重ねるため用紙束の同じ面を重ね合わせることになる。両面印刷を行わずに裁断後の出力物のレイアウトを揃えることができるので、片面印刷のダブルコピーが設定された場合重ね方として適している。
従って、本実施形態では、片面印刷のダブルコピーが設定された場合の裁断後の重ね方は上重ねとなるように印刷を制御する。
図4は、本実施例におけるダブルコピー処理の手順を示すフローチャートである。
まずステップS401で、CPU101は原稿枚数Nを初期化する。
ステップS402で、読取部110は読取部110で原稿の読み取りを行う。
ステップS403で、CPU101は原稿枚数Nに1加える。
ステップS404で、CPU101は原稿を全て読み込んだか判定する。ステップS404での判定の結果、原稿を全て読み込んだと判断された場合、ステップS405へ進む。一方、ステップS404で原稿を全て読み込んでいないと判断された場合は、ステップS402へ進む。
ステップS405でCPU101は操作部112で設定された出力部数Lを取得する。
本実施例ではユーザから操作部112で設定される出力部数Lを断裁後のユーザが得たい出力物の部数として扱う。しかし、操作部112の設定を通常印刷時の部数設定と同じように扱っても良い。その場合、CPU101は設定された出力部数Lを2倍して処理を行う。
ステップS406では、CPU101は、操作部112で両面印刷の設定がなされているか否か判定する。両面印刷の設定がなされている場合は、ステップS406に進み、両面印刷の設定がなされていない場合は、ステップS407に進む。
ステップS407で、CPU101は操作部112で見開き重ね設定がなされているか否かを判定する。ステップS407での判定の結果、見開き重ね設定であると判断された場合、ステップS408へ進む。一方、ステップS407で見開き重ね設定でないと判断された場合は、ステップS409へ進む。
ステップS408で、CPU101は図5で後述する見開き重ねダブルコピー処理を行い、本フローを終了する。
ステップS409で、CPU101は図14で後述する上重ねダブルコピー処理を行い、本フローを終了する。
次に図5を用いて、図4のステップS408における処理、すなわち、断裁後に本を閉じるように見開きページ同士を重ねた場合に原稿ページ順に並ぶダブルコピー処理(見開き重ねダブルコピー処理)の説明を行う。各ステップの処理及びそのフローは、MFP100内のCPU101上で動作するアプリケーションプログラムによって実行される。
図5は、本実施例における見開き重ねダブルコピー処理の手順を示すフローチャートである。
まずステップS501で、CPU101は原稿枚数Nが偶数であるか判定する。ステップS501での判定の結果、原稿枚数Nが偶数であると判断された場合、ステップS502へ進む。一方、ステップS501で原稿枚数Nが偶数でないと判断された場合は、ステップS503へ進む。
ステップS502で、CPU101は原稿偶数枚ダブルコピー処理を行い、本フローを終了する。この処理の詳細は図9で後述する。
ステップS503で、CPU101は原稿奇数枚ダブルコピー処理を行い、本フローを終了する。この処理の詳細は図13で後述する。
次に、見開き重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理(ステップS502の処理)を行ったときの出力例について、図6、図7、及び図8を用いて説明を行う。両面設定であるため、印刷データは2枚で1組となる(601a,601b,602)。図6に示すように出力部数Lが偶数であれば、原稿枚数×出力部数L分の印刷データを左右の面に半分ずつ配置すれば良い(601)。この印刷データを基に出力印刷物をページ毎に断裁し、本を閉じるように見開きページ同士を重ねた場合(604,605)、出力物は原稿ページ順に並ぶ(603、606)。出力部数Lが奇数である場合、702aに示すように、1部の原稿データが左右面に分かれることになる。そのため、図7に示すように原稿枚数N÷2が偶数であれば、原稿の半分ずつがちょうど左右面に分かれることになる(701,702)。一方、図8に示すように原稿枚数N÷2が奇数の場合、両面設定であるので、1枚分端数が出てしまう。そのため、左面に、1ページ分原稿データをずらす必要があり、左面に+1ページ(803a)、右面に−1ページ(803b)という状況になるため、印刷データの最初の2枚は左面の原稿データと白紙を合成して印刷する必要がある(801、802)。
図9は、図5におけるステップS502の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
まずステップS901で、CPU101は左面カウンタMを1で初期化する。
ステップS902で、CPU101は右面カウンタPを原稿枚数Nで初期化する。
ステップS903で、CPU101は出力部数Lが偶数か判定する。ステップS903での判定の結果、出力部数Lが偶数と判断された場合、ステップS909へ進む。一方、ステップS903で出力部数Lが偶数でないと判断された場合は、ステップS904へ進む。
ステップS904でCPU101は原稿枚数N÷2が偶数であるか判定する。ステップS904での判定の結果、原稿枚数N÷2が偶数であると判断された場合、ステップS909へ進む。一方、ステップS904で原稿枚数N÷2が偶数でないと判断された場合は、ステップS905へ進む。
ステップS905で、CPU101は出力カウンタQを(N×L+2)÷2で初期化する。これは、白紙データが2枚分追加になるため、総画像データ数に2を加える必要があるためである。
ステップS906でCPU101は原稿M枚目と白紙を合成して印刷を行う。
ステップS907でCPU101はM=M+1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS908でCPU101はM≦2であるか判定する。ステップS908での判定の結果、M≦2であると判断された場合、ステップS906へ進む。一方、ステップS908でM≦2でないと判断された場合は、ステップS910へ進む。これにより、図8に示すように、印刷データの最初の2枚を左面の原稿データと白紙を合成して印刷する。
ステップS909で、CPU101は出力カウンタQを(N×L)÷2で初期化する。
ステップS910でCPU101は原稿M枚目と原稿P枚目を合成して印刷を行う。
ステップS911でCPU101はM=M+1、P=P−1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS912でCPU101はM>Nであるか、すなわち、左面において原稿データ1部の出力が完了したか判定する。ステップS912での判定の結果、M>Nであると判断された場合、ステップS913へ進む。一方、ステップS912でM>Nでないと判断された場合は、ステップS914へ進む。
ステップS913でCPU101はM=1の代入を行う。
ステップS914でCPU101はP≦0であるか、すなわち、右面において原稿データ1部の出力が完了したか判定する。ステップS914での判定の結果、P≦0であると判断された場合、ステップS915へ進む。一方、ステップS914でP≦0でないと判断された場合は、ステップS916へ進む。
ステップS915でCPU101はP=Nの代入を行う。
ステップS916でCPU101はQ≦1であるか判定する。ステップS916での判定の結果、Q≦1であると判断された場合、本フローを終了する。一方、ステップS916でQ≦1でないと判断された場合は、ステップS910へ進む。
次に見開き重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理(ステップS503の処理)を行ったときの出力例について、図10、図11、及び図12を用いて説明を行う。両面設定であるため、印刷データは2枚で1組となる。そのため、原稿データ数は偶数である必要がある。そこで、原稿データの最終ページに白紙ページを追加して処理を行う(1001、1002、1003、1004、1101、1102、1103、1201、1202、1203)。白紙を追加することで、原稿データ数は偶数となり、図9を用いて説明した原稿枚数Nが偶数のときと同じ処理を行うことが出来る。
図13は、図5におけるステップS503の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
まずステップS1301で、CPU101は左面カウンタMを1で初期化する。
ステップS1302で、CPU101は原稿データの最後尾に白紙データを追加し、この追加後の原稿枚数RとしてN+1を代入する。
ステップS1303で、CPU101は右面カウンタPをRで初期化する。
ステップS1304で、CPU101は出力部数Lが偶数か判定する。ステップS1304での判定の結果、出力部数Lが偶数と判断された場合、ステップS1310へ進む。一方、ステップS1304で出力部数Lが偶数でないと判断された場合は、ステップS1305へ進む。
ステップS1305でCPU101はR÷2が偶数であるか判定する。ステップS1305での判定の結果、R÷2が偶数であると判断された場合、ステップS1310へ進む。一方、ステップS1305でR÷2が偶数でないと判断された場合は、ステップS1306へ進む。
ステップS1306で、CPU101は出力カウンタQを(R×L+2)÷2で初期化する。
ステップS1307でCPU101は原稿M枚目と白紙を合成して印刷を行う。
ステップS1308でCPU101はM=M+1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS1309でCPU101はM≦2であるか判定する。ステップS1309での判定の結果、M≦2であると判断された場合、ステップS1307へ進む。一方、ステップS1309でM≦2でないと判断された場合は、ステップS1311へ進む。
ステップS1310で、CPU101は出力カウンタQを(R×L)÷2で初期化する。
ステップS1311でCPU101は原稿M枚目と原稿P枚目を合成して印刷を行う。
ステップS1312でCPU101はM=M+1、P=P−1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS1313でCPU101はM>Rであるか判定する。ステップS1313での判定の結果、M>Rであると判断された場合、ステップS1314へ進む。一方、ステップS1313でM>Nでないと判断された場合は、ステップS1315へ進む。
ステップS1314でCPU101はM=1の代入を行う。
ステップS1315でCPU101はP≦0であるか判定する。ステップS1315での判定の結果、P≦0であると判断された場合、ステップS1316へ進む。一方、ステップS1315でP≦0でないと判断された場合は、ステップS1317へ進む。
ステップS1316でCPU101はP=Rの代入を行う。
ステップS1317でCPU101はQ≦1であるか判定する。ステップS1317での判定の結果、Q≦1であると判断された場合、本フローを終了する。一方、ステップS1317でQ≦1でないと判断された場合は、ステップS1311へ進む。
以上説明したように、本実施例では、見開き重ね設定時のダブルコピー時に、原稿枚数の偶数、奇数等の条件によって、出力物のレイアウトを変更する。これによって、ユーザは断裁後、本を閉じるように見開きページ同士を重ねた(見開き重ねをした)場合に原稿ページ順に並ぶ出力物を得ることが出来る。
次に、図14を用いて、図4のステップS409における処理、すなわち、断裁後に片方の出力用紙束をもう片方の出力用紙束の上にそのまま重ねる場合に原稿ページ順に並ぶダブルコピー処理(上重ねダブルコピー処理)の説明を行う。各ステップの処理及びそのフローは、MFP100内のCPU101上で動作するアプリケーションプログラムによって実行される。
図14は、本実施例における上重ねダブルコピー処理の手順を示すフローチャートである。
まずステップS1401で、CPU101は原稿枚数Nが偶数であるか判定する。ステップS1401での判定の結果、原稿枚数Nが偶数であると判断された場合、ステップS1402へ進む。一方、ステップS1401で原稿枚数Nが偶数でないと判断された場合は、ステップS1403へ進む。
ステップS1402で、CPU101は原稿偶数枚ダブルコピー処理を行い、本フローを終了する。この処理の詳細は図18で後述する。
ステップS1403で、CPU101は原稿奇数枚ダブルコピー処理を行い、本フローを終了する。この処理の詳細は図22で後述する。
まず、上重ねを行う場合の原稿偶数枚ダブルコピー処理(ステップS1402の処理)を行ったときの出力例について、図15、16、17を用いて説明を行う。断裁後の片方の束(1502)に、もう片方の束(1501)を載せて、原稿ページ順に並べる(1503)には、原稿を部数分並べたものの中央値から半分ずつを左右の面に割り振れば良い。出力部数Lが偶数であれば、左右の数は等しくなる。出力部数Lが奇数である場合、ある1部の原稿データが左右面に分かれることになる。そのため、原稿枚数N÷2が偶数であれば、原稿の半分ずつがちょうど左右面に分かれることになる(1601、1602)。一方、原稿枚数N÷2が奇数の場合、両面設定であるので、1枚分端数が出てしまう。そのため、左面に、1ページ分原稿データをずらす(1701)必要があり、印刷データの最後の2枚は左面の原稿データと白紙を合成して印刷する必要がある(1702)。
図18は、図14におけるステップS1402の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
まずステップS1801で、CPU101は左面カウンタMを1で初期化する。
ステップS1802で、CPU101は右面カウンタPを1で初期化する。
ステップS1803で、CPU101は出力部数Lが偶数か判定する。ステップS1803での判定の結果、出力部数Lが偶数と判断された場合(図15のケース)、ステップS1817へ進む。一方、ステップS1803で出力部数Lが偶数でないと判断された場合(図16,図17のケース)は、ステップS1804へ進む。
ステップS1804でCPU101は原稿枚数N÷2が偶数であるか判定する。ステップS1804での判定の結果、原稿枚数N÷2が偶数であると判断された場合(図16のケース)、ステップS1813へ進む。一方、ステップS1804で原稿枚数N÷2が偶数でないと判断された場合(図17のケース)は、ステップS1805へ進む。
ステップS1805で、CPU101はPに(N÷2)+2を代入する。
ステップS1806で、CPU101は出力カウンタQを(N×L+2)÷2で初期化する。
ステップS1807でCPU101は原稿M枚目と原稿P枚目を合成して印刷を行う。
ステップS1808でCPU101はM=M+1、P=P+1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS1809でCPU101はM>Nであるか判定する。ステップS1809での判定の結果、M>Nであると判断された場合、ステップS1814へ進む。一方、ステップS1809でM>Nでないと判断された場合は、ステップS1810へ進む。
ステップS1814で、CPU101はM=1の代入を行う。
ステップS1810でCPU101はP>Nであるか判定する。ステップS1810の判定の結果、P>Nであると判断された場合、ステップS1815へ進む。一方、ステップS1810でP>Nでないと判断された場合は、ステップS1811へ進む。
ステップS1815で、CPU101はP=1の代入を行う。
ステップS1811でCPU101はQ≦3であるか判定する。ステップS1811の判定の結果、Q≦3であると判断された場合、ステップS1812へ進む。一方、ステップS1811でQ≦3でないと判断された場合は、ステップS1807へ進む。
ステップS1812でCPU101は原稿M枚目と白紙を合成して印刷を行う。
ステップS1816でCPU101はQ≦1であるか判定する。ステップS1816の判定の結果、Q≦1であると判断された場合、本フローを終了する。一方、ステップS1816でQ≦1でないと判断された場合は、ステップS1808へ進む。
ステップS1813で、CPU101はP=(N÷2)+1の代入を行う。
ステップS1817で、CPU101は出力カウンタQを(N×L)÷2で初期化する。
ステップS1818でCPU101は原稿M枚目と原稿P枚目を合成して印刷を行う。
ステップS1819でCPU101はM=M+1、P=P+1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS1820でCPU101はM>Nであるか判定する。ステップS1820での判定の結果、M>Nであると判断された場合、ステップS1823へ進む。一方、ステップS1820でM>Nでないと判断された場合は、ステップS1821へ進む。
ステップS1823で、CPU101はM=1の代入を行う。
ステップS1821でCPU101はP>Nであるか判定する。ステップS1821の判定の結果、P>Nであると判断された場合、ステップS1824へ進む。一方、ステップS1821でP>Nでないと判断された場合は、ステップS1822へ進む。
ステップS1824で、CPU101はP=1の代入を行う。
ステップS1822でCPU101はQ≦1であるか判定する。ステップS1822の判定の結果、Q≦1であると判断された場合、本フローを終了する。一方、ステップS1822でQ≦1でないと判断された場合は、ステップS1818へ進む。
次に、上重ねを行う場合の原稿奇数枚ダブルコピー処理(ステップS1403の処理)を行ったときの出力例について、図19、図20、及び図21を用いて説明を行う。両面設定の場合、原稿データ数は偶数である必要がある。そのため、原稿データの最後尾に白紙データを追加して処理を行う(1901、1902、1903、1904、2001、2002、2003、2101、2102、2103)。白紙データを追加した状態であれば、原稿が偶数枚の場合と処理は同じになる。
図22は、図14におけるステップS1403の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
まずステップS2201で、CPU101は左面カウンタMを1で初期化する。
ステップS2202で、CPU101は右面カウンタPを1で初期化する。
ステップS2203で、CPU101は原稿データの最後尾に白紙データを追加し、この追加後の原稿枚数RとしてN+1を代入する。
ステップS2204で、CPU101は出力部数Lが偶数か判定する。ステップS2204での判定の結果、出力部数Lが偶数と判断された場合、ステップS2218へ進む。一方、ステップS2204で出力部数Lが偶数でないと判断された場合は、ステップS2205へ進む。
ステップS2205でCPU101は原稿枚数R÷2が偶数であるか判定する。ステップS2205での判定の結果、原稿枚数R÷2が偶数であると判断された場合、ステップS2217へ進む。一方、ステップS2205で原稿枚数R÷2が偶数でないと判断された場合は、ステップS2206へ進む。
ステップS2206で、CPU101はPに(R÷2)+2を代入する。
ステップS2207で、CPU101は出力カウンタQを(R×L+2)÷2で初期化する。
ステップS2208でCPU101は原稿M枚目と原稿P枚目を合成して印刷を行う。
ステップS2209でCPU101はM=M+1、P=P+1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS2210でCPU101はM>Rであるか判定する。ステップS2210での判定の結果、M>Rであると判断された場合、ステップS2214へ進む。一方、ステップS2210でM>Nでないと判断された場合は、ステップS2211へ進む。
ステップS2214で、CPU101はM=1の代入を行う。
ステップS2211でCPU101はP>Rであるか判定する。ステップS2211の判定の結果、P>Rであると判断された場合、ステップS2215へ進む。一方、ステップS2211でP>Nでないと判断された場合は、ステップS2212へ進む。
ステップS2215で、CPU101はP=1の代入を行う。
ステップS2212でCPU101はQ≦3であるか判定する。ステップS2212の判定の結果、Q≦3であると判断された場合、ステップS2213へ進む。一方、ステップS2212でQ≦3でないと判断された場合は、ステップS2208へ進む。
ステップS2213でCPU101は原稿M枚目と白紙を合成して印刷を行う。
ステップS2216でCPU101はQ≦1であるか判定する。ステップS2216の判定の結果、Q≦1であると判断された場合、本フローを終了する。一方、ステップS2216でQ≦1でないと判断された場合は、ステップS2209へ進む。
ステップS2217で、CPU101はP=(R÷2)+1の代入を行う。
ステップS2218で、CPU101は出力カウンタQを(R×L)÷2で初期化する。
ステップS2219でCPU101は原稿M枚目と原稿P枚目を合成して印刷を行う。
ステップS2220でCPU101はM=M+1、P=P+1、Q=Q−1の計算を行う。
ステップS2221でCPU101はM>Rであるか判定する。ステップS2221での判定の結果、M>Rであると判断された場合、ステップS2224へ進む。一方、ステップS2221でM>Rでないと判断された場合は、ステップS2222へ進む。
ステップS2224で、CPU101はM=1の代入を行う。
ステップS2222でCPU101はP>Rであるか判定する。ステップS2222の判定の結果、P>Rであると判断された場合、ステップS2225へ進む。一方、ステップS2222でP>Rでないと判断された場合は、ステップS2223へ進む。
ステップS2225で、CPU101はP=1の代入を行う。
ステップS2223でCPU101はQ≦1であるか判定する。ステップS2223の判定の結果、Q≦1であると判断された場合、本フローを終了する。一方、ステップS2223でQ≦1でないと判断された場合は、ステップS2219へ進む。
以上説明したように、本実施例では、上重ね設定時のダブルコピー時に、原稿枚数の偶数、奇数等の条件によって、出力物のレイアウトを変更する。これによって、ユーザは断裁後、片方の出力用紙束をもう片方の出力用紙束の上にそのまま重ねる(上重ねをした)場合に原稿ページ順に並ぶ出力物を得ることが出来る。
図23、及び図24は、図3のステップS301のコピー設定受付の際のダブルコピー印刷設定を行うための画面の一例である。これらの画面は操作部112の液晶表示部201に表示される。
図23に示す画面では、印刷設定パネル2301には、出力色、変倍率、出力用紙サイズ、出力部数などの印刷設定が表示されている。ダブルコピー設定パネル2302は、ユーザがダブルコピーを設定したい場合に押下するためのパネルであり、ダブルコピー設定パネル2302を押下すると図24(a)のダブルコピー設定の画面に遷移する。図24(a)のダブルコピー設定の画面において、原稿サイズ設定ボタン2402で原稿サイズを選択し、原稿サイズが決定すると出力用紙サイズ設定ボタン2403で出力用紙サイズを選択しなくても、決定された原稿サイズに基づき出力用紙サイズが決定する。逆に、出力用紙サイズ設定ボタン2403で出力用紙サイズを選択した場合は、原稿サイズ設定ボタン2402で原稿サイズを選択しなくても、決定された出力用紙サイズに基づき原稿サイズが決定する。
原稿サイズ設定ボタン2402又は出力用紙サイズ設定ボタン2403の操作により、原稿サイズと出力用紙サイズを設定したら、コピー部数設定ボタン2401で原稿をコピーしたい部数分入力する。その後、次へボタン2405を押下すると図24(b)の断裁後重ね方設定画面に遷移する。また、設定した原稿サイズ、出力用紙サイズ、及びコピー部数の全ての設定を取り消したい場合は、設定取り消しボタン2404を押下すると、図23の画面に遷移し、ダブルコピーの設定を取り消す。図24(b)の断裁後重ね方設定画面には、出力物の断裁後の重ね方の概略が表示されている。また、この断裁後重ね方設定画面にある見開き重ねボタン2406は、断裁後の出力用紙束同士を、本を閉じるように見開きページ同士を重ねる重ね方に設定するためのボタンである。また、上重ねボタン2407は、断裁後の片方の束を、もう片方の束の上にそのまま載せて重ねる重ね方に設定するためのボタンである。見開き重ねボタン2406か上重ねボタン2407のいずれかを設定し、OKボタン2408を押下したら、図23の画面に遷移し、ダブルコピーの設定を終了する。なお、片面印刷が設定されている場合は、見開き重ねの設定が行えないように画面を制御する。例えば、CPU101は、片面印刷が設定されている場合は、図24(b)の見開き重ねボタン2406をグレーアウトで表示する。また、例えば、CPU101は、片面印刷が設定されている場合は、図24(a)の次へボタン2405に代えて、完了ボタンを表示し、重ね方の設定をユーザから明示的に受け付けないようにしてもよい。
また、図24(a),(b)において設定したダブルコピーの設定を取り消したい場合は、設定取り消しボタン2409を押下すると、図23の画面に遷移し、ダブルコピーの設定を取り消す。
尚、本実施の形態では、MFP100においてダブルコピーの設定、及び設定されたダブルコピー用の画像(出力用画像データ)の形成及びその印刷出力が行われるが、かかる構成に限定されるものではない。例えば、ダブルコピーの設定、及び出力用画像データの形成のみをMFP100で行い、ネットワーク113を介して接続する不図示の印刷装置に出力用画像データを送信し、その印刷装置にて出力用画像データの印刷出力を行うようにしてもよい。また、出力用画像データをネットワーク113を介して印刷装置に直接送信するのではなく、ネットワーク上の中継装置やクラウドを介して印刷装置に送信する画像複製システムに本願発明を適用してもよい。
また、本実施の形態では、MFP100に断裁装置が接続されていたが、上記のように、MFP100ではなく別の印刷装置がダブルコピー用の出力用画像データの印刷出力を行う場合は、その印刷装置に断裁装置が接続される。
(その他の実施形態)
本願発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
101 CPU
102 メモリ
103 DISK
104 ROM
105 通信部IF
106 プリンタIF
107 印刷部
108 カセット部
109 スキャナIF
110 読取部
111 操作部IF
112 操作部
113 ネットワーク
114 バス

Claims (14)

  1. 原稿枚数Nからなる原稿データからダブルコピー処理により出力部数L分を用紙に印刷するための出力用画像データを形成する画像形成手段と、
    前記ダブルコピー処理後の用紙を前記原稿データのページ毎に断裁した後の重ね方を設定する第1の設定手段と、
    前記出力用画像データの印刷を両面印刷で行うか片面印刷で行うかを設定する第2の設定手段と、
    前記原稿枚数Nが偶数か奇数を判定する判定手段と
    を備え、
    前記第2の設定手段により前記両面印刷が設定され、且つ前記判定手段により前記原稿枚数Nが偶数であると判定された場合、前記画像形成手段は、前記出力用画像データとして、前記断裁後、前記第1の設定手段により設定された重ね方をした場合に、出力物が原稿ページ順に並ぶように、
    前記出力部数Lが偶数のときに第1の画像データを形成し、
    前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が偶数のときに第2の画像データを形成し、
    前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が奇数のときに第3の画像データを形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段は、前記第1、第2の画像データを出力する場合、前記断裁後の用紙の枚数を前記原稿枚数Nを前記出力部数Lで乗じた値を2で割った値に設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、前記設定手段により前記両面印刷が設定され、且つ前記判定手段により、前記原稿枚数Nが奇数であると判定された場合、前記原稿データの最後尾に1ページ分の白紙データを追加して、前記原稿枚数Nを偶数とすることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記出力用画像データに基づき前記用紙への印刷を行う印刷手段と、
    前記用紙を前記原稿データのページ毎に断裁し、2つの出力用紙束を作成する断裁手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記出力用画像データに基づき前記用紙への印刷を行う印刷手段、及び前記用紙を前記原稿データのページ毎に断裁し、2つの出力用紙束を作成する断裁手段とを備える印刷装置に、前記出力用画像データを送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記送信手段は、クラウドを介して前記印刷装置に前記出力用画像データを送信することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の設定手段により設定される重ね方は、見開き重ねであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第3の画像データの前記用紙の最初の1枚には、前記断裁後の一方の出力用紙束の側の画像データとして、両面ともに前記原稿データを形成し、前記断裁後の他方の出力用紙束の側の画像データとして、両面ともに白紙データを形成することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の設定手段により設定される重ね方は、上重ね処理であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第3の画像データの前記用紙の最後の1枚には、前記断裁後の一方の出力用紙束の側の画像データとして、両面ともに前記原稿データを形成し、前記断裁後の他方の出力用紙束の側の画像データとして、両面ともに白紙データを形成することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記設定手段により前記片面印刷が設定された場合、前記出力用画像データに基づく印刷物に対し、前記断裁後に上重ね処理が行われる請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 請求項6記載の前記画像形成装置、前記印刷装置、及び前記クラウドを備えることを特徴とする画像複製システム。
  13. 原稿枚数Nからなる原稿データからダブルコピー処理により出力部数L分を用紙に印刷するための出力用画像データを形成する画像形成手段と、
    前記ダブルコピー処理後の用紙を前記原稿データのページ毎に断裁した後の重ね方を設定する第1の設定手段と、
    前記出力用画像データの印刷を両面印刷で行うか片面印刷で行うかを設定する第2の設定手段と、
    前記原稿枚数Nが偶数か奇数を判定する判定手段と
    を備える画像形成装置の画像複製方法であって、
    前記第2の設定手段により前記両面印刷が設定され、且つ前記判定手段により前記原稿枚数Nが偶数であると判定された場合、前記画像形成手段により、前記出力用画像データとして、前記断裁後、前記第1の設定手段により設定された重ね方をした場合に、出力物が原稿ページ順に並ぶように、
    前記出力部数Lが偶数のときに第1の画像データを形成する第1の形成ステップと、
    前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が偶数のときに第2の画像データを形成する第2の形成ステップと、
    前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が奇数のときに第3の画像データを形成する第3の形成ステップとを有することを特徴とする画像複製方法。
  14. 原稿枚数Nからなる原稿データからダブルコピー処理により出力部数L分を用紙に印刷するための出力用画像データを形成する画像形成手段と、前記ダブルコピー処理後の用紙を前記原稿データのページ毎に断裁した後の重ね方を設定する第1の設定手段と、前記出力用画像データの印刷を両面印刷で行うか片面印刷で行うかを設定する第2の設定手段と、前記原稿枚数Nが偶数か奇数を判定する判定手段とを備える画像形成装置の画像複製方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記画像複製方法は、
    前記第2の設定手段により前記両面印刷が設定され、且つ前記判定手段により前記原稿枚数Nが偶数であると判定された場合、前記画像形成手段により、前記出力用画像データとして、前記断裁後、前記第1の設定手段により設定された重ね方をした場合に、出力物が原稿ページ順に並ぶように、
    前記出力部数Lが偶数のときに第1の画像データを形成する第1の形成ステップと、
    前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が偶数のときに第2の画像データを形成する第2の形成ステップと、
    前記出力部数Lが奇数であり且つ前記原稿枚数Nを2で割った値が奇数のときに第3の画像データを形成する第3の形成ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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