以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図20)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
<第1実施形態>
まず、図1を参照して本発明の第1実施形態に係るタブレット端末装置100の構成について説明する。図1に示すように、タブレット端末装置100はタッチパネル1及び制御部2を備える。タブレット端末装置100は、「表示制御装置」の一例に相当する。タッチパネル1は画像を表示すると共に、ユーザーからの操作を受け付ける。制御部2はタッチパネル1の動作を制御する。
タッチパネル1は、ディスプレー11、及びタッチセンサー12を備える。ディスプレー11は画像を表示する。タッチセンサー12はタッチパネル1への物体の接触位置を検出する。タッチセンサー12は、例えばディスプレー11の表示面上に配置される。
制御部2は、プロセッサー21、及び記憶部22を備える。記憶部22は、制御プログラムを記憶している。プロセッサー21は、記憶部22に記憶された制御プログラムを読み出して実行することによってタッチパネル1の動作を制御する。
次に、図2を参照して制御部2の構成について説明する。図2に示すように、制御部2は、第1操作検出部211、退避部212、第2操作検出部213、追加部214、第3操作検出部215、グループ設定部216、第4操作検出部217、グループ解除部218、及び表示部219を備える。具体的には、プロセッサー21は、記憶部22に記憶された制御プログラムを読み出して実行することによって、第1操作検出部211、退避部212、第2操作検出部213、追加部214、第3操作検出部215、グループ設定部216、第4操作検出部217、グループ解除部218、及び表示部219として機能する。
次に、図2〜図16を参照して制御部2の機能について説明する。まず、図2〜図4を参照して第1操作検出部211、退避部212及び表示部219について説明する。図3は、第1操作OP1の一例を示す。図2及び図3に示すように、表示部219は、複数のオブジェクトBJAをスクロール可能にタッチパネル1の主領域RAに表示する。表示部219は、複数のオブジェクトBJAを第1方向DR1に沿って配列する。オブジェクトBJAは、主領域RAに表示されているオブジェクトBJを示す。スクロール可能な方向は、第1方向DR1又は第1方向DR1と逆方向である。第1方向DR1は、例えば、ディスプレー11の表示面の4辺のうちの第1辺に略平行である。主領域RAは、「所定領域」に相当する。
図3に示すように、表示部219は、タッチパネル1の主領域RAに、オブジェクトBJAの一例として、オブジェクト3A〜オブジェクト3Eを表示する。表示部219は、オブジェクト3A〜オブジェクト3Eを第1方向DR1に沿って配列する。オブジェクト3A〜オブジェクト3Eは、それぞれ、文字列を示す。また、表示部219は、スクロールバー31を主領域RAに表示する。スクロールバー31は、ユーザーが主領域RAに表示したオブジェクトBJAをスクロールする場合に、ユーザーからの操作を受け付ける。
続いて、図2及び図3を参照して第1操作検出部211、退避部212及び表示部219について説明する。図2及び図3に示すように、第1操作検出部211は、複数のオブジェクトBJAのうち1つのオブジェクトBJAに対する第1操作OP1を検出する。第1操作OP1は、タッチパネル1への物体の接触位置を第2方向DR2に移動する操作を含む。第2方向DR2は、第1方向DR1と交差する方向を示す。第2方向DR2は、第1実施形態では、第1方向DR1と略直交する方向である。第2方向DR2は、例えば、ディスプレー11の表示面の4辺のうちの第1辺に直交する第2辺に略平行である。第1操作OP1は、例えば第2方向DR2へのスワイプ操作SWRを示す。
続いて、第1操作OP1の一例について説明する。図3に示すように、まず、ユーザーの手Hの指がオブジェクト3B上の位置P11に接触する。そして、手Hの指がタッチパネル1に触れた状態で、ユーザーが手Hの指を方向AR1に位置P12まで移動する。方向AR1は、第2方向DR2と略一致する。次に、位置P12においてユーザーが手Hの指をタッチパネル1から離す。指を位置P11で接触してから位置P12で離すまでの操作が行われた場合に、第1操作検出部211は第2方向DR2のスワイプ操作SWRを検出する。
更に、第1操作検出部211は、位置P12と境界線LL1との距離が第1距離LS1以下であるか否かを判定する。位置P12と境界線LL1との距離が第1距離LS1以下である場合に、第1操作検出部211はオブジェクト3Bに対する第1操作OP1を検出する。具体的には、第1操作検出部211は、位置P12が直線L1に対して第2方向DR2の先端側にあるか否かを判定する。位置P12が直線L1に対して第2方向DR2の先端側にある場合に、第1操作検出部211はオブジェクト3Bに対する第1操作OP1を検出する。境界線LL1は、スクロールバー31とオブジェクト3A〜オブジェクト3Eとの境界を示す。直線L1は、境界線LL1に対して第2方向DR2の後端側に位置し、境界線LL1からの距離が第1距離LS1の直線を示す。
続いて、図2及び図4を参照して退避部212及び表示部219について説明する。図4は、スクロール操作SRの一例を示す。図2及び図4に示すように、退避部212は、第1操作検出部211が第1操作OP1を検出した場合に、タッチパネル1の一部に主領域RAと相違する退避領域REを定める。具体的には、退避部212はタッチパネル1のうち第2方向DR2の先端側に退避領域REを定める。退避部212は、例えばディスプレー11の表示面の4辺のうちの第1辺側に退避領域REを定める。
また、第1操作検出部211が第1操作OP1を検出した場合に、退避部212は、主領域RAに表示される複数のオブジェクトBJAから、第1操作OP1が行われた1つのオブジェクトBJAを退避領域REへ移動する。退避部212は、例えば、主領域RAに表示されるオブジェクト3A〜オブジェクト3Eのうちオブジェクト3Bを退避領域REへ移動する。
また、退避部212が1つのオブジェクトBJAを主領域RAから退避領域REへ移動した場合に、表示部219は、1つのオブジェクトBJAを主領域RAから消去すると共に、1つのオブジェクトBJAを退避領域REに表示する。オブジェクトBJEは、退避領域REに表示されているオブジェクトBJを示す。また、オブジェクトBJEとオブジェクトBJAとをオブジェクトBJと総称する場合がある。表示部219は、例えば、オブジェクト3Bを主領域RAから退避領域REへ移動した。その結果、表示部219はタッチパネル1の主領域RAにオブジェクト3A、及びオブジェクト3C〜オブジェクト3Fを表示する。また、表示部219は、オブジェクト3Bを退避領域REに表示する。
以上、図2〜図4を参照して説明したように、第1操作検出部211が第1操作OP1を検出した場合に、退避部212が以下の処理を行う。すなわち、退避部212がタッチパネル1の一部に、主領域RAと相違する退避領域REを定め、第1操作OP1が行われたオブジェクトBJAを退避領域REに移動する。表示部219は、退避部212がオブジェクトBJAを退避領域REに移動した場合に、オブジェクトBJAを退避領域REに表示する。よって、主領域RAと相違する退避領域REが表示されるため、主領域RAに表示されたオブジェクトBJAに対する操作とは別に、退避領域REに表示されたオブジェクトBJEに対する操作を行うことができる。したがって、タッチパネル1の操作性を簡素な構成で向上できる。
また、表示部219は、複数のオブジェクトBJAを第1方向DR1に沿って配列して表示する。第1操作OP1は、タッチパネル1への物体の接触位置を第1方向DR1と交差する第2方向DR2に移動する操作を含む。第1操作OP1は、例えば、第1方向DR1と直交する第2方向DR2へのスワイプ操作SWRである。よって、ユーザーの直感に合致した操作でオブジェクトBJAを退避領域REに移動できる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
更に、退避部212は、タッチパネル1のうち第2方向DR2の先端側に退避領域REを定める。また、第1操作OP1は、第2方向DR2へのスワイプ操作SWRである。よって、ユーザーの直感に合致した位置に退避領域REを定めることができる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
次に、図4〜図7を参照して、第2操作検出部213、追加部214及び表示部219について説明する。まず、図2及び図4を参照して、スクロール操作SRについて説明する。図4に示すように、まず、ユーザーの手Hの指が位置P21に接触する。そして、手Hの指がタッチパネル1に触れた状態で、ユーザーが手Hの指を方向AR2に位置P22まで移動する。次に、位置P22においてユーザーが手Hの指をタッチパネル1から離す。方向AR2は、第1方向DR1の略逆方向を示す。指を位置P21で接触してから位置P22で離すまでの操作が行われた場合に、制御部2は第1方向DR1の逆方向のスクロール操作SRを検出する。
そして、表示部219が主領域RAのオブジェクトBJAを第1方向DR1の逆方向にスクロール表示する。表示部219は、例えば主領域RAのオブジェクト3A、及びオブジェクト3C〜オブジェクト3Fを第1方向DR1の逆方向にスクロールする。
次に、図5を参照して、表示部219がタッチパネル1に表示する画面について説明する。図5は、第2操作OP2の一例を示す図である。図5に示す画面は、スクロール操作SR後に表示される。図5に示すように、表示部219がタッチパネル1の主領域RAにオブジェクト3F〜オブジェクト3Jを表示する。オブジェクト3F〜オブジェクト3Jは、第1方向DR1に沿って配列される。例えばオブジェクト3Fは、図4において、オブジェクト3A、及びオブジェクト3C〜オブジェクト3Fのうち第1方向DR1の最も先端側に表示されていた。スクロール操作SRによってオブジェクト3A、及びオブジェクト3C〜オブジェクト3Fは第1方向DR1と逆方向にスクロールされる。その結果、オブジェクト3Fは、図5に示すように第1方向DR1の最も後端側に表示される。
続いて、図2及び図5を参照して第2操作検出部213について説明する。図2及び図5に示すように、第2操作検出部213は、退避領域REに表示されたオブジェクトBJEのうち1つのオブジェクトBJEに対する第2操作OP2を検出する。第2操作OP2は、例えばオブジェクトBJEを退避領域REから主領域RAに移動するドラッグアンドドロップ操作DADを示す。
続いて、第2操作OP2の一例について説明する。図5に示すように、まず、ユーザーの手Hの指がオブジェクト3B内の位置P31に接触する。そして、手Hの指がタッチパネル1に触れた状態で、ユーザーが手Hの指を方向AR3に位置P32まで移動する。ユーザーの手Hの指の移動に応じて、表示部219は、オブジェクト3Bの表示位置を移動する。次に、位置P32においてユーザーが手Hの指をタッチパネル1から離す。指を位置P31で接触してから位置P32で離すまでの操作が行われた場合に、第2操作検出部213は、オブジェクト3Bに対するドラッグアンドドロップ操作DADを検出する。
更に、第2操作検出部213は、位置P32が境界線LRより第2方向DR2の後端側であるか否かを判定する。そして、位置P32が境界線LRより第2方向DR2の後端側である場合に、第2操作検出部213はオブジェクト3Bに対する第2操作OP2を検出する。境界線LRはスクロールバー31と退避領域REとの境界を示す。
次に、図2及び図6を参照して表示部219及び追加部214について説明する。図2及び図6に示すように、第2操作検出部213がオブジェクトBJEに対する第2操作OP2を検出した場合に、追加部214は、オブジェクトBJEが追加される位置を算出する。そして、表示部219は、オブジェクトBJEが追加される位置を主領域RAに表示する。
続いて、オブジェクトBJEを追加する位置について具体的に説明する。図2及び図6に示すように、追加部214は、オブジェクト3Bが追加される位置を以下のようにして定める。すなわち、追加部214は、例えば、境界線LAから位置P32までの距離が第2距離LS2未満であるか否かを判定する。境界線LAは、オブジェクト3Gとオブジェクト3Hとの境界を示す。境界線LAから位置P32までの距離が第2距離LS2未満である場合に、追加部214は、オブジェクト3Bを追加する位置を、境界線LAの示すオブジェクト3Gとオブジェクト3Hとの間の位置に決定する。第2距離LS2は、例えばオブジェクトBJAの第1方向DR1の大きさの半分を示す。
また、図6に示すように、表示部219は、例えば吹出マークGN1を表示する。吹出マークGN1は、オブジェクト3Bが追加される位置を示す。具体的には、吹出マークGN1の先端位置が、オブジェクト3Bが追加される位置を示す。オブジェクト3Bが追加される位置は、例えばオブジェクト3Gとオブジェクト3Hとの間の位置である。
更に、追加部214は、第2操作検出部213が第2操作OP2を検出した場合に、主領域RAに表示されるオブジェクトBJAの1つとして1つのオブジェクトBJEを追加する。第2操作検出部213が第2操作OP2を検出した場合に、表示部219は、1つのオブジェクトBJEを退避領域REから消去すると共に、1つのオブジェクトBJEを主領域RAに表示する。図6に示すように、追加部214は、例えば、オブジェクト3Gとオブジェクト3Hとの間の位置にオブジェクト3Bを追加する。表示部219は、例えばオブジェクト3Bを退避領域REから消去すると共に、オブジェクト3Bを主領域RAに表示する。
次に、図2及び図7を参照して表示部219が表示する画面を説明する。図7は、第2操作OP2によって表示される画面の一例を示す。図7に示すように、表示部219はオブジェクト3F、オブジェクト3G、オブジェクト3B、オブジェクト3H及びオブジェクト3Iを主領域RAに表示する。また、オブジェクト3Bが退避領域REから主領域RAに移動された結果、退避領域REに表示するオブジェクトBJEが無くなるため、表示部219は退避領域REを表示しない。その結果、表示部219はタッチパネル1に主領域RAのみを表示する。
以上、図2、図4〜図7を参照して説明したように、第2操作検出部213が退避領域REに表示されたオブジェクトBJEのうち1つのオブジェクトBJEに対する第2操作OP2を検出する。第2操作検出部213が第2操作OP2を検出した場合に、追加部214は1つのオブジェクトBJEを主領域RAに表示されるオブジェクトBJAの1つとして追加する。よって、主領域RAのユーザーが所望する位置にオブジェクトBJEを追加できる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
また、表示部219は、第2操作検出部213が第2操作OP2を検出した場合に、1つのオブジェクトBJEが追加される位置を主領域RAに表示する。表示部219は、例えば、オブジェクトBJEが追加される位置を示す吹出マークGN1を表示する。よって、主領域RAのユーザーが所望する位置にオブジェクトBJEを容易に追加できる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
次に、図2、図8〜図16を参照して、主に、第3操作検出部215、グループ設定部216、第4操作検出部217、グループ解除部218及び表示部219について説明する。まず、図2及び図8を参照して第1操作OP1の他の一例について説明する。図8に示す第1操作OP1は、オブジェクト3Cに対して行われる点で図3に示す第1操作OP1と相違する。図8は、第1操作OP1の他の一例を示す。図8に示す画面の表示内容は図4に示す画面の表示内容と同じである。
続いて、オブジェクト3Cに対して第1操作OP1が行われる場合について説明する。図8に示すように、まず、ユーザーの手Hの指がオブジェクト3C上の位置P41に接触する。そして、手Hの指がタッチパネル1に触れた状態で、ユーザーが手Hの指を方向AR4に位置P42まで移動する。方向AR4は、第2方向DR2と略一致する。次に、位置P42においてユーザーが手Hの指をタッチパネル1から離す。指を位置P41で接触してから位置P42で離すまでの操作が行われた場合に、第1操作検出部211は、第2方向DR2へのスワイプ操作SWRを検出する。
更に、第1操作検出部211は、位置P42と境界線LL2との距離が第3距離LS3以下であるか否かを判定する。位置P42と境界線LL2との距離が第3距離LS3以下である場合に、第1操作検出部211は、オブジェクト3Cに対する第1操作OP1を検出する。具体的には、第1操作検出部211は、位置P42が直線L2に対して第2方向DR2の先端側にあるか否かを判定する。位置P42が直線L2に対して第2方向DR2の先端側にある場合に、第1操作検出部211は、オブジェクト3Cに対する第1操作OP1を検出する。境界線LL2は、スクロールバー31とオブジェクト3A及びオブジェクト3C〜オブジェクト3Fとの境界を示す。直線L2は、境界線LL2に対して第2方向DR2の後端側に位置し、境界線LL2からの距離が第3距離LS3の直線を示す。
第1操作検出部211がオブジェクト3Cに対する第1操作OP1を検出した場合に、退避部212はオブジェクト3Cを主領域RAから退避領域REに移動する。更に、表示部219が、オブジェクト3Cを主領域RAから消去すると共に、オブジェクト3Cを退避領域REに表示する。
次に、図9を参照して、表示部219がタッチパネル1に表示する画面について説明する。図9は、第1操作OP1によって表示される画面の一例を示す。図9に示すように、表示部219はオブジェクト3A、オブジェクト3D〜オブジェクト3Gを主領域RAに表示する。また、表示部219はタッチパネル1の退避領域REにオブジェクト3B及びオブジェクト3Cを表示する。
図2、図8及び図9を参照して説明したように、オブジェクト3Cに対する第1操作OP1を第1操作検出部211が検出した場合に、退避部212はオブジェクト3Cを主領域RAから退避領域REに移動する。同様にして、オブジェクト3Dに対する第1操作OP1を第1操作検出部211が検出した場合に、退避部212はオブジェクト3Dを主領域RAから退避領域REに移動する。また、オブジェクト3Eに対する第1操作OP1を第1操作検出部211が検出した場合に、退避部212はオブジェクト3Eを主領域RAから退避領域REに移動する。
次に、図10を参照して、表示部219がタッチパネル1に表示する画面について説明する。図10は、第3操作OP3の一例を示す図である。図10に示す画面は、オブジェクト3D及びオブジェクト3Eを主領域RAから退避領域REに移動したときに表示される。図10に示すように、表示部219はオブジェクト3A及びオブジェクト3F〜オブジェクト3Iを主領域RAに表示する。また、表示部219はオブジェクト3B〜オブジェクト3Eをタッチパネル1の退避領域REに表示する。
続いて、図2及び図10を参照して第3操作検出部215及びグループ設定部216について説明する。図2及び図10に示すように、第3操作検出部215は、退避領域REに表示された複数のオブジェクトBJEに対する第3操作OP3を検出する。第3操作OP3は、例えば1つのオブジェクトBJEを他のオブジェクトBJEに重ねるドラッグアンドドロップ操作DADを示す。第3操作検出部215が第3操作OP3を検出した場合に、グループ設定部216は、1つのオブジェクトBJEと他のオブジェクトBJEとが一体に移動するように、1つのオブジェクトBJEと他のオブジェクトBJEとを1つのグループGRに定める。
続いて、第3操作OP3の一例について説明する。図10に示すように、まず、ユーザーの手Hの指がオブジェクト3D内の位置P51に接触する。そして、手Hの指がタッチパネル1に触れた状態で、手Hの指を方向AR5に位置P52まで移動する。手Hの指の移動に応じて、表示部219は、オブジェクト3Dの表示位置を移動する。次に、位置P52において手Hの指をタッチパネル1から離す。指を位置P51で接触してから位置P52で離すまでの操作が行われた場合に、第3操作検出部215はオブジェクト3Dに対するドラッグアンドドロップ操作DADを検出する。
更に、第3操作検出部215は、位置P52がオブジェクト3B内の位置であるか否かを判定する。そして、位置P52がオブジェクト3B内の位置である場合に、第3操作検出部215はオブジェクト3D及びオブジェクト3Bに対する第3操作OP3を検出する。
次に、図2及び図11を参照して第3操作OP3の一例について更に説明する。
図11は、第3操作OP3の一例を示す図である。図11に示す画面は、手Hの指が位置P52に移動したときに表示される。図11に示すように、位置P52はオブジェクト3B内の位置であるため、第3操作検出部215はオブジェクト3D及びオブジェクト3Bに対する第3操作OP3を検出する。そして、グループ設定部216はオブジェクト3Dとオブジェクト3Bとが一体に移動するようにオブジェクト3Dとオブジェクト3Bとを1つのグループ3BDに定める。
次に、図2及び図12を参照して、表示部219がタッチパネル1に表示する画面について説明する。図12は、第3操作OP3によって表示される画面を示す図である。図12に示す画面は、グループ設定部216がオブジェクト3D及びオブジェクト3Bを1つのグループ3BDに定めたときに表示される。図12に示すように、表示部219は、退避領域REにグループ3BDを表示する。グループ3BDは、グループGRの一例であり、オブジェクト3Bとオブジェクト3Dとから構成されている。更に、表示部219は退避領域REにおいてグループ3BDの第1方向DR1の先端側にオブジェクト3C及びオブジェクト3Eを表示する。
続いて、第2操作検出部213について説明する。図2及び図12に示すように、第2操作検出部213は、退避領域REに表示されたグループGRに対する第2操作OP2を検出する。
続いて、グループGRに対する第2操作OP2の一例について説明する。図12に示すように、まず、ユーザーの手Hの指がグループ3BD内の位置P61に接触する。そして、手Hの指がタッチパネル1に触れた状態で、手Hの指を方向AR6に位置P62まで移動する。手Hの指の移動に応じて、表示部219はグループ3BDの表示位置を移動する。次に、位置P62において手Hの指をタッチパネル1から離す。指を位置P61で接触してから位置P62で離すまでの操作が行われた場合に、第2操作検出部213はグループ3BDに対するドラッグアンドドロップ操作DADを検出する。
更に、第2操作検出部213は位置P62が境界線LRより第2方向DR2の後端側であるか否かを判定する。そして、位置P62が境界線LRより第2方向DR2の後端側である場合に、第2操作検出部213は第2操作OP2を検出する。境界線LRは、スクロールバー31と退避領域REとの境界を示す。
次に、図2及び図13を参照して、表示部219及び追加部214について説明する。図13は、オブジェクトBJEを追加する位置を示す吹出マークGN2の他の一例を示す図である。図13に示す吹出マークGN2は、グループGRに含まれる複数のオブジェクトBJEが追加される位置を示す点で、図6に示す吹出マークGN1と相違する。図2及び図13に示すように、第2操作検出部213がグループGRに対する第2操作OP2を検出した場合に、追加部214は、グループGRに含まれる複数のオブジェクトBJEが追加される位置を算出する。そして、表示部219は、複数のオブジェクトBJEが追加される位置を主領域RAに表示する。
続いて、表示部219及び追加部214について具体的に説明する。図2及び図13に示すように、追加部214は、グループ3BDに含まれるオブジェクト3B及びオブジェクト3Dが追加される位置を以下のようにして決定する。すなわち、追加部214は、例えば、境界線LBから位置P62までの距離が第2距離LS2未満であるか否かを判定する。境界線LBは、オブジェクト3Fとオブジェクト3Gとの境界を示す。境界線LBから位置P62までの距離が第2距離LS2未満である場合に、追加部214は、オブジェクト3B及びオブジェクト3Dを追加する位置を、境界線LBの示すオブジェクト3Fとオブジェクト3Gとの間の位置に決定する。
図13に示すように、表示部219は吹出マークGN2を表示する。吹出マークGN2は、グループ3BDに含まれるオブジェクト3B及びオブジェクト3Dが追加される位置を示す。具体的には、吹出マークGN2の先端位置が、オブジェクト3B及びオブジェクト3Dが追加される位置を示す。オブジェクト3B及びオブジェクト3Dが追加される位置は、例えばオブジェクト3Fとオブジェクト3Gとの間の位置である。
また、追加部214は、第2操作検出部213が1つのグループGRに対する第2操作OP2を検出した場合に、1つのグループGRに含まれる複数のオブジェクトBJEを主領域RAに表示されるオブジェクトBJAとして追加する。追加部214は、例えば主領域RAに表示されるオブジェクト3Gとオブジェクト3Hとの間に、グループ3BDに含まれるオブジェクト3B及びオブジェクト3Dを追加する。第2操作検出部213が1つのグループGRに対する第2操作OP2を検出した場合に、表示部219は、1つのグループGRを退避領域REから消去すると共に、1つのグループGRに含まれる複数のオブジェクトBJEを主領域RAに表示する。
次に、図14を参照して、表示部219が表示する画面について説明する。図14は、第2操作OP2によって表示される画面の他の一例を示す図である。図14に示す画面は、追加部214がオブジェクト3B及びオブジェクト3Dを主領域RAに表示するオブジェクトBJAとして追加した場合に表示される。図14に示すように、表示部219はオブジェクト3A、オブジェクト3F、オブジェクト3B、オブジェクト3D及びオブジェクト3Gを主領域RAに表示する。また、追加部214がグループ3BDに含まれるオブジェクト3B及びオブジェクト3Dを退避領域REから主領域RAに移動するため、表示部219は、退避領域REからグループ3BDを消去する。
次に、図2及び図15を参照して第3操作OP3の他の形態について説明する。図15は、第3操作OP3の他の一例を示す図である。図15に示す第3操作OP3は、ピンチイン操作PNを示す点で図10及び図11に示す第3操作OP3と相違する。図2及び図15に示すように、第3操作検出部215は、2つのオブジェクトBJEに対するピンチイン操作PNを検出する。2つのオブジェクトBJEに対するピンチイン操作PNを検出した場合に、第3操作検出部215は、オブジェクトBJEに対する第3操作OP3を検出する。具体的には、第3操作検出部215は、2つのオブジェクトBJEと2つのオブジェクトBJEの間に表示されているオブジェクトBJEに対する第3操作OP3を検出する。
続いて、第3操作OP3の一例について説明する。図15に示すように、まず、ユーザーの手Hの人差し指がオブジェクト3B内の位置P711に接触すると共に、手Hの親指がオブジェクト3D内の位置P721に接触する。そして、手Hの人差し指及び親指がタッチパネル1に触れた状態で、方向AR71に手Hの人差し指を位置P712まで移動すると共に、方向AR72に手Hの親指を位置P722まで移動する。次に、位置P712において手Hの人差し指をタッチパネル1から離すと共に、位置P722において手Hの親指をタッチパネル1から離す。方向AR71と方向AR72とは、互いに近接する方向を示す。指を位置P711及び位置P721で接触してから位置P712及び位置P722で離すまでの操作が行われた場合に、第3操作検出部215はピンチイン操作PNを検出する。
更に、位置P711がオブジェクト3B内の位置であり、位置P721がオブジェクト3D内の位置であるため、第3操作検出部215はオブジェクト3B及びオブジェクト3Dに対するピンチイン操作PNを検出する。また、オブジェクト3Bとオブジェクト3Dとの間には、オブジェクト3Cが表示されているため、第3操作検出部215は、オブジェクト3B〜オブジェクト3Dに対する第3操作OP3を検出する。
第2操作検出部213がオブジェクト3B〜オブジェクト3Dに対する第3操作OP3を検出した場合に、グループ設定部216は、オブジェクト3B〜オブジェクト3Dを1つのグループBCDに定める。
次に、図16を参照して表示部219がタッチパネル1に表示する画面について説明する。図16は、第4操作OP4の一例を示す。図16に示す画面は、グループ設定部216がオブジェクト3B〜オブジェクト3Dを1つのグループBCDに定めたときに表示される。図16に示すように、表示部219は、退避領域REにグループ3BCDを表示する。グループ3BCDは、グループGRの一例であり、オブジェクトBとオブジェクト3Cとオブジェクト3Dとから構成されている。更に、表示部219は、退避領域REのグループ3BCDの第1方向DR1の先端側にオブジェクト3Eを表示する。
続いて、図2及び図16を参照して、第4操作検出部217及びグループ解除部218について説明する。図2及び図16に示すように、第4操作検出部217は、退避領域REに表示された1つのグループGRに対する第4操作OP4を検出する。第4操作OP4は、例えばグループGRが表示された位置でのピンチアウト操作PTを示す。グループ解除部218は、第4操作検出部217が1つのグループGRに対する第4操作OP4を検出した場合に、1つのグループGRを解消する。具体的には、グループ解除部218は、第4操作検出部217が第4操作OP4を検出した場合に、1つのグループGRを複数のオブジェクトBJEに分解する。
続いて、第4操作OP4の一例について説明する。図16に示すように、まず、ユーザーの手Hの人差し指がグループ3BCD内の位置P811に接触すると共に、手Hの親指がグループ3BCD内の位置P821に接触する。そして、手Hの人差し指及び親指がタッチパネル1に触れた状態で、ユーザーが手Hの人差し指を方向AR81に位置P812まで移動すると共に、手Hの親指を方向AR82に位置P822まで移動する。次に、位置P812においてユーザーが手Hの人差し指をタッチパネル1から離すと共に、位置P822においてユーザーが手Hの親指をタッチパネル1から離す。方向AR81と方向AR82とは、互いに離間する方向を示す。指を位置P811及び位置P821で接触してから位置P812及び位置P822で離すまでの操作が行われた場合に、第4操作検出部217は、ピンチアウト操作PTを検出する。
更に、第4操作検出部217は、位置P811及び位置P821がグループBCD内の位置であるか否かを判定する。そして、位置P811及び位置P821がグループBCD内の位置である場合には、第4操作検出部217は、グループBCDに対する第4操作OP4を検出する。
また、第4操作検出部217がグループ3BCDに対する第4操作OP4を検出した場合に、グループ解除部218はグループ3BCDを解消する。具体的には、グループ解除部218は、グループ3BCDを、オブジェクト3B、オブジェクト3C及びオブジェクト3Dに分解する。そして、表示部219は、1つのグループ3BCDを退避領域REから消去すると共に、オブジェクト3B、オブジェクト3C及びオブジェクト3Dを退避領域REに表示する。すなわち、表示部219は、図15に示す画面をタッチパネル1に表示する。
以上、図2、図8〜図16を参照して説明したように、第3操作検出部215は、退避領域REに表示された複数のオブジェクトBJEに対する第3操作OP3を検出する。第3操作検出部215が第3操作OP3を検出した場合に、グループ設定部216は複数のオブジェクトBJEが一体に移動するように複数のオブジェクトBJEを1つのグループGRに定める。よって、複数のオブジェクトBJEが一体に移動するようにグループGRを定めることができる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
また、追加部214は、第2操作検出部213が1つのグループGRに対する第2操作OP2を検出した場合に、1つのグループGRに含まれる複数のオブジェクトBJEを主領域RAに表示されたオブジェクトBJAとして追加する。よって、ユーザーは複数のオブジェクトBJEを主領域RAに表示されたオブジェクトBJAとして容易に追加できる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
更に、第4操作検出部217は、退避領域REに表示された1つのグループGRに対する第4操作OP4を検出する。第4操作検出部217が第4操作OP4を検出した場合に、グループ解除部218は1つのグループGRを解消する。よって、ユーザーは1つのグループGRを複数のオブジェクトBJEに分解できる。したがって、タッチパネル1の操作性を更に向上できる。
次に、図17及び図18を参照して、制御部2の動作を説明する。図17及び図18は、制御部2の動作を示すフローチャートである。まず、図17に示すように、ステップS101において、第1操作検出部211が第1操作OP1を検出したか否かを判定する。第1操作検出部211が第1操作OP1を検出していない場合(ステップS101でNO)には、処理がステップS111に進む。第1操作検出部211が第1操作OP1を検出した場合(ステップS101でYES)には、処理がステップS103に進む。
そして、ステップS103において退避部212がタッチパネル1の一部に退避領域REを定め、表示部219が退避領域REを表示する。次に、ステップS105において退避部212が、第1操作OP1が行われたオブジェクトBJAを退避領域REに移動する。次いで、ステップS107において表示部219が退避領域REにオブジェクトBJAを表示する。そして、ステップS109において表示部219が主領域RAの表示を更新する。具体的には、表示部219は、第1操作OP1が行われたオブジェクトBJAを消去する。
次に、ステップS111においてグループ設定部216及びグループ解除部218が「グループ処理」を行う。「グループ処理」は、グループ設定部216がグループGRを定める処理、及びグループ解除部218がグループGRを分解する処理を示す。次いで、ステップS113において、制御部2がスクロール操作SRを検出したか否かを判定する。制御部2がスクロール操作SRを検出していない場合(ステップS113でNO)には、処理が図18に示すステップS117に進む。制御部2がスクロール操作SRを検出した場合(ステップS113でYES)には、処理がステップS115に進む。そして、ステップS115において表示部219が主領域RAのオブジェクトBJAをスクロールする。
次に、図18に示すステップS117において、第2操作検出部213が第2操作OP2を検出したか否かを判定する。第2操作検出部213が第2操作OP2を検出していないと判定した場合(ステップS117でNO)には、処理がステップS129に進む。第2操作検出部213が第2操作OP2を検出したと判定した場合(ステップS117でYES)には、処理がステップS119に進む。ステップS119において追加部214が、第2操作OP2が行われたオブジェクトBJE又はグループGRを主領域RAに追加する。グループGRに対して第2操作OP2が行われた場合には、追加部214はグループGRを構成する複数のオブジェクトBJEを主領域RAに追加する。次に、ステップS121において制御部2は退避領域REにオブジェクトBJEが残っているか否かを判定する。退避領域REにオブジェクトBJEが残っている場合(ステップS121でYES)には、処理がステップS125に進む。退避領域REにオブジェクトBJEが残っていない場合(ステップS121でNO)には、処理がステップS123に進む。そして、ステップS123において表示部219がタッチパネル1に表示された退避領域REを消去し、処理がステップS127に進む。
ステップS121でYESの場合には、ステップS125において表示部219が退避領域REの表示を更新する。具体的には、表示部219は第2操作OP2が行われたオブジェクトBJE又はグループGRを退避領域REから消去する。次に、ステップS127において表示部219が主領域RAの表示を更新する。具体的には、表示部219は、第2操作OP2が行われたオブジェクトBJE又はグループGRを構成する複数のオブジェクトBJEを主領域RAに表示する。次に、ステップS129において制御部2は処理を終了するか否かを判定する。制御部2が処理を終了すると判定した場合(ステップS129でYES)には、制御部2が処理を終了する。制御部2が処理を終了しないと判定した場合(ステップS129でNO)には、処理が図17のステップS101に戻る。
次に、図19を参照して、制御部2の「グループ処理」について説明する。図19に示すように、まず、ステップS201において第3操作検出部215が第3操作OP3を検出したか否かを判定する。第3操作検出部215が第3操作OP3を検出していない場合(ステップS201でNO)には、処理がステップS207に進む。第3操作検出部215が第3操作OP3を検出した場合(ステップS201でYES)には、ステップS203においてグループ設定部216が、第3操作OP3が行われた複数のオブジェクトBJEを1つのグループGRに定める。そして、ステップS205において表示部219が、退避領域REから複数のオブジェクトBJEを消去すると共に、退避領域REにグループGRを表示する。
次に、ステップS207において第4操作検出部217が第4操作OP4を検出したか否かを判定する。第4操作検出部217が第4操作OP4を検出していない場合(ステップS207でNO)には、処理が図17のステップS113にリターンする。第4操作検出部217が第4操作OP4を検出した場合(ステップS207でYES)には、処理がステップS209に進む。ステップS209においてグループ解除部218が、第4操作OP4が行われたグループGRを複数のオブジェクトBJEに分解する。そして、ステップS211において表示部219が、退避領域REからグループGRを消去すると共に、退避領域REに複数のオブジェクトBJEを表示して、処理が図17のステップS113にリターンする。
<第2実施形態>
次に、図20を参照して、第2実施形態に係る画像形成装置200について説明する。第2実施形態に係る画像形成装置200は、第1実施形態に係るタブレット端末装置100と比較して、画像形成ユニット41、画像読取ユニット42及び原稿搬送ユニット43を備える点で相違する。図20に示すように、画像形成装置200は複合機である。画像形成装置200は、画像形成ユニット41、画像読取ユニット42、原稿搬送ユニット43及び操作パネル44を備える。
画像形成ユニット41は、記録媒体の一例である用紙Pに画像を形成する。画像読取ユニット42は、原稿Rに形成された画像を読み取る。原稿搬送ユニット43は、原稿Rを画像読取ユニット42に供給する。操作パネル44は、タッチパネル441を備え、ユーザーからの操作を受け付ける。
また、画像形成ユニット41は、給紙カセット411、搬送ローラー対412、画像形成部413、定着器414、排出ローラー対415、排出トレイ416、及び制御部45を備える。制御部45は、画像形成装置200の動作を制御する。
給紙カセット411から繰り出された用紙Pは、搬送ローラー対412によって画像形成部413まで搬送される。画像形成部413は、用紙Pに画像を形成する。画像が形成された用紙Pは、定着器414まで搬送される。定着器414は、用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着する。画像が定着された用紙Pは、排出ローラー対415によって排出トレイ416へ排出される。
タッチパネル441は、第1実施形態に係るタブレット端末装置100のタッチパネル1と略同一の構成を備える。また、制御部45は第1実施形態に係るタブレット端末装置100の制御部2と略同一の構成を備える。すなわち、制御部45は、第1操作検出部211、退避部212、第2操作検出部213、追加部214、第3操作検出部215、グループ設定部216、第4操作検出部217、グループ解除部218、及び表示部219を備える。したがって、画像形成装置200はタブレット端末装置100と略同一の構成を備えるため、タブレット端末装置100と同様の効果を奏する。画像形成装置200は、「表示制御装置」の一例に相当する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(9))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1及び図20を参照して表示制御装置がタブレット端末装置100又は画像形成装置200である形態について説明したが、これに限定されない。表示制御装置がタッチパネルを備えた装置であればよい。例えば、表示制御装置が、スマートフォン、CDプレイヤー、DVDプレイヤー、及び各種家電機器のような装置である形態でもよい。また、例えば、表示制御装置が、カーナビゲーション装置である形態でもよい。
(2)図3〜図16を参照して、オブジェクトBJA、BJEが文字列を示す形態について説明したが、これに限定されない。オブジェクトBJA、BJEが、ファイル名、フォルダー名、アイコン、画像、又はショートカットを示す形態でもよい。
(3)図3〜図16を参照して、主領域RAにオブジェクトBJAが一列に表示される形態について説明したが、これに限定されない。例えば、主領域RAにオブジェクトBJAが複数列に表示される形態でもよい。
(4)図3〜図16を参照して、退避領域REがディスプレー11の第2方向DR2の先端側に表示される形態について説明したが、これに限定されない。例えば、退避領域REが主領域RAにポップアップ表示される形態でもよい。
(5)図3を参照して、第1操作OP1が第2方向DR2へのスワイプ操作SWRである形態について説明したが、これに限定されない。第1操作OP1が、例えば、第2方向DR2へのフリック操作である形態でもよい。
(6)図5を参照して、第2操作OP2がドラッグアンドドロップ操作DADである形態について説明したが、これに限定されない。第2操作OP2が、例えば、第2方向DR2と逆方向へのスワイプ操作又は第2方向DR2と逆方向へのフリック操作である形態でもよい。
(7)図6を参照して、表示部219が吹出マークGN1を表示する形態について説明したが、これに限定されない。オブジェクト3Bが追加される位置を主領域RAに表示する形態であればよい。例えば、オブジェクト3Bが追加される位置であるオブジェクト3Gとオブジェクト3Hとの境界線LAの表示形態を変更する形態でもよい。例えば、境界線LAの色を変更する形態でもよい。
(8)図10、図11及び図15を参照して、第3操作OP3がドラッグアンドドロップ操作DAD又はピンチイン操作PNである形態について説明したが、これに限定されない。第3操作OP3が、例えば、ダブルタップ操作である形態でもよい。具体的には、ユーザーがグループGRに含めることを所望する2つのオブジェクトBJEを順次ダブルタップ操作する形態でもよい。
(9)図16を参照して、第4操作OP4がピンチアウト操作PTである形態について説明したが、これに限定されない。第4操作OP4が、例えば、ダブルタップ操作である形態でもよい。