JP2017206956A - 免震床及びその設置方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】免震床1は、プレキャストコンクリート製の基台本体2及び基台本体2の上面3に設けられた凹球面状の下側摺動面4を有した基台5と、プレキャストコンクリート製のパネル本体6及びパネル本体6の下面7に設けられた凹球面状の上側摺動面8を有していると共に基台5の上方に配されたフリーアクセスパネル9と、基台5の下側摺動面4に摺動自在に接する凸球面状の摺動下面10及びフリーアクセスパネル9の上側摺動面8に摺動自在に接する凸球面状の摺動上面11を備えていると共に基台5及びフリーアクセスパネル9間に介在された介在部材12とを具備している。
【選択図】図1
Description
2 基台本体
3 上面
4 下側摺動面
5 基台
6 パネル本体
7 下面
8 上側摺動面
9 フリーアクセスパネル
10 摺動下面
11 摺動上面
12 介在部材
Claims (11)
- プレキャストコンクリート製の基台本体及びこの基台本体に設けられた凹球面状の下側摺動面を有した基台と、プレキャストコンクリート製のパネル本体及びこのパネル本体に設けられた凹球面状の上側摺動面を有していると共に基台の上方に配されたフリーアクセスパネルと、基台の下側摺動面に摺動自在に接する凸球面状の摺動下面及びフリーアクセスパネルの上側摺動面に摺動自在に接する凸球面状の摺動上面を備えていると共に基台及びフリーアクセスパネル間に介在された介在部材とを具備している免震床。
- 下側摺動面と上側摺動面とは、同一の曲率半径を有している請求項1に記載の免震床。
- 介在部材の摺動下面は、基台の下側摺動面の曲率半径と同一の曲率半径を有しており、介在部材の摺動上面は、フリーアクセスパネルの上側摺動面の曲率半径と同一の曲率半径を有している請求項1又は2に記載の免震床。
- 基台は、基台本体の上面において基台本体に埋設されて当該基台本体に一方の面で固定されていると共に金属薄板からなる少なくとも一つの下皿状部材を具備しており、下側摺動面は、下皿状部材の他方の面からなる請求項1から3のいずれか一項に記載の免震床。
- 基台本体は、方形状であり、基台は、基台本体の上面の少なくとも四隅の夫々に配されていると共に金属薄板からなる四個の下皿状部材を具備しており、各下皿状部材は、基台本体の上面において基台本体に埋設されて当該基台本体に一方の面で固定されており、下側摺動面は、下皿状部材の夫々の他方の面からなる請求項1から3のいずれか一項に記載の免震床。
- フリーアクセスパネルは、パネル本体の下面においてパネル本体に埋設されて当該パネル本体に一方の面で固定されていると共に金属薄板からなる少なくとも一つの上皿状部材を具備しており、上側摺動面は、上皿状部材の他方の面からなる請求項1から5のいずれか一項に記載の免震床。
- パネル本体は、方形状であり、フリーアクセスパネルは、パネル本体の下面の少なくとも四隅の夫々に配されていると共に金属薄板からなる四個の上皿状部材を具備しており、各上皿状部材は、パネル本体の下面においてパネル本体に埋設されて当該パネル本体に一方の面で固定されており、上側摺動面は、上皿状部材の夫々の他方の面からなる請求項1から5のいずれか一項に記載の免震床。
- 複数個の基台を有しており、介在部材は、各基台とフリーアクセスパネルとの間に介在されている請求項1から7のいずれか一項に記載の免震床。
- 基台は、長方形状の基台本体に埋設固定されていると共に下側摺動面の中央部の下部を通って基台本体の外周面における短辺側の外面に平行に且つ当該外周面における短辺側の一方の外面から他方の外面に向かう方向において所定の間隔をもって伸びた少なくとも二本の仮固定用の金属製の棒状体と、この棒状体の両端部の夫々に螺合されていると共に各端面が基台本体の長辺側の外面において露出して基台本体に埋設固定されているナットとを具備している請求項1から8のいずれか一項に記載の免震床。
- フリーアクセスパネルは、長方形状のパネル本体に埋設固定されていると共に上側摺動面の中央部の上部を通ってパネル本体の外周面における短辺側の外面に平行に且つ当該外周面における短辺側の一方の外面から他方の外面に向かう方向において所定の間隔をもって伸びた少なくとも二本の金属製の仮固定用の棒状体と、この仮固定用の棒状体に並置されてパネル本体に埋設固定されていると共にパネル本体の外周面における短辺側の外面に平行に且つ当該外周面における短辺側の一方の外面から他方の外面に向かう方向において所定の間隔をもって伸びた少なくとも二本の金属製の連結用の棒状体と、仮固定用及び連結用の棒状体の両端部の夫々に螺合固定されていると共に端面がパネル本体の長辺側の外面において露出してパネル本体に埋設固定されているナットとを具備している請求項1から8のいずれか一項に記載の免震床。
- (1)プレキャストコンクリート製の基台本体、この基台本体の上面の少なくとも四隅において当該基台本体に埋設固定されていると共に凹球面状の下側摺動面及び凸球面状の面を有した下皿状部材、この下皿状部材のそれぞれの凸球面状の面の中央部の上部を通って基台本体に埋設固定された少なくとも二本の金属製の第一の棒状体、この第一の棒状体の端部に螺合固定されていると共に端面で基台本体の側面に露出して基台本体に埋設固定された仮固定用の第一のナットを備えた基台と、プレキャストコンクリート製のパネル本体、このパネル本体の下面の少なくとも四隅に埋設固定されていると共に凹球面状の上側摺動面及び凸球面状の面を有した上皿状部材、この上皿状部材のそれぞれの凸球面状の面の中央部の上部を通ってパネル本体に埋設固定された少なくとも二本の金属製の仮固定用の第二の棒状体、この第二の棒状体の端部に螺合固定されていると共に端面でパネル本体の側面に露出してパネル本体に埋設固定された第二のナットを備えたフリーアクセスパネルとの間に介在部材を、その摺動下面を下皿状部材の下側摺動面に、その摺動上面を上皿状部材の上側摺動面に夫々接触させて、配置する工程と、
(2)四個の貫通孔を備えた金属製の板体と、この板体に固定された第三のナットと、この第三のナットに螺合した第一のボルトとを備えた仮固定金具を準備する工程と、
(3)第一及び第二のナットに板体の四個の貫通孔の夫々を介して第二のボルトを螺合して基台及びフリーアクセスパネルを仮固定金具の板体によって互いに仮固定する工程と、
(4)互いに仮固定された基台及びフリーアクセスパネルを設置現場に搬送して基礎床面上に載置する工程と、
(5)第一のボルトの先端面に対面する基礎床面上に金属製の敷板を配置すると共に該敷板に第一のボルトの先端面を接触させる工程と、
(6)第一のボルトを敷板に向かって螺進させてフリーアクセスパネルの基礎床面からの高さを調整する工程と、
(7)フリーアクセスパネルの高さの調整後、基台と基礎床面との間の隙間部分にグラウト材を打設する工程と、
(8)グラウト材の硬化後に、基台及びフリーアクセスパネルから仮固定金具を取り外す工程と、
を具備する免震床の設置方法。
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