JP2017204332A - 端子付き電線 - Google Patents

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Kenji Kameda
健二 亀田
佐藤 一臣
Kazuomi Sato
一臣 佐藤
山崎 健二
Kenji Yamazaki
健二 山崎
隼努 中村
hayato Nakamura
隼努 中村
隆一 寺本
Ryuichi Teramoto
隆一 寺本
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Abstract

【課題】導体の先端が圧着時に上方へ曲がることを抑制すると共に、高い接続信頼性を確保するための技術を提供する。
【解決手段】導体3と導体3を被覆する絶縁体4を有する電線2に取り付け可能な端子1は、相手端子に接触可能な接触部5と、導体3に圧着可能な導体圧着部8と、絶縁体4に圧着可能な絶縁体圧着部9と、を備える。導体圧着部8は、互いに対向すると共に内側に曲げることが可能な、2つの導体圧着片10を有する。2つの導体圧着片10のうち少なくとも一方の導体圧着片10の上端縁12は、端子1の長手方向に対して実質的に平行に延びる上端後縁16と、上端後縁16よりも接触部5の近くに位置し、上端後縁16よりも低い位置に位置する上端前縁15と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、端子、端子付き電線、及び、端子付き電線の製造方法に関する。
特許文献1は、本願の図13に示すように、電線100と端子101を備えた端子付き電線102を開示している。本願の図14に示すように、端子101は、相手端子と直接接触するコンタクト部103と、電線100を保持する電線保持部104と、を備えている。電線保持部104は、先端側連結部105と、芯線圧着部106と、中間連結部107と、被覆圧着部108と、をこの順に備えている。
先端側連結部105は、コンタクト部103と芯線圧着部106を連結する部分である。中間連結部107は、芯線圧着部106と被覆圧着部108を連結する部分である。
本願の図13に示すように、芯線圧着部106は、電線100の露出芯線部109に圧着される部分である。被覆圧着部108は、電線100の被覆110に圧着される部分である。露出芯線部109は、芯線圧着部106よりも先端側に位置して露出する先端側部分111を有する。
特開2015−153715号公報
本願の図13において、芯線圧着部106を電線100の露出芯線部109に圧着すると、露出芯線部109の先端側部分111が上方へ曲がる。そして、露出芯線部109の先端側部分111が上方へ曲がっていると、先端側部分111には例えば電食対策としての封止材が付着し難くなる。
露出芯線部109の先端側部分111が上方へ曲がるのを抑制するために、露出芯線部109が芯線圧着部106よりも先端側で露出しないようにすることが考えられる。しかし、この場合、芯線圧着部106の露出芯線部109への圧着後に、露出芯線部109の先端の位置を目視で確認することができず、接続信頼性が低下してしまう。
本発明の目的は、導体の先端が圧着時に上方へ曲がることを抑制すると共に、高い接続信頼性を確保するための技術を提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、導体と前記導体を被覆する絶縁体を有する電線に取り付け可能な端子であって、相手端子に接触可能な接触部と、前記導体に圧着可能な導体圧着部と、前記絶縁体に圧着可能な絶縁体圧着部と、を備え、前記導体圧着部は、互いに対向すると共に内側に曲げることが可能な、2つの導体圧着片を有し、前記2つの導体圧着片のうち少なくとも一方の導体圧着片の上端縁は、前記端子の長手方向に延びる後縁と、前記後縁よりも前記接触部の近くに位置し、少なくとも一部が前記後縁よりも低い位置に位置する前縁と、を有する、端子が提供される。
前記前縁は、少なくとも一部が、前記接触部に近付くにつれて下方に傾斜している。
前記前縁は、少なくとも一部が、前記接触部に近付くにつれて下方に直線的に又は曲線的に傾斜している。
前記導体圧着部は断面略U字であって内底面を有し、前記導体圧着片のうち前記後縁で上端が規定された部分である導体圧着片後部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さを導体圧着片後部高さとすると、前記導体圧着片のうち前記前縁で上端が規定された部分である導体圧着片前部の少なくとも一部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さは、前記導体圧着片後部高さの4分の3よりも低い。
前記導体圧着部は断面略U字であって内底面を有し、前記導体圧着片のうち前記後縁で上端が規定された部分である導体圧着片後部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さを導体圧着片後部高さとすると、前記導体圧着片のうち前記前縁で上端が規定された部分である導体圧着片前部の少なくとも一部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さは、前記導体圧着片後部高さの3分の2よりも低い。
前記絶縁体圧着部は、内側に曲げることが可能な2つの絶縁体圧着片を有し、前記2つの絶縁体圧着片の上端縁は、少なくとも一部が、前記導体圧着部に近付くにつれて下方に傾斜している。
前記電線の前記導体の先端を、前記端子の長手方向において位置決め可能な位置決め突起を有する。
本願発明の第2の観点によれば、導体と前記導体を被覆する絶縁体を有する電線と、前記電線に取り付けられた端子と、を含む、端子付き電線であって、前記端子は、相手端子に接触可能な接触部と、前記導体に圧着されている導体圧着部と、前記絶縁体に圧着されている絶縁体圧着部と、を有し、前記導体圧着部は、内側に曲げられた2つの導体圧着片を有し、前記導体圧着部の端部であって前記接触部に近い方の端部では、前記2つの導体圧着片の間に隙間が形成されており、前記導体の先端が前記隙間から目視可能となるように、前記導体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている、端子付き電線が提供される。
側面視で前記導体の前記先端が前記導体圧着部によって隠れるように、前記導体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている。
前記隙間に封止材が充填されている。
上記端子付き電線の製造方法は、前記電線に前記端子を取り付けるステップと、前記接触部が前記導体圧着部よりも高くなるように前記端子を傾斜させた状態で保持するステップと、前記隙間に液状の封止材を供給するステップと、を含む。
前記端子を前記電線に取り付ける際は、前記前縁が前記電線の前記導体の先端に重なるように前記導体圧着部を前記導体に圧着する。すると、前記電線の前記導体の前記先端は前記導体圧着部によってある程度包み込まれることで、圧着時の上方への曲がりが抑制される。また、前記2つの導体圧着片の間に隙間が残り、この隙間から前記電線の前記導体の前記先端を目視で確認することができるので、高い接続信頼性が確保される。
端子の斜視図である。(第1実施形態) 端子の側面断面図である。(第1実施形態) 図2のA部拡大図である。(第1実施形態) 端子に電線を位置決めした様子を示す側面断面図である。(第1実施形態) 端子付き電線の製造方法のフローチャートである。 端子付き電線の側面図である。(第1実施形態) 端子付き電線の平面図である。(第1実施形態) 端子付き電線の封止工程を示す図である。(第1実施形態) 比較例であって、端子付き電線の側面図である。 端子に電線を位置決めした様子を示す側面断面図である。 端子の側面断面図である。 端子の斜視図である。 特許文献1の図4に相当する図である。 特許文献1の図3に相当する図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図9を参照して、第1実施形態を説明する。
図1は端子1の斜視図を示し、図2及び図3は端子1の側面断面図を示し、図4は電線2に端子1を位置決めした様子を示している。
図4に示すように、本実施形態の電線2は、導体3と、導体3を被覆する絶縁体4と、を有する。導体3は、複数の素線を撚り合わせて成る撚り線、又は、電線の中心に亜鉛メッキ鋼線を有し亜鉛メッキ鋼線の周囲で硬アルミ線を撚り合わせて成る鋼心アルミ撚り線である。撚り線の素線の素材は、例えば、銅、アルミニウム、アルミニウム合金である。撚り線の素線は個別にメッキ処理されていてもよい。本実施形態において導体3は、アルミニウム合金から成る素線を複数撚り合わせた撚り線である。
図1及び図2に戻り、端子1は、例えば、銅又は銅合金から成る薄板を錫、ニッケル、亜鉛等の卑金属でメッキ処理した上でプレス加工して成る。端子1は、細長く形成されており、長手方向を有する。端子1は、端子1の長手方向に沿って順に、接触部5、連結部6、電線保持部7を有する。
接触部5は、図示しない相手端子と接触可能な部分である。本実施形態において接触部5は、端子1の長手方向に沿って角筒状に延びている。これに代えて、接触部5は、端子1の長手方向に沿って円筒状に延びていてもよく、筒状でなくてもよい。
連結部6は、接触部5と電線保持部7を連結する部分である。連結部6は、断面U字に形成されており、図3に示すように、互いに対向する2つの連結片19を有する。各連結片19は、上端縁20を有する。上端縁20は、連結片19の上端を規定する縁である。
電線保持部7は、電線2を保持する部分である。電線保持部7は、端子1の長手方向に沿って順に、導体圧着部8と絶縁体圧着部9を有する。導体圧着部8は、絶縁体圧着部9と比較して接触部5の近くに配置されている。
導体圧着部8は、電線2の導体3に圧着可能な部分である。本実施形態において導体圧着部8は、オープンバレル形状であって、専用の圧着工具を用いて電線2の露出した導体3に圧着される。詳しくは、導体圧着部8は、断面U字に形成されており、互いに対向すると共に内側に曲げることが可能な、2つの導体圧着片10を有している。即ち、2つの導体圧着片10は、内側にカシメることが可能な部分である。2つの導体圧着片10は、下端において互いに連結している。導体圧着部8は、内底面11を有する。内底面11は、2つの導体圧着片10が連結している部分において上方を向く面である。内底面11は、端子1の長手方向に対して平行に直線的に延びている。本実施形態において2つの導体圧着片10は、同一の形状であるから、一方の導体圧着片10のみを説明し、他方の導体圧着片10については説明を省略する。図3は側面断面図であるから、図3は2つの導体圧着片10のうち一方の導体圧着片10のみを示している。また、導体圧着片10の内面に形成される凹凸形状(図1及び図2を併せて参照)は、図3以降の図面においてその描画を省略する。
図3に示すように、導体圧着片10は、上端縁12及び前端縁13、後端縁14を有する。上端縁12は、導体圧着片10の上端を規定する縁である。前端縁13は、導体圧着片10の前端を規定する縁である。後端縁14は、導体圧着片10の後端を規定する縁である。
上端縁12は、上端前縁15及び上端後縁16を有する。上端前縁15は、上端後縁16よりも接触部5の近くに位置する縁である。上端後縁16は、端子1の長手方向に対して実質的に平行に直線的に延びている。上端前縁15は、上端後縁16の前端16Aから接触部5へ向かって延びている。上端前縁15は、接触部5へ近付くにつれて下方に直線的に傾斜している。換言すれば、上端前縁15は、接触部5へ近付くにつれて内底面11に近付くように直線的に傾斜している。従って、上端前縁15は、上端後縁16よりも低い位置に位置している。換言すれば、上端前縁15は、上端後縁16よりも内底面11に近い位置に位置している。
ここで、導体圧着片10のうち上端前縁15で上端が規定された部分を導体圧着片前部17と定義する。同様に、導体圧着片10のうち上端後縁16で上端が規定された部分を導体圧着片後部18と定義する。そして、導体圧着片後部18の、導体圧着部8の内底面11を基準とした高さを導体圧着片後部高さ18Hと定義する。本実施形態では、導体圧着片前部17の接触部5寄りの部分の、導体圧着部8の内底面11を基準とした高さは、導体圧着片後部高さ18Hの4分の3よりも低い。導体圧着片後部高さ18Hの4分の3の高さを符号18Jで示している。更に言えば、導体圧着片前部17の接触部5寄りの部分の、導体圧着部8の内底面11を基準とした高さは、導体圧着片後部高さ18Hの3分の2よりも低い。導体圧着片後部高さ18Hの3分の2の高さを符号18Kで示している。
なお、導体圧着片後部18の内面は、図1及び図2に示すように、凹凸形状となっている。
図3に戻り、絶縁体圧着部9は、電線2の絶縁体4に圧着可能な部分である。本実施形態において絶縁体圧着部9は、オープンバレル形状であって、専用の圧着工具を用いて電線2の絶縁体4に圧着される。詳しくは、絶縁体圧着部9は、断面U字に形成されており、互いに対向する2つの絶縁体圧着片21を有している。2つの絶縁体圧着片21は、下端において互いに連結している。絶縁体圧着部9は、内底面22を有する。内底面22は、2つの絶縁体圧着片21が連結している部分において上方を向く面である。内底面22は、端子1の長手方向に対して平行に直線的に延びている。内底面22は、内底面11に対して段差なく連なっている。本実施形態において2つの絶縁体圧着片21は、同一の形状であるから、一方の絶縁体圧着片21のみを説明し、他方の絶縁体圧着片21については説明を省略する。図3は側面断面図であるから、図3は2つの絶縁体圧着片21のうち一方の絶縁体圧着片21のみを示している。
絶縁体圧着片21は、上端縁23及び後端縁24を有する。上端縁23は、絶縁体圧着片21の上端を規定する縁である。後端縁24は、絶縁体圧着片21の後端を規定する縁である。
上端縁23は、上端前縁25及び上端後縁26を有する。上端前縁25は、上端後縁26よりも導体圧着部8の近くに位置する縁である。上端後縁26は、端子1の長手方向に対して実質的に平行に直線的に延びている。上端前縁25は、上端後縁26の前端26Aから導体圧着部8へ向かって延びている。上端前縁25は、導体圧着部8へ近付くにつれて下方に直線的に傾斜している。換言すれば、上端前縁25は、導体圧着部8へ近付くにつれて内底面22に近付くように直線的に傾斜している。従って、上端前縁25は、上端後縁26よりも低い位置に位置している。換言すれば、上端前縁25は、上端後縁26よりも内底面22に近い位置に位置している。本実施形態において、導体圧着片10の上端縁23の上端前縁25は、側面視で、絶縁体圧着片21の上端縁12の上端前縁15と実質的に平行とされる。
ここで、絶縁体圧着片21のうち上端前縁25で上端が規定された部分を絶縁体圧着片前部35と定義する。同様に、絶縁体圧着片21のうち上端後縁26で上端が規定された部分を絶縁体圧着片後部36と定義する。
そして、図3に示すように、導体圧着部8の前端縁13は、上端前縁15の前端15Aから下方に直線的に延びている。前端縁13は、上端前縁15の前端15Aから内底面11に向かって直線的に、連結部6の連結片19の上端縁20に至るまで、延びている。後端縁14は、上端後縁16の後端16Bから下方に直線的に延びている。後端縁14は、上端後縁16の後端16Bから内底面11に向かって直線的に、絶縁体圧着片21の上端縁23の上端前縁25に至るまで、延びている。後端縁24は、上端後縁26の後端26Bから下方に直線的に僅かな傾斜を伴って延びている。後端縁24は、上端後縁26の後端26Bから内底面22に向かって直線的に延びている。
次に、図4〜図8を参照して、端子付き電線30の製造方法を説明する。図5は、端子付き電線30の製造方法のフローチャートを示し、図6及び図7は、圧着後の端子付き電線30を示し、図8は、封止工程を示している。
(取付工程)
取付工程(図5のステップS100)においては、先ず、図4に示すように、電線2を端子1に対して位置決めする。具体的には、図4に示す側面視において、電線2の導体3の先端31が上端前縁15と内底面11との間に位置するように、且つ、電線2の絶縁体4の先端32が上端前縁25と内底面22との間に位置するように、電線2を端子1に対して位置決めする。換言すれば、電線2の導体3の先端31が上端前縁15の下方に位置するように、且つ、電線2の絶縁体4の先端32が上端前縁25の下方に位置するように、電線2を端子1に対して位置決めする。
次に、図4及び図6に示すように、導体圧着部8及び絶縁体圧着部9を同時に電線2に圧着する。具体的には、導体圧着部8を構成する2つの導体圧着片10、及び、絶縁体圧着部9を構成する2つの絶縁体圧着片21を専用の圧着工具を用いて内側に曲げることで、導体圧着部8を導体3に、絶縁体圧着部9を絶縁体4に、夫々圧着する。換言すれば、具体的には、導体圧着部8を構成する2つの導体圧着片10、及び、絶縁体圧着部9を構成する2つの絶縁体圧着片21を専用の圧着工具を用いて内側にカシメることで、導体圧着部8を導体3に、絶縁体圧着部9を絶縁体4に、夫々圧着する。
すると、図7に示すように、2つの導体圧着片10の導体圧着片後部18は、互いに密着するように導体3に圧着される。一方、2つの導体圧着片10の導体圧着片前部17は、互いの間に隙間33が残されつつ導体3に圧着される。そして、隙間33を上から覗くと導体3の先端31を目視で確認できる。これにより、圧着後において導体3の先端31の位置を確認できるので、圧着後において導体3の先端31の位置を確認できない場合と比較して、導体圧着部8と導体3との接触面積が十分に確保されたかを確認することができ、もって、高い接続信頼性が得られる。また、2つの導体圧着片10の導体圧着片前部17が導体3の先端31をある程度包み込むように導体3の先端31に圧着されることで、導体3の先端31が圧着によって上方に曲がってしまうのを効果的に抑制することができる。また、端子1が電線2に圧着された状態で、図6に示すように、側面視で導体3の先端31を含む導体3全体は導体圧着部8及び絶縁体圧着部9によって隠れている。
また、図7に示すように、2つの絶縁体圧着片21の絶縁体圧着片後部36は、互いに密着するように絶縁体4に圧着される。一方、2つの絶縁体圧着片21の絶縁体圧着片前部35は、互いの間に隙間37が残されつつ絶縁体4に圧着される。そして、隙間37を上から覗くと絶縁体4の先端32を目視で確認できる。これにより、圧着後において絶縁体4の先端32の位置を確認できるので、圧着後において絶縁体4の先端32の位置を確認できない場合と比較して、導体圧着部8と導体3との接触面積が十分に確保されたかを一層確実に確認することができ、もって、高い接続信頼性が得られる。
(傾斜保持工程)
次に、傾斜保持工程(図5のステップS110)においては、図8に示すように、接触部5が導体圧着部8よりも高くなるように端子1を傾斜させた状態で端子1を保持する。
(封止工程)
最後に、封止工程(図5のステップS120)においては、導体圧着部8の隙間33、及び、絶縁体圧着部9の隙間37に液状の封止材34を供給する。封止材34は、例えば、エポキシ系、アクリル系、又は、シリコーン系の樹脂から成り、例えば紫外線、熱、又は、湿気により固化するものである。封止材34の固化前の粘度は例えば、約1000mPa・s以下であることが好ましい。
本実施形態では、図6及び図7に示すように導体3の先端31が上方へ曲がっていないので、導体3の先端31に封止材34が付着し易く、封止材34による電食抑制効果が高いレベルで発揮される。また、側面視で導体3の先端31が導体圧着部8によって隠れている。従って、導体圧着部8の隙間33に供給した封止材34が導体圧着部8との接触により表面張力で上方に引っ張られると、封止材34が導体3の先端31を満遍なく包み込むことができる。
また、側面視で導体3が絶縁体圧着部9によって隠れている。従って、絶縁体圧着部9の隙間37に供給した封止材34が絶縁体圧着部9との接触により表面張力で上方に引っ張られると、封止材34が隙間37において導体3を満遍なく包み込むことができる。
参考として、図9に、従来の端子を示している。従来の端子では、導体の先端が圧着時に上方に曲がってしまうので、導体の先端には封止材を付着し難いという問題がある。これに対し、本実施形態では、導体の先端が圧着時に上方に曲がり難いので、導体の先端にも封止材を問題なく付着することができる。
上記の実施形態は、以下の特長を有する。
即ち、導体3と導体3を被覆する絶縁体4を有する電線2に取り付け可能な端子1は、相手端子に接触可能な接触部5と、導体3に圧着可能な導体圧着部8と、絶縁体4に圧着可能な絶縁体圧着部9と、を備える。例えば図3に示すように、導体圧着部8は、互いに対向すると共に内側に曲げることが可能な、2つの導体圧着片10を有する。2つの導体圧着片10のうち少なくとも一方の導体圧着片10の上端縁12は、端子1の長手方向に延びる上端後縁16(後縁)と、上端後縁16よりも接触部5の近くに位置し、上端後縁16よりも低い位置に位置する上端前縁15(前縁)と、を有する。以上の構成で、端子1を電線2に取り付ける際は、例えば図7に示すように、導体圧着片前部17が電線2の導体3の先端31に重なるように導体圧着部8を導体3に圧着する。すると、電線2の導体3の先端31は導体圧着部8によってある程度包み込まれることで、圧着時の上方への曲がりが抑制される。また、2つの導体圧着片10の間に隙間33が残り、この隙間33から電線2の導体3の先端31を目視で確認することができるので、高い接続信頼性が確保される。
なお、本実施形態において、上端前縁15は、全体的に上端後縁16よりも低い位置に位置するものとしたが、少なくとも一部が上端後縁16よりも低い位置に位置していれば、上記の技術的効果は発揮される。
なお、本明細書において、「上」「上方」とは、断面U字状に形成された導体圧着部8の閉側から開側に向かう方向である。また、「下」「下方」とは、「上」「上方」と逆の意味である。また、「前端」「前端側」とは、電線保持部7から接触部5を見たときの先端及び先端側を意味する。また、「後端」「後端側」とは、「前端」「前端側」と逆の意味である。
また、上端前縁15は、接触部5に近付くにつれて下方に傾斜している。以上の構成によれば、圧着後に形成される隙間33を、先端に向かって広がるように形成することができる。なお、上端前縁15は、少なくとも一部が、接触部5に近付くにつれて下方に傾斜していればよい。
また、上端前縁15は、接触部5に近付くにつれて下方に直線的に傾斜している。以上の構成によれば、圧着後に2つの導体圧着片10の上端前縁15によって定義される隙間33を、略V字に形成することができる。なお、上端前縁15は、少なくとも一部が、接触部5に近付くにつれて下方に直線的に傾斜していればよい。
また、導体圧着部8は断面略U字であって内底面11を有する。導体圧着片10のうち上端後縁16で上端が規定された部分である導体圧着片後部18の、導体圧着部8の内底面11を基準とした高さを導体圧着片後部高さ18Hとすると、導体圧着片10のうち上端前縁15で上端が規定された部分である導体圧着片前部17の少なくとも一部の、導体圧着部8の内底面11を基準とした高さは、導体圧着片後部高さ18Hの4分の3よりも低く、又は、3分の2よりも低い。以上の構成によれば、例えば図7に示すように、2つの導体圧着片前部17の間に形成された隙間33が小さ過ぎることがないので、隙間33を上から覗いて導体3の先端31を目視で確認する作業が容易となる。
また、絶縁体圧着部9は、内側に曲げることが可能な2つの絶縁体圧着片21を有する。2つの絶縁体圧着片21の上端縁23は、導体圧着部8に近付くにつれて下方に傾斜している。具体的には、2つの絶縁体圧着片21の上端縁23は、少なくとも一部が、導体圧着部8に近付くにつれて下方に傾斜している。本実施形態では、2つの絶縁体圧着片21の上端縁23の上端前縁25は、導体圧着部8に近付くにつれて下方に傾斜している。以上の構成によれば、図8に示す封止工程において端子付き電線30を傾斜させた状態で保持した際、2つの絶縁体圧着片21の上端縁23の上端前縁25が水平に近づくので、隙間37に供給した封止材34が安定的に隙間37内に留まることができる。
また、端子付き電線30は、導体3と導体3を被覆する絶縁体4を有する電線2と、電線2に取り付けられた端子1と、を含む。端子1は、相手端子に接触可能な接触部5と、導体3に圧着されている導体圧着部8と、絶縁体4に圧着されている絶縁体圧着部9と、を有する。導体圧着部8は、内側に曲げられた2つの導体圧着片10を有する。図7に示すように、導体圧着部8の端部であって接触部5に近い方の端部では、2つの導体圧着片10の間に隙間33が形成されている。そして、導体3の先端31が隙間33から目視可能となるように、導体3の先端31が端子1に対して位置決めされている。以上の構成によれば、導体3の先端31が導体圧着部8によってある程度包まれつつ、上端前縁15により囲われる隙間33が形成され、隙間33により構成される窪みの中に配置される導体3の先端31の上に封止材34が満たされることで導体3の先端31に対する封止材34の付着が容易となる。また、封止前に導体3の先端31が隙間33から目視可能な構成が実現され、硬化後の封止材が透明性であれば、封止後でも上記目視可能な構成が実現される。
また、例えば図6に示すように、側面視で導体3の先端31が導体圧着部8によって隠れるように、導体3の先端31が端子1に対して位置決めされている。以上の構成によれば、導体3の先端31が導体圧着部8によってしっかり包まれるので、導体3の先端31に対する封止材34の付着が一層確実になる。
なお、「側面視」とは、図6に示すように、2つの導体圧着片10を重ねて見ることを意味する。「側面視」とは、2つの導体圧着片10が並べて配置される方向で見ることを意味する。「側面視」とは、2つの導体圧着片10が向かい合う方向で見ることを意味する。
また、隙間33に封止材34が充填されている。以上の構成によれば、導体3の先端31が封止材34によって封止されるので、電食抑制効果が効果的に発揮される。
また、例えば図5に示すように、端子付き電線30の製造方法は、電線2に端子1を取り付けるステップS100と、接触部5が導体圧着部8よりも高くなるように端子1を傾斜させた状態で保持するステップS110と、隙間33に液状の封止材34を供給するステップS120と、を含む。以上の方法によれば、供給した封止材34が接触部5を汚染させる虞がない。また、以上の方法によれば、2つの導体圧着片10の上端縁12の上端前縁15が水平に近付くので、隙間33に供給した封止材34が安定的に隙間33内に留まることができる。
上記第1実施形態は、以下のように変更することができる。
即ち、例えば図10に示すように、導体圧着部8の内底面11を切り起こすことで、電線2の導体3の先端31を端子1の長手方向において位置決め可能な位置決め突起40を形成してもよい。端子1が位置決め突起40を更に備えることで、導体3の先端31を上端前縁15と内底面11の間に容易に位置決めすることができるようになる。
また、例えば図11に示すように、上端前縁15は、接触部5に近付くにつれて下方に曲線的に傾斜していてもよい。即ち、上端前縁15は、接触部5に近付くにつれて内底面11に近付くように曲線的に傾斜していてもよい。以上の構成によれば、圧着後に形成される隙間33を、略V字に形成することができる。なお、この場合、上端前縁15は、少なくも一部が、接触部5に近付くにつれて内底面11に近付くように曲線的に傾斜していればよい。
また、参考例として、図12に示すように、導体圧着部8をクローズドバレル型とし、導体圧着部8の先端部50にスリット51を形成する構成も考えられる。スリット51は、端子1の長手方向に沿って細長く延びている。この場合でも、導体3の先端31をスリット51の真下に位置決めすることで、圧着時に導体3の先端31が上方へ曲がってしまうのを抑制しつつ、圧着後に導体3の先端31の位置を目視で確認できるようになる。
1 端子
2 電線
3 導体
4 絶縁体
5 接触部
6 連結部
7 電線保持部
8 導体圧着部
9 絶縁体圧着部
10 導体圧着片
11 内底面
12 上端縁
13 前端縁
14 後端縁
15 上端前縁(前縁)
15A 前端
16 上端後縁(後縁)
16A 前端
16B 後端
17 導体圧着片前部
18 導体圧着片後部
18H 導体圧着片後部高さ
19 連結片
20 上端縁
21 絶縁体圧着片
22 内底面
23 上端縁
24 後端縁
25 上端前縁
26 上端後縁
26A 前端
26B 後端
30 端子付き電線
31 先端
32 先端
33 隙間
34 封止材
35 絶縁体圧着片前部
36 絶縁体圧着片後部
37 隙間
40 位置決め突起
50 先端部
51 スリット
本願発明の第1の観点によれば、導体と前記導体を被覆する絶縁体を有する電線と、前記電線に取り付けられた端子と、を含む、端子付き電線であって、前記端子は、相手端子に接触可能な接触部と、前記導体に圧着されている導体圧着部と、前記絶縁体に圧着されている絶縁体圧着部と、を有し、前記導体圧着部は、内側にカシメられた2つの導体圧着片を有し、各導体圧着片は、導体圧着片前部と、前記導体圧着片前部よりも前記接触部から遠くに位置する導体圧着片後部と、を有し、前記2つの導体圧着片の前記導体圧着片前部は、互いの間に隙間が残されつつ前記導体に圧着され、前記2つの導体圧着片の前記導体圧着片後部は、互いに密着するように前記導体に圧着され、前記導体の先端が前記導体圧着部の前記隙間から目視可能となるように、前記導体の前記先端が前記端子に対して位置決めされており、前記絶縁体圧着部は、内側にカシメられた2つの絶縁体圧着片を有し、各絶縁体圧着片は、絶縁体圧着片前部と、前記絶縁体圧着片前部よりも前記導体圧着部から遠くに位置する絶縁体圧着片後部を有し、前記2つの絶縁体圧着片の前記絶縁体圧着片前部は、互いの間に隙間が残されつつ前記絶縁体に圧着され、前記2つの絶縁体圧着片の前記絶縁体圧着片後部は、互いに密着するように前記絶縁体に圧着される、端子付き電線が提供される。
好ましくは、側面視で前記導体の前記先端が前記導体圧着部によって隠れるように、前記導体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている。
好ましくは、前記導体圧着部の前記隙間に封止材が充填されている。
好ましくは、前記絶縁体の先端が前記絶縁体圧着部の前記隙間から目視可能となるように、前記絶縁体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている。
好ましくは、側面視で前記導体全体が前記導体圧着部及び前記絶縁体圧着部によって隠れている。
本願発明の第2の観点によれば、導体と前記導体を被覆する絶縁体を有する電線と、前記電線に取り付けられた端子と、を含む、端子付き電線であって、前記端子は、相手端子に接触可能な接触部と、前記導体に圧着されている導体圧着部と、前記絶縁体に圧着されている絶縁体圧着部と、を有し、前記導体圧着部は、内側にカシメられた2つの導体圧着片を有し、前記2つの導体圧着片は、互いに密着するように前記導体に圧着されており、前記絶縁体圧着部は、内側にカシメられた2つの絶縁体圧着片を有し、各絶縁体圧着片は、絶縁体圧着片前部と、前記絶縁体圧着片前部よりも導体圧着部から遠くに位置する絶縁体圧着片後部を有し、前記2つの絶縁体圧着片の絶縁体圧着片前部は、互いの間に隙間が残されつつ前記絶縁体に圧着され、前記2つの絶縁体圧着片の絶縁体圧着片後部は、互いに密着するように前記絶縁体に圧着される、端子付き電線が提供される。
好ましくは、前記絶縁体の先端が前記絶縁体圧着部の前記隙間から目視可能となるように、前記絶縁体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている。
好ましくは、側面視で前記導体全体が前記導体圧着部及び前記絶縁体圧着部によって隠れている。

Claims (11)

  1. 導体と前記導体を被覆する絶縁体を有する電線に取り付け可能な端子であって、
    相手端子に接触可能な接触部と、
    前記導体に圧着可能な導体圧着部と、
    前記絶縁体に圧着可能な絶縁体圧着部と、
    を備え、
    前記導体圧着部は、互いに対向すると共に内側に曲げることが可能な、2つの導体圧着片を有し、
    前記2つの導体圧着片のうち少なくとも一方の導体圧着片の上端縁は、
    前記端子の長手方向に延びる後縁と、
    前記後縁よりも前記接触部の近くに位置し、少なくとも一部が前記後縁よりも低い位置に位置する前縁と、
    を有する、端子。
  2. 請求項1に記載の端子であって、
    前記前縁は、少なくとも一部が、前記接触部に近付くにつれて下方に傾斜している、
    端子。
  3. 請求項1に記載の端子であって、
    前記前縁は、少なくとも一部が、前記接触部に近付くにつれて下方に直線的に又は曲線的に傾斜している、
    端子。
  4. 請求項1から請求項3までの何れかに記載の端子であって、
    前記導体圧着部は断面略U字であって内底面を有し、
    前記導体圧着片のうち前記後縁で上端が規定された部分である導体圧着片後部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さを導体圧着片後部高さとすると、
    前記導体圧着片のうち前記前縁で上端が規定された部分である導体圧着片前部の少なくとも一部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さは、前記導体圧着片後部高さの4分の3よりも低い、
    端子。
  5. 請求項1から請求項3までの何れかに記載の端子であって、
    前記導体圧着部は断面略U字であって内底面を有し、
    前記導体圧着片のうち前記後縁で上端が規定された部分である導体圧着片後部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さを導体圧着片後部高さとすると、
    前記導体圧着片のうち前記前縁で上端が規定された部分である導体圧着片前部の少なくとも一部の、前記導体圧着部の前記内底面を基準とした高さは、前記導体圧着片後部高さの3分の2よりも低い、
    端子。
  6. 請求項1から請求項5の何れかに記載の端子であって、
    前記絶縁体圧着部は、内側に曲げることが可能な2つの絶縁体圧着片を有し、
    前記2つの絶縁体圧着片の上端縁は、少なくとも一部が、前記導体圧着部に近付くにつれて下方に傾斜している、
    端子。
  7. 請求項1から請求項6の何れかに記載の端子であって、
    前記電線の前記導体の先端を、前記端子の長手方向において位置決め可能な位置決め突起を有する、
    端子。
  8. 導体と前記導体を被覆する絶縁体を有する電線と、
    前記電線に取り付けられた端子と、
    を含む、端子付き電線であって、
    前記端子は、
    相手端子に接触可能な接触部と、
    前記導体に圧着されている導体圧着部と、
    前記絶縁体に圧着されている絶縁体圧着部と、
    を有し、
    前記導体圧着部は、内側に曲げられた2つの導体圧着片を有し、
    前記導体圧着部の端部であって前記接触部に近い方の端部では、前記2つの導体圧着片の間に隙間が形成されており、
    前記導体の先端が前記隙間から目視可能となるように、前記導体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている、
    端子付き電線。
  9. 請求項8に記載の端子付き電線であって、
    側面視で前記導体の前記先端が前記導体圧着部によって隠れるように、前記導体の前記先端が前記端子に対して位置決めされている、
    端子付き電線。
  10. 請求項9に記載の端子付き電線であって、
    前記隙間に封止材が充填されている、
    端子付き電線。
  11. 請求項10に記載の端子付き電線の製造方法であって、
    前記電線に前記端子を取り付けるステップと、
    前記接触部が前記導体圧着部よりも高くなるように前記端子を傾斜させた状態で保持するステップと、
    前記隙間に液状の封止材を供給するステップと、
    を含む、
    製造方法。
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