JP2017202260A - テーブル・座席ユニット及びその組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理が容易で、種々のレイアウトに対応できるテーブル・座席ユニット及びその組立体を提供する。
【解決手段】本発明のテーブル・座席ユニット1は、底脚部2aと、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部2b及び第2垂直脚部2cと、該高さh1、h2の位置から水平な前後方向Yに延び且つ少なくとも左右方向Xの片側に係合部2fを有する一対の高位水平支持脚部2d及び低位水平支持脚部2eと、を具備する一対の略コ字形の支持脚部材2A、2Bと、該一対の支持脚部材2A、2B間で、前記各高位水位支持脚部2d、2dの各係合部2f、2fに係合して支持されるテーブル部材4と、前記一対の支持脚部材2A、2B間で、前記各低位水平支持脚部22e、2eの各係合部2f、2fに係合して支持される座席部材5と、を備えることによって構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、公園や集合住宅のコミュニケーションスペース等に設置するテーブルベンチ等と呼ばれているテーブル・座席ユニットに係り、特に組み合わせが自由で種々のレイアウトに対応できる拡張性の高いテーブル・座席ユニット及びその組立体に関するものである。
公園や集合住宅のコミュニケーションスペース、ビルのエントランス、歩道等には種々の形のベンチが配置されている。このようなベンチの役割は大きく変化してきており、従来は下記の特許文献1に示すように単に休息のために腰掛けるだけのベンチが、近年では図32〜図34あるいは下記の特許文献2に示すように読書や仕事若しくは遊びの場、食事や会話をする交流の場として利用することができるテーブル付きのベンチも登場している。
このうち、図32に示すテーブルベンチ101は、一人用の椅子102に背もたれ103と一体のテーブル面104を設けたものである。そして、図32では利用者Mが背もたれ103側を向いて反対方向に座って、テーブル面104上で読書等を行っている様子を図示している。図33に示すテーブルベンチ201は、直線的にレイアウトされた長いテーブル204の左右に、ブロック状の椅子202を適宜の間隔を空けて複数配置したものである。そして、この図33では、複数の人Mがテーブル204を挟んで対面した状態で椅子202に座り、食事をしながら会話をしている様子を図示している。
また、図34に示すテーブルベンチ301は、テーブル304をサークル状に囲んで配置し、その周りに複数の椅子302を並べたものである。そして、この図34では複数の人Mが各々仕事や遊び、会話等の場として利用している様子を図示している。
特開2009-106394号公報 実開平05−034935号公報
しかし、上記図32に示すテーブルベンチ101は、利用者は一人ずつに限られ、複数の人の交流の場としての利用はできない。また、図33に示すテーブルベンチ201は、テーブル204の配置が直線的で固定されており、レイアウトの自由度がない。また、椅子202は一人用のものを適宜の間隔を空けて並べただけであるので椅子202の管理が面倒であり、盗難や紛失のおそれもある。更に、図34に示すテーブルベンチ301は、テーブル304と椅子302が独立しているため、特に椅子302の位置がばらばらになり易く、椅子302の管理が面倒であり、盗難や紛失のおそれもある。また、テーブル304は重量のあるタイプであるので、テーブル304の移動が難しく、レイアウトの自由度に欠ける。
従って、本発明は従来のテーブルベンチが抱えているこのような問題点を解決すべく、管理が容易で盗難や紛失のおそれが少なく、組み合わせが自由で種々のレイアウトに対応できる拡張性とデザイン性に優れたテーブル・座席ユニット及びその組立体を提供することを目的とする。
本発明のテーブル・座席ユニット(1)は、テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)であって、底脚部(2a)と、該底脚部(2a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部(2b)及び第2垂直脚部(2c)と、該各垂直脚部(2b、2c)の異なる高さ(h1、h2)位置から夫々水平方向(Y)に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(2f)を有する一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)と、を具備する一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)と、前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各高位水平支持脚部(2d、2d)の各係合部(2f、2f)に係合して支持されるテーブル部材(4)と、前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各低位水平支持脚部(2e、2e)の各係合部(2f、2f)に係合して支持される座席部材(5)と、を備えている。
また、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びていてもよい。
また、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるように構成されていてもよい。
また、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内で湾曲して延びるように構成されていてもよい。
また、本発明のテーブル・座席ユニットの組立体(A)は、テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)を複数組み合わせることによって構成されるテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、底脚部(2a)と、該底脚部(2a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部(2b)及び第2垂直脚部(2c)と、該各垂直脚部(2b、2c)の異なる高さ(h1、h2)位置から夫々水平な前後方向(Y)に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(2f)を有する一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)と、を具備する少なくとも三つの略コ字形の支持脚部材(2A、2B、2C)と、前記少なくとも三つの支持脚部材(2A、2B、2C)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)間で、前記各高位水平支持脚部(2d、2d)の各係合部(2f、2f)に係合して支持されるテーブル部材(4)と、前記少なくとも三つの支持脚部材(2A、2B、2C)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)間で、前記各低位水平支持脚部(2e、2e)の各係合部(2f、2f)に係合して支持される座席部材(5)と、を備え、このうち、中間に位置する中間支持脚部材(2C)は、その前記高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)の左右方向(X)の両側に夫々前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)と係合する係合部(2f、2f)を有している。
また、前記、テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びており、複数の前記テーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が真直方向に直線的に伸長されて配置されていてもよい。
また、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるように構成されており、複数の前記テーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が多角形又は多角形の一部あるいはジグザグ状に形成されていてもよい。
また、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内で湾曲して延びており、複数の前記テーブル・座席ユニット(1)が順次接続されることにより組立体(A)全体が円形又は円形の一部あるいは波形に形成されていてもよい。
また、前記複数のテーブル・座席ユニット(1)は、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びたものと、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるようにしたものと、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内で湾曲して延びたものと、の一部又は全部のテーブル・座席ユニット(1)の組み合わせによって構成されており、複数の前記テーブル・座席ユニット(1)が順次接続されることにより、組立体(A)全体が任意の方向に長い多角形や長円形あるいは伸長方向の長さが違う屈曲形状や屈曲形状と湾曲形状が組み合わさった形状に形成されていてもよい。
また、本発明のテーブル・座席ユニットの組立体(A)は、テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)と、ベンチの機能を有する座席ユニット(11)と、を複数組み合わせることによって構成されるテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、前記テーブル・座席ユニット(1)は、底脚部(2a)と、該底脚部(2a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部(2b)及び第2垂直脚部(2c)と、該垂直脚部(2b、2c)の異なる高さ(h1、h2)位置から夫々水平な前後方向(Y)に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(2f)を有する一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)と、を具備する少なくとも二つの略コ字形の支持脚部材(2A、2B)と、前記少なくとも二つの支持脚部材(2A、2B)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各高位水平支持脚部(2d、2d)の各係合部(2f、2f)に係合して支持されるテーブル部材(4)と、前記少なくとも二つの支持脚部材(2A、2B)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各低位水平支持脚部(2e、2e)の各係合部(2f、2f)に係合して支持される座席部材(5)と、を備えており、前記座席ユニット(11)は、底脚部(12a)と、該底脚部(12a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、等しい高さh2を有する一対の第1垂直脚部(12b)及び第2垂直脚部(12c)と、少なくとも該第2垂直脚部(12c)の高さ(h2)位置から水平に前後方向(Y)の後方に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(12f)を有する水平支持脚部(12e)と、を具備する少なくとも一つの矩形又は略コ字形の支持脚部材(12A)と、前記テーブル・座席ユニット(1)の支持脚部材(2A)又は支持脚部材(2B)との間で、前記水平支持脚部(12e)の係合部(12f)と前記テーブル・座席ユニット(1)の低位水平支持脚部(2e)の係合部(2f)とに係合して支持される座席部材(15)と、を備えていてもよい。
(1)本発明のテーブル・座席ユニット(1)によれば次に示す効果がある。
先ず、テーブル・座席ユニット(1)はテーブル部材(4)と座席部材(5)を一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)によって水平に支持するシンプル且つ軽量な構成が採用されているから、テーブル・座席ユニット(1)の移動が容易で種々のレイアウトに対応できる。また、このテーブル・座席ユニット(1)はテーブル部材(4)と座席部材(5)が一体になった構造であるから、テーブル・座席ユニット(1)の盗難や紛失のおそれが少ない。また、一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)の少なくとも左右方向(X)の片側には係合部(2f)が設けられているから、この係合部(2f)を利用して複数のテーブル・座席ユニット(1)を左右方向(X)に簡単に連結することができる。
また、テーブル部材(4)及び座席部材(5)を夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延びるように構成し、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びるように構成した場合には、複数のテーブル・座席ユニット(1)を直線的に連結した左右方向(X)に長いテーブル・座席ユニット(1)のレイアウトが可能になる。
また、テーブル部材(4)及び座席部材(5)を夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延びるように構成し、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)の各延在面(E)(図26、27)に対して直角以外の所定の交差角度(α)(図26、27)を形成して交わるように構成した場合には、複数のテーブル・座席ユニット(1)を屈曲状態で連結した折れ曲がったレイアウトや多角形のサークルベンチとして機能するレイアウトが可能になる。
また、テーブル部材(4)及び座席部材(5)を夫々、水平面内で湾曲して延びるように構成した場合には、複数のテーブル・座席ユニット(1)を曲線的に連結した湾曲したレイアウトや円形のサークルベンチとして機能するレイアウトが可能になる。
(2)また、本発明のテーブル・座席ユニットの組立体(A)によれば次に示す効果が
ある。
即ち、このテーブル・座席ユニットの組立体(A)は前記構成の略コ字形の支持脚部材(2A、2B、2C)を少なくとも三つ有し、これら三つの支持脚部材(2A、2B、2C)を利用して左右方向(X)に二枚以上のテーブル部材(4)と座席部材(5)を連結することが可能になっている。そして、このうち中間に位置する中間支持脚部材(2C)については高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)の左右方向(X)の両側に係合部(2f、2f)を有する構成が採用されている。従って、前記構成のテーブル・座席ユニット(1)を左右方向(X)に単に並べてレイアウトする場合に比べて支持脚部材(2A、2B、2C)の数を少なくすることができ、部品点数の削減を通じてテーブル・座席ユニットの組立体(A)の設置コストを低く抑えることが可能になる。
また、テーブル部材(4)及び座席部材(5)を夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びるように構成し、複数のテーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が真直方向に直線的に伸長されて配置されるように構成した場合には、複数のテーブル・座席ユニット(1)を直線的に連結した左右方向(X)に長いテーブル・座席ユニットの組立体(A)を安価に提供することが可能になる。
また、テーブル部材(4)及び座席部材(5)を夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)に各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるように構成し、複数のテーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が多角形又は多角形の一部あるいはジグザグ状になるように構成した場合には、複数のテーブル・座席ユニット(1)を屈曲状態で連結した折れ曲がったレイアウトや多角形のサークルベンチとして機能するレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体(A)を安価に提供することが可能になる。
また、テーブル部材(4)及び座席部材(5)を夫々、水平面内で湾曲して延びるように構成し、複数のテーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が円形又は円形の一部あるいは波形に形成した場合には、複数のテーブル・座席ユニット(1)を曲線的に連結した湾曲したレイアウトや円形のサークルベンチとして機能するレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体(A)を安価に提供することが可能になる。
また、前記複数のテーブル・座席ユニット(1)をテーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びたものと、テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内でそれ自体垂直方向に延び、且つ隣接する支持脚部材(2A、2B)、(2A,2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるようにしたものと、テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内で湾曲して延びたものと、の一部又はすべての組み合わせによって構成し、複数のテーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が任意の方向に長い多角形や長円形あるいは伸長方向の長さの違う屈曲形状や屈曲形状と湾曲形状が組み合わさった形状に形成した場合には、形状の違う複数のテーブル・座席ユニット(1)を組み合わせ、たより複雑なレイアウトや従来にない新しいレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体(A)を安価に提供することが可能になる。
また、テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)と、ベンチの機能を有する座席ユニット(11)と、を複数組み合わせることによってテーブル・座席ユニットの組立体(A)を構成した場合には、更に複雑で趣の違うレイアウトや従来にない新しいレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体(A)を安価に提供することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す分解斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す平面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す正面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す右側面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す図3中のA―A断面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す図3中のB−B断面図である。 図8は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における第1端部支持脚部材を示す右側面図である。 図9は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における第1端部支持脚部材を示す平面図である。 図10は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における第1端部支持脚部材を示す正面図である。 図11は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における第1端部支持脚部材を示す図8中のC−C断面図である。 図12は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における中間支持脚部材を示す右側面図である。 図13は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における中間支持脚部材を示す背面図である。 図14は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における中間支持脚部材を示す平面図である。 図15は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における中間支持脚部材を示す図12中のD−D断面図である。 図16は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における座席板を示す底面図である。 図17は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体における座席板を示す右側面図である。 図18は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体におけるテーブル板を示す底面図である。 図19は、本発明の第1の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体におけるテーブル板を示す右側面図である。 図20は、本発明の第2の実施形態に係るテーブル・座席ユニットを示す斜視図である。 図21は、本発明の第2の実施形態に係るテーブル・座席ユニットを示す分解斜視図である。 図22は、本発明の第3の実施形態に係るテーブル・座席ユニットを示す斜視図である。 図23は、本発明の第4の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図24は、本発明の第5の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図25は、本発明の第6の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図26は、本発明の第7の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図27は、本発明の第8の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図28は、本発明の第9の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体の2種類の態様(a)(b)を示す平面図である。 図29は、本発明の第10の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体の2種類の態様(a)(b)を示す平面図である。 図30は、本発明の第11の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図31は、本発明の第12の実施形態に係るテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図32は、従来のテーブル・座席ユニットを示す斜視図である。 図33は、従来のテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。 図34は、従来の他のテーブル・座席ユニットの組立体を示す斜視図である。
以下、本発明に係るテーブル・座席ユニット1及びその組立体Aを図1乃至図19に示す第1の実施の形態と、図20及び図21に示す第2の実施形態と、図22に示す第3の実施形態と、図23に示す第4の実施形態と、図24に示す第5の実施形態と、図25に示す第6の実施形態と、図26に示す第7の実施形態と、図27に示す第8の実施形態と、図28に示す第9の実施形態と、図29に示す第10の実施形態と、図30に示す第11の実施形態と、図31に示す第12の実施形態の12個の実施形態を例にとって具体的に説明する。
尚、以下の説明では図1乃至図19に示す第1の実施形態に基づいて本発明のテーブル・座席ユニット1及びその組立体Aの構成とその作用について具体的に説明し、図20乃至図31に示す第2の実施形態から第12の実施形態については、前記第1の実施形態との差異の構成とその作用を中心に説明する。最初に二つの基本的構成について説明する。
[第1の基本的構成]
テーブル・座席ユニットの基本的構成(図20、21参照)
本発明のテーブル・座席ユニットの組立体Aは、テーブルとベンチの機能を併せ持つ本発明のテーブル・座席ユニット1を複数組み合わせせることによって構成されている。
そして、本発明の第1の基本的構成であるテーブル・座席ユニット1は、図20及び21中、底脚部2aと、該底脚部2aの前後方向Yの両側から略垂直方向Zに延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部2b及び第2垂直脚部2cと、該各垂直脚部2b、2cの異なる高さh1、h2の位置から夫々、水平な前後方向Yに延び且つ少なくとも左右方向Xの片側に係合部2fを有する一対の高位水平支持脚部2d及び低位水平支持脚部2eと、を具備する一対の略コ字形の支持脚部材2A、2Bと、前記一対の略コ字形の支持脚部材2A、2B間で、前記各高位水平支持脚部2d、2dの各係合部2f、2fに係合して支持されるテーブル板4と、前記一対の略コ字形の支持脚部材2A、2B間で、前記各低位水平支持脚部材2e、2eの各係合部2f、2fに係合して支持される座席板5と、を備えることによって基本的に構成されている。
[第2の基本的構成]
テーブル・座席ユニットの組立体の基本的構成(図1乃至図19参照)
本発明の第2の基本的構成であるテーブル・座席ユニットの組立体Aは、図1及び図2中、底脚部2aと、該底脚部2aの前後方向Yの両側から略垂直方向Zに延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただしh1>h2)を有する一対の第1垂直脚部2b及び第2垂直脚部2cと、該垂直脚部2b、2cの異なる高さh1、h2の位置から夫々、水平な前後方向Yに延び且つ少なくとも左右方向Xの片側に係合部2fを有する一対の高位水平支持脚部2d及び低位水平支持脚部2eと、を具備する少なくとも三つの略コ字形の支持脚部材2A、2B、2Cと、前記少なくとも三つの支持脚部材2A,2B、2Cのうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材2A、2C又は2C、2Bの間で、前記高位水平支持脚部2d、2dの各係合部2f、2fに係合して支持させるテーブル板4と、前記少なくとも三つの支持脚部材2A、2B、2Cのうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材2A、2C又は2C、2B間で、前記各低位水平支持脚部2e、2eの各係合部2f、2fに係合して支持される座席板5と、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、このうち中間に位置する中間支持脚部材2Cは、その前記高位水平支持脚部2d及び低位水平支持脚部2eの左右方向Xの両側に夫々、前記テーブル板4及び座席板5と係合する係合部2f、2fを有するように構成されている。
次に、説明の便宜上、まず本発明の第2の基本的構成であるテーブル・座席ユニットの組立体A(図1乃至図19)[第1の実施形態]を説明して、次いで第1の基本的構成であるテーブル・座席ユニット1(図20及び21)[第2の実施形態]について説明する。
[第1の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の具体的構成(図1乃至図19参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A1は、図1乃至図3に示す如く、テーブル板4及び座席板5が夫々、水平面内で湾曲して延びるように構成されているテーブル・座席ユニット1Aを二つ左右方向Xに接続することによって構成されている。
支持脚部材2は、向って左端側に位置する第1端部支持脚部材2Aと、向って右端側に位置する第2端部支持脚部材2Bと、これらの中間に位置する中間支持脚部材2Cと、の三つの支持脚部材2によって構成されている。
支持脚部材2は、図8及び図12に示すように一例として断面が矩形状の金属製平板材料を図示のように略コ字形状に折り曲げることによって形成されている。支持脚部材2の底部には、地面GLに接地する前後方向Yに延びる底脚部2aが設けられており、その後端には、幾分前方に向けて傾いた状態で略垂直方向Zに延びる高さh1の第1垂直脚部2bが設けられている。
また、底脚部2aの前端には、幾分後方に向けて傾いた状態で略垂直方向Zに延びる高さh2の第2垂直脚部2cが設けられている。尚、第1垂直脚部2bの高さh1は、利用者Mがテーブル・座席ユニット1の座席板5に座ったときのテーブル板4の設置高さを規定しており、第2垂直脚部2cの高さh2は利用者Mが腰掛ける座席板5の設置高さを規定している。従って、第1垂直脚部2bの高さh1の方が第2垂直脚部2cの高さh2よりも高くなっている。(h1>h2)
更に前記第1垂直脚部2bの上端には、前方に向けて水平に延びる高位水平支持脚部2dが設けられている。一方、前記第2垂直脚部2cの上端には、後方に向けて水平に延びる低位水平支持脚部2eが設けられている。尚、図示の実施の形態では後述するテーブル板4と座席板5の夫々の奥行寸法に関係して高位水平支持脚部2dの長さよりも低位水平支持脚部2eの長さの方が幾分長めに形成されている。
そして、前記高位水平支持脚部2dと低位水平支持脚部2eには、テーブル板4と座席板5を取り付けるための係合部2fが夫々設けられている。係合部2fは、図1に示す如く、テーブル板4ないし座席板5の夫々の端部を受け入れる係合凹部8と、テーブル板4ないし座席板5の夫々の端部寄りの下面を支持する庇状に張り出した係合板部7と、テーブル板4ないし座席板5の夫々の端部寄りの上縁を支持する係合凸部9と、を備えることによって構成されている。
また、前記係合部2fは向って左端側に位置する第1端部支持脚部材2Aについては、図11に示す如く、内方の右側面側のみに設けられており、向って右端側に位置する第2端部支持脚部材2Bについては内方の左側面側のみに設けられている。これに対し、これらの中間に位置する中間支持脚部材2Cについては、図15に示すように右側面側と左側面側の両方に係合部2fは設けられている。
また、前記係合部2fの係合板部7には、後述するテーブル板4と座席板5を固定する場合に使用する取付け穴10が必要な個数形成されている。
テーブル板4は、図18及び19に示す如く、一例として金属製の湾曲した角パイプ材によって構成される3本の板要素21を、一例として7mm程度の隙間Tを空けて、すの子状に配列したテーブル板本体22と、該テーブル板本体22の左右両端部の端面と下面を支持して前記3本の板要素21を一体に連結する二枚の端部補強板23、23と、前記テーブル板本体22の中間の下面を支持して前記3本の板要素21を一体に連結する一枚の中間補強板24と、を備えることによって構成されている。
そして、上記端部補強板23、23には、前述した支持脚部材2A、2B、2Cの高位水平支持脚部2dに設けられている係合部2fの係合板部7に形成されている取付け穴10に対応する位置に、対応する個数のネジ穴25が刻設されている。尚、このネジ穴25には、前記取付け穴10側から挿入される図示しない取付けネジの雄ネジ部が螺合しながら挿入されて締め付けられ固定される。
また、本実施形態ではテーブル板4の両端面の角度θ(図3及び18)が一例として45度に設定されており、該角度θのテーブル板4を二枚連結して使用することで、組合せ角度θ1がθ×2=90度で、一枚のテーブル板4の2倍の長さのテーブルとして機能するように構成されている。
座席板5は、図16及び17に示す如く、一例として金属製の湾曲した角パイプ材によって構成される4本の板要素31を、一例として7mm程度の隙間Tを空けて、すの子状に配列した座席板本体32と、該座席板本体32の左右両端部の端面と下面を支持して前記4本の板要素31を一体に連結する二枚の端部補強板33、33と、前記座席板本体32の中間の下面を支持して前記4本の板要素31を一体に連結する一枚の中間補強板34と、を備えることによって構成されている。
そして、上記端部補強板33、33には、前述した支持脚部材2A、2B、2Cの低位水平支持脚部2eに設けられている係合部2fの係合板部7に形成されている取付け穴10に対応する位置に、対応する個数の係合ピン35が下方に突出するように設けられている。尚、この係合ピン35は、前記取付け穴10に挿入されことで前記支持脚部材2A、2B、2Cに係合され、座席板5の水平面方向の移動と下方への移動が規制されるようになっている。
また、本実施形態では座席板5の両端面の角度θが前記テーブル板4と同様、図3及び16に示す如く、一例として45度に設定されており、該角度θの座席板5を二枚使用することで、組合せ角度θ1がθ×2=90度で、一枚の座席板5の2倍の長さのベンチとして機能するように構成されている。
また、図1に示す実施形態では、両側支持脚部材2A及び2B間に、一つの中間支持脚部材2Cを設けるのみであるが、三つ以上のテーブル・座席ユニット1Aを二つ以上の中間支持脚部材2Cにより連結接続するようにしてもよい。これについては、以下中間支持脚部材2Cを設ける他の実施形態についても同様である。
また、テーブル板4及び座席板5は板状のものに限らず、何れか一方又は両方が、断面が円形、楕円形又は矩形等の一本のパイプ等であっても良く、これについては、以下の他の実施形態についても同様である。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図1及び図2参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A1によれば、略コ字形の支持脚部材2A、2B、2Cを三つ使用して左右方向Xに二枚のテーブル板4と座席板5を連結することが可能になっている。そして、このうち中間に位置する中間支持脚部材2Cについては高位水平支持脚部2d及び低位水平支持脚部2eの左右方向Xの両側に係合部2f、2fを有する構成が採用されている。従って、前記構成のテーブル・座席ユニット1を左右方向Xに単に並べてレイアウトする場合に比べて支持脚部材の数を少なくすることができ、部品点数の削減を通じてテーブル・座席ユニットの組立体A1の設置コストを低く抑えることが可能になる。
また、本実施形態では二つのテーブル・座席ユニット1、1を曲線的に連結した湾曲したレイアウトの美観に優れるテーブル・座席ユニットの組立体A1を安価に提供することが可能になる。また、二枚のテーブル板4と二枚の座席板5を三つの略コ字形の支持脚部材2A、2B、2Cによって水平に支持するシンプル且つ軽量な構成が採用されているから、テーブル・座席ユニットの組立体A1の移動が容易にできる。また、本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A1は二枚のテーブル板4と、一枚の座席板5が三つの支持脚部材2A、2B、2Cと共に一体になった構造が採用されているから、テーブル・座席ユニットの組立体A1の盗難や紛失のおそれは極めて少ない。
[第2の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの構成(図20及び図21参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニット1Aは、前記第1の実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A1で述べたテーブル板4と座席板5をそれぞれ一枚ずつ備え、前記第1の実施形態で備えていた中間支持脚部材2Cを省略して第1端部支持脚部材2Aと第2端部支持脚部材2Bのみを備えた構成のテーブル・座席ユニットである。
従って、テーブル板4と座席板5と二枚の支持脚部材2A、2Bの構成は前述した第1の実施形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの作用(図20及び図21参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニット1Aによれば、テーブル板4が一枚と、座席板5が一枚と、一対の略コ字形の支持脚部材2A、2B、とによって構成されるシンプル且つ軽量な構成が採用されているから、テーブル・座席ユニット1Aの移動が容易で種々のレイアウトに対応できるようになる。また、このテーブル・座席ユニット1Aは、テーブル板4と座席板5と一対の支持脚部材2A、2Bが一体になった構造であるから、テーブル・座席ユニット1Aの盗難や紛失のおそれが少ない。
また、湾曲したテーブル板4と湾曲した座席板5を備えた曲線的なデザインのテーブル・座席ユニット1Aであるから美観も優れている。
[第3の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの構成(図22参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニット1Cは、前記第2の実施形態で採用した湾曲した曲線的なデザインのテーブル板4と座席板5を、直線的なデザインのテーブル板4Cと座席板5Cに変更した実施形態である。即ち、本実施形態では、テーブル板4C及び座席板5Cは夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材2A、2Bの各延在面Eに対して直交する方向に直線的に延びるように構成されている。
具体的には、テーブル板本体22を構成する3本の板要素21を、一例として金属製の直管状の角パイプ材によって構成し、座席板本体32を構成する4本の板要素31を、同じく一例として金属製の直管状の角パイプ材によって構成している。
尚、テーブル板本体22と座席板本体32以外のテーブル板4Cと座席板5Cの他の構成と、一対の支持脚部材2A、2Bの構成は前述した第1の実施形態又は第2の実施形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの作用(図22参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニット1Cによっても、前述した第1の実施形態又は第2の実施形態で述べたものと同様の作用・効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、最もシンプルな直線的で汎用性のあるデザインのテーブル・座席ユニット1Cを提供できるようになる。
[第4の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図23参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A4は、前記第3の実施形態で述べた直線的なデザインのテーブル板4Cと座席板5Cを有するテーブル・座席ユニット1Cを左右方向Xに直線的に二つ接続した構成のテーブル・座席ユニットの組立体Aである。
従って、テーブル板本体22と座席板本体32については前記第3の実施形態で述べたものと同様であり、該テーブル板本体22と、座席板本体32以外のテーブル板4Cと座席板5Cの他の構成と、三つの支持脚部材2A、2B、2Cの構成は前述した第1の実施形態又は第2の実施形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図23参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A4によっても、前述した第1の実施の形態又は第3の実施の形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施の形態にあっては、左右方向Xに直線的に延びる左右方向Xに長いテーブル・座席ユニットの組立体A4を安価に提供することが可能になる。
[第5の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図24参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A5は、前記第1の実施形態で二つ接続したテーブル・座席ユニット1(図1)を更に二つ接続し、計四つのテーブル・座席ユニット1を連結した平面視半円形のテーブル・座席ユニットの組立体Aである。そして、本実施の形態では、4枚のテーブル板4と、4枚の座席板5と、両端部に設けられる一対の端部支持脚部材2A、2Bと、三つの中間支持脚部材2Cと、を備えることによって180度円弧状のテーブル・座席ユニットの組立体A5が構成されている。
尚、テーブル板4、座席板5、両端の一対の支持脚部材2A、2B及び中間に三つ設けられる中間支持脚部材2Cの個別の構成については、前述した第1の実施の形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図24参照)
本実施の形態のテーブル・座席ユニットの組立体A5によっても、前述した第1の実施の形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、左右方向Xに曲線的に延びる平面視半円形ないしアーチ型の収容人数の多いテーブル・座席ユニットの組立体A5を安価に提供することが可能になる。
[第6の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図25参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A6は、前記第5の実施形態で四つ接続したテーブル・座席ユニット1を更に四つ接続し、計八つのテーブル・座席ユニット1を連結した平面視円形のテーブル・座席ユニットの組立体Aである。そして、本実施形態では8枚のテーブル板4と、8枚の座席板5と、八つの中間支持脚部材2Cと、を備えることによって360度円弧状のテーブル・座席ユニットの組立体A6が構成されている。
従って、本実施形態では前記第1の実施形態及び第5の実施形態において設けられていた両端の一対の端部支持脚部材2A、2Bは存在しない。尚、テーブル板4、座席板5、八つ設けられる中間支持脚部材2Cの個別の構成については、前述した第1の実施形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図25参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A6によっても、前述した第1の実施形態と第5の実施形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、円周方向に曲線的に延びる平面視円形のサークルベンチとして機能する収容人数が更に多いテーブル・座席ユニットの組立体A6を安価に提供することが可能になる。
[第7の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図26参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A7は、テーブル板4G及び座席板5Gが夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する一対の略コ字形の支持脚部材2の各延在面Eに対して直角以外の所定の交差角度α(図26)を形成して交わるように構成されている。そして、図示の実施形態では、すべての交差角度αが67.5度に設定された平面視八角形を半分にした、組合せ角度θ1が180度のアーチ形状のテーブル・座席ユニットの組立体A7が描かれている。
これに伴い、本実施の形態では、左右方向Xの両端面の角度θが該方向Xに対して45度になるように端面が斜めにカットされたテーブル板4Gと座席板5Gがそれぞれ4枚ずつ設けられており、これらを両端部に設けられる一対の端部支持脚部材2A、2Bと、三つの中間支持脚部材2Cで支えるようになっている。
尚、その他の構成については、前述した第1の実施形態及び第5の実施形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図26参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A7によっても前述した第1の実施形態と第5の実施形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、左右方向Xに屈曲状態で延びる平面視八角形を半分にした、組合せ角度θ1が180度のアーチ形状の収容人数の多いテーブル・座席ユニットの組立体A7を安価に提供することが可能になる。
[第8の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図27参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A8は、前記第7の実施形態で四つ接続したテーブル・座席ユニット1Gを更に四つ接続し、計八つのテーブル・座席ユニット1Gを連結した平面視八角形のテーブル・座席ユニットの組立体Aである。そして、本実施形態では8枚のテーブル板4Gと、8枚の座席板5Gと、八つの中間支持脚部材2Cと、を備えることによって組合せ角度が360度のテーブル・座席ユニットの組立体A7が構成されている。
従って、本実施形態では前記第1の実施形態及び第7の実施形態において設けられていた両端の一対の端部支持脚部材2A、2Bは存在しない。尚、その他の構成については、前述した第1の実施形態と第7の実施形態で述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図27参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A8によっても、前述した第1の実施形態と第7の実施形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、周方向に屈曲して延びる平面視八角形のサークルベンチとして機能する収容人数が更に多いテーブル・座席ユニットの組立体A8を安価に提供することが可能になる。
[第9の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図28参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A9は、前記第1の実施形態で述べたテーブル・座席ユニット1A(図1)と、前記第3の実施形態で述べたテーブル・座席ユニット1C(図23)と、を組み合わせた構成のテーブル・座席ユニットの組立体Aである。そして、図28(a)では、テーブル・座席ユニット1Aを八つとテーブル・座席ユニット1Cを四つ接続した平面視長円形のテーブル・座席ユニットの組立体A9が図示されており、図28(b)では、テーブル・座席ユニット1Aを四つとテーブル・座席ユニット1Cを二つ接続した曲線部と直線部が組み合わされたレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体A9が図示されている。
尚、その他の構成については、既に述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図28参照)
本実施の形態のテーブル・座席ユニットの組立体A9によっても、前述した第1〜第8の各実施形態で述べたものと同様の作用・効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、更に複雑で斬新なレイアウトを有し、収容人数を更に多くすることのできるテーブル・座席ユニットの組立体A9を安価に提供することが可能になる。
[第10の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図29参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A10は、前記第3の実施形態で述べたテーブル・座席ユニット1C(図23)と、前記第7の実施形態で述べたテーブル・座席ユニット1G(図26)と、を組み合わせた構成のテーブル・座席ユニットの組立体Aである。そして、図29(a)では、テーブル・座席ユニット1Cを四つとテーブル・座席ユニット1Gを八つ接続した一方向に長い平面視八角形状をしたテーブル・座席ユニットの組立体A10が図示されており、図29(b)では、テーブル・座席ユニット1Cを二つとテーブル・座席ユニット1Gを四つ接続した屈曲したレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体A10が図示されている。
尚、テーブル・座席ユニット1C及びテーブル・座席ユニット1Gの個別の構成については、既に述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図29参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A10によっても、前述した第1〜第8の各実施形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施形態にあっては、更に複雑で斬新なレイアウトを有し、収容人数を更に多くすることのできるテーブル・座席ユニットの組立体A10を安価に提供することが可能になる。
[第11の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図30参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A11は、前記第3の実施形態で述べたテーブル・座席ユニット1C(図22)と、該テーブル・座席ユニット1Cからテーブル板4Cを取り除いた座席ユニット11Cと、を組み合わせた構成のテーブル・座席ユニットの組立体A11である。
このテーブル・座席ユニットの組立体A11に適用できる座席ユニット11Cとしては、底脚部12aと、該底脚部12aの前後方向Yの両側から略垂直方向Zに延びて夫々、等しい高さh2を有する一対の第1垂直脚部12b及び第2垂直脚部12cと、少なくとも該第2垂直脚部12cの高さのh2の位置から水平に前後方向Yの後方に延び且つ少なくとも左右方向Xの片側に係合部12fを有する水平支持脚部12eと、を具備する一つの矩形又は略コ字形の支持脚部材12Aと、前記一つの支持脚部材12Aと隣接する前記テーブル・座席ユニット1Cの支持脚部材2A又は支持脚部材2Bとの間で、前記水平支持脚部12eの係合部12fと前記テーブル・座席ユニット1Cの低位水平支持脚部2eの係合部2fとに係合して支持される座席板15Cと、を備える構成の座席ユニット11Cが一例として適用できる。
また、座席ユニット11Cの図30中の右側に更に座席ユニット11Cを接続しても良いし、又は座席ユニット1Cを接続するようにしても良い。
尚、テーブル・座席ユニット1Cの個別の構成については、既に述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図30参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A11にも前述した第3の実施形態のテーブル・座席ユニット1C(図22)が備えられているから、前述した第1の実施形態と第3の実施形態で述べたものと同様の作用、効果が発揮される。更に本実施形態にあっては、趣の違う更に複雑で斬新なレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体A11を安価に提供することが可能になる。
[第12の実施形態]
(1)テーブル・座席ユニットの組立体の構成(図31参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A12は、前記第1の実施形態で述べたテーブル・座席ユニットの組立体A1(図1)を二組と、該テーブル・座席ユニット1からテーブル板4を取り除いた座席ユニット11を二つと、を波形に組み合わせた構成のテーブル・座席ユニットの組立体A12である。
このテーブル・座席ユニットの組立体A12は、湾曲したテーブル板4と座席板5を有するテーブル・座席ユニット1を左右方向Xに二つ接続したものを二組、左右方向Xの両端に配置し、これら二組のテーブル・座席ユニットの組立体A1、A1の間に湾曲した座席板15を有する座席ユニット11を左右方向Xに二つ接続したものを前後逆向きにして連結することによって構成されている。
尚、座席板15以外の座席ユニット11の構成とテーブル・座席ユニット1の個別の構成については、既に述べたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(2)テーブル・座席ユニットの組立体の作用(図31参照)
本実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A12にも前述した第1の実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体Aが二組備えられているから、前述した第1の実施形態で述べたものと同様の作用、効果を発揮し得る。更に本実施形態にあっては、趣の違う更に複雑で斬新なレイアウトのテーブル・座席ユニットの組立体A12を安価に提供することが可能になる。
[他の実施形態]
以上が本発明のテーブル・座席ユニット1及びその組立体Aの基本的な実施形態であるが、本発明のテーブル・座席ユニット1及びその組立体Aは、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略、あるいは当業者において、周知、慣用の技術を追加することが可能である。
例えば、図26に示す第7の実施形態のテーブル・座席ユニットの組立体A7において使用した左右方向Xの両端面が傾斜したテーブル板4Gと座席板5Gを備えるテーブル・座席ユニット1Gを、単体で取り出して使用することが可能である。また、当該テーブル板4Gと座席板5Gが支持脚部材2となす交差角度α(図26、図27)は前述した第7の実施形態と第8の実施形態で採用した67.5度に限らず90度以外の種々の角度に設定することが可能である。
また、図1に示す第1の実施形態や図26に示す第7の実施形態において採用した湾曲したテーブル板4及び座席板5の両端面のなす角度θや両端面が交差角度αで傾斜したテーブル板4G及び座席板5Gの両端面のなす角度θもこれらの実施形態の説明の中で述べた45度に限らず、種々の角度に設定することが可能である。また、前述した第1〜第12の実施形態では、テーブル板本体22と座席板本体32を複数本の板要素21を、すの子状に組み合わせることによって構成したが、別途、通水口を設けたり、雨水の溜りを防止する溝を設ける等の構成が取られている場合には、単一の板材等によってテーブル板本体22と座席板本体32を構成することも可能である。
また、第1の実施形態(図1)中で説明した湾曲したテーブル板4及び座席板5を有するテーブル・座席ユニット1と、第3の実施形態(図22)中で説明した端面が直角で直線的に延びるテーブル板4C及び座席板5Cを有するテーブル・座席ユニット1Cと、第7の実施形態(図26、27)中で説明した端面が傾斜して直線的に延びるテーブル板4G及び座席板5Gを有するテーブル・座席ユニット1Gと、をすべて組み合わせたり、これらのテーブル・座席ユニット1、1C、1Gに加えて更に第11及び第12の実施形態(図30、31)中で説明した座席ユニット11、11Cや前記テーブル・座席ユニット1Gからテーブル板4Gを取り除いた構成の座席ユニット11Gを組み合わせた構成のテーブル・座席ユニットの組立体Aとすることも可能である。
1 テーブル・座席ユニット
2 支持脚部材
2a 底脚部
2b 第1垂直脚部
2c 第2垂直脚部
2d 高位水平支持脚部
2e 低位水平支持脚部
2f 係合部
4 テーブル板
5 座席板
7 係合板部
8 係合凹部
9 係合凸部
10 取付け穴
11 座席ユニット
12 支持脚部材
12a 底脚部
12b 第1垂直脚部
12c 第2垂直脚部
12e 水平支持脚部
12f 係合部
15 座席板
17 係合板部
18 係合凹部
19 係合凸部
20 取付け穴
21 板要素
22 テーブル板本体
23 端部補強板
24 中間補強板
25 ネジ穴
31 板要素
32 座席板本体
33 端部補強板
34 中間補強板
35 係合ピン
h 高さ
α 交差角度
A (テーブル・座席ユニット)の組立体
Y 前後方向
X 左右方向
E 延在面
Z 垂直方向
GL 地面
M 利用者
T 隙間
θ 角度
θ1 組合せ角度

Claims (10)

  1. テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)であって、
    底脚部(2a)と、該底脚部(2a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部(2b)及び第2垂直脚部(2c)と、該各垂直脚部(2b、2c)の異なる高さ(h1、h2)位置から夫々水平な前後方向(Y)に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(2f)を有する一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)と、を具備する一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)と、
    前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各高位水平支持脚部(2d、2d)の各係合部(2f、2f)に係合して支持されるテーブル部材(4)と、
    前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各低位水平支持脚部(2e、2e)の各係合部(2f、2f)に係合して支持される座席部材(5)と、を備えることを特徴とするテーブル・座席ユニット。
  2. 請求項1に記載のテーブル・座席ユニット(1)であって、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びていることを特徴とするテーブル・座席ユニット。
  3. 請求項1に記載のテーブル・座席ユニット(1)であって、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるように構成されていることを特徴とするテーブル・座席ユニット。
  4. 請求項1に記載のテーブル・座席ユニット(1)であって、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内で湾曲して延びるように構成されていることを特徴とするテーブル・座席ユニット。
  5. テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)を複数組み合わせることによって構成されるテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、
    底脚部(2a)と、該底脚部(2a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部(2b)及び第2垂直脚部(2c)と、該各垂直脚部(2b、2c)の異なる高さ(h1、h2)位置から夫々水平な前後方向(Y)に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(2f)を有する一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)と、を具備する少なくとも三つの略コ字形の支持脚部材(2A、2B、2C)と、
    前記少なくとも三つの支持脚部材(2A、2B、2C)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)間で、前記各高位水平支持脚部(2d、2d)の各係合部(2f、2f)に係合して支持されるテーブル部材(4)と、
    前記少なくとも三つの支持脚部材(2A、2B、2C)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の間で、前記各低位水平支持脚部(2e、2e)の各係合部(2f、2f)に係合して支持される座席部材(5)と、を備え、
    このうち、中間に位置する中間支持脚部材(2C)は、その前記高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)の左右方向(X)の両側に夫々前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)と係合する係合部(2f、2f)を有する、ことを特徴とするテーブル・座席ユニットの組立体。
  6. 請求項5に記載のテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、
    前記、テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びており、
    複数の前記テーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が真直方向に直線的に伸長されて配置されていることを特徴とするテーブル・座席ユニットの組立体。
  7. 請求項5に記載のテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるように構成されており、
    複数の前記テーブル・座席ユニット(1)を順次接続することにより組立体(A)全体が多角形又は多角形の一部あるいはジグザグ状に形成されていることを特徴とするテーブル・座席ユニットの組立体。
  8. 請求項5に記載のテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)は夫々、水平面内で湾曲して延びており、
    複数の前記テーブル・座席ユニット(1)が順次接続されることにより組立体(A)全体が円形又は円形の一部あるいは波形に形成されていることを特徴とするテーブル・座席ユニットの組立体。
  9. 請求項5に記載のテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、
    前記複数のテーブル・座席ユニット(1)は、前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直交する方向に延びたものと、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内でそれ自体真直方向に延び、且つ隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)、(2A、2C)又は(2C、2B)の各延在面(E)に対して直角以外の所定の交差角度(α)を形成して交わるようにしたものと、
    前記テーブル部材(4)及び座席部材(5)が夫々、水平面内で湾曲して延びたものと、の一部又は全部のテーブル・座席ユニット(1)の組み合わせによって構成されており、
    複数の前記テーブル・座席ユニット(1)が順次接続されることにより、組立体(A)全体が任意の方向に長い多角形や長円形あるいは伸長方向の長さが違う屈曲形状や屈曲形状と湾曲形状が組み合わさった形状に形成されることを特徴とするテーブル・座席ユニットの組立体。
  10. テーブルとベンチの機能を併せ持つテーブル・座席ユニット(1)と、ベンチの機能を有する座席ユニット(11)と、を複数組み合わせることによって構成されるテーブル・座席ユニットの組立体(A)であって、
    前記テーブル・座席ユニット(1)は、底脚部(2a)と、該底脚部(2a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、異なる高さh1、h2(ただし、h1>h2)を有する一対の第1垂直脚部(2b)及び第2垂直脚部(2c)と、該垂直脚部(2b、2c)の異なる高さ(h1、h2)位置から夫々水平な前後方向(Y)に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(2f)を有する一対の高位水平支持脚部(2d)及び低位水平支持脚部(2e)と、を具備する少なくとも二つの略コ字形の支持脚部材(2A、2B)と、前記少なくとも二つの支持脚部材(2A、2B)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各高位水平支持脚部(2d、2d)の各係合部(2f、2f)に係合して支持されるテーブル部材(4)と、前記少なくとも二つの支持脚部材(2A、2B)のうち、隣接する前記一対の略コ字形の支持脚部材(2A、2B)間で、前記各低位水平支持脚部(2e、2e)の各係合部(2f、2f)に係合して支持される座席部材(5)と、を備えており、
    前記座席ユニット(11)は、底脚部(12a)と、該底脚部(12a)の前後方向(Y)の両側から略垂直方向(Z)に延びて夫々、等しい高さh2を有する一対の第1垂直脚部(12b)及び第2垂直脚部(12c)と、少なくとも該第2垂直脚部(12c)の高さ(h2)位置から水平に前後方向(Y)の後方に延び且つ少なくとも左右方向(X)の片側に係合部(12f)を有する水平支持脚部(12e)と、を具備する少なくとも一つの矩形又は略コ字形の支持脚部材(12A)と、前記テーブル・座席ユニット(1)の支持脚部材(2A)又は支持脚部材(2B)との間で、前記水平支持脚部(12e)の係合部(12f)と前記テーブル・座席ユニット(1)の低位水平支持脚部(2e)の係合部(2f)とに係合して支持される座席部材(15)と、を備える、ことを特徴とするテーブル・座席ユニットの組立体。
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