JP2017201205A - 密封構造 - Google Patents

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毅 田窪
Takeshi Takubo
毅 田窪
柏原 一之
Kazuyuki Kashiwabara
一之 柏原
照一 本田
Teruichi Honda
照一 本田
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Abstract

【課題】小さな締付荷重をもって十分なシール部材の接触面圧を得ることが可能であって、かつ、安定して高いシール性能を発揮するコンパクトな密封構造を提供する。
【解決手段】一軸心L1と直交する直交平面Rに対して、30°〜80°の所定傾斜角度θ6,θ7を成すように、被密封面として対向する第1面部6と第2面部を、傾斜状に設け、この第1面部6と第2面部の間にシール部材10のシール本体部20を介在させる。さらに、シール部材10の全体を直交平面Rと平行に保つための軸心直交姿勢保持手段を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、密封構造に関する。
従来のシール部材を用いた密封構造の一例を挙げれば、対向する一対のフランジの被密封面の一部を傾斜状として、断面矩形(正方形)のシール部材の角部(エッジ部)を、上記傾斜状とした被密封面に圧接する構造が公知である(特許文献1参照)。
特開平5−248542号公報
上述の特許文献1に記載された密封構造では、シール部材の角部、及び、その角部が食い込む被密封面が、圧潰したり、傷が付き、流体の外部洩れを発生するという問題があった。
そこで、シール部材の角部(エッジ部)を被密封面に圧接させずに、例えば、横断面矩形のシール部材の1面を被密封面に対して面状に圧接する密封構造も、従来から、行われている。
しかし、面状に圧接しながら、高いシール性能を発揮させるには、シール部材と被密封面との接触面圧を十分高くせねばならないので、フランジ等を相互に締付ける締付具を大径等として大型化し、かつ、上記フランジ等も厚肉とする等の高剛性化、大型化せねばならないという問題がある。
本発明に係る密封構造は、このような従来の問題を解決して、従来よりも小さな締付力―――低締付力―――をもって、従来と同等の接触面圧が得られて、優れたシール性能を発揮し、しかも、フランジ等の肉厚を減少し、装置の軽量・小型化を図り得る密封構造を提供することを目的とする。また、シール部材が高精度に正常な姿勢で締付けられて、シール性能が常に安定する密封構造を提供することを、他の目的とする。
そこで、本発明は、締付具にて一軸心に沿った方向に締付けられる第1部材と第2部材を備え、かつ、被密封面として、第1部材の第1面部と、第2部材の第2面部が、対向して配設された密封構造に於て、上記一軸心と直交する直交平面に対して、上記第1面部、第2面部が、所定傾斜角度を成すように傾斜状に設け、該第1面部と第2面部の間にシール部材を介在させて、上記締付具の締付け状態で、上記シール部材が上記第1面部と第2面部に圧接するように構成した。
また、本発明は、締付具にて一軸心に沿った方向に締付けられる第1部材と第2部材を備え、かつ、被密封面として、第1部材の第1面部と、第2部材の第2面部が、対向して配設された密封構造に於て、上記一軸心と直交する直交平面に対して、上記第1面部、第2面部が、所定傾斜角度を成すように傾斜状に設けられ、該第1面部と第2面部の間にシール部材を介在させて、上記締付具の締付け状態で、上記シール部材が上記第1面部と第2面部に圧接するように構成し、さらに、上記シール部材の全体を、上記締付具の未締付け状態で、上記一軸心と直交する上記直交平面に対して平行に保つための軸心直交姿勢保持手段を具備する。
また、上記第1部材と第2部材の軸心の少なくとも一方に対し、上記シール部材の軸心を、上記締付具の未締付け状態で、一致させるセンタリング手段を備えている。
また、上記未締付け状態及び締付け状態で、上記第1部材と第2部材の軸心を相互に一致させる嵌め合い構造を備えている。
また、上記軸心直交姿勢保持手段は;上記シール部材の軸心と直交する方向に、上記シール部材の一部に形成された軸心直交壁部と;上記第1部材又は第2部材の軸心と直交するように、上記第1部材又は第2部材に設けられ、上記シール部材の上記軸心直交壁部を受持する受持平面部とから;構成されている。
また、上記センタリング手段は、上記第1部材又は第2部材に突設された環状突出壁部と、上記シール部材に形成されて上記環状突出壁部に嵌合する嵌合面部とから、構成されている。
また、上記所定傾斜角度が、30°以上80°以下である。
本発明によれば、従来と同一の接触面圧を発揮させるための、締付具の大きさ(外径や頭部の寸法)を減少でき、かつ、フランジ等の肉厚や外径を小さくすることも可能となり、装置の軽量化・小型化を図り得る。また、被密封面が損傷を受けることも防止できる。
同一接触面圧を発生させるに必要な締付力につき、本発明と従来例とを対比して示す断面説明図であり、(A)は本発明の実施の一形態を示す要部概略断面説明図、(B)は従来例を示す要部概略断面説明図である。 同一締付力によって発生する接触面圧について、本発明と従来例とを対比して示す断面説明図であり、(A)は本発明の実施の一形態を示す要部概略断面説明図、(B)は従来例を示す要部概略断面説明図である。 傾斜角度θと接触面圧PXU,PXLとの関係を示す図であって、(A)は実験モデルを示す図であり、(B)は実験結果を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す締付け(完了)状態の要部断面図である。 図4の要部拡大図である。 シール部材の他の実施例を示す要部断面図である。 シール部材の別の実施例を示す要部断面図である。 シール部材のさらに他の実施例を示す要部断面図である。 シール部材のさらに別の実施例を示す要部断面図である。 シール部材の他の実施例を示す要部断面図である。 シール部材の正常姿勢(点線)と異常(不良)姿勢(実線)とを示した説明図である。 同一接触面圧を発生させるに必要な締付力につき、本発明と従来例とを対比して示す断面説明図であり、(A)は本発明の実施の形態(図9)を示す要部概略断面説明図、(B)は従来例を示す要部概略断面説明図である。 同一締付力によって発生する接触面圧について、本発明と従来例とを対比して示す断面説明図であり、(A)は本発明の実施の形態(図9)を示す要部概略断面説明図、(B)は従来例を示す要部概略断面説明図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1(A),図2(A)に於て、本発明に係る密封構造の実施の一形態を示し、図1(B),図2(B)は、従来例を示している。
まず、図1(B)、図2(B)に示した従来例を簡略説明すれば、締付具53にて一軸心L1 に沿った方向に締付けられる第1部材51と第2部材52とを備え、その間に断面矩形(正方形を含む)のシール部材50が介在し、被密封面としての第1面部56・第2面部57は、一軸心L1 に直交平面状として、かつ、相互に平行に対向して配設されている。
これに対し、本発明に係る密封構造は、図1(A),図2(A)に示すように、締付具3にて一軸心L1 に沿った(平行な)方向に締付けられる第1部材1と第2部材2の各被密封面としての第1面部6・第2面部7は、上記一軸心L1 に直交する直交平面Rに対して、30°〜80°の所定傾斜角度θ6 ,θ7 を成すように(なお、40°≦θ6 ≦60°,40°≦θ7 ≦60°とするのがより望ましい)、傾斜状に配設される。
θ(θ6 ,θ7 )が下限値未満であると、後述するように、締付力を小さくできる効果が急に低下する。逆に、θ(θ6 ,θ7 )が上限値を越すと、第1部材1・第2部材2の形状が複雑化し、かつ、コンパクト化が難しくなる。
このように平行状に対向して配設された傾斜状の第1面部6・第2面部7の間に、横断面矩形(正方形を含む)のシール部材10が介在している。
しかも、図例では横断面正方形のシール部材10は、対向2面が前述の傾斜角度θ6 ,θ7 をもって傾斜状として、被密封平面としての第1面部6・第2面部7に平行状に対向している。そして、締付具3の締付状態で、シール部材10の上記2面が、各々、第1面部6・第2面部7に圧接する。
締付具3は、図1(A)では、ボルト3Aとナット3Bから成る場合を示したが、ボルト3Aとその雄ネジが螺合するネジ孔をもって構成しても良く、あるいは、レバーとカムとから成る構造とするも自由である(図示省略)。また、図2(A)では、締付具3の軸心を示す一点鎖線をもって、締付具3を簡略に表示する。
ところで、第1部材1・第2部材2は、密封容器やシリンダバレルや配管等のフランジ部等であって、図1,図2では、簡略化して図示している。
図1は、本発明に係る密封構造(同図(A))と、従来の密封構造(同図(B))を、対比し、同一接触面圧P0 を発生させるに必要な締付荷重FAy,FByについて比較した図であって、同図(A)に示した本発明の実施形態の締付荷重FAyは、同図(B)に示した従来例の締付荷重FByよりも十分に小さい。つまり、FAy<FBy[数式1]となる。
図1(A)の締付具3の本数をNA とし、各締付具3によって第1部材1と第2部材2に付与すべき力をF1 とすると共に、図1(B)の締付具53の本数をNB とし、各締付具53によって付与すべき力をF0 とすると、以下の数式2,3が成立する。
Ay=F1 ×NA [数式2]
By=F0 ×NB [数式3]
数式2,数式3と上記数式1より、
1 ×NA <F0 ×NB [数式4]
が成立し、図1(A)(本発明)と図1(B)(従来例)とを対比すれば、 (i) 本数NA ,NB が同じであれば、F1 <F0 となり、締付具3を、細径として小型化を図り得ると共に、ボルト頭部やナット等を小型化できて、(フランジ等から成る)第1部材1・第2部材2の小型化、軽量化を図り得る。 (ii) 締付けに要する力F1 ,F0 を同じとするならば、NA <NB となる。即ち、締付具3の本数を従来の締付具53の本数よりも減少できることとなり、締付作業の能率化を図ることができ、(フランジ等から成る)第1部材1・第2部材2の孔加工を容易迅速に行い得ると共に小型化と軽量化も図り得る。
次に、図2は、本発明に係る密封構造(同図(A))と、従来の密封構造(同図(B))を、対比し、同一の締付力によって発生する接触面圧P0 ,P1 について比較した図である。
即ち、FAy=FBy [数式5]
1 >P0 [数式6]
が成立する。
なお、[数式5]を充足するには、締付具3,53によって付与すべき力F0 、及び、本数も同一に設定すればよい。
上記[数式6]から、本発明によれば、密封に必要な十分に大きい接触面圧P1 が確実に得られることが判る。
また、P1 =P0 ならば、FAy<FByとなる。
図1,図2について以上述べた点を、別の表現をもって追加説明すると、図1(B),図2(B)に示す如く、従来の密封構造にあっては、第1面部56・第2面部57―――被密封面―――が締付方向(一軸心L1 )に垂直な面であり、締付荷重FByと、シール部材50からの反力とが、物理的に相等しくなる構造であった。
これに対し、本発明の密封構造にあっては、シール部材10からの反力(ベクトル)の方向が、締付方向(一軸心L1 )と異なる構造としている。このようなシール部材10を、同じく締付方向(一軸心L1 )と異なる角度に形成した第1面部6と第2面部7にて、挾圧することにより、(締付力に比べて)高いシール反力を得ることを実現しているといえる。図2(B)に示した従来例について、本発明における前記傾斜角度θ(θ6 ,θ7 )をもって示すならば、θ=0°に相当する。そして、この0°の時の接触面圧P0 に対し、本発明(図2(A))の場合の接触面圧P1 は、力学的には、次のような数式をもって示される。
1 =P0 / cosθ [数式7]
次に、図3に於て、傾斜角度θと接触面圧との関係を示した、本発明の実施品と従来例の実験結果について、以下説明する。
シール部材10は、横断面形状が(基本的形態と考えられる)一辺2mmの正方形で、全体が円環状のアルミニウム製とする。横断面における重心12によって描かれる円形の径Dが40mmであり、単位長さ当たりの締付荷重Fyは、50N/mm(長さは重心12位置の周長を基準にした)である。例えば、2mm角のシール部材10(50)を挾圧する第1面部6と第2面部7の間隔寸法Cは2mmである。
接触面圧PXU,PXLは、各々、図3(A)に示すようにシール部材10の上方接触面・下方接触面(各々第1面部6・第2面部7との圧接面)における値である。本発明の実施例1,2,3では、第1面部6とシール部材10と第2面部7との摺動摩擦抵抗の影響と推定されるが、上方側接触面圧PXUの値が、下方側接触面圧PXLの値よりも、僅かに大きい。
また、従来例では、θ=0°であるために、PXU=PXLとなり、接触面圧は、25MPa である。即ち、50N/mm÷2mm=25MPa となる。
そして、傾斜角度θ(θ6 ,θ7 )が45°,60°,75°と大きくなるに従って、従来例よりも順次高い接触面圧が得られることを確認できる。しかも、PXU,PXLの平均値について検討すれば、前記[数式7]から算出される値に略等しいことも、確認できる。
図3に示された結果について、接触面圧を基準に考えれば、本発明実施例を用いることで、より小さな締付荷重Fyにて、従来例と同等の接触面圧が得られることとなる。
次に、図4及び図5に於て、本発明の他の実施の形態を示し、また、図12(A),図13(A)に於て、別の実施の形態を示す。
3は締付具であって、ボルト3Aとナット3Bとスプリングワッシャから成る。第1部材1と第2部材2は、上記締付具3によって、一軸心L1 に沿った(平行な)方向に締付けられる。この第1部材1の被密封面としての第1面部6と、第2部材2の被密封面としての第2面部7は、上記一軸心L1 に直交する直交平面Rに対して、30°〜80°の所定傾斜角度θ6 ,θ7 を成すように(なお、40°≦θ6 ≦60°,40°≦θ7 ≦60°とするのがより望ましい)、傾斜状に配設される点は、図1〜図3で述べた通りであって、θ(θ6 ,θ7 )が下限値未満であると、(前述の如く、)締付力を小さくする効果が急に低下する。逆に、θ(θ6 ,θ7 )が上限値を越すと、第1部材1・第2部材2の形状が複雑化し、コンパクト化も難しくなる場合がある。
なお、図4では、15は被接続パイプを示し、例えば、溶接17にて、第1部材1・第2部材2に連結されている場合を示し、図12では、パイプ、あるいは、シリンダバレル,密封容器等を図示省略している。
図12(B),図13(B)は、従来例を示し、本発明の実施形態の図12(A),図13(A)と対比すれば明らかとなるように、従来例では、締付具53にて一軸心L1 に沿った方向に締付けられる第1部材51と第2部材52とを備え、その間に断面矩形(正方形を含む)のシール部材50が介在し、被密封面としての第1面部56・第2面部57は、一軸心L1 に直交平面状として、かつ、相互に平行に対向して配設されている。
これに対し、図12(A),図13(A)、又は、図4,図5に示した本発明の実施形態では、シール部材10は、横断面形状が、正方形,矩形,板片形等の流体密封用シール本体部20と、このシール本体部20から延伸状に連設された延設部21とを、有し、さらに、上記シール本体部20は、被密封面としての第1面部6・第2面部7に平行状に対向する第1シール面31・第2シール面32を有する。この第1シール面31・第2シール面32は、上記一軸心L1 ―――つまりシール軸心L10―――に直交する平面Rに対して、前記傾斜角度θ6 ,θ7 をもって、傾斜している。このようにして、シール部材10のシール本体部20の平行状の第1シール面31と第2シール面32は、各々、第1面部6・第2面部7に対して(締付具3の締付状態で)圧接する。
図4,図5,図12(A),図13(A)に示した実施形態の密封構造は、シール部材10の全体を、締付具3の未締付け状態で、(さらに、締付け状態で、)上述の一軸心L1 と直交する直交平面Rに対して、平行に保つための軸心直交姿勢保持手段Zを、具備する。しかも、本発明の密封構造は、第1部材1と第2部材2の軸心L11,L12の内の少なくとも一方に対して、シール部材10の軸心L10を、締付具3の未締付け状態で、一致させるセンタリング手段Cを、備えている。具体的には、図4,図5,図12(A),図13(A)では、第2面部7が凸状雄部であって、この第2面部7の軸心L12に対して、シール部材10の軸心を、センタリング手段Cにて、一致させている。
図4と図5に於て、軸心直交姿勢保持手段Zについて説明する。シール部材10にはシール軸心L10と直交する方向に、軸心直交壁部22が設けられている。図4と図5では、シール部材10自体が横断面折曲板片状であり、シール本体部20と延設部21の境界線を2点鎖線23をもって図5に示す。つまり、延設部21は、2点鎖線近傍では、傾斜角度θ7 (θ6 )の傾斜壁部を有し、角部24を介して、軸心直交壁部22に連続する折曲形状である。
他方、第2部材2に於ては、傾斜面状の第2面部7の縮径側部に、第2部材2の軸心L12と直交するように、シール部材10の軸心直交壁部22を受持する(環状の)受持平面部25が(切欠状に)形成されている。
軸心直交姿勢保持手段Zは、この受持平面部25と上記軸心直交壁部22とから、構成される。なお、受持平面部25を、第1部材1に設けて、シール部材10の軸心直交壁部23を押す構成とすることも可能である(図示省略)。
次に、センタリング手段Cは、第2部材2に突設された環状突出壁部26(の外周面)と、シール部材10に形成されて上記環状突出壁部26に嵌合する嵌合面部27とから構成される(図5参照)。
さらに、上記嵌合面部27は、図5では、軸心直交壁部22の孔部内周面をもって構成され、かつ、環状突出壁部26は、受持平面部25の内径端から起立している。また、嵌合面部27は軸心直交壁部22の貫孔内周面をもって構成されている。このように、簡易な形状と構造をもって、軸心直交姿勢保持手段Z及びセンタリング手段Cが同時に構成されている。
なお、図示省略するが、環状突出壁部26を第1部材1に設けると共に、この第1部材1の環状突出壁部26に、シール部材10の嵌合面部27を嵌合させて、センタリング手段Cを構成するも自由である。
ところで、図4,図5に於て、第2面部7と受持平面部25との角部に、小切欠部28が形成されている。この角部には、バリ等が発生し易く、また、シール部材10の延設部21の折曲隅部には、粉塵が付着したり、バリ等が発生し易いために、シール部材10が第2面部7・受持平面部25に密接することが難しくなることを、防止できる。なお、第2面部7と受持平面部25との角部に小切欠部28を省略して、図12,図13、及び、図9,図8に示すように、シール部材10において、延設部21の肉厚寸法を小さく設定して、延設部21の内面が、第2面部7に対して微小ギャップをもって遊離させるも、望ましい別の実施形態であって、同様の効果―――シール部材10のシール本体部20が第2面部7に密接し、かつ、軸心直交壁部22が受持平面部25に密接させることができるという効果―――を奏し得る。また、図10の実施例のように、シール部材10の折曲隅部に盗み(凹窪部)33を形成するも、同様の効果が奏せられて好ましい。
また、図4,図5、及び、図12,図13に示した本発明の実施の形態では、締付具3の締付け状態、及び、その直前の未締付け状態で、第1部材1と第2部材2の軸心L11,L12を相互に一致させる嵌め合い構造Hを、備えている。即ち、この嵌め合い構造Hは、第1部材1と第2部材2のいずれか一方に、孔部29を形成し、他方には、この孔部29に密に嵌合する軸部(外周面部)30を形成して、両軸心L11,L12を相互に高精度に一致させる構造である。
なお、図6,図7に各々示した実施例では、拡大側の端面(下端面)が、図5等と相違して、軸心直交面状であるが、このような形状とすることも可能である。また、図7では、シール本体部20の一部分に肉盛部(厚肉部)34を設けて、第1面部6に対する接触面積が大きく広くなって、密封に必要な接触面圧が過小となることを防止している。
図11は、シール部材10の正常姿勢を点線10Aで示し、不良姿勢を実線10Bで示した模式説明図である。この図11に於ては、円錐面を有する(雄側の)第2面部7(図5,図12,図13参照)を、上方まで延長して、円錐形状4として描いた図である。
図4〜図13に示した実施の形態に於ては、前述したように、軸心直交姿勢保持手段Zを備えている。仮に、この軸心直交姿勢保持手段Zが存在しない場合に、実線10Bの如くシール部材が一軸心L1 に対して非直交平面状―――即ち、傾斜面状―――となる可能性が考えられる。
つまり、図4,図5,図12,図13に於て、仮に軸心直交姿勢保持手段Zの無いシール部材10を作業者が第2面部7に嵌込んでゆく際に、目視でその姿勢を決めるほかなく、シール部材10が傾いて実線10Bの如く、第2面部7に嵌合(外嵌)する場合が生ずる。その後、第1部材1を組付けて締付具3にて締付けてゆく際にも、実線10Bの如く傾斜面状に変位する場合もある。
このような傾斜面状(実線10B)の不良姿勢では、第1面部6・第2面部7に接触するシール部材の横断面部位及び接触面圧が周方向に均一とならない。このように、シール部材が第1面部6・第2面部7に対して、周方向で均一に圧接しない場合には、次のような問題が生ずる。
(i) シール部材の周方向の一部からの流体洩れが発生する。 (ii) シール性能(密封性)が不安定となる。(iii) 本発明の基本的目的の一つが低締付力にて十分なシール性能を発揮させることであるにかかわらず、前記 (i)(ii) のような問題が生じた場合に、締付具3を過大に締付けざるを得なくなり、第1面部6・第2面部7の傷付きを発生したり、シール部材を損傷したり、その他の部材に損傷を生ずる。
上述のように、図4〜図13に示した実施形態では、軸心直交姿勢保持手段Zを備えているので、接続作業に於て、熟練を要することなく作業者は簡単に図11の点線10Aのように、シール部材10を設置でき、正常姿勢で締付けて接続作業を完了でき、前記 (i)(ii)(iii)の問題を解決できる。
軸心直交姿勢保持手段Zに、さらに、センタリング手段Cを付加すれば、シール部材10は、一層確実に図11の点線10Aのように、高精度に正常姿勢にスムーズに設置できて、前記 (i)(ii)(iii)の問題を解決できる。
さらに、第1部材1と第2部材2の軸心L11,L12を相互に一致させる嵌め合い構造Hが、付加されると、シール部材10に比較して、十分に大型部品(部材)である第1部材1と第2部材2相互のセンタリング(芯合わせ)が行われるので、軸心直交姿勢保持手段Z及びセンタリング手段Cによる前述の作用・効果が、一層、確実に発揮される。
次に、図12は、本発明に係る密封構造(同図(A))と、従来の密封構造(同図(B))を、対比し、同一接触面圧P0 を発生させるに必要な締付荷重FAy,FByについて比較した図であって、同図(A)に示した本発明の実施形態の締付荷重FAyは、同図(B)に示した従来例の締付荷重FByよりも十分に小さい。つまり、FAy<FBy[数式1]となる。
図12(A)の締付具3の本数をNAとし、各締付具3によって第1部材1と第2部材2に付与すべき力をF1 とすると共に、図12(B)の締付具53の本数をNBとし、各締付具53によって付与すべき力をF0 とすると、以下の数式2,3が成立する。
Ay=F1 ×NA [数式2]
By=F0 ×NB [数式3]
数式2,数式3と上記数式1より、
1 ×NA<F0 ×NB [数式4]
が成立し、図12(A)(本発明)と図12(B)(従来例)とを対比すれば、 (i) 本数NA,NBが同じであれば、F1 <F0 となり、締付具3を、細径として小型化を図り得ると共に、ボルト頭部やナット等を小型化できて、(フランジ等から成る)第1部材1・第2部材2の小型化、軽量化を図り得る。 (ii) 締付けに要する力F1 ,F0 を同じとするならば、NA<NBとなる。即ち、締付具3の本数を従来の締付具53の本数よりも減少できることとなり、締付作業の能率化を図ることができ、(フランジ等から成る)第1部材1・第2部材2の孔加工を容易迅速に行い得ると共に小型化と軽量化も図り得る。
次に、図13は、本発明に係る密封構造(同図(A))と、従来の密封構造(同図(B))を、対比し、同一の締付力によって発生する接触面圧P1 ,P0 について比較した図である。
即ち、FAy=FBy [数式5]
1 >P0 [数式6]
が成立する。
なお、[数式5]を充足するには、締付具3,53によって付与すべき力F0 、及び、本数も同一に設定すればよい。
上記[数式6]から、本発明によれば、密封に必要な十分に大きい接触面圧P1 が確実に得られることが判る。
また、P1 =P0 ならば、FAy<FByとなる。
図12,図13について以上述べた点を、別の表現をもって追加説明すると、図12(B),図13(B)に示す如く、従来の密封構造にあっては、第1面部56・第2面部57―――被密封面―――が締付方向(一軸心L1 )に垂直な面であり、締付荷重FByと、シール部材50からの反力とが、物理的に相等しくなる構造であった。
これに対し、本発明の密封構造にあっては、シール部材10からの反力(ベクトル)の方向が、締付方向(一軸心L1 )と異なる構造としている。このようなシール部材10を、同じく締付方向(一軸心L1 )と異なる角度に形成した第1面部6と第2面部7にて、挾圧することにより、(締付力に比べて)高いシール反力を得ることを実現しているといえる。図13(B)に示した従来例について、本発明における前記傾斜角度θ(θ6 ,θ7 )をもって示すならば、θ=0°に相当する。そして、この0°の時の接触面圧P0 に対し、本発明(図13(A))の場合の接触面圧P1 は、力学的には、次のような数式をもって示される。
1 =P0 / cosθ [数式7]
なお、本発明に於けるシール部材10の材質として、樹脂製,ゴム製,金属製など公知の材料を適用することができる。
中でも、ヘリウムガスや水素ガスのシール部材10そのものの透過が小さい点で、金属製のシール部材10(金属シール)が好適で、ヘリウムガスや水素ガスをシールする場合でも、低締付力で十分な密封性を確保でき、さらに、耐熱性にも優れる。
金属材料としては、アルミニウム,アルミニウム合金,鉄,鉄合金,銅,銅合金が適用できる。
本発明に用いられるシール部材10の全体形状は、円形が望ましいが、これ以外に、楕円形や長円形(競技トラック形)等であっても良く、さらに、角部を大き目のアール形状とした四角形状とすることも、可能である。
また、シール部材10のシール本体部20の横断面形状としては、正方形(図9,図12,図13)、矩形(図8,図10,図5)、台形・平行四辺形(図6,図7)等が挙げ得るが薄い板片状でも良い。
また、第1面部6、第2面部7は、上記一軸心L1 と直交する直交平面Rに対して、所定傾斜角度θ6 ,所定傾斜角度θ7 を成すように傾斜状に設ければよく、第1面部6の所定傾斜角度θ6 と第2面部7の所定傾斜角度θ7 が、θ6 =θ7 (つまり、第1面部と第2面部が平行)、θ6 <θ7 、θ6 >θ7 という態様があり、第1面部6と第2面部7の間に介在するシール部材の断面形状などにより、適宜特定すれば良い。
本発明は、以上詳述したように、締付具3にて一軸心L1 に沿った方向に締付けられる第1部材1と第2部材2を備え、かつ、被密封面として、第1部材1の第1面部6と、第2部材2の第2面部7が、対向して配設された密封構造に於て、上記一軸心L1 と直交する直交平面Rに対して、上記第1面部6、第2面部7が、所定傾斜角度θ6 、所定傾斜角度θ7 を成すように傾斜状に設け、該第1面部6と第2面部7の間にシール部材10を介在させて、上記締付具3の締付け状態で、上記シール部材10が上記第1面部6と第2面部7に圧接するように構成したので、従来よりも小さい締付荷重FAyで、従来と同等の接触面圧P0 が得られる。これにより、締付具3の小型化、及び、第1部材1・第2部材2の薄肉化・コンパクト化・軽量化を達成できる。さらに、これに伴って、装置全体の小型化・軽量化も図り得る。
また、上記所定傾斜角度θ6 ,θ7 が、30°以上80°以下であるため、(30°以上とすることで従来と同等の)十分に高い接触面圧P0 を、小さな締付荷重FAyにて、得ることができる。つまり、下限値未満では、依然、大きな締付荷重FAyを要する。逆に、上限値を越すと、第1部材1・第2部材2の形状が複雑化し、かつ、一軸心L1 方向に沿った寸法を増加して、装置のコンパクト化・軽量化が困難となる。
また、締付具3にて一軸心L1 に沿った方向に締付けられる第1部材1と第2部材2を備え、かつ、被密封面として、第1部材1の第1面部6と、第2部材2の第2面部7が、対向して配設された密封構造に於て、上記一軸心L1 と直交する直交平面Rに対して、上記第1面部6、第2面部7が、所定傾斜角度θ6 、所定傾斜角度θ7 を成すように傾斜状に設けられ、該第1面部6と第2面部7の間にシール部材10を介在させて、上記締付具3の締付け状態で、上記シール部材10が上記第1面部6と第2面部7に圧接するように構成し、さらに、上記シール部材10の全体を、上記締付具3の未締付け状態で、上記一軸心L1 と直交する上記直交平面Rに対して平行に保つための軸心直交姿勢保持手段Zを具備する構成であるので、従来よりも小さい締付荷重FAyで、従来と同等の接触面圧P0 が得られる。これにより、締付具3の小型化、及び、第1部材1・第2部材2の薄肉化・コンパクト化・軽量化を達成できる。さらに、これに伴って、装置全体の小型化・軽量化も図り得る。しかも、シール部材10の全体が軸心直交姿勢保持手段Zによって、一軸心L1 と直交する直交平面Rと平行に確実に維持されつつ、締付けられてゆくので、シール部材10は、 360°全周にわたって、第1面部6・第2面部7に対しての接触姿勢、接触部位、接触面圧が均一となり、 360°全周のいずれの部分も確実に密封性能を発揮し、シール全体として優れたシール性能(密封性)を発揮する。しかも、シール部材10を第2面部7(又は第1面部6)上にセットする作業が、熟練を要さずに、正常姿勢(図11の点線10A参照)に容易かつ迅速に行い得る。このように、低締付力をもって、シール部材10の優れたシール性能が安定して発揮される。また、締付具3を適正なトルクにて締付けるだけで済み、シール部材10、被密封面等の損傷を防止できる。
また、上記第1部材1と第2部材2の軸心L11,L12の少なくとも一方に対し、上記シール部材10の軸心L10を、上記締付具3の未締付け状態で、一致させるセンタリング手段Cを備えている構成であるので、シール部材10の軸心L10は、被密封面を有する第2部材2(又は第1部材1)の軸心L12(又は軸心L11)に対して一致しつつ、軸心直交姿勢保持手段Zの姿勢維持作用との相乗効果を奏し、一層、シール部材10は全周にわたって、第1面部6・第2面部7に対する接触姿勢、接触部位、接触面圧が均一化し、全周のいずれの部分も確実に高い密封性能を発揮できる。
さらに、シール部材10を正常姿勢に設置する作業が熟練を要さずに容易かつ確実に行い得る。
また、上記未締付け状態及び締付け状態で、上記第1部材1と第2部材2の軸心L11,L12を相互に一致させる嵌め合い構造Hを備えているので、大容積を占める第1部材1・第2部材2の全体のセンタリングも確実に行われて、軸心直交姿勢保持手段Zによるシール部材10の正常な姿勢維持作用に加勢して、一層安定した優れたシール性能を、発揮させ得ることとなる。
また、上記軸心直交姿勢保持手段Zは、上記シール部材10の軸心L10と直交する方向に、上記シール部材10の一部に形成された軸心直交壁部22と、上記第1部材1又は第2部材2の軸心L11,L12と直交するように、上記第1部材1又は第2部材2に設けられ、上記シール部材10の上記軸心直交壁部22を受持する受持平面部25とから、構成されているので、シール部材10側には軸心直交壁部22を簡単に付加形成できると共に、第1部材1又は第2部材2には、小さな円環状としての受持平面部25を簡単に付加形成可能であり、全体の容積が増加せず、コンパクトな外形を維持可能である。
また、上記センタリング手段Cは、上記第1部材1又は第2部材2に突設された環状突出壁部26と、上記シール部材10に形成されて上記環状突出壁部26に嵌合する嵌合面部27とから、構成されているので、シール部材10には簡単に嵌合面部27を付加形成可能であると共に、第2部材2(第1部材1)側には、簡単に環状突出壁部26を付加形成可能であり(図5又は図12,図13参照)、全体の容積が増加せず、コンパクトな外形を維持できる。
また、上記所定傾斜角度θ6 ,θ7 が、30°以上80°以下であるため、(30°以上とすることで従来と同等の)十分に高い接触面圧P0 を、小さな締付荷重FAyにて、得ることができる。つまり、下限値未満では、依然、大きな締付荷重FAyを要する。逆に、上限値を越すと、第1部材1・第2部材2の形状が複雑化し、かつ、一軸心L1 方向に沿った寸法を増加して、装置のコンパクト化・軽量化が困難となる。
1 第1部材
2 第2部材
3 締付具
6 第1面部
7 第2面部
10 シール部材
22 軸心直交壁部
25 受持平面部
26 環状突出壁部
27 嵌合面部
θ(θ6 ,θ7 ) 傾斜角度
C センタリング手段
H 嵌め合い構造
1 一軸心
10 シール軸心
11,L12 軸心
R 直交平面
Z 軸心直交姿勢保持手段

Claims (7)

  1. 締付具(3)にて一軸心(L1 )に沿った方向に締付けられる第1部材(1)と第2部材(2)を備え、かつ、被密封面として、第1部材(1)の第1面部(6)と、第2部材(2)の第2面部(7)が、対向して配設された密封構造に於て、
    上記一軸心(L1 )と直交する直交平面(R)に対して、
    上記第1面部(6)、第2面部(7)が、所定傾斜角度(θ6 )、所定傾斜角度(θ7 )を成すように傾斜状に設け、
    該第1面部(6)と第2面部(7)の間にシール部材(10)を介在させて、上記締付具(3)の締付け状態で、上記シール部材(10)が上記第1面部(6)と第2面部(7)に圧接するように構成したことを特徴とする密封構造。
  2. 締付具(3)にて一軸心(L1 )に沿った方向に締付けられる第1部材(1)と第2部材(2)を備え、かつ、被密封面として、第1部材(1)の第1面部(6)と、第2部材(2)の第2面部(7)が、対向して配設された密封構造に於て、
    上記一軸心(L1 )と直交する直交平面(R)に対して、
    上記第1面部(6)、第2面部(7)が、所定傾斜角度(θ6 )、所定傾斜角度(θ7 )を成すように傾斜状に設けられ、
    該第1面部(6)と第2面部(7)の間にシール部材(10)を介在させて、上記締付具(3)の締付け状態で、上記シール部材(10)が上記第1面部(6)と第2面部(7)に圧接するように構成し、さらに、上記シール部材(10)の全体を、上記締付具(3)の未締付け状態で、上記一軸心(L1 )と直交する上記直交平面(R)に対して平行に保つための軸心直交姿勢保持手段(Z)を具備することを特徴とする密封構造。
  3. 上記第1部材(1)と第2部材(2)の軸心(L11)(L12)の少なくとも一方に対し、上記シール部材(10)の軸心(L10)を、上記締付具(3)の未締付け状態で、一致させるセンタリング手段(C)を備えている請求項2記載の密封構造。
  4. 上記未締付け状態及び締付け状態で、上記第1部材(1)と第2部材(2)の軸心(L11)(L12)を相互に一致させる嵌め合い構造(H)を備えている請求項2又は3記載の密封構造。
  5. 上記軸心直交姿勢保持手段(Z)は、
    上記シール部材(10)の軸心(L10)と直交する方向に、上記シール部材(10)の一部に形成された軸心直交壁部(22)と、
    上記第1部材(1)又は第2部材(2)の軸心(L11)(L12)と直交するように、上記第1部材(1)又は第2部材(2)に設けられ、上記シール部材(10)の上記軸心直交壁部(22)を受持する受持平面部(25)とから、
    構成されている請求項2記載の密封構造。
  6. 上記センタリング手段(C)は、上記第1部材(1)又は第2部材(2)に突設された環状突出壁部(26)と、上記シール部材(10)に形成されて上記環状突出壁部(26)に嵌合する嵌合面部(27)とから、構成されている請求項3記載の密封構造。
  7. 上記所定傾斜角度(θ6 )(θ7 )が、30°以上80°以下である請求項1,2,3,4,5又は6記載の密封構造。



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