JP2017199956A - 放送受信状態提供装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】放送波の受信状態を、他の装置に対して提供することにより、コンテンツを放送波経由で取得するか通信経由で取得するかを判断することを可能とする。【解決手段】放送受信状態提供装置は、チューナー部と、復調部と、復号部と、受信状態取得部と、装置状態取得部と、情報提供部とを備える。チューナー部は、放送信号を受信する。復調部は、前記チューナー部が受信した前記放送信号を復調する。復号部は、前記復調部で復調された前記放送信号からコンテンツデータを復号する。受信状態取得部は、前記チューナー部と前記復調部と前記復号部との少なくともいずれかから受信状態の情報を取得する。装置状態取得部は、自装置の状態である装置状態の情報を取得する。情報提供部は、前記受信状態取得部から渡される前記受信状態の情報と、前記装置状態取得部から渡される前記装置状態の情報とを、外部の装置に提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信状態提供装置およびプログラムに関する。
放送信号の受信状態を把握し、その受信状態に基づいてその放送信号を選局して受信するか否かを決定する技術が存在する。
特許文献1には、放送波の受信状態と受信時の位置情報とを併せて履歴として蓄積することで、その履歴から簡便に受信状態を取得する技術が記載されている。
特開2006−121501号公報
今後は、放送波による放送コンテンツの伝送と同時(またはほぼ同時)に、同一のコンテンツを通信により(例えば、インターネットを介した通信により)配信するサービスの普及も見込まれる。
また、装置間の近距離通信により、放送信号を受信した装置から他の装置へ、放送コンテンツを転送する利用形態も増える可能性がある。ここで、装置とは、例えば、テレビ受像機や携帯型の情報機器等である。
そのような放送波と通信とで同時にコンテンツが配信される状況においても、良好な状態で、且つ経済的に、コンテンツのデータを取得できることが望まれる。より具体的には、コンテンツが放送波や通信(インターネット等)など複数の配信メディアで配信されているとき、どの配信メディアを利用して取得することがいいか判定するために、放送の受信状態の情報が適切に提供されることが望まれる。
本発明は、上記のような事情を考慮して為されたものであり、放送波の受信状態を、他の装置に対して提供することのできる放送受信状態提供装置およびそのプログラムを提供しようとするものである。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様による放送受信状態提供装置は、放送信号を受信するチューナー部と、前記チューナー部が受信した前記放送信号を復調する復調部と、前記復調部で復調された前記放送信号からコンテンツデータを復号する復号部と、前記チューナー部と前記復調部と前記復号部との少なくともいずれかから受信状態の情報を取得する受信状態取得部と、自装置の状態である装置状態の情報を取得する装置状態取得部と、前記受信状態取得部から渡される前記受信状態の情報と、前記装置状態取得部から渡される前記装置状態の情報とを、外部の装置に提供する情報提供部と、を具備する。
[2]また、本発明の一態様は、上記の放送受信状態提供装置において、前記受信状態の情報は、前記チューナー部が受信した際に計測される前記放送信号の信号強度と、前記チューナー部が受信した際に計測される前記放送信号の信号対雑音比と、前記チューナー部が受信した際に計測される前記放送信号の搬送波電力対雑音電力比と、前記復調部が復調する際に算出する復調におけるエラー率と、前記復号部が復号する際に算出する復号におけるエラー率と、受信サービス識別子と、受信周波数と、変調パラメーターとの少なくともいずれかを含むものである、ことを特徴とする。
[3]また、本発明の一態様は、上記の放送受信状態提供装置において、前記装置状態の情報は、前記装置状態取得部が取得する情報であって、自装置の位置の情報と、自装置の速度の情報と、自装置の加速度の情報と、自装置の姿勢の情報と、自装置の位置における天候情報との少なくともいずれかを含むものである、ことを特徴とする。
[4]また、本発明の一態様は、上記の放送受信状態提供装置において、前記復調部は、復調した結果である復調データを前記情報提供部に渡し、前記情報提供部は、渡された前記復調データを前記外部の装置に提供する、ことを特徴とする。
[5]また、本発明の一態様は、上記の放送受信状態提供装置において、前記復号部は、復号した結果である復号データを前記情報提供部に渡し、前記情報提供部は、渡された前記復号データを前記外部の装置に提供する、ことを特徴とする。
[6]また、本発明の一態様は、放送信号を受信するチューナー部を備えるコンピューターを、上記[1]から[5]までのいずれかに記載の放送受信状態提供装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、放送受信状態提供装置に放送波の受信状態や装置の状態を提供する機能を設けることで、放送受信機能を持たない装置やアプリケーションにおいて、放送受信状態の取得を可能にする。放送受信機能を持たない装置において、放送波の受信状態や受信データの転送を受け取ることができるようになることで、放送波と通信の優位性の比較がはじめて可能になり、その装置が放送波と通信の両者によるコンテンツ取得が可能であるとき、より配信品質の高いメディアを利用できるようになる。その装置は、上記の復調データあるいは復号データの提供を受けるようにすることも可能である。放送の配信コストは一定であるため、放送による配信の品質が高いときには配信者にとって低コストでコンテンツ配信が可能になる。通信を利用していたユーザーの装置が放送波を利用するようになることで、通信可能帯域が広がり他の用途での有効活用が図られる。
本発明の実施形態による放送受信状態提供装置の概略機能構成を示すブロック図である。 同実施形態による放送受信状態提供装置および放送受信状態利用装置での処理手順を示すフローチャートである。 同実施形態による情報提供部が収集して放送受信状態利用装置に渡すデータ(提供情報)の構成例を示す概略図である。
次に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態による放送受信状態提供装置の概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、放送受信状態提供装置1は、チューナー部11と、復調部12と、復号部13と、受信状態取得部21と、装置状態取得部22と、情報提供部24とを含んで構成される。また、図示するように、放送受信状態提供装置1は、放送受信状態利用装置3との間で、通信等による情報のやり取りを行う。また、放送受信状態提供装置1は、コンテンツ提示装置2にコンテンツの情報(映像信号や音声信号)を供給する。
なお、同図においては、放送受信状態提供装置1とコンテンツ提示装置2と放送受信状態利用装置3とをそれぞれ1台ずつ含む構成で示したが、これらの装置がそれぞれ複数台存在していてもよい。また、コンテンツ提示装置2は存在しなくてもよく、その場合にも放送受信状態提供装置1と放送受信状態利用装置3とは相互に通信しながら動作する。
放送受信状態提供装置1は、放送受信状態利用装置3からの制御信号に基づいてテレビなどの放送信号を受信し、受信した放送信号の復調および復号を行う。この過程で、放送受信状態提供装置1は、受信状態を計測する。受信状態とは、受信した信号(電波)の強度や、復号後に算出される符号誤り率などである。また、放送受信状態提供装置1は、自装置自体の状態を表す装置状態を取得する。装置状態とは、放送受信状態提供装置1自身の位置情報(緯度、経度、標高)や、放送受信状態提供装置1自身の速度および加速度の情報などである。そして、放送受信状態提供装置1は、上記の受信状態の情報と、装置状態の情報と、受信した放送信号から得られた受信データ(復調データ、復号データ)とを、放送受信状態利用装置3に提供する。
なお、以下において、受信状態の情報や、装置状態の情報や、受信データを、まとめて「提供情報」と呼ぶ場合がある。放送受信状態提供装置1から放送受信状態利用装置3に提供される情報の詳細については、後で詳述する。
放送受信状態提供装置1は、一例として、テレビ受像機の内部に設けられる。放送受信状態提供装置1が有する各機能は、電気回路・電子回路を用いて実現される。あるいは、テレビ受像機の内部に設けられているコンピューターが実行するプログラムとして、放送受信状態提供装置1の機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。
放送受信状態提供装置1は、また、一例として、パーソナルコンピューター(PC)や、スマートフォン(スマホ)や、タブレット端末や、ウェアラブル端末などといった情報機器の内部に設けられる。あるいは、これらの情報機器が備えるコンピューターが実行するプログラムとして、放送受信状態提供装置1の機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。
放送受信状態提供装置1は、また、一例として、他の機器の内部に設けられる形態ではなく、独立の装置として実現される。この場合も、コンピューターが実行するプログラムとして、放送受信状態提供装置1の機能の一部または全部を実現するようにしてもよい。独立の装置として構成される場合、放送受信状態提供装置1は、例えば、建物内に置かれ、その建物内の放送受信状態利用装置3に対して上記の提供情報を提供する。また、放送受信状態提供装置1は、公共のスペースに設置され、近傍の放送受信状態利用装置3に対して上記の提供情報を提供する。
放送受信状態利用装置3は、具体的例としては、テレビ受像機やパーソナルコンピューターや、スマートフォンや、タブレット端末や、ウェアラブル端末などといった機器である。放送受信状態利用装置3は、内部にテレビ放送を受信するための受信機の機能を備えている。放送受信状態利用装置3が備えているコンピューターが、テレビ放送を受信するための受信機の少なくとも一部の機能を実現したプログラム(「アプリ」と呼ばれる場合もある)を実行するようにしてもよい。また、放送受信状態利用装置3は、インターネットプロトコル(IP)等のプロトコルを用いて、通信回線(例えば、インターネット)を介して、外部の装置と通信する機能を備えている。テレビ放送の番組が、放送信号の送出と同時(またはほぼ同時)に、外部のコンテンツ配信サーバー装置から配信されている場合、放送受信状態利用装置3は、通信で配信される番組を受信することができる。つまり、コンテンツ配信サーバー装置からの同時配信が行われている場合、放送受信状態利用装置3は、放送信号によって番組を受信することもでき、通信を介して同番組を受信することもできる。放送受信状態利用装置3は、放送受信状態提供装置1から提供される提供情報を受け取ると、その提供情報に基づいて、放送信号で番組を受信したほうが良いか、通信で番組を受信したほうが良いかを判断することができる。
なお、放送受信状態提供装置1と放送受信状態利用装置3との間の双方向の通信は、無線または有線の媒体を用いて、例えばインターネットプロトコルなどといったプロトコルを用いて行うようにする。
コンテンツ提示装置2は、放送受信状態提供装置1によって復号されたデータを提示するものである。コンテンツ提示装置2が提示するデータには、映像(テレビ放送番組の映像)や文字テキスト(データ放送や、字幕のテキスト)などが含まれており、コンテンツ提示装置2は、これらの映像や文字テキストを、適宜、表示画面に表示する。また、コンテンツ提示装置2が提示するデータには、音声(テレビ放送番組の音声)が含まれており、コンテンツ提示装置2は、この音声を、スピーカーやイヤフォン端子等から出力する。
次に、放送受信状態提供装置1が備える各部の機能について説明する。
チューナー部11は、放送信号を受信する。放送信号は、電波により、空中を伝搬してくる。なお、チューナー部11がケーブルテレビのケーブルで伝送される放送信号を受信するようにしてもよいが、受信状態が比較的変化しやすいのは、電波による伝搬の場合である。チューナー部11は、放送受信状態利用装置3からの情報要求の制御信号に基づいて、適宜、選局動作を行い、要求されたチャンネル(周波数帯)の放送信号を受信するようにする。なお、放送受信状態利用装置3からの制御信号に基づかず、自律的にチューナー部11が選局および受信を行うようにしてもよい。チューナー部11は、受信した放送信号を、復調部12に渡す。
また、チューナー部11は、受信強度を測定し、受信強度に関する情報を、受信状態取得部21に渡す。受信強度に関する情報は、例えば、信号強度(信号そのものの強度)、SNR(signal-to-noise ratio,信号対雑音比)、CNR(carrier-to-noise ratio,搬送波電力対雑音電力比)などの値を含む。また、チューナー部11は、受信した放送信号に関して、受信サービス識別子、受信周波数、変調パラメーターの情報を取得し、これらの情報を受信状態取得部21に渡す。
復調部12は、チューナー部11が受信した放送信号を復調する。復調部12は、放送信号の規格に応じた復調処理を行う。例えば、復調部12は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,直交周波数分割多重)復調処理を行う。復調部12は、復調した結果得られるデータを、復号部13に渡す。
また、復調部12は、復調の処理の際にビットエラー率(BER,bit error rate)を算出し、ビットエラー率の情報を、受信状態の情報の一部として、受信状態取得部21に渡す。また、復調部12は、復調した結果得られるデータ(復調データ)の少なくとも一部を、受信状態取得部21に渡す。
復号部13は、復調部12からデータを受けとり、符号化されている映像や音声のコンテンツを復号する。復号部13は、復号処理によって得られた映像や音声のデータを、コンテンツ提示装置2に渡す。
また、復号部13は、復号の処理の際にエラー率を算出し、このエラー率の情報を、受信状態の情報の一部として、受信状態取得部21に渡す。また、復号部13は、復号した結果得られるデータ(復号データ)の少なくとも一部を、受信状態取得部21に渡す。
受信状態取得部21は、チューナー部11と復調部12と復号部13とからデータを受けとり、それらのデータを情報提供部24に渡す。具体的には、受信状態取得部21は、チューナー部11から受け取った信号強度、SNR、CNR、受信サービス識別子、受信周波数、変調パラメーター等の情報を、受信状態の情報として情報提供部24に渡す。受信状態取得部21は、復調部12から受け取った復調におけるエラー率(BER)等の情報を、受信状態の情報として情報提供部24に渡す。受信状態取得部21は、復号部13から受け取った復号におけるエラー率等の情報を、受信状態の情報として情報提供部24に渡す。なお、上に列記した情報の一部のみを受信状態取得部21が受け取って情報提供部24に渡すようにしてもよい。つまり、受信状態取得部21は、チューナー部11と復調部12と復号部13との少なくともいずれかから受信状態の情報を取得するようにしてもよい。
また、受信状態取得部21は、復調部12から受け取った復調データ、および復号部13から受け取った復号データを、情報提供部24に渡す。
装置状態取得部22は、装置(自装置)の状態を示す情報を取得し、その装置状態の情報を、情報提供部24に渡す。ここで、装置状態とは、例えば、放送受信状態提供装置1の位置や、移動の速度や、加速度や、放送受信状態提供装置1の姿勢や、放送受信状態提供装置1の位置における天候等である。装置状態取得部22が装置状態の情報を取得するための具体的な方法を下に述べる。
装置状態取得部22は、GPS衛星からのGPS信号を受信し、その信号に基づいて自装置の位置を取得する。「GPS」は「グローバル・ポジショニング・システム」の略である。また、装置状態取得部22は、必要に応じて、後述する加速度センサーによって得られる加速度を2回積分することにより、GPS信号に基づいて算出された位置を補正してもよい。なお、位置の情報は、緯度と経度によって表される。位置の情報として、さらに標高の情報を含めてもよい。標高は、平均海面からの高さである。
装置状態取得部22は、上記のGPS信号によって得られた位置を時間で微分することにより速度を取得する。なお、装置状態取得部22は、加速度を1回積分して得られる情報により、速度を補正してもよい。速度は、地平に相当する平面における2次元の値で表される。速度として、さらに高さ方向の速度の情報を含めてもよい。
装置状態取得部22は、3次元加速度センサーを備え、この加速度センサーにより加速度を取得する。加速度の情報は、3次元の数値で表される。
装置状態取得部22は、上記の加速度センサーから得られる加速度の情報に基づき、自装置の姿勢の情報を取得する。ここで、姿勢の情報は、直行する3次元の軸のそれぞれにおける、基準姿勢からの回転角(−180度から+180度まで)の値として表される。
装置状態取得部22は、内部に温度計および気圧計を備え、これにより、それぞれ、温度および気圧の情報を取得する。温度および気圧は、天候の情報の一部である。さらに、装置状態取得部22は、インターネット等を経由した通信により、外部の天候サーバー装置から、自装置の位置における直近の天候の情報を取得する。具体的には、装置状態取得部22は、自装置の位置情報(緯度、経度)を天候サーバー装置宛に送信し、その位置の天候を問い合わせる。そして、装置状態取得部22は、この問合せへのレスポンスとして天候サーバー装置から送られてくる天候の情報を取得する。装置状態取得部22が受信する天候の情報は、直近の天気(晴れ、曇り、雨、雪等の区別)と、雨の場合における直近の所定時間での降雨量、雪の場合における直近の所定時間での降雪量の情報を含む。なお、激しい雨や雪は、テレビ放送(特に衛星放送)の受信状態に大きく影響する場合がある。
情報提供部24は、受信状態取得部21および装置状態取得部22から渡された情報(それぞれ、受信状態の情報と、装置状態の情報)を、外部の放送受信状態利用装置3に提供(送信)する。
次に、放送受信状態提供装置および放送受信状態利用装置による処理の手順について、説明する。
図2は、放送受信状態提供装置および放送受信状態利用装置による処理手順を示すフローチャートである。なお、同図において、ステップS11からS15までは放送受信状態提供装置1による処理であり、ステップS31からS32までは放送受信状態利用装置3による処理である。また、同図内の破線矢印は、これら両装置間で渡される情報の流れを示している。以下、このフローチャートに沿って説明する。
まずステップS31において、放送受信状態利用装置3は、放送受信状態提供装置1に対して情報を要求する。そのため、放送受信状態利用装置3は、放送受信状態提供装置1に対して「開始制御」の制御信号を送信する。この開始制御の信号には、テレビ放送のチャンネルを指定する情報が含まれる。
次にステップS32において、放送受信状態利用装置3は、放送受信状態提供装置1からの応答を受信する動作を開始する。
一方、放送受信状態提供装置1は、放送受信状態利用装置3からの開始制御の制御信号を受信すると、ステップS11以後の処理を開始する。
まずステップS11において、放送受信状態提供装置1は、放送受信状態利用装置3から受信した開始制御の信号に基づいて、チューナー部11を制御する。これにより、チューナー部11は、放送受信状態利用装置3から指定されたチャンネルを選局し、放送信号の受信を開始する。以後、チューナー部11は、放送信号を受信し続ける。なお、チューナー部11は、受信強度に関する情報を、受信状態取得部21に渡す。
次にステップS12において、放送受信状態提供装置1の復調部12は、受信した放送信号を復調する。なお、復調部12は、復調の際に算出したビットエラー率の情報を、受信状態取得部21に渡す。また、復調部12は、復調データを受信状態取得部21に渡す。
次にステップS13において、放送受信状態提供装置1の復号部13は、復調部12によって復調されたデータに基づき、映像や音声等の復号処理を行う。なお、復号部13は、復号処理の際に算出したエラー率の情報を、受信状態取得部21に渡す。また、復号部13は、復号データを受信状態取得部21に渡す。
次にステップS14において、放送受信状態提供装置1の装置状態取得部22は、その時点での放送受信状態提供装置1の状態を取得する。なお、ここで取得される装置状態の内容は、前述の通りである。
次にステップS15において、放送受信状態提供装置1の情報提供部24は、各部から受け取った情報を、放送受信状態利用装置3に送信する。具体的には、情報提供部24は、受信状態取得部21から受け取る受信状態の情報と、装置状態取得部22から受け取る装置状態の情報を、放送受信状態利用装置3に送信する。さらに、情報提供部24は、受信状態取得部21から受け取る復調データおよび復号データを、放送受信状態利用装置3に送信する。
ステップS15において放送受信状態提供装置1から送信された情報(受信状態、装置状態、復調データ、復号データ)は、放送受信状態利用装置3側で受信される。
ここまでの処理が終了すると、放送受信状態利用装置3側の処理はステップS32に戻る。また、放送受信状態提供装置1側の処理はステップS12に戻る。
なお、なお、ここでは、放送受信状態提供装置1側のステップS12からS15までの処理をシーケンシャルな処理として説明したが、これらの処理のうちの一部または全部が並行していてもよい。放送受信状態提供装置1の情報提供部24は、前回送信以後の受信状態、装置状態、復調データ、復号データを、ステップS15で送信するという動作を繰り返す。
図3は、本実施形態における情報提供部24が収集して放送受信状態利用装置3に渡すデータ(提供情報)の構成例を示す概略図である。同図に示すように、本データは、受信状態と装置状態と受信データ(復調後、復号後)の組み合わせと、日時情報とを関連付けたものである。同図における1行分のデータが、1回の送信で情報提供部24から放送受信状態利用装置3に渡されるデータである。同図では、1秒ごとの時系列でデータが存在しているが、データの時間間隔は任意である。また、情報提供部24は、放送受信状態利用装置3にデータを送信した後すぐにそのデータを破棄してもよいし、ある程度の時間にわたってデータを蓄積しておいてもよい。
同図では、受信状態の情報は、信号強度、SNR、CNR、復調におけるエラー率、復号におけるエラー率、受信サービス識別子、受信周波数、変調パラメーターを含む。なお、受信状態の情報として、ここに列挙した情報の一部のみを持つようにしてもよい。また、受信状態の情報として、ここに列挙した情報以外の情報を含めてもよい。
また、同図では、装置状態の情報は、位置、速度、加速度、姿勢、天候を含む。なお、装置状態の情報として、ここに列挙した情報の一部のみを持つようにしてもよい。また、装置状態の情報として、ここに列挙した情報以外の情報を含めてもよい。
また、同図では、受信データは、復調データおよび復号データを含む。なお、受信データとして、ここに列挙した情報の一部のみを持つようにしてもよい。また、受信データとして、ここに列挙した情報以外の情報を含めてもよい。
情報提供部24は、データを蓄積する場合、時系列にデータを分析し、その分析結果を付加して放送受信状態利用装置3に提供してもよい。また、情報を受け取った放送受信状態利用装置3の側で、時系列にデータを分析し、その分析結果を、受信する信号の選択判断(放送信号から得られるコンテンツのデータを利用するか、通信経由で得られるコンテンツのデータを利用するか)に利用してもよい。
例えば、放送受信状態提供装置1を所持するユーザーが乗り物(例えば自動車や鉄道など)で高速に移動し続けている場合、装置状態に含まれる位置情報あるいは速度情報から、装置の移動の状況が、装置における放送信号の受信状態と関連付ける形で把握される。
また、例えば、激しい降雨あるいは降雪の状況において、装置状態に含まれる天候の情報が、装置における放送信号の受信状態と関連付ける形で把握される。また、それらの情報を時系列に把握することも可能となる。
なお、前述のように、実施形態における放送受信状態提供装置や、放送受信状態利用装置や、コンテンツ提示装置の機能の一部または全部をコンピューターで実現するようにしても良い。その場合、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本実施形態によれば、放送受信状態提供装置1は、受信状態の情報と装置状態の情報と受信データ(復調データまたは復号データ、あるいはそれら両方)を放送受信状態利用装置3に提供する。
これにより、放送受信状態利用装置3は、放送受信状態提供装置1における受信状態および装置状態の情報を取得できる。これにより、放送受信状態利用装置3は、どの経路で取得したコンテンツを提示するのが良いかを判断することができる。このとき、放送受信状態利用装置3は、提示するコンテンツのデータの質と、コンテンツを受け取るためのコストとを勘案した判断をおこなうことができる。
一般に、コンテンツを含んだ放送信号を空中波として伝送するコストは相対的に低く、コンテンツのデータをWAN(広域通信網。インターネットや専用回線等)で伝送するコストは相対的に高い。放送受信状態提供装置1から放送受信状態利用装置3に復調済あるいは復号済のコンテンツデータを伝送するためのコストは、装置間の近距離通信を用いる場合には、通常は相対的に低い。つまり、放送受信状態提供装置1において受信する放送信号の強度(信号の絶対的な強度、あるいはノイズに対する信号強度の比率)が所定のレベルよりも高く安定している場合には、放送受信状態提供装置1で放送信号として受信したコンテンツのデータを放送受信状態利用装置3に送信して提示することは合理的である。一方、放送受信状態提供装置1において受信する放送信号の強度が足りない場合、あるいは不安定な場合には、コンテンツのデータの質を確保するためには、放送受信状態利用装置3が通信経由でコンテンツの配信を受ける方が有利である。
放送受信状態利用装置3が放送受信機能を持たない場合には、放送受信状態利用装置3は、放送受信状態提供装置1から受け取る受信状態および装置状態の情報に基づいて、放送受信状態提供装置1からコンテンツのデータを受け取るか、通信によるコンテンツ配信のデータを受け取るかを選択する。
放送受信状態利用装置3が放送受信機能を持つ場合には、上記の選択に加えてさらに、放送受信状態利用装置3自身における受信状態に基づいて、放送受信状態利用装置3自身が受信した放送信号からコンテンツデータを取得して提示するという選択肢もある。
放送受信状態利用装置3が複数の放送受信状態提供装置1と通信し合うことが可能な状況においては、放送受信状態利用装置3はさらに、どの放送受信状態提供装置1における受信状態が良いか、即ち、どの放送受信状態提供装置1からコンテンツのデータを受け取るのが良いかを選択することもできる。
例えば、居室内に放送受信状態提供装置1が設置されている場合、放送受信状態利用装置3は、その放送受信状態提供装置1からコンテンツンデータを受け取って提示するか、放送受信状態利用装置3自身がインターネット等を介して配信サーバー装置からコンテンツデータを受信して提示するかを選択することが可能である。その居室内に複数の放送受信状態利用装置3が存在する場合、それらの各々の放送受信状態利用装置3が、この選択を行える。
また、例えば、乗り物(自動車、電車、船等)の中に複数のスマートフォン等の情報機器が存在し、それらの情報機器の各々が放送受信状態提供装置1としても放送受信状態利用装置3としても機能し得る場合、各情報機器が放送受信状態提供装置1として他の情報機器に対して受信状態と装置状態とを提供することができる。これにより、それらの情報機器の中で最も有利な状況にいる情報機器(例えば、受信状態が良い情報機器)を選択し、その情報機器が他の情報機器に対してコンテンツのデータを提供するようにできる。
このように本実施形態では、機器間で協調動作しながら、良好な状態でコンテンツのデータを取得し、利用することができるようになる。
以上、実施形態を説明したが、本発明はさらに次のような変形例でも実施することが可能である。
例えば、上記実施形態ではテレビの放送信号を対象として処理を行ったが、テレビ放送ではなくラジオの放送信号(音声のみ)を対象として同様の処理を行うようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、映像や音声等のコンテンツを配信する事業(放送事業を含む)において利用可能である。また、本発明は、コンテンツ配信事業で用いられる装置あるいはコンピュータープログラムにおいて利用可能である。
1 放送受信状態提供装置
2 コンテンツ提示装置
3 放送受信状態利用装置
11 チューナー部
12 復調部
13 復号部
21 受信状態取得部
22 装置状態取得部
24 情報提供部

Claims (6)

  1. 放送信号を受信するチューナー部と、
    前記チューナー部が受信した前記放送信号を復調する復調部と、
    前記復調部で復調された前記放送信号からコンテンツデータを復号する復号部と、
    前記チューナー部と前記復調部と前記復号部との少なくともいずれかから受信状態の情報を取得する受信状態取得部と、
    自装置の状態である装置状態の情報を取得する装置状態取得部と、
    前記受信状態取得部から渡される前記受信状態の情報と、前記装置状態取得部から渡される前記装置状態の情報とを、外部の装置に提供する情報提供部と、
    を具備することを特徴とする放送受信状態提供装置。
  2. 前記受信状態の情報は、前記チューナー部が受信した際に計測される前記放送信号の信号強度と、前記チューナー部が受信した際に計測される前記放送信号の信号対雑音比と、前記チューナー部が受信した際に計測される前記放送信号の搬送波電力対雑音電力比と、前記復調部が復調する際に算出する復調におけるエラー率と、前記復号部が復号する際に算出する復号におけるエラー率と、受信サービス識別子と、受信周波数と、変調パラメーターとの少なくともいずれかを含むものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信状態提供装置。
  3. 前記装置状態の情報は、前記装置状態取得部が取得する情報であって、自装置の位置の情報と、自装置の速度の情報と、自装置の加速度の情報と、自装置の姿勢の情報と、自装置の位置における天候情報との少なくともいずれかを含むものである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信状態提供装置。
  4. 前記復調部は、復調した結果である復調データを前記情報提供部に渡し、
    前記情報提供部は、渡された前記復調データを前記外部の装置に提供する、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の放送受信状態提供装置。
  5. 前記復号部は、復号した結果である復号データを前記情報提供部に渡し、
    前記情報提供部は、渡された前記復号データを前記外部の装置に提供する、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の放送受信状態提供装置。
  6. 放送信号を受信するチューナー部を備えるコンピューターを、
    請求項1から5までのいずれか一項に記載の放送受信状態提供装置として機能させるためのプログラム。
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