JP2016092539A - 携帯通信端末、およびプログラム - Google Patents

携帯通信端末、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016092539A
JP2016092539A JP2014223240A JP2014223240A JP2016092539A JP 2016092539 A JP2016092539 A JP 2016092539A JP 2014223240 A JP2014223240 A JP 2014223240A JP 2014223240 A JP2014223240 A JP 2014223240A JP 2016092539 A JP2016092539 A JP 2016092539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viewing
communication terminal
program
smartphone
mobile communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014223240A
Other languages
English (en)
Inventor
貢 品川
Mitsugu Shinagawa
貢 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014223240A priority Critical patent/JP2016092539A/ja
Publication of JP2016092539A publication Critical patent/JP2016092539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】携帯通信端末が移動中であっても予約された番組を視聴または録画することが可能な携帯通信端末を提供する。
【解決手段】携帯端末装置のCPUが実行する処理は、携帯通信端末の過去の位置情報を含む移動履歴から特定される移動パターンに基づいて、視聴/録画開始時刻における、現在位置からの移動先を推定するステップ(S14)と、複数の視聴エリアの各々と当該視聴エリアにおいて受信可能な放送波の物理チャンネルと当該物理チャンネルの放送波から得られる番組を識別する識別情報とを互いに対応付けている情報に基づいて、移動先の視聴エリアに対応する物理チャンネルおよび識別情報をチャンネルリストに設定するステップ(S16)と、チャンネルリストに基づいて視聴/録画番組と同一の識別情報に対応する物理チャンネルで番組の視聴/録画を開始するステップ(S52)とを含む。
【選択図】図5

Description

本開示は、携帯通信端末の制御に関し、特に、放送波を受信することが可能な携帯通信端末の制御に関する。
近年、放送波を受信し、放送波から得られる映像を視聴または録画することが可能なスマートフォンなどの携帯通信端末が普及している。携帯通信端末は、特定の放送波の周波数帯域(以下、「物理チャンネル」ともいう。)を示すチャンネルリストを参照して、当該周波数帯域の放送波を受信する。携帯通信端末が受信可能な放送波の周波数帯域は、地域ごとに異なる。そのため、携帯通信端末は、携帯通信端末の現在位置に対応したチャンネルリストを設定していなければ、ユーザの意図する番組を視聴または録画できない。近年では、このような視聴/録画漏れを回避するための装置が開発されている。たとえば、特許文献1は、視聴/録画予約した番組と異なる番組が視聴または録画されることを回避するためのデジタル放送受信機を開示している。
特開2006−50065号公報
特許文献1に開示されるデジタル放送受信機は、現在時刻が、ある視聴/録画予約情報によって特定される視聴/録画予約番組の開始時刻から一定時間前になったときに、視聴または録画を行なうために放送波の受信を開始し、受信した放送波に含まれている地域情報が視聴/録画予約情報内の地域情報と異なる場合には、チャンネルリストを作成するとともに、作成したチャンネルリストを設定する。すなわち、当該デジタル放送受信機は、視聴/録画予約番組の開始時刻の一定時間前における自身の位置に対応したチャンネルリストを作成する。
しかしながら、当該デジタル放送受信機は、移動中である場合には、視聴/録画予約番組の開始時刻と当該開始時刻の所定時間前とで異なる地域に存在する可能性がある。このような場合には、当該デジタル放送受信機は、予約された番組を視聴または録画することができない。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、移動中であっても予約された番組を視聴または録画することが可能な携帯通信端末を提供することである。他の局面における目的は、移動中であっても予約された番組を視聴または録画することが可能なプログラムを提供することである。
一実施の形態に従うと、携帯通信端末は、放送波を受信するための受信部と、放送波から得られる番組を視聴または録画する開始時刻の設定と、視聴または録画する番組の設定とを受け付けるための受付部と、携帯通信端末の現在位置を検出するための位置検出部と、現在時刻が開始時刻から所定時間前になったときに、携帯通信端末の過去の位置情報を含む移動履歴から特定される当該携帯通信端末の移動パターンに基づいて、開始時刻における、現在位置からの移動先を推定するための位置推定部と、放送波の受信可能な範囲を示す複数の視聴エリアの各々と、当該視聴エリアにおいて受信可能な放送波の物理チャンネルと、当該物理チャンネルの放送波から得られる番組を識別するための識別情報とを互いに対応付けて格納するための記憶部と、複数の視聴エリアのうちから、移動先が属する視聴エリアを選択し、当該視聴エリアに対応する、物理チャンネルおよび識別情報をチャンネルリストに設定するための設定部と、現在時刻が開始時刻になったときに、チャンネルリストに基づいて、視聴または録画する番組の識別情報と同一の識別情報に対応付けられている物理チャンネルで番組の視聴または録画を開始するための視聴/録画部とを備える。
ある局面において、携帯通信端末が移動中であっても予約された番組を視聴または録画することできる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
第1の実施の形態に従うスマートフォンのユーザが移動している様子を示した図である。 第1の実施の形態に従うスマートフォンにチャンネルリストを設定する方法を概略的に示した概念図である。 第1の実施の形態に従うスマートフォンの主要なハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に従うスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態に従うスマートフォンが実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 第2の実施の形態に従うスマートフォンが複数の視聴エリアを通過している様子を示す図である。 第2の実施の形態に従うスマートフォンと2つの中継局との間のデータフローを示すシーケンス図である。 履歴情報の内容を示した図である。 過去と現在とにおける第3の実施の形態に従うスマートフォンの状態を示した図である。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、以下では、携帯通信端末の一例であるスマートフォンの詳細について説明するが、携帯通信端末は、スマートフォンに限定されるものではない。たとえば、携帯通信端末は、タブレット端末、パソコン、デジタルカメラ、電子辞書、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、その他の放送波を受信する機能を有する装置なども含み得る。また、以下で説明される各実施の形態は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<第1の実施の形態>
[チャンネルリスト]
まず、本実施の形態に従うスマートフォン100の理解を容易にするために、図1および図2を参照して、チャンネルリストについて説明する。図1は、スマートフォン100のユーザが移動している様子を示した図である。図2は、スマートフォン100にチャンネルリストを設定する方法を概略的に示した概念図である。
図1には、放送波を受信可能な範囲を示す視聴エリア110〜114が示されている。視聴エリア110には、建物120の上層階が含まれている。視聴エリア111には、建物120の下層階が含まれている。視聴エリア112には、建物121が含まれている。視聴エリア113には、建物122の左側が含まれている。視聴エリア114には、建物122の右側が含まれている。
受信可能な放送波の周波数帯域(すなわち、物理チャンネル)は、スマートフォン100のユーザが存在する視聴エリアによって異なる。そのため、スマートフォン100は、ユーザがある視聴エリアに移動すると、当該視聴エリアで受信可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定し、当該チャンネルリストに示される物理チャンネルの放送波を受信する。
より具体的には、図2に示されるように、スマートフォン100は、エリア別チャンネルリスト60に基づいて、現在位置で受信可能な放送波の物理チャンネルを検索するチャンネルスキャンを実行する。エリア別チャンネルリスト60は、放送波の受信可能な範囲を示す複数の視聴エリア60Aの各々と、当該視聴エリアにおいて受信可能な放送波の物理チャンネル60Bと、当該物理チャンネルの放送波から得られる番組を識別するための識別情報60Cとの対応関係で表される。なお、以下の説明では、放送局の識別情報を識別情報60Cとした場合を例に説明するが、番組を識別するための情報として番組固有情報なども識別情報60Cに含まれ得る。
エリア別チャンネルリスト60は、スマートフォン100に予め格納されていてもよいし、サーバなどの外部装置に格納されていてもよい。視聴エリア60Aは、地域で表されてもよいし、住居エリアやオフィスエリアなどのより狭い範囲で表されてもよい。
たとえば、視聴エリア110にいるときには、スマートフォン100は、エリア別チャンネルリスト60から視聴エリア110に対応する物理チャンネルを選択し、当該物理チャンネルをチャンネルリスト140に設定する。これにより、リモコンチャンネル141と、物理チャンネル142と、放送局143とが互いに関連付けられる。
リモコンチャンネル141は、ユーザにより選択されるチャンネルである。物理チャンネル142は、特定の周波数帯域を表したものである。たとえば、リモコンチャンネル「1」に対応する物理チャンネル「24」は、536〜542MHzの周波数帯域に対応付けられている。放送局143は、番組を識別するための情報の一例である。ユーザがリモコンチャンネル「1」を選択した場合、スマートフォン100は、536〜542MHzの放送波を受信し、ユーザは、放送局Aのテレビ番組を視聴または録画できる。
ユーザが視聴エリア110から視聴エリア112に移動すると、スマートフォン100は、エリア別チャンネルリスト60から視聴エリア112に対応する物理チャンネルを選択し、当該物理チャンネルをチャンネルリスト160に設定する。これにより、リモコンチャンネル161と、物理チャンネル162と、放送局163とが互いに関連付けられる。たとえば、ユーザがリモコンチャンネル「2」を選択した場合、スマートフォン100は、放送周波数「18」に対応付けられる周波数500〜506MHzの周波数帯域の放送波を受信する。これにより、スマートフォン100は、放送局Gのテレビ番組を視聴または録画する。
<概要>
引き続き図1および図2を参照して、本実施の形態に従うスマートフォン100の概要について説明する。ユーザがスマートフォン100に対して視聴予約または録画予約を行なった場合において、ユーザが移動中であるときには、スマートフォン100は、移動先が属する新たな視聴エリアで受信可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定しなければならない。たとえば、ユーザが視聴エリア110で視聴予約または録画予約を行なった後、ユーザが視聴/録画開始時刻に視聴エリア112にいるときには、スマートフォン100は、視聴/録画開始時刻においては、視聴エリア110に対応するチャンネルリスト140ではなく、視聴エリア112に対応するチャンネルリスト160を参照する必要がある。
ここで、ユーザが新たな視聴エリアに移動した後に、スマートフォン100がチャンネルスキャンを実行すれば、スマートフォン100は、チャンネルリストを設定するまでに時間がかかる。ユーザは、チャンネルスキャン中にも移動している可能性があるため、映像および音声は、移動中に途切れてしまう可能性がある。そのため、スマートフォン100は、ユーザが新たな視聴エリアに移動する前には、移動先で受信可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定しておかなければならない。
そこで、本実施の形態に従うスマートフォン100は、現在時刻が視聴/録画開始時刻から所定時間前になったときに、視聴/録画開始時刻における自身の現在位置からの移動先を推定し、視聴/録画開始時刻の前に移動先で受信可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定する。これにより、スマートフォン100は、移動中であっても、予約された開始時刻にユーザの意図する番組を視聴または録画することができ、視聴逃しまたは録画漏れを防止することができる。
より具体的には、建物120において、ユーザが放送局Aの番組を視聴予約または録画予約したとする(図2の点線145参照)。その後、図1に示されるように、ユーザが建物120から移動を開始すると、スマートフォン100は、ユーザの過去の位置情報から特定される移動パターンに基づいて移動先を推定する。移動先の推定方法の詳細については後述する。建物120からの移動先として建物121が推定された場合には(図1の行動パターンa参照)、スマートフォン100は、エリア別チャンネルリスト60を参照して、移動先の建物121が属する視聴エリア112に対応する、物理チャンネルおよび放送局を選択し、当該物理チャンネルおよび当該識別情報を示したチャンネルリスト160を自身に設定する。ここで「放送局A」とは同一の放送局、または同一の番組を放送する(エリアによって異なる同系列の)放送局を表わす。
現在時刻が視聴/録画開始時刻になったときに、スマートフォン100は、チャンネルリスト160を参照して、予約番組である放送局Aの番組を検索する。チャンネルリスト160に放送局Aが含まれている場合には、スマートフォン100は、放送局Aに対応付けられている物理チャンネル「19」の放送波を受信し、当該放送波から得られる番組を視聴または録画する(図2の点線165参照)。
なお、図1に示されるように、経度および緯度が同じ場所であっても、高さによっては、視聴エリアが異なることがある。そのため、好ましくは、スマートフォン100によって推定される移動先は、3次元の座標情報(たとえば、緯度、経度、および高さ)で示される。これにより、鉛直方向に2つの視聴エリア110,111が重なっている建物120のような場所であっても、スマートフォン100は、チャンネルリストを正確に設定することが可能になる。
また、同じ建物122内の場所であっても、スマートフォン100の向いている方向や階などにより最適なチャンネルリストが異なる場合がある(図1の行動パターンb,c参照)。そのため、好ましくは、スマートフォン100は、ユーザの移動先での行動パターンに基づいて、最適なチャンネルリストを設定する。
[ハードウェア構成]
図3を参照して、第1の実施の形態に従うスマートフォン100のハードウェア構成の一例について説明する。図3は、スマートフォン100の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示されるように、スマートフォン100は、地上デジタル器2と、アンテナ2Aと、表示部の一例であるLCD(Liquid Crystal Display)3と、スピーカ4と、位置検出器5と、アンテナ5Aと、アンテナ5Bと、メモリ6と、CPU(Central Processing Unit)7と、状態検出器30と、操作器31とを含む。
地上デジタル器2は、地デジ受信器21と、復調回路22とを含む。地デジ受信器21は、アンテナ2Aを介して、放送波の一例である地上デジタル放送波を受信する。復調回路22は、地デジ受信器21によって出力された地上デジタル放送波を復調する。復調回路22が生成した復調信号のうち、映像に関する復調信号はLCD3に入力され、音に関する復調信号はスピーカ4に入力される。これにより、LCD3は、アンテナ2Aで受信した地上デジタル放送波に対応する表示を行なうことができる。また、スピーカ4は、アンテナ2Aで受信した地上デジタル放送波に対応する音を出力することができる。
位置検出器5は、スマートフォン100の現在位置を検出する。位置検出器5は、たとえば、GPS(Global Positioning System)受信器51と、ネットワークI/F(インタフェース)52と、高さ検出器53とを含む。GPS受信器51は、アンテナ5Aを介して、3つ以上のGPS信号または基地局からの位置信号(測位信号)を受信する。GPS受信器51は、3つ以上の人工衛星によってGPS信号が発信されてから、スマートフォン100がGPS信号をそれぞれ受信するまでの時間に基づいて現在位置を算出する。あるいは、GPS受信器51は、位置信号に含まれる位置情報に基づいて、スマートフォン100の現在位置を特定する。GPS受信器51は、スマートフォン100の現在位置をCPU7に出力する。
ネットワークI/F52は、アンテナ5Bを介して、基地局とデータの送受信を行なう。データの送受信は、たとえば、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)やLTE(Long Term Evolution)により実現される。ネットワークI/F52は、基地局から受信したデータをCPU7に出力する。CPU7は、基地局から受信したデータに含まれる地域識別コードからスマートフォン100の現在位置を特定する。高さ検出器53は、スマートフォン100の高度を検出する。高さ検出器53は、たとえば、電波高度計と、その他のスマートフォン100の高さを検出するためのセンサとを含む。高さ検出器53は、検出した高度をCPU7に出力する。
状態検出器30は、放送波の受信強度に影響を与えるスマートフォン100の状態を検出する。状態検出器30は、たとえば、方位センサや重力センサなどのようにスマートフォン100の傾きや向きを検出するためのセンサと、加速度センサなどのようにスマートフォン100の加速度を検出するためのセンサと、タッチパネルやグリップセンサなどのようにスマートフォン100の接触を検出するためのセンサとを含む。状態検出器30は、検出したスマートフォン100の状態をCPU7に出力する。
操作器31は、スマートフォン100に対するユーザ操作を受け付ける。たとえば、操作器31は、タッチパネルと、操作キーと、その他のユーザ操作を受け付けるための装置とを含む。操作器31は、一例として、視聴/録画番組の設定操作、視聴/録画開始時刻の設定操作、リモコンチャンネルの選択操作などのユーザ操作を受け付ける。操作器31は、受け付けたユーザ操作をCPU7に出力する。
メモリ6は、たとえば、eMMC(Embedded MultiMediaCard)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体によって実現される。メモリ6は、本実施の形態に従う各種の処理を実現するためのプログラム、エリア別チャンネルリスト60、チャンネルリスト62、履歴情報63などを格納する。エリア別チャンネルリスト60、チャンネルリスト62、および履歴情報63は、メモリ6ではなく、CPUの記憶領域(たとえば、キャッシュメモリなど)、メモリーカードなどの端末本体に装着される記憶媒体、またはサーバなどの外部の記憶装置などに格納されてもよい。なお、チャンネルリスト62は、上述のチャンネルリスト140,160(図2参照)などに対応する。
なお、本実施の形態に従う各種の処理を実現するためのプログラムは、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、任意のプログラムと協働して本実施の形態に従う処理が実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従うスマートフォン100の趣旨を逸脱するものではない。さらに、本実施の形態に従うプログラムによって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、サーバ装置側が全ての機能を実行する必要はなく、スマートフォン100とサーバ装置とが協働して、本実施の形態に従う処理を実現するようにしてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバ装置が本実施の形態に従う処理を実現する、いわゆるクラウドサービスのような形態でスマートフォン100が構成されてもよい。
[機能構成]
図4を参照して、スマートフォン100の機能について説明する。図4は、スマートフォン100の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示されるように、スマートフォン100のCPU7は、更新部200と、位置推定部220と、設定部230と、視聴/録画部240と、ルート推定部250と、強度検出部260と、情報出力部280と、状態出力部290とを含む。ルート推定部250、強度検出部260、情報出力部280、および状態出力部290については後述の各実施の形態において説明する。
本実施の形態においては、更新部200は、少なくとも、上述の位置検出器5(図3参照)によって検出されたスマートフォン100の現在位置を履歴情報63に順次格納する。現在位置は、2次元の座標(たとえば、緯度および経度)で表されてもよいし、3次元の座標(たとえば、緯度、経度、および高さ)で表されてもよい。
位置推定部220は、履歴情報63(図3参照)の位置情報から特定されるスマートフォン100の移動パターンに基づいて、視聴/録画開始時刻におけるスマートフォン100の移動先を推定する。ある局面において、位置推定部220は、現在位置と同じ位置または近傍の位置を示す位置情報を履歴情報63から検索する。位置推定部220は、現在位置に対応する位置を検出できた場合には、検出した位置からの所定時間後に対応する位置情報を履歴情報63から特定し、特定した位置情報によって示される場所を移動先として推定する。
他の局面において、位置推定部220は、所定時間前から現在時刻までのスマートフォン100の移動の軌跡から、スマートフォン100の移動速度および移動方向を特定し、特定した移動速度および移動方向に基づいて、視聴/録画開始時刻におけるスマートフォン100の位置を推定する。一例として、位置推定部220は、現在時刻から視聴/録画開始時刻までの時間を移動速度に乗算することにより移動距離を算出し、移動方向と同じ方向に現在位置から上記移動距離だけ離れた位置をスマートフォン100の移動先とする。
設定部230は、上述のエリア別チャンネルリスト60(図2参照)に基づいて、スマートフォン100の移動先が属する新たな視聴エリアに対応する、物理チャンネルおよび放送局(番組)の識別情報を選択し、当該物理チャンネルおよび当該識別情報をチャンネルリスト62(140,160)(図2参照)に設定する。
視聴/録画部240は、現在時刻が視聴/録画開始時刻になったときに、チャンネルリスト62に基づいて、視聴/録画番組の識別情報と同一の識別情報に対応付けられている物理チャンネルで番組の視聴/録画を開始する。
なお、履歴情報63は、上述したようにサーバなどの外部の装置に格納されてもよい。この場合、スマートフォン100のユーザの移動履歴だけでなく、他の携帯通信端末を有する他の人物の移動履歴が履歴情報63に蓄積されてもよい。このようなクラウド技術が応用されることにより、履歴情報63を複数の人物で共有することができる。これにより、スマートフォン100のユーザが初めて訪れるような場所であっても、スマートフォン100は、履歴情報63に基づいて、ユーザの移動先を推定することが可能になる。
[制御構造]
図5を参照して、スマートフォン100の制御構造について説明する。図5は、スマートフォン100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図5の処理は、スマートフォン100のCPU7がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子、その他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS10において、CPU7は、現在時刻が視聴/録画開始時刻の所定時間前(たとえば、一分前)になったか否かを判断する。CPU7は、現在時刻が視聴/録画開始時刻の所定時間前になったと判断した場合に(ステップS10においてYES)、制御をステップS12に切り替える。そうでない場合には(ステップS10においてNO)、CPU7は、再びステップS10の処理を実行する。
ステップS12において、CPU7は、スマートフォン100が移動中であるか否かを判断する。CPU7は、たとえば、上述の位置検出器5(図3参照)によって検出された現在位置が前回検出された位置から所定距離以上変化している場合にスマートフォン100が移動中であると判断する。CPU7は、スマートフォン100が移動中であると判断した場合に(ステップS12においてYES)、制御をステップS14に切り替える。そうでない場合には(ステップS12においてNO)、CPU7は、制御をステップS20に切り替える。
ステップS14において、CPU7は、位置推定部220(図4参照)として、ユーザの移動履歴から特定される移動パターンに基づいて、スマートフォン100の現在位置からの移動先を推定する。ステップS16において、CPU7は、設定部230(図4参照)として、推定した移動先での視聴エリアにおけるチャンネルリストを作成する。より具体的には、CPU7は、推定した移動先で受信可能な放送波の物理チャンネルを上述のチャンネルリスト62に設定する。
ステップS20において、CPU7は、現在の視聴エリアが視聴/録画予約時の視聴エリアと同じであるか否かを判断する。CPU7は、現在の視聴エリアが視聴/録画予約時の視聴エリアと同じであると判断した場合に(ステップS20においてYES)、制御をステップS22に切り替える。そうでない場合には(ステップS20においてNO)、CPU7は、制御をステップS30に切り替える。
ステップS22において、CPU7は、現在のチャンネルリストを維持する。ステップS30において、CPU7は、現在の視聴エリアにおけるチャンネルリストを作成する。より具体的には、CPU7は、現在の視聴エリアで視聴可能な物理チャンネルを上述のチャンネルリスト62(図2参照)に設定する。ステップS32において、CPU7は、作成したチャンネルリスト62から視聴/録画予約した放送局(番組)を検索し、当該放送局に対応付けられている物理チャンネルをスマートフォン100にセットする。
ステップS50において、CPU7は、現在時刻が視聴/録画開始時刻になったか否かを判断する。CPU7は、現在時刻が視聴/録画開始時刻になったと判断した場合に(ステップS50においてYES)、制御をステップS52に切り替える。そうでない場合には(ステップS50においてNO)、CPU7は、再びステップS50の処理を実行する。ステップS52において、CPU7は、視聴/録画部240(図4参照)として、予約された番組の視聴/録画を開始する。
[小括]
以上のようにして、本実施の形態に従うスマートフォン100は、ユーザの移動履歴から特定される移動パターンに基づいて現在位置からの移動先を推定し、移動先で視聴可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定する。これにより、スマートフォン100は、移動中であっても予約された番組を視聴または録画することでき、音声や映像が途切れることが解消される。
また、スマートフォン100によって推定される移動先は、3次元の情報で表されるので、鉛直方向に異なる複数の視聴エリアが重なっているような場所が移動先であっても、スマートフォン100は、予約された番組を視聴または録画することができる。
<第2の実施の形態>
視聴エリアは、互いに重複している場合もある。そのため、第2の実施の形態に従うスマートフォン100Aは、推定された移動先に対応する視聴エリアが2つ以上ある場合に、より好適な視聴エリアを選択し、選択した視聴エリアで受信可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定する。以下では、図6を参照して、第2の実施の形態に従うスマートフォン100Aの概要について説明する。図6は、スマートフォン100Aが複数の視聴エリアを通過している様子を示す図である。なお、スマートフォン100Aのハードウェア構成などその他の点については第1の実施の形態に従うスマートフォン100と同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
図6には、2つの視聴エリア321,331が示されている。視聴エリア321は、中継局320から送信される放送波を受信可能な範囲である。視聴エリア331は、中継局330から送信される放送波を受信可能な範囲である。
スマートフォン100Aが位置340において推定した移動先が位置341であったとする。このとき、スマートフォン100Aは、視聴エリア321,331の何れに対応するチャンネルリストであっても、放送波を受信することができる。しかしながら、スマートフォン100Aが、新たな視聴エリア331を直ぐに抜ける場合には、スマートフォン100Aは、視聴エリア331に対応するチャンネルリストに切り替えない方がよい。なぜならば、スマートフォン100Aが頻繁にチャンネルリストを切り替えると、映像および音声が途切れるからである。
そのため、本実施の形態に従うスマートフォン100Aは、推定した移動先が属する新たな視聴エリアを直ぐに抜けることが予測される場合には、現在設定されている視聴エリア321に対応するチャンネルリストを維持する。
[機能構成]
再び図4を参照して、スマートフォン100Aの機能について説明する。ルート推定部250は、現在時刻が視聴/録画開始時刻から所定時間前になったときに、上述の履歴情報63(図3参照)から特定されるスマートフォン100Aの移動パターンに基づいて、推定した移動先からの移動ルートを推定する。より具体的には、ルート推定部250は、履歴情報63に含まれる位置情報からスマートフォン100Aの移動速度および移動方向を算出し、当該移動速度および当該移動方向に基づいて、視聴/録画開始時刻から所定時間が経過するまでの間にスマートフォン100Aが移動するルート(以下、「推定ルート」ともいう。)を推定する。図6に示される例においては、スマートフォン100Aは、位置341と位置343との間のルートを推定ルートとする。
設定部230は、位置推定部220によって推定された移動先が属する新たな視聴エリア(図6の視聴エリア331)から推定ルートが外れる場合には、チャンネルリストの設定処理を禁止する。そうでない場合には、設定部230は、推定した移動先の新たな視聴エリアで受信可能な放送波の物理チャンネルをチャンネルリストに設定する。また、設定部230は、スマートフォン100Aの現在位置が推定ルートから所定距離以上離れた場合であって、推定ルートに所定時間以上戻らないときには、推定した移動先に対応したチャンネルリストを設定する。
(変形例)
スマートフォン100Aは、移動先の推定時ではなく、視聴エリアが重複する部分への侵入時に、複数の視聴エリアの何れに対応するチャンネルリストを設定するかを決定してもよい。図7を参照して、本変形例について説明する。図7は、本変形例に従うスマートフォン100Aと中継局320,330との間のデータフローを示すシーケンス図である。
ステップS60において、スマートフォン100Aは、中継局320からの放送波が受信可能な視聴エリア321に侵入し、中継局320から放送波を受信する。ステップS62において、スマートフォン100Aは、中継局330からの放送波が受信可能な視聴エリア331に侵入し、中継局330から放送波を受信する。すなわち、スマートフォン100Aは、視聴エリア321,331の両方が重複するエリアに侵入する。このとき、スマートフォン100Aは、所定時間以上視聴エリア321にいるか否かを判断する。この所定時間以上をどの程度に設定するかは、中継局320,330からの放送波の受信強度によって決定してもよい。受信強度は、たとえば、C/N(Carrier/Noise)値、RSSI(Received Signal Strength Indicator)値、BER(Bit Error Rate)値、PER(Packet Error Rate)値、またはこれらの値のうちの少なくとも2つの値をそれぞれ重み付けした合計値によって示される。
スマートフォン100Aは、所定時間以上視聴エリア321にいると判断した場合に(ステップS64)、視聴エリア321に対応する現在のチャンネルリストを維持する。そうでない場合には(ステップS66)、スマートフォン100Aは、視聴エリア331に対応する新たなチャンネルリストに切り替える。
[小括]
以上のようにして、本実施の形態に従うスマートフォン100Aは、推定した移動先における視聴エリアを直ぐに抜ける場合に、現在のチャンネルリストを維持する。これにより、スマートフォン100Aは、チャンネルリストの切り替えに伴って音声および映像が途切ることを抑えることができる。
<第3の実施の形態>
[概要]
第1の実施の形態においては、移動先での放送波の受信強度については特に考慮していなかった。これに対して、第3の実施の形態に従うスマートフォン100Bは、推定した移動先での放送波の受信強度が予め定められた受信強度よりも低い場合に、視聴または録画を開始できないことを示す情報を出力する。以下では、図4および図8を参照して、第3の実施の形態に従うスマートフォン100Bについて説明する。なお、スマートフォン100Bのハードウェア構成などその他の点については上述の各実施の形態に従うスマートフォンと同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
図8は、履歴情報63の内容を示した図である。より詳細には、図8(A)は、本実施の形態における履歴情報63Aの内容を示した図である。図8(B)は、後述の「第4の実施の形態」における履歴情報63Bを示した図である。本実施の形態においては、履歴情報63Aは、少なくとも、複数の位置情報の各々と、当該位置情報を取得したときの時刻と、当該位置情報で示される場所における各物理チャンネルの受信強度とで表される。履歴情報63Bの詳細については後述する。
再び図4を参照して、強度検出部260は、放送波の受信強度を検出する。受信強度は、C/N値、RSSI値、BER値、PER値、またはこれらの値のうちの少なくとも2つの値をそれぞれ重み付けした合計値によって示される。
本実施の形態においては、更新部200は、少なくとも、上述の位置検出器5(図3参照)によって検出されたスマートフォン100Bの現在位置と、当該現在位置を検出した時刻と、当該現在位置における各物理チャンネルの受信強度とを互いに対応付けて履歴情報63A(図8(A)参照)に順次格納する。このとき、更新部200は、所定数のデータを平均して、平均後のデータを履歴情報63Aに格納してもよい。
情報出力部280は、履歴情報63Aに含まれている複数の位置情報のうちから、位置推定部220によって推定された移動先から予め定められた範囲内の場所を示す位置情報を選択し、当該位置情報に対応付けられている受信強度が予め定められた受信強度よりも低い場合に、視聴/録画開始時刻に視聴または録画が開始されないことを示す情報を出力する。たとえば、この情報は、アラーム音や音声ガイドなどの音声でスピーカ4(図3参照)によって出力されてもよいし、LCD3(図3参照)によって画像で表示されてもよい。
[小括]
以上のようにして、本実施の形態に従うスマートフォン100Bは、推定した移動先での受信強度が低い場合には、視聴または録画が開始されないことを示す情報を出力する。これにより、スマートフォン100Bは、移動先において視聴または録画が開始されないことをユーザに提示することができる。
<第4の実施の形態>
[概要]
図9を参照して、第4の実施の形態に従うスマートフォン100Cの概要について説明する。図9は、過去と現在とにおけるスマートフォン100Cの状態を示した図である。第4の実施の形態に従うスマートフォン100Cは、受信強度が良好であった自身の状態を記憶している点で第1の実施の形態に従うスマートフォン100と異なる。スマートフォン100Cのハードウェア構成などその他の点については上述の各実施の形態に従うスマートフォンと同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
放送波の受信強度は、様々な要因で変わる。たとえば、図9(A)に示されるように、放送波の受信強度は、内蔵のアンテナ2A(たとえば、ホイップアンテナ)の他に、外付けのアンテナ901(たとえば、イヤホンケーブル)が接続されているのか、あるいは、スマートフォン100Cが卓上ホルダ902に置かれていたのかよって変わる。他にも、図9(B)に示されるように、放送波の受信強度は、スマートフォン100Cの筐体やアンテナ2Aの傾きによって変わる。他にも、図9(C)に示されるように、放送波の受信強度は、ユーザがスマートフォン100Cを保持する態様によって変わる。他にも、放送波の受信強度は、スマートフォン100Cの高さ(標高)やアクセスポイントからの距離によって変わる。
スマートフォン100Cは、これらの放送波の受信強度に影響を与えるスマートフォン100Cの過去の状態と、その状態における受信強度とを互いに対応付けて記憶し、受信強度が予め定められた受信強度よりも低い場合に、受信強度が良好であったときのスマートフォン100Cの状態をユーザに提示する。
より具体的には、図8(B)に示されるように、スマートフォン100Cは、複数の位置情報の各々と、当該位置情報を取得したときの時刻と、当該位置情報で示される場所における各物理チャンネルの受信強度と、放送波の受信強度に影響を与えるスマートフォン100Cの状態とを互いに対応付けて履歴情報63Bに格納する。スマートフォン100Cは、履歴情報63Bに含まれている複数の位置情報のうちから、現在位置または移動先から予め定められた範囲内を示す位置情報を選択し、当該位置情報に対応付けられている過去の受信強度が現在の受信強度よりも高い場合に、当該過去の受信強度に対応付けられている状態を出力する。
[機能構成]
再び図4を参照して、スマートフォン100Cの機能について説明する。更新部200は、上述の位置検出器5(図3参照)によって検出されたスマートフォン100Cの現在位置と、当該現在位置を検出した時刻と、当該現在位置における各物理チャンネルの受信強度と、状態検出器30(図3参照)によって検出されたスマートフォン100Cの状態とを互いに対応付けて履歴情報63B(図8(B)参照)に順次格納する。
状態出力部290は、履歴情報63Bに含まれている複数の位置情報のうちから、スマートフォン100Cの現在位置または移動先から予め定められた範囲内の場所を示す位置情報を選択し、当該位置情報に対応付けられている受信強度のうちの最も高い受信強度に対応付けられているスマートフォン100Cの状態を出力する。出力される状態は、たとえば、スピーカ4(図3参照)からアラーム音や音声ガイドなどの音声で出力されてもよいし、LCD3(図3参照)に過去の状態を示す画像で表示されてもよい。
なお、この状態が出力されるタイミングは任意である。たとえば、この状態は、現在時刻が視聴/録画開始時刻になったタイミングで出力されてもよいし、視聴/録画開始時刻から所定時間前になったタイミングで出力されてもよい。また、この状態は、移動先を示す位置情報に対応付けられている過去の受信強度が視聴/録画開始時刻における受信強度よりも高い場合に出力されてもよい。
[小括]
以上のようにして、本実施の形態に従うスマートフォン100Cは、移動先において受信強度が良好であった自身の状態を出力する。これにより、ユーザは、視聴/録画開始時刻において受信強度が良好になるようにスマートフォン100Cの状態を決めることができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2 地上デジタル器、2A,5A,5B,901 アンテナ、4 スピーカ、5 位置検出器、6 メモリ、7 CPU、21 地デジ受信器、22 復調回路、30 状態検出器、31 操作器、51 GPS受信器、52 ネットワークI/F、53 高さ検出器、60 エリア別チャンネルリスト、60A,110〜114,321,331 視聴エリア、60B,142,162 物理チャンネル、60C 識別情報、62,140,160 チャンネルリスト、63,63A,63B 履歴情報、100,100A〜100C スマートフォン、120〜122 建物、141,161 リモコンチャンネル、143,163 放送局、145,165 点線、200 更新部、220 位置推定部、230 設定部、240 視聴/録画部、340,341,343 位置、250 ルート推定部、260 強度検出部、280 情報出力部、290 状態出力部、320,330 中継局、902 卓上ホルダ。

Claims (5)

  1. 携帯通信端末であって、
    放送波を受信するための受信部と、
    前記放送波から得られる番組を視聴または録画する開始時刻の設定と、視聴または録画する番組の設定とを受け付けるための受付部と、
    前記携帯通信端末の現在位置を検出するための位置検出部と、
    現在時刻が前記開始時刻から所定時間前になったときに、前記携帯通信端末の過去の位置情報を含む移動履歴から特定される当該携帯通信端末の移動パターンに基づいて、前記開始時刻における、前記現在位置からの移動先を推定するための位置推定部と、
    放送波の受信可能な範囲を示す複数の視聴エリアの各々と、当該視聴エリアにおいて受信可能な放送波の物理チャンネルと、当該物理チャンネルの放送波から得られる番組を識別するための識別情報とを互いに対応付けて格納するための記憶部と、
    前記複数の視聴エリアのうちから、前記移動先が属する視聴エリアを選択し、当該視聴エリアに対応する、物理チャンネルおよび識別情報をチャンネルリストに設定するための設定部と、
    現在時刻が前記開始時刻になったときに、前記チャンネルリストに基づいて、前記視聴または録画する番組の識別情報と同一の識別情報に対応付けられている物理チャンネルで番組の視聴または録画を開始するための視聴録画部とを備える、携帯端末装置。
  2. 前記携帯通信端末は、
    前記移動履歴に含まれる位置情報から前記携帯通信端末の移動速度および移動方向を算出し、前記移動速度および前記移動方向に基づいて、前記開始時刻から所定時間が経過するまでの間に前記携帯通信端末が移動するルートを推定するためのルート推定部をさらに備え、
    前記設定部は、前記開始時刻から前記所定時間が経過するまでに、前記移動先が属する視聴エリアを前記ルートが外れる場合には、前記チャンネルリストの設定処理を禁止するように構成されている、請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記携帯通信端末は、前記放送波の受信強度を検出するための強度検出部をさらに備え、
    前記移動履歴は、前記携帯通信端末の過去の位置情報と、当該位置情報によって示される場所の前記受信強度とを位置情報別に含み、
    前記携帯通信端末は、前記移動履歴に含まれている複数の位置情報のうちから、前記移動先から所定範囲内の場所を示す位置情報を選択し、当該位置情報に対応付けられている受信強度が所定の受信強度よりも低い場合に、前記開始時刻に視聴または録画が開始されないことを示す情報を出力するための情報出力部をさらに備える、請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記携帯通信端末は、
    前記放送波の受信強度を検出するための強度検出部と、
    前記放送波の受信強度に影響を与える前記携帯通信端末の状態を検出するための状態検出部とをさらに備え、
    前記移動履歴は、前記携帯通信端末の過去の位置情報と、当該位置情報によって示される場所における前記受信強度と、当該受信強度の検出時の前記状態とを位置情報別に含み、
    前記携帯通信端末は、前記移動履歴に含まれている複数の位置情報のうちから、前記現在位置から予め定められた範囲内の場所を示す位置情報を選択し、当該位置情報に対応付けられている前記携帯通信端末の過去の受信強度が前記携帯通信端末の現在の受信強度よりも高い場合に、当該過去の受信強度に対応付けられている前記状態を出力するための状態出力部をさらに備える、請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  5. コンピュータに実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    放送波を受信するステップと、
    前記放送波から得られる番組を視聴または録画する開始時刻の設定と、視聴または録画する番組の設定とを受け付けるステップと、
    前記コンピュータの現在位置を検出するステップと、
    現在時刻が前記開始時刻から一定時間前になったときに、前記コンピュータの過去の位置情報を含む移動履歴から特定される当該コンピュータの移動パターンに基づいて、前記開始時刻における前記現在位置からの移動先を推定するステップと、
    放送波の受信可能な範囲を示す複数の視聴エリアの各々と、当該視聴エリアにおいて受信可能な放送波の物理チャンネルと、当該物理チャンネルの放送波から得られる番組を識別するための識別情報とを互いに対応付けた情報を準備するステップと、
    前記複数の視聴エリアのうちから、前記移動先が属する視聴エリアを選択し、当該視聴エリアに対応する、物理チャンネルおよび識別情報をチャンネルリストに設定するステップと、
    現在時刻が前記開始時刻になったときに、前記チャンネルリストから、前記視聴または録画する番組の識別情報と同一の識別情報に対応付けられている物理チャンネルで番組の視聴または録画を開始するステップとを実行させる、プログラム。
JP2014223240A 2014-10-31 2014-10-31 携帯通信端末、およびプログラム Pending JP2016092539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223240A JP2016092539A (ja) 2014-10-31 2014-10-31 携帯通信端末、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223240A JP2016092539A (ja) 2014-10-31 2014-10-31 携帯通信端末、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016092539A true JP2016092539A (ja) 2016-05-23

Family

ID=56019036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014223240A Pending JP2016092539A (ja) 2014-10-31 2014-10-31 携帯通信端末、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016092539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106842967A (zh) * 2016-12-28 2017-06-13 青岛海尔科技有限公司 一种基于定位信息的家电设备的控制方法及装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074582A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sharp Corp 携帯端末装置、受信品質通知方法、放送基地局装置、受信品質通知プログラム、および記録媒体
JP2007318365A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Softbank Mobile Corp 移動体通信端末
JP2008147971A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2009278421A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Nec Corp 無線品質劣化予測システム
JP2012039418A (ja) * 2010-08-07 2012-02-23 Sharp Corp マルチメディア放送システム、放送局、移動局、通信基地局及びサーバ
JP2012049853A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Nec Saitama Ltd 携帯端末、テレビジョン放送自動選局方法およびテレビジョン放送自動選局プログラム
JP2012209726A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Jvc Kenwood Corp 携帯型受信機および放送受信方法
JP2013138287A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Alpine Electronics Inc 車載用デジタル放送受信装置および受信チャンネル切替方法
JP2013197969A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Kddi Corp ログ集計装置、ログ集計方法およびログ集計プログラム
JP2013195113A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Panasonic Corp ナビゲーション装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074582A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sharp Corp 携帯端末装置、受信品質通知方法、放送基地局装置、受信品質通知プログラム、および記録媒体
JP2007318365A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Softbank Mobile Corp 移動体通信端末
JP2008147971A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2009278421A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Nec Corp 無線品質劣化予測システム
JP2012039418A (ja) * 2010-08-07 2012-02-23 Sharp Corp マルチメディア放送システム、放送局、移動局、通信基地局及びサーバ
JP2012049853A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Nec Saitama Ltd 携帯端末、テレビジョン放送自動選局方法およびテレビジョン放送自動選局プログラム
JP2012209726A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Jvc Kenwood Corp 携帯型受信機および放送受信方法
JP2013138287A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Alpine Electronics Inc 車載用デジタル放送受信装置および受信チャンネル切替方法
JP2013195113A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Panasonic Corp ナビゲーション装置
JP2013197969A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Kddi Corp ログ集計装置、ログ集計方法およびログ集計プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106842967A (zh) * 2016-12-28 2017-06-13 青岛海尔科技有限公司 一种基于定位信息的家电设备的控制方法及装置
CN106842967B (zh) * 2016-12-28 2021-04-06 青岛海尔科技有限公司 一种基于定位信息的家电设备的控制方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8594680B2 (en) Methods, apparatuses and computer program products for providing a private and efficient geolocation system
US8428010B2 (en) Location-based network detection
US20140204000A1 (en) Information processing device, information processing method, and program
US20110140883A1 (en) Communication apparatus and positional information communicating method
CN107078816B (zh) 音频/视频广播内容播放切换的方法和相应的装置
CN103314275A (zh) 启用相机的用于导航的耳机
KR20120116478A (ko) 궤적 기반 위치 결정을 이용한 이미지 식별
US10348882B2 (en) Interface display method, communication terminal and computer storage medium
US11089543B2 (en) Communication method and device for indicating an operating frequency range
CN113411902B (zh) 信息传输方法及装置
TW201101911A (en) Communication device, communication method, program, information management device, and communication system
CN105357640B (zh) 定位的方法和装置
CN105263099A (zh) 发送位置信息的方法和装置
CN111107487B (zh) 位置显示控制方法及相关装置
KR101749393B1 (ko) 와치 타입의 이동 단말기 및 그의 디스플레이 방법
US11963258B2 (en) Method and device for prematurely terminating transmission
JP2016092539A (ja) 携帯通信端末、およびプログラム
US11871430B2 (en) Downlink control channel receiving and transmitting method and device
KR20170091303A (ko) 단말기 및 그를 포함하는 디스플레이 시스템
JP2009164920A (ja) 携帯端末
JP6795383B2 (ja) 通信端末装置、情報配信システム及び通信端末プログラム
EP4362545A1 (en) Beam switching method and apparatus, user equipment, base station and storage medium
JP2012173210A (ja) 無線端末装置及び測位方法
JP2015033118A (ja) 携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、および、携帯端末装置の制御プログラム
CN106911894B (zh) 图像采集方法和移动终端

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181023