JP2009055538A - 表示装置および表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】HDMIネットワーク内に存在する各機器の情報を高速に取得して表示できる表示システムを提供する。
【解決手段】この表示システムは、表示装置と1つ以上の外部機器とをHDMIネットワークで接続しており、前記表示装置は、放送番組に関する情報を記憶する記憶部と、前記外部機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を受信する変化状況受信部と、前記記憶部を参照して、前記チャンネル情報と現在の日時情報とから、前記外部機器で変化のあった放送番組の内容と前記変化状況とを表示する状況表示部と、を備え、前記外部機器は、自機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を送信する変化状況送信部を備えるものである。
【選択図】図3
【解決手段】この表示システムは、表示装置と1つ以上の外部機器とをHDMIネットワークで接続しており、前記表示装置は、放送番組に関する情報を記憶する記憶部と、前記外部機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を受信する変化状況受信部と、前記記憶部を参照して、前記チャンネル情報と現在の日時情報とから、前記外部機器で変化のあった放送番組の内容と前記変化状況とを表示する状況表示部と、を備え、前記外部機器は、自機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を送信する変化状況送信部を備えるものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示装置にSTB(Set Top Box)やDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ、DVDレコーダ等の所謂AV機器をHDMI(High-Definition Multimedia Interface)準拠のケーブルによって複数接続した場合に、表示装置において各機器の状態を表示する表示装置および表示システムに関するものである。
従来、テレビジョン受像機(以下、TVと略す)等の視聴機器にSTBやDVDプレーヤ、DVDレコーダ等の所謂AV機器を複数接続し、TVを視聴している場合に、他のAV機器が現在あるいは将来にどのような動作を行うかを知るためには、現在の視聴を一旦中止して目的のAV機器が何を行っているか問い合わせねばならず、操作が複雑であった。
これを解決するものとして、特許文献1の方法では、ネットワークで接続されたTVや機器のEPG(Electric Program Guide)を即座に切換え、表示して、放送されているあるいは将来放送予定の番組を提示したり、録画されている番組を提示して、番組の選択を容易に行えるようにしている。
ところで、最近、次世代テレビ向けのデジタルインタフェース規格として、HDMIの規格が確立された(非特許文献1参照)。このHDMIは、DVI(Digital Visual Interface)に音声伝送機能や著作権保護機能、色差伝送機能を加えるなどAV機器向けにアレンジしたものである。従来、機器間の接続に映像・音声・制御の各信号用に複数のケーブルを用いていたが、HDMIではHDMI準拠のケーブル1本で済み、わずらわしかったAV機器の配線を簡略化できるというメリットがある。
また、物理層にはTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)が、不正防止機能としてはHDCP(High-bandwidth Digital Contents Protection)が、機器間認証にはEDID(Extended Display Identification Data)が、系全体の制御系接続にはCEC(Consumer Electronics Control)が採用されている。このCECによって、例えば、テレビからHDMI準拠のケーブルで接続されたSTBやDVDプレーヤ等のAV機器に制御信号を中継することによって、一つのリモコン(リモートコントローラ)でAVシステム全体を操作することが可能になっている。
このうちCECについては、HDMI規格書のSupplement1に説明されており、CECに使用できる推奨された機能と、電気特性、信号とビットタイミング、ヘッダ/データブロックなどの定義と、デバイス間の通信に対する規約等の説明がされている。
特開2007−82042号公報
HDMI Licensing LLC, High-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a
上述の特許文献1の方法では、ネットワークに接続されたTVや機器の放送・録画あるいは将来放送予定の番組等の状況を知るためには、接続先の機器のEPGの内容を取り寄せて現在視聴中のTVに表示するようにしている。
特許文献1のように、各機器のEPGを転送しようとすると、高速の伝送回線が必要となるが、HDMI準拠のケーブルによって接続されたHDMIネットワークでは、低速なCECプロトコルを用いなければならないので、高速なレスポンスが望めない。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、HDMIネットワーク内に存在する各機器の情報を高速に取得して表示できる表示装置および表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような構成をとることにした。
表示システムは、表示装置と1つ以上の外部機器(例えば、デジタルレコーダ)とをHDMIネットワークで接続し、前記表示装置は、放送番組に関する情報を記憶する記憶部と、前記外部機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況(予約された放送番組の開始、終了、あるいは、放送中の番組の変更)を受信する変化状況受信部と、前記記憶部を参照して、前記チャンネル情報と現在の日時情報とから、前記外部機器で変化のあった放送番組の内容と前記変化状況とを簡易的バナーとして表示する状況表示部と、を備え、前記外部機器は、自機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を送信する変化状況送信部を備えている。ここで、該表示装置と該外部機器とは、HDMIのCECベンダコマンドにて送受信するものであり、前記簡易的バナーには、機器の名前、変化状況または受信状況、チャンネル情報、番組名、放送時間帯が表示される。
表示システムは、表示装置と1つ以上の外部機器(例えば、デジタルレコーダ)とをHDMIネットワークで接続し、前記表示装置は、放送番組に関する情報を記憶する記憶部と、前記外部機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況(予約された放送番組の開始、終了、あるいは、放送中の番組の変更)を受信する変化状況受信部と、前記記憶部を参照して、前記チャンネル情報と現在の日時情報とから、前記外部機器で変化のあった放送番組の内容と前記変化状況とを簡易的バナーとして表示する状況表示部と、を備え、前記外部機器は、自機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を送信する変化状況送信部を備えている。ここで、該表示装置と該外部機器とは、HDMIのCECベンダコマンドにて送受信するものであり、前記簡易的バナーには、機器の名前、変化状況または受信状況、チャンネル情報、番組名、放送時間帯が表示される。
さらに、前記表示装置には、前記外部機器の放送中あるいは予約中の放送番組のチャンネル情報とその放送番組の受信状況(放送番組の受信中あるいは受信待機中)を要求する状況要求部と、前記状況要求部を周期的に実行することを設定する周期設定部と、前記外部機器の放送中あるいは予約中の放送番組のチャンネル情報を要求し、前記記憶部を参照して、該チャンネル情報に対応する放送番組の詳細情報を表示する詳細表示部と、を備えて、前記周期設定部で周期が設定されると、前記状況表示部は、前記状況要求部によって取得した前記外部機器の受信状況を簡易的バナーとして表示し、
前記外部機器には、前記表示装置からの受信状況の要求を受信し、自機器の放送番組の受信状況を収集し、チャンネル情報と受信状況を返信する状況返信部を備えている。
前記外部機器には、前記表示装置からの受信状況の要求を受信し、自機器の放送番組の受信状況を収集し、チャンネル情報と受信状況を返信する状況返信部を備えている。
また、上述した構成の表示装置や外部機器の各部として、コンピュータを機能させるためのプログラムを作成しておき、または、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、このプログラムを表示装置や外部機器に備えられたコンピュータで実行することによっても上記課題を解決することができる。
本発明によれば、ユーザは、HDMIネットワークで接続した各機器の状態を高速に知ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、ここで示す実施形態は、あくまでも一例であって、必ずしもこの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る表示システムの例である。この表示システムは、表示装置10と複数の外部機器301,302がHDMI規格に準拠したHDMI準拠のケーブルCa、Cbを介して接続されている。
例えば、表示装置10としてはテレビジョン受信機(TV)やテレビジョン受信機能を備えたディスプレイ等があり、外部機器30としてはAVアンプ、STB(Set Top Box)、プレーヤやレコーダ等のAV機器があり、これらはすべてHDMI規格(非特許文献1参照)に準拠したHDMIコネクタを有している。
以下の説明では、表示装置10をテレビジョン受信機能を備えたディスプレイ(TV)、外部機器30をチューナ付きのレコーダとして説明する。
図1においては、表示装置(TV)10から二つのブランチが出ており、その一つは外部機器(レコーダ1)301がHDMI準拠のケーブルCaによって接続されている。表示装置10からのもう一つのブランチには、外部機器(レコーダ2)302がHDMI準拠のケーブルCbによって接続されている。これらのレコーダ1,2には、チューナが搭載され、それぞれ録画予約機能があり、TV10を介さなくても録画することができるものとする。
しかし、表示装置(TV)10で受信した映像・音声を、HDMI準拠のケーブルCを介して転送し、外部機器(レコーダ)30に記録するものとしても構わない。
また、本例では、表示装置(TV)10に対して、2台の外部機器(レコーダ)30を接続しているが、これに限定されるものではなく、アンプ、AVプレーヤ、STB等を複数台接続させても構わないし、これらの機器の接続は一定のものではなく、ユーザが適宜決定するものであっても構わない。
また、本例では、表示装置(TV)10に対して、2台の外部機器(レコーダ)30を接続しているが、これに限定されるものではなく、アンプ、AVプレーヤ、STB等を複数台接続させても構わないし、これらの機器の接続は一定のものではなく、ユーザが適宜決定するものであっても構わない。
また、このHDMI準拠のケーブルCは、デジタル映像信号およびデジタル音声信号の送受信だけではなく、CECプロトコルによる制御信号も送受信される。また、通常、表示装置や各外部機器はスタンバイモードとなっており、HDMIネットワーク上の途中に電源が入っていない機器があってもその先の機器に信号を送ることはできる。
図2は、本発明が適用される表示装置10の構成を示すブロック図であり、図2において、本実施形態に係る表示装置10は、主制御部11、記憶部12、リモコンI/F(インタフェース)部13、チューナ15、分離部16、復号部17、HDMI信号処理部18、入力切替部19、OSD生成部20、出力制御部21、音声・映像出力部22から構成される。
主制御部11は、当該表示装置10における全体制御を行う。この主制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵したマイクロプロセッサでなり、記憶部12を利用して、リモコン25から送出された操作情報をリモコンI/F部13を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御する。特に、この発明に係る処理として、後述するように、番組表情報の取得や接続された外部機器の状況の取得、その状況の表示がある。
記憶部12は、主制御部11で実行される制御プログラム、各種アプリケーションプログラムやデータを格納したり、制御プログラムや各種アプリケーションプログラムが実行時に一時的にデータ等を格納するために使われ、電源を切られたときにも維持する情報には不揮発性メモリ(例えば、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programming ROM)、フラッシュメモリやハードディスクなど)を用い、一時的格納される情報には揮発性メモリ(例えば、RAM(Random Access Memory))を用いる。
リモコンI/F部13は、視聴者からの指示を入力するためのリモコン25とのインタフェース部であり、リモコン25から光信号を受信し、受信した光信号を復調して通信データを取得して主制御部11に送る。
リモコン25には、主として、電源キー、放送チャンネルのダイレクト選局キー、クイックキー、チャンネルアップダウンキー、十字キー、決定キー、番組表キー、終了キー、戻るキー、色キー(青,赤,緑,黄)、音量調整キー、スクロールキー、メニューキー等の他に、レコーダへのダイレクトキー(記録・再生・状況表示)、コネクト選択キー(録画リスト、メディア切換、サラウンド、HDMI機器切換、機器一覧表示等)が設けられており、各キーが押されると、押されたキーの種別を操作情報としてリモコンI/F部13に送出する。
チューナ15は、アンテナなどから取り込まれ、入力端子23を介して送られてくるデジタルテレビジョン放送の放送波から所定のチャンネルの放送信号を取り出し、このチャンネルの放送信号を復調して分離部16へ出力する。また、デジタルテレビジョン放送の放送波は、アンテナから取り込まれるものに限られず、ケーブルテレビ局などからケーブルを介して取り込まれてもよい。
分離部16は、チューナ15によって選局されたチャンネルの放送信号に多重化された音声信号、映像信号およびEPGデータ信号をそれぞれ分離して、音声信号および映像信号を復号部17へ出力し、EPGデータ信号を主制御部11へ出力する。EPGデータ信号には、例えば、放送局名、チャンネル番号、番組名、放送時間帯(開始日、開始時刻、番組の長さ)、番組内容(原作、演出、配役、あらすじ等)などの各番組に関する情報が含まれている。
復号部17は、分離部16にて分離した音声信号を復号してデジタル音声信号を生成し、さらに、映像信号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆離散コサイン変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行って、デジタル映像信号を生成して、それらを入力切替部19に出力する。
外部機器30からHDMI準拠のケーブルを介して供給される当該テレビジョン受信装置宛のデジタル信号は、HDMIコネクタ24で受信され、HDMI信号処理部18に供給される。
このHDMI信号処理部18は、入力されたデジタル信号から、映像信号と音声信号とを復元して入力切替部19に出力し、また、CECプロトコルに準拠した制御信号を主制御部11に出力する。
このHDMI信号処理部18は、入力されたデジタル信号から、映像信号と音声信号とを復元して入力切替部19に出力し、また、CECプロトコルに準拠した制御信号を主制御部11に出力する。
また、主制御部11から外部機器30へ出力される制御信号は、HDMI信号処理部18に供給される。このHDMI信号処理部18は、供給された制御信号をCECプロトコルに準拠した制御信号へ変換して、HDMIコネクタ24およびHDMI準拠のケーブルを介して外部機器30に出力している。
また、外部機器30からHDMI規格に準拠したHDMI準拠のケーブルを介して供給される当該表示装置宛以外のデジタル信号は、HDMIコネクタ24からHDMI準拠のケーブルを介して接続された外部機器30へ転送される。
入力切替部19は、復号部17から出力される映像信号および音声信号と、HDMI信号処理部18から出力される映像信号および音声信号とを、主制御部11からの制御に応じて選択的に切り換えて、映像信号および音声信号を出力制御部21に供給する。
主制御部11は、テレビジョン放送信号が受信されていると、チューナ15、分離部16、復号部17を制御するとともに、復号部17から出力される映像信号および音声信号を選択するように入力切替部19を制御する。
また、主制御部11は、HDMI規格に準拠したデジタル信号の受信が選択されていると、HDMI信号処理部18の動作設定を行うとともに、このHDMI信号処理部18から出力される映像信号および音声信号を選択するように入力切替部19を制御する。
OSD(On Screen Display)生成部20は、視聴チャンネル、現在時刻、音量、各種設定画面などのOSD表示データや外部機器30の状況を示すデータを主制御部11から受信し、視聴画面上に表示可能な形態として出力制御部21に出力する。外部機器30の状況の表示は、OSD生成部20を介して行われる。
出力制御部21は、入力切替部19を介して受け取ったデジタル音声信号をD/A変換してアナログ信号を生成して、音声・映像出力部22のスピーカなどに出力する。
また、出力制御部21は、入力切替部19を介して受け取ったデジタル映像信号をD/A変換し、例えばコンポジット映像信号に変換し、さらに、OSD生成部20から番組表やメニューや外部機器の状況を示すデータ(簡易的バナーや番組の詳細情報)を重畳した映像信号を生成して、音声・映像出力部22の液晶ディスプレイなどに出力する。
また、出力制御部21は、入力切替部19を介して受け取ったデジタル映像信号をD/A変換し、例えばコンポジット映像信号に変換し、さらに、OSD生成部20から番組表やメニューや外部機器の状況を示すデータ(簡易的バナーや番組の詳細情報)を重畳した映像信号を生成して、音声・映像出力部22の液晶ディスプレイなどに出力する。
次に、外部機器30の構成は、録画機能以外の部分は上記の表示装置10とほぼ同様であるから、説明を省略する。予約録画機能が実行された場合、予約番組ごとに、チャンネル、録画開始時間および録画終了時間を予約番組テーブルとして記憶部に記憶させておくものとする。
次に、本実施形態に係る表示装置10および外部機器30の機能構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る表示装置10および外部機器30の機能構成を示すブロック図であり、同図において、表示装置10は、テレビジョン受信機の一般的な機能に加えて、EPG取込部101、EPG記憶部102、接続機器記憶部103、状況表示設定指示部104、状況表示可否記憶部105、周期設定部106、状況要求部107、状況表示部108、変化状況受信部109、詳細表示部110を含んで構成されている。
また、外部機器30は、レコーダの一般的な機能に加えて、状況返信部301、変化状況送信部302を含んで構成されている。
図3は、本実施形態に係る表示装置10および外部機器30の機能構成を示すブロック図であり、同図において、表示装置10は、テレビジョン受信機の一般的な機能に加えて、EPG取込部101、EPG記憶部102、接続機器記憶部103、状況表示設定指示部104、状況表示可否記憶部105、周期設定部106、状況要求部107、状況表示部108、変化状況受信部109、詳細表示部110を含んで構成されている。
また、外部機器30は、レコーダの一般的な機能に加えて、状況返信部301、変化状況送信部302を含んで構成されている。
まず、表示装置10について説明する。
EPG取込部101は、当該表示装置10の電源を視聴者が切るとき、電源を入れるとき、あるいは、放送が視聴されていないときに、主制御部11から起動され、全ての有効なチャンネルに対してチャンネルを順次に切り替え、チューナ15に対してチャンネルのチューニング情報を与えると共に、分離部16に対してはEPGデータ取得のための設定情報を与える。このチャンネルの切替は、例えば、チャンネル番号の小さい順などで順次行う。
EPG取込部101は、当該表示装置10の電源を視聴者が切るとき、電源を入れるとき、あるいは、放送が視聴されていないときに、主制御部11から起動され、全ての有効なチャンネルに対してチャンネルを順次に切り替え、チューナ15に対してチャンネルのチューニング情報を与えると共に、分離部16に対してはEPGデータ取得のための設定情報を与える。このチャンネルの切替は、例えば、チャンネル番号の小さい順などで順次行う。
EPG取込部101は、分離部16からEPGデータを取得するごとに、EPGデータの構造解析を行い、EPG記憶部102に格納されていない番組についてはそのEPGデータを追加し、同じ番組が存在するときには最新のEPGデータと置き換えて、EPG記憶部102を更新して、主制御部11へ制御を戻す。
ここで、同じ番組であることの判定は、放送局名、チャンネル番号、番組名の一致を要件とするが、更に、EPGデータの中の他の情報を勘案して厳密な一致判定を行なうようにしてもよい。
EPG記憶部102は、EPGデータの解析結果のうち、放送局名、チャンネル番号、番組名、放送時間帯(開始日、開始時刻、番組の長さ)、番組内容等(原作、演出、配役、あらすじ等)などのデータ項目を番組ごとに格納する。このEPG記憶部102は、同じ放送局ごとに、チャンネル番号が昇順となるように整列されて記憶されるものとする。
表示装置10は、HDMIネットワークに接続している外部機器の接続状態等を取得して、それらを接続機器記憶部103に記憶させて管理する。
接続機器記憶部103は、図4に例示したように、外部機器の論理アドレスごとに次のデータ項目を記憶する。(ここで、図4では、本実施形態で説明する情報について記載してあるが、実際にHDMIネットワークを管理するためには記載以外の情報も必要になってくる。)
接続機器記憶部103は、図4に例示したように、外部機器の論理アドレスごとに次のデータ項目を記憶する。(ここで、図4では、本実施形態で説明する情報について記載してあるが、実際にHDMIネットワークを管理するためには記載以外の情報も必要になってくる。)
論理アドレス:HDMI CECの現在のバージョンの規格では、図5に示したように、0〜15まで扱えることになっており、HDMIネットワーク内では唯一名となっている。ここでは、論理アドレスとして、現時点で有効な0から9までを扱うことにする。例えば、図1において、各外部機器の論理アドレスは下記の表のように表される。
物理アドレス:この物理アドレスは、HDMIネットワーク内では唯一名となっているが、外部機器がHDMIネットワークに追加されたり、切り離されたりすると自動的に調整される。物理アドレスは、5階層のアドレスをもち、同一階層における唯一番号nとから構成され、n.n.n.n形式で表現される。表示装置に直接接続された外部機器の階層を第1階層とし、この第1階層の機器に接続された外部機器を第2階層と、表示装置から離れるにしたがって階層番号を増やしていく。そして、上記形式n.n.n.nの左端のnから右へ行くにしたがって階層番号が増えるようにして表記する。
例えば、表示装置はルートデバイスであり、0.0.0.0の物理アドレスを持つ。この表示装置に直接2台の外部機器が接続された場合には、1台目の外部機器の物理アドレスは1.0.0.0、2台目の外部機器の物理アドレスは2.0.0.0と表記する。そして、2台目の外部機器に3台の外部機器が接続すると、それぞれの物理アドレスは、2.1.0.0、2.2.0.0、2.3.0.0と表記する。以下同様に表記され、図1に示された各外部機器の物理アドレスは下記の表のように表される。
機器の名前:外部機器の名前であり、各外部機器がHDMIネットワークに接続された時点を検知して、CECコマンドによって各外部機器から取得して保持される。
主制御部11は、次のような適切なタイミングで外部機器30の状態を取得して、接続機器記憶部103を更新する。
(1)表示装置の電源がオンにされたことを検知して実行する。
(2)ユーザから機器の状態表示要求が発生した時に実行する。
(3)予め設定された特定の時間に定期的に実行する。
(4)物理アドレスが不明な外部機器からCECコマンドを受信した時に、あるいは、HDMIネットワークに外部機器が接続されたときに、実行する。
(2)ユーザから機器の状態表示要求が発生した時に実行する。
(3)予め設定された特定の時間に定期的に実行する。
(4)物理アドレスが不明な外部機器からCECコマンドを受信した時に、あるいは、HDMIネットワークに外部機器が接続されたときに、実行する。
主制御部11は、上記タイミングで、外部機器30の状態を取得するために、まず、すべての論理アドレス(1乃至9)に対して、CECコマンドを用いて物理アドレス要求をHDMIネットワーク上の外部機器へ送信する。
この物理アドレス要求に対して、物理アドレスが返信されたものに対しては、それぞれの論理アドレスと物理アドレスとを対応させて接続機器記憶部103に設定し、物理アドレスの返信のない論理アドレスに対しては、未接続の外部機器として接続機器記憶部103に設定する。
また、物理アドレスが返信されたものに対しては、この論理アドレス/物理アドレスの外部機器に対して、「機器の名前」を要求するCECコマンドを送信する。
このCECコマンドに対して返信があった場合、論理アドレスに対応させて、返信された機器の名前を接続機器記憶部103に設定する。また、CECコマンドに対して返信がなかった場合、接続機器記憶部103の論理アドレスに対応した物理アドレスおよび機器の名前をリセットする。
このCECコマンドに対して返信があった場合、論理アドレスに対応させて、返信された機器の名前を接続機器記憶部103に設定する。また、CECコマンドに対して返信がなかった場合、接続機器記憶部103の論理アドレスに対応した物理アドレスおよび機器の名前をリセットする。
主制御部11は、ユーザがリモコン25に設けた「状況表示設定」ボタン等を押すことによって、状況表示設定指示部104を起動する。
状況表示設定指示部104は、起動すると、図6に示すような状況表示設定指示画面を表示する。
状況表示設定指示部104は、起動すると、図6に示すような状況表示設定指示画面を表示する。
まず、ユーザは、HDMIネットワークに接続された外部機器において、録画の開始・終了、録画中の番組変更、予約録画の開始・終了等で状況が変化した場合に、表示装置にこの状況の変化を表示するか否かを選択指定する。この既定値は、「表示する」であるが、視聴中にいつも表示されるのでは邪魔になるので、この場合には「表示しない」を選択指示する。
これら操作は、リモコン25の十字キーによって他の項目を移動し、決定キーによって選択の確定を行うものとする。
これら操作は、リモコン25の十字キーによって他の項目を移動し、決定キーによって選択の確定を行うものとする。
しかし、状況の変化を「表示しない」場合にあっても、何らかの変化があったことを知りたいときもある。このような場合には、表示装置10に変化状況を知らせるランプを設置しておき、そのランプを所定の時間内で点滅させて状況変化があったことを知らせるようにしてもよい。この場合には、ユーザからの変化状況の確認指示で変化状況を表示させる。
また、周期的に外部機器へ現在の状況を問い合わせるようにしても良い。図6の場合には、この問合せの時間間隔を「1時間ごと」、「30分ごと」、「ユーザの指定した時間ごと」のいずれかで指定する。「1時間ごと」は、例えば、6時、7時、8時、・・・のような正時に問い合わせる。「30分ごと」は、例えば、6時、6時半、7時、7時半、・・・のような時間に問い合わせる。「ユーザの指定した時間ごと」は、正時を基準にユーザの指定した分数間隔で問い合わせる。例えば、2時間間隔で問合せしたいときには、「120」を指定する。
ユーザはこれらの指定を設定したい場合には、「設定」ボタンを選択し、設定を無効にしたいときには「キャンセル」ボタンを選択する。
状況表示設定指示部104は、「キャンセル」ボタンが選択されたことを判定すると、制御を主制御部11へ戻す。
状況表示設定指示部104は、「キャンセル」ボタンが選択されたことを判定すると、制御を主制御部11へ戻す。
また、状況表示設定指示部104は、「設定」ボタンが選択されたことを判定すると、選択された状況表示の可否を状況表示可否記憶部105に記憶し、また、周期設定部106を起動して選択された周期を送信して、制御を主制御部11へ戻す。
周期設定部106は、状況表示設定指示部104から受信した周期に、状況要求部107への割込み実行が起こるように時刻設定を行い、実行を終了する。
周期設定部106は、状況表示設定指示部104から受信した周期に、状況要求部107への割込み実行が起こるように時刻設定を行い、実行を終了する。
主制御部11は、ユーザがリモコン25に設けた「状況表示要求」ボタン等を押すことによって、状況要求部107を起動する。
状況要求部107は、起動すると、接続機器記憶部103に参照して、論理アドレスが1乃至9のうちで、物理アドレスが登録されている外部機器を検索する。
見つかったすべての外部機器の物理アドレスに対して、パラメータに状況取得要求を設定したCECベンダコマンドをHDMIネットワークに送出する。
状況要求部107は、起動すると、接続機器記憶部103に参照して、論理アドレスが1乃至9のうちで、物理アドレスが登録されている外部機器を検索する。
見つかったすべての外部機器の物理アドレスに対して、パラメータに状況取得要求を設定したCECベンダコマンドをHDMIネットワークに送出する。
また、状況要求部107は、HDMIネットワークに接続された外部機器から送信されるCECコマンドを監視し、受信したCECコマンドが状況取得要求を送出した物理アドレスからのCECベンダコマンドであり、且つ、パラメータに状況返信が設定されているかを判断する。
状況要求部107は、CECベンダコマンドのパラメータに状況返信が設定されているとき、そのパラメータに設定されている状況情報を取り出し、さらに、接続機器記憶部103に参照して、物理アドレスに対応する機器の名前を取得し、状況表示部108を起動して、状況要求部107からの呼び出しを表すフラグと機器の名前と状況情報とを引き渡す。
そして、状況要求部107は、状況取得要求を送出したすべての物理アドレスから返信があったときに実行を終了する。
そして、状況要求部107は、状況取得要求を送出したすべての物理アドレスから返信があったときに実行を終了する。
主制御部11は、HDMIネットワークによって送信されてきた当該表示装置10宛に送られてきたCECコマンドを受信する。
主制御部11は、CECコマンドがCECベンダコマンドであり、パラメータに状況変化送信が設定されている場合、変化状況受信部109を起動して、CECベンダコマンドのパラメータを渡す。
主制御部11は、CECコマンドがCECベンダコマンドであり、パラメータに状況変化送信が設定されている場合、変化状況受信部109を起動して、CECベンダコマンドのパラメータを渡す。
変化状況受信部109は、起動すると、渡されたパラメータに設定された状況情報を取り出し、さらに、接続機器記憶部103に参照して、該CECベンダコマンドを送信した外部機器の物理アドレスに対応する機器の名前を取得し、状況表示部108を起動して、変化状況受信部109からの呼び出しを表すフラグと機器の名前と状況情報とを引き渡す。
状況表示部108は、起動すると、呼び出し元を表すフラグを調べて、次のいずれかの処理を行う。
(1)呼び出し元が状況要求部107である場合:
この場合は、ユーザが随時指定して、HDMIネットワークに接続された外部機器の状況を知りたいのであるから、この時点で知り得た各機器の状況を、「機器の名前」、「状況」、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」等の項目からなる簡易的バナーとして数秒間表示される。ここで、簡易的バナーに表示される項目は、これらをすべて表示しなくても良い。
この場合は、ユーザが随時指定して、HDMIネットワークに接続された外部機器の状況を知りたいのであるから、この時点で知り得た各機器の状況を、「機器の名前」、「状況」、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」等の項目からなる簡易的バナーとして数秒間表示される。ここで、簡易的バナーに表示される項目は、これらをすべて表示しなくても良い。
これらのうち、「機器の名前」は、呼び出し元から渡された外部機器の名前であり、「状況」は、呼び出し元から渡された状況情報から取り出した「状況」を示すコード、即ち、「録画中」、「待機中」、「その他」であり、表示するときにはコードはそれぞれ可読可能なメッセージとしたものが使われる。
また、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」は、呼び出し元から渡された状況情報からチャンネル番号を取り出し、「状況」が「録画中」の時には、このチャンネル番号と現在の日時とにより、EPG記憶部102から取り出され、「状況」が「待機中」の時には、このチャンネル番号と状況情報から取り出した「録画開始日時」とにより、EPG記憶部102から取り出される。
しかし、「状況」が「その他」の時には、「機器の名前」と「状況」だけが簡易的バナーとして表示される。
しかし、「状況」が「その他」の時には、「機器の名前」と「状況」だけが簡易的バナーとして表示される。
例えば、この簡易的バナーは、図7に示すような形式で表示されるが、これに限定されるものではない。図7は、周期的あるいはユーザから随時指定されたときに、HDMIネットワークに接続されている表示装置および外部機器に関する状況が表示されている。この画面には、表示装置10自体が視聴中の番組の簡易的バナーと、レコーダ1の録画している番組に関する簡易的バナーと、レコーダ2で予約している番組に関する簡易的バナーとが表示されている。
表示装置10自体に関する情報が必要ないときには、省略しても構わない。しかし、HDMIネットワークに接続されているすべての機器について表示しておけば、これらの比較が容易になる。
また、図7によれば、テレビでは、「地上D055」チャンネルで「スポーツ」番組を視聴中であり、レコーダ1は表示中の「地上D011」チャンネルから「ニュース」番組を現在録画中であり、レコーダ2は表示中の「地上D099」チャンネルから「ドラマXX」番組を予約中であることが分かる。
(2)呼び出し元が変化状況受信部109である場合:
この場合は、HDMIネットワークに接続された外部機器の状況が変化したときに、この変化のあった機器に関する変化状況を、「機器の名前」、「状況」、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」等の項目からなる簡易的バナーとして数秒間表示される。
また、この簡易的バナーは、状況表示可否記憶部105に状況表示の可否を設定することによって、変化状況を表示させたり、表示させないようにすることができる。
この場合は、HDMIネットワークに接続された外部機器の状況が変化したときに、この変化のあった機器に関する変化状況を、「機器の名前」、「状況」、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」等の項目からなる簡易的バナーとして数秒間表示される。
また、この簡易的バナーは、状況表示可否記憶部105に状況表示の可否を設定することによって、変化状況を表示させたり、表示させないようにすることができる。
これらのうち、「機器の名前」は、呼び出し元から渡された外部機器の名前であり、「状況」は、呼び出し元から渡された状況情報から取り出した「変化の種類」を示すコード、即ち、「録画開始」、「録画終了」、「番組変更」であり、表示するときにはコードはそれぞれ可読可能なメッセージとしたものが使われる。
また、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」は、呼び出し元から渡された状況情報からチャンネル番号を取り出し、「変化の種類」が「録画開始」や「番組変更」の場合には、このチャンネル番号と現在の日時とにより、EPG記憶部102から取り出される。
しかし、「録画終了」の時には、簡易的バナーに「機器の名前」と「状況(録画終了)」だけが表示される。
しかし、「録画終了」の時には、簡易的バナーに「機器の名前」と「状況(録画終了)」だけが表示される。
このように、簡易的バナーに用いる番組情報は、表示装置10が取得しているEPG番組情報をもとにしていることから、HDMIネットワークのCECコマンドによる転送の情報量を格段に削減することができ、しかもCECコマンドを用いて大量のデータを転送しないので、外部機器の変化状況を早く知ることができる。
主制御部11は、ユーザがリモコン25に設けた「詳細表示」ボタン等を押すことによって、詳細表示部110を起動する。
詳細表示部110は、起動されると、HDMIネットワークに接続された外部機器の名前のリストを表示させる。
ユーザは、リモコン25の十字キーによって詳細表示させたい外部機器を選択し、決定キーを押す。
詳細表示部110は、起動されると、HDMIネットワークに接続された外部機器の名前のリストを表示させる。
ユーザは、リモコン25の十字キーによって詳細表示させたい外部機器を選択し、決定キーを押す。
詳細表示部110は、外部機器が選択されると、接続機器記憶部103を参照して、選択された外部機器の物理アドレスを取得し、この物理アドレスに対して、パラメータに状況取得要求を設定したCECベンダコマンドをHDMIネットワークに送出する。
詳細表示部110は、HDMIネットワークに接続された外部機器から送信されるCECコマンドを監視し、受信したCECコマンドが状況取得要求を送出した物理アドレスからのCECベンダコマンドであり、且つ、パラメータに状況返信が設定されているかを判断する。
詳細表示部110は、CECベンダコマンドのパラメータに状況返信が設定されているとき、そのパラメータに設定されている状況情報を取り出して、「機器の名前」、「状況」、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」を簡易的バナーと同様に表示する。
これらのうち、「機器の名前」は、ユーザによって指定された外部機器の名前であり、「状況」は、状況情報のうちの「状況」を示すコード、即ち、「録画中」、「待機中」、「その他」であり、表示するときにはコードはそれぞれ可読可能なメッセージとしたものが使われる。
また、「チャンネル番号」、「番組名」、「番組の放送時間」は、状況情報からチャンネル番号を取り出し、「状況」が「録画中」の時には、このチャンネル番号と現在の日時とにより、EPG記憶部102から取り出され、「状況」が「待機中」の時には、このチャンネル番号と状況情報から取り出した「録画開始日時」とにより、EPG記憶部102から取り出される。
しかし、「状況」が「その他」の時には、「機器の名前」と「状況」だけが表示される。
しかし、「状況」が「その他」の時には、「機器の名前」と「状況」だけが表示される。
さらに、「状況」が「録画中」や「待機中」の場合には、この番組の「詳細な情報」をEPG記憶部102から取り出して、表示装置10の画面に表示可能な量だけ表示させる。「詳細な情報」がすべて表示できなかった分は、リモコン25のスクロールキーを操作することによってすべての詳細な情報を表示することができる。
例えば、図8は、レコーダ1が録画している「ニュース」の簡易的バナーとこの「ニュース」に対する詳細な説明を表示している。この場合には、詳細な説明が全部表示し切れなかったので、スクロールキーによって表示をスクロールさせて全部読むことになる。
次に、外部機器30について説明する。
主制御部は、HDMIネットワークによって送信されてきた当該外部機器30宛に送られてきたCECコマンドを受信する。
主制御部は、CECコマンドがCECベンダコマンドであり、パラメータが状況取得要求であった場合、状況返信部301を起動して、CECベンダコマンドを送付してきた外部機器の物理アドレスを渡す。
主制御部は、HDMIネットワークによって送信されてきた当該外部機器30宛に送られてきたCECコマンドを受信する。
主制御部は、CECコマンドがCECベンダコマンドであり、パラメータが状況取得要求であった場合、状況返信部301を起動して、CECベンダコマンドを送付してきた外部機器の物理アドレスを渡す。
状況返信部301は、起動すると、自機器の状況を収集し、主制御部から渡された物理アドレス宛に、パラメータに状況返信と収集した状況情報とを設定したCECベンダコマンドをHDMIネットワークへ送信し、処理を終了する。ここで、収集される状況は、次のような情報である。
(1)予約録画の待機中であるかを調べる。
待機中であった場合は、「待機中」を示すコード、「予約録画のチャンネル番号」、「録画開始日時」が状況情報として収集される。
待機中であった場合は、「待機中」を示すコード、「予約録画のチャンネル番号」、「録画開始日時」が状況情報として収集される。
(2)録画実行中であるかを調べる。
録画実行中であった場合は、「録画中」を示すコード、「録画中のチャンネル番号」が状況情報として収集される。
録画実行中であった場合は、「録画中」を示すコード、「録画中のチャンネル番号」が状況情報として収集される。
(3)上記(1)、(2)以外であるかを調べる。
上記以外の場合には、「その他」を示すコードが状況情報として収集される。
上記以外の場合には、「その他」を示すコードが状況情報として収集される。
次に、主制御部は、自機器の状況が変化したことを検知すると、変化状況送信部302を起動する。
変化状況送信部302は、例えば、予約していた番組の録画の開始または終了や、録画中に番組が変化したことを、「変化の種類」を示すコード、「変化した時のチャンネル番号」を状況情報とし、パラメータに状況変化送信と状況情報を設定したCECベンダコマンドを、ブロードキャストでHDMIネットワークへ送信して、処理を終了する。
ここで、「変化の種類」には、「予約録画の録画開始」、「予約録画の録画終了」、「録画中の番組変更」等がある。
変化状況送信部302は、例えば、予約していた番組の録画の開始または終了や、録画中に番組が変化したことを、「変化の種類」を示すコード、「変化した時のチャンネル番号」を状況情報とし、パラメータに状況変化送信と状況情報を設定したCECベンダコマンドを、ブロードキャストでHDMIネットワークへ送信して、処理を終了する。
ここで、「変化の種類」には、「予約録画の録画開始」、「予約録画の録画終了」、「録画中の番組変更」等がある。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。例えば、上述した実施形態では、デジタルテレビジョン放送として説明したが、デジタルラジオ放送であっても同様に適用することができる。
なお、本発明の実施形態は、上記の表示装置や外部機器の各部の機能をコンピュータプログラム化し、このコンピュータプログラムを表示装置や外部機器へインストールして実行することでも実現される。また、このコンピュータプログラムを着脱可能な記録媒体に記録したり、ネットワークを介してダウンロードすることにより、移送が簡単になり容易に実施することができる。
C,Ca,Cb…HDMI準拠のケーブル、10…表示装置、11…主制御部、12…記憶部、13…リモコンI/F部、15…チューナ、16…分離部、17…復号部、18…HDMI信号処理部、19…入力切替部、20…OSD生成部、21…出力制御部、22…音声・映像出力部、23…入力端子、24…HDMIコネクタ、25…リモコン、101…EPG取込部、102…EPG記憶部、103…接続機器記憶部、104…状況表示設定指示部、105…状況表示可否記憶部、106…周期設定部、107…状況要求部、108…状況表示部、109…状況変化受信部、110…詳細表示部、30,301,302…外部機器、301…状況返信部、302…状況変化送信部。
Claims (10)
- 1つ以上の外部機器とHDMIネットワークで接続された表示装置において、放送番組に関する情報を記憶する記憶部と、前記外部機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を受信する変化状況受信部と、前記記憶部を参照して、前記チャンネル情報と現在の日時情報とから、前記外部機器で変化のあった放送番組の内容と前記変化状況とを表示する状況表示部と、を備えることを特徴とする表示装置。
- 請求項1に記載の表示装置において、前記変化状況は、予約された放送番組の開始、終了、あるいは、放送中の番組の変更であることを特徴とする表示装置。
- 請求項1に記載の表示装置において、前記変化状況受信部は、HDMIのCECベンダコマンドにて変化状況を受信することを特徴とする表示装置。
- 請求項1に記載の表示装置において、前記状況表示部は、機器の名前、変化状況、チャンネル情報、番組名、放送時間帯を簡易的バナーとして表示することを特徴とする表示装置。
- 請求項1に記載の表示装置において、前記外部機器の放送中あるいは予約中の放送番組のチャンネル情報とその放送番組の受信状況を要求する状況要求部を備え、前記状況表示部は、機器の名前、受信状況、チャンネル情報、番組名、放送時間帯を簡易的バナーとして表示することを特徴とする表示装置。
- 請求項5に記載の表示装置において、前記受信状況は、放送番組の受信中あるいは受信待機中であることを特徴とする表示装置。
- 請求項5に記載の表示装置において、前記状況要求部を周期的に実行することを設定する周期設定部を備え、前記状況表示部は、前記周期設定部で設定された周期で、前記状況要求部によって取得した前記外部機器の受信状況を簡易的バナーとして表示することを特徴とする表示装置。
- 請求項1に記載の表示装置において、前記外部機器の放送中あるいは予約中の放送番組のチャンネル情報を要求し、前記記憶部を参照して、該チャンネル情報に対応する放送番組の詳細情報を表示する詳細表示部を備えることを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至8に記載の表示装置において、前記外部機器は、デジタルレコーダであることを特徴とする表示装置。
- 表示装置と1つ以上の外部機器とをHDMIネットワークで接続した表示システムにおいて、前記表示装置は、放送番組に関する情報を記憶する記憶部と、前記外部機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を受信する変化状況受信部と、前記記憶部を参照して、前記チャンネル情報と現在の日時情報とから、前記外部機器で変化のあった放送番組の内容と前記変化状況とを表示する状況表示部と、を備え、前記外部機器は、自機器で変化のあった放送番組のチャンネル情報と変化状況を送信する変化状況送信部を備えることを特徴とする表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222537A JP2009055538A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 表示装置および表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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