JP2017197397A - GaNウエハの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造されるGaNウエハの品質および歩留りの少なくとも一方が改善される、GaNウエハの新規な製造方法を提供すること。【解決手段】GaNウエハの製造方法は、(S1)互いに結晶方位が揃うように並置されたN単位(ただし、Nは2以上の整数)のGaNシードを含む複合体であって、該N単位のGaNシードの表面が組み合わさって成る複合体表面を備えるシード複合体を形成するステップと、(S2)該シード複合体の該複合体表面上にGaNを成長させて、該N単位のGaNシードの各々と接するひとつの連続したGaNバルク結晶を形成するステップと、(S3)該GaNバルク結晶を加工して、該N単位のGaNシードにそれぞれ対応する該GaNバルク結晶中のN個の結晶領域の各々から、1枚以上のGaNウエハを得るステップと、を有する。【選択図】図14

Description

本発明は、GaN(窒化ガリウム)ウエハの製造方法に関する。
GaN結晶のみから構成されるウエハであるGaNウエハが、III-V族窒化物系化合物半導体デバイス用の基板として注目されている。
GaNウエハは、1個または2個以上のGaN単結晶で構成されたシード上にGaNバルク結晶を成長させ、そのGaNバルク結晶にスライシング、研削、研磨等の加工を施すことにより製造されている(特許文献1)。
非極性または半極性GaN基板をシードに用いてGaNバルク結晶を成長させる場合に、シードの主表面の面積を大きくすることにより、シードの側面上に成長する多結晶の影響が小さくなり、成長するGaNバルク結晶の格子歪が小さくなる傾向が見いだされている(特許文献2)。
特開2008−143772号公報 国際公開WO2015/020161号公報
本発明は、製造されるGaNウエハの品質および歩留りの少なくとも一方が改善される、GaNウエハの新規な製造方法を提供することである。
本発明の実施形態には、次に記すGaNウエハ製造方法が含まれる。
(1)(S1)互いに結晶方位が揃うように並置されたN単位(ただし、Nは2以上の整数)のGaNシードを含む複合体であって、該N単位のGaNシードの表面が組み合わさって成る複合体表面を備えるシード複合体を形成するステップと、(S2)該シード複合体の該複合体表面上にGaNを成長させて、該N単位のGaNシードの各々と接するひとつの連続したGaNバルク結晶を形成するステップと、(S3)該GaNバルク結晶を加工して、該N単位のGaNシードにそれぞれ対応する該GaNバルク結晶中のN個の結晶領域の各々から、1枚以上のGaNウエハを得るステップと、を有するGaNウエハ製造方法。
(2)前記N単位のGaNシードの少なくともひとつが、1枚のGaN単結晶基板である、前記(1)に記載の製造方法。
(3)前記N単位のGaNシードの少なくともひとつが、1枚の継ぎ合わせGaN基板である、前記(1)または(2)に記載の製造方法。
(4)前記N単位のGaNシードの少なくともひとつが、密に並置された、複数の、互いに接合されていないGaN単結晶片からなる、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の製造方法。
(5)前記シード複合体が、互いの境界に接触界面が形成されるように配置された2単位の前記GaNシードを含む、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の製造方法。
(6)前記シード複合体が、互いの境界に接合界面を有する2単位の前記GaNシードを含み、該2単位のGaNシードの各々は1枚のGaN単結晶基板または1枚の継ぎ合わせGaN基板である、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の製造方法。
(7)前記複合体表面が非極性または半極性表面である、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の製造方法。
(8)前記シード複合体において、前記複合体表面の法線の方向が[0001]方向と45°以上135°以下の角度を成す、前記(7)に記載の製造方法。
(9)前記シード複合体において、前記複合体表面とC面との交線の方向がa軸方向±15°である、前記(7)または(8)に記載の製造方法。
(10)前記シード複合体において、前記複合体表面の法線と平行または最も平行に近い低指数方位が<10−1−1>、<30−3−2>、<20−2−1>、<30−3−1>、<30−31>、<20−21>、<30−32>または<10−11>である、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の製造方法。
(11)前記シード複合体が、前記複合体表面におけるc軸の正射影の方向に並んだ少なくとも2単位の前記GaNシードを含む、前記(7)〜(10)のいずれかに記載の製造方法。
(12)前記シード複合体がGaN犠牲結晶を含み、該GaN犠牲結晶は前記GaNシードと結晶方位が揃うように配置され、かつ、その表面は前記GaNシードの表面と共に前記複合体表面を構成する、前記(1)〜(11)のいずれかに記載の製造方法。
(13)前記GaNバルク結晶を形成するステップでは、前記シード複合体の前記複合体表面上に気相からGaNを成長させる、前記(1)〜(12)のいずれかに記載の製造方法。
GaNウエハの新規な製造方法が提供される。
図1は、実施形態に係るGaNウエハ製造方法のフローチャートである。 図2は、4単位のGaNシードを2×2配置で並置して成るシード複合体を示す斜視図である。 図3は、GaNシードを示す斜視図である。 図4は、密に並置された3枚の互いに接合されていないGaN単結晶片からなるGaNシードを示す斜視図である。 図5は、シード複合体を、複合体表面とC面との交線に平行な方向から見たところを示す図面である。 図6は、図2に示すシード複合体の複合体表面上にGaNバルク結晶が成長したところを示す斜視図である。 図7は、図6に示すGaNバルク結晶を成長方向側から見たところを示す図面である。 図8(a)は、4単位のGaNシードがシード複合体を構成することなく、互いに離間した状態でベース板B上に配置されたところを示す斜視図であり、図8(b)は、図8(a)に示す4単位のGaNシード上にそれぞれGaNバルク結晶が成長したところを示す斜視図である。 図9は、4単位のGaNシードにGaN犠牲結晶を加えて形成したシード複合体を示す斜視図である。 図10(a)は加工前のGaNバルク結晶を示しており、図10(b)は該GaNバルク結晶の切断により得られた4個のGaN結晶塊を示しており、図10(c)は該4個のGaN結晶塊の各々から円筒形インゴットをくり抜く工程を示しており、図10(d)は該4個の円筒形インゴットの各々からGaNウエハをスライスする工程を示している。 図11は、M面GaN基板を示す斜視図である。 図12は、サセプター(図示せず)上に8枚のM面GaN基板を並置して成るシード複合体の斜視図である。 図13(a)は、8枚のM面GaN基板からなるシード複合体の複合体表面上に成長したGaNバルク結晶を示す側面図であり、図13(b)は、該GaNバルク結晶をシード複合体もろとも切断して得られる2個のGaN結晶塊を示す側面図であり、図13(c)は該2個のGaN結晶塊から(20−21)面ウエハをスライスする際のスライス位置を示す側面図である。 図14(a)は、シード複合体の側面図であり、図14(b)は、該シード複合体の複合体表面上に成長したGaNバルク結晶を示す側面図であり、図14(c)は、該GaNバルク結晶をシード複合体もろとも切断して得られる2個のGaN結晶塊を示す側面図である。 図15は、(20−21)GaN基板上に成長したGaNバルク結晶を示す側面図である。 図16(a)は、シード複合体の側面図であり、図16(b)は、該シード複合体の複合体表面上に成長したGaNバルク結晶を示す側面図であり、図16(c)は、該GaNバルク結晶をシード複合体もろとも切断して得られる3個のGaN結晶塊を示す側面図である。
GaNは、六方晶系に属するウルツ鉱型の結晶構造を取る。GaNでは、[0001]および[000−1]に平行な結晶軸がc軸、<10−10>に平行な結晶軸がm軸、<11−20>に平行な結晶軸がa軸と呼ばれる。c軸に直交する結晶面はC面(C-plane)、m軸に直交する結晶面はM面(M-plane)、a軸に直交する結晶面はA面(A-plane)と呼ばれる。
c軸に直交するGaN表面には、(0001)表面(ガリウム極性表面)と(000−1)表面(窒素極性表面)とがある。これらの表面は極性表面とも呼ばれる。
c軸に平行なGaN表面、すなわち{10−10}表面や{11−20}表面のようにミラー指数{hkml}のlが0(ゼロ)であるGaN表面は、非極性表面と呼ばれる。
極性表面でも非極性表面でもないGaN結晶表面は、半極性表面と呼ばれる。
本明細書において、結晶軸、結晶表面、結晶方位等に言及する場合には、特に断らない限り、GaNの結晶軸、結晶表面、結晶方位等を意味するものとする。
1.GaNウエハ製造方法
実施形態に係るGaNウエハ製造方法は、図1にフローチャートを示すように次の3つのステップ(S1)〜(S3)を含むが、これらに加えて更に他のステップを含んでもよい。
(S1)互いに結晶方位が揃うように並置されたN単位(ただし、Nは2以上の整数)のGaNシードを含む複合体であって、該N単位のGaNシードの表面が組み合わさって成る複合体表面を備えるシード複合体を形成するステップ。
(S2)該シード複合体の該複合体表面上にGaNを成長させて、該N単位のGaNシードの各々と接するひとつの連続したGaNバルク結晶を形成するステップ。
(S3)該GaNバルク結晶を加工して、該N単位のGaNシードにそれぞれ対応する該GaNバルク結晶中のN個の結晶領域の各々から、1枚以上のGaNウエハを得るステップ。
上記ステップ(S1)〜(S3)の詳細を以下に説明する。
1.1.シード複合体を形成するステップ(S1)
このステップでは、N単位(ただし、Nは2以上の整数)のGaNシードを結晶方位が揃うように並置して、該N単位のGaNシードの表面が組み合わさって成る複合体表面を備えるシード複合体を形成する。
一例として、4単位のGaNシードを並置して成るシード複合体を図2に示す。図2を参照すると、ベース板Bが有する平坦な表面の上に、4単位のGaNシード201、202、203、204が2×2配置で密に並置されて、シード複合体300を構成している。
ベース板Bは、後のステップでシード複合体300上にGaNバルク結晶を成長させる際に用いる気相成長装置が備えるサセプターであり得るが、限定されるものではなく、無機材料からなる単結晶または多結晶基板、金属基板、セラミック基板等であってもよい。
シード複合体300を構成する4単位のGaNシード201、202、203、204は、GaN結晶からなる矩形板であり得る。GaNシード201を例にして説明すると、図3に示すように、GaNシード201は、一方の主表面であるシード表面211と、その反対側の主表面である裏面221と、側面231とを有している。シード表面211は、その上にGaN結晶がエピタキシャル成長し得るよう、平坦に仕上げられている。
GaNシード201のシード表面211の面積は通常1cm2以上であり、上限は特にないが、例えば、1cm2以上2cm2未満、2cm2以上4cm2未満、4cm2以上6cm2未満、6cm2以上20cm2未満、20cm2以上40cm2未満、40cm2以上80cm2未満、80cm2以上等であり得る。シード表面211のアスペクト比L1:L2は、通常1:10〜10:1の範囲内であり、好ましくは1:4〜4:1の範囲内である。
GaNシード201の厚さtは特に限定されないが、通常200μm以上、好ましくは250μm以上、より好ましくは300μm以上であり、通常2mm以下、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1mm以下である。
GaNシード201は、好ましくは、単一のGaN単結晶基板である。様々な面方位を有するGaN単結晶基板を、HPVE法、フラックス法、昇華法、アモノサーマル法等、様々な方法で成長させたGaNバルク結晶から製造することができる。非極性または半極性のGaN単結晶基板の製造方法については、前述の特許文献1および特許文献2を参照することができる。
一例において、GaNシード201は、互いに接合された複数片のGaN単結晶からなる継ぎ合わせGaN基板であり得る。継ぎ合わせGaN基板の構造および製造方法については、例えば、特開2010−13298号公報を参照することができる。
他の一例において、GaNシード201は、互いに接合されていない複数のGaN単結晶片を密に並置して成るものであり得る。図4はその一例を示すもので、GaNシード201は、ベース板(図示せず)の平坦な表面上に密に並置された3枚のGaN単結晶片101、102、103から構成されている。
シード複合体300を構成する他の3単位のGaNシード202、203、204が有し得る構成および充たすことが好ましい仕様は、GaNシード201と同じである。
再び図2を参照すると、シード複合体300を構成する4単位のGaNシード201、202、203、204は、隣接するGaNシード間で側面同士が接触するように配置されている。
各々が1枚のGaN単結晶基板または1枚の継ぎ合わせGaN基板である2単位のGaNシードが隣接する場合、該2単位のGaNシードを側面同士の間で接合させることができる。
4単位のGaNシード201、202、203、204がそれぞれ1枚のGaN単結晶基板または1枚の継ぎ合わせGaN基板である場合、該4単位の全てを互いに接合させることができる。そうした場合、複合シード300はベース板Bなしで形状を保持することが可能となる。
GaNシード同士を接合させる技術については、先に引用した2010−13298号公報を参照することができる。
一例では、4単位のGaNシード201、202、203、204の一部または全部を、ベース板Bに接合させることができる。
複合シード300は、4単位のGaNシードのシード表面211、211、213、214が組み合わさって成る平坦な複合体表面310を有している。隣接するGaNシード間の境界におけるシード表面間の段差は、通常0.3mm未満、好ましくは0.2mm未満、より好ましくは0.1mm未満である。
4単位のGaNシード201、202、203、204間におけるシード表面211、212、213、214の法線方向のバラツキは、通常±5°未満、好ましくは±3°未満、より好ましくは±1°未満である。
4単位のGaNシード201、202、203、204間では、a軸、c軸およびm軸のいずれについても、方位のバラツキが通常±5°未満、好ましくは±3°未満、より好ましくは±1°未満である。
シード複合体300の複合体表面310は、特定の方位を有するGaN表面である。
図5は、シード複合体300を、その複合体表面310とC面との交線に平行な方向から見たところである(従って、図5において、該交線は紙面に垂直である)。図5では、シード複合体を構成するGaNシード間の境界の図示を省略している。
シード複合体300において、複合体表面310の法線の方向Dnと[0001]方向とが成す角度θは0〜180°の範囲内の任意の値であり得る。
角度θが0〜10°または170〜180°の範囲内のとき、複合体表面310は極性表面であるといってよい。角度θが85〜95°の範囲内のとき、複合体表面310は非極性表面であるといってよい。角度θがこれらのいずれの角度範囲内にも入らないとき、複合体表面310は半極性表面であるといってよい。
一例において、角度θは45°以上60°未満、60°以上70°未満、70°以上78°未満、78°以上85°未満、85°以上95°以下、95°超102°以下、102°超110°以下、110°超120°以下、120°超135°以下等であり得る。
複合体表面310が非極性面または半極性面である場合、複合体表面310とC面との交線の方向は、限定するものではないが、a軸方向±15°、a軸方向±5°、a軸方向±3°、a軸方向±2°、a軸方向±1°等の範囲内であり得る。
一例において、複合体表面310の法線の方向と平行または最も平行に近い低指数方位は、<10−11>、<30−32>、<20−21>、<30−31>、<10−10>、<30−3−1>、<20−2−1>、<30−3−2>、<10−1−1>等であり得る。
ここでは、ミラー指数<hkml>における整数h、k、mおよびlの絶対値がいずれも3以下である結晶方位を、低指数方位というものとする。
複合体表面310の法線の方向Dnが<10−10>に平行なとき、該方向Dnと[0001]方向とが成す角度は90°であり、複合体表面310とC面との交線はa軸に平行である。
複合体表面310の法線の方向Dnが<11−20>に平行なとき、該方向Dnと[0001]方向とが成す角度は90°であり、複合体表面310とC面との交線はm軸に平行である。
複合体表面310の法線の方向Dnが<10−11>に平行なとき、該方向Dnと[0001]方向とが成す角度は62°であり、複合体表面310とC面との交線はa軸に平行である。
複合体表面310の法線の方向Dnが<10−1−1>に平行なとき、該方向Dnと[0001]方向とが成す角度は118°であり、複合体表面310とC面との交線はa軸に平行である。
1.2.GaNバルク結晶を形成するステップ(S2)
このステップでは、シード複合体を形成するステップ(S1)で形成したシード複合体の複合体表面上に、GaNを成長させて、該シード複合体を構成する複数のGaNシードの各々と接するひとつの連続したGaNバルク結晶を形成する。
GaN結晶の成長方法としては、HVPE(Hydride Vapor Phase EpitaxyまたはHalide Vapor Phase Epitaxy)法、昇華法、MOCVD法等の気相法が好ましく例示されるが、限定されるものではなく、フラックス法やアモノサーマル法を用いることも可能である。
GaN結晶は、アンドープのとき弱いn型導電性を示す。O(酸素)、Si(ケイ素)、Ge(ゲルマニウム)等は、n型ドーパントとして作用し、GaN結晶中にn型キャリアを発生させる。Mg(マグネシウム)、Zn(亜鉛)等は、p型ドーパントとして作用し、GaN結晶中にp型キャリアを発生させる。
C(炭素)やFe(鉄)の添加はGaN結晶の導電性を低下させる。特に、FeでドープしたGaN結晶は107Ω・cmを超える高い抵抗率を有し得る。
図2に示すシード複合体の複合体表面上に、GaNバルク結晶が成長したところを図6に示す。図6を参照すると、GaNバルク結晶400は、シード複合体300の複合体表面上に、該複合体表面の法線の方向に成長しており、該複合体表面の全体を覆うひとつの連続した塊を成している。
図6に示すGaN結晶400は、成長方向側から見ると、図7に示すように4個の結晶領域401、402、403、404を有している(図中の一点鎖線は該領域間の境界を示している)。この4個の結晶領域は、シード複合体300を構成する4単位のGaNシード201、202、203、204にそれぞれ対応している。すなわち、結晶領域401はGaNシード201上に形成された領域であり、結晶領域402はGaNシード202上に形成された領域であり、結晶領域403はGaNシード203上に形成された領域であり、結晶領域404はGaNシード204上に形成された領域である。
GaNバルク結晶400は外側から見るとひとつの連続した塊であるが、4個の結晶領域401、402、403、403のうち、どの2つの隣り合う領域間の境界においても、結晶方位が不連続的に変化しているのが普通である。これは、シード複合体300を形成する際に、GaNシード201、202、203、204間の結晶方位を完全に一致させることが難しいことによる。
このような結晶領域間の境界においては、転位や積層欠陥のような結晶欠陥の密度が局所的に高くなっており、それによって、方位が異なるGaN結晶同士がつながることにより生じる歪が緩和されている。
ここで、GaNシード上にGaNバルク結晶を成長させるにあたり、シード複合体を形成する場合と形成しない場合との違いを説明する。
図8(a)は、GaNシード201、202、203、204がシード複合体を構成することなく、互いに離間した状態でベース板B上に配置されたところを示す。どのGaNシードも、全ての側面を露出させている。
図8(b)では、図8(a)に示すGaNシード201、202、203、204の上に、それぞれ、GaNバルク結晶501、502、503、504が成長している。
図8に示す、互いに離間したGaNシード201、202、203、204上にそれぞれ成長したGaNバルク結晶501、502、503、504は、同じ4単位のGaNシードでシード複合体300を形成したうえで成長させた、図6に示すGaNバルク結晶400よりも、結晶格子の歪が大きくなる傾向がある。なぜなら、GaNバルク結晶501、502、503、504の成長時に、各GaNシードの全ての側面上で多結晶GaNの成長が起こり得るからである。
GaNシードの側面上で成長する多結晶GaNは、シード表面上におけるGaNの成長に干渉し、形成されるGaNバルク結晶の格子を歪ませる。シード複合体を形成することの利点のひとつは、GaNシードの側面の露出を減らせるところ、すなわち、多結晶GaNが発生し成長する場所を減らせるところにある。
好適例では、図9に示すように、複合体300を、GaNシード201、202、203、204だけでなく、GaN犠牲結晶205を加えて形成することができる。 GaN犠牲結晶205は、GaNシード201、202、203、204と結晶方位が揃うように配置され、かつ、その表面はGaNシードのシード表面と共に複合体表面を構成している。
図9に示すシード複合体300上にGaNバルク結晶を成長させるとき、GaN犠牲結晶205の露出した側面上で多結晶GaNが発生し得るが、GaNシード201、202、203、204のシード表面から離れた場所であるため、発生した多結晶GaNがシード表面上に成長するGaNバルク結晶に及ぼす影響は比較的小さい。
更に、GaN犠牲結晶を加えることにより、多結晶GaNの発生場所(GaN犠牲結晶の側面)の面積に対する、GaNバルク結晶の成長場所(シード複合体の複合体表面)の面積の比率が大きくなるという効果もある。同様の効果は、シード複合体を構成するGaNシードの単位数を増やしたときにも得られる。
その他、多結晶GaNの発生を抑制することは、原料の利用効率の改善にもつながる。
1.3.GaNウエハを得るステップ(S3)
このステップでは、先のステップ(S2)で成長させたGaNバルク結晶を加工してGaNウエハを作製する。このとき、シード複合体が含むN単位のGaNシードにそれぞれ対応する該GaNバルク結晶中のN個の結晶領域の各々から、1枚以上のGaNウエハを得る。
具体例として、図6および7に示すGaNバルク結晶からGaNウエハを作製する場合について、図10を参照して説明する。
図10(a)は加工前のGaNバルク結晶400(図6および7に示すバルクGaN結晶である)であり、シード複合体300を構成する4単位のGaNシード201、202、203、204上にそれぞれ形成された4個の結晶領域401、402、403、404を有している。
このバルクGaN結晶400を、図8(b)に示すように、ワイヤーソー等を用いて切断し、4個のGaN結晶塊411、412、413、414に分ける。切断は結晶領域間の境界の位置で行う。従って、結晶領域401を構成する結晶がGaN結晶塊411となり、結晶領域402を構成する結晶がGaN結晶塊412となり、結晶領域403を構成する結晶がGaN結晶塊413となり、結晶領域404を構成する結晶がGaN結晶塊414となる。
次いで、図10(c)に示すように、GaN結晶塊411から円筒形インゴット421をくり抜く。他のGaN結晶塊411、412、413からも、同様に、円筒形インゴット422、423、424をくり抜く。
最後に、図10(d)に示すように、マルチワイヤーソー等を用いて円筒形インゴット421からGaNウエハ431をスライスする。他の円筒形インゴット422、423、424からも、同様に、GaNウエハ432、433、434をスライスする。
加工に用いる手段や、加工の順序は、図10に示すものに限定されない。一例では、円筒形インゴット421、422、423、424を、くり抜き加工に代えて、GaN結晶塊411、412、413、414を研削することにより形成することができる。他の一例では、GaN結晶400を分断する工程を省略し、GaN結晶400から円筒形インゴット421、422、423、424を直接くり抜くことができる。更に他の一例では、GaN結晶塊411、412、413、414をスライスした後に、くり抜き加工等を行ってGaNウエハ431、432、433、434を得ることができる。
いかなる工程を経るにせよ、GaN結晶400の4個の結晶領域401、402、403、404から、それぞれ、GaNウエハ431、432、433、434が作製される。
2.実施例
2.1.実施例1
(111)A面を主表面とする直径50mmで厚さ0.8mmのGaAs基板を準備し、該主表面上にスパッタ法により厚さ100nmのSiO2層を形成する。次いで、フォトリソグラフィ技法を用いて該SiO2層をパターニングして、直径2μmの開口が4μmピッチで六方稠密に配置されたパターンマスク層とする。各開口にはGaAs基板の表面を露出させる。
次に、前記パターンマスク層を形成したGaAs基板上に、HVPE法により、GaNバルク結晶を成長させる。例えば、500℃で厚さ80nmの低温層を成長させ、次いで950℃で厚さ60μmの中間層を成長させた後、1050℃で厚さ5mmのバルク層を成長させる。その後、王水を用いたエッチングによりGaAs基板を除去することにより、直径50mmで厚さ3mmの円盤形GaNバルク結晶を得ることができる。
上記の円盤形GaNバルク結晶の両主表面である(0001)表面および(000−1)表面に研削および研磨を順次施し、その平均粗さRaを5nmとした後、その円盤形GaNバルク結晶から、図11に示す、幅3mmで長さ22mmの矩形の主表面を有する厚さ1mmのM面GaN基板を切り出す。該主表面の幅方向はc軸に平行、長さ方向はa軸に平行である。各M面基板の両主表面は、研削および研磨により平坦化した後、CMP処理を施して表面粗さRaを1nm未満とする。
次いで、8枚の上記M面GaN基板を、図12に示すように、HVPE装置のサセプター(図示せず)上に密に並べて、シード複合体を形成する。並べる方向はc軸方向とし、全てのM面GaN基板間で[0001]方向を一致させる。この8枚のM面GaN基板は、4枚で1単位のGaNシードを構成する。従って、シード複合体は2単位のGaNシードを含む。
次いで、図13(a)に示すように、形成したシード複合体の複合体表面上にGaNバルク結晶を、HVPE法により5mmの厚さに成長させる。図13(a)において、一点鎖線は、2単位のGaNシードに対応する該GaNバルク結晶中の2個の結晶領域間の境界を示している。
次いで、図13(b)に示すように、成長させたGaNバルク結晶を、シード複合体もろとも、上記結晶領域間の境界の位置で切断する。
次いで、切断により得られる2つのGaN結晶塊の各々を、図13(c)に破線で示す位置でスライスし、一方の主表面が(20−21)表面、他方の主表面が(20−2−1)表面である複数のウエハブランクを得る。このウエハブランクの外形を整えるとともに、表面エッチングによる加工ダメージの除去、(20−21)表面の研磨による平坦化を行って、幅12mmで長さ22mmの矩形の主表面を有する厚さ1mmの(20−21)基板(ウエハ)を得る。該主表面の幅方向はa軸に垂直、長さ方向はa軸に平行である。
2.2.実施例2
実施例1で作製される(20−21)GaN基板の2枚を、図14(a)に示すように、HVPE装置のサセプター(図示せず)上に密に並べて、シード複合体を形成する。並べる方向は、複合体表面におけるc軸の正射影の方向とし、2枚とも(20−21)表面が上を向くように、かつ、2枚の[0001]方向が一致するようにする。
次いで、図14(b)に示すように、形成したシード複合体の複合体表面上に、GaNバルク結晶をHVPE法により成長させる。図14(b)において、一点鎖線は、2枚の(20−21)GaN基板に対応する該GaNバルク結晶中の2個の結晶領域間の境界を示している。
(20−21)面上でGaNが成長するとき、その成長フロント表面の[000−1]側に、安定面であるM面に平行なファセットが出現する。そのため、図14(b)に示すように、シード複合体を構成する2枚の(20−21)GaN基板のうち、[000−1]側の基板上におけるGaNバルク結晶の厚さは、[0001]側の基板上よりも小さくなる。
次いで、図14(c)に示すように、成長させたGaNバルク結晶を、シード複合体もろとも、上記2個の結晶領域間の境界の位置で切断する。
次いで、切断により得た2つのGaN結晶塊をそれぞれ(20−21)面に平行にスライスして、該2つのGaN結晶塊の各々から、一方の主表面が(20−21)表面、他方の主表面が(20−2−1)表面であるウエハブランクを1枚以上得る。このウエハブランクの外形を整えるとともに、表面エッチングによる加工ダメージの除去、(20−21)表面の研磨による平坦化を行って、幅10mmで長さ20mmの矩形の主表面を有する厚さ0.3mmの(20−21)GaNウエハを得る。該主表面の幅方向はa軸に垂直、長さ方向はa軸に平行である。
(比較例)
実施例1で作製される(20−21)GaN基板を、単独でシード基板として用い、その(20−21)表面上にHVPE法でGaNを成長させる。すると、図15に示すように、成長するGaNバルク結晶の成長フロント表面にはM面に平行なファセットが出現する。このGaNバルク結晶を実施例1と同様にして加工し、(20−21)面ウエハを作製するとき、使用するシード基板1枚あたりから得られるGaNウエハの枚数は実施例2よりも少ない。
(実施例3)
実施例1で作製される(20−21)GaN基板の2枚に加え、犠牲基板を用いて、図16(a)に示すように、HVPE装置のサセプター(図示せず)上にシード複合体を形成する。犠牲基板も(20−21)GaN基板であり、その仕様は、主表面の幅(a軸に垂直な方向の寸法)が半分であることを除き、シード基板として用いる(20−21)GaN基板と同じである。
2枚のシード基板と1枚の犠牲基板は、複合体表面におけるc軸の正射影の方向に、3枚とも(20−21)表面が上を向くように、かつ、3枚の[0001]方向が一致するように並べる。犠牲基板は、[000−1]側の端に配置する。
次いで、図16(b)に示すように、形成したシード複合体の複合体表面上に、GaNをHVPE法により成長させる。図16(b)において、一点鎖線は、シード複合体に含まれる3枚の(20−21)GaN基板にそれぞれ対応するGaNバルク結晶中の3個の結晶領域間の境界を示している。
GaN結晶の成長フロント表面では、[000−1]側に、安定面であるM面に平行なファセットが出現する。しかし、シード複合体の[000−1]側の端に犠牲基板を配置しているため、中央の(20−21)GaN基板上におけるGaN結晶の成長厚の減少は抑制されている。
次いで、図16(c)に示すように、成長させたGaNバルク結晶を、シード複合体もろとも、上記3個の結晶領域間の境界の位置で切断する。
次いで、切断により得た3つのGaN結晶塊のうち、犠牲基板上に形成された結晶領域に対応するGaN結晶塊を除く2つを、実施例2と同様に加工して(20−21)GaNウエハを得る。
犠牲基板を用いる実施例3では、シード基板上におけるGaN結晶の成長厚の減少が抑制されるので、シード基板1枚あたりから得られる(20−21)GaNウエハの枚数は実施例2よりも多い。
201、202、203、204 GaNシード
205 GaN犠牲結晶
211、212、213、214 シード表面
300 シード複合体
310 複合体表面
400 GaNバルク結晶
411、412、413、414 GaN結晶塊
421、422、423、424 円筒形インゴット
431、432、433、434 GaNウエハ

Claims (13)

  1. (S1)互いに結晶方位が揃うように並置されたN単位(ただし、Nは2以上の整数)のGaNシードを含む複合体であって、該N単位のGaNシードの表面が組み合わさって成る複合体表面を備えるシード複合体を形成するステップと、
    (S2)該シード複合体の該複合体表面上にGaNを成長させて、該N単位のGaNシードの各々と接するひとつの連続したGaNバルク結晶を形成するステップと、
    (S3)該GaNバルク結晶を加工して、該N単位のGaNシードにそれぞれ対応する該GaNバルク結晶中のN個の結晶領域の各々から、1枚以上のGaNウエハを得るステップと、
    を有するGaNウエハ製造方法。
  2. 前記N単位のGaNシードの少なくともひとつが、1枚のGaN単結晶基板である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記N単位のGaNシードの少なくともひとつが、1枚の継ぎ合わせGaN基板である、請求1または2に記載の製造方法。
  4. 前記N単位のGaNシードの少なくともひとつが、密に並置された、複数の、互いに接合されていないGaN単結晶片からなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. 前記シード複合体が、互いの境界に接触界面が形成されるように配置された2単位の前記GaNシードを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記シード複合体が、互いの境界に接合界面を有する2単位の前記GaNシードを含み、該2単位のGaNシードの各々は1枚のGaN単結晶基板または1枚の継ぎ合わせGaN基板である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造方法。
  7. 前記複合体表面が非極性または半極性表面である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方法。
  8. 前記シード複合体において、前記複合体表面の法線の方向が[0001]方向と45°以上135°以下の角度を成す、請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記シード複合体において、前記複合体表面とC面との交線の方向がa軸方向±15°である、請求項7または8に記載の製造方法。
  10. 前記シード複合体において、前記複合体表面の法線と平行または最も平行に近い低指数方位が<10−1−1>、<30−3−2>、<20−2−1>、<30−3−1>、<30−31>、<20−21>、<30−32>または<10−11>である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方法。
  11. 前記シード複合体が、前記複合体表面におけるc軸の正射影の方向に並んだ少なくとも2単位の前記GaNシードを含む、請求項7〜10のいずれか一項に記載の製造方法。
  12. 前記シード複合体がGaN犠牲結晶を含み、該GaN犠牲結晶は前記GaNシードと結晶方位が揃うように配置され、かつ、その表面は前記GaNシードの表面と共に前記複合体表面を構成する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の製造方法。
  13. 前記GaNバルク結晶を形成するステップでは、前記シード複合体の前記複合体表面上に気相からGaNを成長させる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の製造方法。
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