JP2017197341A - 補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータの復旧運転をすることが容易ではない。【解決手段】補助装置は、エレベータの制御盤に接続される。エレベータの制御盤は、リレー装置、及び、主制御部を有する。リレー装置は、外部電源からエレベータへの電力の送電と送電停止とを切り替える。主制御部は、前記リレー装置を制御する。補助装置は、操作パネルと、補助制御部とを備える。操作パネルは、ユーザから操作指示を受け付ける。補助制御部は、前記リレー装置に接続され、前記リレー装置による前記外部電源から前記エレベータへの電力の送電と送電停止とを前記操作指示に基づいて切り替える。【選択図】図1

Description

実施形態は、補助装置に関する。
エレベータは、ソフトウエアを読み込んだコンピュータによって制御されている。このようなエレベータでは、地震等が発生した場合、コンピュータがエレベータを停止させる。近年製造されたエレベータは、地震感知器が感知した振れに基づいて、例えば、低GALの振れの場合、自動で点検運転を行う。このようなエレベータは、機器に異常がないと判定した場合、自動で復旧運転を行っている。
特開昭60−161877号公報
しかしながら、自動で復旧運転をすることができない古いエレベータは、ソフトウエアが古いため変更することが難しく、エレベータの復旧運転をすることが容易ではないといった課題がある。
実施形態は、上記に鑑みてなされたものであって、エレベータの復旧運転を容易に実行できる補助装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の補助装置は、エレベータの制御盤に接続される。エレベータの制御盤は、リレー装置、及び、主制御部を有する。リレー装置は、外部電源からエレベータへの電力の送電と送電停止とを切り替える。主制御部は、前記リレー装置を制御する。補助装置は、操作パネルと、補助制御部とを備える。操作パネルは、ユーザから操作指示を受け付ける。補助制御部は、前記リレー装置に接続され、前記リレー装置による前記外部電源から前記エレベータへの電力の送電と送電停止とを前記操作指示に基づいて切り替える。
図1は、第1実施形態のエレベータの制御システムのブロック図である。 図2は、手動復旧運転操作盤の操作パネルの図である。 図3は、補助装置の補助制御部が実行するエレベータの復旧処理のフローチャートである。 図4は、第2実施形態の手動復旧運転操作盤の操作パネルの図である。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、実施形態や変形例に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態や変形例と同様である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態のエレベータ90の制御システム10のブロック図である。図1に示すように、エレベータ90の制御システム10は、感知装置12と、制御盤14と、補助装置16とを備える。
感知装置12は、揺れによる加速度が異なる複数の地震を感知して、制御盤14へと出力する。感知装置12は、低GAL地震感知器20と、高GAL地震感知器22とを有する。低GAL地震感知器20は、揺れによる加速度の小さい地震を感知する。高GAL地震感知器22は、揺れによる加速度の大きい地震を感知する。低GAL地震感知器20及び高GAL地震感知器22は、感知結果を制御盤14及び補助装置16へ送信する。
制御盤14は、正常な状態において、エレベータ90を制御する。制御盤14は、ブレーカー26と、主電源28と、補助電源30と、主制御部32と、リレー装置34とを有する。
ブレーカー26は、商用電源等の外部の電源92と、補助装置16とを接続する。ブレーカー26は、過電流が流れた場合等に、外部の電源92と、補助装置16との接続を遮断する。
主電源28は、外部の電源92から供給された電力の電圧及び周波数等を変換する。主電源28は、太線で示すように、リレー装置34と接続されている。主電源28は、変換した電力をリレー装置34へ供給する。
補助電源30は、電力を充放電可能な二次電池である。補助電源30は、地震等が発生していない正常時には、外部の電源92から供給された電力を充電する。補助電源30は、太線で示すように、リレー装置34と電源線で接続されている。これにより、地震等が発生した異常時には、補助電源30は、リレー装置34へ充電した電力を送電する。
主制御部32は、例えば、プロセッサ等の演算処理装置と、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置とを有するマイクロコンピュータである。主制御部32は、エレベータ90の制御全般を司る。主制御部32は、リレー装置34を制御する。例えば、主制御部32は、感知装置12から受信した地震の感知結果に基づいて、リレー装置34を制御することにより、エレベータ90の運転を制御する。
リレー装置34は、太線で示す電源線によって、外部の電源92に接続された主電源28及び補助電源30と、エレベータ90との間に接続されている。リレー装置34は、主制御部32と細線で示す信号線を介して接続されている。リレー装置34は、主制御部32から受信した制御信号に基づいて、外部の電源92からエレベータ90への電力の送電と送電停止とを切り替える。リレー装置34は、例えば、複数のリレーを有していてもよい。これにより、リレー装置34は、複数のリレーのオンとオフとを切り替えることによって、エレベータ90の昇降速度を複数段階で切り替える。
従来から、制御盤14単体で、エレベータ90の制御を行っていた。ところで、従来の制御盤14には、災害時の地震管制運転等を行うための機能が備えられていなかった。主制御部32に搭載されたプログラムが古く、機能を追加するための変更が難しい。しかしながら、地震等の災害時に復旧運転を行いたいという要求が高まっている。そこで、本実施形態では、補助装置16を制御盤14に接続することとした。その際に、補助装置16は、主制御部32に搭載されたプログラムの変更が難しいため、主制御部32に対して指令を出力するのではなく、リレー装置34を直接制御することとした。これにより、主制御部32のプログラムに変更を加えることなく、エレベータ90を制御できる。
補助装置16は、制御盤14に接続されている。補助装置16は、地震等によってエレベータ90が緊急停止した場合等に、ユーザの操作指示によって、エレベータ90の復旧運転を実行する。補助装置16は、手動復旧運転補助盤40と、手動復旧運転操作盤42とを有する。
手動復旧運転補助盤40は、制御盤14の近傍に設けられている。手動復旧運転補助盤40は、ブレーカー26を介して、外部の電源92と電源線によって接続されている。これにより、手動復旧運転補助盤40は、外部の電源92の電力を受電する。
手動復旧運転補助盤40は、制御線によって、制御盤14と手動復旧運転操作盤42との間に接続されている。手動復旧運転補助盤40は、リレー装置34の異常診断結果を受信可能にリレー装置34と接続されている。手動復旧運転補助盤40は、リレー装置34の異常を示す異常診断結果を、リレー装置34から受信する。手動復旧運転補助盤40は、リレー装置34以外の異常に関する異常診断結果を受信可能に制御盤14の他の構成と接続されていてもよい。手動復旧運転補助盤40は、感知装置12と接続されている。手動復旧運転補助盤40は、感知装置12から感知結果を受信する。手動復旧運転補助盤40は、受信した感知結果及び異常診断結果を手動復旧運転操作盤42へ送信する。手動復旧運転補助盤40は、リレー装置34を制御する制御信号を送信可能にリレー装置34と接続されている。手動復旧運転補助盤40は、手動復旧運転操作盤42から受信した制御信号をリレー装置34に送信する。
手動復旧運転操作盤42は、制御盤14の遠方に設けられている。例えば、手動復旧運転操作盤42は、管理人等がエレベータ90を管理する管理室に設けられている。手動復旧運転操作盤42は、手動復旧運転補助盤40と有線(例えば、長いケーブル)または無線によって接続されている。手動復旧運転操作盤42は、手動復旧運転補助盤40を介して、リレー装置34を制御するための制御信号をリレー装置34へと送信する。手動復旧運転操作盤42は、操作パネル44と、補助制御部46とを有する。
操作パネル44は、ユーザから複数の操作指示を受け付ける。操作パネル44は、受け付けた操作指示を補助制御部46へ送信する。
補助制御部46は、例えば、コンピュータである。補助制御部46は、手動復旧運転補助盤40を介して、制御信号を送信可能にリレー装置34に接続されている。これにより、補助制御部46は、リレー装置34を制御する。例えば、補助制御部46は、操作パネル44が受け付けたユーザの操作指示に対応する制御信号をリレー装置34へ送信して、外部の電源92からエレベータ90への電力の送電と送電停止とを切り替える。補助制御部46は、感知装置12から受信した感知結果、及びリレー装置34から受信した異常診断結果に基づいて、リレー装置34を制御する。
図2は、手動復旧運転操作盤42の操作パネル44の図である。図2に示すように、操作パネル44は、複数の表示灯52と、複数の操作ボタン50とを有する。
複数の操作ボタン50は、ユーザから複数の操作指示を受け付ける。複数の操作ボタン50は、ユーザから受け付けた操作指示を補助制御部46へ送信する。複数の操作ボタン50は、例えば、後述する表示灯52の“診断中”を点灯させる“診断開始”、エレベータ90を第1速度で運転させる低速運転を受け付ける“低速運転”、エレベータ90を第1速度よりも速い第2速度で運転させる高速運転を受け付ける“高速運転”、エレベータ90を最寄りの階に移動させる“リスタート運転”等を含む。低速運転、高速運転、及び、リスタート運転が復旧運転の一例である。
低速運転及び高速運転の操作ボタン50は、操作中(例えば、押圧中)のみ操作指示を受け付ける。従って、ユーザが低速運転及び高速運転の操作ボタン50から指等を離して操作を止めると、操作パネル44は、当該操作指示がないものとして、補助制御部46への操作指示の送信を停止する。
複数の表示灯52は、LED(Light Emitting Diode)等の発光装置である。複数の表示灯52は、点灯によってエレベータ90等の状態を示す。複数の表示灯52は、補助制御部46からの点灯指示に基づいて点灯と消灯とを切り替える。例えば、複数の表示灯52は、エレベータ90の診断運転が可能な状態を示す“診断運転可”、エレベータ90の診断中を示す“診断中”、エレベータ90の籠にカウンターウェイトが接近していることを示す“C/W接近”、低速運転による診断が完了したことを示す“低速診断完了”、仮の復旧運転を実行していることを示す“仮復旧運転”、及び、エレベータ90またはリレー装置34の異常を示す“異常”等を含む。
図3は、補助装置16の補助制御部46が実行するエレベータ90の復旧処理のフローチャートである。復旧処理は、例えば、補助制御部46が、復旧処理用のプログラムを読み込むことによって実行される。
図3に示すように、復旧処理では、補助制御部46は、感知装置12の低GAL地震感知器20が低GAL地震を感知したか否かを判定する(S100)。補助制御部46は、低GAL地震を感知した旨の感知結果を受信するまで、待機する(S100:No)。補助制御部46は、低GAL地震を感知した旨の感知結果を受信すると、(S100:Yes)、図示しない位置検出器等の情報に基づいて、エレベータ90が最寄り階に到着しているか否かを判定する(S102)。
補助制御部46は、エレベータ90が最寄り階に到着していると判定すると(S102:Yes)、診断開始の操作指示を受け付けたか否かを判定する(S108)。
一方、補助制御部46は、エレベータ90が最寄り階に到着していないと判定すると(S102:No)、操作パネル44がユーザのリスタート運転の操作指示を受け付けたか否かを判定する(S104)。補助制御部46は、リスタート運転の操作指示を受け付けるまで、待機する(S104:No)。
ユーザが操作パネル44のリスタート運転の操作ボタン50を操作すると、補助制御部46は、操作パネル44からリスタート運転の操作指示を受け付ける(S104:Yes)。これにより、補助制御部46は、リレー装置34を介して補助電源30の電力をエレベータ90に供給して制御することにより、エレベータ90をリスタート運転させて、エレベータ90が最寄り階に到着したか否かを判定する(S106)。補助制御部46は、エレベータ90が最寄り階に到着するまで(S106:No)、リスタート運転を継続する。補助制御部46は、エレベータ90が最寄り階へ到着したと判定すると(S106:Yes)、診断開始の操作指示を受け付けたか否かを判定する(S108)。
補助制御部46は、診断開始の操作指示を受け付けるまで、待機する(S108:No)。ユーザが操作パネル44の診断開始の操作ボタン50を操作すると、補助制御部46は、操作パネル44から診断開始の操作指示を受け付ける(S108:Yes)。これにより、補助制御部46は、診断中の表示灯52を点灯させる(S110)。
補助制御部46は、低速運転の操作指示を受け付けたか否かを判定する(S112)。補助制御部46は、低速運転の操作指示を受け付けるまで、待機する(S112:No)。
ユーザが操作パネル44の低速運転の操作ボタン50を操作すると、補助制御部46は、操作パネル44から低速運転の操作指示を受け付ける(S112:Yes)。次に、補助制御部46は、感知装置12の高GAL地震感知器22が高GAL地震を感知したか否かを判定する(S114)。補助制御部46は、高GAL地震を感知した旨の感知結果を受信している場合(S114:Yes)、リレー装置34への電力供給を停止して、エレベータ90の運転を停止する(S116)。
一方、補助制御部46は、高GAL地震を感知した旨の感知結果を受信していない場合(S114:No)、低速運転の操作指示に基づいて、リレー装置34を制御して、エレベータ90へ電力を供給して、エレベータ90を低速運転させる(S118)。
補助制御部46は、低速運転中にエレベータ90の異常を確認したか否かを判定する(S120)。例えば、補助制御部46は、リレー装置34から異常診断結果等を受信した場合、及び、ユーザによる低速運転の操作ボタン50の操作停止による操作指示の受信が終了した場合に、エレベータ90が異常であると判定する。補助制御部46は、異常を確認したと判定すると(S120:Yes)、異常を示す表示灯52を点灯させるとともに、エレベータ90の運転を停止する(S116)。
一方、補助制御部46は、エレベータ90の異常を確認しない場合(S120:No)、低速運転を終了させるか否かを判定する(S122)。例えば、補助制御部46は、低速運転を予め定められた時間継続すると、低速運転を終了させると判定する。補助制御部46は、低速運転を終了させると判定するまで(S122:No)、ステップS120、S122を繰り返す。
一方、補助制御部46は、低速運転が予め定められた時間継続すると、低速診断完了の表示灯52を点灯させるとともに、低速運転を終了させる(S122:Yes)。次に、補助制御部46は、高速運転の操作指示を受け付けたか否かを判定する(S124)。補助制御部46は、高速運転の操作指示を受け付けない場合(S124:No)、待機する。
ユーザが操作パネル44の高速運転の操作ボタン50を操作すると、補助制御部46は、操作パネル44から高速運転の操作指示を受け付ける(S124:Yes)。これにより、補助制御部46は、高速運転の操作指示に基づいて、リレー装置34を介して、エレベータ90へ電力を供給して、エレベータ90を高速運転させる(S126)。
補助制御部46は、高速運転中に異常を確認したか否かを判定する(S128)。例えば、補助制御部46は、リレー装置34から異常診断結果等を受信した場合、及び、ユーザによる高速運転の操作ボタン50の操作停止による操作指示の受信が終了した場合に、エレベータ90が異常であると判定する。補助制御部46は、異常を確認したと判定した場合(S128:Yes)、異常を示す表示灯52を点灯させるとともに、エレベータ90の運転を停止する(S116)。
補助制御部46が異常を確認しない場合(S128:No)、高速運転を終了させるか否かを判定する(S130)。例えば、補助制御部46は、高速運転を予め定められた時間継続させると、高速運転を終了させると判定する。補助制御部46は、高速運転を終了させると判定するまで(S130:No)、ステップS128、S130を繰り返す。一方、補助制御部46は、高速運転が予め定められた時間継続すると、高速運転を終了させて(S130:Yes)、仮復旧運転の表示灯52を点灯させるとともに、エレベータ90の仮復旧運転を開始して(S132)、復旧処理を終了する。
上述したように、補助装置16では、補助制御部46が、主制御部32を介さずにリレー装置34を制御することによって、エレベータ90への電力の送電と送電停止との切り替えを制御する。これにより、補助装置16は、古い主制御部32によって制御されるエレベータ90であっても、復旧運転を容易に実行することができる。
手動復旧運転操作盤42の操作パネル44及び補助制御部46が、遠方の管理室に設けられているので、地震等の緊急停止の後に、エレベータ90の近傍に行くことなく復旧運転を実行できる。
操作パネル44は、カウンターウェイトの接近を知らせる表示灯52を有するので、ユーザは、エレベータ90の籠とカウンターウェイトの接近を注意しつつ、各復旧運転を実行できる。
操作パネル44は、リスタート運転、低速運転、及び、高速運転のそれぞれを個別に操作できる操作ボタン50を有するので、ユーザは、エレベータ90の状況を確認しながら、各運転を実行することができる。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態の手動復旧運転操作盤42の操作パネル144の図である。図4に示すように、操作パネル144は、“診断開始”及び“復旧運転”の2つの操作ボタン50を有する。ユーザが“復旧運転”の操作ボタン50を1回操作した場合、補助制御部46は、エレベータ90を最寄りの階に移動させるリスタート運転、エレベータ90を第1速度で運転させる低速運転、及び、エレベータ90を第1速度よりも速い第2速度で運転させる高速運転を順に実行する。即ち、ユーザによる1つの操作ボタン50の一の操作によって、補助制御部46は、リスタート運転、低速運転及び高速運転の3つの操作指示を受け付けて、3つの運転を実行する。これにより、補助装置16は、復旧運転におけるユーザの労力をより低減することができる。
上述した各実施形態の構成の配置、形状、個数、及び、機能等は適宜変更してよい。また、上述の各実施形態を組み合わせてもよい。
例えば、手動復旧運転操作盤42の操作パネル44、144及び補助制御部46は、制御盤14の近傍に設けてもよい。手動復旧運転操作盤42は、制御盤14及びエレベータ90のモータ等が設けられる機械室に設けられていてもよい。これにより、ユーザは、エレベータ90の近傍で復旧運転を操作できるので、エレベータ90が生じさせる異音等の音を聞きつつ、復旧運転を実行できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
16…補助装置
30…補助電源
32…主制御部
34…リレー装置
40…手動復旧運転補助盤(補助盤)
42…手動復旧運転操作盤
44…操作パネル
46…補助制御部
50…操作ボタン(操作部材)
52…表示灯(表示部)
90…エレベータ
144…操作パネル
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の補助装置は、エレベータの制御盤に接続される。エレベータの制御盤は、リレー装置、及び、主制御部を有する。リレー装置は、外部電源からエレベータへの電力の送電と送電停止とを切り替える。主制御部は、前記リレー装置を制御する。補助装置は、操作パネルと、補助制御部とを備える。操作パネルは、ユーザから操作指示を受け付ける。補助制御部は、前記主制御部を介さずに前記リレー装置に接続され、前記リレー装置による前記外部電源から前記エレベータへの電力の送電と送電停止とを前記操作指示に基づいて切り替える。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の補助装置は、エレベータの制御盤に接続される。エレベータの制御盤は、リレー装置、及び、主制御部を有する。リレー装置は、外部電源からエレベータへの電力の送電と送電停止とを切り替える。主制御部は、前記リレー装置を制御する。補助装置は、操作パネルと、補助制御部とを備える。操作パネルは、ユーザから操作指示を受け付ける。補助制御部は、前記主制御部を介さずに前記リレー装置を制御し、前記リレー装置による前記外部電源から前記エレベータへの電力の送電と送電停止とを前記操作指示に基づいて切り替える。

Claims (5)

  1. 外部電源からエレベータへの電力の送電と送電停止とを切り替えるリレー装置、及び、前記リレー装置を制御する主制御部を有するエレベータの制御盤に接続される補助装置であって、
    ユーザから操作指示を受け付ける操作パネルと、
    前記リレー装置に接続され、前記リレー装置による前記外部電源から前記エレベータへの電力の送電と送電停止とを前記操作指示に基づいて切り替える補助制御部と、
    を備える補助装置。
  2. 前記操作パネルは、
    前記エレベータを最寄りの階に移動させるリスタート運転の操作指示を受け付ける第1操作部材と、
    前記エレベータを第1速度で移動させる第1運転の操作指示を受け付ける第2操作部材と、
    前記エレベータを前記第1速度よりも速い第2速度で移動させる第2運転の操作指示を受け付ける第3操作部材と、
    を有する請求項1に記載の補助装置。
  3. 前記エレベータを最寄りの階に移動させるリスタート運転、前記エレベータを第1速度で移動させる第1運転、及び、前記エレベータを前記第1速度よりも速い第2速度で移動させる第2運転の3つの操作指示を1の操作で受け付ける操作部材を有する請求項1に記載の補助装置。
  4. 前記操作パネル及び前記補助制御部は、前記エレベータを管理する管理室に設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載の補助装置。
  5. 前記操作パネル及び前記補助制御部は、前記制御盤が設けられた機械室に設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載の補助装置。
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