JP2017193872A - 建物ユニット用隅金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物ユニットの利便性を著しく向上することができる建物ユニット用隅金具を提供する。
【解決手段】単体で本設建築物として使用可能な建物ユニットに用いられる建物ユニット用隅金具1は、建物ユニットに着脱可能なベースプレート10と、ベースプレートに固定された隅金具部材20とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物ユニット用隅金具に関する。
住宅などの分野においては、工場で予め製造した建物ユニットを建築現場へ搬送し、建築現場で建物ユニットを複数個組み合わせることによって、一つのユニット建物を構築するようにしたユニット工法が行われている。
このようなユニット工法では、通常、建物ユニットを、トラックや貨物列車などに搭載して建築現場へ搬送している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−18705号公報
上述の建物ユニットは、通常複数組み合わされることにより一つの建築物となる。したがって、建物ユニット単独で、本設建築物として日本の建築基準法における建築確認を受けることは基本的にできない。このため、我が国では、建物ユニットの用途は限られているのが現状である。
本発明者は、現状よりはるかに広い用途に使用できる建物ユニットを考案した。本発明においては、当該建物ユニットの利便性を著しく向上することができる建物ユニット用隅金具を提供することを目的とする。
本発明は、単体で本設建築物として使用可能な建物ユニットに用いられる建物ユニット用隅金具であって、前記建物ユニットに着脱可能なベースプレートと、前記ベースプレートに固定された隅金具部材とを備える、建物ユニット用隅金具である。
本発明の建物ユニット用隅金具によれば、建物ユニットの利便性を著しく向上することができる。
本発明の一実施形態に係る建物ユニット用隅金具が取り付けられる建物ユニットを示す図である。 同建物ユニットの上部隅部を示す部分拡大図である。 建物ユニット用隅金具を示す図である。 同建物ユニットが重ねられた状態における同建物ユニット用隅金具を一部破断して示す図である。 同建物ユニットが水平に並べられた状態における同建物ユニット用隅金具を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の建物ユニット用隅金具(以下、単に「隅金具」と称する。)が取り付けられる建物ユニット100を示す図である。
建物ユニット100は、金属製の複数本(例えば4本)のユニット柱101と、複数本(例えば4本)の床梁102と、複数本(例えば4本)の天井梁103とを有するボックスラーメン構造のユニットフレームを備えている。建物ユニット100の外観は、例えば、図1に示すように、直方体状である。
建物ユニット100において、ユニット柱101の下端部は、床梁102によって連結固定されている。ユニット柱101の上端部は、天井梁102によって連結固定されている。
建物ユニット100は、単体で構造計算可能なように構築されている。また、所定の方法で複数の建物ユニット100を連結することにより、連結された状態での構造計算も可能である。したがって、建築現場に予め打設された基礎の上部に、単独または連結された状態で設置固定することにより、日本の建築基準法における本設建築物として建築確認を受けることができる。
建物ユニット100は、単体で本設建築物として使用することができるため、建物ユニット100の用途は、仮設建築物に比して著しく広くなる。例えば、床面積や設備等の諸条件を満たすように構成することにより、建物ユニット100を用いて旅館業やホテル業等を行うことが可能である。
図2は、建物ユニット100の上部隅部を示す部分拡大図である。上部隅に集結する天井梁103およびユニット柱101は、いずれもコーナー金具105に溶接されている。コーナー金具105には、後述するベースプレートを固定するためのネジ穴106が貫通して設けられている。
図示を省略するが、上部の他の隅部および下部のすべての隅部においても、同様にユニット柱101と天井梁103または床梁102とが、コーナー金具105を用いて一体に連結固定されている。
図3は、本実施形態の隅金具1を示す図である。隅金具1は、コーナー金具105に取りつけられるベースプレート10と、ベースプレート10に固定された隅金具部材20とを備えている。
ベースプレート10は、金属等で形成された板状の部材であり、コーナー金具105との固定に用いるネジ穴11が厚さ方向に貫通して設けられている。
隅金具部材20は、金属の鋳造等により形成された略直方体の部材であり、内部が空洞になるように形成されている。
隅金具部材20は、底面がベースプレート10と溶接されることにより、ベースプレート10上に固定されている。
隅金具部材20において、底面と反対側の上面21には、内部空間に連通する貫通孔21aが形成されている。さらに、上面21と底面との間に位置し、かつ建物ユニット100に取り付けられたときに建物ユニット100の外面と略平行となる第一側面22および第二側面23にも、それぞれ貫通孔22a、23aが形成されている。
各貫通孔21a、22a、および23aは、いずれも角丸長方形に形成されているが、後述する連結固定が可能であれば、その形状には特に制限はない。
上記のように構成された本実施形態の隅金具1の使用時の動作について説明する。
隅金具1は、建物ユニット100の上部の4つの隅部および下部の4つの隅部に取りつけられる。すなわち、一つの建物ユニット100に対して8つの隅金具1が取り付けられる。
建物ユニット100に隅金具1を取りつける際は、ネジ穴11がコーナー金具のネジ穴106と連通するようにベースプレート10をコーナー金具105上に配置する。その後、ネジ穴11およびネジ穴106にボルトを通し、ナットを締め込む等により、隅金具1をコーナー金具105上に固定することができる。
下部の隅部への隅金具1の取りつけは容易でないため、床梁102とユニット柱101とを連結する際等に行ってもよい。
8つの隅金具1が取り付けられた建物ユニット100は、可搬性が著しく高まり、利便性が向上される。例えば、上部の各隅金具1において、貫通孔21aおよび貫通孔22a、23aの一方を通過するように、フック或いはシャックル等を隅金具1に掛けることで、ワイヤ等を用いてクレーン等で建物ユニット100を好適に運搬することができる。
図4に示すように、建物ユニット100を上下方向に重ねると、下側の建物ユニット100Aに固定された隅金具1Aと、上側の建物ユニット100Bに固定された隅金具1Bとが重なるように位置する。隅金具1Aと隅金具1Bとは、互いの貫通孔21aが連通する位置関係にあるため、ツイストロック等を用いて建物ユニット100Aと100Bとを位置ずれ等生じないように連結固定することができる。さらに、建物ユニット100の下側に取り付けられた隅金具を用いて、建物ユニット100を船倉の床へ固定することも可能である。
図5に示すように、建物ユニット100を左右方向に並べると、左側の建物ユニット100Cに固定された隅金具1Cと、右側の建物ユニット100Dに固定された隅金具1Dとが並ぶように位置する。この状態において、例えば隅金具1Cの貫通孔22aと隅金具1Dの貫通孔23aとが並ぶように位置しているため、貫通孔22aおよび23aに公知の連結具を係止する等により、建物ユニット100Cと100Dとを位置ずれ等生じないように連結固定することができる。
上述したように、隅金具1が取り付けられた建物ユニット100は、垂直方向および水平方向のいずれにも連結固定することが可能である。したがって、トラックや貨物列車等へ積載して好適に運搬するだけでなく、船倉へ多数積み込んで連結固定することにより、海上輸送も好適に行うことができる。
打設された基礎上に建物ユニット100を設置固定する際は、隅金具1を建物ユニット100から取り外す。隅金具1は、建物ユニット100に対して着脱可能であるため、本設工事や建築確認の妨げになることはない。基礎上において、建物ユニット100を垂直方向に重ねない場合、上部に取り付けた隅金具1は、取り外さずにつけたままにしておいてもよい。
設置場所において、建物ユニット100が不要になった場合は、建物ユニット100を基礎から取り外し、再度隅金具1を取りつける。隅金具1を取りつけることにより、建物ユニット100は再び可搬性が高められ、他の場所への移動が可能になる。したがって、他の土地に移送して再び本設建築物として建築確認を受けることも可能であるし、海上輸送により外国へ移送して建物として用いることも可能である。
以上説明したように、本実施形態の隅金具1によれば、単体で本設建築物として使用可能な建物ユニット100に着脱可能に構成されている。したがって、運搬時には建物ユニット100に取り付けることにより可搬性等の利便性を著しく向上しつつ、本設工事を行う際は、建物ユニット100から取り外すことで、基礎への円滑な設置ができ、建築確認を好適に進めることができる。
また、隅金具部材20は、貫通孔21a、22a、および23aを有しているため、隅金具1を取りつけた複数の建物ユニット100を垂直方向および水平方向に容易かつ確実に連結固定することができる。その結果、例えば製造コストの低廉な外国で建物ユニット100を多数製造し、好適に海上輸送を行い我が国まで移送して利用することも容易である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
1、1A、1B、1C、1D 建物ユニット用隅金具
10 ベースプレート
20 隅金具部材
100、100A、100B、100C、100D 建物ユニット

Claims (1)

  1. 単体で本設建築物として使用可能な建物ユニットに用いられる建物ユニット用隅金具であって、
    前記建物ユニットに着脱可能なベースプレートと、
    前記ベースプレートに固定された隅金具部材と、
    を備える、建物ユニット用隅金具。
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