JP2017193418A - エレベーター制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】地震発生時に安全装置が誤作動して乗りかごが階床間に停止したときでも、乗りかごを階床まで走行させることができるエレベーター制御システムの提供。
【解決手段】本発明に係るエレベーター制御システムは、地震発生時に乗りかご3が階床間に停止した状態で、地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたか否か判断する判断部を有し、この判断部で地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたと判断されたとき、エレベーター制御部5に入力されている調速機4の信号を無効とする制御信号を、エレベーター制御部5に出力する安全装置誤作動検出部8を備えた構成にしてある。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係るエレベーター制御システムは、地震発生時に乗りかご3が階床間に停止した状態で、地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたか否か判断する判断部を有し、この判断部で地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたと判断されたとき、エレベーター制御部5に入力されている調速機4の信号を無効とする制御信号を、エレベーター制御部5に出力する安全装置誤作動検出部8を備えた構成にしてある。
【選択図】図1
Description
本発明は、地震の発生時に地震時管制運転を行うエレベーター制御部を備えたエレベーター制御システムに関する。
エレベーターにおいては、地震感知器の設置が義務付けられている。地震感知器により地震の発生が感知されたときには、特許文献1に開示されるように地震時管制運転が行われる。地震時管制運転は、エレベーターの乗りかごを走行させて下階床または上階床の最寄階で停止させ、乗りかごのドアを開く運転制御である。この地震時管制運転を行うことで、地震発生時に乗りかごの乗客を乗りかごからエレベーターホール、すなわち乗り場に退避させることができる。乗客が乗かご内から退避した後、エレベーターは運転休止状態となる。その後に技術員が当該エレベーターの安全点検を実施し、安全が確認されれば、エレベーターの運転が再開される。
ところで従来、特許文献1に開示されているような地震時管制運転が行われているときに、エレベーターに備えられた乗りかごを停止させる安全装置が地震による建物の揺れによって誤作動し、乗りかごが階床間に緊急停止することがあった。このような事態を生じると、エレベーターの技術員が到着するまでの間、乗客は乗りかご内に閉じ込められた状態となり、乗客に与える不安感が大きくなってしまう。
上記課題を解決するために、本発明の目的は、地震発生時に安全装置が誤作動して乗りかごが階床間に停止したときでも、乗りかごを階床まで走行させることができるエレベーター制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のエレベーター制御システムは、地震の発生を感知して信号を出力する地震感知器と、昇降路内に配置された乗りかごを停止させる信号を出力する安全装置と、前記地震感知器から出力された信号に応じて前記乗りかごを最寄り階まで走行させる制御を行うとともに、前記安全装置から出力された信号に応じて前記乗りかごを緊急停止させる制御を行うエレベーター制御部とを備えたエレベーター制御システムであって、地震発生時に前記乗りかごが階床間に停止したときに前記地震感知器と前記安全装置の双方から信号が出力されたか否か判断する判断部を有し、前記判断部で前記地震感知器と前記安全装置の双方から信号が出力されたと判断されたとき、前記エレベーター制御部に入力された安全装置の信号を無効にする制御信号を、前記エレベーター制御部に出力する安全装置誤作動検出部を備えたことを特徴としている。
本発明に係るエレベーター制御システムは、地震発生時に安全装置が誤作動して乗りかごが階床間に停止したときでも、乗りかごを階床まで走行させることができる。これにより、従来に置けるような地震発生時の安全装置の誤作動に伴う乗りかご内の乗客の閉じ込めを防ぐことができ、乗りかごの乗客に与える不安感を抑えることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明に係るエレベーター制御システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るエレベーター制御システムは、地震の発生を感知して信号を出力する地震感知器1と、昇降路2内に配置された乗りかご3を停止させる信号を出力する安全装置、例えば調速機4とを備えている。また、地震感知器1から出力された信号に応じて乗りかご3を最寄り階まで走行させる制御を行うとともに、調速機4から出力された信号に応じて乗りかご3を緊急停止させる制御を行うエレベーター制御部5を備えている。
乗りかご3には、この乗りかご3内の乗客の有無を検出する乗客検出センサ6が取り付けられており、乗客検出センサ6の信号はエレベーター制御部5に入力される。
前述した調速機4は、乗りかご3とロープ7で連結されており、乗りかご3の走行速度を検出する。この調速機4は、乗りかご3の走行速度が第1の設定値、例えば乗りかご3の定格速度の1.3倍を超えたときに、エレベーター制御部5に信号を出力する電気スイッチを備えている。また、乗りかご3の走行速度が第1の設定値よりも大きい第2の設定値、例えば乗りかご3の定格速度の1.4倍を超えたときに、乗りかご3を案内するガイドレールを瞬時に把持して乗りかご3を緊急停止させる図示しない非常止め装置を作動させる機械的なロック機構を備えている。
また、本実施形態は、地震発生時に乗りかご3が階床間に停止したときに地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたか否か判断する判断部を有し、この判断部で地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたと判断されたとき、エレベーター制御部5に入力された調速機4の信号を無効にする制御信号を、エレベーター制御部5に出力する安全装置誤作動検出部8を備えている。
前述したエレベーター制御部5と安全装置誤作動検出部8は、例えば昇降路2の頂部に設けられた機械室9に設置された制御盤10に含まれている。
また、エレベーター制御部5は、当該エレベーターを監視する監視装置11に接続されており、当該エレベーターの故障を含む稼働状況が監視装置11から通信回線12を介して、当該エレベーターから遠隔的に配置された管制センター13に送信されるようになっている。管制センター13は、当該エレベーターを含む複数のエレベーターを遠隔的に監視している。
安全装置誤作動検出部8は、エレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、乗りかご3が停止したか否か判断する判断部と、エレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、乗りかご3が階床間において停止したか否か、すなわちドア開閉可能範囲外に乗りかご3が停止したか否か判断する判断部とを有している。また、地震感知器1から出力された信号に基づいて地震感知が終了したか否か判断する判断部と、地震感知器1の信号を入力してからの時間を計測するタイマ部と、このタイマ部で計測された時間が、地震による揺れが停止すると想定される所定時間を経過したか否か判断する判断部と、エレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、乗りかご3内の乗客の有無を判断する判断部とを有している。
エレベーター制御部5は、乗りかご3を昇降させる主ロープが巻回された巻上機のモータの回転数を検出する図示しないロータリーエンコーダから出力された検出値が0か否か判断する判断部を有している。ロータリーエンコーダから出力された検出値が0と判断されたとき、安全装置誤作動検出部8の判断部で乗りかご3が停止したと判断される。
また、エレベーター制御部5は、ホール側に設けられた図示しない光センサから出射された光が、乗りかご3に設けられた図示しない遮蔽板に遮られていないか否か判断する判断部を有している。その判断部で、光センサから出射された光が遮蔽板によって遮られていないと判断されたとき、その旨の信号が安全装置誤作動検出部8に出力され、安全装置誤作動検出部8の判断部で、乗りかご3が階床間において停止したと、すなわちドア開閉可能範囲外に乗りかご3が停止したと判断される。
また、エレベーター制御部5は、乗客検出センサ6から信号が出力されているか否か判断する判断部を有している。その判断部で乗客検出センサ6から信号が出力されていると判断されたときには、その旨の信号が安全装置誤作動検出部8に出力され、安全装置誤作動検出部8の判断部で、乗りかご3に乗客が存在すると判断される。
また、第1の設定値を超えたことによる信号が調速機4から出力されたとき、エレベーター制御部5は、乗りかご3を停止させる制御処理を行う。
また、エレベーター制御部5は、その判断部で前述の光センサから出射された光が遮蔽板によって遮られたと判断されたとき、乗りかご3のドアとホールドアを同期して開く制御処理と、その後に実施される乗りかご3のドアとホールドアを同期して閉じる制御処理とを行う。
次に、本発明に係るエレベーター制御システムに備えられた安全装置誤作動検出部8、及びエレベーター制御部5における処理手順について図2に基づいて説明する。
[ステップS1] 地震が発生して地震感知器1からエレベーター制御部5に地震の発生に相応する信号が出力されると、エレベーター制御部5は地震時管制運転を開始し、その旨の信号を安全装置誤作動検出部8に出力する。安全装置誤作動検出部8の判断部は、地震時管制運転が開始されたか否か判断しているが、今はエレベーター制御部5から出力された信号に基づいて地震時管制運転が開始されたと判断部で判断され、ステップS2に移る。なお、地震が発生せず、地震時管制運転が開始されないと判断部で判断されたときには、繰り返し、地震時管制運転が開始されたかどうかの判断が継続される。
[ステップS2] エレベーター制御部5の判断部で前述したロータリーエンコーダの信号値が0になったと判断されたとき、その旨の信号が安全装置誤作動検出部8に出力される。このエレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、安全装置誤作動検出部8の判断部で乗りかご3が停止したと判断され、ステップS3に移る。なお、エレベーター制御部5からロータリーエンコーダの信号値が0になった旨の信号が安全装置誤作動検出部8に出力されないときには、繰り返し、この安全装置誤作動検出部8の判断部で乗りかご3が停止したかどうかの判断が継続される。
[ステップS3] 前述した光センサから出射された光が遮蔽板によって遮られたとき、その旨の信号がエレベーター制御部5に出力される。このエレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、安全装置誤作動検出部8の判断部で、乗りかご3はドア開閉可能範囲内に停止したと、すなわち最寄り階に停止したと判断され、ステップS4に移る。また、前述した光センサから出射された光が遮蔽板によって遮られていないとき、その旨の信号が安全装置誤作動検出部8に出力される。このエレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、安全装置誤作動検出部8の判断部で、乗りかご3はドア開閉可能範囲外に停止したと、すなわち階床間に停止したと判断され、ステップS7に移る。
[ステップS4] エレベーター制御部5の制御により、乗りかご3のドアと、乗り場すなわちホールのドアとを同期させて開く制御処理が行われ、ステップS5に移る。
[ステップS5] 乗りかご3内の乗客の全てがホールに降りたと想定される所定時間後に、乗りかご3のドアと、乗り場すなわちホールのドアとを同期させて閉じる制御処理が行われ、ステップS6に移る。
[ステップS6] エレベーター制御部5の制御により、以降エレベーターの運転を休止させる処理がなされ、処理は終了する。
[ステップS7] ステップS3において安全装置誤作動検出部8の判断部で乗りかご3がドア開閉可能範囲外に停止したと、すなわち乗りかご3が階床間に停止したと判断されたとき、地震感知器1からの信号の受信が終了したか否かが安全装置誤作動検出部8の判断部で判断される。その判断部の判断で地震感知が終了したと判断されたときには、ステップS8に移る。なお、その判断部の判断で地震感知が終了していないと判断されたときには、繰り返し、地震感知器1からの信号の受信が終了したか否かが安全装置誤作動検出部8の判断部で判断される。
[ステップS8] 安全装置誤作動検出部8のタイマ部で計測された時間が、地震が終息したと想定される所定時間を超えたかどうか、安全装置誤作動検出部8の判断部で判断される。所定時間を超えたと判断されたときには、ステップS10に移る。所定時間を超えていないと判断されたときには、ステップS9に移る。
[ステップS9] エレベーター制御部5の制御によりエレベーターの運転を休止させる処理が継続され、ステップS7に戻る。
[ステップS10] エレベーター制御部5から出力された信号に基づいて、安全装置誤作動検出部8の判断部で、乗りかご3内の乗客の有無が判断される。その判断で乗りかご3内に乗客が存在すると判断されたときには、ステップS11に移る。また、その判断で乗りかご3内に乗客が存在しないと判断されたときには、ステップS6に移り、エレベーター制御部5の制御によりエレベーターの運転を休止させる処理が継続される。
[ステップS11] 安全装置誤作動検出部8の判断部で、安全装置を構成する調速機4から信号が出力されたか否か、すなわち地震による建物の揺れでロープ7が大きく揺れたことに伴って、乗りかご3の走行速度が第1の設定値を超えたと見做されて信号が調速機4から出力される誤作動を生じたか否か判断される。地震発生時に調速機4から信号が出力されていて誤作動と見做されたときには、ステップS12に移る。調速機4から信号が出力されず誤作動を生じていないと判断されたときには、ステップS6に移り、エレベーター制御部5の制御によりエレベーターの運転を休止させる処理が継続される。
[ステップS12] 安全装置誤作動検出部8からエレベーター制御部5に、エレベーター制御部5に入力された調速機4の信号を無効にする制御信号が出力され、ステップS13に移る。
[ステップS13] 安全装置誤作動検出部8から出力された制御信号に応じてエレベーター制御部5は地震時管制運転を再開し、ステップS14に移る。
[ステップS14] 前述した光センサから出射された光が遮蔽板で遮られたとき、エレベーター制御部5の判断部で、乗りかご3が最寄り階に着床したと判断され、前述したステップS4,S5,S6の処理がなされる。すなわち、乗りかご3内の全ての乗客をホールに退避させることができる。なお、前述した光センサから出射された光が遮蔽板で遮られていないときには、エレベーター制御部5の判断部で、乗りかご3が最寄り階に着床していない判断され、ステップS14の判断が繰り返される。
以上のように構成した本実施形態に係るエレベーター制御システムによれば、地震発生時に乗りかご3が階床間に停止した際に、安全装置誤作動検出部8の判断部で乗りかご3内に乗客が存在すると判断され、しかも地震感知器1と調速機4の双方から信号が出力されたと判断されると、エレベーター制御部5に入力された調速機4の信号を無効とする制御信号が、安全装置誤作動検出部8からエレベーター制御部5に出力される。
したがって、エレベーター制御部5による地震時管制運転が再開され、乗りかご3を最寄り階まで走行させることができる。すなわち本実施形態は、地震発生時に調速機4が誤作動しても乗りかご3を最寄り階まで走行させることができる。これにより本実施形態は、地震発生時の調速機4の誤作動に伴う乗りかご3内の乗客の閉じ込めを防ぐことができ、乗りかご3の乗客に与える不安感を抑えることができる。
なお、前述した実施形態の構成に加えて、津波の発生に伴ってエレベーター制御部5に信号を出力する出力装置を備え、前述のように調速機4の誤作動によって乗りかご3が階床間に停止し、図2のステップS12において安全装置誤作動検出部8からエレベーター制御部5に、調速機4から入力された信号を無効にする制御信号が出力された際に、前述した出力装置から津波の発生に伴う信号が出力されているときには、エレベーター制御部5によって乗りかご3を津波による被害を少なくする上階床に走行させる制御処理を行わせる構成にしてもよい。このように構成したものにあっては、地震に伴って津波が発生した際の乗りかご3の乗客の保護に貢献する。
また、前述した実施形態では、地震によって乗りかご3を階床間に停止させてしまう誤作動を生じ得る安全装置として調速機4を上げたが、本発明は、安全装置が調速機4であることには限定されない。安全装置が、地震発生時の建物の揺れに伴う誤作動を生じ得る他の機器、例えばエレベーターホールのホールドアが開いたことを検出するドアスイッチ、または乗りかご3のドアが開いたことを検出するドアスイッチを備えていてもよい。
本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前述した実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1・・地震検知器、2・・昇降路、3・・乗りかご、4・・調速機(安全装置)、5・・エレベーター制御部、6・・乗客検出センサ、7・・ロープ、8・・安全装置誤作動検出部、9・・機械室、10・・制御盤、11・・監視装置、12・・通信回線、13・・管制センター
Claims (8)
- 地震の発生を感知して信号を出力する地震感知器と、昇降路内に配置された乗りかごを停止させる信号を出力する安全装置と、前記地震感知器から出力された信号に応じて前記乗りかごを最寄り階まで走行させる制御を行うとともに、前記安全装置から出力された信号に応じて前記乗りかごを緊急停止させる制御を行うエレベーター制御部とを備えたエレベーター制御システムであって、
地震発生時に前記乗りかごが階床間に停止したときに前記地震感知器と前記安全装置の双方から信号が出力されたか否か判断する判断部を有し、前記判断部で前記地震感知器と前記安全装置の双方から信号が出力されたと判断されたとき、前記エレベーター制御部に入力された前記安全装置の信号を無効にする制御信号を、前記エレベーター制御部に出力する安全装置誤作動検出部を備えたことを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項1に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置誤作動検出部は、前記エレベーター制御部から出力された信号に基づいて前記乗りかごが停止したか否か判断する判断部を有していることを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項2に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置誤作動検出部は、前記エレベーター制御部から出力された信号に基づいて前記乗りかごがドア開閉可能範囲外で停止したか否か判断する判断部を有していることを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項3に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置誤作動検出部は、前記地震感知器から出力された信号に基づいて前記地震感知器による地震感知が終了したか否か判断する判断部を有していることを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項4に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置誤作動検出部は、地震による揺れが停止すると想定される所定時間が経過したか否か判断する判断部を有していることを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項5に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置誤作動検出部は、前記エレベーター制御部から出力された信号に基づいて前記乗りかご内の乗客の有無を判断する判断部を有していることを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項1に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置は、前記乗りかごの走行速度を検出する調速機から成り、
前記調速機は、前記乗りかごの走行速度が第1の設定値を超えたとき前記エレベーター制御部に信号を出力する電気スイッチと、前記乗りかごの走行速度が前記第1の設定値よりも大きい第2の設定値を超えたとき前記乗りかごを緊急停止させる非常止め装置を作動させる機械的なロック機構とを有していることを特徴とするエレベーター制御システム。 - 請求項1に記載のエレベーター制御システムであって、
前記安全装置は、エレベーターホールのホールドアが開いたことを検出するドアスイッチ、または前記乗りかごのドアが開いたことを検出するドアスイッチを備えることを特徴とするエレベーター制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016085309A JP2017193418A (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | エレベーター制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016085309A JP2017193418A (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | エレベーター制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017193418A true JP2017193418A (ja) | 2017-10-26 |
Family
ID=60155242
Family Applications (1)
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JP2016085309A Pending JP2017193418A (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | エレベーター制御システム |
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JP (1) | JP2017193418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113716406A (zh) * | 2020-05-25 | 2021-11-30 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯诊断装置以及电梯诊断方法 |
-
2016
- 2016-04-21 JP JP2016085309A patent/JP2017193418A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113716406A (zh) * | 2020-05-25 | 2021-11-30 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯诊断装置以及电梯诊断方法 |
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