JP2017193351A - ビール注出器セット - Google Patents

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Hirotaka Suzuki
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Abstract

【課題】手持ち型のビール注出器として使用する場合に使い勝手の良いビール注出器セットを提供すること。【解決手段】第1の注ぎ口11と空気加圧装置45とが設けられた収容容器10と、収容容器10に設けられビール缶2に一端部が挿入可能に構成され他端部が注ぎ口11に臨む注出管30と、収容容器10の上端に着脱可能で、ビールを泡立てる超音波発生装置46と、空気加圧装置45及び前記超音波発生装置46を作動制御する制御手段56とが設けられたメカボックス40と、収容容器10及び注出管30に代えて使用され、仕切り壁71によって上下に区切られ、メカボックス40の下端に着脱可能でビール缶2に冠着可能に構成され、第2の注ぎ口90が形成され、メカボックス40に装着した状態で注ぎ口90の壁に前記超音波発生装置46の接触面が当接するように構成されているアダプタ70と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、状況に応じて2通りの使用態様が可能なビール注出器セットに関する。
従来、ビール注出器として、据え置き型のビール注出器として使用できるとともに、手持ち型のビール注出器としても使用できるビール注出器セットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このビール注出器セットは、ビール缶を収容可能に構成された収容容器と、収容容器の上端に着脱可能に構成され、収容容器内の空気を加圧する空気加圧装置と、ビールを泡立てる超音波発生装置とが設けられたメカボックスと、収容容器に代えて使用されるアダプタと、を備えている。
このビール注出器セットは、ビール入りのビール缶を収容容器にセットし、メカボックスを収容容器に装着すれば、据え置き型のビール注出器として使用でき、メカボックスにアダプタを装着しアダプタをビール入りのビール缶に冠着させれば、手持ち型のビール注出器として使用できる。
実用新案登録第3202746号公報
しかしながら、このビール注出器セットによれば、据え置き型のビール注出器として使用する場合と、手持ち型のビール注出器として使用する場合とで、メカボックスを共用している。そして、メカボックスには空気加圧装置と超音波発生装置との双方が設けられている。
そのため、ビール注出器セットを手持ち型のビール注出器として使用する場合には、重量が嵩むという問題があった。
本発明は、手持ち型のビール注出器として使用する場合に使い勝手の良いビール注出器セットを提供することを目的とする。
請求項1に記載のビール注出器セットは、
ビール缶を収容可能に構成され、第1の注ぎ口と内部の空気を加圧する空気加圧装置が設けられた収容容器と、
前記収容容器に設けられ当該収容容器に収容された前記ビール缶に一端部が挿入可能に構成され他端部が前記第1の注ぎ口に連結された注出管と、
前記収容容器の上端に着脱可能に構成され、前記収容容器の上端に装着した状態で接触面が前記注出管に上方から当接し当該注出管内を流れるビールを泡立てる超音波発生装置と、前記空気加圧装置及び前記超音波発生装置を作動制御する制御手段とが設けられたメカボックスと、
前記収容容器及び前記注出管に代えて使用され、仕切り壁によって上下に区切られ、上部が前記メカボックスの下端に着脱可能に構成されるとともに下部が前記ビール缶に冠着可能に構成され、さらに、前記下部に連通し上壁が前記上部に臨み第2の注ぎ口に連通する注出路が形成され、前記メカボックスに装着した状態で前記上壁に前記超音波発生装置の前記接触面が当接するように構成されているアダプタと、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載のビール注出器セットは、請求項1に記載のビール注出器セットであって、前記収容容器には天板が設けられ、前記天板の上に前記空気加圧装置が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載のビール注出器セットは、請求項1又は請求項2に記載のビール注出器セットであって、前記収容容器には、天板の上に当該天板を底とする凹部が形成され、前記凹部には前記空気加圧装置が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載のビール注出器セットは、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のビール注出器セットであって、前記メカボックスには電源が設けられ、前記メカボックスの底面には第1の電気端子が設けられ、前記収容容器には、前記メカボックスを前記収容容器に装着した際に前記第1の電気端子に接触し、前記空気加圧装置に電力を供給するための第2の電気端子が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載のビール注出器セットによれば、空気加圧装置が収容容器に設けられているので、メカボックスの重さをその分だけ軽減でき、手持ち型のビール注出器として使用する場合に使い勝手の良いビール注出器セットを実現できる。
請求項2に記載のビール注出器セットによれば、収容容器には天板が設けられ、天板の上に空気加圧装置が設けられているので、空気加圧装置の保守や修理が容易となる。
請求項3に記載のビール注出器セットによれば、収容容器の天板の上には当該天板を底とする凹部が形成され、当該凹部には空気加圧装置が設けられているので、空気加圧装置の収まりが良好となる。
請求項4に記載のビール注出器セットによれば、ビール注出器セットを据え置き型として使用する場合と手持ち型として使用する場合の双方で、メカボックス内に設けた電源を共通して使用することができる。
本発明に係るビール注出器セットの一実施形態の使用例を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットの他の使用例を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットの容器下部を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットの容器上部を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットの容器上部の天板周りの構造を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットの容器上部の上壁を取り除いた状態を示した平面図である。 図1のビール注出器セットのモータポンプを示した斜視図である。 図1のビール注出器セットのメカボックスを上面側から示した斜視図である。 図1のビール注出器セットのメカボックスを下面側から示した斜視図である。 図1のビール注出器セットのメカボックスの内部構造を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットのメカボックスの内部構造の一部を示した斜視図である。 図1のビール注出器セットの制御構成を示したブロック図である。 図1のビール注出器セットのアダプタを上面側から示した斜視図である。 図1のビール注出器セットのアダプタを下面側から示した斜視図である。
以下、本発明に係るビール注出器セットを図面に示した実施形態に基づいて説明する。なお、前後、左右及び上下は図1に示す方向を言うものとする。
《全体構成》
図1に示すビール注出器セット1は、大別して、収容容器10と、メカボックス40と、アダプタ70とを備えている。このビール注出器セット1は2通りの使用ができる。
1つ目は、図1に示すように、収容容器10とメカボックス40とを使用し、アダプタ70を使用しない態様である。これは、ビール注出器セット1を据え置き型のビール注出器として使用する態様である。
先ず、例えばメカボックス40を収容容器10から取り外した状態で、収容容器10内に、ビール入りのビール缶2を口を開けた状態でセットした後、収容容器10の上にメカボックス40を取り付ける。次に、注ぎ口11の下方にビールグラス3をセットし、メカボックス40の操作子41を前方に傾倒させると、注ぎ口11からビールが出てビールグラス3に注がれる。そして、ビールグラス3に所望量のビールが注がれたなら、今度は操作子41を後方に傾倒させる。すると、注ぎ口11からはビールの泡が出てビールグラス3内のビールの上に付加される。
2つ目は、図2に示すように、メカボックス40とアダプタ70とを使用し、収容容器10を使用しない態様である。これは、ビール注出器セット1を手持ち型のビール注出器として使用する態様である。
先ず、メカボックス40の下にアダプタ70を取り付けるとともに、アダプタ70を口を開けた状態のビール缶2に冠着させる。次に、ビール缶2を握って全体を傾倒させる。これにより、注ぎ口90からビールが出てビールグラス3に注がれる。そして、ビールグラス3に所望量のビールが注がれたなら、そのままの状態で、操作子41aを後方に傾倒させる。すると、注ぎ口90からはビールの泡が出てビールグラス3内のビールの上に付加される。
《細部構成》
1.収容容器10について
この収容容器10は、図3に示す容器下部12と、図4に示す容器上部13とから構成されている。
容器下部12は、底板付き円筒状の缶ホルダ14と、缶ホルダ14と一体に形成され上面視で舌状のグラス受け15とを備えている。缶ホルダ14は、ビール缶2の下端部が上方から差し込まれる部分で、差し込まれたビール缶2の下端部を被覆する。グラス受け15は、ビールグラス3を載置するためのものである。
容器上部13は、図5に示すように、天板付き円筒状のカバー17を備えている。カバー17内の天板18より下の部分は下端が開口する空洞となっている。カバー17の円筒部分は天板18の上まで延伸され、天板18の上には当該天板18を底壁としその円筒部分の延伸部17aを周壁とする凹部が形成されている。天板18の上部は仕切り壁18aによって前室と後室とに区切られている。前室には天板18の上下を連通する孔19が形成されている。また、後室には天板18の上下を貫通する孔20が形成されている。さらに、延伸部17aの前側には注ぎ口11が設けられている。この注ぎ口11は、延伸部17aの内外を連通している。
2.注出管30について
注出管30は、図6に示すように、天板18の前室に位置する部分が略水平に延在し、一端が注ぎ口11内に挿入されている。また、この注出管30は途中で下方に向けて屈曲され、この下方に屈曲された部分が孔19に挿通され、他端が収容容器10内の底板近くまで延びている。この注出管30の他端側はビール缶2内に挿入される部分である。この注出管30は天板18の上方から着脱することができる。すなわち、注出管30の一端を注ぎ口11から抜き出した状態で、上方に引っ張ることにより、注出管30をカバー17から離脱させることができる。この離脱によって注出管30を単体として扱うことができ、簡単に洗浄することができる。
3.モータポンプ45について
図6に示すように、天板18の上の後室には、空気加圧装置としてのモータポンプ45が設けられている。
モータポンプ45の吸込口45a(図7参照)及び吐出口45bは上記後室内に開口し、吸込口45aから吸い込まれた空気はモータポンプ45で圧縮され吐出口45bから吐出される。
また、吐出口45bには空気吐出パイプ45cが図示しないチューブ等により連結されている。この空気吐出パイプ45cは天板18の孔20に連結されている。そして、モータポンプ45で圧縮され吐出された空気は孔20を経て収容容器10の天板18下の領域に導入される。
なお、後室の上には、モータポンプ45を被覆する上壁18b(図4参照)が設けられている。そして、上蓋18bにはメカボックス40側からモータポンプ45に電気を供給するためのピン状の電気接点180,180が設けられている。この電気接点180,180は確実に電気の供給が可能となるようにスプリング(図示せず)によって上方に付勢されていることが好ましい。なお、この場合の電気接点180,180はピン状でなくてもよい。
4.容器下部12と容器上部13との連結構造について
缶ホルダ14とカバー17とは上下方向から嵌合可能に構成されている。
缶ホルダ14の上部外周には中心軸を挟んで対峙する2箇所に突起14a(図3参照)が形成されている。一方、カバー17の下部内周にはL字状の凹部17b(図4参照)が形成されている。そして、缶ホルダ14の突起14aとカバー17の凹部17bの入口部分を合致させた状態で、カバー17と缶ホルダ14とを上下方向から突き合わせて所定方向に回転させることで、缶ホルダ14にカバー17が取り付けられる。また、逆の手順を踏むことにより、缶ホルダ14からカバー17を取り外すことができる。
5.メカボックス40について
図8及び図9に示すように、メカボックス40は、円板状の底板42と環状天板付きの円筒状カバー43とを備えている。円筒状カバー43の環状天板43aには、前後方向に長尺の長孔44aが形成された円板状天板44が取り付けられている。
図10に示すように、メカボックス40内には、発泡手段としての超音波発生装置46が設けられている。この超音波発生装置46は超音波振動子及び超音波ホーンを備え、接触面を構成する超音波ホーン46aは図9に示すように底板42から下方に突出している。この超音波ホーン46aはスプリング等によって下方に向けて付勢されていることが好ましい。また、底板42には電池収納部47が形成され、底板42の下面の蓋47aを開くことによって電池の出し入れが可能に構成されている。この電池としては、特に制限はされないが、単4電池2本が横置き状態で収納されている。さらに、底板42には、上記電気端子180,180に対応して電気端子420,420が設けられている。電気端子420,420は容器上部13にメカボックス40を連結した際に、対応する電気端子180,180に圧接され、メカボックス40に設けた電池からの電力がモータポンプ45に供給される。
6.容器上部13とメカボックス40との連結構造について
図8及び図9に示すように、メカボックス40の前側下端部には逆U字状の係合部48が形成されている。この係合部48は水平部48aとこの水平部48aの両端から垂下する一対の係止爪48b,48bとを備えている。一対の係止爪48b,48b間の隙間幅は注出管30の直径よりも大きく設定されている。そして、カバー17にメカボックス40を取り付けるにあたっては、メカボックス40を前傾させ、一対の係止爪48b,48bがカバー13の天板18の上の注出管30を跨ぐようにして、係合部48を注ぎ口11裏の凹部11a(図4参照)に押し込む。これによって、上記係止爪48b,48bの先は注ぎ口11の裏に形成された爪11b,11bの下側に潜り込む。この状態で、今度は、メカボックス40の後側をカバー13の上方に当接させる。すると、メカボックス40の下面に形成された可動爪49(図8参照)がカバー13の爪22(図4参照)に係止され、メカボックス40がカバー17に固定される。なお、可動爪49はメカボックス40内で半径方向外方にスプリング(図示せず)によって付勢されている。この可動爪49による固定を解除するには、メカボックス40の後側に突出形成されたボタン49a(図10参照)を押す。すると、ボタン49aに連結された可動爪49が半径方向内方に動作して可動爪49による固定が解除される。
7.操作子41について
メカボックス40には上方に突出するスティック状の操作子41が設けられている。図10に示すように、この操作子41には天板付き円筒状のキャップ41bが着脱可能となっており、キャップ41bを離脱させることにより、短い操作子41aとすることができる。この操作子41の基端側は長孔44aを経てメカボックス40内に延びており、固定部材50に支持され左右方向に延在する軸51に支持され、前後方向に傾倒可能に構成されている。この操作子41の膨出部410は前後一対のスプリング52によって前後方向の中立位置に保持されている。そして、この操作子41の下端部は固定部材50の下方まで延び、固定部材50下方に設けられ前後方向に移動可能な板材53に係合している(図11参照)。この板材53は操作子41が前後方向に傾倒したときにその傾倒方向とは逆の方向に動作する。
この板材53の前後にはスイッチ54,55が設けられている。そして、板材53が後方に動作した際にスイッチ54がONされ、板材53が前方に動作した際にスイッチ55がONされる。
8.制御構成について
図12は制御構成を示している。メカボックス40は制御部56を備えている。この制御部56は、ドライバ57を介してモータポンプ45の作動を制御するとともに、ドライバ58を介して超音波発生装置46の作動を制御する。具体的には、制御部56は、スイッチ54がONしたときにモータポンプ45を作動させ、スイッチ55がONしたときにモータポンプ45及び超音波発生装置46の双方を作動させる。
この場合、制御部56は、スイッチ54が一旦ONすればその後にOFFとなっても所定時間だけ継続してモータポンプ45を作動させるように構成してもよい。また、制御部56は、スイッチ54が一旦ONすればその後にOFFとなっても所定時間だけ継続して超音波発生装置46を作動させるように構成してもよい。特に、後者の場合、ビール注出器セット1を手持ち型のビール注出器として使用する際に、操作子41aを操作し続けなくてもよいので便利である。
9.アダプタ70について
図13(上面側斜視図)及び図14(下面側斜視図)に示すようにアダプタ70は円筒状に形成され、仕切り壁71によって仕切られた凹部72,73が上下に形成されている。仕切り壁71は上面の形状と下面の形状とが相補的となっている。すなわち、仕切り壁71の上面が凸となっているときには仕切り壁71の下面が凹、反対に、仕切り壁71の上面が凹となっているときには仕切り壁71の下面が凸となっている。
図14に示すように、アダプタ70の下面の内周には円周方向に沿って突起74が複数形成されている。この突起74は左右対称位置に形成されている。この突起74の下面は中心線上方に向けて傾斜している。また、この突起74と仕切り壁71の下面との間には隙間が形成され、この隙間部分には、円環状のパッキン75の外周部が挟み込まれている。パッキン75は、アダプタ70をビール缶2に冠着させた際にビール缶2の上縁に当接し液漏れを防止する。
10.アダプタ70とビール缶2との連結構造について
アダプタ70の下面の内周には前側左右対称位置に固定爪76が形成されている。固定爪76と仕切り壁71の下面との間には隙間が形成されている。この固定爪76の下面は中心線上方に向けて傾斜している。この固定爪76の上面は水平となっており、固定爪76はビール缶2の上縁直下の環状凹部2aに係合可能となっている。
さらに、アダプタ70の下面の内周には後側位置に可動爪77が設けられている。この可動爪77はアダプタ70の半径方向に動作可能に構成され、スプリング(図示せず)によって半径方向内方に付勢されている。この可動爪77の下面は中心線上方に向けて傾斜している。そして、ビール缶2を傾け、固定爪76をビール缶2の環状凹部2aに嵌合させた状態で、ビール缶2を可動爪77の下面に強く押し付けることによって、可動爪77がスプリングの付勢力に抗して半径方向外方に動作し、可動爪77の先端がビール缶2の環状凹部2aに至った所で、可動爪77がビール缶2の環状凹部2aに嵌合する。これによって、ビール缶2がアダプタ70に固定される。この固定を解除するには、可動爪77に係合するレバー78を動作させる。すると、レバー78に連結された可動爪77が半径方向外方に動作して可動爪77による固定が解除される。
11.アダプタ70とメカボックス40との連結構造について
図12に示すように、アダプタ70の上縁には、上記可動爪49に係合可能な固定爪81が形成されている。
そして、アダプタ70はメカボックス40に次のようにして連結される。
注ぎ口90の前方からメカボックス40の係合部48を嵌合させた後、アダプタ70とメカボックス40とを上下方向から当接させる。すると、メカボックス40の下面に形成された可動爪49(図8参照)がアダプタ70の固定爪81に係止され、アダプタ70がメカボックス40に固定される。この可動爪49による固定を解除するには、メカボックス40の後側に突出形成されたボタン49aを押す。すると、ボタンに連結された可動爪49が半径方向内方に動作して可動爪49による固定が解除される。
12.アダプタ70のその他の構造
アダプタ70の下面には下面視で楕円形の凹部79が形成されている。この凹部79は注ぎ口90に連通している。
また、図13に示すように、アダプタ70の仕切り壁71の上面には注ぎ口90に連通する注出路を画成する壁80が突出して形成されている。壁80には超音波ホーン46aが当接する被接触部80aが形成されている。
また、図14に示すように、アダプタ70の仕切り壁71には仕切り壁71の上下を連通する通気孔82が形成されている。これにより、アダプタ70をメカボックス40に装着した際に加圧空気が適宜通気孔を通り注ぎ口90から逃げる。
《発明の変形例》
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1 ビール注出器セット
2 ビール缶
10 収容容器
11 注ぎ口
30 注出管
40 メカボックス
41 操作子
41a 操作子
42 底板
45 モータポンプ
46 超音波発生装置
46a 超音波ホーン
70 アダプタ
180 電気端子
420 電気端子

Claims (4)

  1. ビール缶を収容可能に構成され、第1の注ぎ口と内部の空気を加圧する空気加圧装置が設けられた収容容器と、
    前記収容容器に設けられ当該収容容器に収容された前記ビール缶に一端部が挿入可能に構成され他端部が前記第1の注ぎ口に連結された注出管と、
    前記収容容器の上端に着脱可能に構成され、前記収容容器の上端に装着した状態で接触面が前記注出管に上方から当接し当該注出管内を流れるビールを泡立てる超音波発生装置と、前記空気加圧装置及び前記超音波発生装置を作動制御する制御手段とが設けられたメカボックスと、
    前記収容容器及び前記注出管に代えて使用され、仕切り壁によって上下に区切られ、上部が前記メカボックスの下端に着脱可能に構成されるとともに下部が前記ビール缶に冠着可能に構成され、さらに、前記下部に連通し上壁が前記上部に臨み第2の注ぎ口に連通する注出路が形成され、前記メカボックスに装着した状態で前記上壁に前記超音波発生装置の前記接触面が当接するように構成されているアダプタと、
    を備えることを特徴とするビール注出器セット。
  2. 前記収容容器には天板が設けられ、前記天板の上に前記空気加圧装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のビール注出器セット。
  3. 前記収容容器には、天板の上に当該天板を底とする凹部が形成され、前記凹部には前記空気加圧装置が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のビール注出器セット。
  4. 前記メカボックスには電源が設けられ、前記メカボックスの底面には第1の電気端子が設けられ、前記収容容器には、前記メカボックスを前記収容容器に装着した際に前記第1の電気端子に接触し、前記空気加圧装置に電力を供給するための第2の電気端子が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のビール注出器セット。
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