JP6253996B2 - 飲料サーバー - Google Patents

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Description

本発明は、飲料サーバーに関するもので、さらに詳しくは、飲料缶等の容器に収容された飲料をグラス等に所望する量、注出するのに適した飲料サーバーに係わる。
家庭でも使用できる簡易な飲料サーバーとしては、ビール等が収容された飲料缶をサーバー内に配置し、サーバー内を高圧にし、圧縮空気によって飲料缶内の飲料を注出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された飲料サーバーでは、開口した飲料缶をサーバーの缶収容空間に開口を上にして配置させるとともに、飲料缶内にチューブを挿入することによって装置にセットする。そして、手動ポンプを作動させて缶収容空間内の圧力を高め、レバーを操作することによって飲料缶内の飲料を注出する。
特開2002−337996号公報
この飲料サーバーでは、チューブを飲料缶内に挿入し、手動ポンプを作動させることによって飲料缶内の飲料を注出させる機構を採用しているため、装置が複雑になり、且つ、手動ポンプを作動させなければならず操作が煩雑になる。
本発明は、機構が単純で、しかも操作が簡単な飲料サーバーを提供することを目的とする。
請求項1記載の飲料サーバーは、
基台の上部にサーバー主体を配設して成る飲料サーバーであって、
前記サーバー主体は、前記基台の上部に配設した状態で見て上端側が開口しその開口する部分で飲料缶の飲み口側の端部に冠着される缶装着部と、前記缶装着部に連結され飲料排出口を有するとともに飲料缶から流出した飲料を収容する飲料収容部と、前記飲料収容部に連結され前記飲料排出口から流出する飲料を注出する注出手段と、を備えるとともに、前記基台に対して着脱可能に構成され、前記缶装着部の底壁には、飲料缶の飲み口側の端部の縁である巻締部と接し飲料の漏出を防止するシール部材が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の飲料サーバーは、請求項1記載の飲料サーバーにおいて、一端側が前記缶装着部に支持され、他端側が飲料缶の飲み口から挿入され、飲料缶内に空気を導入させるための空気導入パイプを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の飲料サーバーは、請求項2記載の飲料サーバーにおいて、前記缶装着部には、前記飲料収容部に直接連通しない箇所に、前記空気導入パイプに連通する空気導入部が形成され、前記空気導入部には常閉の開閉弁が配設され、前記開閉弁は、前記サーバー主体を前記基台に装着する際に生じる力によって開成するように構成されていることを特徴とする。
請求項4記載のサーバーは、請求項3記載の飲料サーバーにおいて、前記サーバー主体又は前記基台には飲料受け皿が配設され、前記開閉弁が開成された際、前記空気導入パイプに溜まっていた飲料が前記飲料受け皿に溜まるように構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の飲料サーバーは、請求項1から請求項4のいずれか一項記載の飲料サーバーにおいて、飲料缶の飲み口側の巻締部に外方から当接し摺接することで飲料缶の飲み口側の端部の縁を前記シール部材に圧接させる爪部材配設されていることを特徴とする。
請求項6記載の飲料サーバーは、請求項5記載の飲料サーバーにおいて、前記シール部材には飲料缶の飲み口側の端部と対向する位置まで延出する延出部分が形成され、前記缶装着部には、前記延出部分の裏側位置で且つ前記飲料収容部に直接連通しない箇所に、通気孔が形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の飲料サーバーは、請求項1から請求項6のいずれか一項記載の飲料サーバーにおいて、前記飲料収容部の内側に泡立て片が設けられ、前記泡立て片を動作させることによって、飲料に泡を発生させるように構成したことを特徴とする。
請求項1記載の飲料サーバーによれば、開口を下にして飲料缶を装着するので、飲料は自然落下によって飲料缶から排出される。したがって、飲料を注出するための動力等を必要としないため、機構が単純になり、飲料の注出操作も簡単になる。また、サーバー主体を基台から離脱させ、飲料缶を正立させた状態で、缶装着部を飲料缶の飲み口側の端部に冠着させた状態でサーバー主体を基台の上部に装着させることができるので、飲料缶を飲料サーバーに装着する際に生じる飲料の漏出を抑制することができる。
請求項2記載の飲料サーバーによれば、空気導入パイプから飲料缶内に空気が導入されるので、飲料が流出した際の飲料缶内の気圧の低下を防止することができ、飲料の流出が効果的に行われることになる。
請求項3記載の飲料サーバーによれば、サーバー主体を基台の上部に装着しない限り開閉弁が開成されないので、サーバー主体の装着前に空気導入パイプからの飲料の漏出が効果的に防止される。
請求項4記載の飲料サーバーによれば、サーバー主体の装着後に空気導入パイプから漏出する飲料が飲料受け皿に溜まるので、漏出する飲料の基台への付着を防止することができる。
請求項5記載の飲料サーバーによれば、飲料缶の飲み口側の巻締部に爪部材が当接し摺接することで確実に飲料缶の飲み口側の端部の縁がシール部材に圧接されるので、飲料の漏出を効果的に抑制することができる。
請求項6記載の飲料サーバーによれば、飲料缶を缶装着部に装着した際に、シール部材と飲料缶の間に発生したガスを、飲料缶が正立状態の時、通気孔から排出することが可能であり、その結果、シール部材と飲料缶との間の密閉がより強固となる。一方、シール部材を装着した飲料缶を倒立させた時、シール部材と飲料缶の間から飲料が漏出するのを防ぐことができる。
請求項7記載の飲料サーバーによれば、泡立て片を動作させることによって、発泡飲料、特にビールの場合には、適度の泡を立てることができる。
本発明の飲料サーバーの一実施形態を示した斜視図である。 本実施形態の飲料サーバーの要部の平面図である。 本実施形態の飲料サーバーの分解斜視図である。 本実施形態のサーバー主体の分解斜視図である。 図2におけるV−V線断面図で、本実施形態の飲料サーバーの要部を示している。 図2におけるVI−VI線断面図で、可動爪を示している。 図2におけるVII−VII線断面図で、(A)は飲料注出部の閉弁状態を示し、(B)は飲料注出部の開弁状態を示している。 図2におけるVIII−VIII線断面図で、(A)は空気導入部の閉弁状態を示し、(B)は空気導入部の開弁状態を示している。 本実施形態の飲料サーバーにおける泡立て機構を示した斜視図である。 図2におけるX方向の矢視図で、(A)はモータ駆動用スイッチの非作動状態を示し、(B)はモータ駆動用スイッチの作動状態を示している。
以下、本発明の飲料サーバーを図面に示した実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の飲料サーバーの一実施形態を示した斜視図、図2は、飲料サーバーの要部の平面図、図3は、飲料サーバーの分解斜視図、図4は、サーバー主体の分解斜視図である。
この飲料サーバー1は、飲料缶Aを開口を下にした状態(倒立状態)で収容し、飲料缶A内の飲料を適量だけ注出する機構を備えたサーバー主体2を基台3に着脱可能に配設したものである。
サーバー主体2は、図4に示すように、基台3の上部に配設した状態で見て上端側が開口しその開口する部分で飲料缶Aの飲み口側の端部に冠着される缶装着部10と、飲料缶Aから流出した飲料を収容する飲料収容部20と、飲料収容部20の飲料を適量だけ注出する注出手段31とを有する。
缶装着部10は、上方が開口する有底円筒状を成し、円筒周壁10aで飲料缶Aの飲み口側の端部を収容する。図2及び図3に示すように、底壁10bの周縁にはシリコーンゴム等のシール性に富んだシール部材である環状シール板11(図4参照)が設置されている。この環状シール板11は、一部が半月状に半径方向内方に延出されている。そして、図4に示すように、底壁10bには、延出部分11aの裏側位置で且つ前記飲料収容部20に直接連通しない箇所に、通気孔12が形成されている。
また、底壁10bにおける環状シール板11の半径方向内側には、缶装着部10の飲料を飲料収容部20に落下させるための通液孔13が形成されている。
円筒周壁10aには、飲料缶Aの飲み口側の巻締部A1(図6参照)に外方から当接し摺接して当該巻締部A1を環状シール板11に圧接させる固定爪14及び可動爪15が配設されている。
このうち固定爪14は、円筒周壁10aの半径方向内方に突出され、外方から飲料缶Aの巻締部A1に当接し摺接して当該巻締部A1を環状シール板11に圧接する。この固定爪14の先端部は後述の可動爪15の先端部と同じ形状となっている。
可動爪15は、固定爪14と対向する円筒周壁10aに配設されている。この可動爪15は、図6に示すように、長孔15aを有し、その長孔15aが円筒周壁10aに立設されたボス15bに嵌合され、それによって円筒周壁10aの半径方向に摺動可能に保持され、スプリング15cによって半径方向内方に付勢されている。この可動爪15は、スプリング15cの付勢力によって、飲料缶Aの巻締部A1に外方から当接し摺接して当該巻締部A1を環状シール板11に圧接する。また、可動爪15は把手15dを備え、その把手15dによって可動爪15を円筒周壁10aの半径方向外方に退行させる。この把手15dは飲料缶Aの取外しの際に使用される。
飲料収容部20は、図2の破線及び図4に示すように、筒状に構成され、円筒周壁10aの直径方向に延伸するように缶装着部10の底壁10bの下方に一体的に設けられている。この飲料収容部20は、缶装着部10の側壁から水平外方に伸びる円筒状の開口部(飲料排出口)21を有している。この開口部21には、注出部30の水平方向延伸部分が挿嵌されている。この注出部30は、互いに連通する水平方向延伸部分及び鉛直方向延伸部分を備える。そして、この注出部30の飲料通路には、注出手段31が配設されている。注出部30及び注出手段31は一体的で飲料収容部20に対して着脱可能となっている。
注出手段31は、図7(A)及び図7(B)に示すように、注出部30の鉛直方向延伸部分の外郭を成す円筒壁30aに摺動可能に配設された弁体31aと、当該弁体31aを下方に付勢するスプリング31bと、弁体31aに一体的に連結され、円筒壁30aの上端から外方へ延伸するロッド32と、当該ロッド32の端部に軸32aを介して連結されたレバー33とを備えている。そして、このレバー33の下面は、一種のカムを構成するもので、作動方向両端部に円弧面33a,33bを有している。このレバー33は、ロッド32を介してスプリング31bによって常時天井壁30bに当接されている。
この注出部30においては、図7(A)に示すように、レバー33が中立位置にあるとき、弁体31aがスプリング31bの付勢力によって円筒壁30aの飲料通路に形成された弁座31cを閉塞している。
そして、レバー33を図7(B)に示すように、左側に傾動させると、レバー33のカム面(円弧面)33aによってロッド32が上方に引き上げられ、それによって弁体31aが弁座31cから離間する。その結果、飲料収容部20の飲料は、円筒壁30aの下部に形成された注出口30cから注出される。なお、右方向に傾動させても、同様に開弁されるが、この場合には、後述するモータ駆動スイッチを作動させる。
図2に戻ると、缶装着部10の底壁10bには、空気導入孔16が形成されている。この空気導入孔16は飲料収容部20に直接連通していない。この空気導入孔16は、図8(A)に示すように、底壁10bの上方及び下方に立設された円筒状壁10c,10dによって囲まれている。このうち円筒状壁10dは空気導入部を構成する。一方、図3及び図4に示すように、サーバー主体2の缶装着部10には、飲料収容部20を被覆するように飲料受け皿70が取り付けられている。この飲料受け皿70を設けた理由は次のとおりである。すなわち、飲料受け皿70がないと空気導入パイプ18から漏れた飲料が基台3に直接着くため掃除する必要があり、その際、基台3には電気部品が用いられているため丸洗いできず衛生上の問題を生じる。そこで、本実施形態で飲料受け皿70を設けることで電気部品などに飲料が付着しないようにしたものである。この飲料受け皿70は缶装着部10に対して着脱可能に構成されていることが好ましい。
円筒状壁10c,10dには弁体17aが摺動可能に保持され、スプリング17bの付勢力によって常時弁座17cに当接されている。つまり、弁体17a及び弁座17cよって常閉の開閉弁が構成される。この弁体17aは下端に突出部17dが形成されており、この突出部17dは、円筒状壁10dに取り付けられたキャップ10eの空気導入孔10fに挿入され、キャップ10eの下方まで延びている。
一方、飲料受け皿70の底部71には押圧部材72が設けられている。押圧部材72は円板部72aと軸部72bを有し、鋲形に形成されている。この押圧部材72は飲料受け皿70に上下動可能に設けられている。そして、この押圧部材72は、サーバー主体2を基台3に装着した際に、後述の円盤43に設けられた突起43aによって押し上げられる。これによって、突出部17dは、図8(B)に示すように、押圧部材72によってスプリング17bの付勢力に抗して押し上げられ、弁体17a及び弁座17cよって構成される開閉弁が開成されるようになっている。
また、円筒状壁10cには、空気導入パイプ18が装着される。この空気導入パイプ18は、飲料缶A内に空気を導入して飲料の排出を促進させるためのもので、飲料缶Aの底に達する程度の長さを有する。この空気導入パイプ18は、飲料缶Aの大きさ(高さ)に対応させるために、空気導入パイプ18に接続する補助空気導入パイプ18aを備えている。なお、この空気導入パイプ18は必ずしも必要ではなく、飲料缶A自体に後から通気孔を開けてもよい。この場合には、勿論、図8に示す構造は不要となる。
このように構成されたサーバー主体2は、基台3に着脱可能に装着される。基台3は、図3に示すように、ベース40と、当該ベース40の上面に立設された筒状枠体41と、当該筒状枠体41を囲むように、且つ、筒状枠体41に対して上下動可能に配置されるカバーケース42とを備えている。筒状枠体41の両側面には、ラチェット歯41aがそれぞれ形成され、一方、カバーケース42には、ラチェット爪42aが形成されている。そして、カバーケース42は、適宜な高さ、即ちコップ等の容器の高さに対応する高さで、ラチェット爪42aを枠体41のラチェット歯41aに係合させることによって係止される。
また、カバーケース42には、上記サーバー主体2の飲料受け皿70に対応して下方に位置する円盤43が配設されている。この円盤43の下面には、図5に示すように、モータ44が設置されている。モータ44の軸44aは円盤43内に突出され、その軸44aには偏心カム45(図9参照)が固設されている。一方、この円盤43内には、L字状のレバー46が軸46aによって揺動可能に支持されている。このレバー46の一方片には、長孔46bが形成され、当該長孔46bは上記偏心カム45を収容している。したがって、レバー46は、偏心カム45の回転によって軸46aを中心に水平面上で揺動される。
レバー46の他方片には起立部が設けられており、この起立部には、泡立て片47の基端部47aを着脱可能に収容するため、上方に開口する凹部46cが形成されている。泡立て片47は、先端部に撹拌部47bを備え、中間部47cが上記サーバー主体2の飲料収容部20で揺動可能に支持され、撹拌部47bが上記飲料収容部20内の通液孔13の下方にまで延伸され、基端部47aが飲料収容部20の外部に位置されている。実施形態では、撹拌部47bを波状,櫛歯状に形成して泡立ち効果を高めている。
なお、泡立て片47は、図9に示すように、飲料収容部20に取り付けられた筒状取付部20aに取り付けられ、泡立て片47が動作しても、そこから飲料が漏出しないように図示しないシール部材によってシールされている。
また、カバーケース42には、図5に示すように、モータ44の電源となる乾電池48が設置され、上記注出部30の近傍に図9に示すようにスイッチ49が設置されている。また、カバーケース42には、図9及び図10に示すように、スイッチ49のボタン49aを押圧する押圧片50が離接可能に設置されている。この押圧片50は常時スイッチ49のボタン49aから離間する方向に付勢されている。自重によって押圧片50はボタン49aから離間するようになっていてもよい。
一方、上記注出手段31のレバー33には、操作片51が一体的に設置されており、レバー33の一方向の操作によって操作片51が移動され、それによって押圧片50が作動される。
次に、飲料サーバー1の使用方法を説明する。
まず、サーバー主体2を基台3から離脱させ、缶装着部10を下にして、開口された正立状態の飲料缶Aの飲み口側の端部に上方から装着する。この際、缶装着部10に装着した空気導入パイプ18を飲料缶Aの開口から飲料缶A内に挿入する。
この状態の飲料缶Aは、巻締部A1が缶装着部10の固定爪14及び可動爪15に係合され、缶装着部10の円筒周壁10a内に保持され、缶装着部10の飲み口側の端部の縁(巻締部A1)が環状シール板11に圧接されて、シールが図られる。
次いで、飲料缶Aと共にサーバー主体2を逆さ、すなわち、飲料缶Aの開口が下になるようにして、基台3に装着する。すると、サーバー主体2の空気導入孔16に設置された弁体17aの突出部17dが、図8(B)に示したように、上昇する押圧部材72に当接し、弁体17aを押し上げ、弁座17cから離間して開弁する。それによって、飲料缶A内の上部の空気溜りは、空気導入パイプ18を介して外部大気に連通される。そして、飲料缶A内の飲料は、底壁10bの通液孔13から飲料収容部20に流下し、飲料収容部20内に溜められる。また、サーバー主体2を基台3に装着すると、泡立て片47の基端部47aが基台3側に設置されている凹部46cに嵌合される。
ここで、注出手段31のレバー33を操作して注出部30内の弁体31aを弁座31cから離間させると、飲料収容部20内の飲料は注出口30cから排出される。
ここで、例えば、飲料がビール等の発泡飲料で、泡を立てたい場合には、注出部30のレバー33を缶装着部10側に傾動させる。すると、図10(B)に示すように、操作片51によってスイッチ49が作動され、モータ44が駆動される。それによって泡立て片47が揺動され、発泡飲料が泡立てられる。
飲料缶A内の飲料が空になったら、把手15dを操作して可動爪15を退行させて、飲料缶Aの拘束を解除し、飲料缶Aをサーバー主体2の缶装着部10から取り外す。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、サーバー主体2に飲料受け皿70を設けたが、飲料受け皿70は基台3側に着脱可能に設けてもよい。この場合には、飲料受け皿70に設けられる押圧部材72を上下動可能と構成せず固定して設けることができる。
1 飲料サーバー
2 サーバー主体
3 基台
10 缶装着部
11 環状シール板
12 通気孔
13 通液孔
14 固定爪
15 可動爪
16 空気導入孔
18 空気導入パイプ
18a 補助パイプ
20 飲料収容部
30 注出部
31 注出手段

Claims (7)

  1. 基台の上部にサーバー主体を配設して成る飲料サーバーであって、
    前記サーバー主体は、前記基台の上部に配設した状態で見て上端側が開口しその開口する部分で飲料缶の飲み口側の端部に冠着される缶装着部と、前記缶装着部に連結され飲料排出口を有するとともに飲料缶から流出した飲料を収容する飲料収容部と、前記飲料収容部に連結され前記飲料排出口から流出する飲料を注出する注出手段と、を備えるとともに、前記基台に対して着脱可能に構成され
    前記缶装着部の底壁には、飲料缶の飲み口側の端部の縁である巻締部と接し飲料の漏出を防止するシール部材が設けられていることを特徴とする飲料サーバー。
  2. 一端側が前記缶装着部に支持され、他端側が飲料缶の飲み口から挿入され、飲料缶内に空気を導入させるための空気導入パイプを備えたことを特徴とする請求項1記載の飲料サーバー。
  3. 前記缶装着部には、前記飲料収容部に直接連通しない箇所に、前記空気導入パイプに連通する空気導入部が形成され、前記空気導入部には常閉の開閉弁が配設され、前記開閉弁は、前記サーバー主体を前記基台に装着する際に生じる力によって開成するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の飲料サーバー。
  4. 前記サーバー主体又は前記基台には飲料受け皿が配設され、前記開閉弁が開成された際、前記空気導入パイプに溜まっていた飲料が前記飲料受け皿に溜まるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の飲料サーバー。
  5. 飲料缶の飲み口側の巻締部に外方から当接し摺接することで飲料缶の飲み口側の端部の縁を前記シール部材に圧接させる爪部材配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項記載の飲料サーバー。
  6. 前記シール部材には飲料缶の飲み口側の端部と対向する位置まで延出する延出部分が形成され、前記缶装着部には、前記延出部分の裏側位置で且つ前記飲料収容部に直接連通しない箇所に、通気孔が形成されていることを特徴とする請求項5記載の飲料サーバー。
  7. 前記飲料収容部の内側に泡立て片が設けられ、前記泡立て片を動作させることによって、飲料に泡を発生させるように構成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項記載の飲料サーバー。
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