JP2017191065A - 超音波モータの制御方法及びそのための測量機 - Google Patents

超音波モータの制御方法及びそのための測量機 Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸に超音波モータを採用した測量機において、自動追尾の性能劣化を低減するための超音波モータの制御方法及びそのための測量機を提供する。【解決手段】回転軸と、前記回転軸を駆動する超音波モータと、発光部と受光部を備えターゲットを追尾する追尾部と、クロック信号を出力するクロック信号発振部とを備えた測量機における超音波モータの制御方法であって、前記超音波モータの低速回転時に、前記クロック信号を基準にして、前記超音波モータの前記駆動信号の駆動周期TM内で前記駆動信号を印加する加速期間Taと前記駆動信号を停止する減速期間Trの比を設定し、前記減速期間中に前記追尾部の前記発光部を発光させることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、測量機の回転軸を駆動する超音波モータの制御方法及びそのための測量機に関する。
測量機、例えばトータルステーションは、測定点を視準する望遠鏡と、上記望遠鏡を鉛直方向に回転可能に支持する托架部と、上記托架部を水平方向に回転可能に支持する基盤部とを備えている。上記望遠鏡は鉛直回転軸に設けられた鉛直回転モータによって、上記托架部は水平回転軸に設けられた水平回転モータによって駆動される。特許文献1には、上記鉛直回転モータ及び水平回転モータに超音波モータを採用した測量機が開示されている。
超音波モータは連続駆動での低速回転が困難である。そのため低速回転の際は、図10のように、駆動信号をON/OFFする間欠駆動が行われる。即ち、駆動周期TM内で、駆動信号を印加する加速期間Taと駆動信号を停止する減速期間Trを設け、加速期間Taと減速期間Trの比を変化させることにより、駆動周期TMにおける平均速度が制御される。
また、測量機には、例えば特許文献2で開示されているように、移動するターゲットを自動で追尾する機能を備えているものも多い。自動追尾には、追尾光を照射する発光部とその反射光を受光する受光部を測量機に設けて、点灯画像と消灯画像を取得してその差分を取り、望遠鏡の視軸中心からの隔たりが一定値以内に収まる位置をターゲット位置として検出する方法がある。
特開2014−137299号公報 特開2009−300386号公報
自動追尾では、作業者が持ち運ぶターゲットを追尾するために、5[°/s]程度の低速回転で回転軸を駆動することが多い。このため、超音波モータでは上記の間欠駆動が行われるが、超音波モータは制御応答が速いので、加速期間Taには駆動周波数に応じた速度に即座に到達し、減速期間Trには即座に停止状態に達する。このように超音波モータでは低速回転時に速度むらが生じるため、自動追尾で取得した像がブレることがある。
特に、ターゲットと測量機の距離が離れている場合は、受光部に投影されるターゲット像も小さくなり、陽炎等の影響で1画素当たりの光量が減るため、像のブレが生じると受光信号のS/Nが下がり、追尾性能が劣化するという問題が生じる。
本発明は、前記問題を解決するため、回転軸に超音波モータを採用した測量機において、自動追尾の性能劣化を低減するための超音波モータの制御方法及びそのための測量機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の超音波モータの制御方法は、回転軸と、前記回転軸を駆動する超音波モータと、発光部と受光部を備えターゲットを追尾する追尾部と、クロック信号を出力するクロック信号発振部とを備えた測量機における超音波モータの制御方法であって、前記超音波モータの低速回転時に、前記クロック信号を基準にして、前記超音波モータの前記駆動信号の駆動周期内で前記駆動信号を印加する加速期間と前記駆動信号を停止する減速期間の比を設定し、前記減速期間中に前記追尾部の前記発光部を発光させることを特徴とする。
上記態様において、前記減速期間中かつ前記加速期間に切り替わる直前に、前記発光部を点灯させるのも好ましい。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の測量機は、回転軸と、前記回転軸を駆動する超音波モータと、発光部と受光部を備えターゲットを追尾する追尾部と、クロック信号を出力するクロック信号発振部と、前記超音波モータの低速回転時に、前記クロック信号を基準にして、前記超音波モータの前記駆動信号の駆動周期内で前記駆動信号を印加する加速期間と前記駆動信号を停止する減速期間の比を設定し、前記減速期間中に前記追尾部の前記発光部を発光させる制御部と、を有することを特徴とする。
上記態様において、前記制御部は、前記減速期間中かつ前記加速期間に切り替わる直前に、前記発光部を点灯させるのも好ましい。
本発明によれば、回転軸に超音波モータを採用した測量機において、自動追尾の性能劣化を低減する超音波モータの制御方法及びそのための測量機を提供することができる。
本形態に係る測量機の概略縦断面図である。 図1の超音波モータを含む部分の断面斜視図である。 本形態に係る測量機の制御ブロック図である。 本形態に係る測量機の測距部および追尾部の構成を示す光学ブロック図である。 本形態の第1の制御方法に係るタイミングチャート図である。 本形態の第2の制御方法に係るタイミングチャート図である。 本形態の変形例1に係るタイミングチャート図である。 本形態の変形例2に係るタイミングチャート図である。 本形態の変形例3に係る制御ブロック図である。 超音波モータの間欠駆動を示す駆動信号の波形図である。
次に、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本形態に係る測量機の概略縦断面図、図2は図1の超音波モータを含む部分の断面斜視図である。符号1が測量機であり、測量機1は、整準部3の上に設けられた基盤部4と、基盤部4上を水平回転軸6周りに水平回転する托架部7と、托架部7に鉛直回転軸11周りに鉛直回転する望遠鏡9と、を有する。托架部7には、制御部23が収容されている。測量機1は、自動視準機能と自動追尾機能を備えており、望遠鏡9には、後述する測距部61と追尾部62のための発光部621、受光部622、および光学系623が収容されている。托架部7の水平回転と望遠鏡9の鉛直回転の協働により、測距光及び追尾光がターゲットに照射される。
水平回転軸6の下端部には水平回転用の超音波モータ5が設けられ、上端部には水平角検出用のエンコーダ21が設けられている。鉛直回転軸11の一方の端部には鉛直回転用の超音波モータ12が設けられ、他方の端部には鉛直角検出用のエンコーダ22が設けられている。エンコーダ21,22は、回転円盤、スリット、発光ダイオード、イメージセンサを有するアブソリュートエンコーダである。この他、インクリメンタルエンコーダが用いられてもよい。
超音波モータ5,12の構成について、鉛直回転と水平回転の構成は同等であるので、主に水平回転の構成を用いて説明する。超音波モータ5は、図2に示すように、ベース部39から順に、振動を発生する圧電セラミック42、振動を増幅させるステータ43、ステータ43と干渉するロータ46、ロータ46をステータ43側へ押圧するウェーブワッシャ48を、リング状に備える。圧電セラミック42にはSin電極とCos電極が付されており、交互に駆動電圧が掛かることで圧電セラミック42が超音波振動する。圧電セラミック42が振動すると、ステータ43に波状の進行波が形成され、ウェーブワッシャ48の押圧による摩擦によってステータ43とロータ46が相対回転する。水平側の超音波モータ5は、モータケース25が基盤部4に固定され、ロータ46はモータケース25に固定されているので、ステータ43が回転し、ベース部39を介して水平回転軸6がステータ43と一体に回転する。鉛直側の超音波モータ12は、ステータ43がモータケース25に固定され、ロータ46が回転し、鉛直回転軸11がロータ46と一体に回転する。
図3は本形態に係る測量機の制御ブロック図である。鉛直回転と水平回転のブロック図は同等であるので、水平回転に関して示し、鉛直回転に関しては説明を省略する。測量機1は、制御部23と、エンコーダ21と、測距部61と、追尾部62と、クロック信号発振部63と、駆動回路73と、超音波モータ5を有する。
制御部23は、CPU,ROM,RAM等を集積回路に実装したマイクロコントローラによって構成されている。制御部23は、図示を略する外部パーソナルコンピュータからソフトウェアを変更可能である。制御部23は、超音波モータ5に対し駆動回路73を介して駆動信号を出力する。また、追尾部62の発光タイミングを制御する。この制御については後に詳述する。
駆動回路73は、FPGA(Field Programmable Gate Array)731とアナログ回路732によって構成されている。FPGA731は制御部23もしくは図示を略する外部機器によって内部論理回路を定義変更可能である。FPGA731は、可変の駆動周波数(駆動信号の周波数)及び可変の振幅で制御信号を発生させることができ、上記駆動周波数及び上記振幅を動的に変化させることができる。アナログ回路732は、トランス等で構成されており、上記制御信号を増幅させる。駆動回路73は、制御部23からの指令を受けて、FPGA731から上記制御信号を出力し、アナログ回路732で増幅して二種類の位相の異なる駆動信号を生成し、超音波モータ5の圧電セラミック42に付されているSin電極とCos電極に対して出力する。なお、駆動回路73は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの他のPLD(Programmable Logic Device)が用いられてもよい。
クロック信号発振部63は、クロック信号を制御部23及びFPGA731に出力する。制御部23は、エンコーダ21から得た角度信号を元に回転軸6の回転速度を求め、駆動信号を印加する加速期間Taと駆動信号を停止する減速期間Trの駆動周期TM内の比を決定し、FPGA731に指令する。即ち、連続駆動では全期間を加速期間Taにして駆動信号を連続的に印加し、間欠駆動で回転速度を上げたいときは加速期間Taの比率を上げ、回転速度を下げたいときは加速期間Taの比率を下げる(減速期間Trを上げる)。FPGA731は、制御部23から上記の比に関する指令を受けて、クロック信号に基づき、駆動信号の振幅,駆動周波数,駆動周期TM、加速期間Ta、および減速期間Trを制御する。これにより、駆動周期TMにおける平均速度が変化し、駆動周期TMごとに回転軸6の回転速度のフィードバックが行われる。FPGA731が作成した駆動周期TM、加速期間Ta、および減速期間Trの制御情報は、逐次、制御部23に伝えられる。
図4は本形態に係る測量機の測距部61および追尾部62の構成を示す光学ブロック図である。図4は、追尾部62の構成の一例であり、測距部61と追尾部62の発光部、受光部、光学系を共有させた構成である。測量機1は、測距部61と追尾部62が各々に発光部、受光部、光学系を有する構成であってもよい。
光源112は、測距光または追尾光として、例えば赤外光を発光するレーザダイオードである。光源112からの発光は、送光レンズ114を透過して反射鏡116に入射し、送光プリズム118に入射した後、平行ガラス120を介してターゲット144に向けて送光され、ターゲット144で反射する。反射光は、平行ガラス120、対物レンズ122を介してダイクロイックプリズム124に入射する。その一部は視準光として合焦レンズ136、正立プリズム138を透過して焦点板140で結像し、接眼レンズ142を介して、作業者の網膜に結像する。反射光の残りは、ビームスプリッタ126に入射し分岐される。分岐された一方の光は第1撮像素子128に入射し、分岐された他方の光は赤外光を除去する波長フィルタ130を透過後、第2撮像素子132に入射する。
第1撮像素子128および第2撮像素子132は、イメージセンサ、例えばCCDセンサ、CMOSセンサである。撮像素子128,132で撮られた画像は、画像処理装置134に送られ画像処理される。第1撮像素子128では光源112の赤外光を含む風景画像が撮影され、第2撮像素子132では光源112の赤外光を除いた風景画像が撮影される。画像処理装置134は、点灯画像に相当する第1撮像素子128の画像と消灯画像に相当する第2撮像素子132の画像の差分を求める。差分を取ることにより、ターゲット144の像の中心が求められる。画像処理装置134の演算結果は制御部23に送られ、制御部23は、ターゲット144の像の中心と望遠鏡の視軸中心からの隔たりが一定値以内に収まる位置をターゲット位置として検出し、自動視準および自動追尾を行う。上記において、光源112が追尾部62の発光部621、第1撮像素子128および第2撮像素子132が追尾部62の受光部622である。なお、光学系623の各要素は当業者の知識に基づく改変が行われてよい。また、画像処理装置134での処理は制御部23で行われてもよい。
以上の構成を用いて、測量機1では以下の制御が行われる。なお、以降も鉛直回転に関する記載を省略するが、水平回転と同様の制御が行われる。
(第1の制御方法)
図5は本形態の第1の制御方法に係るタイミングチャート図である。図5の横軸は時間t、上の縦軸は追尾部62の発光部621の発光パルスの振幅、下の左縦軸は超音波モータ5の駆動信号の振幅(実線)、下の右縦軸は回転軸6の回転速度(一点鎖線)である。
制御部23は、クロック信号発振部63からのクロック信号を基準にして、超音波モータ5の駆動周期TMと発光部621の発光周期TTを決定する。本形態では、駆動周期TMと発光周期TTは一致している。
制御部23は、エンコーダ21から低速回転域(超音波モータが連続駆動で回転しなくなる速度域)であることを検知すると、超音波モータ5を間欠駆動する。本形態では、駆動周期TMの開始と同時に加速期間Taが設けられている。このため、回転軸6の回転速度は、駆動周期TMの終端に向かうほど遅くなる。この際、制御部23は、減速期間Trの間に発光部621を発光させる。
このように、超音波モータ5の加速期間Taの終了後、減速期間Trの間に追尾光を発光させることで、減速期間Trの間に追尾光の反射光を受光することができる。即ち、減速中にターゲット144を撮影することができるので、像のブレが生じにくくなる。
(第2の制御方法)
図6は本形態の第2の制御方法に係るタイミングチャート図である。図6の横軸は時間t、上の縦軸は追尾部62の発光部621の発光パルスの振幅、下の左縦軸は超音波モータ5の駆動信号の振幅(実線)、下の右縦軸は回転軸6の回転速度(一点鎖線)である。第2の制御方法でも、駆動周期TMの開始と同時に加速期間Taが設けられている。この際、制御部23は、減速期間Trの間かつ次の駆動周期TM(加速期間Ta)に切り替わる直前に、発光部621を発光させる。最も好ましくは、減速期間Trの間かつ次の駆動周期TM(加速期間Ta)に切り替わる直前までに、発光部621を発光させ終える。
回転軸6の回転速度は、減速期間Trの終端に向かうほど遅くなる。本形態によれば、超音波モータ5の減速期間Trの終盤に追尾光を発光させ反射光を受光することができるので、減速期間Trの間で最も回転速度が遅い時にターゲット144を撮影することができる。このため、最も像のブレが生じにくくなる。
(変形例1)
図7は本形態の変形例1に係るタイミングチャート図であり、第2の制御方法の変形例である。変形例1では、駆動周期TMの終端側に加速期間Taが設けられている。加速期間Taが後半にある場合も、制御部23は、減速期間Trの間かつ加速期間Taに切り替わる直前までに、発光部621を発光させ終える。
このように、発光部621の発光のタイミングは、超音波モータ5の減速期間Trと加速期間Taの配置に応じて変更される。超音波モータ5の減速期間Trと加速期間Taの配置が変更されても、超音波モータ5の減速期間Trの間かつ加速期間Taに切り替わる直前までに追尾光を発光させ受光すれば、第2の制御方法と同等の効果が得られる。
(変形例2)
図8は本形態の変形例2に係るタイミングチャート図であり、第2の制御方法の変形例である。変形例2では、制御部23は、クロック信号発振部63からのクロック信号を基準にして、超音波モータ5の駆動周期TMと発光部621の発光周期TTを1:2に設定する。その上で、制御部23は、減速期間Trの間かつ加速期間Taに切り替わる直前までに、発光部621を発光させ終える。
このように、超音波モータ5の駆動周期TMと発光部621の発光周期TTは、1:NまたはN:1(但しNは1以外の自然数)に設定されてもよい。駆動周期TMと発光周期TTを1:NまたはN:1に設定すれば、電子デバイスの制約で厳密に周期を合わせられない場合でも、第2の制御方法と同等の効果が得られる。
(変形例3)
図9は本形態の変形例3に係る制御ブロック図であり、図3の測量機1の構成の変形例である。図3の構成では、FPGA731は、制御部23から指令を受けて、駆動周期TM、加速期間Ta、および減速期間Trを制御し、これらの制御情報を制御部23に伝えていたが、制御部23を介さず追尾部62に伝えるようにしてもよい。即ち、追尾部62に第2の制御部624を設け、第2の制御部624に制御情報を直接伝えて、第2の制御部624が同期を取る役割を持ってもよい。
以上の実施の形態および変形例によれば、超音波モータ5と追尾部62に同期を取ることにより、自動追尾で取得した像のブレを低減することができる。これにより、受光部622での受光光量の減少を防ぐことができるので、追尾性能の劣化を防ぐことができる。
なお、上記の実施の形態および変形例を当業者の知識に基づいて組み合わせることは可能であり、そのような改変は本発明の範囲に含まれる。
1 測量機
5,12 超音波モータ
6,11 回転軸
62 追尾部
621 発光部
622 受光部
23 制御部
63 クロック信号発振部
TM 駆動周期
TT 発光周期
Ta 加速期間
Tr 減速期間

Claims (4)

  1. 回転軸と、前記回転軸を駆動する超音波モータと、発光部と受光部を備えターゲットを追尾する追尾部と、クロック信号を出力するクロック信号発振部とを備えた測量機における超音波モータの制御方法であって、
    前記超音波モータの低速回転時に、前記クロック信号を基準にして、前記超音波モータの前記駆動信号の駆動周期内で前記駆動信号を印加する加速期間と前記駆動信号を停止する減速期間の比を設定し、前記減速期間中に前記追尾部の前記発光部を発光させることを特徴とする超音波モータの制御方法。
  2. 前記減速期間中かつ前記加速期間に切り替わる直前に、前記発光部を点灯させることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータの制御方法。
  3. 回転軸と、
    前記回転軸を駆動する超音波モータと、
    発光部と受光部を備えターゲットを追尾する追尾部と、
    クロック信号を出力するクロック信号発振部と、
    前記超音波モータの低速回転時に、前記クロック信号を基準にして、前記超音波モータの前記駆動信号の駆動周期内で前記駆動信号を印加する加速期間と前記駆動信号を停止する減速期間の比を設定し、前記減速期間中に前記追尾部の前記発光部を発光させる制御部と、を有することを特徴とする測量機。
  4. 前記制御部は、前記減速期間中かつ前記加速期間に切り替わる直前に、前記発光部を点灯させることを特徴とする請求項3に記載の測量機。
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