JP2017190900A - 空調ダクト装置及びその連結部材 - Google Patents

空調ダクト装置及びその連結部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017190900A
JP2017190900A JP2016079972A JP2016079972A JP2017190900A JP 2017190900 A JP2017190900 A JP 2017190900A JP 2016079972 A JP2016079972 A JP 2016079972A JP 2016079972 A JP2016079972 A JP 2016079972A JP 2017190900 A JP2017190900 A JP 2017190900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
main body
members
crossing
body portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016079972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6699932B2 (ja
Inventor
淳一郎 久野木
Junichiro Kunoki
淳一郎 久野木
究 齊藤
Kiwamu Saito
究 齊藤
孝友 村田
Takatomo Murata
孝友 村田
群 陳
Qun Chen
群 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Sangyo Co Ltd filed Critical Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority to JP2016079972A priority Critical patent/JP6699932B2/ja
Publication of JP2017190900A publication Critical patent/JP2017190900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6699932B2 publication Critical patent/JP6699932B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】空調ダクト装置における2つのダクト部材を簡単に連結でき、かつ配置スペースを小さくできるダクト連結構造を提供する。【解決手段】空調ダクト装置1の隣接する2つのダクト部材10どうしを連結部材20によって連結する。連結部材20は、2つのダクト部材10の外側面どうし間に跨る連結本体部21と、連結本体部21の両側部にそれぞれ複数設けられた定着爪23を有している。各定着爪23が、対応するダクト部材10に突き刺さって定着されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の空調ダクト装置及びそのダクト部材どうしを連結する連結部材に関する。
一般に空調ダクト装置は、複数のダクト部材を一列に連ねることによって構成されている。各ダクト部材には、フランジが設けられている。隣接する2つのダクト部材のフランジどうしが、ビス止めや溶接等によって接合されている。
特許文献1では、ダクト部材からフランジを無くし、代わりに、ダクト部材とは別体の一対の接続部材を介して、隣接するダクト部材どうしを連結している。各接続部材を、対応するダクト部材にアルミテープで貼り付け、かつ一対の接続部材どうしをリベットまたは接着剤で接合している。
特開平10−67323号公報
ダクト部材のフランジどうしを連結する構造は、ダクト部材の周囲にフランジを配置するためのスペースを確保する必要がある。
特許文献1では、各接続部材とダクト部材との接合作業、及び一対の接続部材どうしの接合作業を要し、煩雑である。
本発明は、かかる事情に鑑み、空調ダクト装置における2つのダクト部材を簡単に連結でき、かつ配置スペースを小さくできるダクト連結構造を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明に係る空調ダクト装置は、互いに連なる複数のダクト部材と、
隣接する2つのダクト部材どうしを連結する連結部材と、を備え、
前記連結部材が、
前記2つのダクト部材の外側面どうし間に跨る連結本体部と、
前記連結本体部における前記跨ぐ方向の両側部にそれぞれ複数設けられ、かつ前記跨ぐ方向と交差する方向に並べられた定着爪と、
を有し、各定着爪が、前記連結本体部から前記跨ぐ方向及び前記並び方向と交差する方向へ突出して、対応するダクト部材に突き刺さって定着されていることを特徴とする。
また、本発明に係る空調ダクト用連結部材は、2つのダクト部材どうしを連結する連結部材であって、
前記2つのダクト部材の外側面どうし間に跨る連結本体部と、
前記連結本体部における前記跨ぐ方向の両側部にそれぞれ複数設けられ、かつ前記跨ぐ方向と交差する方向に並べられた定着爪と、
を有し、各定着爪が、前記連結本体部から前記跨ぐ方向及び前記並び方向と交差する方向へ突出して、対応するダクト部材に突刺可能であることを特徴とする。
前記空調ダクト装置における2つのダクト部材どうしを連結する際は、連結部材の連結本体部を、これらダクト部材の外側面どうし間に跨るように配置するとともに、各定着爪を、対応するダクト部材に突き刺す。これによって、2つのダクト部材を簡単に連結できる。また、ダクト部材の外側面上には、連結部材の連結本体部が配置されるだけであり、定着爪はダクト部材の内部に埋められるから、殆ど場所を取らず、連結部材を配置するための所要スペースを小さくできる。
前記連結本体部の一側部に設けられた定着爪と、他側部に設けられた定着爪とが、前記並び方向にずれていることが好ましい。
これによって、連結部材に加わる力を分散できる。
前記連結本体部の両側部における隣接する定着爪どうしの間には、V字凹部が形成されていることが好ましい。
これによって、定着爪と連結本体部との交差部に生じる応力を緩和し、又は逃がすことができる。
本発明によれば、2つのダクト部材を連結部材によって簡単に連結できる。かつ、連結部材ための配置スペースを小さくできる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る空調ダクト装置における複数のダクト部材のうち隣接する2つのダクト部材を連結状態で示す斜視図である。図1(b)は、前記2つのダクト部材どうしの連結部にアルミテープを巻いた状態の斜視図である。 図2は、前記2つのダクト部材の連結部の平面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿う正面階段断面図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿う側面断面図である。 図5は、前記隣接する2つのダクト部材及び連結部材の分解斜視図である。 図6は、前記連結部材の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1(a)は、建物の空調ダクト装置1を示したものである。空調ダクト装置1は、複数(図では2つだけ図示)のダクト部材10と、連結部材20を備えている。複数のダクト部材10が、一列に連なっている。
図5に示すように、各ダクト部材10は、ダクト本体11を含む。ダクト本体11は、グラスウールや発泡樹脂にて構成されている。ダクト本体11は、四角形の筒形状になっている。図3及び図4に示すように、ダクト本体11の外面は、外側金属層15によって覆われている。ダクト本体11の内面は、内側金属層16によって覆われている。金属層15,16は、アルミ箔にて構成されている。金属層15,16によって、ダクト部材10の不燃性が確保されている。
図5に示すように、各ダクト本体11の一端部は、角錐状に突出する凸錐端部13となっている。各ダクト本体11の他端部は、凹角錐状に凹む凹錐端部14となっている。隣接する2つのダクト部材10のうち、一方のダクト部材10の凸錐端部13が、他方のダクト部材10の凹錐端部14に嵌められている。更に、各ダクト部材10の4つの外側面は、それぞれ他方のダクト部材10の対応する外側面と面一になっている。
図1(a)及び図5に示すように、隣接する2つのダクト部材10は、連結部材20によって連ねられている。これらダクト部材10,10間には、4つの連結部材20が設けられている。4つの連結部材20によって、ダクト部材10,10が四方から連結されている。
図1(b)に示すように、更に、これら2つのダクト部材10どうし間には、アルミ粘着テープ3が巻き付けられている。アルミ粘着テープ3は、2つのダクト部材10に跨るとともに、連結部材20に被さっている。
図6に示すように、連結部材20は、連結本体部21と、複数の定着爪23とを有している。連結部材20の材質は、例えば亜鉛メッキ鋼板にて構成されているが、本発明がこれに限定されるものではない。
図2及び図3に示すように、連結本体部21は、平板状になっている。連結本体部21は、隣接する2つのダクト部材10の外側面どうし間に跨るようにして、これらダクト部材10,10の外側面に添うように配置されている。
図6に示すように、連結本体部21におけるダクト軸方向L(2つのダクト部材10を跨ぐ方向)の両側部にそれぞれ複数の定着爪23が設けられている。各定着爪23は、連結本体部21からダクト厚み方向t(前記跨ぐ方向及び並び方向と交差する方向)へ突出されている。図4に示すように、各定着爪23は、先細に尖った三角形状になっている。定着爪23の長さ(連結本体部21からの突出量)は、ダクト本体11の厚みよりも小さい。
図2及び図6に示すように、ダクト軸方向L(図2において左右)の各側部における定着爪23,23…どうしは、ダクト軸方向Lと交差する並び方向wに並べられている。更に、ダクト軸方向Lにおける一側部(図2において例えば左側)の定着爪23と、他側部(図2において例えば右側)の定着爪23とは、並び方向w(図2において上下)にずれている。
図3に示すように、前記一側部(図3において例えば左側)の定着爪23は、一側(図3において左側)のダクト部材10に突き刺さって定着されている。前記他側部(図3において右側)の定着爪23は、他側(図3において右側)のダクト部材10に突き刺さって定着されている。図4に示すように、定着爪23の長さがダクト本体11の厚みよりも小さいために、定着爪23の全体がダクト本体11の壁内に埋まっている。
図2に示すように、連結本体部21の両側部における隣接する定着爪23どうしの間には、V字凹部25が形成されている。V字凹部25は、定着爪23から遠ざかるにしたがって幅狭になるようにV字状に形成されている。
空調ダクト装置1における2つのダクト部材10どうしを連結する際は、これらダクト部材10どうしを一列に配置して、一方のダクト部材10の凸錐端部13を他方のダクト部材10の凹錐端部14に嵌め込む。
続いて、連結部材20の連結本体部21を、ダクト部材10,10の外側面どうし間を跨ぐように配置するとともに、両側部の定着爪23を、対応するダクト部材10にそれぞれ突き刺す。4つの連結部材20によって、2つのダクト部材10,10を四方から連結する。
その後、これらダクト部材10,10の継ぎ目に沿ってアルミ粘着テープ3を巻き付け、連結部材20をアルミ粘着テープ3で覆う。
このようにして、2つのダクト部材10を簡単に連結できる。
ダクト部材10の外側面には、連結本体部21が配置されるだけであり、定着爪23はダクト部材10の内部に埋められるから、殆ど場所を取らず、連結部材20を配置するための所要スペースを小さくできる。
連結本体部21の一側部と他側部の定着爪23,23どうしを並び方向wにずらすことによって、連結部材20に加わる力を分散できる。
連結本体部21にはV字凹部25を形成することによって、定着爪23と連結本体部21との屈曲部に生じる応力を緩和し、又は逃がすことができる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、ダクト部材10の断面形状は、四角形に限られず、円形であってもよく、六角形等の四角形以外の多角形であってもよい。
ダクト本体11の端面が、ダクト本体11の外側面に対して垂直な平坦面になっていてもよい。
本発明は、ダクト部材10どうしを一列に連結する場合だけでなく、幹ダクトから枝ダクトへの分岐部にも適用可能である。
本発明は、例えば建物の空調設備に適用できる。

1 空調ダクト装置
3 アルミ粘着テープ
10 ダクト部材
11 ダクト本体
13 凸錐端部
14 凹錐端部
15 外側金属層
16 内側金属層
20 連結部材
21 連結本体部
23 定着爪
25 V字凹部
w 並び方向
L ダクト軸方向(跨ぐ方向)

Claims (4)

  1. 互いに連なる複数のダクト部材と、
    隣接する2つのダクト部材どうしを連結する連結部材と、を備え、
    前記連結部材が、
    前記2つのダクト部材の外側面どうし間に跨る連結本体部と、
    前記連結本体部における前記跨ぐ方向の両側部にそれぞれ複数設けられ、かつ前記跨ぐ方向と交差する方向に並べられた定着爪と、
    を有し、各定着爪が、前記連結本体部から前記跨ぐ方向及び前記並び方向と交差する方向へ突出して、対応するダクト部材に突き刺さって定着されていることを特徴とする空調ダクト装置。
  2. 前記連結本体部の一側部に設けられた定着爪と、他側部に設けられた定着爪とが、前記並び方向にずれていることを特徴とする請求項1に記載の空調ダクト装置。
  3. 前記連結本体部の両側部における隣接する定着爪どうしの間には、V字凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調ダクト装置。
  4. 2つのダクト部材どうしを連結する連結部材であって、
    前記2つのダクト部材の外側面どうし間に跨る連結本体部と、
    前記連結本体部における前記跨ぐ方向の両側部にそれぞれ複数設けられ、かつ前記跨ぐ方向と交差する方向に並べられた定着爪と、
    を有し、各定着爪が、前記連結本体部から前記跨ぐ方向及び前記並び方向と交差する方向へ突出して、対応するダクト部材に突刺可能であることを特徴とする空調ダクト用連結部材。
JP2016079972A 2016-04-13 2016-04-13 空調ダクト装置及びその連結部材 Expired - Fee Related JP6699932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016079972A JP6699932B2 (ja) 2016-04-13 2016-04-13 空調ダクト装置及びその連結部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016079972A JP6699932B2 (ja) 2016-04-13 2016-04-13 空調ダクト装置及びその連結部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017190900A true JP2017190900A (ja) 2017-10-19
JP6699932B2 JP6699932B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=60085969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016079972A Expired - Fee Related JP6699932B2 (ja) 2016-04-13 2016-04-13 空調ダクト装置及びその連結部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6699932B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019132466A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 フジモリ産業株式会社 空調ダクト装置用連結構造およびフランジ部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019132466A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 フジモリ産業株式会社 空調ダクト装置用連結構造およびフランジ部材
JP7072794B2 (ja) 2018-01-30 2022-05-23 フジモリ産業株式会社 空調ダクト装置用連結構造およびフランジ部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP6699932B2 (ja) 2020-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2894905T3 (es) Estructura de fuselaje para una aeronave
JP2013221880A (ja) センサ取付用のリテーナ
JP2017190900A (ja) 空調ダクト装置及びその連結部材
KR101450862B1 (ko) 덕트용 접속구
JP5635749B2 (ja) Alc部材及びalc部材への取付構造
JP2015148716A5 (ja)
JP6324138B2 (ja) 空調用フレキシブルダクト
JP2016211248A (ja) パネルの接合構造
JP4601346B2 (ja) ダクト分岐構造
JP7039127B2 (ja) 空調ダクト装置
KR100955533B1 (ko) 공조배관용 플렉시블 덕트
JP4441731B2 (ja) 合成地下壁
AU2017249606B2 (en) Method for producing an assembly for a pipe/cable bushing, assembly and method for producing a pipe/cable bushing
JP2019113265A (ja) 空調ダクト装置
JP6429617B2 (ja) 木製パネルの補強構造
WO2021049312A1 (ja) Cltパネル補強構造物
US20190003503A1 (en) Strip and slot bonded joint
JP2022121047A (ja) 取付部品および取付部品付きワイヤハーネス
TWM548194U (zh) 增加耐重力並降低骨架接頭受損可能性的網格天花框架及相關的兩件式十字型補強裝置
JP4619743B2 (ja) 配管穴被覆構造
JP2019031803A (ja) 反射部材及びトンネルの内装構造
JP6267964B2 (ja) 引き戸
JP7072794B2 (ja) 空調ダクト装置用連結構造およびフランジ部材
JP2019044430A (ja) 間仕切り装置
JP5724457B2 (ja) 車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6699932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees