JP2017188764A - 車室内用カメラの設置支援方法および車室内用カメラ - Google Patents

車室内用カメラの設置支援方法および車室内用カメラ Download PDF

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【課題】カメラ出力にもとづく画像を表示するディスプレイを用いることなく、運転者の顔を的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラを設置するよう支援することができる車室内用カメラの設置支援方法および車室内用カメラを提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る車室内用カメラの設置支援方法は、車室内用カメラのプロセッサが実行する車室内用カメラの設置支援方法であって、撮像素子に運転席の被写体の顔を撮像させるステップと、撮像素子の出力にもとづいて、被写体の顔に直接設けられまたは顔の近傍に設けられた目標を含む画像を生成するステップと、画像から目標を検出するステップと、目標があらかじめ画像内に設定された所定領域内に位置するように、画像内における目標の位置に応じて、ユーザが撮像素子の向きを修正するための情報をユーザに通知するステップと、を有する方法である。【選択図】 図8

Description

本発明の実施形態は、車室内用カメラの設置支援方法および車室内用カメラに関する。
最近、自動車などの車両には、車室内に運転者の顔を撮影するためのカメラ(以下、車室内用カメラという)を搭載したものが増えてきている。車室内用カメラの出力にもとづいて生成される運転者の顔の画像は、閉眼検出、脇見検出、個人認証など、様々な顔認識処理に利用することができる。
この種の車室内用カメラは、運転者の顔を的確に撮影できるように、たとえば運転者の顔に対して正対する位置に設置される。たとえば車両の工場出荷時に車室内用カメラをあらかじめ設けておくことができる場合は、カメラ出力にもとづく画像を所定のディスプレイに表示させるなど、様々な手法を駆使しながら、車両の種類に応じて運転者の顔を的確に撮影できる位置に車室内用カメラを設けることができる。
しかし、車両の工場出荷後に車室内用カメラをいわゆる後付けで設置する場合など、カメラ出力にもとづく画像を表示するディスプレイを簡単には利用できない場合には、画像を手がかりにすることができず、車室内用カメラの設置位置を決定することが難しい。
特開2005−301742号公報
本発明が解決しようとする課題は、カメラ出力にもとづく画像を表示するディスプレイを用いることなく、運転者の顔を的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラを設置するよう支援することができる車室内用カメラの設置支援方法および車室内用カメラを提供することである。
本発明の一実施形態に係る車室内用カメラの設置支援方法は、上述した課題を解決するために、撮像素子およびプロセッサを備えた車室内用カメラの前記プロセッサが実行する、車室内用カメラの設置支援方法であって、前記撮像素子に運転席の被写体の顔を撮像させるステップと、前記撮像素子の出力にもとづいて、前記被写体の顔に直接設けられまたは顔の近傍に設けられた目標を含む画像を生成するステップと、前記画像から前記目標を検出するステップと、前記目標があらかじめ前記画像内に設定された所定領域内に位置するように、前記画像内における前記目標の位置に応じて、ユーザが前記撮像素子の向きを修正するための情報をユーザに通知するステップと、を有する方法である。
本発明の一実施形態に係る車室内用カメラが設置された車両の一例を示す外観図。 車室内用カメラの設置位置調整について説明するための図。 本実施形態に係る車室内用カメラの設置支援モードで利用される目標が、顔に直接設けられた反射板である場合の目標の一例を示す説明図。 (a)は目標が顔に装着された眼鏡に設けられた反射板である場合の目標の一例を示す説明図であり、(b)は目標が顔に装着された眼鏡に設けられた光源である場合の目標の一例を示す説明図。 顔を含む画像を二値化処理した二値化画像様子の一例を示す説明図。 (a)は本発明の一実施形態に係る車室内用カメラの一構成例を示す側面図、(b)は正面図。 主制御部のプロセッサによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図。 主制御部のプロセッサにより、ディスプレイを用いることなく、運転者の顔を的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラを設置するよう支援する際の概略的な手順の一例を示すフローチャート。 図8のステップS2で実行される目標検出処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 図8のステップS4で実行されるピッチ軸調整処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 (a)は右目標および左目標が所定領域内にある場合の一例を示す説明図、(b)は右目標および左目標が所定領域の上側に大きく位置ずれしている場合の一例を示す説明図、(c)は(b)に示す場合においてユーザに通知される設置支援情報の一例を示す説明図。 図8のステップS6で実行されるロール軸調整処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 左目標の重心座標と右目標の重心座標のy座標が大きく異なる場合の一例を示す説明図。 図8のステップS3で実行されるフォーカス調整処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 レンズと撮像素子との距離dと、二値化画像内の目標の面積Sおよび輝度との関係の一例を示す説明図。
本発明に係る車室内用カメラの設置支援方法および車室内用カメラの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る車室内用カメラはプロセッサを備え、本発明の一実施形態に係る車室内用カメラの設置支援方法は、車室内用カメラが備えたプロセッサにより実行される。
また、本発明の一実施形態に係る車室内用カメラのプロセッサは、運転者の顔画像を用いて顔認識処理を行う顔認識モードに加えて、ユーザによる車室内用カメラの設置位置調整を支援するための設置支援モードで動作することができる。なお、ユーザは運転者と同一でもよいし異なってもよい。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る車室内用カメラ10が設置された車両1の一例を示す外観図である。なお、以下の説明では、カメラ光軸をz軸、水平軸をx軸、およびこれらの直交する軸をy軸とする(図1参照)。また、車室内用カメラ10の向きをxyzの各軸を中心に回転させる場合には、適宜、x軸をピッチ軸、y軸をヨー軸、z軸をロール軸ということとする。また、車室内用カメラ10の各コンポーネントの駆動電源は、車室内用カメラ10に内蔵された図示しない1次電池や2次電池などの電源により与えられてもよいし、車両1から供給されてもよい。
車室内用カメラ10は、車両1の運転席に座った運転者Dの顔Fを撮影できる位置に設けられればよい。図1には、車室内用カメラ10が車両1のステアリングコラムカバー2の上面に設けられる場合の例を示したが、ダッシュボード3の上面、インストルメンタルパネル内などに設けられてもよい。
より好ましくは、車室内用カメラ10は、運転者Dの顔Fを正面から撮影できるよう、カメラ光軸が運転者Dの顔Fの正中線と交わるように設けられることが好ましく、たとえばハンドル(ステアリングホイール)の回転軸を通るyz平面上にカメラ光軸が位置するように設けられるとよい。
図2は、車室内用カメラ10の設置位置調整について説明するための図である。
車室内用カメラ10を設置するときには、ユーザは一般に、車室内用カメラ10を仮に設置した後で、ピッチ軸、ヨー軸、ロール軸を中心として車室内用カメラ10を一体として動かすことで車室内用カメラ10の設置位置を調整するものと考えられる。
このとき、車室内用カメラ10の撮像した画像を表示するディスプレイを簡単には利用できない場合には、ユーザは、画像を手がかりにしてピッチ軸、ヨー軸、ロール軸を中心とした回転の向きおよび量を把握することはできない。
そこで、本実施形態に係る車室内用カメラ10は、顔認識モードに加えて設置支援モードで動作する。設置支援モードでは、運転席の被写体の顔Fに直接に設けられ、または顔Fの近傍に設けられた、目標(ターゲット)20が用いられる。車室内用カメラ10は、この目標20を顔Fの両目の位置と関連づけられた処理ターゲットとすることにより、カメラ設置位置のずれ方向およびずれ量を検出する。そして、検出したずれ方向およびずれ量に応じて、車室内用カメラ10を一体として動かして撮像素子34の光軸の向きを顔Fの撮影に適した向きに修正させるための情報(以下、設置支援情報という)をユーザに通知する。
ここで、設置支援モードでは、運転席に位置する被写体は運転者Dなどの人物である必要はなく、たとえば運転者Dの顔Fと同じ位置に顔Fを有するダミー人形などを被写体としてもよい。一方、顔認識モードでは、運転者Dが運転席に位置することが前提となる。
図3は、本実施形態に係る車室内用カメラ10の設置支援モードで利用される目標20が、顔Fに直接設けられた反射板である場合の目標20の一例を示す説明図である。また、図4(a)は目標20が顔Fに装着された眼鏡に設けられた反射板である場合の目標20の一例を示す説明図であり、(b)は目標20が顔Fに装着された眼鏡に設けられた光源である場合の目標20の一例を示す説明図である。
目標20としては、目標20に対応する画素が、顔画像(顔Fを含む画像)内の他の画素よりも高輝度となるものが用いられる。たとえば、目標20は、右目標20Rおよび左目標20Lの2つの円形反射板により構成され、運転席の被写体の顔Fの右目および左目の近傍下側に、それぞれ右目標20Rおよび左目標20Lが直接貼り付けられる(図3参照)。
また、図3には目標20として円形の反射板を用いる場合の例を示したが、反射板の形状は円形に限られず、多角形など、どのような形状のものであってもよい。また、目標20の数は2つに限られず、1つであってもよいし、3以上の複数であってもよい。目標20が2以上の複数ある場合、1つの場合に比べて位置ずれ方向および位置ずれ量の検出精度を高めることができる。
また、目標20は、顔Fの近傍に配置されてもよい。目標20としての反射板を顔Fの近傍に配置する方法としては、たとえば顔Fに装着された眼鏡などの装着部材に反射板を設ける方法が考えられる(図4(a)参照)。
また、目標20は、光源31aと同様の波長で発光する光源であってもよい。この場合、目標20としての光源は、たとえば顔Fに装着された眼鏡などの装着部材に設けるとよい(図4(b)参照)。目標20として光源を用いる場合は、光源群31の光源31aと同じ波長の光を発光する光源を用いる。また、目標20として光源を用いる場合は、車室内用カメラ10は光源群31を備えずともよい。
目標20を顔Fに直接にまたは顔Fの近傍に配置することにより、顔画像には目標20の画像が含まれることになる。このため、車室内用カメラ10は、顔画像における目標20の座標に応じて設置位置のずれ方向およびずれ量を検出することができる。
図5は、顔Fを含む画像を二値化処理した二値化画像21様子の一例を示す説明図である。なお、以下の説明では、図5に示すように、プロセッサによる処理対象となる顔画像が鏡像であり、左目標20Lが顔画像内の左側に、右目標20Rが顔画像内の右側に、それぞれ位置する場合の例を示す。なお、図5では、二値化画像21の画素値がゼロの領域にハッチングを施して示した。
図5に示すように、撮像素子34の光軸の向きが顔Fの撮影に適した向きであるときに右目標20Rおよび左目標20Lが二値化画像21内で位置すべき領域として、あらかじめ所定領域25が設定される。
目標20に対応する画素は、顔画像内の他の画素よりも高輝度である。このため、顔画像を適切な閾値で二値化処理することにより、顔画像における目標20を強調することができる。したがって、処理対象となる顔画像として二値化画像21を用いることにより、車室内用カメラ10は顔画像における目標20の座標をより正確に求めることができる。
なお、プロセッサによる処理対象となる画像が鏡像であるか否かにかかわらず、ユーザには、目標20を用いて検出したずれ方向およびずれ量に応じた設置支援情報は通知される一方で、プロセッサによる処理対象となる二値化画像21などの画像は提示される必要はない。
図6(a)は、本発明の一実施形態に係る車室内用カメラ10の一構成例を示す側面図であり、(b)は正面図である。また、図7は、主制御部40のプロセッサによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図である。
車室内用カメラ10は、光源群31、レンズ32、フィルタ33、撮像素子34、入力部35、スピーカ36、通知用光源37、記憶部38、および、プロセッサを備えた主制御部40を有する。
光源群31は、複数の光源31aを有する。光源群31は、主制御部40により各光源31aの発光を制御される。以下の説明では、光源31aがたとえば880nmや940nmをピーク波長にもつ近赤外光を発光する近赤外光光源である場合の例について示す。なお、光源31aとしては、近赤外光光源にかえて、可視光光源や紫外光光源を使用してもよい。
レンズ32は、撮像素子34に集光し、被写体の顔Fの像を撮像素子34に結ぶために用いられる。車室内用カメラ10は、フォーカス調整(ピント調整)が可能なように、レンズ32と撮像素子34との距離dがユーザにより変更可能に構成される。本実施形態では、ユーザがレンズ32の位置を変更することでレンズ32と撮像素子34との距離dを変更可能なように、レンズ32がレンズ支持筐体に支持される。レンズ32と撮像素子34との距離dが小さくなるほど、遠くの被写体を撮像可能となる(ピントがあう被写体の位置が遠くなる)。
フィルタ33は、光源31aが発光する光を透過する。撮像素子34は、少なくとも光源31aの発光波長を検出可能な感度を有し、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサにより構成される。撮像素子34は、主制御部40に制御されて、フィルタ33を介して被写体を撮像して画像データを生成し、主制御部40に与える。
なお、撮像素子34は、可視光域と近赤外域との両方の感度を有したものを使用してもよい。この場合、フィルタ33は可視光を遮り近赤外光を透過させるための第1の位置と、可視光を遮らない第2の位置との2つの位置のいずれかで位置決め可能に構成されるとよい。近赤外光を利用することにより、夜間やトンネルなど顔Fの照度が不足する場合でも鮮明な顔画像を取得することができる。
入力部35は、たとえばボタンなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を主制御部40に出力する。また、入力部35として音声入力用のマイクロフォンを用いてもよい。この場合、マイクロフォンはユーザによって入力された音声をデジタル音声信号に変換し、主制御部40のプロセッサは、このデジタル音声信号を音声認識処理することによりユーザの入力した音声に応じた動作を行う。
スピーカ36は、図6(b)に示すように車室内用カメラ10の筐体に設けられ、主制御部40により制御されて、ユーザに対して車室内用カメラ10を一体として動かして撮像素子34の光軸の向きを顔Fの撮影に適した向きに修正させるための情報(設置支援情報)に対応した音声やビープ音を出力する。なお、以下の説明において、「音声」とは、聞き手に人の声として認識される音によりテキストデータを読み上げた音をいう。また、「音」は、「音声」を含むほか、「音楽」や「効果音(ビープ音など)」などを含むものとする。
通知用光源37は、図6(b)に示すように車室内用カメラ10の筐体に設けられた可視光光源であり、主制御部40により制御されて、設置支援情報に対応した態様(パターン)で発光する。通知用光源37は、複数の光源を有してもよく、また複数の光源のそれぞれは互いに異なる色で発行してもよい。通知用光源37が複数の光源を有する場合、1つの光源の場合に比べて発光パターン数を増やすことができる。
記憶部38は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
記憶部38は、設置支援情報の具体的な通知内容を、あらかじめ記憶する(図7参照)。通知内容は、たとえば音声出力用のテキストデータや光源31aの発光パターン(発光の態様)などである。主制御部40は、目標20を用いて車室内用カメラ10の設置位置のずれ方向およびずれ量を検出すると、この検出したずれ方向およびずれ量に対応する具体的な通知内容を記憶部38から読み出す。そして、主制御部40は、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を用いてこの具体的な通知内容を出力させることにより、検出したずれ方向およびずれ量に応じた設置支援情報をユーザに通知する。
主制御部40は、たとえばプロセッサおよびRAMならびにROMをはじめとする記憶媒体により構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って車室内用カメラ10の動作を制御する。
たとえば、主制御部40のプロセッサは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された設置支援プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、ディスプレイを用いることなく、運転者Dの顔Fを的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラ10を設置するよう支援するための処理を実行する。
また、主制御部40のプロセッサは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された顔認識プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、運転者Dの顔画像を用いて閉眼検出、脇見検出、個人認証などの様々な一般的な顔認識処理を実行する。
主制御部40のRAMは、プロセッサが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。主制御部40のROMをはじめとする記憶媒体は、車室内用カメラ10の起動プログラム、設置支援プログラム、顔認識プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、プロセッサにより読み取り可能な記録回路を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は、ネットワークを介してまたは光ディスクなどの可搬型記憶媒体を介して更新されてもよい。
図7に示すように、主制御部40のプロセッサは、少なくともモード制御部41、画像生成部42、目標検出部43、面積算出部44、位置ずれ検出部45、焦点ずれ検出部46、通知部47、および顔認識処理部48として機能する。これらの各機能実現部41−48は、それぞれプログラムの形態で記憶媒体に記憶されている。
なお、本実施形態において、「プロセッサ」という文言は、たとえば、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびFPGA)等の回路を意味するものとする。プロセッサは、記憶媒体に保存されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
また、本実施形態では主制御部40の単一のプロセッサが各機能を実現する場合の例について示したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて主制御部40を構成し、各プロセッサが各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
モード制御部41は、入力部35を介したユーザ指示にもとづいて、車室内用カメラ10の設置位置調整を支援するための設置支援モードと、運転者Dの顔画像を用いて顔認識処理を行う顔認識モードのいずれを実行すべきかを切り替えて画像生成部42に指示する。
主制御部40の機能実現部のうち、画像生成部42は設置支援モードおよび顔認識モードのいずれのモードでも動作する。目標検出部43、面積算出部44、位置ずれ検出部45、焦点ずれ検出部46、および通知部47は、設置支援モードで動作する。顔認識処理部48は、顔認識モードで動作する。
画像生成部42は、光源群31および撮像素子34を制御し、撮像素子34が出力した画像データにもとづいて顔画像を生成する。
設置支援モードでは、運転席の被写体の顔Fに直接に、または顔Fの近傍に、目標20が設けられる。このため、設置支援モードでは、画像生成部42は、光源群31を制御して目標20を含む顔Fを照明しながら、撮像素子34が出力した画像データにもとづいて、目標20を含む画像を生成する。なお、目標20が光源であり(図4(b)参照)、かつ車室内用カメラ10が光源群31を備える場合、画像生成部42は光源31aを点灯させずともよい。
以下の説明では、画像生成部42が設置支援モードにおいて、目標20を含む顔画像として、二値化画像21を生成する場合の例について示す。
一方、顔認識モードでは、運転席には運転者Dが位置し、目標20は用いられない。このため、顔認識モードでは、画像生成部42は、撮像素子34が出力した画像データにもとづいて、閉眼検出や脇見検出などの目的の顔認識処理に応じた画像処理を施して顔画像を生成する。
目標検出部43は、設置支援モードで動作し、画像生成部42から二値化画像21を受け、二値化画像21から所定面積以上の所定数の目標20を検出して、その旨の情報を通知部47に与える。本実施形態では、目標20が右目標20Rおよび左目標20Lの2つであるため(図3、図4参照)、目標検出部43は二値化画像21から2つの目標20Rおよび20Lを検出する。また、目標検出部43は、検出した目標20の二値化画像21内における面積が所定の面積よりも小さいと、目標20が検出しやすくなるように、すなわち目標20の二値化画像21内の面積が所定の面積に近づくように、フレーム周期を維持しつつ露光時間が長くなるように撮像素子34の露光時間を設定する。
設置支援モードは、車室内用カメラ10がユーザにより仮に取り付けられた後の微調整に利用されると考えられる。このため、目標検出処理を最初に実行する場合であっても、顔画像には所定数の目標20の全てが含まれているものと期待される。また、所定数の目標が含まれていない場合には、目標検出部43からその旨の情報を通知部47に与え、通知部47からユーザにその旨を通知して、ユーザに仮取り付けをやり直させてもよい。
面積算出部44は、目標検出部43が検出した目標20の二値化画像内における面積を求める。面積算出部44は、求めた面積の情報を、目標検出処理では目標検出部43に与え、フォーカス調整処理では焦点ずれ検出部46に与える。
位置ずれ検出部45は、まず、目標検出部43が検出した右目標20Rおよび左目標20Lの二値化画像内における位置を求める。具体的には、たとえば位置ずれ検出部45は、求める位置として、たとえば右目標20Rおよび左目標20Lのそれぞれの重心座標を求める。重心座標は、たとえば二値化画像21のモーメント特徴から求めることができる。
次に、位置ずれ検出部45は、右目標20Rおよび左目標20Lの少なくとも一方が、あらかじめ二値化画像21に設定された所定領域25の外にあるか否かを判定する(図5参照)。所定領域の外であれば、位置ずれ検出部45は、右目標20Rおよび左目標20Lの所定領域25からの位置ずれ方向および位置ずれ量を求める。そして、位置ずれ検出部45は、所定領域25内に位置するために要求される撮像素子34の向きの修正方向および修正量を求めて、求めた修正方向および修正量の情報を通知部47に与える。このとき、位置ずれ検出部45は、簡略的に修正方向のみを求めてもよい。
また、位置ずれ検出部45は、目標20が複数の場合、所定領域25内にあるか否かによらず、複数の目標20が理想位置関係に対してロール軸を中心とする回転ずれを起こしているか否かを判定する。
たとえば、図3に示すように目標20が右目標20Rおよび左目標20Lの2つの場合には、右目標20Rおよび左目標20Lのそれぞれの重心座標のy座標がほぼ同一である位置関係、すなわち互いの重心を結ぶ直線が水平である位置関係が理想的な位置関係である。このように、目標20が複数ある場合は、重心座標どうしの理想位置関係を定義することができる。
そこで、位置ずれ検出部45は、理想位置関係に対するロール軸を中心とする回転ずれ方向および回転ずれ量を求める。理想位置関係としては、たとえば全ての重心座標の重心(全体重心)を原点とした各重心座標の位置などを用いることができる。
そして、複数の目標20が理想位置関係に対してロール軸を中心とする回転ずれを起こしていると、位置ずれ検出部45は、理想位置関係に近づけるために要求される撮像素子34のロール軸を中心とする回転の修正方向および修正量を求めて、求めた修正方向および修正量の情報を通知部47に与える。
焦点ずれ検出部46は、フォーカス調整処理を行う場合に、レンズ32と撮像素子34との距離dを変化させながら右目標20Rの面積と左目標20Lの面積の平均面積を求めることにより、顔Fにピントがあった距離dを検知して、その旨の情報を通知部47に与える。距離dを変化させると、顔Fにピントがあう距離dで平均面積が最小になる。したがって、距離dの変化に応じた平均面積の変化にもとづいて顔Fにピントがあう距離dを検知できる。
また、距離dを変化させると、顔Fにピントがあう距離で右目標20Rの輝度と左目標20Lの輝度の平均輝度が最大となる。したがって、焦点ずれ検出部46は、距離dの変化に応じた平均輝度の変化にもとづいて顔Fにピントがあう距離dを検知してもよい。また、平均面積と平均輝度の両方の変化にもとづいて顔Fにピントがあう距離dを検知してもよい。以下の説明では、焦点ずれ検出部46が、距離dの変化に応じた平均面積の変化にもとづいて顔Fにピントがあう距離dを検知する場合の例を示す。
なお、フォーカス調整処理は、ユーザによって入力部35を介して指示があった場合のみ実行されてもよいし、自動で所定のタイミングで実行されてもよい。また、レンズ32と撮像素子34との距離dが固定されている場合には、フォーカス調整処理は行われないとともに、主制御部40は焦点ずれ検出部46として機能せずともよい。
通知部47は、目標20があらかじめ二値化画像内に設定された所定領域25内に位置するように、二値化画像21内における目標20の位置に応じて、ユーザが撮像素子34の向きを修正するための情報をユーザに通知する。この通知は、たとえばスピーカ36および通知用光源37を介して行われる。
たとえば、目標検出部43から所定面積以上の所定数の目標20を検出して目標検出が終了した旨の情報を受けると、通知部47は、この情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出して、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、目標検出が終了した旨の情報をユーザに通知する。
また、撮像素子34の光軸の修正方向および修正量の情報を位置ずれ検出部45から受けると、通知部47は、この情報に対応する通知内容を記憶部38から読みだして、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を用いて、読みだした通知内容を出力させる。この結果、通知部47は、位置ずれ検出部45が検出した位置ずれ方向および位置ずれ量に応じた設置支援情報(車室内用カメラ10を一体として動かして撮像素子34の光軸の向きを顔Fの撮影に適した向きに修正させるための情報)をユーザに通知することができる。
また、焦点ずれ検出部46から顔Fにピントがあった旨の情報を受けると、通知部47は、顔Fにピントがあった旨の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出して、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、顔Fにピントがあった旨の情報をユーザに通知する。
顔認識処理部48は、撮像素子34の出力にもとづいて生成した顔画像を用いて顔認識処理を実行する。
(動作)
次に、本実施形態に係る車室内用カメラ10の設置支援方法および車室内用カメラ10の動作の一例について説明する。
(動作の概略)
図8は、主制御部40のプロセッサにより、ディスプレイを用いることなく、運転者Dの顔Fを的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラ10を設置するよう支援する際の概略的な手順の一例を示すフローチャートである。図8において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
まず、ステップS1において、モード制御部41は、入力部35を介したユーザ指示にもとづいて、設置支援モードと顔認識モードのいずれを実行すべきかを判定する。設置支援モードを実行すべき場合は、ステップS2に進む。一方、顔認識モードを実行すべき場合は、ステップS8に進む。
次に、ステップS2において、プロセッサは目標検出処理を実行する。目標検出処理の詳細については図9を用いて後述する。
次に、ステップS3において、プロセッサはフォーカス調整処理を実行する。なお、ステップS3は、ユーザによって入力部35を介して指示があった場合のみ実行されてもよい。また、レンズ32と撮像素子34との距離dが固定されている場合には、ステップS3は実行されない。フォーカス調整処理の詳細については図14および15を用いて後述する。
次に、プロセッサはピッチ軸調整処理(ステップS4)、ヨー軸調整処理(ステップS5)、ロール軸調整処理(ステップS6)を実行することにより、ディスプレイを用いることなく車室内用カメラ10のみで、ユーザによる撮像素子34の光軸向きの調整を支援する。ピッチ軸調整処理およびヨー軸調整処理の詳細については図10、11を用いて後述する。また、ロール軸調整処理の詳細については図12、13を用いて後述する。
次に、プロセッサは入力部35を介してユーザから終了すべき旨の指示を受けたか否かなど、一連の手順を終了すべきか否かを判定し、まだ終了すべきでない場合は(ステップS7のNO)、ステップS1に戻る。一方、終了すべき場合は(ステップS7のYES)一連の手順を終了する。
他方、ステップS1で顔認識モードを実行すべきと判定された場合は、ステップS8において、顔認識処理部48は、撮像素子34の出力にもとづいて生成した顔画像を用いて顔認識処理を実行する。
以上の手順により、ディスプレイを用いることなく、運転者Dの顔Fを的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラ10を設置するよう支援することができる。
なお、図8のステップS3−6は、図示した順番で実行される場合に限らず、どの順番で実行されても同様の効果を奏する。
(目標検出処理)
続いて、目標検出処理について説明する。図9は、図8のステップS2で実行される目標検出処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。
ステップS21において、目標検出部43は、光源群31の光源31aを所定の輝度で発光させる。なお、以下の説明では、図8に示す手順が終了するまで、ステップS21で開始した発光を停止させずにステップS21移行の処理に並行して光源31aを点灯させ続ける場合の例を示すが、光源31aは少なくとも撮像の露光時間に発光していればよく、露光タイミングに合わせて光源31aの点灯、消灯制御を行ってもよい。
次に、ステップS22において、目標検出部43は、光源31aの発光輝度に応じて撮像素子34の露光時間を設定する。
次に、ステップS23において、撮像素子34は画像生成部42に制御されて目標20を含む顔Fを撮像する。また、画像生成部42は、撮像素子34の出力にもとづいて目標20を含む二値化画像21を生成する(図5参照)。
次に、ステップS24において、目標検出部43は、二値化画像21の画素のうち、画素値が1の連結部分を目標20として検出する。
次に、ステップS25において、面積算出部44は、目標検出部43が検出した目標20の二値化画像内における面積を求め、求めた面積の情報を目標検出部43に与える。そして、目標検出部43は、所定の面積以上の連結成分が2つ検出されたのか否かを判定する。
所定の面積以上の連結成分が2つ以上検出されていた場合は、目標検出が終了した旨の情報を通知部47に与えてステップS26に進む。そして、ステップS26において通知部47は、目標検出が終了した旨の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出して、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、目標検出が終了した旨の情報をユーザに通知し、図8のステップS3に進む。
一方、ステップS25において所定の面積以上の連結成分が2つ検出されていない場合は、ステップS27に進む。そして、ステップS27において、目標検出部43は、目標20の二値化画像21内の面積が所定の面積に近づくように、フレーム周期を維持しつつ露光時間が長くなるように撮像素子34の露光時間を設定して、ステップS23に戻る。
以上の手順により、目標20の検出に適した露光時間を設定することができ、二値化画像21内から所定面積以上の所定数の目標20を確実に検出することができる。
(ピッチ軸調整処理、ヨー軸調整処理)
続いて、ピッチ軸調整処理について説明する。図10は、図8のステップS4で実行されるピッチ軸調整処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。なお、図9のステップS5で実行されるヨー軸調整処理は、位置ずれ方向が異なる以外はピッチ軸調整処理と同じ手順であるため説明を省略する。
また、図11(a)は、右目標20Rおよび左目標20Lが所定領域25内にある場合の一例を示す説明図であり、(b)は右目標20Rおよび左目標20Lが所定領域25の上側に大きく位置ずれしている場合の一例を示す説明図である。また、図11(c)は、(b)に示す場合においてユーザに通知される設置支援情報の一例を示す説明図である。
ステップS41において、撮像素子34は目標20を含む顔Fを撮像する。また、画像生成部42は、撮像素子34の出力にもとづいて目標20を含む二値化画像21を生成する。なお、図11では、二値化画像21の画素値がゼロの領域のハッチングを省略した。
次に、ステップS42において、目標検出部43は、二値化画像21から右目標20Rおよび左目標20Lを検出する。
次に、ステップS43において、位置ずれ検出部45は、二値化画像21のモーメント特徴を用いて、右目標20Rおよび左目標20Lのそれぞれの重心座標を求める。
次に、ステップS44において、位置ずれ検出部45は、右目標20Rおよび左目標20Lの重心座標の両方が、所定領域25の上下範囲内にあるか否か(ヨー軸調整処理では左右範囲内にあるか否か)を判定する。
右目標20Rおよび左目標20Lの重心座標の両方が所定領域25の上下範囲内にある場合は(図11(a)参照)、ピッチ軸調整が終了した旨の情報を通知部47に与えてステップS45に進む。そして、ステップS45において通知部47は、ピッチ軸調整が終了した旨の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出して、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、その旨の情報をユーザに通知し、図8のステップS5に進む。
そして、続いて図8のステップS5で上記ピッチ軸調整と同様のヨー軸調整が終了した旨の通知が行われると、図8のステップS6に進む。
一方、右目標20Rおよび左目標20Lの重心座標の両方が所定領域25の上下範囲外にある場合はステップS46に進む。このとき、通知部47はピッチ軸調整を開始する旨の通知を行ってもよい(図11(b)参照)。以下の説明では、右目標20Rおよび左目標20Lが所定領域25の上側に大きく位置ずれしている場合の例を示す(図11(b)参照)。
次に、ステップS46において、位置ずれ検出部45は、所定領域25に対する右目標20Rおよび左目標20Lの重心座標の位置ずれ方向および位置ずれ量を求める。
次に、ステップS47において、位置ずれ検出部45は、位置ずれ方向および位置ずれ量に応じて、右目標20Rおよび左目標20Lを所定領域25の上下範囲内(ヨー軸調整では左右範囲内)に位置させるために要求されるピッチ軸を中心とする回転による修正方向および修正量を求め、この情報を通知部47に与える。通知部47は、この修正方向および修正量の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出し、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、ピッチ軸中心回転の設置支援情報をユーザに通知して(図11(c)参照)、ステップS41に戻る。
なお、設置支援情報に沿った設置位置調整を行なうための時間をユーザに与えるために、ステップS47でピッチ軸中心回転の設置支援情報をユーザに通知してからステップS41で次の画像を撮像するまで、たとえば5秒から10秒などの所定の時間だけ待機してもよい。
以上の手順により、ディスプレイを用いることなく、右目標20Rおよび左目標20Lを所定領域25の上下範囲内(ヨー軸調整では左右範囲内)に位置させるための設置支援情報をユーザに通知することができる。
(ロール軸調整処理)
続いて、ロール軸調整処理について説明する。図12は、図8のステップS6で実行されるロール軸調整処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。また、図13は、左目標20Lの重心座標と右目標20Rの重心座標のy座標が大きく異なる場合の一例を示す説明図である。
本実施形態では、ロール軸調整処理の前にピッチ軸調整処理およびヨー軸調整処理を終えているため、図13には右目標20Rおよび左目標20Lが所定領域25内にある場合の例を示してある。なお、図13では、二値化画像21の画素値がゼロの領域のハッチングを省略した。
目標20が右目標20Rおよび左目標20Lの2つの場合には、右目標20Rおよび左目標20Lのそれぞれの重心座標のy座標がほぼ同一である位置関係が理想位置関係である。
ステップS61において、図10のステップS41と同様に撮像素子34は目標20を含む顔Fを撮像する。また、画像生成部42は、撮像素子34の出力にもとづいて目標20を含む二値化画像21を生成する。
次に、ステップS62において、図10のステップS42と同様に目標検出部43は、二値化画像21から右目標20Rおよび左目標20Lを検出する。
次に、ステップS63において、図10のステップS43と同様に位置ずれ検出部45は、二値化画像21のモーメント特徴を用いて、右目標20Rおよび左目標20Lのそれぞれの重心座標を求める。
次に、ステップS64において、位置ずれ検出部45は、右目標20Rおよび左目標20Lの、理想位置関係に対するロール軸を中心とする回転ずれ方向および回転ずれ量を求める。
次に、ステップS65において、位置ずれ検出部45は、右目標20Rおよび左目標20Lが理想位置関係に対してロール軸を中心とする回転ずれ量が閾値以下であるか否かを判定する。
ロール軸を中心とする回転ずれ量が閾値以下である場合は、ロール軸調整が終了した旨の情報を通知部47に与えてステップS66に進む。そして、ステップS66において通知部47は、ロール軸調整が終了した旨の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出して、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、その旨の情報をユーザに通知し、図8のステップS7に進む。
一方、ロール軸を中心とする回転ずれ量が閾値より大きい場合は、ステップS67に進む。このとき、通知部47はロール軸調整を開始する旨の通知を行ってもよい。
次に、ステップS67において、位置ずれ検出部45は、右目標20Rおよび左目標20Lの、理想位置関係に対するロール軸を中心とする回転ずれ方向および回転ずれ量に応じて、理想位置関係に近づけるために要求される撮像素子34のロール軸を中心とする回転の修正方向および修正量を求めて、求めた修正方向および修正量の情報を通知部47に与える。通知部47は、この修正方向および修正量の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出し、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、ロール軸中心回転の設置支援情報をユーザに通知して(図13参照)、ステップS61に戻る。
なお、設置支援情報に沿った設置位置調整を行なうための時間をユーザに与えるために、ステップS67でピッチ軸中心回転の設置支援情報をユーザに通知してからステップS61で次の画像を撮像するまで、たとえば5秒から10秒などの所定の時間だけ待機してもよい。
以上の手順により、ディスプレイを用いることなく、右目標20Rおよび左目標20Lを理想位置関係に近づけるためのロール軸中心回転に係る設置支援情報をユーザに通知することができる。
(フォーカス調整処理)
続いて、フォーカス調整処理について説明する。図14は、図8のステップS3で実行されるフォーカス調整処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。また、図15は、レンズ32と撮像素子34との距離dと、二値化画像21内の目標20の面積Sおよび輝度との関係の一例を示す説明図である。
この手順は、たとえばユーザによって入力部35を介してフォーカス調整の開始指示があってスタートとなる。スタートの際には、通知部47は、ユーザに対して所定方向にレンズ32を移動開始するよう促す通知を行うことが好ましい。
ステップS301において、ユーザは、レンズ32を所定の方向に移動させることにより距離dを変更しはじめる。所定の方向は、距離dが短くなる方向または長くなる方向のいずれか一方である。以下の説明では、レンズ32が所定の方向に移動することを、適宜、順行という。
たとえば、レンズ32がレンズ支持筐体に指示され、レンズ支持筐体に設けられたダイヤルを回すごとにレンズ32が移動する場合は、ユーザはこのダイヤルをゆっくりと回し始める。
なお、距離dは、ステップS306からステップS302に戻ることにより繰り返されるステップS302を実行するごとに異なる距離dとなるように変更されればよく、連続的になめらかに変更されてもよいし、ステップS302を実行するごとに段階的に変更されてもよい。
次に、ステップS302において、撮像素子34は目標20を含む顔Fを撮像する。また、画像生成部42は、撮像素子34の出力にもとづいて目標20を含む二値化画像21を生成する。
次に、ステップS303において、目標検出部43は、二値化画像21から右目標20Rおよび左目標20Lを検出する。そして、面積算出部44は、目標検出部43が検出した右目標20Rおよび左目標20Lの二値化画像内における面積の平均を求め、求めた平均面積Sの情報を焦点ずれ検出部46に与える。
次に、ステップS304において、焦点ずれ検出部46は、RAMに記憶された基準面積S0よりも現在の平均面積Sのほうが小さいか否かを判定する。平均面積Sは、顔Fにピントがあう距離dで最も小さくなると考えられる。そこで、平均面積Sが現在の平均面積Sのほうが小さい場合、および、初めてステップS304を実行する場合には、ステップS305に進み、焦点ずれ検出部46はRAMに記憶された基準面積S0を現在の平均面積Sに更新する。顔Fにピントがあう位置にレンズ32が向かっているときは、基準面積S0が更新されることになる。
一方、基準面積S0のほうが小さいときは、ステップS306に進む。顔Fにピントがあう位置から遠ざかるようにレンズ32が動いているときは、基準面積S0は更新されずステップS306に進むことになる。
次に、ステップS306において、焦点ずれ検出部46は、レンズ32の順行(所定の方向への進行)を終了するか否かを判定する。順行を終了すべき場合としては、ステップS303で算出される平均面積Sが所定時間変化せずレンズ32が停止したと考えられる場合や、ユーザにより入力部35を介してその旨の情報を与えた場合などが考えられる。
順行を終了すべきでない場合は、ステップS302に戻り、再び異なる距離dにおける平均面積Sの算出を行なう。
一方、順行を終了すべき場合は、ステップS307に進む。このとき、通知部47は、ユーザに対して所定方向の逆方向である反転方向にレンズ32を移動させる(逆行させる)よう促す通知を行うとよい。
次に、ステップS307において、ユーザは、レンズ32を反転方向に移動させることにより距離dを戻しはじめる。
なお、逆行時も、順行時と同様に、距離dは、ステップS310からステップS308に戻ることにより繰り返されるステップS308を実行するごとに異なる距離dとなるように変更されればよく、連続的になめらかに変更されてもよいし、ステップS308を実行するごとに段階的に変更されてもよい。
次に、ステップS308において、撮像素子34は目標20を含む顔Fを撮像する。また、画像生成部42は、撮像素子34の出力にもとづいて目標20を含む二値化画像21を生成する。
次に、ステップS309において、目標検出部43は、二値化画像21から右目標20Rおよび左目標20Lを検出する。そして、面積算出部44は、目標検出部43が検出した右目標20Rおよび左目標20Lの二値化画像内における面積の平均を求め、求めた平均面積Sの情報を焦点ずれ検出部46に与える。
次に、ステップS310において、焦点ずれ検出部46は、現在の平均面積SとRAMに記憶された基準面積S0との差が閾値以下であるか否かを判定する。閾値以下である場合は、現在顔Fにピントがあっている旨の情報をリアルタイムで通知部47に与えてステップS311に進む。そして、ステップS311において通知部47は、現在顔Fにピントがあっている旨の情報に対応する通知内容を記憶部38から読み出して、スピーカ36および通知用光源37の少なくとも一方を介して、その旨の情報をリアルタイムでユーザに通知し、図8のステップS4に進む。
一方、現在の平均面積Sと基準面積S0との差が閾値より大きい場合は、ステップS308に戻る。
以上の手順により、レンズ32の順行時に最小面積S0を記憶しておき、逆行時において、この最小面積S0に近い平均面積Sを与える位置でレンズ32を停止させるようにユーザに通知することができる。このため、ディスプレイを用いることなく、顔Fにピントがあう距離dにレンズ32を位置させるための設置支援情報をユーザに通知することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、撮像素子34の出力にもとづく画像を表示するディスプレイを用いることなく、簡素な構成で、運転者Dの顔Fを的確に撮影できる位置に容易に車室内用カメラ10を設置するよう支援することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、本発明の実施形態では、フローチャートの各ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
10…車室内用カメラ
20…目標
20R…目標
25…所定領域
31a…光源
32…レンズ
33…フィルタ
34…撮像素子
35…入力部
36…スピーカ
37…通知用光源
38…記憶部
42…画像生成部
43…目標検出部
47…通知部

Claims (12)

  1. 撮像素子およびプロセッサを備えた車室内用カメラの前記プロセッサが実行する、車室内用カメラの設置支援方法であって、
    前記撮像素子に運転席の被写体の顔を撮像させるステップと、
    前記撮像素子の出力にもとづいて、前記被写体の顔に直接設けられまたは顔の近傍に設けられた目標を含む画像を生成するステップと、
    前記画像から前記目標を検出するステップと、
    前記目標があらかじめ前記画像内に設定された所定領域内に位置するように、前記画像内における前記目標の位置に応じて、ユーザが前記撮像素子の向きを修正するための情報をユーザに通知するステップと、
    を有する車室内用カメラの設置支援方法。
  2. 前記目標を検出するステップで検出された前記目標の前記画像内における位置を求めるステップと、
    前記所定領域外に前記目標があると、前記所定領域に対する前記目標の位置ずれ方向および位置ずれ量を求めるステップと、
    前記位置ずれ方向および位置ずれ量に応じて、前記目標が前記所定領域内に位置するために要求される前記撮像素子の向きの修正方向および修正量を求めるステップと、
    をさらに有し、
    前記通知するステップは、
    前記修正方向および前記修正量をユーザに通知するステップである、
    請求項1記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  3. 前記修正方向および修正量を求めるステップは、
    前記撮像素子の光軸をロール軸、水平軸をピッチ軸、これらに直交する軸をヨー軸として、前記位置ずれ方向および位置ずれ量に応じて、前記目標が前記所定領域内に位置するために要求される、ピッチ軸およびヨー軸の少なくとも一方を中心とする前記撮像素子の回転による前記撮像素子の光軸の修正方向および修正量を求めるステップを含む、
    請求項2記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  4. 前記目標は、前記被写体の顔または顔の近傍に複数設けられ、
    前記目標を検出するステップは、前記画像から複数の前記目標を検出するステップであり、
    前記目標を検出するステップで検出された複数の前記目標のそれぞれの前記画像内における位置を求めるステップと、
    前記撮像素子の光軸をロール軸、水平軸をピッチ軸、これらに直交する軸をヨー軸として、複数の前記目標の位置関係の、理想位置関係に対するロール軸を中心とする回転ずれ方向および回転ずれ量を求めるステップと、
    をさらに備え、
    前記修正方向および修正量を求めるステップは、
    前記回転ずれ方向および回転ずれ量に応じて、複数の前記目標が前記画像内で前記理想位置関係に近づくために要求される、ロール軸を中心とする前記撮像素子の回転による前記撮像素子の光軸の修正方向および修正量を求めるステップを含む、
    請求項2または3に記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  5. 前記撮像素子に集光するためのレンズと前記撮像素子との距離がユーザにより所定の方向に変更されるステップと、
    前記所定の方向への前記距離の変更の間に、複数の前記画像を生成し、複数の前記画像のそれぞれから検出された前記目標の前記画像内における面積を求め、求めた面積のうちの最小面積を基準面積として記憶部に記憶させるステップと、
    前記距離がユーザにより前記所定の方向の逆方向である反転方向に変更されるステップと、
    前記反転方向への前記距離の変更の間に、リアルタイムで複数の前記画像を生成して前記目標の面積を求め、求めた面積と前記基準面積との差が閾値以内であると、現在前記顔にピントがあっている旨の情報をリアルタイムにユーザに通知するステップと、
    をさらに有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  6. 前記目標は、
    前記被写体の目の近傍に直接配置された反射板、または前記被写体の顔が装着した眼鏡に配置された反射板である、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  7. 前記被写体の顔を撮像させるステップと並行して、車室内用カメラに設けられた光源を所定の輝度で発光させることにより前記目標を含む顔を照明するステップと、
    前記画像から前記目標を検出するステップで検出された前記目標の前記画像内における面積が所定の面積より小さいと、前記面積が前記所定の面積に近づくように前記撮像素子の露光時間を長く変更してから前記被写体の顔を撮像させるステップに戻るステップと、
    をさらに有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  8. 前記光源は近赤外光を発光し、前記撮像素子は前記光源が発光する近赤外光を透過するフィルタを介して前記被写体の顔を撮像する、
    請求項7記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  9. 前記目標は、
    前記被写体の顔の目の近傍に配置された、または前記被写体の顔が装着した眼鏡に配置された、近赤外光を発光する光源である、
    請求項8記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  10. 前記通知するステップは、
    スピーカを介した音声出力およびビープ音出力ならびに通知用光源を介した発光パターンの少なくとも1つにより、ユーザに前記撮像素子の向きを修正させるための情報をユーザに通知する、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  11. 前記プロセッサが請求項1ないし10に記載のステップを実行する設置支援モードと、前記プロセッサが前記運転席に座った運転者の顔画像にもとづいて顔認識処理を実行する顔認識モードと、のいずれのモードで動作するかを、入力部を介したユーザによる指示に応じて切り替えるステップ、
    をさらに有する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の車室内用カメラの設置支援方法。
  12. 運転席の被写体の顔を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子の出力にもとづいて、前記被写体の顔に直接設けられまたは顔の近傍に設けられた目標を含む画像を生成する画像生成部と、
    前記画像から前記目標を検出する目標検出部と、
    前記目標があらかじめ前記画像内に設定された所定領域内に位置するように、前記画像内における前記目標の位置に応じて、ユーザが前記撮像素子の向きを修正するための情報をユーザに通知する通知部と、
    を備えた車室内用カメラ。
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