JP2017188513A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の放熱特性を維持しつつ、信頼性を向上させる。
【解決手段】一実施形態の半導体装置は、第1ダイパッド、第2ダイパッド、第1接着層、及び半導体チップを備える。上記第1ダイパッドは、外部に露出した下面、及び粗面を含む上面を有する。上記第2ダイパッドは、上記第1ダイパッドの上方に設けられ、粗面を含む下面を有する。上記第1接着層は、上記第1ダイパッドの上記上面上、及び上記第2ダイパッドの上記下面上に接して設けられる。上記半導体チップは、上記第2ダイパッドの上方に設けられる。
【選択図】図1

Description

実施形態は、半導体装置に関する。
半導体装置として、ダイパッドが露出するパッケージ構造が知られている。
特開2006−147918号公報 特開平10−178128号公報 特開平10−200025号公報 実開平5−90960号公報
半導体装置の放熱特性を維持しつつ、信頼性を向上させる。
実施形態の半導体装置は、第1ダイパッド、第2ダイパッド、第1接着層、及び半導体チップを備える。上記第1ダイパッドは、外部に露出した下面、及び粗面を含む上面を有する。上記第2ダイパッドは、上記第1ダイパッドの上方に設けられ、粗面を含む下面を有する。上記第1接着層は、上記第1ダイパッドの上記上面上、及び上記第2ダイパッドの上記下面上に接して設けられる。上記半導体チップは、上記第2ダイパッドの上方に設けられる。
第1実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の熱特性を模式的に示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の過渡的な熱特性を模式的に示すダイアグラムである。 第2実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置の構成を示す上面図である。 第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置の構成を示す上面図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。また、以下の説明において、「表面」とは、対象物体を構成する面のうち、当該対象物体の外に対して露出する全ての面を含む。つまり、対象物体の「表面」は、対象物体の「上面」、「下面」、及び「側面」を含む。
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体装置について説明する。
1.1 構成について
第1実施形態に係る半導体装置の構成例について、図1及び図2を用いて説明する。図1及び図2では、第1実施形態に係る半導体装置として、QFN(Quad Flat Non-leaded package)が例示される。QFNは、例えば、車載機器、携帯機器等に使用され、高い放熱性及び信頼性が要求される。図1は、第1実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す断面図である。図2は、第1実施形態に係る半導体装置を上面から見た平面図である。図1は、図2におけるII−II線に沿った断面を示している。また、図1は、後述する粗化処理がされた構成要素の面を太線で示している。なお、図2は、説明を簡単にするため、図1における半導体装置内の樹脂が省略されている。
図1に示すように、半導体装置1は、第1ダイパッド10、複数のリード端子20、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、半導体チップ60、複数のボンディングワイヤ70、及び樹脂80を備えている。第1ダイパッド10の上面上には、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60が順次積層される。具体的には、第2ダイパッド40は、第1ダイパッド10の上方に設けられる。第1接着層30は、第1ダイパッド10の上面上、及び第2ダイパッド40の下面上に接して設けられる。半導体チップ60は、第2ダイパッド40の上方に設けられる。第2接着層50は、第2ダイパッド40の上面上、及び半導体チップ60の下面上に接して設けられる。各リード端子20は、例えば、対応する各ボンディングワイヤ70によって半導体チップ60のパッド(図示せず)に電気的に接続される。第1ダイパッド10、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60の積層体、複数のリード端子20、並びに複数のボンディングワイヤ70の各々の表面上には、第1ダイパッド10の下面と、各リード端子20の下面及び一側面と、を除いて樹脂80が設けられる。換言すると、半導体装置1の表面は、第1ダイパッド10の下面と、各リード端子20の下面及び一側面と、樹脂80と、を含む。つまり、半導体装置1は、少なくとも第1ダイパッド10の下面が半導体装置1の外部に露出するパッケージ(Exposed Die Pad)である。なお、以下の説明では、第1ダイパッド10、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60が積層される方向を「積層方向」と言う。
第1ダイパッド10及び複数のリード端子20は、例えば、銅(Cu)合金又は42アロイを含む平板状の導電層である。第1ダイパッド10及び複数のリード端子20は、例えば、エッチング又はパンチングによって、リードフレームから分離成形され、樹脂80を介在することで互いに電気的に絶縁される。第1ダイパッド10及び複数のリード端子20は、例えば、同一平面上に並び、積層方向に等しい厚さを有しているが、これに限られず、積層方向に異なる厚さを有していてもよい。第1ダイパッド10の下面及びリード端子20の下面は、例えば、リフロー工程によって、図示しないはんだ材を介して図示しないプリント回路基板上に接着される。上述の通り、第1ダイパッド10の下面及びリード端子20の下面は、半導体装置1の外部に露出しているため、半導体装置1内で発生した熱を外部に放出する放熱面として機能する。
各リード端子20は、半導体装置1の外部から半導体チップ60を駆動するための電源電圧及び信号を受信する。各リード端子20は、当該電源電圧及び信号を、対応する各ボンディングワイヤ70を介して半導体チップ60に転送する。また、各リード端子20は、半導体チップ60から受信する信号を半導体装置1の外部に転送する。
第2ダイパッド40は、例えば、リン脱酸銅又は銅タングステン(CuW)を含む平板状の導電層である。第2ダイパッド40は、第1ダイパッド10よりも高い熱伝導率を有する。第2ダイパッド40は、例えば、第1ダイパッド10より積層方向に厚い。また、第2ダイパッド40の下面の面積は、例えば、第1ダイパッド10の上面の面積よりも小さい。
第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面は、粗面を含む。粗面は、例えば粗化処理によって形成される。粗化処理は、対象物の表面に微小な凹凸を生じさせることにより、平滑な面よりも表面粗さRaを増加させる処理である。粗化処理された場合、対象物の粗面の表面粗さRaは、例えば、粗化処理されない平滑な面に対して1.2倍以上2.5倍以下、より好ましくは2.0倍程度とすることができる。つまり、粗化処理された第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面は、粗化処理されない場合よりも第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の外部に接する面積が増加する。
なお、粗化処理は、例えば、対象物の表面に表面粗度の高い膜を付着させるメッキ処理によって実現される。メッキ処理による粗化処理としては、例えば、Pd−PPF(Palladium - Pre Plated leadFrame)が挙げられる。なお、粗化処理は、メッキ処理による場合に限らず、薬液による黒化処理やレーザ照射処理を施すことによって、対象物の表面を直接荒らす手法によって実現されてもよい。
第1接着層30及び第2接着層50は、例えば、銀(Ag)ペースト又は銀ナノペーストが硬化したものであり、樹脂及び銀粒子を含有する、平板状の導電層である。銀ナノペーストを用いた第1接着層30及び第2接着層50は、ナノメートル領域に粒度分布を有する銀ナノ粒子を含有する。第1接着層30及び第2接着層50は、例えばダイアタッチ材であり、ダイアタッチ材は、樹脂材より銀粒子を多く含有する。
第1接着層30及び第2接着層50はそれぞれ、第1ダイパッド10と第2ダイパッド40との間、及び第2ダイパッド40と半導体チップ60との間にペーストの状態で隙間なく充填された後、硬化する。すなわち、第1接着層30及び第2接着層50は、第1ダイパッド10と第2ダイパッド40、及び第2ダイパッド40と半導体チップ60を接着させる導電性接着剤として機能する。上述の通り、第1ダイパッド10の表面及び第2ダイパッド40の表面は、粗化処理された粗面を有しているため、粗化処理されていない状態よりも微小な凹凸が生じている。このため、第1接着層30の第1ダイパッド10との接着面は、第1ダイパッド10の上面に生じた当該凹凸を埋め込んだ状態で硬化する。また、第1接着層30の第2ダイパッド40との接着面は、第2ダイパッド40の下面に生じた凹凸を埋め込んだ状態で硬化する。また、第2接着層50の第2ダイパッド40との接着面は、第2ダイパッド40の上面に生じた凹凸を埋め込んだ状態で硬化する。
なお、第1接着層30及び第2接着層50は、半導体チップ60から発生した熱を効率よく半導体装置1の外部に放出させるため、熱伝導率が高いことが望ましい。第1接着層30及び第2接着層50は、例えば、5W/mK以上100W/mK以下、より好ましくは、10W/mK以上70W/mK以下の熱伝導率を有することが望ましい。例えば、銀ナノ粒子を含有する第1接着層30及び第2接着層50は、より高い熱伝導率を有する。また、より高濃度の銀粒子を含む第1接着層30及び第2接着層50は、より高い熱伝導率を有する。
なお、第1接着層30の第2ダイパッド40との接着面は、例えば、第2ダイパッド40の下面の面積と同程度の面積を有する。第1接着層30の第1ダイパッド10との接着面は、第1接着層30の第2ダイパッド40との接着面よりも大きい面積を有する。また、第2接着層50の半導体チップ60との接着面は、例えば、半導体チップ60の下面の面積と同程度の面積を有する。第2接着層50の第2ダイパッド40との接着面は、第2接着層50の半導体チップ60との接着面よりも大きい面積を有する。このため、第1接着層30及び第2接着層50の積層方向の断面形状は、例えば、上底よりも下底が長い台形形状を有する。なお、第1接着層30及び第2接着層50の断面形状の勾配は、例えば、半導体チップ60の熱放散性を考慮して、45度以上であることが望ましい。ここで、断面形状の勾配は、積層方向と台形形状の斜辺とのなす角である。
半導体チップ60は、例えば、平板状のシリコン半導体等の半導体基板上に設けられたICチップを含む。半導体チップ60は、ボンディングワイヤ70から供給される電源電圧又は信号に応じて駆動し、発熱する。半導体チップ60は特に、電源オンの際に短時間で急激に発熱し、温度が上昇する。半導体チップ60から発生した熱は、主に第2接着層50、第2ダイパッド40、第1接着層30、及び第1ダイパッド10を介して、第1ダイパッド10の下面から半導体装置1の外部に放出される。このように、半導体チップ60は、発生した熱を下方に向けて放出することで、動作可能な温度範囲内に保たれる。
各ボンディングワイヤ70は、例えば、金(Au)を含む細線であり、半導体チップ60及び対応する各リード端子20との間の電源電圧及び信号の伝送路として機能する。各ボンディングワイヤ70は、樹脂80によって固定され、半導体チップ60との接続点、及び対応するリード端子20との接続点以外に対して絶縁される。
樹脂80は、例えば、エポキシ等の熱硬化性樹脂を含む絶縁層であり、封止される半導体チップ60等を保護する機能を有する。樹脂80は、第1ダイパッド10、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60の積層体、リード端子20、並びにボンディングワイヤ70の露出面のうち、第1ダイパッド10の下面及びリード端子20の下面及び一側面を除く全ての面を覆う。また、樹脂80は、粗化処理された第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面に形成された微小な凹凸にも隙間なく充填される。なお、樹脂80による封止の際には、種々の樹脂成形の方式が用いられる。樹脂成形の方式は、例えば、トランスファ成形の如き樹脂を注入して成形する方式や、一括成形する方式を含む。
図2に示すように、第1ダイパッド10、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60は、上方から見下ろした場合に、上層の上面が下層の上面に含まれるように積層される積層体を形成する。第1ダイパッド10、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60の各々は、例えば、上方から見下ろして矩形(例えば正方形)の形状を有する。また、各リード端子20は、例えば、第1ダイパッド10の周囲を囲むように設けられる。第1ダイパッド10の4辺の各々には、複数のリード端子20が対向して並ぶ。
1.2 本実施形態に係る効果
第1実施形態によれば、半導体装置の放熱特性を維持しつつ、信頼性を向上させることができる。本効果につき、以下説明する。
半導体装置は、内部に搭載された半導体チップの発熱によって内部温度が上昇し過ぎることにより、動作不良を起こし得る。内部温度の過剰な上昇を抑えるため、半導体装置は、熱抵抗の低減が図られる。例えば、半導体装置は、下面が半導体装置のパッケージから露出したダイパッドと、半導体チップとの間に熱伝導率の高い新たな層を更に設けることにより、半導体チップの発熱をより外部に逃がし易くする構造が提案されている。
しかしながら、ダイパッドと半導体チップとの間に新たな層を設ける場合、半導体装置の信頼性が低下する可能性がある。具体的には、例えば、半導体装置は、半導体装置の外部とはんだ付けされるリフロー工程において、強い熱ストレスが加わる。この熱ストレスにより、半導体装置は、ダイパッドと当該新たな層との間に剥離を生じてしまい、信頼性が低下する可能性がある。特に、ダイパッドと当該新たな層との間の接着強度が低い場合、ダイパッド及び当該新たな層が剥離しやすい。つまり、半導体装置の放熱特性を維持しつつ、信頼性を向上させることについて、検討の余地がある。
第1実施形態に係る構成によれば、半導体装置1は、半導体装置1の外部に露出する下面を有する第1ダイパッド10と、当該第1ダイパッド10の上方に設けられた第2ダイパッド40とを備える。そして、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面は、粗面を含むようにしている。このため、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面は、微小な凹凸を有する。第1接着層30は、形成の際、第1ダイパッド10の上面及び第2ダイパッド40の下面に形成された当該微小な凹凸を埋め込んだ状態で硬化し、アンカー効果を発生させる。アンカー効果とは、微小な凹凸を埋め込んで硬化することによって第1接着層30が第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40に対して楔のように働き、機械的接合力が増す効果である。これにより、第1接着層30は、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40と強固に接着することができる。したがって、放熱特性を維持しつつ、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の剥離を抑制して信頼性を向上させることができる。
また、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面は、樹脂80とも接する。樹脂80は、第1接着層30と同様、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面に形成された微小な凹凸を埋め込んで硬化する。このため、樹脂80は、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40との接着面において、アンカー効果によって強固に接着する。このように、粗化処理によって第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面に形成された微小な凹凸は、樹脂80との間の接着についても剥離を生じにくくすることができ、信頼性を向上させることができる。
加えて、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面が粗化処理されていることにより、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の表面粗さRaが増加する。このため、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40と、第1接着層30との接触面積が増加する。換言すると、第2ダイパッド40の熱を第1接着層30に伝える面の面積、第1接着層30の熱を第1ダイパッド10に伝える面の面積、及び第1ダイパッド10の熱を半導体装置1の外部に伝える面の面積が増加する。つまり、半導体装置1は、粗化処理されない場合と比較して、第2ダイパッド40から第1接着層30への熱伝導、第1接着層30から第1ダイパッド10への熱伝導、及び第1ダイパッド10から外部への熱伝導がいずれも促進される。したがって、半導体装置1内の熱を半導体装置1の外部へ、より効率的に放出することができる。
また、第1実施形態の第1の態様によれば、第2ダイパッド40は、第1ダイパッド10に対して、積層方向に厚くなるようにしている。上述の通り、第1ダイパッド10は、リード端子20と共に、或る厚さのリードフレームから分離成形される。このため、第1ダイパッド10は、積層方向の厚さを変更することが、製造上困難である。つまり、第1ダイパッド10を厚くすることによって第1ダイパッド10の熱容量を増加させることは、困難である。これに対し、第2ダイパッド40は、積層方向の厚さを比較的に自由に設定可能である。つまり、第1ダイパッド10よりも積層方向に厚い第2ダイパッド40を設けることで、半導体チップ60と、第1ダイパッド10の半導体装置1から露出されている面との間において、より大きな熱容量を得ることができる。したがって、過渡的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
また、第1実施形態の第2の態様によれば、半導体装置1は、第2ダイパッド40の上面上に第2接着層50を更に設けるようにしている。このため、第2接着層50は、粗化処理によって第2ダイパッド40の上面に形成された微小な凹凸を埋め込んだ状態で硬化する。つまり、第2接着層50は、第2ダイパッド40とより強固に接着する。したがって、第2接着層50と第2ダイパッド40との間の接着についても剥離を抑制することができ、信頼性を向上させることができる。また、第2ダイパッド40の表面が粗化処理されていることにより、第2接着層50と第2ダイパッド40との接触面積が、第2ダイパッド40の表面を粗化処理しない場合よりも増加する。換言すると、第2接着層50の熱を第2ダイパッド40に伝える面の面積が増加する。つまり、第2接着層50から第2ダイパッド40への熱伝導がより促進される。したがって、半導体装置1内の熱を半導体装置1の外部へより効率的に放出することができる。
また、第1実施形態の第3の態様によれば、第1接着層30及び第2接着層50は、上層との接着面よりも下層との接着面の方が大きい面積を有するようにしている。図3は、第1実施形態に係る半導体装置の熱伝導の特性の一例を示す断面図である。図3(A)では、積層方向の断面がテーパ形状でない第1接着層30Xが設けられる場合における熱伝導の様子を模式的に示している。図3(A)に示すように、第1接着層30Xの第2ダイパッド40との接着面及び第1ダイパッド10との接着面の面積が同程度である場合、第1接着層30Xを伝わる熱は、積層方向に沿って伝わっていく。一方、図3(B)では、積層方向の断面がテーパ形状である第1接着層30が設けられる場合における熱伝導の様子を模式的に示している。図3(B)に示すように、第1接着層30の第1ダイパッド10との接着面が第2ダイパッド40との接着面に対して大きい面積を有する場合、第1接着層30を伝わる熱は、第2ダイパッド40との接着面から第1ダイパッド10との接着面の全体に向けて広がっていく。つまり、第1接着層30の第1ダイパッド10との接着面が第2ダイパッド40との接着面に対して大きい面積を有する場合、熱放散性が高くなり、より効率よく放熱することができる。
加えて、第1接着層30及び第2接着層50は、5W/mK以上100W/mK以下の熱伝導率を有するようにしている。半導体装置1は、第1接着層30及び第2接着層50の熱伝導率が高いほど、放熱効率が向上し、過渡的な温度上昇を抑制することができる。しかしながら、第1接着層30及び第2接着層50は、熱伝導率が高いほど銀の含有量が多く、結果的に接着力が低下する。このため、第1接着層30及び第2接着層50は、高い熱伝導率を有しつつ、信頼性を損なわない程度の接着力を有することが望ましい。第1実施形態に係る半導体装置1は、5W/mK以上100W/mK以下の熱伝導率を有する第1接着層30及び第2接着層50が選択されることにより、放熱特性を維持しつつ、適切な接着力を有する半導体装置1を得ることができる。
このように、半導体装置1は、表面を粗化処理された第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40、並びに高熱伝導特性を有する第1接着層30を備えることにより、半導体装置1の熱抵抗を低く抑えつつ、熱容量を増加させることができる。図4は、第1実施形態に係る半導体装置の過渡的な熱特性の一例を示すダイアグラムである。図4では、半導体装置の過渡的な温度特性として、第1温度特性L11及び第2温度特性L12が示される。第1温度特性L11は、第1ダイパッド10に粗化処理が施されず、第1接着層30及び第2ダイパッド40を含まない半導体装置に大電流を流した直後における半導体チップ温度Tj(Temperature of junction)の時間変化である。第2温度特性L12は、第2ダイパッド40を含む半導体装置に、第1温度特性L11と同一の大電流を流した直後における半導体チップ温度Tjの時間変化である。図4に示すように、第1温度特性L11は、半導体チップ60の急激な発熱によって、初期温度Tsから、時間経過と共に、過渡的な温度上昇の後に定常温度Te1で定常状態に達する。第2温度特性L12は、大電流が流れ始めると、第1温度特性L11と同じく、半導体チップ60の急激な発熱によって、初期温度Tsから上昇を開始する。しかしながら、第2温度特性L12は、第1温度特性L11と比較して、時間の経過と共に上昇する温度の割合が小さい。このため、第2温度特性L12は、定常温度Te1よりも低い定常温度Te2で定常状態に達する。このように、第2温度特性L12を有する半導体装置1は、第1温度特性L11を有する半導体装置よりも、大電流が流れたことによって最終的に達する温度が低く抑えられる。これは、第1接着層30及び第2ダイパッド40を含むことによって半導体装置1の熱容量が増加し、同一の熱量が発生した場合の温度上昇が抑えられるためである。また、第1接着層30が高熱伝導特性を有することによって、半導体装置1の熱抵抗を低く抑えることができるためである。また、第1ダイパッド10及び第2ダイパッド40の第1接着層30との接着面が粗化処理されていることで接着面の放熱面積が増加することによって、温度上昇が更に抑えられるためである。したがって、第1実施形態に係る半導体装置1は、過渡的な温度上昇を抑えることができる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態に係る半導体装置について説明する。第2実施形態に係る半導体装置は、第1ダイパッドの下面が粗化処理されず、平滑である点においてのみ、第1実施形態と相違する。以下では、第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
2.1 構成について
図5は、第2実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す断面図である。図5に示すように、半導体装置1は、第1ダイパッド10に代えて、第1ダイパッド10Aを備えている。
第1ダイパッド10Aは、第1ダイパッド10と同様、複数のリード端子20と共にリードフレームから分離成形される。第1ダイパッド10Aの下面は、半導体装置1の外部に露出している。第1ダイパッド10Aの上面上には、第1接着層30が設けられる。第1ダイパッド10Aは、下面を除く表面が粗化処理されている。つまり、第1ダイパッド10Aの上面及び側面は、粗化処理されているため粗面を含むが、第1ダイパッド10Aの下面は、粗化処理されず、平滑な面を有する。
なお、複数のリード端子20の下面は、第1ダイパッド10の下面と同様、粗化処理されない。このため、複数のリード端子20の下面は、平滑な面を有する。つまり、半導体装置1のうち、外部に露出する第1ダイパッド10A及びリード端子20の下面は、平滑な面を有する。
2.2 本実施形態に係る効果
上述の通り、半導体装置1は、樹脂80による封止の際に樹脂成形が用いられる。具体的には、樹脂成形では、例えば、積層された第1ダイパッド10A、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、及び半導体チップ60、並びにボンディングワイヤ70により半導体チップ60に接続されたリード端子20が金型に固定される。当該固定された金型内に、加熱によって液状となった樹脂80が注入される。金型内の隙間には、注入された樹脂80が充填される。その後、更なる加熱によって樹脂80が硬化し、半導体装置1が得られる。この樹脂成形の際、第1ダイパッド10Aの下面の表面粗度が高い場合、金型と第1ダイパッド10Aの下面との間の微小な凹凸にも液状となった樹脂80が充填される(樹脂バリが発生する)可能性がある。樹脂バリは、半導体装置1の製造における歩留り低下の原因となり得る。
第2実施形態によれば、第1ダイパッド10Aの下面は、平滑な面を有するようにしている。これにより、第1ダイパッド10Aの下面には、粗化処理された場合に生じる微小な凹凸が形成されたいため、金型と第1ダイパッド10Aの下面との間に余分な隙間が生じない。このため、樹脂成形の際に樹脂バリの発生を抑制することができる。したがって、第1ダイパッド10Aの上面と下面とに異なる表面処理を施すことにより、半導体装置1の信頼性を高めつつ、歩留りを向上させることができる。
3.変形例等
実施形態は、上述の第1実施形態及び第2実施形態で述べた形態に限らず、種々の変形が可能である。例えば、第1実施形態及び第2実施形態は、第1ダイパッド10と半導体チップ60との間に1層のダイパッドが積層される例について説明したが、これに限られない。例えば、半導体装置1は、第1ダイパッド10と半導体チップ60との間に、2層以上のダイパッドが積層されてもよい。図6は、第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置の構造の一例を示す断面図である。図7は、第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置の構造の一例を示す上面図である。図6は、図7におけるVII−VII線に沿った断面を示している。また、図6は、粗化処理がされた構成要素を太線で示している。なお、図7は、説明を簡単にするため、図6における半導体装置内の樹脂を省略して示している。
図6に示すように、半導体装置1は、第3ダイパッド90及び第3接着層100を更に備えている。第3ダイパッド90は、例えば、リン脱酸銅又は銅タングステンを含む、平板状の導電層である。また、第3ダイパッド90は、表面を粗化処理された粗面を含む。第3ダイパッド90は、第2接着層50の上面上に設けられる。第3ダイパッド90の下面は、例えば、第2接着層50の第3ダイパッド90との接着面と同程度の面積を有する。第3接着層100は、例えば、銀ペースト又は銀ナノペーストが硬化したものであり、樹脂及び銀粒子を含有する、平板状の導電層である。すなわち、第3接着層100は、第3ダイパッド90及び半導体チップ60を接着させる導電性接着剤として機能する。第3接着層100の第3ダイパッド90との接着面は、第3接着層100の半導体チップ60との接着面よりも大きい面積を有する。第3接着層100の半導体チップ60との接着面は、半導体チップ60の下面と同程度の面積を有する。また、図7に示すように、第1ダイパッド10、第1接着層30、第2ダイパッド40、第2接着層50、第3ダイパッド90、第3接着層100、及び半導体チップ60は、上方から見下ろした場合に、上層の上面が下層の上面に含まれるように積層される積層体を形成する。第3ダイパッド90及び第3接着層100は、例えば、他の層と同様、上方から見下ろして矩形の形状(例えば正方形)を有する。
第1実施形態の第1変形例によれば、半導体装置1は、第1ダイパッド10と半導体チップ60との間に第2ダイパッド40及び第3ダイパッド90を備えるようにしている。これにより、半導体装置1内の放熱に寄与する領域の体積を更に増やすことができる。このため、半導体装置1内の熱容量が更に増加する。したがって、電源オンの際等に半導体チップ60の急激な発熱においても、過渡的な温度上昇を抑えることができる。
また、第1実施形態及び第2実施形態は、第1ダイパッド10の上面が第2ダイパッド40の下面よりも大きい面積を有する例について説明したが、これに限られない。例えば、半導体装置1は、第2ダイパッド40の下面が第1ダイパッド10の上面よりも大きい面積を有するオーバハング構造を有していてもよい。図8は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置の構造の一例を示す断面図である。図9は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置の構造の一例を示す上面図である。図8は、図9におけるIX−IX線に沿った断面を示している。また、図8は、粗化処理がされた構成要素を太線で示している。なお、図9は、説明を簡単にするため、図8における半導体装置内の樹脂を省略して示している。
図8に示すように、半導体装置1は、第1接着層30に代えて第1接着層30Bを備え、第2ダイパッド40に代えて第2ダイパッド40Bを備えている。第1接着層30Bは、第1ダイパッド10の上面上に設けられる、平板状の導電層である。第1接着層30Bの第2ダイパッド40との接着面は、第1接着層30Bの第1ダイパッド10との接着面と同程度の面積を有する。第2ダイパッド40Bは、第1接着層30B上に設けられる、平板状の導電層である。第2ダイパッド40Bの下面は、第1ダイパッド10の上面よりも大きい面積を有する。第2ダイパッド40Bは、例えば、第1ダイパッド10よりも積層方向に厚い。また、図9に示すように、第1ダイパッド10及び第1接着層30Bは、上方から見下ろした場合に、第2ダイパッド40Bの下面に含まれるように積層される。また、第2接着層50、及び半導体チップ60は、上層の上面が下層の上面に含まれるように積層される。第1接着層30B及び第2ダイパッド40Bは、他の層と同様、上方から見下ろして矩形の形状(例えば正方形)を有する。
第1実施形態の第2変形例によれば、半導体装置1は、積層方向に垂直な平面上において第1ダイパッド10よりも大きい第2ダイパッド40Bを備えるようにしている。これにより、第1ダイパッド10と半導体チップ60との間に1層のダイパッドのみを設ける場合において、半導体装置1内の放熱に寄与する領域の体積を最大限に増やすことができる。このため、半導体装置1内の熱容量が更に増加し、電源オンの際等に生じる半導体チップ60の急激な発熱においても、過渡的な温度上昇を抑えることができる。
また、第1実施形態の第1変形例及び第2変形例は、第2実施形態に対しても同様に適用可能である。
また、上述の実施形態は、一例としてQFNの形態の半導体装置について説明したが、これに限らず、種々の形態の半導体装置について適用可能である。例えば、上述の実施形態は、SON(Small Outline Non-leaded package)の如きリード端子が半導体装置の2側面に露出する形態にも適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…半導体装置、10、10A…第1ダイパッド、20…リード端子、30、30B、30X…第1接着層、40、40B…第2ダイパッド、50…第2接着層、60…半導体チップ、70…ボンディングワイヤ、80…樹脂、90…第3ダイパッド、100…第3接着層。

Claims (8)

  1. 外部に露出した下面、及び粗面を含む上面を有する第1ダイパッドと、
    前記第1ダイパッドの上方に設けられ、粗面を含む下面を有する第2ダイパッドと、
    前記第1ダイパッドの前記上面上、及び前記第2ダイパッドの前記下面上に接して設けられた第1接着層と、
    前記第2ダイパッドの上方に設けられた半導体チップと、
    を備える半導体装置。
  2. 前記第1ダイパッドの前記下面は、粗面を含む、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1ダイパッドの前記下面は、平滑面を含む、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記第2ダイパッドは、粗面を含む上面を更に有し、
    前記半導体装置は、前記第2ダイパッドの上面上に接して設けられた第2接着層を更に備える、
    請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記第2ダイパッドは、前記第1ダイパッドよりも積層方向に厚い、請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記第1接着層の前記第1ダイパッドの前記上面上に接する面は、前記第1接着層の前記第2ダイパッドの前記下面上に接する面よりも大きい面積を有する、請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記第2接着層は、前記半導体チップの下面上に接して設けられ、
    前記第2接着層の前記第2ダイパッドの前記上面上に接する面は、前記第2接着層の前記半導体チップの前記下面上に接する面よりも大きい面積を有する、請求項4記載の半導体装置。
  8. 前記第2ダイパッドの下面は、前記第1ダイパッドの上面よりも大きい面積を有する、請求項1記載の半導体装置。
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