JP2017187520A - 光モジュール及び光モジュールの製造方法 - Google Patents

光モジュール及び光モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】平面サイズの小型化をすることができる光モジュール及びその光モジュールの製造方法を提供する。【解決手段】光モジュールは、集積回路素子と、光素子と、光ファイバと、を備える。集積回路素子は、基板の上に実装される。光素子は、集積回路素子の上にバンプによってフリップチップ実装され、光を出射し又は光を受光する。光ファイバは、基板の上に配され、光素子から出射された光を入射し、又は、光素子に向けて光を出射する。【選択図】図1

Description

本発明は、光モジュール及び光モジュールの製造方法に関する。
光モジュールには、信号処理部と、光素子とが基板上に配されたタイプがある。信号処理部は、光素子を駆動させるドライバIC(Integrated Circuit)である。光素子は、外部導波路である光ファイバに対して光を出射し、又は光ファイバからの光を受光するもので、光出射面又は光受光面が基板の側(下側)に向いた状態で実装される。光出射面又は光受光面が下側を向いていることから、光モジュールは、光素子と光ファイバとの間に光路を90度折り曲げるミラーが配されて構成されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2012−98411号公報
上述した光モジュールは、信号処理部と光素子とのそれぞれを基板上に配した平面構成である。このため、光モジュールの平面サイズが大型になるという問題がある。
本発明は、平面サイズの小型化をすることができる光モジュール及びその光モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
基板の上に実装された集積回路素子と、
前記集積回路素子の上にバンプによってフリップチップ実装され、光を出射し又は光を受光する光素子と、
前記基板の上に配され、前記光素子から出射された光を入射し、又は、前記光素子に向けて光を出射する光ファイバと、
を備える光モジュールが提供される。
本発明の他の態様によれば、
基板上にミラー部を有する配線パターンを形成するステップと、
前記基板上に、光ファイバの一端を前記ミラー部に対向させて光ファイバを配するステップと、
前記基板又は前記配線パターン上に集積回路素子を実装するステップと、
前記光ファイバの他端から光を入射させることにより、前記光ファイバの前記一端から光を出射させて、その光を前記ミラー部で反射させ、前記ミラー部で反射した光と光素子の光出射部又は光入射部とが重なるように前記光素子を位置決めした後、前記光素子を前記集積回路素子の上にフリップチップ実装するステップと、
を備える光モジュールの製造方法が提供される。
本発明によれば、平面サイズの小型化をすることができる光モジュール及びその光モジュールの製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る光モジュールを説明するための模式図である。 本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略構成について説明するための平面図である。
<本発明の一実施形態>
(1)光モジュールの構成
本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態で説明する光モジュールは、光通信を行う光ファイバの端縁に配されて用いられるモジュールであって、光素子(具体的には発光素子又は受光素子のいずれか)を備えて構成されたモジュールである。なお、ここでは、光素子が発光素子である場合を例に挙げる。
図1は、本発明の一実施形態に係る光モジュールを説明するための模式図である。図2は、本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略構成について説明するための平面図である。
図1に示すように、光モジュール1は、集積回路素子(Integrated Circuitチップ:以下、「ICチップ」という。)11と、光素子13と、光ファイバ15と、を備える。
ICチップ11は、基板21又は配線パターン22の上に配される。
基板21は、例えば、フレキシブルプリント配線(FPC)基板等であり、ポリイミド又はポリエステル等の絶縁材料により形成される。基板21の上には、例えば、銅等の導電性材料によって配線パターン22が形成される。配線パターン22は、基板21に実装される部品の種類や配置等に応じて、適宜形成される。配線パターン22は、基板21に実装される部品間の電気的な接続を確保する等のために用いられる。このため、ICチップ11に隣接して配される配線パターン22にはワイヤボンディングが施されて、ボンディングワイヤ23によって、配線パターン22とICチップ11との電気的な接続が確保される。
また、配線パターン22には、ミラー部24を有するタイプがある。ミラー部24を有する配線パターン22は、光素子13に対向して配される配線パターンである。ミラー部24は、基板21に対して略45度の角度を有し、光素子13から出射された光の光路を90度折り曲げる。具体的には、ミラー部24は、光素子13(具体的には、後述する光出射部14(図2参照))から出射された光を反射して光ファイバ15に入射させる。
少なくともミラー部24は、光を反射させる材料により形成された反射層24aを備える。また、少なくともミラー部24は、配線パターン22と反射層24aとの間に、配線パターン22と反射層24aとの接合を強めるための中間層24bを備えてもよい。本実施形態では、ミラー部24は、導電性材料(本実施形態では、銅)で形成された配線パターン22の上に、ニッケル薄膜及び金薄膜を積層させることにより形成される。この一例では、反射層24aが金薄膜であり、中間層24bがニッケル薄膜である。なお、反射層24a及び中間層24bは、配線パターン22の表面に積層されることによりミラー部24にも積層される例に限定されることはなく、少なくともミラー部24に積層されていればよい。また、反射層24a及び中間層24bの材料は、金及びニッケルに限定されることはなく、他の材料であってもよい。また、反射層24a及び中間層24bの構成は、反射層24aのみの1層であってもよく(中間層24bはなくてもよく)、反射層24a又は中間層24bが複数ある3層以上の構成であってもよい。
また、基板21は、光ファイバ15を固定するための2つの凸部25を備える。2つの凸部25の間は、光ファイバ15の外径と略同じ距離を隔てて配される。2つの凸部25は、光ファイバ15のガイド溝となり、凸部25の間に光ファイバ15が配される。凸部25は、配線パターン22と同じ材料によって形成され、配線パターン22と同時に形成される。なお、凸部25の長さ(光ファイバ15の長さ方向に沿った方向の距離)は、例えば、少なくとも1mmである(1mm以上ある)ことが好ましい。凸部25の長さが1mm以上ある場合には、光ファイバ15を固定しやすくなる。
ICチップ11は、基板21又は配線パターン22の上に実装される。ICチップ11が配線パターン22の上に配される場合、ICチップ11は、例えば、接地(GND)に接続した配線パターン22の上に固定される。
ICチップ11の上面には、図2に示すように、複数のパッド12が配される。複数のパッド12のうちの2つのパッドは、機械的及び電気的に光素子13と接続される。また、複数のパッド12のうちの他のパッドは、ボンディングワイヤ23によって配線パターン22と電気的に接続される(図1参照)。
ICチップ11は、例えば、外部から入力された信号について所定の信号処理等を行ったのち、光素子13に対して電気信号を送信する。
光素子13は、発光素子であり、その下面側(基板21の側)に光を出射する光出射部14を有している。例えば、光素子13は、半導体レーザ又は発光ダイオード等である。
光素子13は、図1に示すように、ICチップ11のパッド12上に形成されたバンプ26によって、ICチップ11の外側に向けて片持ち状にフリップチップ実装される(以下、「片持ち実装」という。)。具体的には、光素子13は、図2に示すように、ICチップ11上の複数のパッド12のうちの隣接する2つに形成されたバンプ26によって、光素子13を平面視したときの一端部側において支持される。すなわち、光素子13は、ICチップ11からはみ出すように、ICチップ11の上に片持ち実装される。これにより、光素子13の光出射部14は、平面視してICチップ11と重なることがない。バンプ26は、例えば、金、銀、銅、ニッケル又ははんだ等により形成される。
光素子13は、光出射部14とミラー部24とが対向するように配される。光素子13は、ICチップ11から送信された電気信号に基づいて、光出射部14から基板21側(下側)に向けて光を出射する。光素子13は、光出射部14から出射された光がミラー部24によって反射された後、光ファイバ15に入射されるように、ICチップ11の上に片持ち実装される。
光素子13がICチップ11の上に片持ち実装されるため、光素子13の基板21側の面と基板21との間の距離は、ICチップ11の高さ分だけ長くなる。光素子13と基板21との間の距離が長くなったことにより、光素子13の下側に一般的な光ファイバ15を配することが可能になる。ここで、ICチップ11の高さの一例は、150μm程度である。バンプ26の高さの一例は、20μm程度である。一般的な光ファイバのクラッド径の一例は、125μm程度である。
光ファイバ15は、一端をミラー部24に向けて基板21の上に配される。上述したように、光ファイバ15は、2つの凸部25の間に配され、凸部25によって挟み込まれる。上述したように、光素子13と基板21との間の距離が長くなったため、光素子13の下側に光ファイバ15の一端側を配することが可能になる。すなわち、光ファイバ15の一端側は、平面視して光素子13と重なるように配される。
光ファイバ15には、ミラー部24を介して、光素子13の光出射部14から出射された光が入射される。すなわち、光出射部14から出射された光は、ミラー部24によって反射された後、光ファイバ15の一端側から光ファイバ15に入射される。本実施形態では、光出射部14から下方に出射された光は、ミラー部24によって光路が90度折り曲げられて、ミラー部24の側方(横方向)に配される光ファイバ15の一端から光ファイバ15に入射される。
(2)光モジュールの製造方法
次に、光モジュール1の製造方法について説明する。
(工程1)
まず、工程1では、ミラー部24を有する配線パターン22等を、基板21の上に形成する。具体的には、まず、例えばスパッタリング又は蒸着等の公知の方法により、基板21の上に銅薄膜を形成する。その後、銅薄膜をエッチングすることにより、基板21の上に配線パターン22を形成する。また、銅薄膜をエッチングする時には、配線パターン22の形成と同時に、光ファイバ15のガイド溝となる凸部25を形成する。
その後、光出射部14に対向する位置に配されることになる配線パターン22に、ミラー部24を形成する。一例として、水平方向(基板21の平面方向)に対して45度の角度を有する刃を回転させながら、その刃を配線パターン22に当てることにより、配線パターン22に、基板21に対して45度の角度を有する傾斜を形成する。なお、傾斜は、例えばエッチング等により形成してもよい。次に、その傾斜に、一例として、中間層24bとしてのニッケル薄膜と、反射層24aとしての金薄膜とをこの順に積層することにより、ミラー部24を形成する。なお、中間層24b及び反射層24aを形成する材料は、ニッケル及び金に限定されることはない。
(工程2)
工程2では、ICチップ11を、基板21又は配線パターン22の上に実装する。ICチップ11を基板21又は配線パターン22の上に実装した後、ICチップ11の上面に配されるパッド12と配線パターン22とにワイヤボンディングを行い、ICチップ11(パッド12)と配線パターン22とをボンディングワイヤ23によって電気的に接続する。
(工程3)
工程3では、光ファイバ15の一端をミラー部24に対向させて、光ファイバ15を基板21の上に配する。光ファイバ15の一端側を2つの凸部25の間にはめ込むことにより、光ファイバ15を基板21の上に固定する。
(工程4)
工程4では、光素子13を、ICチップ11の上にバンプ26を介してフリップチップ実装する。一例としては、まず、光ファイバ15の他端から光ファイバ15に光を入射させることにより、光ファイバ15の一端から光を出射させる。光ファイバ15の一端から出射された光は、ミラー部24によって反射されて、光路が上方に90度折れ曲がる。次に、例えば、下側と上側とを同時に撮影することができるカメラを有する治具を利用して、ミラー部24によって反射された光と、ミラー部24の上方に配される光素子13とを確認し、その光と光素子13の光出射部14とが重なるように光素子13を位置決めする。光素子13を位置決めした後、光素子13を、ICチップ11の上に片持ち実装する。
(3)本実施形態により得られる効果
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果が得られる。
(a)上述のような光モジュール1は、ICチップ11と、ICチップ11の上にバンプ26によってフリップチップ実装され、光を出射する光素子13と、基板21の上に配され、光素子13から出射された光を入射する光ファイバ15と、を備える。
これにより、光モジュール1は、ICチップ11と光素子13とが積層された2段構成になるため、ICチップと光素子とのそれぞれを基板の上に実装する従来の平面構成に比べて、平面サイズを小型化することができる。
また、光モジュール1は、ICチップ11の上に光素子13がフリップチップ実装されており、ICチップ11と光素子13との電気的接続にあたりボンディングワイヤ及び配線パターンを要することがないため、ボンディングワイヤ及び配線パターンの分だけ、平面サイズを小型化することができる。
また、光モジュール1は、ICチップ11と光素子13とが積層された2段構成になるため、従来の平面構成に比べて、ICチップ11の分だけ光素子13の下面と基板21の上面との間の距離を長くすることができる。これにより、光モジュール1は、光ファイバ15として一般的な光ファイバ(一例として、クラッド径が125μm程度の光ファイバ)を利用することができる。そして、光モジュール1は、光ファイバ15として特殊な光ファイバ(例えば、クラッド径が80μm程度の細径の光ファイバ)を利用する必要がないので、製造コストを低くすることができる。
また、配線パターン22は、エッチングにより形成されるため、70μm以上の厚さとすることが困難である。しかし、光モジュール1は、ICチップ11の上に光素子13を片持ち実装することより、配線パターン22を厚く形成しなくとも、光素子13の下面と基板21の上面との間の距離を長くすることができる。
また、光モジュール1は、バンプ26の高さを高くしなくとも(バンプ26のサイズを大きくしなくとも)、光素子13の下面と基板21の上面との間の距離を長くすることができる。このため、光モジュール1は、バンプ26の高さを高くすることに伴ってパッドが大きくなることを回避することができる。
また、光モジュール1は、従来の光モジュールのように基板と光素子との間にシリコン基板を配する必要がない。このため、光モジュール1は、従来に比べて製造コストを低くすることができると共に、製造工程を少なくすることができる。
(b)また、光モジュール1では、光素子13の光出射部14に対向して配される配線パターン22は、光出射部14から出射された光を反射して光ファイバ15に入射させるミラー部24を有する。
これにより、光モジュール1は、光素子13から出射される光の光路を折り曲げることができるため、各部品の配置の自由度を高めることができる。
(c)また、光モジュール1では、光素子13は、ICチップ11の上に片持ち実装される。
これにより、光モジュール1は、光素子13の下側に空間を形成することができるため、光ファイバ15を光素子13の下側に配することができる。
(d)また、光モジュール1では、光素子13と光ファイバ15とは、平面視して重なって配置される。
これにより、光モジュール1は、光ファイバ15を固定するときのガイド溝となる凸部25をICチップ11側(光素子13の下側)に寄せて形成することができるため、光モジュール1の平面サイズを小型化することができる。
(e)また、上述のような光モジュール1の製造方法は、(1)基板21の上にミラー部24を有する配線パターン22を形成するステップと、(2)基板21の上に、光ファイバ15の一端をミラー部24に対向させて光ファイバ15を配するステップと、(3)基板21又は配線パターン22の上にICチップ11を実装するステップと、(4)光ファイバ15の他端から光を入射させることにより、光ファイバ15の一端から光を出射させて、その光をミラー部24で反射させ、ミラー部24で反射された光と光素子13の光出射部14又は光入射部とが重なるように光素子13を位置決めした後、光素子13をICチップ11の上にフリップチップ実装するステップと、を備えている。
これにより、光モジュール1の製造方法では、ICチップ11の上に光素子13が片持ち実装されるため、従来の平面構成に比べて、平面サイズを小型化した光モジュール1を製造することができる。
また、光モジュール1の製造方法では、ICチップ11の上に光素子13が片持ち実装されるため、ICチップ11の分だけ光素子13の下面と基板21の上面と間の距離を長くし、光素子13と基板21との間に一般的な光ファイバ15を配した光モジュール1を製造することができる。
また、光モジュール1の製造方法では、一般的なファイバ15を利用できるため、配線パターン22と同時に形成される凸部25を製造しやすく(エッチングしやすく)することができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態を具体的に説明した。しかしながら、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
(a)上述した実施形態では、光素子13が発光素子である例について説明した。しかしながら、本発明はこのような態様に限定されない。光素子13は、受光素子であってもよい。この場合、光素子13は、例えば、フォトダイオード等である。光素子13が受光素子である場合、その光素子13が有する光入射部とミラー部24とが対向するように配される。光入射部は、光素子13における光が入射される箇所である。光素子13は、光ファイバ15の一端から横方向に出射された光がミラー部24によって反射されて、光路が上方に折り曲げられた後、光入射部に入射するように配される。光素子13は、ミラー部24を介して入射された光を電気信号に変換して、その電気信号をICチップ11に出力する。
(b)上述した実施形態では、光モジュール1の製造方法は、上述の工程1から4を順に実行する例について説明した。しかしながら、本発明はこのような態様に限定されない。例えば、光モジュール1の製造方法では、工程3と工程4の順番が逆であってもよい。また、光モジュール1の製造方法では、ICチップ11と配線パターン22とに行われるワイヤボンディングは、ICチップ11の上に光素子13が片持ち実装された後に行われてもよい。
<本発明の好ましい態様>
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
[付記1]
基板の上に実装された集積回路素子と、
前記集積回路素子の上にバンプによってフリップチップ実装され、光を出射し又は光を受光する光素子と、
前記基板の上に配され、前記光素子から出射された光を入射し、又は、前記光素子に向けて光を出射する光ファイバと、
を備える光モジュールが提供される。
[付記2]
付記1に記載の光モジュールであって、
前記光素子は、前記集積回路素子の上に片持ち実装される。
[付記3]
付記1又は2に記載の光モジュールであって、
前記基板の上に配され、前記集積回路素子と電気的に接続する配線パターンを備え、
前記光素子の有する光出射部又は光入射部に対向して配される配線パターンは、前記光出射部から出射された光を反射して前記光ファイバに入射させ、又は、光ファイバから出射された光を反射して前記光入射部に入射させるミラー部を有する。
[付記4]
付記3に記載の光モジュールであって、
前記光素子は、前記光出射部又は前記光入射部が前記ミラー部に対向するように、前記集積回路素子の上に片持ち実装され、
前記光ファイバは、前記光出射部から出射された光が前記ミラー部を介して入射され、又は、前記光ファイバの一端から出射された光が前記ミラー部を介して前記光入射部に入射されるように、一端が前記ミラー部に対向するように配される。
[付記5]
付記3又は4に記載の光モジュールであって、
前記光素子は、発光素子であり、前記基板側に配される前記ミラー部に向けて前記光出射部から光を出射し、
前記ミラー部は、前記光素子から出射された光の光路を側方(横方向)に90度折り曲げて、前記ミラー部の側方に配される前記光ファイバの一端から前記光ファイバに光を入射させる。
[付記6]
付記3又は4に記載の光モジュールであって、
前記ミラー部は、前記ミラー部の側方(横方向)に配された前記光ファイバの一端から出射された光の光路を上方に90度折り曲げ、
前記光素子は、受光素子であり、前記ミラー部によって光路が折り曲げられた光が前記光入射部に入射される。
[付記7]
付記3から6のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記ミラー部は、前記配線パターンの上に、光を反射させる反射層と、前記反射層と前記配線パターンとの接合を強めるための中間層と、備える。
[付記8]
付記7に記載の光モジュールであって、
前記反射層は、金によって形成され、前記中間層は、ニッケルによって形成される。
[付記9]
付記1から8のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記光素子と前記光ファイバは、平面視して重なって配置される。
[付記10]
付記1から9のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記バンプは、金、銀、銅、ニッケル又ははんだのいずれかによって形成される。
[付記11]
付記1から10のいずれかに記載の光モジュールであって、
前記基板の上に 光ファイバを挟み込んで固定する、光ファイバのガイド溝となる凸部を備える。
[付記12]
付記11に記載の光モジュールであって、
光ファイバの長さ方向に沿った凸部の長さは、少なくとも1mmである。
[付記13]
基板上に、ミラー部を有する配線パターンを形成するステップと、
前記基板上に、光ファイバの一端を前記ミラー部に対向させて光ファイバを配するステップと、
前記基板又は前記配線パターン上に集積回路素子を実装するステップと、
前記光ファイバの他端から光を入射させることにより、前記光ファイバの前記一端から光を出射させて、その光を前記ミラー部で反射させ、前記ミラー部で反射した光と光素子の光出射部又は光入射部とが重なるように前記光素子を位置決めした後、前記光素子を前記集積回路素子の上にフリップチップ実装するステップと、
を備える光モジュールの製造方法。
[付記14]
付記13に記載の光モジュールの製造方法であって、
前記配線パターンを形成するステップでは、前記配線パターンの形成と同時に、前記光ファイバを前記基板に固定するためのガイド溝となる凸部を形成する。
[付記15]
付記13又は14に記載の光モジュールの製造方法であって、
前記配線パターンを形成するステップでは、前記光素子が有する前記光出射部又は前記光入射部に対向する位置に配される配線パターンに対して、前記ミラー部を形成する。
[付記16]
付記13から15のいずれかに記載の光モジュールの製造方法であって、
前記ミラー部は、
45度の角度を有する刃を回転させながら前記配線パターンに当てることにより、前記基板に対して45度の角度を有する傾斜を前記配線パターンに形成するステップと、
前記傾斜の上に、光を反射させる反射層と、前記反射層と前記配線パターンとの接合を強めるための中間層とを積層させるステップと、
を行うことにより形成される。
1 光モジュール
11 集積回路素子(ICチップ)
12 パッド
13 光素子
14 光出射部
15 光ファイバ
21 基板
22 配線パターン
23 ボンディングワイヤ
24 ミラー部
25 凸部
26 バンプ

Claims (5)

  1. 基板の上に実装された集積回路素子と、
    前記集積回路素子の上にバンプによってフリップチップ実装され、光を出射し又は光を受光する光素子と、
    前記基板の上に配され、前記光素子から出射された光を入射し、又は、前記光素子に向けて光を出射する光ファイバと、
    を備える光モジュール。
  2. 前記基板の上に配され、前記集積回路素子と電気的に接続する配線パターンを備え、
    前記光素子の有する光出射部又は光入射部に対向して配される配線パターンは、前記光出射部から出射された光を反射して前記光ファイバに入射させ、又は、光ファイバから出射された光を反射して前記光入射部に入射させるミラー部を有する
    請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記光素子は、前記集積回路素子の上に片持ち実装される
    請求項1又は2に記載の光モジュール。
  4. 前記光素子と前記光ファイバは、平面視して重なって配置される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 基板上に、ミラー部を有する配線パターンを形成するステップと、
    前記基板上に、光ファイバの一端を前記ミラー部に対向させて光ファイバを配するステップと、
    前記基板又は前記配線パターン上に集積回路素子を実装するステップと、
    前記光ファイバの他端から光を入射させることにより、前記光ファイバの前記一端から光を出射させて、その光を前記ミラー部で反射させ、前記ミラー部で反射した光と光素子の光出射部又は光入射部とが重なるように前記光素子を位置決めした後、前記光素子を前記集積回路素子の上にフリップチップ実装するステップと、
    を備える光モジュールの製造方法。
JP2016073839A 2016-04-01 2016-04-01 光モジュール及び光モジュールの製造方法 Expired - Fee Related JP6699297B2 (ja)

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