JP2017186402A - 粘着シート - Google Patents

粘着シート Download PDF

Info

Publication number
JP2017186402A
JP2017186402A JP2016074325A JP2016074325A JP2017186402A JP 2017186402 A JP2017186402 A JP 2017186402A JP 2016074325 A JP2016074325 A JP 2016074325A JP 2016074325 A JP2016074325 A JP 2016074325A JP 2017186402 A JP2017186402 A JP 2017186402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
pressure
sensitive adhesive
adhesive
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016074325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6663277B2 (ja
JP2017186402A5 (ja
Inventor
次郎 平野
Jiro Hirano
次郎 平野
木村 将
Susumu Kimura
将 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Co Ltd
Gen Co Ltd
Original Assignee
General Co Ltd
Gen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Co Ltd, Gen Co Ltd filed Critical General Co Ltd
Priority to JP2016074325A priority Critical patent/JP6663277B2/ja
Publication of JP2017186402A publication Critical patent/JP2017186402A/ja
Publication of JP2017186402A5 publication Critical patent/JP2017186402A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6663277B2 publication Critical patent/JP6663277B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】シート体がカット中に横ずれしたり剥離したりしないように確実に保持できる上、繰り返し使用しても良好な粘着力を維持して上記横ずれや剥離が生じるのを抑制でき、使用初期の段階から現状より多数回に亘ってシート体を確実に保持して正確にカットできる粘着シートを提供する。【解決手段】カッティングプロッタを用いてカットするシート体に粘着して当該シート体を前記片面側に保持するための粘着層のうち表層粘着層を、傾斜角:30°、単位面積あたりの固形分量:10g/m2での傾斜式ボールタックのボールナンバーが1以下で、かつ接触面積:幅10mm×長さ10mm、おもりの質量:1000±5g、単位面積あたりの固形分量:10g/m2での保持力が1000〜300000秒である粘着剤によって形成し、前記粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νを0.1〜8N/25mmとした。【選択図】図1

Description

本発明は、カッティングプロッタを用いてカットするシート体を保持するための粘着シートに関するものである。
例えばコンピュータで作製したりスキャナで読み込んだりしたデータに基づいて紙や布、あるいはプラスチックシート等のシート体と、カッターの刃先とを相対的に平面移動させながら、上記シート体を上記刃先によって所定の平面形状にカットするカッティングプロッタ(特許文献1等)が、例えばインクジェットプリンタ等と同程度の大きさの卓上サイズとすることで、業務用途だけでなく広く一般消費者向けにも徐々に普及しつつある。
上記カッティングプロッタにおいては、特に枚葉状のシート体を平面状に保持しながらデータに基づいて平面移動させてカットするために、基材シートと、当該基材シートの片面側に設けられた、上記シート体に粘着して当該シート体を上記片面側に保持するための粘着層とを備えた粘着シートを用いるのが一般的である。
特開平11−99499号公報
ところが、従来の粘着シートは粘着層の粘着によるシート体の保持が不十分で、使用初期の段階で既に、保持したシート体が例えばカッターの刃先の移動に伴って上記移動方向にずれる横ずれを生じたり、例えば15°以下程度の鋭角に折れ曲がる線をカットした際に、当該線間のシート体が粘着シートから剥離したりしやすいという問題がある。
また使用初期の段階では上記の問題を生じなくても、シート体を貼り付けてカットしたのち引きはがす操作を繰り返した際に、ごく少数回の繰り返しで粘着層の粘着力が大きく低下して、上記横ずれや剥離を生じやすいといった問題もある。
そのため従来の粘着シートでは、シート体を確実に保持して正確にカットできないおそれがある。
本発明の目的は、シート体がカット中に横ずれしたり剥離したりしないように確実に保持できる上、繰り返し使用しても良好な粘着力を維持して上記横ずれや剥離が生じるのを抑制できるため、使用初期の段階から現状より多数回に亘ってシート体を確実に保持して正確にカットできる粘着シートを提供することにある。
本発明は、基材シートと、当該基材シートの片面側に設けられた、カッティングプロッタを用いてカットするシート体に粘着して当該シート体を前記片面側に保持するための、少なくとも表層粘着層を含む粘着層とを備え、前記表層粘着層は、傾斜角:30°、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの傾斜式ボールタックのボールナンバーが1以下で、かつ接触面積:幅10mm×長さ10mm、おもりの質量:1000±5g、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの保持力が1000秒以上、300000秒以下である粘着剤からなり、前記粘着層は、全体での180°引きはがし粘着力νが0.1N/25mm以上、8N/25mm以下である粘着シートである。
本発明によれば、シート体がカット中に横ずれしたり剥離したりしないように確実に保持できる上、繰り返し使用しても良好な粘着力を維持して上記横ずれや剥離が生じるのを抑制できるため、使用初期の段階から現状より多数回に亘ってシート体を確実に保持して正確にカットできる粘着シートを提供できる。
本発明の実施例、比較例において、シート体の剥離を評価するためにカットしたパターンの平面形状を示す平面図である。
本発明は、上記のように基材シートと、当該基材シートの片面側に設けられた、カッティングプロッタを用いてカットするシート体に粘着して当該シート体を前記片面側に保持するための、少なくとも表層粘着層を含む粘着層とを備え、前記表層粘着層は、傾斜角:30°、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの傾斜式ボールタックのボールナンバーが1以下で、かつ接触面積:幅10mm×長さ10mm、おもりの質量:1000±5g、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの保持力が1000秒以上、300000秒以下である粘着剤からなり、前記粘着層は、全体での180°引きはがし粘着力νが0.1N/25mm以上、8N/25mm以下である粘着シートである。
発明者の検討によると、傾斜式ボールタックのボールナンバーが2以上である粘着剤からなる表層粘着層は軟らかいため、使用初期の段階で既に横ずれや剥離を生じやすい。また、かかる表層粘着層はタック(べたつき)が強いため、初期の段階では上記の問題を生じなくても、特に布や紙等のシート体をカットする際に発生する繊維や紙粉等が付着しやすく、かかる付着によってごく少数回の繰り返しで粘着力が大きく低下して上記横ずれや剥離を生じるおそれもある。
また、保持力が1000秒未満である粘着剤からなる表層粘着層は凝集力が小さすぎるため、使用初期の段階から特に横ずれを生じやすい。
一方、保持力が300000秒を超える粘着剤からなる表層粘着層は凝集力が大きすぎて粘着力が不十分であるため、使用初期の段階から横ずれや剥離を生じやすい。
また、上記粘着剤からなる表層粘着層を含む、粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νが0.1N/25mm未満では当該粘着力が不十分で、使用初期の段階から横ずれや剥離を生じやすい。
さらに粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νが8N/25mmを超える場合には粘着力が強すぎて、特に布や紙等のシート体が、カット後に引きはがす際に破れたりしやすい。また破れた際に生じた繊維や紙粉等が付着しやすく、かかる付着によってごく少数回の繰り返しで粘着力が大きく低下して、上記横ずれや剥離を生じるおそれもある。
これに対し、傾斜式ボールタックのボールナンバー、および保持力が上記の範囲である粘着剤からなる表層粘着層を少なくとも備えるとともに、全体での180°引きはがし粘着力νが上記の範囲である粘着層は、使用初期の段階から良好な粘着力を発現して、シート体がカット中に横ずれしたり剥離したりしないように確実に保持できる。
また上記粘着層はべたつきが大きすぎない上、引き剥がす際にシート体が破れたりしにくいため繊維や紙粉等の付着を生じにくく、現状より多数回に亘って繰り返し使用しても良好な粘着力を維持して、上記横ずれや剥離が生じるのを抑制できる。
したがって上記本発明の粘着シートによれば、使用初期の段階から多数回に亘ってシート体を確実に保持して常に正確にカットすることが可能となる。
なお、かかる効果をより一層向上することを考慮すると、表層粘着層を形成する粘着剤の、傾斜式ボールタックのボールナンバーは上記の範囲でも1未満、すなわちボールナンバー1のボールであっても、傾斜式ボールタック試験を実施した際に測定部内で停止しないことが好ましい。
また表層粘着層を形成する粘着剤の保持力は、シート体の横ずれ等をより一層良好に抑制することを考慮すると、上記の範囲でも1500秒以上、特に2000秒以上であるのが好ましい。
また保持力は、上記の範囲でも大きいほど好ましいものの、一般に保持力を大きくするほど相対的に粘着力が低下する傾向がある。特に保持力が20000秒を超える粘着剤は粘着力が不足しがちである。
そして、特に基材シートの片面に直接に、上記粘着剤からなる表層粘着層のみの単層の粘着層を設けた場合には、例えばカット後のシートを粘着シートから剥離する操作を繰り返した際に、比較的少数回の繰り返しで、当該粘着層自体が基材シートから剥離してしまうといった新たな問題を生じるおそれがある。
そのため基材シートの片面に直接に、表層粘着層のみからなる単層の粘着層を設ける場合には、当該表層粘着層を形成する粘着剤の保持力は、上記の範囲でも20000秒以下、特に15000秒以下であるのが好ましい。
ただし粘着層は、表層粘着層と基材シートとの間に下地粘着層を備えた2層の積層構造としてもよく、かかる積層構造の粘着層の場合は、基材シートに対する粘着力を下地粘着層によって確保できるため、表層粘着層を形成する粘着剤の保持力は、シート体の横ずれ等をより一層良好に抑制することを考慮して20000秒を超える範囲に設定してもよい。
ただし表層粘着層の保持力があまりに大きすぎる場合にはシート体に対する粘着力が不十分になって、当該シート体が横ずれしたり剥離したりしやすくなるため、積層構造の粘着層のうち表層粘着層を形成する粘着剤の保持力は、前述したように300000秒以下としなければならない。
また粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νは、前述した範囲で、例えば粘着させるシート体の種類等に応じた好適な範囲に設定できる。
すなわち従来の粘着シートでは、例えば紙は弱粘着、プラスチックシートは中粘着、布は強粘着といったように粘着力の異なるものが種類を分けて供給される場合があり、本発明の粘着シートにおいても、かかる種類分けに対応させて単層または積層構造の粘着層の、全体での180°引きはがし粘着力νを違えたものを複数種提供してもよい。
具体的には、例えば粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νが0.1N/25mm以上、3N/25mm以下であるものを弱粘着、3N/25mmを超え、かつ5N/25mm以下であるものを中粘着、5N/25mmを超え、かつ8N/25mm以下であるものを強粘着の粘着シートとして供給することなどが考えられる。
なお粘着剤の傾斜式ボールタックのボールナンバーを、本発明では、日本工業規格JIS Z0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」のうち「14 傾斜式ボールタック」に所載の試験方法に準拠して、測定対象としての粘着剤をPETフィルムの片面に単位面積あたりの固形分量が10g/mとなるように塗布したものをテープ状の試験片として用いて、温度23±1℃、相対湿度50±5%の環境下、前述したように傾斜角:30°でボールを転がした際に、測定部内に停止した最大のボールナンバーでもって表すこととする。
また粘着剤の保持力は、上記JIS Z0237:2009のうち「13 保持力」に所載の試験方法に準拠して、測定対象としての粘着剤をPETフィルムの片面に単位面積あたりの固形分量が10g/mとなるように塗布したものをテープ状の試験片として用いて、試験板としてのSUS304鋼板の表面に、質量2kgの圧着ローラを2往復させて圧着させた状態で、温度23±1℃、相対湿度50±5%の環境下、圧着させて30分間静置した後に、前述したように接触面積:幅10mm×長さ10mm、おもりの質量:1000±5gで測定した、おもりを取り付けてから試験片が試験板から完全に剥がれ落ちるまでの経過時間(秒)でもって表すこととする。
さらに粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νは、上記JIS Z0237:2009のうち「10 粘着力」に所載の試験方法に準拠して、厚み25μmのPETフィルムの片面に粘着シートの粘着層を再現したものをテープ状の試験片として用いて測定した値でもって表すこととする。
例えば表層粘着層のみからなる単層の粘着層の場合は、上記PETフィルムの片面に、上記表層粘着層を形成するのと同じ粘着剤を、表層粘着層と同じ厚みで塗布して単層の粘着層を再現したものを上記試験片として用いる。
また下地粘着層と表層粘着層の2層の積層構造からなる粘着層の場合は、上記PETフィルムの片面に、まず下地粘着層を形成するのと同じ粘着剤を下地粘着層と同じ厚みで塗布し、次いでその上に、表層粘着層を形成するのと同じ粘着剤を表層粘着層と同じ厚みで塗布して積層構造を有する粘着層を再現したものを上記試験片として用いる。
そして上記試験片を、試験板としてのSUS304鋼板の表面に、質量2kgの圧着ローラを2往復させて圧着させた状態で、温度23±1℃、相対湿度50±5%の環境下、圧着させて30分間静置した後に測定した値でもって粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νとする。
表層粘着層を形成する粘着剤としては、例えばゴム系、アクリル系、ビニル系、シリコーン系等の種々の樹脂系からなる粘着剤が使用可能である。
特に架橋型のアクリル系粘着剤が好ましい。
架橋型アクリル系粘着剤のボールナンバー、および保持力を調整するには架橋剤、促進剤の種類と量を変更すればよい。具体的には、例えば架橋剤や促進剤の量を多くして未架橋で残る粘着成分(アクリル系樹脂のモノマーやオリゴマー等)の量を少なくし、それによって表層粘着層を硬くするほど、そのボールナンバーを小さく、保持力を大きくできる。
ただし架橋剤や促進剤の具体的な量については特に限定されず、架橋型アクリル系粘着剤のもとになるモノマーやオリゴマー等の種類や組み合わせ、あるいは量比等に応じて、もしくは使用する架橋剤、促進剤の種類や組み合わせ等に応じて任意に設定できる。
また、表層粘着層のみからなる単層の粘着層の180°引きはがし粘着力νを調整するには、当該表層粘着層を形成する粘着剤自体の180°引きはがし粘着力νを調整したり、上記表層粘着層の厚みを調整したりすればよい。
このうち粘着剤自体の180°引きはがし粘着力νを調整するには、例えば架橋型アクリル系粘着剤の場合は、上記と同様に架橋剤、促進剤の種類と量を変更すればよい。具体的には、例えば架橋剤や促進剤の量を少なくして未架橋で残る粘着成分(アクリル系樹脂のモノマーやオリゴマー等)の量を多くするほど、粘着剤自体の180°引きはがし粘着力ν、ひいては粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νを大きくできる。
また、単層の粘着層を構成する表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して5g/m以上、15g/m以下であるのが好ましく、例えば同じ粘着剤からなる表層粘着層では上記の範囲で厚みを大きくするほど当該表層粘着層の、ひいては粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νを大きくできる。
なお粘着剤自体の180°引きはがし粘着力νを、本発明では、前述したJIS Z0237:2009のうち「10 粘着力」に所載の試験方法に準拠して、測定対象としての粘着剤をPETフィルムの片面に単位面積あたりの固形分量が10g/mとなるように塗布したものをテープ状の試験片として用いたこと以外は粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νの測定と同条件で測定した値でもって表すこととする。
基材シートとしては、例えばボール紙等の厚紙や、あるいはPETシート等のプラスチックシート等が挙げられる。
基材シートの厚みは、当該基材シートの形成材料や、粘着シートに求められる強度等に応じて任意に設定できる。
基材シートと表層粘着層との間に設けてもよい下地粘着層は、その上に粘着剤を塗布して表層粘着層を形成する際に、当該粘着剤の濡れ性等を向上して厚みの均一な表層粘着層を形成すること等を考慮すると、上記表層粘着層を形成する粘着剤に対して親和性の良い粘着剤、中でも同系の粘着剤によって形成するのが好ましい。
例えば、前述したように表層粘着層を架橋型アクリル系粘着剤によって形成する場合は、下地粘着層もアクリル系粘着剤によって形成するのが好ましい。
また下地粘着層を形成する粘着剤としては、前述した表層粘着層を形成する粘着剤自体の180°引きはがし粘着力νと同条件で測定した180°引きはがし粘着力νが、上記粘着力νに対してν>νの関係にある粘着剤を選択して用いるのが好ましい。
これにより、たとえ表層粘着層を形成する粘着剤の保持力を20000秒を超える範囲に設定しても、前述したように基材シートに対する粘着層の良好な粘着力を確保できる。そのため、カット後のシートを粘着シートから剥離する操作を繰り返した際に、比較的少数回の繰り返しで粘着層自体が基材シートから剥離するのをより一層良好に抑制できる。
下地粘着層を形成する粘着剤自体の180°引きはがし粘着力ν、および当該下地粘着層の厚みは、積層構造の粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νに影響を及ぼす。特に下地粘着層と表層粘着層を同系の粘着剤によって形成し、なおかつ両粘着層を形成する粘着層自体の180°引きはがし粘着力ν、νを上記ν>νの関係とすると、積層構造の粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νを、表層粘着層のみからなる単層の粘着層に比べて大きくできる。
例えば架橋型アクリル系粘着剤の場合を例にとって説明すると、それ自体の180°引きはがし粘着力が大きい粘着剤ほど、前述したように架橋剤、促進剤の添加量が少ないため、未架橋で残る粘着成分(アクリル系樹脂のモノマーやオリゴマー等)の量が多くなる。
そのため表層粘着層の下に、当該表層粘着層を形成する粘着剤よりそれ自体の180°引きはがし粘着力νの大きい、つまり未架橋で残る粘着成分の量の多い下地粘着層を設けると、上記粘着成分が下地粘着層から表層粘着層に徐々に染み出して、当該表層粘着層を形成する粘着剤自体の粘着力ν、ひいては積層構造の粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νを大きくできる。
また下地粘着層の厚みを大きくするほど、表層粘着層に染み出す上記粘着成分の量を多くできるため、当該表層粘着層を形成する粘着剤自体の粘着力ν、ひいては積層構造の粘着層の全体での180°引きはがし粘着力νを大きくできる。
したがって、例えば前述したように粘着させるシート体の種類等に応じて粘着層の全体での粘着力νを違える場合には、表層粘着層を形成する粘着剤自体の180°引きはがし粘着力νや当該表層粘着層の厚みを違えることに加えて、下地粘着層を形成する粘着剤自体の180°引きはがし粘着力νや当該下地粘着層の厚みを違えたり、粘着層を単層にするか積層構造にするかを選択したりすることも可能となり、選択の自由度を向上できる。
また、上記のように粘着成分を下地粘着層から表層粘着層へ徐々に染み出させることによって、上記表層粘着層、ひいては積層構造の粘着層に、常に良好な粘着力を発現させ続けることもできる。そのため粘着シートを繰り返し使用した際に、下地粘着層を設けない場合に比べてさらに多数回に亘って良好な粘着力を維持し続けることも可能となる。
また上記下地粘着層を形成する粘着剤としては、前述したJIS Z0237:2009のうち「13 保持力」に所載の試験方法に則って、表層粘着層と同条件で測定される保持力が1000秒以上である粘着剤を選択して使用するのが好ましい。
保持力が上記の範囲にある粘着剤を用いて下地粘着層を形成することにより、当該下地粘着層の凝集力を高めて、使用初期の段階からシート体の横ずれが生じるのを抑制できる。
下地粘着層の厚みは特に限定されないが、単位面積あたりの固形分量で表して5g/m以上、15g/m以下であるのが好ましい。また上記下地粘着層と組み合わせて積層構造の粘着層を構成する表層粘着層の厚みも特に限定されないが、単位面積あたりの固形分量で表して5g/m以上、15g/m以下であるのが好ましい。
上記積層構造の粘着層を構成する下地粘着層や、あるいは単層の粘着層を構成する表層粘着層は、それぞれ基材シートの片面に、また積層構造の粘着層を構成する表層粘着層は、上記下地粘着層の上に、いずれも直接に粘着剤を塗布することで形成できる。
あるいはまた、例えば離型性を有する支持フィルムの片面に粘着剤を塗布して形成したそれぞれの粘着層を個別に、上記基材シートの片面や下地粘着層の上に転写して各粘着層を形成してもよい。また積層構造の粘着層の場合は、支持フィルムの片面に表層粘着層、下地粘着層の順に積層したものを一度に、基材シートの片面に転写してもよい。
〈実施例1−1〉
基材シートの片面に、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が20434秒、180°引きはがし粘着力νが0.14N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を塗布して表層粘着層を形成して、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは0.14N/25mmであった。
〈実施例1−2〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が1523秒、180°引きはがし粘着力νが0.40N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは0.40N/25mmであった。
〈実施例1−3〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が2018秒、180°引きはがし粘着力νが5.50N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは5.50N/25mmであった。
〈実施例1−4〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1、保持力が5218秒、180°引きはがし粘着力νが2.53N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは2.53N/25mmであった。
〈実施例1−5〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が14028秒、180°引きはがし粘着力νが2.60N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは2.60N/25mmであった。
〈比較例1−1〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが3、保持力が438秒、180°引きはがし粘着力νが2.42N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは2.42N/25mmであった。
〈比較例1−2〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が523054秒、180°引きはがし粘着力νが0.34N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは0.34N/25mmであった。
〈比較例1−3〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが4、保持力が3176秒、180°引きはがし粘着力νが0.35N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例1−1と同様にして、上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記表層粘着層のみからなる単層の粘着層の全体の180°引きはがし粘着力νは0.35N/25mmであった。
〈実施例2−1〉
基材シートの片面に、まず保持力が389346秒、180°引きはがし粘着力νが8.00N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を塗布して下地粘着層を形成した。下地粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
次いで上記下地粘着層上に、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が20434秒、180°引きはがし粘着力νが0.14N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を塗布して表層粘着層を形成して、上記下地粘着層と表層粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは2.00N/25mmであった。
〈実施例2−2〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が1523秒、180°引きはがし粘着力νが0.40N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは2.11N/25mmであった。
〈実施例2−3〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が2018秒、180°引きはがし粘着力νが5.50N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは6.82N/25mmであった。
〈実施例2−4〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が14028秒、180°引きはがし粘着力νが2.60N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは5.73N/25mmであった。
〈実施例2−5〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が252421秒、180°引きはがし粘着力νが0.50N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは2.40N/25mmであった。
〈比較例2−1〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが3、保持力が438秒、180°引きはがし粘着力νが2.42N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは3.26N/25mmであった。
〈比較例2−2〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1未満、保持力が523054秒、180°引きはがし粘着力νが0.34N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは2.08N/25mmであった。
〈比較例2−3〉
表層粘着層用の粘着剤として、傾斜式ボールタックのボールナンバーが4、保持力が3176秒、180°引きはがし粘着力νが0.35N/25mmである架橋型アクリル系粘着剤を用いたこと以外は実施例2−1と同様にして、上記表層粘着層と下地粘着層の2層の積層構造を有する粘着層を備えた粘着シートを製造した。表層粘着層の厚みは、単位面積あたりの固形分量で表して10g/mとした。
上記両層からなる積層構造の粘着層の、全体の180°引きはがし粘着力νは2.09N/25mmであった。
〈実機試験〉
(横ずれ)
上記各実施例、比較例で製造した粘着シートの表層粘着層上に、シート体としてのプラスチックフィルムを貼り付けた状態で、カッティングプロッタ〔ブラザー工業(株)製のスキャンカットCM650W〕にセットして、上記シート体のほぼ全長に亘る直線をカットした。
そしてシート体がカッティングプロッタのカッターの刃先の移動に伴って上記移動方向にどれだけずれたかを計測して、下記の基準で横ずれの有無を評価した。
◎:ずれ量は0.5mm未満であった。極めて良好。
○:ずれ量は0.5mm以上、1mm未満であった。良好。
△:ずれ量は1mm以上、2mm未満であった。通常レベル。
×:ずれ量は2mm以上であった。不良。
(剥離)
上記各実施例、比較例で製造した粘着シートの表層粘着層上に、シート体としてのプラスチックフィルムを貼り付けた状態で、横ずれの評価で使用したのと同じカッティングプロッタにセットして、かかるカッティングプロッタのメモリに内蔵された、図1に示すフォントの文字“M”(縦30mm×横30mm)をカットしたのちシート体を粘着シートから引きはがす操作を10回繰り返した。
そして上記文字“M”の、図1中に示した15°の鋭角に折れ曲がる線間のシート体Sが、引きはがし前に粘着シートから剥離するまでに要した繰り返し回数を記録して、下記の基準で剥離の有無を評価した。
○:10回の繰り返しでは剥離しなかった。良好。
△:3回以上、9回以下の繰り返しで剥離したが、通常レベル。
×:2回以下の繰り返しで剥離した。不良。
(粘着層の耐久性)
上記各実施例、比較例で製造した粘着シートの表層粘着層上に、シート体としてのプラスチックフィルムを貼り付けた状態で、横ずれの評価で使用したのと同じカッティングプロッタにセットして、かかるカッティングプロッタのメモリに内蔵された、剥離の評価で使用したのと同じフォントの文字“B”“C”“K”(いずれも縦30mm×横25mm)をカットしたのちシート体を粘着シートから引き剥がす操作を100回繰り返した。
このうち文字“B”は中抜き、“C”は曲線、“K”は“M”より緩い40°の鋭角と直線のカット状態を確認するために選択した。
そしてそれぞれの文字に、上述した横ずれや剥離、あるいはカッターの刃先がシート体の裏まで十分に通っていないなどの不具合を生じるまでに要した繰り返し回数を記録して、下記の基準で粘着層の耐久性を評価した。
◎:100回の繰り返しでは不具合を生じなかった。極めて良好。
○:50回以上、99回以下の繰り返しで不具合を生じたが、良好。
△:5回以上、49回以下の繰り返しで不具合を生じたが、通常レベル。
×:4回以下の繰り返しで不具合を生じた。不良。
以上の結果を表1〜表4に示す。
Figure 2017186402
Figure 2017186402
Figure 2017186402
Figure 2017186402
表1〜表4の各実施例、比較例の結果より、傾斜式ボールタックのボールナンバーが1以下で、かつ保持力が1000〜300000秒である粘着剤からなる表層粘着層を少なくとも含み、全体での180°引きはがし粘着力νが0.1〜8N/25mmである粘着層を設けることにより、カット中に横ずれしたり剥離したりしないようにシート体を確実に保持できる上、多数回に亘って繰り返しカットに使用しても良好な粘着力を維持して、上記横ずれや剥離が生じるのを抑制できることが判った。
また各実施例の結果より、シート体の横ずれをさらに良好に抑制することを考慮すると、表層粘着層を形成する粘着剤の保持力を、上記の範囲でも1500秒以上、特に2000秒以上とするのが好ましいこと、傾斜式ボールタックのボールナンバーを、上記の範囲でも1未満とするのが好ましいことが判った。
また実施例1−1〜1−5の結果より、上記粘着層を、表層粘着層のみからなる単層とした場合は、多数回に亘って繰り返しカットに使用した際に粘着層自体が剥離するのを防止するために、表層粘着層を形成する粘着層の保持力を、上記の範囲でも20000秒以下、特に15000秒以下とするのが好ましいことが判った。
一方、実施例2−1〜2−5の結果より、上記粘着層を、下地粘着層と表層粘着層の積層構造とした場合は、基材シートに対する粘着層の粘着力を下地粘着層によって確保できるため、シート体の横ずれ等をより一層良好に抑制することを考慮して、表層粘着層を形成する粘着剤の保持力を、上記の範囲でも20000秒を超える範囲に設定できることが判った。
S シート体

Claims (3)

  1. 基材シートと、当該基材シートの片面側に設けられた、カッティングプロッタを用いてカットするシート体に粘着して当該シート体を前記片面側に保持するための、少なくとも表層粘着層を含む粘着層とを備え、前記表層粘着層は、傾斜角:30°、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの傾斜式ボールタックのボールナンバーが1以下で、かつ接触面積:幅10mm×長さ10mm、おもりの質量:1000±5g、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの保持力が1000秒以上、300000秒以下である粘着剤からなり、前記粘着層は、全体での180°引きはがし粘着力νが0.1N/25mm以上、8N/25mm以下である粘着シート。
  2. 前記粘着層は、前記表層粘着層と基材シートとの間に下地粘着層を備え、前記下地粘着層は、単位面積あたりの固形分:10g/mでの180°引きはがし粘着力νが、前記表層粘着層を形成する粘着剤の、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの180°引きはがし粘着力νに対してν>νの関係にある粘着剤からなる請求項1に記載の粘着シート。
  3. 前記下地粘着層は、接触面積:幅10mm×長さ10mm、単位面積あたりの固形分量:10g/mでの保持力が1000秒以上である粘着剤からなる請求項2に記載の粘着シート。
JP2016074325A 2016-04-01 2016-04-01 粘着シート Active JP6663277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016074325A JP6663277B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 粘着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016074325A JP6663277B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 粘着シート

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017186402A true JP2017186402A (ja) 2017-10-12
JP2017186402A5 JP2017186402A5 (ja) 2019-04-25
JP6663277B2 JP6663277B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=60043897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016074325A Active JP6663277B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 粘着シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6663277B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0680735A (ja) * 1992-07-13 1994-03-22 Nippon Shokubai Co Ltd 高分子量アクリル系重合体およびその用途と製造方法
JP2008207278A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Graphtec Corp カッティング装置およびカッティング装置の被切断媒体支持シート
JP2011026425A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Lintec Corp 粘着シート

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0680735A (ja) * 1992-07-13 1994-03-22 Nippon Shokubai Co Ltd 高分子量アクリル系重合体およびその用途と製造方法
JP2008207278A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Graphtec Corp カッティング装置およびカッティング装置の被切断媒体支持シート
JP2011026425A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Lintec Corp 粘着シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP6663277B2 (ja) 2020-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4692275B2 (ja) 印字用カセット
JP5153073B2 (ja) 剥離シートおよび粘着体
JP5748735B2 (ja) 粘着シート
JPH06510554A (ja) 型押した感圧接着剤転写テープ
JP5584374B1 (ja) 凹凸模様転写材料
US20080284156A1 (en) Label Having Means of Preventing Deformation in a Substrate
JP5149096B2 (ja) 擬似接着ラベル
JP2004117790A (ja) 表示ディスプレイ用保護フィルム
JP2017186402A (ja) 粘着シート
CN101480364A (zh) 使用粘合剂贴片的方法
JP2010046953A (ja) 擬似接着ラベルおよびその製造方法
JP2020033529A (ja) 印刷物の製造方法
JP2023088639A (ja) 粘着シート
JP5259302B2 (ja) 擬似接着ラベルの製造方法
JP5570291B2 (ja) ラベル
JP2001214137A (ja) 粘着シート及び該シートの製造方法
JP3123366U (ja) 転写テープ
JP2007314710A (ja) 搬送性が優れた粘着シート積層体
JP2003103682A (ja) 積層シート
JP6765285B2 (ja) 積層ラベル
JP2009035600A (ja) 粘着シート
JP2016014077A (ja) 印刷媒体及び印刷媒体の製造方法
JP7461690B1 (ja) 粘着シート
JP2023144852A (ja) 擬似接着シート
JP5467352B2 (ja) 感熱ラベル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190318

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6663277

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250