JP2017186141A - 記録装置 - Google Patents

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JP2017186141A JP2016077427A JP2016077427A JP2017186141A JP 2017186141 A JP2017186141 A JP 2017186141A JP 2016077427 A JP2016077427 A JP 2016077427A JP 2016077427 A JP2016077427 A JP 2016077427A JP 2017186141 A JP2017186141 A JP 2017186141A
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Takashi Moriyama
隆司 森山
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Abstract

【課題】より適切な給送動作を実現できる記録装置を提供する。【解決手段】記録装置は、媒体を給送する給送ローラーと、媒体を載置するとともに載置した媒体を押し上げて前記給送ローラーに当接させる給送状態と媒体を前記給送ローラーから離間させる待機状態とを切り換え可能な媒体載置部と、前記媒体載置部に載置された媒体の先端位置を規制する先端規制面と、を備え、前記先端規制面の少なくとも一部が、前記媒体載置部による媒体の押し上げ方向に沿ってスライド可能に構成されていることを特徴とする。また、前記先端規制面は、前記媒体載置部による媒体の押し上げ動作に連動して前記押し上げ方向にスライドすることを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
記録装置の一例であるインクジェットプリンターには、媒体の一例としての記録用紙を載置する用紙載置部と、当該用紙載置部から記録用紙を送り出す給送ローラーと、を備えたものがある。特許文献1記載の給送装置では、前記用紙載置部は「ホッパ203」に相当し、前記給送ローラーは「ピックアップローラ25」に相当する。
用紙載置部に支持された用紙は、先端がガイド部材に当接し、位置決めされている。
用紙載置部は回動軸を中心に回動可能に設けられており、回動することにより、支持した用紙のうち最上位の用紙をピックアップローラに当接させる。
この用紙載置部の上昇過程において、用紙載置部に支持された用紙は、その先端がガイド部材に摺接しながら押し上げられる。この用紙載置部による用紙の押し上げ動作は、リフトアップ動作とも呼ばれる。その反対の動作は、リフトダウン動作とも呼ばれる。
特開2004−269124号公報
用紙には普通紙などの薄手のもののほか、専用紙などの厚手のものがある。厚手の用紙、特にコート紙などは密度が高く、普通紙などの薄手の用紙に比べて、積載高さが同じであっても総重量は増加する。
この様な厚手の用紙を用紙載置部が押し上げる際、押し上げ力が不足し易く、特に用紙先端が摺接する摺接面(特許文献1において当接面50a)と、用紙先端との間の摩擦力が、用紙重量の増加も相俟って用紙載置部による用紙のリフトアップ動作を阻害することとなる。その結果、用紙のリフトアップが行えずノンフィードになる虞や、用紙のリフトアップを行っても用紙と給送ローラーとの間の摩擦力が不足し、やはりノンフィードになる虞がある。
他方、その様な問題を回避する為に用紙載置部を付勢するばねのばね力を増加させると、逆にリフトアップ状態での用紙間の摩擦力が増加してダブルフィードを招く虞がある。
加えて、用紙載置部がリフトダウンする際に、用紙先端が摺接面に引っ掛かった状態となり、即ち用紙載置部のみがリフトダウンして、用紙束が適切に下降しない不具合が生じる場合もあり、その様な不具合に対する対策も望まれていた。
そこで本発明はこの様な問題に鑑み成されたものであり、その目的は、より適切な給送動作を実現できる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体を給送する給送ローラーと、媒体を載置するとともに載置した媒体を押し上げて前記給送ローラーに当接させる給送状態と媒体を前記給送ローラーから離間させる待機状態とを切り換え可能な媒体載置部と、前記媒体載置部に載置された媒体の先端位置を規制する先端規制面と、を備え、前記先端規制面の少なくとも一部が、前記媒体載置部による媒体の押し上げ方向に沿ってスライド可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、媒体載置部に載置された媒体の先端位置を規制する先端規制面の少なくとも一部が、前記媒体載置部による媒体の押し上げ方向に沿ってスライド可能に構成されているので、媒体先端が動く方向に前記先端規制面の少なくとも一部が動くことで、媒体先端と前記先端規制面との間の摩擦力を減らすことができ、より適切な給送動作を実現できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記先端規制面は、前記媒体載置部による媒体の押し上げ動作に連動して前記押し上げ方向にスライドすることを特徴とする。
本態様によれば、前記先端規制面は、前記媒体載置部による媒体の押し上げ動作に連動して前記押し上げ方向にスライドするので、前記媒体載置部に載置された媒体先端と前記先端規制面との間の摩擦力を良好に減らすことができる。その結果、前記媒体載置部を前記待機状態から前記給送状態へ確実に切り換えることができ、媒体の種類に拘わらず適切に媒体給送動作を行うことができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記先端規制面のスライド速度と、前記媒体載置部による媒体の押し上げ速度とが等しいことを特徴とする。
本態様によれば、前記先端規制面のスライド速度と、前記媒体載置部による媒体の押し上げ速度とが等しいので、前記媒体載置部に載置された媒体先端と前記先端規制面との間の摩擦力をほぼ無くすことができ、より適切に媒体給送動作を行うことができる。
尚、「前記先端規制面のスライド速度と、前記媒体載置部による媒体の押し上げ速度とが等しい」とは、前記先端規制面のスライド速度と、前記媒体載置部による媒体の押し上げ速度とが完全に一致する場合に限られず、或る程度の誤差をも含む意味である。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記先端規制面のスライド速度が調整可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記先端規制面のスライド速度が調整可能に構成されているので、媒体のノンフィードやダブルフィードの状況に応じて前記スライド速度を調整することで、前記ノンフィードやダブルフィードの解消が期待できる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記先端規制面は、前記媒体載置部の前記給送状態から前記待機状態への切り換えに連動して、前記押し上げ方向と反対方向にスライドすることを特徴とする。
本態様によれば、前記先端規制面は、前記媒体載置部の前記給送状態から前記待機状態への切り換え、即ちリフトダウンに連動して、前記押し上げ方向と反対方向にスライドするので、前記媒体載置部のリフトダウン時に媒体先端の引っ掛かりを避け、媒体を適切に下降させることができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記先端規制面は、媒体幅方向の全域がスライド可能であることを特徴とする。
前記先端規制面は、媒体幅方向の全域がスライド可能であるので、媒体先端と前記先端規制面との間の摩擦力を適切に減らすことができる。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記先端規制面はシート材で構成され、前記シート材の移動動作により前記先端規制面がスライドする構成を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記先端規制面はシート材で構成され、前記シート材の移動動作により前記先端規制面がスライドする構成を備えるので、前記先端規制面をスライドさせる構成を構造簡単にして低コストに得ることができる。
本発明の第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記媒体載置部に載置された媒体と前記給送ローラーとの接触部より下流側に位置し、前記給送ローラーとの間で媒体をニップして分離する、前記給送ローラーに対して接離可能な分離部を備えることを特徴とする。
本発明の第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記媒体載置部に載置された媒体の側端をガイドする一対のエッジガイドを備え、前記一対のエッジガイドのうち少なくとも一つは、媒体を給送する際、媒体の側端から離れる方向に変位可能に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体載置部に載置された媒体の側端をガイドする一対のエッジガイドを備え、前記一対のエッジガイドのうち少なくとも一つは、媒体を給送する際、媒体の側端から離れる方向に変位可能に設けられているので、媒体給送時に媒体の側端と前記エッジガイドとの間の摩擦力を無くすことができ、或いは減らすことができ、ひいては媒体を適切に給送できる。
本発明に係るインクジェットプリンターの外観斜視図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路の略全体を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路の一部領域を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙給送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙給送経路を示す側断面図。 用紙給送部位の拡大図。 用紙給送部位の拡大図。 用紙給送部位の斜視図。 用紙給送部位の他の実施形態を示す拡大図。 給送制御の内容を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の外観斜視図、図2はプリンター1の用紙搬送経路の略全体を示す側断面図、図3はプリンター1の用紙搬送経路の一部領域を示す側断面図である。
また、図4、図5はプリンター1の用紙給送経路を示す側断面図、図6、図7は用紙給送部位の拡大図、図8は用紙給送部位の斜視図である。
更に図9は用紙給送部位の他の実施形態を示す拡大図、図10は給送制御の内容を示すフローチャートである。
■■■プリンターの全体構成について■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
以下、図1及び図2を参照しつつ媒体の一例としての記録用紙にインクジェット記録を行うプリンター1の全体構成について概説する。
図1においてインクジェットプリンター1は、記録用紙に記録を行う装置本体2Aの上部にスキャナー部3を備え、装置本体2Aの下側には増設ユニット2B、2Cを備えている。装置本体2Aは用紙カセット10Aを備え、増設ユニット2Bは、用紙カセット10Bを備え、増設ユニット2Cは用紙カセット10Cを備えている。増設ユニット2B、2Cのこれらは用紙収容枚数を増やす為のオプションユニットであり、装置本体2Aに対して任意的に取り付けられる。
符号5は、プリンター1の各種操作を行う操作部であり、符号4は、記録が行われて排出される記録用紙を受けるトレイであり、より具体的には直近に記録が行われた記録面を下にして排出される記録用紙を受けるフェイスダウン排紙トレイである。また符号35は給送ユニットであり、不図示の回動支点を中心にして回動することにより、装置本体2Aに対して開閉することができる。
符号6は給送ユニット35を構成する開閉カバーであり、揺動軸6a(図2)を中心に揺動可能に構成されており、矢印e、fで示す方向に開くことができる。図1において仮想線及び符号6’は、開閉途中の開閉カバーを示している。
開閉カバー6の内側には手差しトレイ41(図2)が設けられている。手差しトレイ41は揺動軸41aを中心に回動し、開閉カバー6とともに開閉できる様になっている。尚、図2に示す手差しトレイ41は収納姿勢であり、図2の状態から時計回り方向に開き、斜め上方を向いた状態で、手差し給紙を可能とする。
尚、プリンター1は操作部5が配置された側が装置手前側であり、開閉カバー6が設けられた側が装置右側面となる。即ちプリンター1における記録用紙の給送、搬送、排出は、装置左右方向に沿って行われる。
続いて図2を参照しつつプリンター1における用紙搬送経路について概説する。プリンター1は、用紙カセット10Aからの給送経路(カセット給送軌跡S1参照)、図2では図示を省略する用紙カセット10B、10Cからの給送経路(増設カセット給送軌跡S2参照)、媒体としての用紙を載置する手差しトレイ41からの給送経路(手差し給送経路S3参照)、のこれら3つの用紙給送経路を有している。
またプリンター1は、直近に記録が行われた記録面を上にして排出するフェイスアップ排出(フェイスアップ排出軌跡T1参照)、直近に記録が行われた記録面を下にして排出するフェイスダウン排出(フェイスダウン排出軌跡T2参照)、のこれら2つの用紙排出方法を有している。
尚、図2において符号7はフェイスアップ排出される用紙を受けるフェイスアップ排紙トレイを示している。このフェイスアップ排紙トレイ7は、回動軸7aを中心に回動することにより、図2に示す収納状態と、図示しない開放状態とを取り得る。
そしてプリンター1は、第1搬送経路としての記録搬送経路R1、第2搬送経路としてのスイッチバック経路R2、第3搬送経路としての反転経路R3、第4搬送経路としてのフェイスダウン排出経路R4、また更にフェイスアップ排出経路R5、のこれら5つの用紙搬送経路を備えている。
図2において符号33は不図示の駆動源により駆動されるフラップ(経路切り替え部材)を示しており、図2の実線及び符号33で示す状態と、仮想線及び符号33’で示す状態とを切り換える。
フラップ33が図2の実線で示す状態にある場合、記録用紙はフェイスダウン排出経路R4に案内され、そしてフェイスダウン排出軌跡T2で示されるようにフェイスダウン排出される。フラップ33が図2の仮想線および符号33’の状態にある場合、記録用紙はフェイスアップ排出経路R5に案内され、そしてフェイスアップ排出軌跡T1で示されるようにフェイスアップ排出される。
尚、図2において符号9は各種制御を行う制御部を示している。制御部9は、不図示の外部コンピューターで動作するプリンタドライバ或いは制御部9が備えるプリンタドライバにより生成された、記録を行う為のデータである記録データを取得する。そして当該記録データに基づき、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」)8や不図示のモーターにより駆動される各種用紙搬送ローラー類や、各経路切り替え部材(フラップ)、また後述するリフター40などを制御する。また制御部9は、各種センサー(例えば記録用紙の通過を検出するセンサー)の検出状態に基づき必要な制御を行う。尚、図2において制御部9は概念的に示したものであり、実際には装置本体2A内の所定の位置に設けられた回路基板により構成される。
以下、更に図2ではレジストローラー対17までの用紙給送経路を説明する。
装置本体2Aに着脱可能に設けられる用紙カセット10Aはホッパー11を備えており、ホッパー11が軸11aを中心に揺動することでより、用紙カセット10Aに収容された記録用紙Pが、図示しないモーターにより回転駆動される給送ローラー12に対し接離する。
給送ローラー12により用紙カセット10Aから送り出された記録用紙は、分離ローラー対13によるニップ位置を通過することで分離(重送防止)され、搬送ローラー対14からの送り力を受けてレジストローラー対17に到達する。装置本体2Aの下に位置する増設ユニット2B、2C(図1)も同様に給送ローラー12、分離ローラー対13を備えており、各用紙カセットから送り出された記録用紙Pは図2に示す搬送ローラー対14からの送り力を受けて、レジストローラー対17に到達する。
尚、手差しトレイ41からの用紙給送経路(手差し給送経路S3)については後に詳述する。
以下、図3を参照しつつレジストローラー対17より下流の用紙搬送経路について説明する。尚、図3では記録用紙がフェイスダウン排出経路R4を介してフェイスダウン排出されることを前提に説明する。
先ず、各用紙搬送経路に設けられたローラーについて説明する。図3において符号17はレジストローラー対、符号20〜29は全て記録用紙を搬送する搬送ローラー対を示しており、特に搬送ローラー対20〜28の一方側のローラーは符号Fで示され、他方側のローラーは符号Gで示される。ローラーFは不図示のモーターにより駆動される駆動ローラーであり、一例として用紙幅方向に適宜の間隔を置いて複数設けられるゴムローラーである。
ローラーGは記録用紙と接して従動回転する従動ローラーであり、用紙幅方向に適宜の間隔を置いて、ローラーFと一対で設けられる。ローラーGは外周に複数の歯を有するギザローラーであり、記録面に対して点接触することにより既記録面のインクの白ヌケや転着を抑制する。
尚、従動ローラーGは、各搬送ローラー対を構成する以外にも、用紙搬送経路上の適宜の位置に設けられており、特に既記録面に接する側に設けられている。
一方、レジストローラー対17及び搬送ローラー対29については、上記搬送ローラー対20〜28とは構成が異なる。具体的には、レジストローラー対17は、回転駆動される駆動ローラー17aと、従動回転可能な従動ローラー17bとを備え、このうち従動ローラー17bは、外周面が滑らかな樹脂ローラーである。
同様に搬送ローラー対29は、回転駆動される駆動ローラー29aと、従動回転可能な従動ローラー29bとを備え、このうち従動ローラー29bは、外周面が滑らかな樹脂ローラーである。
上述した各ローラー間では、記録用紙は上下のガイド部材によって案内される。図2及び図3では図の煩雑化を避ける為、ガイド部材に符号は付していないが、各ローラー間を接続する太線が、上記ガイド部材を示している。また、図4以降では適宜上記ガイド部材の図示を省略している。
次に、第1搬送経路としての記録搬送経路R1は、記録用紙に記録を行う記録部としての記録ヘッド8の下を通り、その上流側及び下流側に延びる。本実施例では便宜上、記録搬送経路R1は、概ね図3の位置M1〜位置M2までとする。記録搬送経路R1において記録用紙は、レジストローラー対17、ベルトユニット18から送り力を受ける。尚、符号19a、19bは、後述する搬送ベルト18cとの間で記録用紙Pをニップする従動ローラーである。
尚、本実施例において記録ヘッド8は、インクを吐出するノズルが用紙幅方向全域をカバーする様に設けられた記録ヘッド(所謂ラインヘッド)であり、用紙幅方向への移動を伴わないで用紙幅全体に記録が可能な記録ヘッドとして構成されている。
第2搬送経路としてのスイッチバック経路R2は、記録搬送経路R1と接続する搬送経路であって、記録ヘッド8の下を通った記録用紙を送り込んだ後(図3左方向)、スイッチバックさせて送り込み方向とは逆方向(図3右方向)に搬送する経路であり、後述するフェイスダウン排出経路R4に対し湾曲の内側に位置している。本実施例では便宜上、スイッチバック経路R2は概ね図3の位置M3より左側とする。スイッチバック経路R2において記録用紙は、搬送ローラー対26から送り力を受ける。
第3搬送経路としての反転経路R3は、スイッチバック経路R2と接続する搬送経路であって、前記逆方向(図3右方向)に搬送された記録用紙を、記録ヘッド8の上側を迂回させて反転させ、記録搬送経路R1における記録ヘッド8の上流側位置(本実施例ではレジストローラー対17の上流位置)で合流させる。本実施例では便宜上、反転経路R3は概ね図3の位置M3から位置M4に至る経路とする。反転経路R3において記録用紙は、搬送ローラー対27、28、29から送り力を受ける。
第4搬送経路としてのフェイスダウン排出経路R4は、記録搬送経路R1と接続する搬送経路であって、記録ヘッド8の下を通った記録用紙を記録ヘッド8と対向した面を内側にして湾曲させ、反転させて排出する為の経路である。本実施例では便宜上、フェイスダウン排出経路R4は概ね図3の位置M2より左側とする。フェイスダウン排出経路R4において記録用紙は、搬送ローラー対20、21、22、23、24、25から送り力を受ける。
尚、各搬送経路の接続部には搬送経路の切り替えを行う経路切り替え部材としての第1フラップ31および第2フラップ32が設けられている。第1フラップ31は不図示の駆動手段から駆動力を受けることにより、揺動支点31aを中心に揺動可能となっている。また第2フラップ32は不図示の係合部を介し第1フラップ31と係合可能に設けられており、第1フラップ31の揺動に応じ、揺動支点32aを中心に揺動する。
これらフラップにより、用紙の進む経路が設定される。
■■■2.手差し給送経路について■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
続いて、手差し給送経路S3における用紙給送について図4以降を参照しつつ説明する。尚、図4及び図5では、図6以降を参照しつつ説明するシート材44については図示を省略している。
図4及び図5において、符号15は給送ローラーである。給送ローラー15は、制御部9(図2)により制御される不図示の駆動モーターにより回転駆動され、接触している記録用紙を下流側へ送り出す。給送ローラー15は、本実施形態では外周面が高摩擦材料(例えばゴム)で構成されたローラである。本実施形態において給送ローラー15は全周に亘って外径がほぼ均一な円形状を成し、全周において用紙と接触可能なローラーである。
符号40はリフターであり、手差しトレイ41とともに媒体を載置する媒体載置部を構成する。リフター40は付勢手段の一例であるばね34により上昇方向に付勢されているとともに、制御部9(図2)により制御される不図示のカムにより押し下げられて下降する状態と、前記カムによる拘束を解除されてばね34の付勢力を受けて上昇する状態と、を切換可能となっている。図4は、リフター40の下降状態(給送待機状態)を、図5は上昇状態(給送状態)を示している。
図4に示す、リフター40の下降状態即ち給送待機状態では、リフター40の上面は、開状態の手差しトレイ41とほぼ同一高さにあり、ほぼ平坦な面(用紙載置面)を形成し、給送前の用紙を支持する。リフター40は、給送待機状態では載置された用紙束を給送ローラー15から離間させる。
符号42は手差しトレイ41に載置された用紙の一方側エッジを規制するエッジガイドである。エッジガイド42は用紙の両サイドをガイドする様に一対設けられており、図8では符号42a、42bでその一部を示している。
尚、本実施形態では用紙給送基準は用紙幅中心に設定されている。従って給送ローラー15は用紙幅中央位置に設けられている。また、エッジガイド42a、42bは、用紙幅方向中央位置を対称にして同期して変位可能に構成されている。
図8において符号30は、給送ローラー15を覆うカバーである。
リフター40の上面において給送ローラー15と対向する位置には、図8に示す様に摩擦部材36が設けられている。リフター40が下降状態(給送待機状態)から上昇状態(給送状態)に切り換わると、図5に示すように記録用紙の束(符号Ptで示す)が給送ローラー15とリフター40とによってニップされ、給送ローラー15と接している最上位の記録用紙(符号P1で示す)が給送ローラー15によって下流側に送り出される。このとき摩擦部材36は、用紙束Ptが下流側に送り出されないように保持する。
次に、符号16は、所定の回転抵抗が付与された状態に設けられる分離ローラーである。分離ローラー16は外周面が高摩擦材料(例えばゴム)で構成されたローラーあり、摩擦部材36より用紙搬送方向下流側に位置し、給送ローラー15との間で用紙をニップして分離する分離部を構成する。分離ローラー16は、例えば給送される記録用紙P1に接し、記録用紙P1の給送に伴って従動回転する。
符号37、38、39は、用紙先端或いは用紙後端の通過を検出する検出手段としてのセンサーである。センサー37、38、39は、例えば発光部と受光部とを備える光学センサーであり、受光部の受光強度の変化を利用して、制御部9(図2)が用紙先端或いは用紙後端の通過を検出する。
手差しトレイ41とリフター40により支持された記録用紙の先端は、先端規制面Mに当接する。即ち先端規制面Mは、手差しトレイ41とリフター40により支持された記録用紙の先端位置を規制する。尚、本実施形態では、先端規制面Mは手差しトレイ41とリフター40の上面に対しほぼ直交する面となっている。
以下、先端規制面Mについて図6以降を参照しつつ更に詳述する。先端規制面Mは、図4及び図5では模式的に示しているが、図6以降に詳細に示されている。
先端規制面Mは、シート材44の表面によって形成されている。シート材44は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)で形成されたフィルム状のシート材などを用いることができ、用紙先端との間の摩擦係数及び先端規制部43との間の摩擦係数が低いものが好ましい。
シート材44は、先端規制部43に形成されたスリット43a(図8も参照)を介して一端側が先端規制部43の外側(リフター40側)に出て、他端側が内側に入り込んでいる。
シート材44は、先端規制部43の外側に出ている一端がリフター40に形成された固定部40aに固定されており、先端規制部43の内側に入り込んでいる他端が回転ドラム46に入り込んでいる。尚、符号45は、シート材44と接して従動回転する従動プーリーである。
回転ドラム46は、ゼンマイばねを内装した回転ドラムであって、シート材44を常に巻き取る様な付勢力(図6及び図7において矢印gで示す)をシート材44に付与している。これにより先端規制部43の外側に出ているシート材44即ち先端規制面Mは、常に図6及び図7の上方向即ちリフター40による用紙押し上げ方向にスライドしようとしている。しかし、シート材44の一端はリフター40の固定部40aに固定されているので、リフター40が静止している限り、シート材44は動かない。
しかし、リフター40が給送待機状態(図6)から給送状態(図7)に切り換わる際即ちリフトアップ動作する際には、先端規制部43の外側に出ているシート材44は、リフター40のリフトアップ動作に伴い、先端規制部43の表面に沿ってリフトアップ方向にスライド移動する。
図7、図8において矢印hは、リフター40のリフトアップ方向を示し、矢印aは、シート材44即ち先端規制面Mのスライド方向を示している。
以上の構成、即ち用紙Pの先端位置を規制する先端規制面Mが、リフター40のリフトアップ動作に連動して、リフトアップ方向に沿ってスライドする、つまり用紙先端Pyが動く方向に先端規制面Mが動くことで、用紙先端Pyと先端規制面Mとの間の摩擦力を減らすことができ、より適切な給送動作を実現できる。より具体的には、リフター40を給送待機状態から給送状態へ確実に切り換えることができ、用紙の種類に拘わらず適切な用紙給送動作を行うことができる。
また本実施形態では、先端規制面Mのスライド速度と、リフター40による媒体の押し上げ速度とが等しくなる。これにより、リフター40に載置された用紙先端Pyと先端規制面Mとの間の摩擦力をほぼ無くすことができ、より適切に用紙給送動作を行うことができる。
また本実施形態では、先端規制面Mが、リフター40のリフトダウン動作に連動して、リフトダウン方向に沿ってスライドすることとなる。従ってリフター40のリフトダウン時に用紙先端Pyの引っ掛かりを避け、用紙束Ptを適切に下降させることができる。尚、リフトダウン時の用紙先端Pyの引っ掛かりとは、具体的には給送ローラー15と分離ローラー16とのニップ位置上流近傍に用紙先端が滞留したまま下降しない状態である。
また本実施形態では、先端規制面Mは、用紙幅方向の全域がスライド可能である。即ちシート材44の用紙幅方向寸法A(図8)は、セットされる最大用紙幅とほぼ同じか、それより大きい。これにより、用紙先端Pyと先端規制面Mとの間の摩擦力を適切に減らすことができる。
但し、これに限られずスライドする先端規制面Mは、セットされる最大用紙幅より小さくても良い。即ち、先端規制面Mの少なくとも一部がスライドすることにより、上述したスライドする先端規制面Mの作用効果を得ることができる。
尚、スライドする先端規制面Mは、用紙幅方向中心位置に対し対称となる様に設けられていることが好ましい。
そして本実施形態では、先端規制面Mはシート材44で構成され、シート材44の移動動作により先端規制面Mがスライドする構成であるので、先端規制面Mをスライドさせる構成を構造簡単にして低コストに得ることができる。
また本実施形態では、リフター40に載置された記録用紙と給送ローラー15との接触部より下流側に位置し、給送ローラー15との間で記録用紙をニップして分離する、給送ローラー15に対して接離可能な分離部としての分離ローラー16を備える。
また本実施形態では、手差しトレイ41及びリフター40に載置された記録用紙の側端をガイドする一対のエッジガイド42a、42bを備え、一対のエッジガイド42a、42bのうち少なくとも一つ(本実施形態では双方)は、記録用紙を給送する際、記録用紙の側端から離れる方向に変位可能に設けられている。これにより、用紙給送時に記録用紙の側端とエッジガイド42a、42bとの間の摩擦力を無くすことができ、或いは減らすことができ、ひいては記録用紙を適切に給送できる。
続いて、図9及び図10を参照しつつ本発明の他の実施形態(第2実施形態)について説明する。図9に示す第2実施形態では、上述した第1実施形態とは異なり、シート材44をモーターで駆動する。
より詳しくは、本実施形態においてシート材44は、先端規制部43に形成されたスリット43a、43bから外側(リフター40側)に出て、先端規制面Mを形成する。
シート材44において先端規制部43に形成されたスリット43a、43bから内側に入り込んだ部分は、駆動プーリー49に掛け回されている。符号45、47はシート材44と接して従動回転する従動プーリーであり、シート材44は駆動プーリー49、従動プーリー45、47に掛け回された状態となっている。
駆動プーリー49はモーター48の回転軸に取り付けられており、これによりモーター48が回転すると、駆動プーリー49が回転し、ひいてはシート材44が移動する。モーター48は、制御部9(図2)により制御される。
尚、本実施形態では採用していないが、シート材44にテンションを付与するテンション付与手段を設けても良い。
駆動プーリー49が矢印c方向に回転すると、シート材44によって形成される先端規制面Mは、リフトアップ方向(図9の矢印a方向)にスライドする。逆に、駆動プーリー49が矢印d方向に回転すると、シート材44によって形成される先端規制面Mは、リフトダウン方向(図9の矢印aの逆方向)にスライドする。以下、駆動プーリー49が矢印c方向に回転する際のシート材44の回転方向を正回転方向とし、矢印d方向に回転する際のシート材44の回転方向を逆回転方向とする。
以下、用紙給送時の制御について図10を参照しつつ説明する。
給送待機状態では、リフター40は下降状態にあり、シート材44は停止状態にある。
制御部9は、印刷データを受信すると(ステップS101においてYes)、先ずエッジガイド42a、42bを用紙エッジから退避させる(ステップS102)。図8において矢印m3は、その際のエッジガイド42a、42bの退避方向を示している。
ここで、エッジガイド42a、42bは、用紙エッジに対し進退する方向に変位可能に設けられているとともに、制御部9(図2)により制御される不図示の電磁プランジャを駆動源とし、用紙エッジに対し進退する方向に動作するよう構成されている。
次いで、リフター40を上昇させ、それとほぼ同時にシート材44の正回転を開始する(ステップS103)。その後、給送ローラー15(及びシート材44)を所定時間回転させ、最上位の用紙を送り出す(ステップS104)。図8において矢印hは、リフター40の上昇方向を示し、矢印aは、シート材44(先端規制面M)のスライド方向を示している。
尚、リフター40の上昇開始前にシート材44の回転を開始しても良い。或いは、リフター40の上昇開始後にシート材44の回転を開始しても良い。即ちリフター40の上昇動作(リフトアップ動作)のうちの少なくとも一定期間において先端規制面Mがリフトアップ方向にスライドすれば良い。
ステップS105により、図5に示した様に最上位の記録用紙P1が送り出される。
尚、図9において符号50、51は、給送ローラー15によって送り出される記録用紙を下流側に案内するガイド部材である。
最上位の記録用紙P1が送り出された後、制御部9は、リフター40を下降させ、それとほぼ同時にシート材44の回転を正回転から逆回転に切り換える(ステップS105)。次いで、エッジガイド42a、42bを元の位置に復帰させる(ステップS106)。
尚、リフター40の下降開始前に、シート材44の回転を正回転から逆回転に切り換えても良い。或いは、リフター40の下降開始後にシート材44の回転を開始しても良い。即ちリフター40の下降動作(リフトダウン動作)のうちの少なくとも一定期間において先端規制面Mがリフトアップ方向と反対方向にスライドすれば良い。
以上の構成によれば、上述した第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
尚、本実施形態に可能な制御として、モーター48の制御により、シート材44即ち先端規制面Mのスライド速度を調整することができる。
例えば、用紙のノンフィードやダブルフィードの状況に応じてシート材44即ち先端規制面Mのスライド速度を調整することで、前記ノンフィードやダブルフィードの解消が期待できる。
また、本実施形態は以下の様な変形も可能である。
(1)リフター40を付勢する付勢手段であるばね34による付勢力を調整可能に構成しても良い。またその場合、積載された記録用紙(用紙束)の重さに応じて付勢力を調整可能に構成しても良い。一例として、記録用紙の重さが重くなるほど、付勢力を強くする。記録用紙の重さは、ドライバ情報から得られる記録用紙の紙種情報(紙質や厚みを判断可能な情報)に応じて取得しても良いし、記録用紙の重さを検出する手段を設け、その検出手段から得る様にしても良い。或いは、ユーザーが記録用紙の重さに関する設定を行う為の操作部を構成し、その操作部の状態に基づいて上記付勢力を設定しても良い。
(2)シート材44のうち先端規制面Mをクリーニングするクリーニング手段を先端規制部43の内側に設けても良い。クリーニング手段としては、例えばシート材44の表面をワイピングするワイパーや、シート材44の表面を払拭する布帛等を採用することができる。この様なクリーニング手段を設けることにより、先端規制面Mに付着した紙粉等の異物を除去することができ、ひいては良好な記録結果を得ることができる。
1…インクジェットプリンター、2A…装置本体、2B、2C…増設ユニット、3…スキャナー部、4…フェイスダウン排紙トレイ、5…操作部、6…開閉カバー、7…フェイスアップ排紙トレイ、8…記録ヘッド、9…制御部、10A〜10C…用紙カセット、11…ホッパー、12…給送ローラー、13…分離ローラー対、14…搬送ローラー対、15…給送ローラー、16…分離ローラー、17…レジストローラー対、18 ベルトユニット、18a 駆動プーリー、18b 従動プーリー、18c 搬送ベルト、18d ベルト支持部、18e ベルト支持部、19a、19b 従動ローラー、20〜29…搬送ローラー対、30…給紙ローラーカバー、31…第1フラップ、32…第2フラップ、33…フラップ、34…ばね、35…給送ユニット、36…摩擦部材、37〜39…センサー、
40…リフター、40a…固定部、41…手差しトレイ、42(42a、42b)…エッジガイド、43…先端規制部、43a…スリット、43b…スリット、44…シート材、
45…従動プーリー、46…回転ドラム、47…従動プーリー、48…モーター、49…駆動プーリー、M…先端規制面、
F…駆動ローラー、G…従動ローラー、R1…記録搬送経路(第1搬送経路)、R2…スイッチバック経路(第2搬送経路)、R3…反転経路(第3搬送経路)、R4…フェイスダウン排出経路(第4搬送経路)、R5…フェイスアップ排出経路(第4搬送経路)、
P、P1、P2、P3、P4、P5…記録用紙、Pt…用紙束、
S1…カセット給送軌跡、S2…増設カセット給送軌跡、S3…手差し給送軌跡、T1…フェイスアップ排出軌跡、T2…フェイスダウン排出軌跡

Claims (9)

  1. 媒体を給送する給送ローラーと、
    媒体を載置するとともに載置した媒体を押し上げて前記給送ローラーに当接させる給送状態と媒体を前記給送ローラーから離間させる待機状態とを切り換え可能な媒体載置部と、
    前記媒体載置部に載置された媒体の先端位置を規制する先端規制面と、を備え、
    前記先端規制面の少なくとも一部が、前記媒体載置部による媒体の押し上げ方向に沿ってスライド可能に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記先端規制面は、前記媒体載置部による媒体の押し上げ動作に連動して前記押し上げ方向にスライドする、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記先端規制面のスライド速度と、前記媒体載置部による媒体の押し上げ速度とが等しい、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記先端規制面のスライド速度が調整可能に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記先端規制面は、前記媒体載置部の前記給送状態から前記待機状態への切り換えに連動して、前記押し上げ方向と反対方向にスライドする、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、前記先端規制面は、媒体幅方向の全域がスライド可能である、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、前記先端規制面はシート材で構成され、前記シート材の移動動作により前記先端規制面がスライドする構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記媒体載置部に載置された媒体と前記給送ローラーとの接触部より下流側に位置し、前記給送ローラーとの間で媒体をニップして分離する、前記給送ローラーに対して接離可能な分離部を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の記録装置において、前記媒体載置部に載置された媒体の側端をガイドする一対のエッジガイドを備え、
    前記一対のエッジガイドのうち少なくとも一つは、媒体を給送する際、媒体の側端から離れる方向に変位可能に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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