JP2017184207A - 受信装置、プログラム、及び受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】有料放送番組の受信不良時に代替コンテンツを表示できる受信装置を提供する。【解決手段】受信装置は、番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離し、放送信号の受信状態を検出して受信状態が代替を要すると判定されるとき、前記制御情報から取り出した前記番組の情報を通信装置へ通知し、通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得し、代替コンテンツに関する情報を用いて前記代替コンテンツを表示する。【選択図】図4
Description
本発明は、受信装置、プログラム、及び受信方法に関する。
近年、放送衛星や通信衛星を用いたデジタル放送が行われている。衛星を用いたデジタル放送では、番組ごとに視聴料金を支払って視聴するペイ・パー・ビュー(以下、PPVと称する)方式の有料放送番組が提供される。この、PPV方式の番組の中には、先払い型PPV(Call Ahead PPV、以下、CaPPVと称する)方式の有料放送番組がある。CaPPVでは、ユーザはすでに料金を支払っていることから、CaPPV番組を適切に視聴できるサービスの提供が望ましい。
従来、購入したPPV方式の有料放送を受信や録画を行う場合において、その放送時間に降雨等により受信状態が低下もしくは停電等により受信不能であった場合には、再放送の受信を許可するか、もしくは課金を停止する等の対応をする必要があった。この受信状態低下もしくは受信不能等の判定はビット誤り率を用い、また、受信品質低下の原因にアンテナ設定不良、ケーブル断線等、受信機自体の不良を除外するために、アンテナ設定時の受信品質、通常使用時の受信品質を利用している(特許文献1)。
従来、購入したPPV方式の有料放送を受信や録画を行う場合において、その放送時間に降雨等により受信状態が低下もしくは停電等により受信不能であった場合には、再放送の受信を許可するか、もしくは課金を停止する等の対応をする必要があった。この受信状態低下もしくは受信不能等の判定はビット誤り率を用い、また、受信品質低下の原因にアンテナ設定不良、ケーブル断線等、受信機自体の不良を除外するために、アンテナ設定時の受信品質、通常使用時の受信品質を利用している(特許文献1)。
しかしながら、払戻し手続きをする場合、放送事業者は受信不良または受信不能の原因がユーザ側の責任に依るものかどうかを判別しなければならず、手数がかかる。また、同番組の再放送の受信を許可する場合にあっても、再放送時まで待たなければならず、ユーザは番組をすぐに視聴や録画することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、有料放送番組の視聴や録画できなかった場合でも、ユーザの都合に合わせて、同内容の番組を視聴や録画できる、受信装置、プログラム、及び受信方法を提供することにある。
上述の課題を鑑み、本発明の一態様は、番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離し、前記放送信号の受信状態を検出し、前記受信状態が前記番組の代替を要するか判定し、前記代替を要すると判定されるとき、前記番組の情報を通信装置へ通知し、前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得し、前記代替コンテンツに関する情報を表示する、受信装置である。
また、本発明の一態様は、番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離する分離手順と、前記放送信号の受信状態を検出する検出手順と、前記受信状態が前記番組の代替を要するか判定する判定手順と、前記代替を要すると判定されるとき、前記番組の情報を通信装置へ通知する通知手順と、前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得する取得手順と、前記代替コンテンツに関する情報を表示する表示手順と、を実行させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様は、番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離する分離過程と、前記放送信号の受信状態を検出する検出過程と、前記受信状態が前記番組の代替を要するか判定する判定過程と、前記代替を要すると判定されるとき、前記番組の情報を通信装置に通知する通知課程と、前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得する取得過程と、前記代替コンテンツに関する情報を表示する表示過程と、を含む受信方法である。
本発明によれば、有料放送番組を契約したユーザ側の責任に依らない原因によって番組の視聴や録画できなかった場合でも、ユーザの都合に合わせて、同内容の番組を視聴や録画できる。
以下、本発明の一実施形態による受信装置について図面を参照して説明する。
<デジタル放送システムの構成>
まず、デジタル放送システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る、デジタル放送システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタル放送システム1は、受信装置10と、送信装置20と、通信装置40と、を含んで構成されている。
デジタル放送システム1において、受信装置10と、送信装置20と、通信装置40との台数は、一般的にそれぞれ複数であるが、以下の説明においては、説明を容易にするため、受信装置10と送信装置20と通信装置40との台数が、それぞれ1台である、デジタル放送システム1の場合について説明する。
まず、デジタル放送システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る、デジタル放送システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタル放送システム1は、受信装置10と、送信装置20と、通信装置40と、を含んで構成されている。
デジタル放送システム1において、受信装置10と、送信装置20と、通信装置40との台数は、一般的にそれぞれ複数であるが、以下の説明においては、説明を容易にするため、受信装置10と送信装置20と通信装置40との台数が、それぞれ1台である、デジタル放送システム1の場合について説明する。
また、以下の説明では、デジタル放送システム1におけるデジタル放送のメディアトランスポート方式として、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses(一般社団法人 電波産業会))STD−B60規格に記載の、MMT(MPEG Media Transport)方式が採用されている場合を例として説明する。
送信装置20は、番組データi1と構成要素情報が多重化された放送波を送信する。例えば、放送局などの放送事業者に備えられた送信装置である。
番組データi1に含まれる映像データと音声データとのそれぞれは、予め定めた符号化方式で符号化されたデータである。例えば、映像データは、H.265、いわゆる、HEVC(High Efficiency Video Coding)などの符号化方式で符号化されたデータである。また、例えば、音声データは、ISO/IEC 14496 Part3、いわゆる、MPEG−4オーディオなどの符号化方式で符号化されたデータである。また、送信装置20は、放送番組や放送に伴って提供されるサービスを構成するための情報である構成要素情報を送信する。
番組データi1に含まれる映像データと音声データとのそれぞれは、予め定めた符号化方式で符号化されたデータである。例えば、映像データは、H.265、いわゆる、HEVC(High Efficiency Video Coding)などの符号化方式で符号化されたデータである。また、例えば、音声データは、ISO/IEC 14496 Part3、いわゆる、MPEG−4オーディオなどの符号化方式で符号化されたデータである。また、送信装置20は、放送番組や放送に伴って提供されるサービスを構成するための情報である構成要素情報を送信する。
受信装置10は、送信装置20が送信した放送波を受信する。
受信装置10は、多重化された放送波から、番組データi1と構成要素情報を分離し、送信装置20で符号化した符号化方式に対応する復号方式で復号化する。さらに、番組データi1を、映像データと音声データ、及び構成要素情報に分離して放送番組を再生する。
受信装置10は、通信装置40とインターネット50を介した情報の通知と取得を行う。
受信装置10は、多重化された放送波から、番組データi1と構成要素情報を分離し、送信装置20で符号化した符号化方式に対応する復号方式で復号化する。さらに、番組データi1を、映像データと音声データ、及び構成要素情報に分離して放送番組を再生する。
受信装置10は、通信装置40とインターネット50を介した情報の通知と取得を行う。
送信装置20から送信された放送波は、地上波、ケーブルのような有線伝送路、又は、放送衛星30を介して、受信装置10に伝送される。図1に示す例は、放送波が、放送衛星30を介して伝送される場合を示している。
受信装置10は、放送衛星30を介して伝送される種々の情報を受信するデジタル放送受信装置である。以下の説明では、受信装置10が、テレビジョン受像機(テレビ、TV)であるものとして説明する。
受信装置10は、放送衛星30を介して伝送される種々の情報を受信するデジタル放送受信装置である。以下の説明では、受信装置10が、テレビジョン受像機(テレビ、TV)であるものとして説明する。
<送信装置20の構成>
次に、本実施形態に係る、送信装置20の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る、送信装置20の構成を示すブロック図である。図2に示すように、送信装置20は、番組データ生成部201、構成情報生成部202、多重化部203、暗号化部204、及び、送信部205を含んで構成される。
次に、本実施形態に係る、送信装置20の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る、送信装置20の構成を示すブロック図である。図2に示すように、送信装置20は、番組データ生成部201、構成情報生成部202、多重化部203、暗号化部204、及び、送信部205を含んで構成される。
番組データ生成部201は、放送番組を構成する映像を示す映像データと、放送番組を構成する音声を示す音声データを取得する。番組データ生成部201は、取得した映像データを所定の映像符号化方式で符号化する。
所定の映像符号化方式は、例えば、ISO/IEC 23008 HEVC(International Organization for Standardization/International Electronical Commission 23008 Part2 High Efficiency Video Coding、単に、HEVCとも呼ばれる)で規格化された方式である。
所定の映像符号化方式は、例えば、ISO/IEC 23008 HEVC(International Organization for Standardization/International Electronical Commission 23008 Part2 High Efficiency Video Coding、単に、HEVCとも呼ばれる)で規格化された方式である。
また、番組データ生成部201は、取得した音声データを所定の映像符号化方式で符号化する。所定の音声符号化方式は、例えば、ISO/IEC 14496 Part3(単に、MPEG−4オーディオとも呼ばれる。なお、MPEGはMoving Picture Experts Groupを略したものである。)で規定された音声符号化方式である。
構成情報生成部202は、構成要素情報から構成情報を生成し、多重化部203に出力する。構成情報は、MMT−SI(MMT−System Information)形式の制御情報を含む。MMT−SIには、後述する放送事業者が設定するメッセージとテーブルと記述子により記述される。所定の形式の番組データは、例えば、ISO/IEC 23008 Part1 MMT(MPEG Media Transport、単にMMTとも呼ばれる)で規定されたMPU(Media Processing Unit)である。各MPUには、映像や音声の復号処理を行うことができる単位の映像データ、音声データ、及びMMT−SIが含まれる。
多重化部203は、番組データ生成部201が出力した番組データ、及び、構成情報生成部202が出力した構成情報を多重化して、所定の形式(例えば、TLV(Type Length Value)パケット)の多重化データを生成する。多重化部203は、生成した多重化データを、暗号化部204に出力する。
暗号化部204は、多重化部203が出力した多重化データを所定の暗号化方式(例えば、AES(Advanced Encryption Standard)やMULTI2)を用いて暗号化する。暗号化部204は、構成情報に含まれる暗号化に用いた鍵情報を、さらに放送ごと契約ユーザ毎に異なる暗号鍵を用いて暗号化する。暗号化部204は、暗号化した多重化データを、送信部205に出力する。
送信部205は、暗号化部204が出力した多重化データを、受信装置10に放送伝送路である、放送衛星30を介して送信する。ここで、送信部205は、ベースバンド信号である多重化データで所定の搬送周波数を有する搬送波を変調させて、搬送周波数に対応したチャネル帯域の電波(放送信号)をアンテナ(図示せず)により放射する。
<受信装置10の構成の説明>
次に、受信装置10の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る、受信装置10の構成の一例を示すブロック図である。
次に、受信装置10の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る、受信装置10の構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、受信部111、復号部112、分離部113、音声復号部114、再生部116、映像復号部117、映像合成部118、表示部119、代替コンテンツ処理部120、記憶部122、操作入力部123、制御部131、暗号解除部141、通信部151、を含んで構成される。
制御部131は、検出部132、判定部133、表示制御部134、代替コンテンツ取得部135を含んで構成される。
制御部131は、検出部132、判定部133、表示制御部134、代替コンテンツ取得部135を含んで構成される。
受信部111は、送信装置20が送信した放送波を、アンテナ(図示せず)により受信する。受信部111は、受信した受信信号を、制御部131から入力される選局信号で指定されるチャンネルの周波数でベースバンド信号にダウンコンバートし、復調することにより、多重化データに変換する。受信部111は、変換した多重化データを、復号部112に出力する。
復号部112は、受信部111から入力された多重化データ(暗号化されている)を、送信装置20の暗号化部204で用いられた方式に対応する復号方式(例えば、AES)で復号し、復号された多重化データを生成する。このとき、復号部112は、暗号解除部141、表示制御部134を介して、デスクランブルのための鍵を取得し、このデスクランブルのための鍵を用いて暗号を解除する。復号部112は、生成した多重化データを、分離部113に出力する。
分離部113は、復号部112から入力された復号後の多重化データから番組データ及び構成情報に分離する。さらに、分離部113は、番組データから映像データと音声データとを抽出する。分離部113は、抽出した映像データを、映像復号部117へ出力し、抽出した音声データを、音声復号部114へ出力する。また、分離部113は、構成情報を、制御部131へ出力する。
音声復号部114は、分離部113から音声データを取得する。音声復号部114は、取得した音声データを復号する。復号は、符号化に用いられた符号化方式と対応する復号方式によってなされる。それによって、音声復号部114は、元の音声データを生成する。復号した音声データは、各時刻における音声のレベルを示すデータである。例えば、符号化に用いられる符号化方式とは、MPEG−4オーディオである。音声復号部114は、復号した音声データを、再生部116へ出力する。
再生部116は、音声復号部114から入力された音声データに基づく音声を再生する。例えば、再生部116は、スピーカーを含んで構成される。
再生部116は、音声復号部114から入力された音声データに基づく音声を再生する。例えば、再生部116は、スピーカーを含んで構成される。
映像復号部117は、分離部113から映像データを取得する。映像復号部117は、取得した映像データを復号する。復号は、符号化に用いられた符号化方式と対応する復号方式によってなされる。それによって、映像復号部117は、元の映像データを生成する。復号した映像データは、各時刻における映像(フレーム画像)を形成する信号値を示すデータである。例えば、符号化に用いられる符号化方式とは、HEVC、MPEG−2ビデオである。
映像復号部117は、復号した映像データを、映像合成部118へ出力する。
映像復号部117は、復号した映像データを、映像合成部118へ出力する。
映像合成部118は、映像復号部117から映像データを取得する。また、映像合成部118は、制御部131から放送選択画面等を示す通知画像データ等を取得する。例えば、映像合成部118は、映像データに基づく映像上に、通知画像データに基づく放送選択画面やデータ放送サービスの画面等の映像を重ねた映像を生成する。映像合成部118は、生成した映像に基づく映像データを、表示部119へ出力する。
表示部119は、映像合成部118から取得した映像データに基づく映像を表示する。
例えば、表示部119は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、等を含んで構成される。
例えば、表示部119は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、等を含んで構成される。
代替コンテンツ処理部120は、代替コンテンツを表示するための番組データ、デスクランブルのための鍵情報を、表示制御部134から取得する。代替コンテンツ処理部120は、デスクランブルのための鍵を用いて、番組データの暗号を解除し、番組データから映像データと音声データとを抽出する。代替コンテンツ処理部120は、抽出した映像データを、映像復号部117へ出力し、抽出した音声データを、音声復号部114へ出力する。
操作入力部123は、受信装置10のユーザによる操作入力を受け付ける。操作入力部123は、受け付けた操作入力に基づいて生成される操作信号を生成する。操作入力部123は、生成した操作信号を、制御部131へ出力する。
例えば、操作入力部123が生成する操作信号とは、電源のオン/オフを示す信号、放送波のチャンネルを示す信号、等である。操作入力部123は、例えば、リモートコントローラ、又は、受信装置10自らが備える操作ボタン、又は携帯型情報端末(例えば、スマートフォン)、等から操作信号を受信する入力インターフェースであってもよい。
例えば、操作入力部123が生成する操作信号とは、電源のオン/オフを示す信号、放送波のチャンネルを示す信号、等である。操作入力部123は、例えば、リモートコントローラ、又は、受信装置10自らが備える操作ボタン、又は携帯型情報端末(例えば、スマートフォン)、等から操作信号を受信する入力インターフェースであってもよい。
暗号解除部141は、有料放送の番組データをデスクランブルするための鍵を取得する。
暗号解除部141は、予め(例えば、受信装置10の電源投入時)、CAS(Conditional Access System)プログラムを起動する。
暗号解除部141は、表示制御部134から、有料放送の番組情報と受信装置の制御に関する情報等の共通情報である、ECM(Entitlement Control Message)及び、ECMの暗号を解くための情報と個人契約情報等の個別情報である、EMM(Entitlement Management Message)を取得する。
ECM、EMMは、送信信号中のアクセス制御記述子記述子にそのロケーション情報が記述されて、送信装置20より送信される。表示制御部134は、そのロケーション情報を用いて、放送信号中のパケット位置またはURL(Uniform Resource Locator)等で示された参照先を参照することにより、ECM、EMMを取得する。
暗号解除部141は、EMMとCASプログラム起動時に付される又は予め付されている識別情報を用いて、EMMの暗号を解く。さらに、暗号解除部141は、暗号が解かれた、EMMを用いて、ECMの暗号を解き、番組データをデスクランブルするための鍵を得る。
暗号解除部141は、デスクランブルするための鍵を、表示制御部134へ出力する。
暗号解除部141は、予め(例えば、受信装置10の電源投入時)、CAS(Conditional Access System)プログラムを起動する。
暗号解除部141は、表示制御部134から、有料放送の番組情報と受信装置の制御に関する情報等の共通情報である、ECM(Entitlement Control Message)及び、ECMの暗号を解くための情報と個人契約情報等の個別情報である、EMM(Entitlement Management Message)を取得する。
ECM、EMMは、送信信号中のアクセス制御記述子記述子にそのロケーション情報が記述されて、送信装置20より送信される。表示制御部134は、そのロケーション情報を用いて、放送信号中のパケット位置またはURL(Uniform Resource Locator)等で示された参照先を参照することにより、ECM、EMMを取得する。
暗号解除部141は、EMMとCASプログラム起動時に付される又は予め付されている識別情報を用いて、EMMの暗号を解く。さらに、暗号解除部141は、暗号が解かれた、EMMを用いて、ECMの暗号を解き、番組データをデスクランブルするための鍵を得る。
暗号解除部141は、デスクランブルするための鍵を、表示制御部134へ出力する。
通信部151は、インターネット50を介して、通信装置40と通信を行う通信インターフェースである。通信部151は、通信装置40と通信を行うことで、通信部151は、受信装置10が受信中の番組の情報(番組の名称、放送日時等)を、通信装置40に通知し、受信中の番組に関する代替コンテンツに関する情報(ロケーション情報等)を取得する。
制御部131は、CPU等を含んで構成される制御デバイスを含んで構成される。制御部131は、受信装置10の種々の動作を制御する。制御部131は、検出部132、判定部133、表示制御部134及び、代替コンテンツ取得部135によって構成される。
検出部132は、受信した放送信号の再生品質を判定するための受信状態を検出する。
検出部132は、受信部111が受信した放送信号から、受信信号のレベルを示すデータを取得し、受信状態を検出する。
受信状態の検出は、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator、受信信号強度)が用いられる。また、復号後のデータを用いてパケット単位での誤り率である、PER(Packet Error Rate)や、MMT−SIのメッセージ、テーブル、記述子に付された誤り検出符号である、CRC(Cyclic Redundancy Check)を用いることによっても、受信した放送信号の再生品質を検出することができる。
検出部132は、受信部111が受信した放送信号から、受信信号のレベルを示すデータを取得し、受信状態を検出する。
受信状態の検出は、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator、受信信号強度)が用いられる。また、復号後のデータを用いてパケット単位での誤り率である、PER(Packet Error Rate)や、MMT−SIのメッセージ、テーブル、記述子に付された誤り検出符号である、CRC(Cyclic Redundancy Check)を用いることによっても、受信した放送信号の再生品質を検出することができる。
判定部133は、受信状態を判定するために、記憶部122から取得する、RSSI、PER又は、CRC等の再生品質の判定に用いる指標と、検出部132から取得した、受信状態とを用いて、受信状態が正常か又は、代替を要するほどに劣悪か、の判定をする。
判定部133は、判定結果を、記憶部122へ出力する。
判定部133は、判定結果を、記憶部122へ出力する。
表示制御部134は、受信部111が受信した番組の再生処理、記憶部122内PPV管理テーブル更新処理、通信装置40から代替コンテンツを取得する処理等について、一連の表示制御をする。
PPV管理テーブルは、記憶部122内にあり、暗号解除部141から取得する、CASモジュール情報、分離部113より取得する放送信号中の構成情報にある、放送番組の番組タイトル、放送日時、及び、判定部133より取得する受信状態の判定結果等、を含んで構成される。
PPV管理テーブルは、記憶部122内にあり、暗号解除部141から取得する、CASモジュール情報、分離部113より取得する放送信号中の構成情報にある、放送番組の番組タイトル、放送日時、及び、判定部133より取得する受信状態の判定結果等、を含んで構成される。
表示制御部134は、番組を再生するために、分離部113より取得した構成情報から、ECM、EMM情報取り出して、暗号解除部141に通知してデスクランブルするための鍵を取得する。
表示制御部134は、デスクランブルするための鍵を、復号部112へ出力する。
表示制御部134は、分離部113から取得した構成情報より取得した情報を用いて、映像合成部118へ選択画面を示す通知画像データ等の情報を出力する。
表示制御部134は、デスクランブルするための鍵を、復号部112へ出力する。
表示制御部134は、分離部113から取得した構成情報より取得した情報を用いて、映像合成部118へ選択画面を示す通知画像データ等の情報を出力する。
表示制御部134は、PPV管理テーブルを更新するために、暗号解除部141から、CASモジュール情報を取得して、記憶部122へ出力する。
また、表示制御部134は、分離部113から取得した構成情報内の番組に関する情報(番組の名称、放送日時、再放送日時、等)を、記憶部122へ出力する。
さらに、表示制御部134は、代替コンテンツ取得部135から、通信部151を介して代替コンテンツ番組データを取得し、その旨を、記憶部122へ出力する。
また、表示制御部134は、分離部113から取得した構成情報内の番組に関する情報(番組の名称、放送日時、再放送日時、等)を、記憶部122へ出力する。
さらに、表示制御部134は、代替コンテンツ取得部135から、通信部151を介して代替コンテンツ番組データを取得し、その旨を、記憶部122へ出力する。
表示制御部134は、記憶部122から受信状態の判定結果を取得し、受信状態が代替を要するほど劣悪であることを検出した場合には、その有料放送番組終了時刻において、代替コンテンツ取得部135、通信部151を介して、通信装置40へ代替コンテンツ要求を通知する。
表示制御部134は、通信装置40へ代替コンテンツ要求の応答として、通信部151、代替コンテンツ取得部135を介して、通信装置40から代替コンテンツに関する情報(ロケーション情報、鍵情報、等)を取得する。
また、表示制御部134は、通信部151、代替コンテンツ取得部135を介して、通信装置40から代替コンテンツに関する情報を取得し、その情報の中のロケーション情報から、代替コンテンツの格納先の通信サーバーのロケーション情報を用いて、代替コンテンツ取得部135、通信部151を介して、代替コンテンツの格納先の通信サーバーにアクセスして、代替コンテンツ番組データを取得する。
表示制御部134は、通信装置40へ代替コンテンツ要求の応答として、通信部151、代替コンテンツ取得部135を介して、通信装置40から代替コンテンツに関する情報(ロケーション情報、鍵情報、等)を取得する。
また、表示制御部134は、通信部151、代替コンテンツ取得部135を介して、通信装置40から代替コンテンツに関する情報を取得し、その情報の中のロケーション情報から、代替コンテンツの格納先の通信サーバーのロケーション情報を用いて、代替コンテンツ取得部135、通信部151を介して、代替コンテンツの格納先の通信サーバーにアクセスして、代替コンテンツ番組データを取得する。
代替コンテンツ取得部135は、通信部151を介して、通信装置40または、表示制御部134より指定されたアドレスの通信サーバーとの通信を行う。
スイッチSW100は、音声復号部114及び、映像復号部117へ入力する音声データ及び映像データについて、分離部113の出力又は、代替コンテンツ処理部120の出力のどちらにするか選択するスイッチである。スイッチSW100の制御は、表示制御部134が行う。
スイッチSW100は、音声復号部114及び、映像復号部117へ入力する音声データ及び映像データについて、分離部113の出力又は、代替コンテンツ処理部120の出力のどちらにするか選択するスイッチである。スイッチSW100の制御は、表示制御部134が行う。
記憶部122は、各種のデータやプログラムを記憶する記憶媒体である。
記憶部122は、PPV管理テーブルを有し、有料放送番組についての属性情報である、CASモジュール情報、番組タイトル、放送日時、再放送日時、受信状態の判定結果、を記憶する。
記憶部122は、表示制御部134から、暗号解除部141を介して、CASモジュール情報を取得し、表示制御部134から番組タイトル、放送日時、再放送日時を取得し、記憶する。
記憶部122は、判定部133から、受信状態の判定結果を取得して記憶する。
記憶部122は、PPV管理テーブルを有し、有料放送番組についての属性情報である、CASモジュール情報、番組タイトル、放送日時、再放送日時、受信状態の判定結果、を記憶する。
記憶部122は、表示制御部134から、暗号解除部141を介して、CASモジュール情報を取得し、表示制御部134から番組タイトル、放送日時、再放送日時を取得し、記憶する。
記憶部122は、判定部133から、受信状態の判定結果を取得して記憶する。
例えば、記憶部122は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、又はそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
<通信装置40の構成の説明>
通信装置40について説明する。
通信装置40は、代替コンテンツをダウンロードするための情報を含む放送番組付加情報を格納した記憶領域と、インターネット通信機能を含んで構成される。代替コンテンツをダウンロードするための情報は、ダウンロード先の通信サーバーのアドレス、通信のセッション識別、セッションプロトコル番号、再接続を行う際の上限回数等を含んでいる。
図1に示す例では、通信装置40から通知された放送番組付加情報は、インターネット50を介して、受信装置10に伝送される。
通信装置40について説明する。
通信装置40は、代替コンテンツをダウンロードするための情報を含む放送番組付加情報を格納した記憶領域と、インターネット通信機能を含んで構成される。代替コンテンツをダウンロードするための情報は、ダウンロード先の通信サーバーのアドレス、通信のセッション識別、セッションプロトコル番号、再接続を行う際の上限回数等を含んでいる。
図1に示す例では、通信装置40から通知された放送番組付加情報は、インターネット50を介して、受信装置10に伝送される。
<代替コンテンツの取得>
次に、有料放送番組について受信状態が再生品質の判定に用いる受信状態しきい値を超えていない場合の代替コンテンツを取得するまでの流れを説明する。
ここでの有料放送番組の番組タイトルは「A」であり、代替コンテンツとして、VODサービスによる代替番組データを取得する場合の例である。また、SW100は、分離部113の出力側に設定されているものとして説明する。
図4は、代替コンテンツを取得するまでの処理を示すフローチャートである。
図5は、代替コンテンツ取得前後の、PPV管理テーブルを示す図である。PPV管理テーブルには、ユーザが契約した、番組Aに関する、CASモジュール情報、番組タイトル、放送日時、受信状態といった属性情報が記載されている。
図6は、代替コンテンツを取得時の、表示部119の表示画面を示す図である。図6の表示部119には、案内表示119−2、その案内表示に対する、選択表示119−3「いいえ」と、選択表示119−4「はい」が表示されている。
図7は、他の番組がある場合の代替コンテンツ取得前及び取得後の、PPV管理テーブルを示す図である。図7の、PPV管理テーブルには、ユーザが契約した、番組Aの他に、番組Bに関する属性情報が記載されている。
図8は、他の番組がある場合の代替コンテンツ取得時の表示画面を示す図である。図8の表示部119には、案内表示119−2「前回・・」、その案内表示部に対する、選択表示119−3「VODで・・」と、選択表示119−4「番組Bを・・」が表示されている。
次に、有料放送番組について受信状態が再生品質の判定に用いる受信状態しきい値を超えていない場合の代替コンテンツを取得するまでの流れを説明する。
ここでの有料放送番組の番組タイトルは「A」であり、代替コンテンツとして、VODサービスによる代替番組データを取得する場合の例である。また、SW100は、分離部113の出力側に設定されているものとして説明する。
図4は、代替コンテンツを取得するまでの処理を示すフローチャートである。
図5は、代替コンテンツ取得前後の、PPV管理テーブルを示す図である。PPV管理テーブルには、ユーザが契約した、番組Aに関する、CASモジュール情報、番組タイトル、放送日時、受信状態といった属性情報が記載されている。
図6は、代替コンテンツを取得時の、表示部119の表示画面を示す図である。図6の表示部119には、案内表示119−2、その案内表示に対する、選択表示119−3「いいえ」と、選択表示119−4「はい」が表示されている。
図7は、他の番組がある場合の代替コンテンツ取得前及び取得後の、PPV管理テーブルを示す図である。図7の、PPV管理テーブルには、ユーザが契約した、番組Aの他に、番組Bに関する属性情報が記載されている。
図8は、他の番組がある場合の代替コンテンツ取得時の表示画面を示す図である。図8の表示部119には、案内表示119−2「前回・・」、その案内表示部に対する、選択表示119−3「VODで・・」と、選択表示119−4「番組Bを・・」が表示されている。
表示制御部134は、分離部から取得する構成情報から、番組Aの番組属性情報(CASモジュール情報、番組タイトル、放送日時等)を取得し、記憶部122を介して、PPV管理テーブルに番組属性情報を記憶する(図5(a))。
受信部111は、PPV管理テーブルにある、番組Aの放送日時に、番組Aの放送信号を受信する(図4ステップS11)。表示制御部134は、番組Aの放送信号受信中に 検出部132、判定部133、記憶部122を介して、受信状態を検出し(図4ステップS12)、受信状態が正常か又は、代替を要するほどに劣悪であるか、判定する(図4ステップS13)。
表示制御部134は、受信状態が正常であれば、記憶部122を介して、PPV管理テーブルの受信状態を「受信良好」とする(図5(a)受信状態)。番組終了時まで受信状態が正常であればそのまま番組再生を終了する(図4ステップS13/YES)。
表示制御部134は、受信状態が正常であれば、記憶部122を介して、PPV管理テーブルの受信状態を「受信良好」とする(図5(a)受信状態)。番組終了時まで受信状態が正常であればそのまま番組再生を終了する(図4ステップS13/YES)。
表示制御部134は、番組Aの放送信号受信中に 検出部132、判定部133、記憶部122を介して、受信状態が正常か否かを判定し、受信状態が代替を要する状態である場合(図4ステップS13/NO)、表示制御部134は、映像合成部118と、表示部119とを介して、代替コンテンツを取得するか否かの、案内表示119−2をする(図6(a))。
また、表示制御部134は、記憶部122を介して、PPV管理テーブルの、番組Aの受信状態を「受信失敗」とする(図5(b)受信状態)。
表示制御部134は、代替コンテンツを取得するか否かの、案内表示119−2(図6(a))に対して、選択表示119−3「いいえ」に相当する制御信号を、操作入力部123を介して取得した場合、そのまま終了し、選択表示119−4「はい」に相当する制御信号を、取得した場合、代替コンテンツを取得するため、その番組終了時において、代替コンテンツ取得部135を介して代替コンテンツ取得要求を、通信装置40に通知する(図4ステップS14)。
また、表示制御部134は、記憶部122を介して、PPV管理テーブルの、番組Aの受信状態を「受信失敗」とする(図5(b)受信状態)。
表示制御部134は、代替コンテンツを取得するか否かの、案内表示119−2(図6(a))に対して、選択表示119−3「いいえ」に相当する制御信号を、操作入力部123を介して取得した場合、そのまま終了し、選択表示119−4「はい」に相当する制御信号を、取得した場合、代替コンテンツを取得するため、その番組終了時において、代替コンテンツ取得部135を介して代替コンテンツ取得要求を、通信装置40に通知する(図4ステップS14)。
通信装置40は、受信装置10からの要求に対する応答として、受信装置10へロケーション情報や暗号鍵情報等、代替コンテンツ取得に必要な情報を通知する。表示制御部134は、通信部151を介して、通信装置40から代替要求に対する応答として、代替コンテンツ格納する通信サーバーのロケーション情報、代替コンテンツ暗号鍵情報等、代替コンテンツ取得に必要な情報を取得する(図4ステップS15)。
表示制御部134は、通信装置40から取得したロケーション情報を用いて、代替コンテンツを格納する通信サーバーのアドレスを指定し、代替コンテンツを取得する。
また、表示制御部134は、通信装置40から取得した暗号鍵情報を用い、暗号解除部141を介して、暗号化された代替コンテンツのデスクランブルするための鍵を取得する。表示制御部134は、代替コンテンツの番組データと、デスクランブルするための鍵と、を代替コンテンツ処理部120に出力し、代替コンテンツを表示再生可能な状態とする(図4ステップS16)。
また、表示制御部134は、通信装置40から取得した暗号鍵情報を用い、暗号解除部141を介して、暗号化された代替コンテンツのデスクランブルするための鍵を取得する。表示制御部134は、代替コンテンツの番組データと、デスクランブルするための鍵と、を代替コンテンツ処理部120に出力し、代替コンテンツを表示再生可能な状態とする(図4ステップS16)。
このとき、表示制御部134は、PPV管理テーブル内の、番組Aの受信状態を「VOD視聴可」(図5(c)受信状態)とする。また、表示制御部134は、代替コンテンツが表示可能となった旨及び代替コンテンツの有効期限は次回再放送までである旨の、案内表示119−2「今すぐ・・」を表示する(図4ステップS17、ステップS18、図6(b))。
表示制御部134は、代替コンテンツが表示可能となった旨の、案内表示119−2(図6(b))に対して、選択表示119−3「いいえ」に相当する制御信号を、操作入力部123を介して取得した場合、そのまま終了する。
表示制御部134は、代替コンテンツが表示可能となった旨の、案内表示119−2(図6(b))に対して、選択表示119−4「はい」に相当する制御信号を、取得した場合、スイッチSW100を代替コンテンツ処理部120の出力側に設定する。
代替コンテンツ処理部120は、代替コンテンツの番組データをデスクランブルのための鍵を用いて復号し、映像データ、音声データ及び制御信号に分離し、映像データを、映像復号部117へ出力し、音声データを、音声復号部114へ出力する。こうすることで、番組Aの代替番組の映像が、表示部119から表示され、番組Aの代替番組の音声が、再生部116から出力される。
代替コンテンツ処理部120は、代替コンテンツの番組データをデスクランブルのための鍵を用いて復号し、映像データ、音声データ及び制御信号に分離し、映像データを、映像復号部117へ出力し、音声データを、音声復号部114へ出力する。こうすることで、番組Aの代替番組の映像が、表示部119から表示され、番組Aの代替番組の音声が、再生部116から出力される。
このとき、表示制御部134は、有料放送番組の代替手段としての目的を果たした代替コンテンツを必要以上に再生できないように管理する。
表示制御部134は、記憶部122を介して、代替コンテンツの再生の有無を記憶させておき、一度代替コンテンツを再生したら、記憶部122を介して、PPV管理テーブルを更新して、番組AをPPV管理テーブルのリストから削除する。
表示制御部134は、記憶部122を介して、代替コンテンツの再生の有無を記憶させておき、一度代替コンテンツを再生したら、記憶部122を介して、PPV管理テーブルを更新して、番組AをPPV管理テーブルのリストから削除する。
また、番組A代替コンテンツが表示可能となったとき(図4ステップS17)、別の番組Bを受信中又は受信予定である場合が考えられる。
このとき、番組Bを受信中に、番組A代替コンテンツを表示すれば、番組Bを中断することになり、番組Bを受信予定である場合、番組A代替コンテンツの表示時間と、番組Bを受信予定時刻の、関係によっては、すぐに番組A代替コンテンツを表示すると、番組Bを表示できなくなる場合があり得る。
表示制御部134は、係る場合、番組A代替コンテンツ又は、番組Bのいずれかの再生をするか、判断する。
表示制御部134は、PPV管理テーブルに、受信に失敗した番組A、及び、現在受信中又はこれから受信予定である、番組Bがある場合(図7(a))において、受信に失敗した、番組Aの代替コンテンツが表示可能になった場合(図7(b))、番組A代替コンテンツと、番組Bと、どちらを再生するか選択を促す旨の、案内表示119−2「前回・・」を表示する(図8)。ユーザに、番組Aの代替コンテンツ又は、番組Bのいずれかの再生をするか、判断を促すことで利便性が向上する。
このとき、番組Bを受信中に、番組A代替コンテンツを表示すれば、番組Bを中断することになり、番組Bを受信予定である場合、番組A代替コンテンツの表示時間と、番組Bを受信予定時刻の、関係によっては、すぐに番組A代替コンテンツを表示すると、番組Bを表示できなくなる場合があり得る。
表示制御部134は、係る場合、番組A代替コンテンツ又は、番組Bのいずれかの再生をするか、判断する。
表示制御部134は、PPV管理テーブルに、受信に失敗した番組A、及び、現在受信中又はこれから受信予定である、番組Bがある場合(図7(a))において、受信に失敗した、番組Aの代替コンテンツが表示可能になった場合(図7(b))、番組A代替コンテンツと、番組Bと、どちらを再生するか選択を促す旨の、案内表示119−2「前回・・」を表示する(図8)。ユーザに、番組Aの代替コンテンツ又は、番組Bのいずれかの再生をするか、判断を促すことで利便性が向上する。
表示制御部134は、番組A代替コンテンツと、番組Bを選択する、案内表示119−2(図8)に対して、選択表示119−3「VODで・・」に相当する制御信号を取得した場合、スイッチSW100を代替コンテンツ処理部120の出力側に設定する。また、代替コンテンツ処理部120は代替コンテンツの番組データをデスクランブルのための鍵を用いて復号し、映像データ、音声データ及び制御信号に分離し、映像データを、映像復号部117へ出力し、音声データを、音声復号部114へ出力する。
表示制御部134は、番組A代替コンテンツと、番組Bを選択する、案内表示119−2(図8)に対して、選択表示119−3「番組Bを・・」に相当する制御信号を取得した場合、スイッチSW100を、分離部113の出力側に設定したままとする。
こうすることで、番組Bを受信中であれば、受信装置10は、受信部111で受信中の、番組Bの放送信号を用いて、復号部112で復号し、分離部113で映像データ、音声データ及び制御信号に分離し、映像復号部117を介して、表示部119から映像を表示し、音声復号部114、再生部116を介して音声を出力し、ユーザは、番組Bを視聴できるようになる。番組Bを受信予定であれば、その予定時刻において、ユーザは、番組Bを視聴できるようになる。
こうすることで、番組Bを受信中であれば、受信装置10は、受信部111で受信中の、番組Bの放送信号を用いて、復号部112で復号し、分離部113で映像データ、音声データ及び制御信号に分離し、映像復号部117を介して、表示部119から映像を表示し、音声復号部114、再生部116を介して音声を出力し、ユーザは、番組Bを視聴できるようになる。番組Bを受信予定であれば、その予定時刻において、ユーザは、番組Bを視聴できるようになる。
表示制御部134は、受信に失敗した番組Aの代替コンテンツが表示可能になった場合であっても、直ちに番組Aの代替コンテンツを表示することなく、案内表示119−2等を表示するため、ユーザ希望に沿う処理をすることができ、利便性が向上する。
さらに、表示制御部134は、PPV管理テーブルに、受信に失敗した番組A及び、これから受信する予定又は現在受信中の番組Bがある場合(図7(a))において、受信に失敗した番組Aの、代替コンテンツが表示可能になった場合(図7(b))、番組A代替コンテンツと、番組Bとのどちらを再生するか選択を促す旨の、案内表示119−2「前回・・」を表示する前に、番組A代替コンテンツの再生時間と、番組Bの終了時刻とを比較し、番組A代替コンテンツを表示するか、番組Bの表示をするか判断してもよい。
さらに、番組A代替コンテンツに関する情報の通知は、本実施形態では、通信装置40より通知され、受信装置10により取得されるが、通信装置40経由ではなく、送信装置20から放送信号で送信され、受信装置10により取得されてもよい。この場合例えば放送信号中に含まれる個別の制御信号(例えば、EMM)を用いることができる。この場合、例えば、送信装置20はインターネット通信機能を有し、インターネット50を介して、受信装置10から直接又は、通信装置40を通じて、受信不良を知らせる通知が、送信装置20に通知される。
代替コンテンツは、受信装置10の記憶部122に蓄積される番組データであってもよいし、代替コンテンツを格納する通信サーバーの、URL、IPアドレス等の、ロケーション情報でもよい。
表示制御部134は、映像合成部118を介して表示部に、代替コンテンツが表示可能である旨の情報を表示する場合、放送通信連携システムを利用してもよい。この仕組みを利用すれば、表示制御部134は、既存のシステムの中で、代替コンテンツを案内することができる。
本実施形態では、放送番組受信中に受信状態が代替を要するほどに劣悪となった場合に、その有料番組の終了時刻において、代替コンテンツの取得を行っているが、番組放送中であっても、代替コンテンツを取得してもよい。例えば、番組放送からやや遅れて伝送される、IP再放送がある場合、これを取得する。そうすることで多少の時間的遅延があるものの、同内容の番組をほぼリアルタイムに表示できる。
通信装置40は、本実施形態では送信装置と別装置となっているが、送信装置の一部に配置されていてもよいし、クラウド上のサーバーであってもよい。また、通信装置40は、本実施形態では代替コンテンツを格納する通信サーバーと別装置となっているが、通信装置40内に代替コンテンツを格納してもよい。
暗号解除部141は、本実施形態で、受信装置10に内蔵しているが、受信装置10に接続可能な暗号解除機器であってもよい。例えば、ICカード型の暗号解除機器がある。
また、上述した実施形態における、受信装置10又は、送信装置20の一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、認識データ伝送装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、認識データ伝送装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…デジタル放送システム、10…受信装置、20…送信装置、30…放送衛星、40…通信装置、
111…受信部、112…復号部、113…分離部、114…音声復号部、116…再生部、117…映像復号部、118…映像合成部、119…表示部、119−2…案内表示、
119−3、119−4…選択表示、
120…代替コンテンツ処理部、122…記憶部、123…操作入力部、
131…制御部、132…検出部、133…判定部、134…表示制御部、135…代替コンテンツ取得部、141…暗号解除部、151…通信部、SW100…スイッチ、
201…番組データ生成部、202…構成情報生成部、203…多重化部、205…送信部
111…受信部、112…復号部、113…分離部、114…音声復号部、116…再生部、117…映像復号部、118…映像合成部、119…表示部、119−2…案内表示、
119−3、119−4…選択表示、
120…代替コンテンツ処理部、122…記憶部、123…操作入力部、
131…制御部、132…検出部、133…判定部、134…表示制御部、135…代替コンテンツ取得部、141…暗号解除部、151…通信部、SW100…スイッチ、
201…番組データ生成部、202…構成情報生成部、203…多重化部、205…送信部
Claims (8)
- 番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離し、
前記放送信号の受信状態を検出し、
前記受信状態から前記番組の代替を要するか判定し、
前記代替を要すると判定されるとき、前記番組の情報を通信装置へ通知し、
前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得し、
前記代替コンテンツに関する情報を用いて前記番組の代替サービス情報を表示する
ことを特徴とする受信装置。 - 前記番組は、有料放送に係る番組である
ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得した場合に、前記番組の再放送が予定されているとき、
前記代替サービス情報は、前記代替コンテンツと前記再放送いずれかを選択する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の受信装置。 - 前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得した場合に、前記番組とは別個の番組の放送信号を受信中又は受信予定であるとき、
前記代替サービス情報は、前記番組の代替コンテンツと前記別個の番組のいずれかを選択する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。 - 前記代替サービス情報は、前記代替コンテンツの表示と前記再放送のいずれかを操作入力信号により選択する
ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。 - 前記代替サービス情報は、前記代替コンテンツの表示と前記別個の番組のいずれかを操作入力信号により選択する
ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。 - コンピュータに、
番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離する分離手順と、
前記放送信号の受信状態を検出する検出手順と、
前記受信状態が前記番組の代替を要するか判定する判定手順と、
前記代替を要すると判定されるとき、前記番組の情報を通信装置へ通知する通知手順と、
前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得する取得する手順と、
前記代替コンテンツに関する情報を表示する表示手順と
を実行させるためのプログラム。 - 番組の表示を制御するための制御情報を放送信号から分離する分離過程と、
前記放送信号の受信状態を検出する検出過程と、
前記受信状態が前記番組の代替を要するか判定する判定過程と、
前記代替を要すると判定されるとき、前記番組の情報を通信装置へ通知する通知過程と、
前記通信装置から前記番組の代替コンテンツに関する情報を取得する取得過程と、
前記代替コンテンツに関する情報を表示する表示過程と
を含む受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073558A JP2017184207A (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 受信装置、プログラム、及び受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073558A JP2017184207A (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 受信装置、プログラム、及び受信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017184207A true JP2017184207A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=60007315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016073558A Pending JP2017184207A (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 受信装置、プログラム、及び受信方法 |
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-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016073558A patent/JP2017184207A/ja active Pending
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