JP2017182208A - 生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法 - Google Patents

生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法 Download PDF

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桂子 石田
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正敏 江田
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Takeshi Kitahara
剛 北原
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Abstract

【課題】工事現場における生コンクリートの納入管理と打設管理を精度よく、効率的におこなうことのできる生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法を提供する。【解決手段】OCRソフトを備えたホストコンピュータ4と、工事現場A,Bが有する生コンクリートの納入伝票3,7をスキャニングするスキャン装置1,5と、スキャン装置1,5にてスキャニングされた画像データをホストコンピュータ4に送信する通信機2,6と、を備え、ホストコンピュータ4では送信されてきた画像データがOCRソフトにて文字変換され、ホストコンピュータ4内において所定の情報が記載された情報データが作成される、生コンクリートの納入および打設管理システム10である。【選択図】図1

Description

本発明は、生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法に関するものである。
コンクリート構造物を施工する工事現場においては、コンクリート打設日に、予めその仕様や配合が定められた所定量の生コンクリート(フレッシュコンクリート)が搬送車(ミキサー車)にて予め設定された時刻に随時搬送され、打設に供されている。
通常、生コンクリートの製造者(生コンクリートのプラント工場)に対して、工事現場からコンクリート打設日に所定の仕様で所定量の生コンクリートの搬送が発注されるが、大規模な工事現場では、同じ日に複数の生コンクリート製造者に対して発注がなされることも往々にしてある。そのため、コンクリート打設日においては、複数の製造者からの搬送車が工事現場にて錯綜し得ることから、生コンクリートの納入管理は工事現場にとって極めて煩雑でかつ重要になる。
また、たとえば夏場の25℃を超える打設日においては、コンクリートの品質管理の観点から、練混ぜから打設完了までの時間が90分を超えないように生コンクリートの出荷から納入までの時間を厳格に管理する必要があることからも、生コンクリートの納入管理の重要性は極めて高い。
ところで、生コンクリートの製造者は、発注された仕様の生コンクリートをプラント工場にて混練製造し、製造された生コンクリートを搬送車に積み込み、指定時刻に工事現場に到着するように搬送車を出発させる。
この搬送車の出発に際し、生コンクリートの製造者においては、JISA5308に規定された納入伝票を作成し、搬送車はこの納入伝票を備えて出発する。
この納入伝票には、工事現場名、搬送車の車番、出荷時刻(生コンクリートの製造者において搬送車に納入された納入時刻)、生コンクリートの出荷量、生コンクリートの仕様(コンクリート種、呼び強度、スランプ、粗骨材の最大寸法、セメント種)や配合(セメント量、水量、細骨材量、粗骨材量、混練材量)などが情報として盛り込まれている。
搬送車が工事現場に到着すると、搬送車の運転手は納入伝票を工事管理者に手渡し、工事管理者は納入伝票の内容を確認するとともに、納入伝票に納入時刻を記載し、納入伝票の控えを受領する。
工事現場では、搬送車分の多数の納入伝票の控えを整理し、整理された多数の納入伝票に基づいてコンクリート打設量の管理データをはじめとする各種の工事管理データの作成が人手にておこなわれている。
したがって、これまでの工事管理データの作成は多大なる手間と時間を要しており、規模が大きく、一日のコンクリート打設量が多い工事現場ではこの課題が一層顕著になる。
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、工事現場における生コンクリートの納入管理と打設管理を精度よく、効率的におこなうことのできる生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明による生コンクリートの納入および打設管理システムは、OCRソフトを備えたホストコンピュータと、工事現場が有する生コンクリートの納入伝票をスキャニングするスキャン装置と、該スキャン装置にてスキャニングされた画像データを前記ホストコンピュータに送信する通信機と、を備え、前記ホストコンピュータでは送信されてきた前記画像データが前記OCRソフトにて文字変換され、該ホストコンピュータ内において所定の情報が記載された情報データが作成されるものである。
本発明の生コンクリートの納入および打設管理システムは、工事現場がスキャン装置と通信機を備え、ホストコンピュータにあるOCRソフトに通信機から画像データを送信して文字変換してテキストデータとされ、所定の情報がテキストデータとして盛り込まれた情報データを作成するようにした簡易な構成のシステムである。
ホストコンピュータはたとえばクラウドサーバーにあり、納入伝票に関する画像データから所定の情報を抽出して情報データを作成可能なOCRソフトが格納されている。なお、現状、このようなOCRソフトとしては、帳票OCR(パナソニック社製)などを使用できる。
ここで、通信機は、通信手段を備えたパソコン、スマートフォン、タブレット端末など、いずれの形態であってもよい。
いずれの形態であっても、スキャニングされた画像データをホストコンピュータに送信する機能の他、ホストコンピュータで作成された情報データを確認でき、必要に応じて情報データを取り込める機能を有している。
また、納入伝票を生コンクリートのプラント工場にて、もしくは工事現場にてクリアファイルに入れ、この状態でスキャニングすることにより、納入伝票の皺や汚れ、水漏れ等を解消しながら綺麗なスキャンデータを作成することができ、OCRソフトによる誤読防止に繋がる。
ホストコンピュータで作成された情報データとしては、前記納入伝票に記載されている生コンクリートの仕様と、生コンクリートが工事現場に納入された納入時刻と、生コンクリートの搬送車が現場を退場する退出時刻(打設完了時刻)などが含まれている。
なお、納入伝票において、生コンクリートが工事現場に納入された納入時刻は工事現場の管理者が手書きにて記入することになるが、実際に手書きによる文字はOCRソフトにて正しく認識されない可能性がある。そこで、工事現場においてスキャン装置にて納入伝票がスキャニングされた際に、画像データとしてスキャニングの時刻が取り込まれることから、このスキャニングの時刻を納入時刻と特定して情報データに盛り込むようにするのがよい。
したがって、工事現場の管理者等は、適宜ホストコンピュータの情報データを確認することで、予め設定されている仕様の生コンクリートが実際に納入されたか否か、出荷から工事現場納入までの搬送時間が所定時間内か否かなどを客観的に特定することができる。
情報データを確認した際に、仮に納入伝票に記載されているコンクリートの仕様が予め設定されている仕様と異なる場合には、情報データを確認している管理者がコンクリート打設を管理する打設管理者の携帯電話等に警報メールを送信することができる。
また、情報データを確認した際に、搬送時間が90分を超えている場合には、データベースでの自動判断にてコンクリート打設を管理する打設管理者の携帯電話等に警報メールを送信することができる。
また、情報データにおける退出時刻を生コンクリートの打設完了時刻に同定することで、工事現場において、生コンクリートが納入された時刻とコンクリートの打設完了時刻をそれぞれスキャニングすることができ、工事現場における生コンクリートの打設管理に供することができる。
多数の工事現場を有する建設会社にとって、本発明による生コンクリートの納入および打設管理システムを用いることで、OCRソフトを備えた一つのホストコンピュータを全ての工事現場が共有しながら、各工事現場では、多数の納入伝票に基づいて人手によって工事管理データを作成することなく、自動的に情報データを含む工事管理データを作成することが可能になる。
自動的に作成された情報データは、工事管理データとして保存が可能なほか、工事竣工の際には情報データの電子納品に供することもできる。
また、本発明は生コンクリートの納入および打設管理方法にも及ぶものであり、この納入および打設管理方法は、生コンクリートの製造者から生コンクリートを積んで出荷した搬送車が工事現場に到着し、該工事現場が生コンクリートの納入伝票をスキャニングして画像データを作成し、該画像データをOCRソフトを備えたホストコンピュータに送信する第1のステップ、前記ホストコンピュータにおいて送信されてきた前記画像データを前記OCRソフトにて文字変換し、該ホストコンピュータ内において所定の情報が記載された情報データを作成する第2のステップからなるものである。
本発明の生コンクリートの納入および打設管理方法においても、ホストコンピュータで作成された情報データとして、前記納入伝票に記載されている生コンクリートの仕様と、生コンクリートが工事現場に納入された納入時刻と、生コンクリートの搬送車が現場を退場する退出時刻(打設完了時刻)などが含まれる。
本発明の生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法によれば、工事現場がスキャン装置と通信機を備え、ホストコンピュータにあるOCRソフトに通信機から画像データを送信して文字変換してテキストデータとされ、所定の情報がテキストデータとして盛り込まれた情報データを作成することにより、適宜ホストコンピュータの情報データを確認することで、予め設定されている仕様の生コンクリートが実際に納入されたか否か、出荷から工事現場納入までの搬送時間が所定時間内か否か、ある搬送車からのコンクリート打設完了時刻などの管理を精度よくかつ効率的におこなうことができ、必要に応じて迅速に警報を工事担当者等に伝達することができる。
また、納入伝票に基づく各種情報の収集を自動的におこなうことができるため、各施工段階での工事管理データや工事竣工時の工事管理データを人手をかけることなく、効率的に作成することができる。
さらには、多数の工事現場が同時に存在する場合に、OCRソフトを備えた一つのホストコンピュータを全ての工事現場が共有することができるため、これらの工事現場を統括する建設会社としては、共通の納入および打設管理システムを全工事現場に対して可及的安価に適用することができる。
本発明の納入および打設管理システムの実施の形態を示した模式図である。 通信機の構成を示したブロック図である。 ホストコンピュータの構成を示したブロック図である。 工事現場にて生コンクリートの製造者から渡される納入伝票の一例を示した図である。 工事現場においてスキャニングされる納入伝票の一例を示した図である。 ホストコンピュータのOCRソフトにて作成された情報データの一例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法の実施の形態を説明する。
(生コンクリートの納入および打設管理システムと納入および打設管理方法の実施の形態)
図1は本発明の納入および打設管理システムの実施の形態を示した模式図であり、図2,3はそれぞれ通信機とホストコンピュータの構成を示したブロック図である。また、図4は工事現場にて生コンクリートの製造者から渡される納入伝票の一例を示した図であり、図5は工事現場においてスキャニングされる納入伝票の一例を示した図である。
図示する納入および打設管理システム10は、OCRソフトを備えたホストコンピュータ4と、一つの工事現場Aが有する生コンクリートの納入伝票3をスキャニングするスキャン装置1と、スキャン装置1にてスキャニングされた画像データをホストコンピュータ4に送信する(X1方向)通信機2と、他の工事現場Bが有する納入伝票7をスキャニングするスキャン装置5と、スキャン装置5にてスキャニングされた画像データをホストコンピュータ4に送信する(X2方向)通信機6と、から大略構成されている。なお、納入および打設管理システム10は、一つの工事現場のみが有するスキャン装置および通信機とホストコンピュータから構成されてもよいし、三つ以上の工事現場が有するスキャン装置および通信機とホストコンピュータから構成されてもよい。
ホストコンピュータ4はたとえばクラウドサーバーにある。また、ホストコンピュータ4に内蔵されているOCRソフトは、納入伝票3,7がスキャニングされてできた画像データ(たとえばtifデータ)を文字変換してテキストデータとし、所定の情報がテキストデータとして盛り込まれた情報データ(たとえばエクセルデータ)を作成する。
ここで、このようなOCRソフトとして、帳票OCR(パナソニック社製)などが適用できる。
工事現場A,Bが有する通信機2,6は、異なる形態の通信機であっても同一の通信機であってもよく、通信手段を備えたパソコン、スマートフォン、タブレット端末などからなる。
また、工事現場A,Bが有するスキャン装置1,5も、異なる形態のスキャン装置であっても同一のスキャン装置であってもよく、たとえば、キャノン社製のCannon DR-P 208IIやCannon DR-P 215IIなどを適用できる。
通信機2,6は、少なくとも図2で示す内部構成を備えている。
すなわち、スキャン装置1,5でスキャニングされた納入伝票3,7に関する画像データを取り込む画像データ取込部と、画像データ取込部で取込まれた画像データをホストコンピュータ4に送信する送信部、ホストコンピュータ4にて作成された情報データを受信する受信部、受信された情報データを表示する表示部、各部の動作を司るCPU、RAM、ROMなどがバスで繋がれた構成を有している。
一方、ホストコンピュータ4はクラウドサーバーにあり、納入伝票3,7に関する各画像データから所定の情報を抽出して情報データを作成可能なOCRソフトが格納されている。
たとえば、このようなOCRソフトとしては、帳票OCR(パナソニック社製)などを適用できる。
ホストコンピュータ4の具体的な内部構成は、図3で示すように、通信機2,6から送信される画像データを受信する受信部、受信された画像データを文字変換する文字変換部、文字変換されたデータから所定の情報を抽出して情報データを作成する情報データ作成部(以上、文字変換部がOCRソフトに内蔵されている)、情報データを通信機2,6に送信する送信部、各部の動作を司るCPU、RAM、ROMなどがバスで繋がれた構成を有している。
以下、工事現場Aにおける管理とここで使用される納入伝票3のみを取り上げて説明する。生コンクリートの製造者にて作成される生コンクリートの納入伝票3には、図4で示すような内容が盛り込まれている。
すなわち、工事現場名(納入場所)、搬送車の車番、出荷時刻(生コンクリートの製造者において搬送車に納入された納入時刻)、生コンクリートの出荷量、生コンクリートの仕様(コンクリート種、呼び強度、スランプ、粗骨材の最大寸法、セメント種)や配合(セメント量、水量、細骨材量、粗骨材量、混和剤量)などである。
納入伝票3を生コンクリートのプラント工場にて、もしくは工事現場Aにてクリアファイルに入れ、この状態でスキャニングすることにより、納入伝票3の皺や汚れ、水漏れ等を解消しながら、綺麗なスキャンデータを作成することができ、OCRソフトによる誤読防止に繋がる。
生コンクリートの製造者から生コンクリートを積んで出荷した搬送車が工事現場Aに到着すると、工事現場Aでは工事管理者が生コンクリートが工事現場Aに納入された納入時刻を手書きにて記入する。図5では、「納入時刻」の「着」の欄に手書きで9時20分が記載されている。
工事現場では、生コンクリートの納入時刻が記載された図4または図5で示す納入伝票3をスキャニングして画像データを作成し、画像データをホストコンピュータ4に送信する。
このように、生コンクリートが工事現場Aに納入された納入時刻は工事現場Aの管理者が手書きにて記入することになるが、実際に手書きによる文字はOCRソフトにて正しく認識されない可能性がある。この点に関しては、工事現場Aにおいてスキャン装置1にて納入伝票3がスキャニングされた際に、画像データにスキャニングの時刻を画像データの情報として取り込めることから、このスキャニングの時刻を納入時刻と特定して情報データに盛り込むことができる。
また、工事現場Aでは、生コンクリートの納入時刻の管理に加えて、納入および打設管理システム10を用いて、生コンクリートの打設管理もおこなうことができる。
たとえば、納入時刻が記載された納入伝票3に対して、生コンクリートの打設が完了し、搬送車が工事現場Aを出発する際にこれをスキャン装置1にてスキャニングし、スキャニングされた画像データをホストコンピュータ4に送信する。なお、この場合も、スキャニングされた時刻が画像データの情報として取り込まれ、このスキャニングの時刻を退出時刻と特定して情報データに盛り込むことができる。そして、この退出時刻は生コンクリートの打設完了時刻として使用し、打設完了時刻の管理に供することができる。
ここで、図6はホストコンピュータのOCRソフトにて作成された文字情報(csvデータ)をデータベースで集約した情報データの一例を示した図である。
情報データには、施工されるコンクリート構造物の部位(床、壁等)ごとに、施工に供された生コンクリートの仕様や配合の他、当該生コンクリートを搬送した搬送車の車番や出荷時刻、工事現場への納入時刻、搬送に要した時刻、さらには、打設完了時刻などが盛り込まれている。ここで、現場にて生コンクリートを納入した納入時刻(図6の納入_着)が1回目スキャン時刻として記入され、生コンクリートの打設が完了して生コンクリートの搬送車が現場を退場する時刻(図6の打設完了)が2回目スキャン時刻として記入される。
工事現場Aの工事管理者等は、納入および打設管理システム10を用いて適宜必要な情報を確認することができる。
具体的には、工事現場Aの管理者等は、適宜ホストコンピュータ4の情報データを確認することで、予め設定されている仕様の生コンクリートが実際に納入されたか否か、出荷から工事現場A納入までの搬送時間が所定時間内か否か、ある搬送車からのコンクリート打設完了時刻などを客観的に特定することができる。
情報データを確認した際に、仮に納入伝票3に記載されているコンクリートの仕様が予め設定されている仕様と異なる場合には、データベースでの自動判断により、コンクリート打設を管理する打設管理者の携帯電話等に警報メールを送信することができる。
また、情報データを確認した際に、搬送時間が90分を超えている場合には、データベースでの自動判断により、コンクリート打設を管理する打設管理者の携帯電話等に警報メールを送信することができる。
なお、図6で示すように、搬送時間が所定時間を超えた場合にはNG判定を表示し、必要に応じて、ホストコンピュータ4から工事現場Aが有する通信機2に対して警報メールを送信することもできる。
このように、複数の工事現場A,Bを有する建設会社にとって、本発明による生コンクリートの納入および打設管理システム10を用いることで、OCRソフトを備えた一つのホストコンピュータ4を全ての工事現場A,Bが共有しながら、各工事現場A,Bでは、多数の納入伝票3,7に基づいて人手によって工事管理データを作成することなく、自動的に情報データを含む工事管理データ(各施工段階での工事管理データや工事竣工時の工事管理データ)を作成することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1,5…スキャン装置、2,6…通信機、3,7…納入伝票、4…ホストコンピュータ、10…(生コンクリートの)納入および打設管理システム

Claims (4)

  1. OCRソフトを備えたホストコンピュータと、
    工事現場が有する生コンクリートの納入伝票をスキャニングするスキャン装置と、該スキャン装置にてスキャニングされた画像データを前記ホストコンピュータに送信する通信機と、を備え、
    前記ホストコンピュータでは送信されてきた前記画像データが前記OCRソフトにて文字変換され、該ホストコンピュータ内において所定の情報が記載された情報データが作成される、生コンクリートの納入および打設管理システム。
  2. 前記所定の情報が、前記納入伝票に記載されている生コンクリートの仕様と、生コンクリートが工事現場に納入された納入時刻と、生コンクリートの搬送車が現場を退場する退出時刻と、を少なくとも含んでいる、請求項1に記載の生コンクリートの納入および打設管理システム。
  3. 生コンクリートの製造者から生コンクリートを積んで出荷した搬送車が工事現場に到着し、該工事現場が生コンクリートの納入伝票をスキャニングして画像データを作成し、該画像データをOCRソフトを備えたホストコンピュータに送信する第1のステップ、
    前記ホストコンピュータにおいて送信されてきた前記画像データを前記OCRソフトにて文字変換し、該ホストコンピュータ内において所定の情報が記載された情報データを作成する第2のステップからなる、生コンクリートの納入および打設管理方法。
  4. 前記第2のステップにおける前記所定の情報が、前記納入伝票に記載されている生コンクリートの仕様と、生コンクリートが工事現場に納入された納入時刻と、生コンクリートの搬送車が現場を退場する退出時刻と、を少なくとも含んでいる、請求項3に記載の生コンクリートの納入および打設管理方法。
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