JP3195975U - 建築管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】工事の進捗状況をリアルタイムに入手可能にする建築管理システムを提供する。【解決手段】各建築工事に関する情報である物件情報を複数保持する建築管理サーバ2と、建築工事に関する者がユーザとして使用するクライアント端末と、各建築工事の現場に設置されているカメラを含むカメラシステム4とが、インターネット網6を介して接続可能に構成されている。物件情報は、カメラから映像を取得するための映像取得情報を含むとともに、該ユーザのユーザIDに関連づけられている。建築管理サーバ2は、クライアント端末からの接続を受け、該接続されたクライアント端末から受信したユーザIDに関連付けられている物件情報を抽出し、該抽出された物件情報をクライアント端末に提供する。クライアント端末は、映像取得情報を用いてカメラから映像を取得する。【選択図】図1

Description

本考案は、遠隔にある建築工事の現場を管理するための建築管理システムに関するものである。
従来の建築管理システムとしては、本願出願人による、特許文献1に記載されたものを例示する。この建築管理システムは、建築管理サーバと、該建築管理サーバに対して通信回線を介して接続可能に構成されたクライアント端末とを含んでいる。クライアント端末としては、少なくとも建築工事を管理する建築工事管理業者の端末である建築管理業者端末と、該建築工事管理業者の管理下で建築工事の施工を担当する施工業者における担当者の端末である施工業者担当者端末と、建築を依頼した施主の端末である施主端末とを含んでいる。
建築管理サーバは、複数の工程からなる建築工事における各工程が終了したときに、該終了した工程を識別する情報と、該終了時における建築工事の現場を撮影した画像データとを送信する送信手段を備えた施工業者担当者端末からインターネット網を介して接続可能に構成されている。そして、前記各工程について、前記工程を識別する情報と、該工程が終了しているか否かを示す終了情報と、前記画像データとを関連づけて記憶する物件情報記憶手段と、施工業者担当者端末から前記工程を識別する情報を受信するとともに前記画像データを受信する手段と、前記物件情報記憶手段において、該受信した前記工程を識別する情報に関連づけられた前記終了情報に、該工程が終了したことを示す情報を記録する手段とを備えている。
この建築管理システムによれば、基礎工事から内装工事を経て完成に至るまでに数十枚以上にもなる画像データが順次登録され、それらを確認できたり、個々の工事の施工予定日や進捗状況なども日程表で確認できたりする等の効果が得られる。これにより、建築工事管理業者は、現場から離れた場所にいても工事を管理でき、また、次の工程以降を担当する施工業者は、現場から離れた場所にいても現在の工程の進捗を確認して準備をすることができる。そのため、建築工事管理業者や施工業者は、現場へ出向くロス時間をなくすことができる。また、新人の建築工事管理業者でも、チャート形式で表示された工程表を見ながら能率良く、簡単に現場の工程を理解することができるようになっているので、人材育成に役立てることができる。また、建築管理業者や施主が登録された画像データにより、現場状況を確認しているため、施工業者は確かな工事をしていないと、画像データを送信できないので、施工業者の手抜き防止になるとともに、施工業者の責任感を向上させることができる。さらに、現場に出向くことができない施主でも、現場へ出向くことなく工事の進捗状況を確認できるとともに、完了した工程の確認をもすることができる。
特開2005−275982号公報
ところが、従来の建築管理システムでは、前記各工程の終了情報に、該工程が終了したことを示す情報が登録されるまで、該工程の進捗状況を把握できないという課題がある。
また、建築工事の管理に関しては、各施工業者に対する仕様書や設計図等の書類の配布作業や、建築工事の途中で仕様書や設計図が変更になった場合の修正版の書類の配布作業に手間隙が掛かっており、それが建築工事の各工程の進捗に影響を与えることがあり、作業の効率化が要望されている。
前記課題を解決するために、本考案の建築管理システムは、
各建築工事に関する情報である建築工事情報を複数保持する建築管理サーバと、
前記建築工事に関する者がユーザとして使用するクライアント端末と、
前記各建築工事の現場に設置されているカメラとが、インターネット網を介して接続可能に構成されており、
前記建築工事情報は、前記建築工事の現場に設置されている前記カメラから映像を取得するための映像取得情報を含んでいるとともに、該建築工事に関する者を識別するユーザ識別情報に関連づけられており、
前記建築管理サーバは、前記クライアント端末からの接続を受ける接続手段と、該接続された前記クライアント端末から受信したユーザ識別情報に関連付けられている前記建築工事情報を抽出する抽出手段と、
該抽出された前記建築工事情報を前記クライアント端末に提供する提供手段とを備えており、
前記クライアント端末は、前記建築工事情報における前記映像取得情報を用いて前記カメラから映像を取得するように構成されている。
前記建築工事情報としては、特に限定されないが、前記映像取得情報の他に、建築工事の対象物件に関する情報や、建築工事に関する情報等を例示する。また、前記カメラの前記現場への設置方法としては、特に限定されないが、建築工事の現場の屋内、屋外、又はその両方に設置する方法を例示する。また、映像取得情報としては、特に限定されないが、前記カメラの接続先ネットワークアドレスや、前記カメラの映像データを仲介してストリーミングで提供するストリーミングサーバ装置の接続先ネットワークアドレス等を例示する。前記ストリーミングサーバ装置の機能を前記建築管理サーバに備えさせてもよい。
この構成によれば、前記カメラの映像を通じて、前記建築工事の現場における現在の進捗状況をリアルタイムに入手できる。例えば、作業工程の途中における作業ミスの有無や手抜きの有無を随時チェックすることができ、建築工事の質を向上させることができる。また、現場から離れた場所にいても現場の実映像を見ながら電話で指示や打合せができる。また、台風、地震等の緊急時にも、すぐに現場を確認することで、即座に対応することができる。また、前記カメラを通じて常に見られている可能性があるという緊張感で、現場の意識や責任感を、より向上させることができる。また、前記進捗状況に応じて、その後の作業工程の準備を開始することができ、建築工事を滞りなく進めることが可能になる。さらに、現場から遠距離に在住している等、現場に出向くことが困難な施主でも、前記カメラを通じて前記建築工事の現場における現在の進捗状況をリアルタイムに入手でき、施主参加型のマイホームづくりを実現することができる。このように、本考案によれば、現場に出向くロス時間をなくすことができ、建築工事に対する安心度、信頼度、満足度等を高めることができる。
前記建築工事情報は、前記建築工事に関する図書情報を含んでいる態様を例示する。
前記図書情報としては、特に限定されないが、建築工事の仕様書、設計図、建築工事における作業のチェックリスト等を例示する。
この構成によれば、前記図書情報を更新するだけで、各前記ユーザに最新の情報を提供することができるし、前記図書情報を前記各ユーザに個別に配布する必要がないので、配布ミス(例えば、古い図書情報を配布したり、図書情報を配布し忘れたりする等のミス。)を防止できる。また、前記図書情報としては、各種の図面だけでなく、チェックリストも登録できるので、それを随時更新することにより、発生した施工ミスや段取りミス等の再発を速やかに防止でき、それによりクレームの防止や人材育成に役立てることができる。
前記ユーザ識別情報は、該建築工事の施工者、該施工者の下請業者、及び該建築工事の施主のグループに少なくとも分類されており、
前記建築管理サーバは、該各グループに応じて、前記建築工事情報の提供内容を絞り込み可能に構成されている
態様を例示する。
この構成によれば、各前記ユーザに対し、その者が属するグループが必要とする情報のみを提供することができる。
本考案に係る建築管理システムによれば、建築工事の現場における現在の進捗状況をリアルタイムに入手できるという優れた効果を奏する。
本考案を具体化した一実施形態に係る建築管理システムの全体構成を示すブロック図である。 同建築管理システムにおける建築管理サーバの構成を示すブロック図である。 同建築管理サーバの物件情報記憶手段のレコード構造を示す図である。 同建築管理サーバの建築管理業者情報記憶手段、施工者情報記憶手段、及び施主情報記憶手段のレコード構造を示す図である。 同建築管理システムにおけるカメラシステムの構成を示すブロック図である。 同建築管理システムにおけるクライアント端末に表示される、建築管理サーバへのログイン画面例を示す図である。 同クライアント端末としての施工者端末に表示されるトップ画面例を示す図である。 同クライアント端末としての下請業者端末に表示されるトップ画面例を示す図である。 同クライアント端末としての施主端末に表示されるトップ画面例を示す図である。 同クライアント端末に表示される工程表画面例を示す図である。 同クライアント端末に表示される詳細進捗・写真一覧画面例を示す図である。 同クライアント端末に表示される図書閲覧画面例を示す図である。 同クライアント端末における図書ファイルの内容を表示する画面例を示す図である。 同クライアント端末に表示される、カメラへのログイン画面例を示す図である。 同クライアント端末に表示されるカメラ映像表示画面例を示す図である。
図1〜図15は本考案を具体化した一実施形態の建築管理システム1を示している。この建築管理システム1は、図1に示すように、建築管理サーバ2、クライアント端末3及びカメラシステム4が、通信回線としてのインターネット網6を介して互いに接続可能に構成されている。本例のクライアント端末3としては、建築工事を管理する施工者の端末である施工者端末3Aと、該施工者の下請業者の端末である下請業者端末3Bと、該建築工事を依頼した施主の端末である施主端末3Cとを含んでいる。本例では、建築管理サーバ2が、インターネット網6を介して作動するWEBサーバ装置として構成されており、クライアント端末3が建築管理サーバ2にインターネット網6を介して接続されるWEBクライアント端末として構成されている。
建築管理サーバ2は、図2に示すように、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置等の表示部7と、キーボード、テンキー、マウス、トラックボール等の入力部8と、制御部9と、記憶部10と、通信部11とを備えている。制御部9は、CPU(中央処理装置)、ROM(読取り専用記憶装置)、RAM(読取り書込み記憶装置)等(いずれも図示略)が互いにバスを介して接続されてなる公知の構成を備えたコンピュータであり、記憶部10に記憶されたプログラムやデータを前記RAMに読み込むとともに、それらの内容に従って建築管理サーバ2全体を制御する。通信部11は、インターネット通信手段として、クライアント端末との間で電子メールを送受信するためのメール処理手段と、WEBクライアントとしてのクライアント端末との間でデータを送受信するためのWEBサーバ処理手段とを備えている。
記憶部10は、例えば、ハードディスク装置、リムーバルディスク装置(フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW等のリムーバルな記録媒体の読書装置)、メモリカード、USBメモリ(USB[Universal Serial Bus]規格に準拠したインターフェースを持つメモリ)等の記憶装置からなっている。このハードディスク装置や、リムーバルな記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、この記録媒体には、各種データを記憶する手段として、物件情報記憶手段28と、施工者情報記憶手段29と、下請業者情報記憶手段30と、施主情報記憶手段31と、画像ファイル記憶手段32と、図書ファイル記憶手段33が設けられている。
物件情報記憶手段28は、図3に示すように、建築工事の対象物件に関する情報である物件情報200と、建築工事に関する情報である工事情報220と、建築工事の詳細項目に関する情報である工事項目情報240とを含んでいる。
物件情報200は、各物件について、当該物件を識別する物件ID(Identification)201、当該物件の名称である物件名202、当該物件の建築管理を担当する施工者を識別する施工者ID203、当該物件の施主を識別する施主ID204、当該物件の商品名205、現場所在地206、着工日207、竣工日208、図書情報209、カメラシステムの各カメラにアクセスするためのURL210、等の情報を含んでいる。ここで、施工者ID203には、施工者情報260におけるいずれかの施工者ID261が格納され、施主ID204には、施主情報300におけるいずれかの施主ID301が格納され、図書情報209には、各図書について、その名称及びそのアクセスのためのURLが格納される。
工事情報220は、各工程について、当該工程が属する物件を識別する係属物件ID221、当該工事を識別する工事ID222、当該工事の工事名223、当該工事の施工を担当する下請業者を識別する下請業者ID224、当該工事を実施するか否かの選択225等の情報を含んでいる。ここで、係属物件ID221には、物件情報200におけるいずれかの物件ID201が格納される。
工事項目情報240は、各工事項目について、当該工事項目が属する工事を識別する係属工事ID241、当該工事項目を識別する工事項目ID242、当該工事項目の工事項目名243、開始予定日244、工期245、終了予定日246、実際の終了日247、当該工事項目の終了時における建築工事現場を撮影した画像が格納された画像ファイル名248、施工者が前記画像に記録された建築工事現場の状況を確認するとともに承認したか否かを示す確認状態249等の情報を含んでいる。ここで、係属工事ID241には、工事情報220のいずれかの工事ID222が格納される。なお、本例では、工事項目ID242が工程識別情報であり、終了日247が終了情報である。
施工者情報記憶手段29は、物件の建築工事を管理する施工者に関する情報である施工者情報260を含んでいる。この施工者情報260は、図4に示すように、各施工者について、当該施工者を識別する施工者ID261、当該施工者の施工者名262、住所263、電話番号264、FAX番号265、担当者名266、担当者役職267、担当者の携帯電話番号268、担当者の携帯電話ID269、担当者のメールアドレス270等の情報を含んでいる。
下請業者情報記憶手段30は、物件の建築工事を施工する下請業者に関する情報である下請業者情報280を含んでいる。この下請業者情報280は、図4に示すように、各下請業者について、当該下請業者を識別する下請業者ID281、当該下請業者を管理する施工者を識別する係属施工者ID282、当該下請業者の下請業者名283、住所284、電話番号285、FAX番号286、当該下請業者が担当可能な工事を識別する担当工事ID1〜ID3(287)等の情報を含んでいるとともに、複数の担当者についての情報を含んでいる。担当者の情報としては、各担当者について、当該担当者の担当者名288、携帯電話番号289、携帯電話ID290、メールアドレス291等の情報を含んでいる。ここで、係属施工者ID282には、施工者情報260のいずれかの施工者ID261が格納され、担当工事ID1〜ID3(287)には、工事情報220のいずれかの工事ID222が格納される。
施主情報記憶手段31は、物件の施主に関する情報である施主情報300を含んでいる。この施主情報300は、図4に示すように、各施主について、当該施主を識別する施主ID301、当該施主を担当する施工者を識別する係属施工者ID302、当該施主が建築管理サーバ2に接続し認証するときに使用する施主ログインID303、施主ログインパスワード304等の情報を含んでいる。ここで、係属施工者ID302には、施工者情報260のいずれかの施工者ID261が格納される。
画像ファイル記憶手段32は、工事項目情報240の画像ファイル名248で特定される各画像ファイルを含んでいる。
図書ファイル記憶手段33には、物件情報200における図書情報209に登録された図書ファイルが記憶される。
クライアント端末3としては、インターネット通信手段を備えた端末であれば特に限定されないが、PC(Personal Computer)、スマートホン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等を例示する。本例の各クライアント端末3は、インターネット通信手段として、インターネット網6を介して建築管理サーバ2との間で相互に情報を送受信するためのWEBブラウザ手段と、建築管理サーバ2との間で相互に電子メールを送受信するためのメール手段とを備えているものとする。
カメラシステム4は、各建築工事の対象物件(建物や土地)に配設されている。このカメラシステム4としては、クライアント端末3がインターネット網6を介して接続可能かつ映像取得可能なものであれば特に限定されないが、本例では、図5に示すように、建築工事の対象物件の外部に立設された支持体に設置されて同外部を撮影する室外カメラ15Aと、同内部に設置されて同内部を撮影する室内カメラ15Bと、該両カメラ15A,15Bにクライアント端末3からアクセス可能にする無線LANシステム16とを備えている。本例では、両カメラ15A,15BはそれぞれWEBサーバ機能を備えており、クライアント端末3がそのWEBクライアント機能によりアクセス可能に構成されている。また、両カメラ15A,15BにはユーザIDとパスワードが設定されており、クライアント端末3がアクセスすると、同端末に対しユーザIDとパスワードの入力を要求し、入力されたものが設定されたものと一致すると、クライアント端末3が映像取得可能になるように構成されている。本例の無線LANシステム16は、室外カメラ15Aに有線接続された無線LAN親機16aと、室内カメラ15Bに有線接続されるとともに無線LAN親機16aに無線接続された無線LAN子機16bと、無線LAN親機16a及び無線LAN子機16bに無線LAN接続されるとともに、無線データ通信網を通じてインターネット網6に接続するルータ装置16cとを備えている。
次に、以上のように構成された建築管理システム1の動作例について、クライアント端末3に表示されるWEBページの画面例を参照しながら説明する。
図6は、建築管理サーバ2によって提供されるWEBページのログイン画面の一例を示す図である。クライアント端末3がそのWEBブラウザ手段により、インターネット網6を介して建築管理サーバ2にアクセスすると、建築管理サーバ2が応答し、この画面がクライアント端末3に表示される。この画面において、建築管理サーバ2における登録ユーザである施工者、下請業者又は施主が、認証情報としてのユーザID及びパスワードを入力すると、登録ユーザ専用のWEBページ(図7、図8又は図9)に移行する。
図7は、施工者がログインした場合のWEBページのトップ画面の一例を示す図である。このWEBページには、建築工事に関する情報を登録したり修正したりするための各種ボタン361(工程マスタボタン、図書マスタボタン、新築物件登録ボタン、施工者管理ボタン、担当者管理ボタン、ユーザID一覧ボタン、携帯電話一覧ボタン)と、その施工者に係属する物件の中から所望の物件を検索するための検索条件を入力する検索条件入力エリア362と、検索を実行するための検索ボタン363と、検索条件をクリアするためのクリアボタン364と、検索条件入力エリア362で指定された条件によって抽出された物件情報の一覧を表示する物件情報一覧表示エリア365とを備えている。
検索条件入力エリア362は、本例では、物件名、物件よみ、住所、営業担当者、設計担当者、工務担当者、工事期間、引渡状態が指定可能になっている。
物件情報一覧表示エリア365には、物件情報記憶手段28に記憶されている物件情報のうち、ログインしている者が施工者として登録されている物件のみが、表示され、また、検索対象となる。本例の物件情報一覧表示エリア365は、抽出された各物件について、管理番号、物件名・施主名、住所、着工日、竣工日、進捗状況、引渡状態がそれぞれ表示されるとともに、WEBカメラボタン、更新ボタン、工事日程ボタン、図書管理ボタン、データ出力ボタン(自社)、データ出力ボタン(施主)、削除ボタンが配設されている。物件名・施主名表示366には、図10の工程表画面(後述)へのリンクが張られている。また、WEBカメラボタンにおける室外ボタン367A及び室内ボタン367Bが押されると、それぞれ室外カメラ15A及び室内カメラ15BにアクセスするためのURLがクライアント端末3に送信され、クライアント端末3に対し同URLを介して各カメラにアクセスさせるように構成されている。このURLは、物件情報200における、カメラシステムの各カメラにアクセスするためのURL210が用いられる。
図8は、下請業者がログインした場合のWEBページのトップ画面の一例を示す図である。このWEBページには、その下請業者に係属する物件の中から所望の物件を検索するための検索条件を入力する検索条件入力エリア362と、検索を実行するための検索ボタン363と、検索条件をクリアするためのクリアボタン364と、検索条件入力エリア362で指定された条件によって抽出された物件情報の一覧を表示する物件情報一覧表示エリア365とを備えている。
このWEBページの検索条件入力エリア362は、図7と同様になっている。
このWEBページの物件情報一覧表示エリア365には、物件情報記憶手段28に記憶されている物件情報のうち、ログインしている者が下請業者として登録されている物件のみが、表示され、また、検索対象となる。本例の物件情報一覧表示エリア365は、抽出された各物件について、管理番号、物件名・施主名、住所、着工日、竣工日、進捗状況、引渡状態がそれぞれ表示されるとともに、WEBカメラボタンが配設されており、それらは、図7と同様になっている。
図9は、施主がログインした場合のWEBページのトップ画面の一例を示す図である。このWEBページには、その施主の物件情報の一覧を表示する物件情報一覧表示エリア365を備えている。
このWEBページの物件情報一覧表示エリア365には、物件情報記憶手段28に記憶されている物件情報のうち、ログインしている者が施主として登録されている物件のみが、表示され、また、検索対象となる。本例の物件情報一覧表示エリア365は、図7と同様になっている。
図10は、工程表画面の一例を示す図である。この画面には、物件情報200における工事情報220や工事項目情報240に基づいて、各工事についての進捗状況401がガントチャート形式で表示されるようになっている。進捗状況401中、横軸が日程の経過を示し、「□」(402)が作業日程を示し、「●」(403)が終了した日程を示している。工事の選択エリア400に表示されている工事名を選択すると、図11の詳細進捗・写真一覧画面を表示するようになっている。また、この画面の右上側のその他写真表示404にはいずれの工事にも属さない写真一覧画面(図示略)へのリンクが張られており、同図書閲覧表示405には図12の図書閲覧画面(後述)へのリンクが張られている。
図11は、詳細進捗・写真一覧画面の一例を示す図である。この画面には、物件情報200における工事情報220や工事項目情報240に基づいて、工程表画面で選択された選択された工事における詳細進捗及び写真一覧が表示されるようになっている。この画面は、確認作業の一覧を表示する確認作業一覧表示エリア501と、同エリア501の中で選択された確認作業について登録されている写真(画像)を表示する写真表示エリア502と、写真を登録するための写真登録ボタン503と、選択された工事の報告書を印刷するための作業報告書印刷ボタン504とを備えている。画面に表示されている各写真は、画像ファイル記憶手段32から取り出されている。この画面では、選択された工事における各種の確認作業ごとに、作業予定日、作業実績日及び作業写真を表示するとともに、それらの表示内容が、写真登録ボタン503及び変更ボタン505により、それぞれ登録及び変更が可能になっている。施主がログインしている場合は、写真登録ボタン503、作業報告書印刷ボタン504及び変更ボタン505が非表示(又は無効状態)となり、情報の参照のみ可能となるように構成されている。
図12は、図書閲覧画面の一例を示す図である。この画面には、物件情報200における図書情報209に基づいて、図書一覧が表示されるようになっている。この画面は、各図書について、図書名、図書名又は図書ファイルが登録又は更新された日時、図書ファイルの登録の有無(有りの場合は「○」、無しの場合は空欄)を一覧表示する図書ファイル一覧表示エリア601を備えている。図書ファイルの登録欄602が有りとなっている図書名表示603を選択すると、図書ファイルのダウンロードが開始されるようになっている。ダウンロードされる図書ファイルは、図書ファイル記憶手段33から取り出されるようになっている。
図13は、ダウンロードした図書ファイルの内容の画面への表示例を示している。同図では、最終図面仕様書の一部(2階平面図)が画面に表示されている場合を示している。
図14は、カメラへの接続時のログイン画面の一例を示す図である。クライアント端末3がそのWEBブラウザ手段により、インターネット網6を介して各カメラ15にアクセスすると、各カメラ15が応答し、この画面がクライアント端末3に表示される。この画面において、各カメラ15に設定されているユーザIDとパスワードを入力すると、カメラ映像表示画面のWEBページ(図15)に移行する。
図15は、カメラ映像表示画面の一例を示す図である。このカメラ映像表示画面の構成は、室外カメラ15A及び室内カメラ15Bで共通しているため、本例では、室外カメラ15Aの場合についてのみ説明する。この画面には、カメラの映像を表示する映像表示エリア701と、カメラを操作するための操作ボタンエリア702とを備えている。操作ボタンエリア702には、スナップショットを保存するスナップショットボタン703、カメラの向きを上下左右に振らせるパンボタン704、カメラのズームを調節するズームボタン705、カメラの明るさを調節する明るさボタン706、カメラの逆光補正の設定を切り替える逆光補正ボタン707、カメラの解像度を変更させる解像度変更ボックス708、カメラの画質を変更させる画質変更ボックス709等が設けられている。
以上のように、本例の建築管理システム1は、各建築工事に関する情報である建築工事情報としての物件情報200を複数保持する建築管理サーバ2と、前記建築工事に関する者がユーザとして使用するクライアント端末3と、前記各建築工事の現場に設置されているカメラ15を含むカメラシステム4とが、インターネット網6を介して接続可能に構成されており、物件情報200は、前記建築工事の現場に設置されているカメラ15から映像を取得するための映像取得情報としてのカメラシステムのURL210を含んでいるとともに、該建築工事に関する者を識別するユーザ識別情報としてのユーザIDに関連づけられており、建築管理サーバ2は、クライアント端末3からの接続を受ける接続手段と、該接続されたクライアント端末3から受信した前記ユーザIDに関連付けられている物件情報200を抽出する抽出手段と、該抽出された物件情報200をクライアント端末3に提供する提供手段とを備えており、クライアント端末3は、物件情報200におけるカメラシステムのURL210を用いてカメラ15から映像を取得するように構成されている。
この構成によれば、カメラ15の映像を通じて、前記建築工事の現場における現在の進捗状況をリアルタイムに入手できる。例えば、作業工程の途中における作業ミスの有無や手抜きの有無を随時チェックすることができ、建築工事の質を向上させることができる。また、現場から離れた場所にいても現場の実映像を見ながら電話で指示や打合せができる。また、台風、地震等の緊急時にも、すぐに現場を確認することで、即座に対応することができる。また、カメラ15を通じて常に見られている可能性があるという緊張感で、現場の意識や責任感を、より向上させることができる。また、前記進捗状況に応じて、その後の作業工程の準備を開始することができ、建築工事を滞りなく進めることが可能になる。さらに、現場から遠距離に在住している等、現場に出向くことが困難な施主でも、カメラ15を通じて前記建築工事の現場における現在の進捗状況をリアルタイムに入手でき、施主参加型のマイホームづくりを実現することができる。このように、本考案によれば、現場に出向くロス時間をなくすことができ、建築工事に対する安心度、信頼度、満足度等を高めることができる。
また、建築工事情報としての物件情報200は、前記建築工事に関する図書情報209を含んでいるので、図書情報209を更新するだけで、各前記ユーザに最新の情報を提供することができるし、図書情報209を前記各ユーザに個別に配布する必要がないので、配布ミス(例えば、古い図書情報を配布したり、図書情報を配布し忘れたりする等のミス。)を防止できる。また、図書情報209としては、各種の図面だけでなく、チェックリストも登録できるので、それを随時更新することにより、発生した施工ミスや段取りミス等の再発を速やかに防止でき、それによりクレームの防止や人材育成に役立てることができる。
また、ユーザ識別情報としてのユーザIDは、該建築工事の施工者、該施工者の下請業者、及び該建築工事の施主のグループに少なくとも分類されており、建築管理サーバ2は、該各グループに応じて、前記建築工事情報としての物件情報200の提供内容を絞り込み可能に構成されているので、各前記ユーザに対し、その者が属するグループが必要とする情報のみを提供することができる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、考案の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)クライアント端末3が、カメラシステム4に接続すると、カメラ映像表示画面に、そのカメラシステム4に備えられている複数のカメラ15の映像が同時に表示されるように構成すること。
(2)ユーザ識別情報を分類するグループ数を適宜増減するとともに、該各グループに応じて、前記建築工事情報としての物件情報200の提供内容を絞り込み可能に構成すること。
1 建築管理システム
2 建築管理サーバ
3 クライアント端末
3A 施工者端末
3B 下請業者端末
3C 施主端末
4 カメラシステム
6 インターネット網
7 表示部
8 入力部
9 制御部
10 記憶部
11 通信部
15 カメラ
15A 室外カメラ
15B 室内カメラ
16 カメラシステム
16a 無線LAN親機
16b 無線LAN子機
16c ルータ装置
28 物件情報記憶手段
29 施工者情報記憶手段
30 下請業者情報記憶手段
31 施主情報記憶手段
32 画像ファイル記憶手段
33 図書ファイル記憶手段
200 物件情報
201 物件ID
202 物件名
203 施工者ID
204 施主ID
205 商品名
206 現場所在地
207 着工日
208 竣工日
209 図書情報
210 カメラにアクセスするためのURL
220 工事情報
221 係属物件ID
222 工事ID
223 工事名
224 下請業者ID
225 選択
240 工事項目情報
241 係属工事ID
242 工事項目ID
243 工事項目名
244 開始予定日
245 工期
246 終了予定日
247 終了日
248 画像ファイル名
249 確認状態
260 施工者情報
261 施工者ID
262 施工者名
263 住所
264 電話番号
265 FAX番号
266 担当者名
267 担当者役職
268 携帯電話番号
269 携帯電話ID
270 メールアドレス
280 下請業者情報
281 下請業者ID
282 係属施工者ID
283 下請業者名
284 住所
285 電話番号
286 FAX番号
287 担当工事ID
288 担当者名
289 携帯電話番号
290 携帯電話ID
291 メールアドレス
300 施主情報
301 施主ID
302 係属施工者ID
303 施主ログインID
304 施主ログインパスワード
361 種ボタン
362 検索条件入力エリア
363 検索ボタン
364 クリアボタン
365 物件情報一覧表示エリア
366 物件名・施主名表示
367A 室外ボタン
367B 室内ボタン
400 選択エリア
401 進捗状況
402 作業日程
403 終了日程
404 その他写真表示
405 図書閲覧表示
501 確認作業一覧表示エリア
502 写真表示エリア
503 写真登録ボタン
504 作業報告書印刷ボタン
505 変更ボタン
601 図書ファイル一覧表示エリア
602 登録欄
603 図書名表示
701 映像表示エリア
702 操作ボタンエリア
703 スナップショットボタン
704 パンボタン
705 ズームボタン
706 明るさボタン
707 逆光補正ボタン
708 解像度変更ボックス
709 画質変更ボックス

Claims (3)

  1. 各建築工事に関する情報である建築工事情報を複数保持する建築管理サーバと、
    前記建築工事に関する者がユーザとして使用するクライアント端末と、
    前記各建築工事の現場に設置されているカメラとが、インターネット網を介して接続可能に構成されており、
    前記建築工事情報は、前記建築工事の現場に設置されている前記カメラから映像を取得するための映像取得情報を含んでいるとともに、該建築工事に関する者のユーザ識別情報に関連づけられており、
    前記建築管理サーバは、前記クライアント端末からの接続を受ける接続手段と、該接続された前記クライアント端末から受信したユーザ識別情報に関連付けられている前記建築工事情報を抽出する抽出手段と、
    該抽出された前記建築工事情報を前記クライアント端末に提供する提供手段とを備えており、
    前記クライアント端末は、前記建築工事情報における前記映像取得情報を用いて前記カメラから映像を取得するように構成されている
    建築管理システム。
  2. 前記建築工事情報は、前記建築工事に関する図書情報を含んでいる
    請求項1記載の建築管理システム。
  3. 前記ユーザ識別情報は、該建築工事の施工者、該施工者の下請業者、及び該建築工事の施主のグループに少なくとも分類されており、
    前記管理サーバ装置は、該各グループに応じて、前記建築工事情報の提供内容を絞り込み可能に構成されている
    請求項1又は2記載の建築管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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