JP2017180723A - スイング逆止弁、スイング逆止弁に用いるストッパ、およびスイング逆止弁の製造方法 - Google Patents

スイング逆止弁、スイング逆止弁に用いるストッパ、およびスイング逆止弁の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、弁体50にストッパ60が容易かつ確実に固定されたスイング逆止弁10と、スイング逆止弁10に容易かつ確実に固定できるストッパ60と、ストッパ60が容易かつ確実に固定できるスイング逆止弁10の製造方法と、を提供する。【解決手段】 スイング逆止弁10は、弁座を有する弁箱と、弁箱に設けられた弁棒の軸周りに回転して流体通路を開閉する弁体50と、弁体50に固定され、弁体50の全開位置で弁箱に接触するストッパ60と、を含む。弁体50は、貫通孔56dを有する。ストッパ60は、貫通孔56dから突出し、弁体50の全開位置で弁箱20に接触する衝撃吸収部62と、衝撃吸収部62から貫通孔56d内に延在する軸部64と、軸部64に設けられ、貫通孔56dの内径D4より太い抜け止め部66と、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、スイング逆止弁、スイング逆止弁に用いるストッパ、およびスイング逆止弁の製造方法に関する。
従来、配管内を流れる流体が逆流することを防止するスイング式の逆止弁(以下、「スイング逆止弁」という)が用いられている。スイング逆止弁は、弁体が全開位置と全閉位置との間で回動する構造であり、中間開度で使われることが多いが、水撃などにより時々全開状態となるため、全開位置で弁箱に弁体が衝突して衝突音が発生することがある。また、この衝突により、弁箱の内側面を損傷させるおそれがある。特に、弁箱の内側面にライニングと呼ばれる樹脂コーティングを施したスイング逆止弁においては、弁体との衝突によるライニングの損傷は防錆効果を低下させる原因になる。
そこで、弁箱と接触する弁体の一部にゴムストッパを設けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ゴムストッパを設けることによって、全開時に弁体のゴムストッパが弁箱の内側面に衝突しても衝突音が抑えられ、弁箱の内側面の損傷を防止することができる。特許文献1に開示されたゴムストッパは、弁体の突起にかぶせられ、突起とゴムストッパの凹凸によって抜けにくくする工夫がなされている。
また、弁体にゴムストッパを接着剤により取り付けることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。凹凸による抜け止めだけでなく、接着剤によって確実にゴムストッパを弁体に固定するものである。しかしながら、接着剤はスイング逆止弁の用途(温度、流体の種類など)によって多数の接着剤の種類の中から適切なものを選択しなければならなかった。また、接着剤を弁体またはゴムストッパに塗布し、ゴムストッパを固定し、接着剤を乾燥させるという取付作業は煩雑で作業時間もかかっていた。
特許第2769131号公報 実用新案登録第3129601号公報
本発明は、弁体にストッパが容易かつ確実に固定されたスイング逆止弁と、スイング逆止弁に容易かつ確実に固定できるストッパと、ストッパが容易かつ確実に固定できるスイング逆止弁の製造方法と、を提供することを目的とする。
[適用例1]
本適用例に係るスイング逆止弁は、
弁座を有する弁箱と、
前記弁箱に設けられた弁棒の軸周りに回転して流体通路を開閉する弁体と、
前記弁体に固定され、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触するストッパと、
を含み、
前記弁体は、貫通孔を有し、
前記ストッパは、
前記貫通孔から突出し、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触する衝撃吸収部と、
前記衝撃吸収部から前記貫通孔内に延在する軸部と、
前記軸部に設けられ、前記貫通孔の内径より太い抜け止め部と、
を含むことを特徴とする。
本適用例に係るスイング逆止弁によれば、弁体にストッパを容易かつ確実に固定することができる。
[適用例2]
本適用例に係るスイング逆止弁において、
前記抜け止め部は、前記軸部の前記衝撃吸収部とは反対の端部に設けられ、前記貫通孔から突出することができる。
本適用例に係るスイング逆止弁によれば、作業者が貫通孔から突出した抜け止め部を視認することでストッパが所定位置に配置されたことを確認でき、その結果、ストッパが確実に弁体に固定されたことを確認できる。
[適用例3]
本適用例に係るスイング逆止弁において、
前記ストッパは、前記衝撃吸収部と前記軸部と前記抜け止め部とが一体に形成されたゴム製であることができる。
本適用例に係るスイング逆止弁によれば、ストッパがゴム製であるので、弁体が弁箱に衝突した際の衝突音を抑えることができる。また、ストッパがゴム製であるので、ストッパと貫通孔との摩擦でストッパが弁体からより抜けにくくなる。
[適用例4]
本適用例に係るスイング逆止弁において、
前記軸部は、前記貫通孔の内径より細くすることができる。
本適用例に係るスイング逆止弁によれば、衝撃吸収部が弁箱に衝突して圧縮変形したときに、その圧縮された分の体積の少なくとも一部を軸部が貫通孔内で膨らむことによって吸収できる。
[適用例5]
本適用例に係るスイング逆止弁において、
前記軸部は、前記貫通孔より長くすることができる。
本適用例に係るスイング逆止弁によれば、軸部が貫通孔より長いことで、衝撃吸収部と軸部との間に引張力を発生することを抑えることができる。すなわち、軸部が貫通孔より短いと常に軸部には引張力が働くことになり、弁体の全開時に衝撃吸収部が弁箱に衝突するとさらに軸部が伸ばされることになるが、軸部が貫通孔より長いと軸部には引張力が働いていないので、弁体の全開時に衝撃吸収部が弁箱に衝突しても軸部が伸ばされることはない。
[適用例6]
本適用例に係るスイング逆止弁において、
前記弁体は、前記貫通孔における前記衝撃吸収部とは反対側の開口に収容部をさらに有し、
前記収容部は、前記貫通孔の内径より大きな内径と、前記貫通孔の内径から前記収容部の内径へ移行する段部と、を有し、
前記収容部が前記抜け止め部の少なくとも一部を収容すると共に、前記段部が前記抜け止め部の前記衝撃吸収部側への移動を制限することができる。
本適用例に係るスイング逆止弁によれば、抜け止め部の少なくとも一部が収容部に収容されるため、弁体から突出する部分が少なくなることでストッパが流体の流れの影響を受けにくくなり、ストッパが弁体からさらに抜けにくくなる。
[適用例7]
本適用例に係るストッパは、
スイング逆止弁に用いるストッパであって、
棒状の軸部と、前記軸部の一端に設けられた衝撃吸収部と、前記軸部の他端に設けられた抜け止め部と、前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部と、を含み、
前記衝撃吸収部および前記抜け止め部は、前記軸部より太く、
前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部を有し、
前記保持部は、前記貫通孔より長いことを特徴とする。
本適用例に係るストッパによれば、貫通孔より長い保持部を有することで、弁体にストッパを取り付ける際に、保持部を貫通孔から突出させた状態で引っ張ることができるため、容易にストッパの取り付け作業を行うことができる。
[適用例8]
本適用例に係るスイング逆止弁の製造方法は、
スイング逆止弁の弁体に、前記弁体の全開位置で弁箱に接触するストッパを取り付けるスイング逆止弁の製造方法であって、
貫通孔を含む前記弁体を用意し、
軸部と、前記軸部の一方の端部にある衝撃吸収部と、前記軸部の他方の端部にあって前記貫通孔より太い部分を有する抜け止め部と、前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部と、を含む前記ストッパを用意し、
前記保持部を前記貫通孔へ通し、
前記貫通孔から突出した前記保持部の一部を引っ張って、前記抜け止め部を変形させながら前記貫通孔を通して前記抜け止め部を所定の位置まで移動させ、
前記貫通孔から突出した前記保持部の一部または全部を切除することを特徴とする。
本適用例に係るスイング逆止弁の製造方法によれば、保持部を引っ張ることで抜け止め部を容易に貫通孔に通すことができるため、ストッパの取り付け作業が容易である。
本発明の一実施形態に係るスイング逆止弁の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るスイング逆止弁の一部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るスイング逆止弁の製造方法を説明するための模式図である。 本発明の変形例1に係るストッパの正面図である。 本発明の変形例1に係るストッパの底面図である。 本発明の変形例2に係るストッパの正面図である。 本発明の変形例2に係るストッパの底面図である。 本発明の変形例3に係るスイング逆止弁の一部を拡大して示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に
説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
本実施形態に係るスイング逆止弁は、弁座を有する弁箱と、前記弁箱に設けられた弁棒の軸周りに回転して流体通路を開閉する弁体と、前記弁体に固定され、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触するストッパと、を含み、前記弁体は、貫通孔を有し、前記ストッパは、前記貫通孔から突出し、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触する衝撃吸収部と、前記衝撃吸収部から前記貫通孔内に延在する軸部と、前記軸部に設けられ、前記貫通孔の内径より太い抜け止め部と、を含むことを特徴とする。
また、本実施形態に係るストッパは、スイング逆止弁に用いるストッパであって、棒状の軸部と、前記軸部の一端に設けられた衝撃吸収部と、前記軸部の他端に設けられた抜け止め部と、前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部と、を含み、前記衝撃吸収部および前記抜け止め部は、前記軸部より太く、前記保持部は、前記貫通孔より長いことを特徴とする。
また、本実施形態に係るスイング逆止弁の製造方法は、スイング逆止弁の弁体に、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触するストッパを取り付けるスイング逆止弁の製造方法であって、貫通孔を含む前記弁体を用意し、軸部と、前記軸部の一方の端部にある衝撃吸収部と、前記軸部の他方の端部にあって前記貫通孔より太い部分を有する抜け止め部と、前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部と、を含む前記ストッパを用意し、前記保持部を前記貫通孔へ通し、前記貫通孔から突出した前記保持部の一部を引っ張って、前記抜け止め部を変形させながら前記貫通孔を通して前記抜け止め部を所定の位置まで移動させ、前記貫通孔から突出した前記保持部の一部または全部を切除することを特徴とする。
1.スイング逆止弁の概要
図1を用いて本実施形態に係るスイング逆止弁10について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスイング逆止弁10の縦断面図である。なお、以下の説明では、図1の流体通路16における弁蓋30側を「上」、流体通路16側を「下」として説明する。
図1に示すように、スイング逆止弁10は、弁座40を有する弁箱20と、弁箱20に設けられた弁棒52の軸周りに回転して流体通路16を開閉する弁体50と、弁体50に固定され、弁体50の全開位置で弁箱20に接触するストッパ60と、を含む。
弁箱20は、互いに連通する3つの開口を有し、その内の2つの開口が流体通路16の入口12と出口14であり、他の1つの開口には弁蓋30が固定されている。流体通路16は、入口12から出口14へ弁箱20内を貫通する。弁箱20は、流体通路16にわずかに突出する受け部22を含む。
弁箱20及び弁蓋30は、同じ材質であり、例えば、ステンレス、鋳鉄、ダクタイル鋳鉄などを用いることができる。弁箱20及び弁蓋30が鋳鉄やダクタイル鋳鉄の場合には、表面全体をライニングでコーティングしてもよい。ライニングとしては、例えば、ナイロン、フッ素樹脂、ガラスなどを採用することができる。ライニングが設けられている場合には、弁体50の衝突により損傷しやすいが、ストッパ60を採用することでライニングの損傷を防止できる。
弁座40は、内径が流体通路16と略同じ大きさの環状体であって、流体通路16の途中で流体通路16の一部として形成される。
弁棒52は、弁座40の上方で弁箱20に固定される。弁棒52は、ヒンジピンとも呼ばれ、弁体50が回動する回転軸として機能する。
弁体50は、弁棒52から延びるアーム56と、弁棒52から離れた位置でアーム56に固定される本体54と、本体54の固定部を挟んだ弁棒52と反対の位置でアーム56に固定されるストッパ60と、を含む。
本体54は、弁座40の縁とほぼ同じ大きさの円板状に形成され、弁体50が図1に破線で示した全閉状態まで回動すると弁座40に接触して流体通路16を塞ぐ。本体54は、円板状の部分からアーム56に形成された貫通孔に挿通されるねじ付き軸部57を有する。アーム56の貫通孔から突出したねじ付き軸部57の外周の雄ねじにナット58を締めこむことにより座金59を介してアーム56と本体54とが一体に固定される。アーム56の先端には、ストッパ取付部56aが弁箱20の受け部22側に突出して形成され、ストッパ取付部56aにストッパ60が取り付けられる。弁体50は、図1に実線で示した全開状態では、アーム56の先端に固定されたストッパ60が弁箱20の受け部22に接触して止まる。このとき、ストッパ取付部56aが受け部22側に突出して形成されているため、ねじ付き軸部57の頂部57aおよびナット58が弁箱20の内側面に接触することを防止する。
流体通路16は、入口12から出口14に向かって流体が流れる(矢印)。図1の状態では、弁体50は弁棒52を中心に回動して弁座40から離れた全開状態を示している。流体が出口14から入口12に向かって逆流しようとすると(図の矢印と反対方向)、弁体50が弁棒52を中心に回動して弁座40に着座することで、流体通路16を完全に塞ぐ。
2.ストッパの取付構造
図1〜図3を用いて、スイング逆止弁10におけるストッパ60の取付構造について説明する。図2は本発明の一実施形態に係るスイング逆止弁10の一部を拡大して示す縦断面図であり、図3は本発明の一実施形態に係るスイング逆止弁10の製造方法を説明するための模式図である。なお、以下の説明では、図2および図3の衝撃吸収部62側を「上」、端部68(保持部69)側を「下」として説明する。
図1に示すように、弁体50のアーム56は、弁棒52とは反対の端部にストッパ取付部56aを有する。
図2および図3に示すように、ストッパ取付部56aは、受け部22(図1)と対向する第1面56bと、第1面56bの反対側の第2面56cと、第1面56bから第2面56cへ貫通する貫通孔56dと、を含む。貫通孔56dは、長さH2、横断面が直径D4の円形である。貫通孔56dは、既存製品のアーム56に穴加工するだけで適用できる。したがって、貫通孔56dを有するアーム56用の鋳型を用意する必要がなく、コストの面でも有利である。
図2に示すように、ストッパ60は、貫通孔56dに沿って延びる横断面円形の略棒状である。ストッパ60は、貫通孔56dから突出し、弁体50の全開位置で弁箱20(図1)に接触する衝撃吸収部62と、衝撃吸収部62から貫通孔56d内に延在する軸部64と、軸部64に設けられ、貫通孔56dの内径より太い抜け止め部66と、を含む。
このように、貫通孔56dにストッパ60の一部を通して抜け止め部66で固定することで、接着剤は不要となり、弁体50にストッパ60を容易に固定することができ、しかも貫通孔56dよりも太い抜け止め部66を有することで弁体50にストッパ60を確実
に固定することができる。
また、衝撃吸収部62が弁箱20に衝突して圧縮力Pが作用すると、衝撃吸収部62には径方向の力Qが生じる。特に軸部64に作用する径方向の力Qは軸部64を貫通孔56dに接触するようにわずかに変形を生じさせるため、その間の摩擦によってストッパ60はさらに抜けにくくなる。また、抜け止め部66は圧縮力Pが作用する衝撃吸収部62から軸方向で離間している位置にあるため、衝撃吸収部62に径方向の力Qが作用しても抜け止め部66には影響が少なく、弁体50に対するストッパ60の固定状態を長期間にわたり維持することが可能となる。
ストッパ60は、衝撃吸収部62と軸部64と抜け止め部66とが一体に形成されたゴム製であることが好ましい。ストッパ60がゴム製であると、弁体50が弁箱20に衝突した際の衝突音を抑えることができる。また、ストッパ60がゴム製であると、ストッパ60と貫通孔56dとの摩擦でストッパ60が弁体50からより抜けにくくなる。ここで、ゴムは、天然ゴムおよび合成ゴムを含む。
また、ストッパ60は、衝突音を抑えるにはゴム製がより望ましいが、樹脂製であってもよい。ここで樹脂は、比較的加工し易い熱可塑性樹脂が好ましく、特に熱可塑性エラストマーが好ましい。また、衝撃吸収部62と軸部64と抜け止め部66とが一体であれば組立工数が少なく有利であるが、ストッパ60は複数の部品から組み立てられてもよい。例えば、衝撃吸収部62をゴム製の1つの部品として成形し、軸部64と抜け止め部66を金属製や樹脂製として別の部品としてもよい。組み立てに際しては、軸部64を貫通孔56dに挿通しながら第1面56b側に配置した衝撃吸収部62にねじ込む等して一体化してもよい。各部分で必要な機能に応じた材質を採用できる点で好ましい。
図3に示すように、衝撃吸収部62は、直径D1の円柱状であり、軸部64より太い。衝撃吸収部62の直径D1は貫通孔56dの内径D4より大きいので、衝撃吸収部62が貫通孔56dに入り込まない。衝撃吸収部62の直径D1は、第1面56bの最小幅D2より狭いか実質的に同じである。衝撃吸収部62の直径D1が第1面56bの最小幅D2以下であれば、流体の影響を受けにくいからである。なお、図3では保持部69があるが、図2のようにストッパ取付部56aに組み付けた状態では保持部69は切除される。
軸部64は、貫通孔56dの内径D4より細く形成されることができる。衝撃吸収部62が弁箱20の受け部22(図1)に衝突して衝撃吸収部62が圧縮変形したときに、その圧縮された分の少なくとも一部の体積を軸部64が貫通孔56d内で膨らむことによって吸収できるからである。すなわち、軸部64を貫通孔56dの内径D4より細くすることで、衝撃吸収部62の圧縮変形による損傷を防止できる。また、軸部64がゴム製の場合には、組立時、貫通孔56dに通す際に軸部64が貫通孔56dに接触すると摩擦によって取り付けにくいが、軸部64を貫通孔56dより細くすることで、組立が容易になる。
軸部64は、貫通孔56dより長く形成することができる。軸部64の長さH1が貫通孔56dの長さH2より長いことで、衝撃吸収部62と軸部64との間に引張力を発生することを抑えることができる。すなわち、軸部64が貫通孔56dより短いと常に軸部64には引張力が働くことになり、衝撃吸収部62と軸部64との接続部分(角部)に応力集中を生ずる。そして、弁体50の全開時に衝撃吸収部62が弁箱20に衝突すると当該接続部分への応力集中が増すことになるが、軸部64が貫通孔56dより長いと軸部64には引張力が働いていないので、弁体50の全開時に衝撃吸収部62が弁箱20に衝突しても当該接続部分への応力集中が増すことはない。このように衝撃吸収部62と軸部64との間の損傷を防止するために有利である。
軸部64は、衝撃吸収部62側の直径D3の円柱状の部分と、直径D3から徐々に細くなる縮径部65とを含む。縮径部65は、抜け止め部66まで形成されている。組立の際、抜け止め部66を貫通孔56dに通すと、抜け止め部66は貫通孔56dよりも太いので抜け止め部66をつぶしながら通す必要がある。その際に、抜け止め部66がつぶれた分の体積の少なくとも一部を縮径部65と貫通孔56dとの隙間で吸収することができる。このように構成することで、抜け止め部66を比較的容易に貫通孔56dに通すことができる。
抜け止め部66は、ストッパ60の下方の端部68付近に設けられる。端部68は、後述する保持部69を切除することで形成される。抜け止め部66は、貫通孔56dの内径D4より太い。なお、抜け止め部66は、内径D4より太い部分があればよく、全てが内径D4より太くなくてもよい。抜け止め部66を内径D4より太くするのは、ストッパ60が貫通孔56dから抜けることを防止するためである。この機能を有すれば、抜け止め部66の形状は図2および図3に示すものに限られない。本実施形態の抜け止め部66は、直径D5の円柱部分と、直径D3の端部68から当該円柱部分へ徐々に太くなる拡径部67と、を含む。拡径部67を設けることで、組立の際に抜け止め部66を貫通孔56dに入りやすい。抜け止め部66は、円柱状の部分の代わりに例えば多角柱状としてもよい。
図2に示すように、抜け止め部66は、貫通孔56dの下端から突出している。抜け止め部66が貫通孔56dから突出することにより、ストッパ60が所定の取り付け位置にあることを組み立て作業者が容易に把握できる。直径D5が内径D4より大きいため、ストッパ60が上方へ移動しようとしても、抜け止め部66が第2面56cに接触して引っ掛かり、その移動を制限する。
軸部64の長さH1は貫通孔56dの長さH2より長いので、抜け止め部66と第2面56cとの間には隙間(H1−H2)がある。衝撃吸収部62が圧縮されたときにその圧縮された体積の一部を、軸部64や抜け止め部66がこの隙間で膨らむことで吸収しやすくするためである。
3.ストッパ
図3を用いて、本実施形態に係るストッパ60について説明する。図3の右側に、弁体50に取り付ける前のストッパ60の正面図を示している。上記「2.ストッパの取付構造」で説明した部分は説明を省略する。
ストッパ60は、棒状の軸部64と、軸部64の一端に設けられた衝撃吸収部62と、軸部64の他端に設けられた抜け止め部66と、抜け止め部66を挟んで軸部64の反対側に延びる保持部69と、を含む。衝撃吸収部62および抜け止め部66は、軸部64より太く、保持部69の長さH3は、貫通孔56dの長さH2より長い。貫通孔56dより長い保持部69を有することで、弁体50にストッパ60を取り付ける際に、保持部69を貫通孔56dから突出する状態で引っ張ることができるため、容易にストッパ60の取り付け作業を行うことができる。
保持部69は、貫通孔56dに通すため、貫通孔56dの内径D4より細いことが望ましい。保持部69は、ストッパ取付部56aに組み込んだ後、端部68となる部分で切断し、取り除くことができる。端部68の位置は弁体50が全閉する際に弁座40や弁箱20の内面と保持部69とが干渉しない位置に設定する。
ストッパ60は、衝撃吸収部62と軸部64との間に第1面取り部63aを有し、軸部64と抜け止め部66との間に第2面取り部63bを有することができる。第1面取り部
63aおよび第2面取り部63bは、図3のように正面視で円弧状であり、徐々に減縮・拡張するようになっている。このような第1面取り部63aおよび第2面取り部63bを設けることで、衝撃吸収部62または抜け止め部66と軸部64との間で疲労による損傷を防止することができる。
また、図2には示さなかったが、図3に示すストッパ取付部56aのように、貫通孔56dの両端部に、第3面取り部56eおよび第4面取り部56fを設けてもよい。第3面取り部56eおよび第4面取り部56fは、貫通孔56dから徐々に第1面56bおよび第2面56cに向かって拡径する。第3面取り部56eおよび第4面取り部56fを設けることで、衝撃吸収部62または抜け止め部66と軸部64との間で疲労による損傷を防止することができる。
4.スイング逆止弁の製造方法
図3を用いて、本実施形態に係るスイング逆止弁10の製造方法について説明する。
まず、貫通孔56dを含む弁体50を用意する。弁体50についてはすでに上記「1.スイング逆止弁の概要」および上記「2.ストッパの取付構造」で説明したので、重複する説明を省略する。
軸部64と、軸部64の一方の端部にある衝撃吸収部62と、軸部64の他方の端部にあって貫通孔56dより太い部分を有する抜け止め部66と、抜け止め部66を挟んで軸部64の反対側に延びる保持部69と、を含むストッパ60を用意する。ストッパ60についてはすでに上記「2.ストッパの取付構造」で説明したので、重複する説明を省略する。
次に、組立作業者は、図3の一点鎖線で示した矢印のようにストッパ60の保持部69を貫通孔56dへ通す。保持部69(H3)は、貫通孔56d(H2)より長いので、その先端が貫通孔56dの下端から突出する。
次に、作業者は、貫通孔56dから突出した保持部59の一部を引っ張って、抜け止め部66を変形させながら貫通孔56dを通して抜け止め部66を所定の位置まで移動させる。ここでは、抜け止め部66を第2面56cより下方の位置まで移動させる。抜け止め部66が貫通孔56dより突出していることが視認できれば、取付作業者が抜け止め部66が所定の位置にあることを把握しやすい。
さらに、貫通孔56dから突出した保持部69の一部または全部を切除する。図3では切除される部分の全てが保持部69である。
このようなスイング逆止弁10の製造方法によれば、保持部69を引っ張ることで抜け止め部66を容易に貫通孔56dに通すことができるため、ストッパ60の取り付け作業が容易である。特に、ストッパ60がゴム製である場合には、柔らかく変形しやすいので第1面56b側から貫通孔56dに入れにくいが、保持部69を持って下から引っ張ることで容易に貫通孔56dに通すことができる。作業時間も短い。
5.変形例1
図4および図5を用いて変形例1に係るストッパ60aについて説明する。図4は本発明の変形例1に係るストッパ60aの正面図であり、図5は本発明の変形例1に係るストッパ60aの底面図である。以下の説明では、上記実施形態に係るストッパ60と実質的に同じ構成については同じ符号を用いて重複する説明を省略する。
図4に示すように、ストッパ60aは、抜け止め部66aにスリット660を有する。スリット660は、抜け止め部66aの図4の縦方向(軸部64の長手方向)に延びる切れ目であり、図5に示すように、抜け止め部66aを4つに分割する。
スリット660を設けることで、ストッパ取付部56aの貫通孔56d(図2および図3)に抜け止め部66aを通す際に、抜け止め部66aが圧縮変形した体積をスリット660で吸収することができる。したがって、スリット660は、抜け止め部66aの圧縮変形した体積分と同等程度の体積を有する隙間であればよい。
スリット660の数は、1つ以上であればよい。なお、スリット660を設けたため、図3で説明した縮径部65は設けなくてもよい。
6.変形例2
図6および図7を用いて変形例2に係るストッパ60bについて説明する。図6は本発明の変形例2に係るストッパ60bの正面図であり、図7は本発明の変形例2に係るストッパ60bの底面図である。以下の説明では、上記実施形態に係るストッパ60と実質的に同じ構成については同じ符号を用いて重複する説明を省略する。
図6に示すように、ストッパ60bは、スリット662を有する。スリット662は、抜け止め部66bに隣接する軸部64の下方の部分から始まって、保持部69bの下端まで図6の縦方向(保持部69bの長手方向)に延びる切れ目である。図7に示すように、2つのスリット662によって保持部69b抜け止め部66b及び保持部69bを4つに分割する。
スリット662を設けることで、ストッパ取付部56aの貫通孔56d(図2および図3)に抜け止め部66bを通す際に、抜け止め部66bとともに抜け止め部66bの上下に隣接する軸部64の一部と保持部69bとが内側に撓むように弾性変形することができる。スリット662で内側に変形した抜け止め部66bは、貫通孔56dを抜けると弾性によって復元し、第2面56cに抜け止め部66bの上端が引っ掛かる。このように、スリット662は、抜け止め部66bにおける貫通孔56dよりも大きな径の部分が内側に撓むように変形することができる隙間を形成できればよい。
このようなスリット662は、ストッパ60bがゴム製よりもむしろ圧縮変形しにくい樹脂製の場合に有利である。スリット662の数は、1つ以上であればよい。なお、スリット662を設けたため、図3で説明した縮径部65は設けなくてもよい。
7.変形例3
図8を用いて変形例3に係るスイング逆止弁10cについて説明する。図8は、本発明の変形例3に係るスイング逆止弁10cの一部を拡大して示す縦断面図である。以下の説明では、上記実施形態に係るスイング逆止弁10と実質的に同じ構成については同じ符号を用いて重複する説明を省略する。
スイング逆止弁10cの弁体50は、貫通孔56dにおける衝撃吸収部62とは反対側の開口に収容部56hを有する。収容部56hは、第2面56cに開口する例えば横断面円形の凹部である。収容部56hは、貫通孔56dの内径D4より大きな内径D6と、貫通孔56dの内径D4から収容部56hの内径D6へ移行する段部56gと、を有する。
収容部56hは、ストッパ60cの抜け止め部66の少なくとも一部を収容する。図8に示す例では、抜け止め部66の全部が収容部56hの中に収容され、端部68が第2面56cの下方にわずかに突出している。このように抜け止め部66の少なくとも一部が収容部56hに収容されることで、弁体50から突出する部分が少なくなり、ストッパ60cが流体の流れの影響を受けにくくなるため、ストッパ60cが弁体50からさらに抜けにくくなる。
段部56gは、抜け止め部66の衝撃吸収部62側への移動を制限する。上記実施形態の抜け止め部66と同様に、第2面56cに接触する代わりに収容部56h内の段部56gに接触することで抜け防止となるのである。
ストッパ60cの軸部64cの長さH1cは、貫通孔56dの長さH2cよりもわずかに長い。衝撃吸収部62が圧縮された影響を吸収するためである。
図1〜図3に示したストッパ60(軸部64の長さH1=12mm、軸部64の直径D3=2.7mm、衝撃吸収部62の直径D1=6mm、抜け止め部66の直径=4mm)を、キッツ社製のスイング逆止弁10(製品名が「ナイロン11ライニング フランジ型逆止め弁、呼び圧力10K、呼び径50」のアーム56に貫通孔56d(長さH2=11.5mm、内径3mm)を穴加工して取り付けて、衝突試験を行った。なお、ストッパ60の材質はNBRであった。
衝突試験は、アーム56を回動させて弁箱20の内面に繰り返し衝突させて、ストッパ60の外観の変化を観察した。
衝突回数が1000回ではストッパ60の外観に変化はなかった。衝突回数が2000回では衝撃吸収部62が若干変形した。衝突回数が2200回では衝撃吸収部62の変形に変化はなかったので、試験を中止した。
ストッパ60を取り付けたスイング逆止弁10は、衝突回数が2200回まで衝撃吸収部62の損傷が確認できなかった。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
10,10c…スイング逆止弁、12…入口、14…出口、16…流体通路、20…弁箱、22…受け部、30…弁蓋、40…弁座、50…弁体、52…弁棒、54…本体、56…アーム、56a…ストッパ取付部、56b…第1面、56c…第2面、56d…貫通孔、56e…第3面取り部、56f…第4面取り部、56g…段部、56h…収容部、57…ねじ付き軸部、57a…頂部、58…ナット、59…座金、60,60a,60b,60c…ストッパ、62…衝撃吸収部、63a…第1面取り部、63b…第2面取り部、64,64c…軸部、65…縮径部、66,66a,66b…抜け止め部、67…拡径部、68…端部、69,69b…保持部、660,662…スリット、D1…衝撃吸収部の直径、D2…第1面の最小幅、D3…軸部の直径、D4…貫通孔の内径、D5…抜け止め部の直径、H1,H1c…軸部の長さ、H2,H2c…貫通孔の長さ、H3…保持部の長さ,P…圧縮力、Q…径方向の力

Claims (8)

  1. 弁座を有する弁箱と、
    前記弁箱に設けられた弁棒の軸周りに回転して流体通路を開閉する弁体と、
    前記弁体に固定され、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触するストッパと、
    を含み、
    前記弁体は、貫通孔を有し、
    前記ストッパは、
    前記貫通孔から突出し、前記弁体の全開位置で前記弁箱に接触する衝撃吸収部と、
    前記衝撃吸収部から前記貫通孔内に延在する軸部と、
    前記軸部に設けられ、前記貫通孔の内径より太い抜け止め部と、
    を含むことを特徴とする、スイング逆止弁。
  2. 請求項1において、
    前記抜け止め部は、前記軸部の前記衝撃吸収部とは反対の端部に設けられ、前記貫通孔から突出することを特徴とする、スイング逆止弁。
  3. 請求項1または2において、
    前記ストッパは、前記衝撃吸収部と前記軸部と前記抜け止め部とが一体に形成されたゴム製であることを特徴とする、スイング逆止弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記軸部は、前記貫通孔の内径より細いことを特徴とする、スイング逆止弁。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記軸部は、前記貫通孔より長いことを特徴とする、スイング逆止弁。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記弁体は、前記貫通孔における前記衝撃吸収部とは反対側の開口に収容部をさらに有し、
    前記収容部は、前記貫通孔の内径より大きな内径と、前記貫通孔の内径から前記収容部の内径へ移行する段部と、を有し、
    前記収容部が前記抜け止め部の少なくとも一部を収容すると共に、前記段部が前記抜け止め部の前記衝撃吸収部側への移動を制限することを特徴とする、スイング逆止弁。
  7. スイング逆止弁に用いるストッパであって、
    棒状の軸部と、前記軸部の一端に設けられた衝撃吸収部と、前記軸部の他端に設けられた抜け止め部と、前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部と、を含み、
    前記衝撃吸収部および前記抜け止め部は、前記軸部より太く、
    前記保持部は、前記貫通孔より長いことを特徴とする、ストッパ。
  8. スイング逆止弁の弁体に、前記弁体の全開位置で弁箱に接触するストッパを取り付けるスイング逆止弁の製造方法であって、
    貫通孔を含む前記弁体を用意し、
    軸部と、前記軸部の一方の端部にある衝撃吸収部と、前記軸部の他方の端部にあって前記貫通孔より太い部分を有する抜け止め部と、前記抜け止め部を挟んで前記軸部の反対側に延びる保持部と、を含む前記ストッパを用意し、
    前記保持部を前記貫通孔へ通し、
    前記貫通孔から突出した前記保持部の一部を引っ張って、前記抜け止め部を変形させながら前記貫通孔を通して前記抜け止め部を所定の位置まで移動させ、
    前記貫通孔から突出した前記保持部の一部または全部を切除することを特徴とする、スイング逆止弁の製造方法。
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