JP2017180368A - ファン装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
初めに、本発明の第1実施形態によるファン装置、及びその制御方法について、説明する。図1は、本発明の第1実施形態のファン装置を説明するための概略図である。図2は、本発明の第1実施形態のファン装置の具体的な構成を説明するための構成図である。図3は、攪拌用可動フィン・ユニットのフィンの可動方法を説明するための概念図である。図4(a)乃至図4(d)は、攪拌用可動フィン・ユニットのフィンの可動方法及び風向きサイクルを説明するための概念図である。
本実施形態の動作実行は、装置の起動時と停止直前時、及び連続稼働している場合は一定時間の間隔で実行することが考えられる。
背景技術のエアーフロー制御では、吸入口から入り込んだすべての塵・埃は排気口からは全て排出されず、装置内部に残る場合がある。装置の内部構造により、塵・埃は、吸気ファンの風の流れにより風量が弱いところ、渦が発生するところに導かれ埃は装置内部に留まる。また、装置が停止した場合にも排出されなかった塵・埃は装置内部に留まる。
次に、本発明の第2実施形態によるファン装置、及びその制御方法について、説明する。図5は、本発明の実施形態のファン装置の取り付け例を説明するための断面図である。図5は、図11の吸気ファン102を本発明の実施形態の攪拌用可動フィン・ユニット5に置き換えて取り付けた状態を示す。図5の装置筐体1には、排気ファン3、攪拌用可動フィン・ユニット5が取り付けられており、装置内のエアーフロー制御を行っている。
次に、本発明の第3実施形態によるファン装置、及びその制御方法について、説明する。図6は、本発明の実施形態の他のファン装置の取り付け例を説明するための断面図である。図6は予備ファン4に本発明の実施形態の攪拌用可動フィン・ユニット5に置き換えて取り付けた状態を示す。吸気ファン2に攪拌用可動フィン・ユニット5に置き換えが出来ない場合、予備ファンを設けている装置に設置した場合の構成である。
次に、本発明の第4実施形態によるファン装置、及びその制御方法について、説明する。図7は、本発明の実施形態の他のファン装置の取り付け例を説明するための断面図である。図7は、吸気ファン2と置き換えが出来ない場合の構成例である。例えば、ファンのサイズやタイプ(ブロアタイプ等)が異なり、設置が困難な場合、吸気ファン2の風力を用いて本実施形態の攪拌用可動フィン・ユニット5のファン6を回転する事で装置内部塵埃の攪拌が実施できる。
本発明の実施形態の攪拌用可動フィン・ユニットの応用例として、以下の場合でも実施可能と考える。
(付記1)吸気又は排気するファンと、前記ファンに対向するように配置された複数のフィンであって、前記ファンの回転に伴ってそれぞれ回転する複数のフィンとを含む、ファン装置。
(付記2)前記複数のフィンは、配列されている方向の中心を境に反対方向へ回転する、付記1に記載のファン装置。
(付記3)前記複数のフィンは、回転軸を中心に360度以上回転する、付記1又は付記2に記載のファン装置。
(付記4)前記360度以上の回転を、装着される装置の起動時、停止時、或いは一定時間間隔で実行する、付記3に記載のファン装置。
(付記5)前記複数のフィンは、前記ファンに対向する領域の一部には配置されていない、付記1乃至付記4のいずれか一つに記載のファン装置。
(付記6)前記複数のフィンは、前記ファンが引き起こす風の流れの方向に対して、実質的に平行な配置、傾斜した配置、実質的に垂直な配置の間で順番に遷移するように、配置角度が変化するように制御される、付記1乃至付記5のいずれか一つに記載のファン装置。
(付記7)吸気又は排気するファンと、前記ファンに対向するように配置された複数のフィンとを含むファン装置の制御方法であって、
前記ファンの回転に伴って前記複数のフィンをそれぞれ回転させる、ファン装置の制御方法。
(付記8)前記複数のフィンは、配列されている方向の中心を境に反対方向へ回転させられる、付記7に記載のファン装置の制御方法。
(付記9)前記複数のフィンを、回転軸を中心に360度以上回転させる、付記7又は付記8に記載のファン装置の制御方法。
(付記10)前記360度以上の回転を、装着される装置の起動時、停止時、或いは一定時間間隔で実行させる、付記9に記載のファン装置の制御方法。
(付記11)前記ファン装置の前記複数のフィンは、前記ファンに対向する領域の一部には配置されていない、付記7乃至付記11のいずれか一つに記載のファン装置の制御方法。
(付記12)前記複数のフィンを、前記ファンが引き起こす風の流れの方向に対して、実質的に平行な配置、傾斜した配置、実質的に垂直な配置の間で順番に遷移するように、配置角度が変化するよう制御する、付記7乃至付記11のいずれか一つに記載のファン装置の制御方法。
2 吸気ファン
3 排気ファン
4 予備ファン
5 攪拌用可動フィン・ユニット
6 ファン
7 フィン
8 平歯車
9 ウォーム歯車
10 すぐばかさ歯車
11、12、13 軸
14 ユニット・ケース
15 平歯車
Claims (10)
- 吸気又は排気するファンと、前記ファンに対向するように配置された複数のフィンであって、前記ファンの回転に伴ってそれぞれ回転する複数のフィンとを含む、ファン装置。
- 前記複数のフィンは、配列されている方向の中心を境に反対方向へ回転する、請求項1に記載のファン装置。
- 前記複数のフィンは、回転軸を中心に360度以上回転する、請求項1又は請求項2に記載のファン装置。
- 前記360度以上の回転を、装着される装置の起動時、停止時、或いは一定時間間隔で実行する、請求項3に記載のファン装置。
- 前記複数のフィンは、前記ファンに対向する領域の一部には配置されていない、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のファン装置。
- 前記複数のフィンは、前記ファンが引き起こす風の流れの方向に対して、実質的に平行な配置、傾斜した配置、実質的に垂直な配置の間で順番に遷移するように、配置角度が変化するように制御される、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のファン装置。
- 吸気又は排気するファンと、前記ファンに対向するように配置された複数のフィンとを含むファン装置の制御方法であって、
前記ファンの回転に伴って前記複数のフィンをそれぞれ回転させる、ファン装置の制御方法。 - 前記複数のフィンは、配列されている方向の中心を境に反対方向へ回転させられる、請求項7に記載のファン装置の制御方法。
- 前記複数のフィンを、回転軸を中心に360度以上回転させる、請求項7又は請求項8に記載のファン装置の制御方法。
- 前記360度以上の回転を、装着される装置の起動時、停止時、或いは一定時間間隔で実行させる、請求項9に記載のファン装置の制御方法。
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2016
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