JP2009283851A - 放熱装置および電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気方向を制御できる。
【解決手段】吸気口11aと排気口11bとを備える筺体11内に収容されたファン12によって、吸気口11aから吸気された外気が排気口11bから排気され、側部に排気口群13aを備え、排気口群13a側に向かせた導風構造体13bを内部に備え、排気口11bに設けられたダクト13から、排気口11bから排気された外気が導風構造体13bによって導かれて排気口群13aから外部へ排気される。
【選択図】図1

Description

本発明は放熱装置および電子装置に関し、特に、ファンによって排気する放熱装置およびその放熱装置を備える電子装置に関する。
伝送装置、交換機などの通信用の電子装置などでは、金属製シェルフの背面に搭載したバックワイヤリングボード(BWB)に、電子回路パッケージを有する複数のプリント基板ユニット(以下、「プラグインユニット(PIU)」)が横置きに実装されている。このPIUは、プリント基板上に電子回路が形成されたLSI(Large Scale Integration)などの電子回路パッケージを複数個実装して構成されるものである。
近年、このような電子装置では、多ポート化・高性能化が進んでいる。このため、電子装置の消費電力が大幅に増加している。電子装置を構成するLSIなどの発熱部品単体では動作規定温度を超えて、動作範囲内での使用が難しくなってきている。このため、通信用に限らず、LSIなどの発熱部品を備える様々な電子装置では、強制的に冷却するためにファン(Fan)を利用して、電子装置内の熱気を放出し冷却している(例えば、特許文献1参照)。以下に、その具体例をあげて説明する。
図15は、PIUおよびファンユニットが実装された電子装置を示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図、(C)はファンユニットが外された場合の裏面斜視図である。
電子装置500は、図15(A)に示されるように、金属製のシェルフ501の正面に、複数のPIU502が横置きに実装されている。また、シェルフ501には実装されたPIU502の側部に吸気口503が設置されている。
また、電子装置500は、図15(B)に示されるように、金属製のシェルフ501の裏面にPIU502への電源供給用の電源端子台505が設置されている。さらに、複数のファンユニット504が縦方向に重なって実装されている。
このファンユニット504は、図15(C)に示されるように、固定ねじ504aでシェルフ501に固定されており、固定ねじ504aを緩めるとシェルフ501から自由に取り外せる。これは連続運転を行わせるためにファンに故障が生じやすいことを考慮すると、このように容易にファンを交換できる構成が必要となる。
このような電子装置500においては、ファンユニット504を動作させると、吸気口503から電子装置500内に外気が矢印X方向に吸気される。外気の吸気に伴って、電子装置500内の熱気がファンユニット504によって矢印Y方向に排出される。
次に、ファンユニット504について図面を参照しながら説明する。
図16は、ファンユニットを示す、(A)は正面斜視図、(B)は断面図、(C)はファンユニットに実装される制御回路ボードの斜視図である。
ファンユニット504は、図16(A)に示されるように、筺体504a1と、筺体504a1に設置された取っ手504a4とを有する。
筺体504a1には排気口504a3が形成されており、この排気口504a3に対向して内部にファン(図示を省略)が収容されている。
図16(A)に示されたファンユニット504の破線A―Aにおける断面図は、図16(B)に示される。
これによれば、筺体504a1は、吸気口504a7と排気口504a3とが対向して形成されている。なお、吸気口504a7にはフィルタ(図示を省略)が貼付されており、筺体504a1の内部にゴミなどが入らないようになっている。または、フィルタは金属性シェルフ501の正面の吸気口503に付けてもよい。さらに、筺体504a1の内部には、吸気口504a7と排気口504a3との間に、2つのファン504a2が重なって収容されている。なお、筺体504a1には、プリント回路基板である、外部接続コネクタ504a5を備える制御回路ボード504a6が設置されている。
図16(C)に示される制御回路ボード504a6は、ケーブルを介してファン504a2と接続されている。上述の通り、ファンユニット504は、外部接続コネクタ504a5を介して外部から電源が供給されて、制御回路ボード504a6によって、ファン504a2を回転させ、回転速度などの制御が行われる。
次に、電子装置500内の熱気の移動について図面を参照しながら説明する。
図17は、PIUおよびファンユニットが実装された電子装置を説明するための、(A)は正面図、(B)は断面図である。
電子装置500の正面は、既に説明し、図17(A)に示されるように、金属製のシェルフ501の正面に、複数のPIU502が横置きに実装されている。また、シェルフ501には実装されたPIU502の側部に吸気口503が設置されている。
そして、電子装置500の破線A−Aでの断面図は、図17(B)に示されるように、シェルフ501に正面からはPIU502が、裏面にはファンユニット504がそれぞれ実装されている。ファンユニット504が駆動すると、吸気口503から電子装置500内に外気が矢印X方向に吸気される。そして、電子装置500内の熱気が矢印Yに沿って移動して、ファンユニット504から排出される。このようにして、ファンユニット504によって、電子装置500内の熱気が外部へ排出されて、電子装置500が冷却される。
図18は、ラックに搭載された電子装置を説明するための、(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は側面図である。
電子装置500は、図18(A)に示されるように、レール511に固定されて、ラック510に搭載されてユーザの所望の場所に設置される。なお、ラック510は、図18(C)にも示されるように、側面部および上下面部が金属板で覆われている。
そして、電子装置500のファンユニット504は、図18(B)に示されるように、ラック510の裏面に露わになっており、ファンユニット504からラック510の後方に排気される。また、ファンユニット504は、電子装置500がラック510に搭載されたまま交換することができる。
電子装置500は、吸気口503からの吸気方向とファンユニット504からの排気方向とが平行になるようにシェルフ501に実装した場合である。一方、電子装置からの排気方向を変更するために、吸気口からの吸気方向とファンユニットの排気方向とが垂直になるようにシェルフに実装するようにしても構わない。
図19は、PIUおよびファンユニットが実装された別の電子装置を説明するための、(A)は斜視図、(B)は正面図である。
電子装置600は、図19に示されるように、金属製のシェルフ601の正面に複数のPIU602が横置きに実装されている。シェルフ601には実装されたPIU602の側部に吸気口603が設置されている。そして、電子装置600は、シェルフ601の側面部に複数のファンユニット604が縦方向に重なって実装されている。したがって、吸気方向と排気方向とが垂直をなしている。また、電子装置600も電子装置500と同様にラック510に搭載することができる。但し、ファンユニット604はラック510の側面部側に位置することになる。
特開2002−248836号公報
しかし、このような電子装置に設置したファンユニットには次のような問題点があった。
電子装置500,600のように排気方向が一方向に限定されると、電子装置500,600の設置場所によっては、排出された熱気が籠ってしまう場合がある。また、電子装置500,600では、排気を増加させるためには、ファンユニットを高速回転させる必要があり、この場合、騒音が増加する。
電子装置600のように、ラックの側面に排気させようとすると保守交換が必要なファンユニットをBWBに接続するためにプリント回路基板が新たに必要となり構造が複雑になる。また、ラックの側面からファンユニットを挿抜するためには、ラックの側部にスペースが必要となりラックの設置スペースが増大するという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、排気方向を制御できる放熱装置およびその放熱装置を備える電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ファンによって排気する放熱装置が提供される。
この放熱装置は、吸気口と排気口とを備える筺体と、前記筺体内に収容されており、前記吸気口から吸気した外気を前記排気口から排気させるファンと、前記排気口に設けられており、前記排気口からの外気を所定の方向にさらに排気する排気口群を側部に備え、前記排気口群側に向かせて、前記排気口からの外気を前記排気口群へ導く導風構造体を内部に備えた送風管と、を有する。
このような放熱装置では、吸気口と排気口とを備える筺体内に収容されたファンによって、吸気口から吸気された外気が排気口から排気され、排気口に設けられ、側部に排気口群を備え、排気口群側に向かせた導風構造体を内部に備えた送風管から、排気口からの排気された外気が導風構造体によって導かれて排気口群から排気される。
また、上記目的を達成するために、発熱体を内部に備えた電子装置が提供される。
この電子装置は、外壁部に形成された外気導入口と、吸気口と排気口とを備える筺体と、前記筺体内に収容されており、前記吸気口から吸気した前記発熱体からの熱気を前記排気口から排気させるファンと、前記排気口に設けられており、前記排気口からの熱気を所定の方向にさらに排気する排気口群を側部に備え、前記排気口群側に向かせて、前記排気口からの熱気を前記排気口群へ導く導風構造体を内部に備えた送風管と、を有し、前記外気導入口が形成された前記外壁部と異なる外壁部に設けられた開口部に着脱可能に実装された放熱装置と、を有する。
このような電子装置によれば、外気導入口から外気が導入されて、吸気口と排気口とを備える筺体内に収容されたファンによって、吸気口から吸気された、発熱体からの熱気が排気口から排気され、排気口に設けられ、側部に排気口群を備え、排気口群側に向かせた導風構造体を内部に備えた送風管から、排気口からの排気された熱気が導風構造体によって導かれて排気口群から排気される。
上記放熱装置および電子装置では、排気方向が制御できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されるものではない。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分は同一または類似の符号を付している。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るファンユニットを説明するための断面模式図である。なお、図1は、後述の図2に示すファンユニット10の破線A−Aでの断面模式図である。また、ファンユニット10は、例えば、PIUなどの発熱体を内部に搭載した電子装置などの外壁部に形成された開口部に実装されて、発熱体からの熱気を電子装置の内部から外部へ排気させることができる。
ファンユニット10は、図1に示されるように、筺体11と、筺体11に設置されたダクト13と、同様に筺体11に設置された取っ手14とを有する。
筺体11には、吸気口11aと排気口11bとが対向して形成されている。なお、吸気口11aにはフィルタ11dが貼付されており、筺体11の内部にゴミなどが入らないようになっている。または、フィルタは、図7で示す金属性シェルフ101の正面の吸気口103に付けてもよい。さらに、筺体11の内部には、吸気口11aと排気口11bとの間に、例えば、2つのファン12が縦に連なって収容されている。ファン12を2つ備えることで、送風力を向上させることができる。また、電子装置内部の熱気を排気させるファンユニット10は連続運転が行われるため、各構成要素の故障が生じる可能性が高い。ファン12を2つ用意しておくことで、片方のファン12が故障した場合でも、残りのもう片方のファン12によって送風を行って、熱気の排気を続けることが可能となる。なお、筺体11には、外部接続コネクタ15を備える制御回路ボード16が設置されており、制御回路ボード16は、ケーブル11cを介してファン12と接続されている。上述の通り、ファンユニット10は、外部接続コネクタ15を介して外部から電源が供給されて、制御回路ボード16によって、ファン12を回転させ、ファン12の回転速度などの制御が行われる。
ダクト13は筺体11の排気口11bに被さりつつ、ダクト13の開口部の縁部が、筺体11に形成された排気口11bの縁部に上部から押さえられている。さらに、ダクト13の開口部の縁部に形成された複数の凹部13dが筺体11の内部に向いた複数の突起部13cにそれぞれ嵌合されている。このようなダクト13は、筺体11上を回転させることができる。なお、この回転機構については後述する。
ダクト13の側面の片側には複数の小さい孔から構成される排気口群13aが形成されている。なお、排気口群13aは、外部からダクト13内へのゴミや塵などの侵入を防ぎ、ダクト13から外部へ排気が行える構造であればよい。排気口群13aに代わって、ダクト13の側部に、例えば、大きめの開口孔を形成し、その孔にメッシュ状の例えば網などを貼付しても構わない。また、複数のスリット状の開口孔をダクト13の側面の円周方向または円周方向に対して垂直方向に形成するようにしても構わない。
次に、ファンユニットの外観について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係るファンユニットを示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。
ファンユニット10は、既述の通りであって、図2(A)に示されるように、筺体11と、筺体11に設置されたダクト13と、同様に筺体11に設置された取っ手14とを有する。
筺体11には排気口11bが形成されており、この排気口11bに対向して内部にファン12が収容されている。
ダクト13の開口部が排気口11bに被さるように筺体11に設置されている。ダクト13は、円柱状であって、側面の片側には、複数の孔からなる排気口群13aが形成されている。さらに、ダクト13の内部には、排気口群13a側に向いた導風構造体13bが設置されている。
取っ手14は、ファンユニット10を電子装置の所定の開口部に対して挿抜する時の握り部として用いられる。その他、ファンユニット10を持ち運ぶ際にも用いられる。
また、ファンユニット10にて、図2(B)に示されるように、筺体11の裏面には、内部に収容したファン12に対向して吸気口11aが形成されている。なお、ファンユニット10には外部接続コネクタ15を備える制御回路ボード16が設置されている。ファンユニット10は、外部接続コネクタ15を介して外部から電源が供給されて、制御回路ボード16によって、ファン12を回転させ、ファン12の回転速度などの制御が行われる。
したがって、このような構成のダクト13は、筺体11上を回転して、排気口群13aからの排気方向をダクト13の円周方向に自由に変えることができる。
また、導風構造体13bは、後述のように、ダクト13内に吸気された外気の進行方向を変化させる役目をする。また、導風構造体13bの排気口群13a側を向いた面に、例えば、ウレタンによって構成される吸音部材を貼付することで、ファン12の回転による騒音を抑えることができる。同様に、導風構造体13bの排気口群13a側を向いた面に、例えば耐熱ゴムなどによって構成される電波吸収体を貼付しておくことで、ファン12の回転によるノイズの発生を抑制することができる。
次に、ファンユニット10の駆動による排気について説明する。
図3は、第1の実施の形態に係る排気機構を説明するための、(A)はダクトの斜視図、(B)は排気機構を示す断面模式図である。なお、図3(A)では、ダクト13が排気口11bと対向する側を上部にして示されている。また、図1で示した凹部13dの図示については省略している。図3(B)では、排気機構に最低限必要なファンユニット10の構成が模式的に示されている。
まず、ダクト13は、図3(A)に示されるように、側部の片側に排気口群13aが形成されており、内部に導風構造体13bが形成されている。導風構造体13bは、円柱を斜めに切断した形状であって、切断面が排気口群13a側を向いて形成されている。
さらに、ファンユニット10の排気について説明する。
ファンユニット10は、既述の通り、吸気口11aと排気口11bとが対向して形成された筺体11と、筺体11内に収容したファン12と、吸気口11aに設置されたダクト13とを有する。
このような構成を有するファンユニット10のファン12を回転させると、吸気口11aから吸気された外気が、排気口11bから排気される。
排気口11bから排気された外気は、矢印X1の流れに示されるように、ダクト13内部に入っていき、導風構造体13bによって、進行方向が変更されて、排気口群13aから外部へ排気される。
さらに、ファンユニット10において、ダクト13の回転による排気方向の変更について説明する。
図4は、第1の実施の形態に係るダクトの回転による排気方向の変更について示す正面模式図である。
図4にそれぞれ示されるファンユニット10は、ダクト13の回転機構に関する構成について模式的に示されている。なお、図4では、ダクト13の開口部の縁部に形成された凹部13dの図示については省略している。
また、ファンユニット10のダクト13は、図1で示したように、開口部の縁部に形成された複数の凹部13dが、筺体11の排気口11bの縁部に形成された複数の突起部13cに嵌合されて押さえられている。さらにダクト13は筺体11に縁部が押さえられながら、ダクト13を円周方向に回転させることができる。これらの凹部13dおよび突起部13cは、例えば、図4にそれぞれ示されるように、ダクト13の周りに等間隔で4カ所設置されている。この構成において、ダクト13を回転させると、90度回転するごとに、凹部13dが突起部13cに嵌合して、ダクト13が再び固定される。このように、ダクト13を回転させることで、排気口群13aの排気方向を90度ずつ変更することができる。なお、図4に示す場合では、凹部13dおよび突起部13cを4組ずつ形成し、90度ずつ回転させる場合について示されている。その他、所望の回転角度で回転させたい場合は、凹部13dおよび突起部13cの設置数を変更すればよい。
図4(A)に示される、ファンユニット10のダクト13は、図3(B)で説明したように、側面の片側に形成された排気口群13aからの排気方向X1が図面右側を向くように筺体11に設置されている。
図4(A)の状態からダクト13を反時計回りに90度回転させた場合が図4(B)に示されている。この場合、ダクト13に形成された排気口群13aからの排気方向X1が図面上側を向く。
図4(B)の状態からダクト13をさらに反時計回りに90度回転させた場合が図4(C)に示されている。この場合、ダクト13に形成された排気口群13aからの排気方向X1が図面左側を向く。
そして、図4(C)の状態からダクト13をさらに反時計回りに90度回転させた場合が図4(D)に示されている。この場合、ダクト13に形成された排気口群13aからの排気方向X1が図面下側を向く。
このようにしてファンユニット10は、排気方向をダクト13の円周方向に自由に変更することができる。
このようにしてファンユニット10の、排気口群13aが形成されたダクト13を回転させることで、排気口群13aからの排気方向を変更することができる。
これまでの説明ではファンユニット10に設置されたダクト13は側面の片側に排気口群13aを形成した場合であった。以下に、ダクト13の側面に形成される他の排気口群について説明する。
図5は、第1の実施の形態に係る排気機構を説明するための、(A)は側面の全面に排気口群が形成されたダクトの斜視図、(B)はその排気機構を示す断面模式図である。なお、図5(A)では、ダクト23が排気口11bと対向する側を上部にして示されている。
まず、ダクト23は、図5(A)に示されるように、側部の全面に排気口群23aが形成されており、内部に導風構造体23bが形成されている。導風構造体23bは、円錐形であって、側面が排気口群23a側を向いて形成されている。
さらに、ダクト23が設置されたファンユニット10aの排気について説明する。なお、ファンユニット10aのダクト23以外の構成についてはファンユニット10と同様であって、同様の符号を付している。
したがって、ファンユニット10aは吸気口11aと排気口11bとが対向して形成された筺体11と、筺体11内に収容したファン12と、排気口11bに設置されたダクト23とを有する。
このような構成を有するファンユニット10aのファン12を回転させると、吸気口11aから吸気された外気が、排気口11bから排気される。
排気口11bから排気された外気は、矢印X2の流れに示されるように、ダクト23に入っていき、導風構造体23bによって、進行方向が変更されて、排気口群23aから四方に広がって外部へ排気される。
なお、ファンユニット10aのダクト23は回転しないように固定しておいても構わない。
図6は、第1の実施の形態に係る排気機構を説明するための、(A)は側面の2カ所に排気口群が形成されたダクトの斜視図、(B)はその排気機構を示す断面模式図である。なお、図6(A)では、ダクト33が排気口11bと対向する側を上部にして示されている。また、ダクト33の開口部の縁部に形成された凹部13dの図示については省略している。図6(B)では、排気機構に最低限必要なファンユニット10bの構成が模式的に示されている。
まず、ダクト33は、図6(A)に示されるように、側部の対向する位置に排気口群33aがそれぞれ形成されており、内部に導風構造体33bが形成されている。導風構造体33bは、円錐形であって、側面が排気口群33a側を向いて形成されている。
さらに、ダクト33が設置されたファンユニット10bの排気について説明する。なお、ファンユニット10bのダクト33以外の構成についてはファンユニット10と同様であって、同様の符号を付している。
したがって、ファンユニット10bも、吸気口11aと排気口11bとが対向して形成された筺体11と、筺体11内部に収容したファン12と、排気口11bに設置されたダクト33とを有する。
このような構成を有するファンユニット10bのファン12を回転させると、吸気口11aから吸気された外気が、排気口11bから排気される。
そして、排気口11bから排気された外気は、矢印X3の流れに示されるように、ダクト33に入っていき、導風構造体33bによって、進行方向が変更されて、対向する排気口群33aから二方に広がって外部へ排気される。
また、ファンユニット10bにおいても、ダクト33を回転させることができる。このためダクト33からの排気方向を変更することができる。
次に、ファンユニットを実際に電子装置に実装した場合について説明する。なお、電子装置に実装されるのはダクト13が設置されたファンユニット10である場合を例に挙げて説明する。
図7は、第1の実施の形態に係る電子装置を示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。
電子装置100は、図7(A)に示されるように、金属製のシェルフ101の正面の所定の位置に、複数のPIU102が横置きに実装されている。実装されたPIU102は、シェルフ101の背面の内側のBWB(図示を省略)に搭載されたコネクタ(図示を省略)に嵌合して、電源が供給される。また、シェルフ101の正面には外気が電子装置100内部に導入される吸気口103が設置されている。
また、電子装置100は、図7(B)に示されるように、金属製のシェルフ101の裏面にPIU102への電源供給用の電源端子台105が設置されている。さらに、複数のファンユニット104が縦方向に重なって実装されている。
このファンユニット104は、固定ねじでシェルフ101に固定されており、固定ねじを緩めて、取っ手14を持ってシェルフ101から自由に取り外せる。また、ファンユニット104をシェルフ101に搭載して、固定ねじを締めることで実装することができる。ファンユニット104に設置した各々のダクト13は排気口群13aからの排気方向が全て同方向を向いている。
図8は、第1の実施の形態に係るラックに搭載された電子装置を示す背面斜視図である。
ラック110は、図8に示されるように、一対の側面に対して上下面が形成された金属板の棚である。なお、側面にはラック110内部を通気させるスリットが形成されている。ラック110には内部に対向するレール111が2組(計4本)設置されている。
電子装置100は、このようなラック110のレール111に固定されて、搭載されている。なお、電子装置100はレール111に沿って所望の高さで固定される。なお、図8ではラック110に搭載された電子装置100の裏面側が示されており、電子装置100の外壁部に形成された開口部に実装されたファンユニット10が露わになっている。
図9は、第1の実施の形態に係るPIUおよびファンユニットが実装された電子装置を示す断面図である。なお、図9は、ラック110のレール111に固定された電子装置100の図8に示した破線A−Aにおける断面模式図である。
電子装置100は、図8で説明し、図9に示されるように、ラック110(図9では図示を省略)に設置されたレール111に固定されている。電子装置100には、既述の通り、正面(図面下側)からPIU102が実装されており、同様に正面には吸気口103が設置されている。PIU102は電子装置100のシェルフ101の背面の内側のBWB(図示を省略)に搭載されたコネクタ102aに嵌合している。また、電子装置100のシェルフ101の裏面には電源端子台105が設置されており、外部電源(図示を省略)と接続した電源端子台105から、コネクタ102aを介して、PIU102に電源が供給される。さらに、ファンユニット104が、電子装置100のシェルフ101の裏面の外壁部に形成された開口部に実装されている。なお、ファンユニット104も、外部電源と接続した電源端子台105から、外部接続コネクタ15(図9では図示を省略)を介して電源が供給されて、制御回路ボード16(図9では図示を省略)によって、ファン12(図9では図示を省略)を回転させ、ファン12の回転速度などの制御が行われる。ファンユニット104に設置されたダクト13の排気口群13aからの排気方向は図面左方向を向いている。
このような電子装置100の内部に発生する熱気の排気について説明する。
電子装置100に実装されているPIU102は動作することにより発熱する。PIU102からの熱は電子装置100のシェルフ101内に溜まる。
一方、ファンユニット10は常時動作しており、内部に収容されているファン12が回転している。すると、吸気口103から外気が電子装置100の内部に吸気される。すると、電子装置100内の熱気が、矢印Y1の流れに示されるように、ファンユニット104に吸気される。ファンユニット104に吸気された熱気は、図9で示したように、排気口群13aから、矢印Y2の流れに沿って、外部に排気される。なお、図9では、排気口群13aからの排気方向を図面左側の場合を示しているが、図4で示したように、ダクト13を回転させることによって、排気方向を変更させることができる。
このように、図19に示したような排気方向を制御するための新たな構成を必要としないため、不要なコストをかけずに、既存の電子装置ラックおよび設置スペースを用いて電子装置の内部の熱気の排気方向を制御することができる。
また、導風構造体に吸音部材や電波吸収部材を貼付することができるため、ファンの回転による騒音および電波の発生を抑制することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、ファンユニットに形成された吸気口と排気口とが対向して形成されている場合について説明した。第2の実施の形態では、ファンユニットに形成された吸気口と排気口とが平行ではなく角度を有する場合について説明する。
図10は、第2の実施の形態に係るファンユニットを示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。なお、ファンユニットは、例えば、PIUなどの発熱体を内部に搭載した電子装置などの外壁部に形成された開口部に実装されて、発熱体からの熱気を電子装置の内部から外部へ排気させることができる。
ファンユニット40は、図10(A)に示されるように、筺体41と、筺体41に設置されたダクト43と、同様に筺体41に設置された取っ手44とを有する。
筺体41には排気口(図示を省略)が形成されており、この排気口に対向して内部にファン(図示を省略)が収容されている。
ダクト43の開口部が排気口に被さるように筺体41に設置されている。ダクト43は、円柱状であって、側面の片側には、複数の孔からなる排気口群43aが形成されている。さらに、ダクト43の内部には、排気口群43a側に向いた導風構造体(図示を省略)が設置されている。なお、ダクト43が設置されている排気口は、後述する吸気口41aに対して、図10(A)に示すように、傾斜が付けられている。
取っ手44は、ファンユニット40を電子装置の所定の開口部に対して挿抜する時の握り部として用いられる。その他、ファンユニット40を持ち運ぶ際にも用いられる。
また、ファンユニット40にて、図10(B)に示されるように、筺体41の裏面には、内部に収容したファンに対向して吸気口41aが形成されている。なお、ファンユニット40には外部接続コネクタ45を備える制御回路ボード46が設置されている。ファンユニット40は、外部接続コネクタ45を介して外部から電源が供給されて、制御回路ボード46によって、ファンを回転させ、ファンの回転速度などの制御が行われる。
なお、排気口が吸気口41aに対して傾斜が付けられたファンユニット40のその他の構成はファンユニット10と同様である。
ファンユニット40について、引き続き説明を行う。
図11は、第2の実施の形態に係るファンユニットを説明するための断面模式図である。なお、図11は、図10に示したファンユニット40の破線A−Aでの断面模式図である。
ファンユニット40は、上述の通りであって、図10に示されるように、筺体41と、筺体41に設置されたダクト43と、同様に筺体41に設置された取っ手44とを有する。
筺体41には、吸気口41aが形成されており、吸気口41aに対して傾斜が付けられた排気口41bが形成されている。すなわち、吸気口41aと排気口41bとの法線が、第1の実施の形態の筺体11では平行であったが、筺体41では、角度をなしている。なお、吸気口41aにはフィルタ41dが貼付されており、筺体41の内部にゴミなどが入らないようになっている。さらに、筺体41の内部には、吸気口41aと排気口41bとの間に、第1の実施の形態と同様に、2つのファン42が縦に連なって収容されている。なお、筺体41には、外部接続コネクタ45を備える制御回路ボード46が設置されており、制御回路ボード46は、ケーブル41cを介してファン42と接続されている。上述の通り、ファンユニット40は、外部接続コネクタ45を介して外部から電源が供給されて、制御回路ボード46によって、ファン42を回転させ、ファン42の回転速度などの制御が行われる。
ダクト43は筺体41の排気口41bに被さりつつ、ダクト43の開口部の縁部が、筺体41に形成された排気口41bの縁部に上部か押さえられている。さらに、ダクト43の開口部の縁部に形成された複数の凹部43dが筺体41の内部に向いた複数の突起部43cにそれぞれ嵌合されている。このようなダクト43は、第1の実施の形態で説明した通り、筺体41上を回転させることができる。
ダクト43の側面の片側には複数の小さい孔から構成される排気口群43aが形成されている。なお、排気口群43aは、第1の実施の形態で説明した通り、外部からダクト43内へのゴミや塵などの侵入を防ぎ、ダクト43から外部へ排気が行える構造であればよい。
したがって、このような構成のダクト43が設置されたファンユニット40の排気機構は、ファンユニット10と基本的に同様であって、排気口41bと吸気口41aとに付けられた角度分だけ、排気口群13aと比べて、排気口群43aからの排気方向が傾く。
また、ダクト43の内部には、排気口群43a側に向いた導風構造体43bが設置されている。導風構造体43bは、第1の実施の形態で説明した通り、ダクト43内に吸気された外気の進行方向を変化させる役目をする。また、導風構造体43bの排気口群43a側を向いた面に、例えば、ウレタンによって構成される吸音部材を貼付することで、ファン42の回転による騒音を抑えることができる。同様に、導風構造体43bの排気口群43a側を向いた面に、例えば耐熱ゴムなどによって構成される電波吸収体を貼付しておくことで、ファン42の回転によるノイズの発生を抑制することができる。
また、ファンユニット40に設置されたダクト43の回転機構もファンユニット10のダクト13と同様である。
また、第1の実施の形態で説明した図5,図6のダクト23,33は、第2の実施の形態に対しても適用させることが可能である。
次に、ファンユニット40を実際に電子装置に実装した場合について説明する。なお、電子装置に実装されるのはダクト43が設置されたファンユニット40である場合を例に挙げて説明する。
図12は、第2の実施の形態に係る電子装置を示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。
電子装置100aは、図12(A)に示されるように、金属製のシェルフ101の正面の所定の位置に、複数のPIU102が横置きに実装されている。実装されたPIU102は、シェルフ101の背面の内側のBWB(図示を省略)に搭載されたコネクタ(図示を省略)に嵌合して、電源が供給される。また、シェルフ101の正面には外気が電子装置100a内部に導入される吸気口103が設置されている。
また、電子装置100aは、図12(B)に示されるように、金属製のシェルフ101の裏面にPIU102への電源供給用の電源端子台(図示を省略)が設置されている。さらに、複数のファンユニット40が縦方向に重なって実装されている。
このファンユニット40は、固定ねじでシェルフ101に固定されており、固定ねじを緩めて、取っ手44を持ってシェルフ101から自由に取り外せる。また、ファンユニット40をシェルフ101に搭載して、固定ねじを締めることで実装することができる。ファンユニット40に設置した各々のダクト43は排気口群43aからの排気方向が全て同方向を向いている。
図13は、第2の実施の形態に係るラックに搭載された電子装置を示す背面斜視図である。
ラック110は、図13に示されるように、一対の側面に対して上下面が形成された金属板の棚である。なお、側面にはラック110内部を通気させるスリットが形成されている。ラック110には内部に対向するレール111が2組(計4本)設置されている。
電子装置100aは、このようなラック110のレール111に固定されて、搭載されている。なお、電子装置100aはレール111に沿って所望の高さで固定される。なお、図13ではラック110に搭載された電子装置100aの裏面側が示されており、電子装置100aの外壁部に形成された開口部に実装されたファンユニット40が露わになっている。
図14は、第2の実施の形態に係るPIUおよびファンユニットが実装された電子装置を示す断面図である。なお、図14は、ラック110のレール111に固定された電子装置100aの図13に示した破線A−Aにおける断面模式図である。
電子装置100aは、図13で説明し、図14に示されるように、ラック110(図14では図示を省略)に設置されたレール111に固定されている。電子装置100aには、既述の通り、正面(図面下側)からPIU102が実装されており、同様に正面には吸気口103が設置されている。PIU102は電子装置100aのシェルフ101の背面の内側のBWB(図示を省略)に搭載されたコネクタ102aに嵌合している。また、電子装置100aのシェルフ101の裏面には電源端子台105が設置されており、外部電源(図示を省略)と接続した電源端子台105から、コネクタ102aを介して、PIU102に電源が供給される。さらに、ファンユニット40が、電子装置100aのシェルフ101の裏面の外壁部に形成された開口部に実装されている。なお、ファンユニット40も、外部電源と接続した電源端子台105から、外部接続コネクタ45(図14では図示を省略)を介して電源が供給されて、制御回路ボード46(図14では図示を省略)によって、ファン42(図14では図示を省略)を回転させ、ファン42の回転速度などの制御が行われる。ファンユニット40に設置されたダクト43の排気口群43aからの排気方向は図面右方向を向いている。
このような電子装置100aの内部に発生する熱気の排気について説明する。
電子装置100aに実装されているPIU102は動作することにより発熱する。PIU102からの熱は電子装置100aのシェルフ101内に溜まる。
一方、ファンユニット40は常時動作しており、内部に収容されているファン42(図14では図示を省略)が回転している。すると、吸気口103からの外気が電子装置100aの内部に吸気される。すると、電子装置100a内の熱気が、矢印Z1の流れに示されるように、ファンユニット40に吸気される。ファンユニット40に吸気された熱気は、排気口群43aから、矢印Z2の流れに沿って、外部に排気される。なお、図14では、排気口群43aからの排気方向を図面右側の場合を示しているが、ダクト43を回転させることによって、排気方向を変更させることができる。
このように、図19に示したような排気方向を制御するための新たな構成を必要としないため、不要なコストをかけずに、既存の電子装置ラックおよび設置スペースを用いて電子装置の内部の熱気の排気方向を制御することができる。
また、導風構造体に吸音部材や電波吸収部材を貼付することができるため、ファンの回転による騒音および電波の発生を抑制することができる。
(付記1) 吸気口と排気口とを備える筺体と、
前記筺体内に収容されており、前記吸気口から吸気した外気を前記排気口から排気させるファンと、
前記排気口に設けられており、前記排気口からの外気を所定の方向にさらに排気する排気口群を側部に備え、前記排気口群側に向かせて、前記排気口からの外気を前記排気口群へ導く導風構造体を内部に備えた送風管と、
を有することを特徴とする放熱装置。
(付記2) 前記送風管は、前記送風管の円周方向に回転可能であることを特徴とする付記1記載の放熱装置。
(付記3) 前記排気口群を前記送風管の側部の片面に備えることを特徴とする付記1または2に記載の放熱装置。
(付記4) 前記導風構造体は、円柱を斜めに切断した形状であることを特徴とする付記3記載の放熱装置。
(付記5) 前記排気口群を前記送風管の側部の全面に備えることを特徴とする付記1または2に記載の放熱装置。
(付記6) 複数の前記排気口群を前記送風管の側部周りに沿って等間隔に備えることを特徴とする付記1または2に記載の放熱装置。
(付記7) 前記導風構造体は、円錐形であることを特徴とする付記5または6に記載の放熱装置。
(付記8) 前記導風構造体には吸音材が貼られていることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の放熱装置。
(付記9) 前記吸気口と前記排気口とが対向していることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の放熱装置。
(付記10) 前記吸気口と前記排気口との法線が角度を有することを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の放熱装置。
(付記11) 発熱体を内部に備えた電子装置において、
外壁部に形成された外気導入口と、
吸気口と排気口とを備える筺体と、前記筺体内に収容されており、前記吸気口から吸気した前記発熱体からの熱気を前記排気口から排気させるファンと、前記排気口に設けられており、前記排気口からの熱気を所定の方向にさらに排気する排気口群を側部に備え、前記排気口群側に向かせて、前記排気口からの熱気を前記排気口群へ導く導風構造体を内部に備えた送風管と、を有し、前記外気導入口が形成された前記外壁部と異なる外壁部に設けられた開口部に着脱可能に実装された放熱装置と、
を有することを特徴とする電子装置。
第1の実施の形態に係るファンユニットを説明するための断面模式図である。 第1の実施の形態に係るファンユニットを示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。 第1の実施の形態に係る排気機構を説明するための、(A)はダクトの斜視図、(B)は排気機構を示す断面模式図である。 第1の実施の形態に係るダクトの回転による排気方向の変更について示す正面模式図である。 第1の実施の形態に係る排気機構を説明するための、(A)は側面の全面に排気口群が形成されたダクトの斜視図、(B)はその排気機構を示す断面模式図である。 第1の実施の形態に係る排気機構を説明するための、(A)は側面の2カ所に排気口群が形成されたダクトの斜視図、(B)はその排気機構を示す断面模式図である。 第1の実施の形態に係る電子装置を示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。 第1の実施の形態に係るラックに搭載された電子装置を示す背面斜視図である。 第1の実施の形態に係るPIUおよびファンユニットが実装された電子装置を示す断面図である。 第2の実施の形態に係るファンユニットを示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。 第2の実施の形態に係るファンユニットを説明するための断面模式図である。 第2の実施の形態に係る電子装置を示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図である。 第2の実施の形態に係るラックに搭載された電子装置を示す背面斜視図である。 第2の実施の形態に係るPIUおよびファンユニットが実装された電子装置を示す断面図である。 PIUおよびファンユニットが実装された電子装置を示す、(A)は正面斜視図、(B)は裏面斜視図、(C)はファンユニットが外された場合の裏面斜視図である。 ファンユニットを示す、(A)は正面斜視図、(B)は断面図、(C)はファンユニットに実装される制御回路ボードの斜視図である。 PIUおよびファンユニットが実装された電子装置を説明するための、(A)は正面図、(B)は断面図である。 ラックに搭載された電子装置を説明するための、(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は側面図である。 PIUおよびファンユニットが実装された別の電子装置を説明するための、(A)は斜視図、(B)は正面図である。
符号の説明
10 ファンユニット
11 筺体
11a 吸気口
11b 排気口
11c ケーブル
11d フィルタ
12 ファン
13 ダクト
13a 排気口群
13b 導風構造体
13c 突起部
13d 凹部
14 取っ手
15 外部接続コネクタ
16 制御回路ボード

Claims (6)

  1. 吸気口と排気口とを備える筺体と、
    前記筺体内に収容されており、前記吸気口から吸気した外気を前記排気口から排気させるファンと、
    前記排気口に設けられており、前記排気口からの外気を所定の方向にさらに排気する排気口群を側部に備え、前記排気口群側に向かせて、前記排気口からの外気を前記排気口群へ導く導風構造体を内部に備えた送風管と、
    を有することを特徴とする放熱装置。
  2. 前記送風管は、前記送風管の円周方向に回転可能であることを特徴とする請求項1記載の放熱装置。
  3. 前記導風構造体には吸音材が貼られていることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱装置。
  4. 前記吸気口と前記排気口とが対向していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放熱装置。
  5. 前記吸気口と前記排気口との法線が角度を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放熱装置。
  6. 発熱体を内部に備えた電子装置において、
    外壁部に形成された外気導入口と、
    吸気口と排気口とを備える筺体と、前記筺体内に収容されており、前記吸気口から吸気した前記発熱体からの熱気を前記排気口から排気させるファンと、前記排気口に設けられており、前記排気口からの熱気を所定の方向にさらに排気する排気口群を側部に備え、前記排気口群側に向かせて、前記排気口からの熱気を前記排気口群へ導く導風構造体を内部に備えた送風管と、を有し、前記外気導入口が形成された前記外壁部と異なる外壁部に設けられた開口部に着脱可能に実装された放熱装置と、
    を有することを特徴とする電子装置。
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