JP2006060062A - ラックマウント型電子機器収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マウントユニットに取り付けたユニットからの排気をスムーズに行わせ、箱体に換気扇を取り付けなくても優れた冷却効果を得ることができるラックマウント型電子機器収納箱を提供する。
【解決手段】 箱体10の内部にユニット取付け用のコ字状のマウントユニット12を備えたラックマウント型電子機器収納箱の改良であり、マウントユニット12のユニット取付け片15に排気ダクト18を設け、ユニット16からの排気を導く。排気ダクト18の先端を箱体10の壁面に形成された排気口20に連通させ、外部に排気する。ユニット16からの排気を排気ダクト18を通じてスムーズに行わせることができ、箱体10に換気扇を取り付ける必要がない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、主として情報通信機器などの電子機器のユニットを収納するためのラックマウント型電子機器収納箱に関するものである。
ラックマウント型電子機器収納箱は、特許文献1に示すように箱体の内部にユニット取付け用のコ字状のマウントユニットを設けたものであり、電子機器のユニットをマウントユニットに複数個並列に取り付けることができる構造となっている。
このようなユニットは内部の電子機器からの発熱量が大きいため、放熱させないとユニット内部が高温になり機器の故障や寿命低下などの不具合が発生する。特に情報通信機器は発熱が多く、通信ネットワークの基幹を担う機器がダウンするとその影響は非常に大きくなる。
そこで従来から、図8に示すように各ユニット1に排気ファン2を設けてユニット内部を冷却しているが、マウントユニット3がこれらの排気ファン2からのスムーズな排気を妨げる位置に配置されることが多く、マウントユニット3にスリット4を設けて通気抵抗を減少させる工夫がなされているものの、十分な冷却効果が得られないことがあった。なおマウントユニット3を小型化することも考えられるが、重量のある電子機器のユニットを支持するために構造上の強度が求められるため、排気ファン2からのスムーズな排気を妨げない程度にまで小型化することは容易ではない。
また、仮にユニット1の排気ファン2からの排気がうまく行われたとしても、排気は箱体5の内部に充満するため、そのままでは熱がこもりユニット1の十分な冷却を妨げる。この問題を解決するためには箱体5にも換気扇を取り付けて内部の空気を排気することが一般的な解決策であるが、コスト上昇、換気扇動作音による騒音、故障の可能性、定期的なメンテナンスの必要性などのデメリットが発生する。
特開2003−142857号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、マウントユニットに取り付けたユニットからの排気をスムーズに行わせ、箱体に換気扇を取り付けなくても優れた冷却効果を得ることができるラックマウント型電子機器収納箱を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、箱体の内部にユニット取付け用のコ字状のマウントユニットを備えたラックマウント型電子機器収納箱であって、マウントユニットのユニット取付け片にユニットからの排気を通す排気ダクトを構成し、その先端を箱体の壁面に形成された排気口に連通させたことを特徴とするものである。なお、排気ダクトがユニットの排気ファンに対応する位置に開口を備えたものであることが好ましく、排気ダクトがその先端に伸縮可能なスライド部を備えたものであることが好ましい。
本発明のラックマウント型電子機器収納箱は、マウントユニットのユニット取付け片にユニットからの排気を通す排気ダクトを構成し、その先端を箱体の壁面に形成された排気口に連通させたので、ユニット内部の電子機器の発熱により発生する高温の排気は、マウントユニットの排気ダクトを通って箱体の壁面に形成された排気口に導かれ、箱体の外部に放出される。このためユニットは確実に冷却される。また箱体に換気扇を取り付けなくても、箱体内部に熱がこもることがない。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1において、10は本発明のラックマウント型電子機器収納箱の箱体、11はその扉である。箱体10の内部には、マウントユニット12が設置されている。マウントユニット12は図2に示したように底部のユニット取付け片13、側面板14、上部のユニット取付け片15とを備えて側面視するとコ字状のものであり、これらのユニット取付け片13、15の間に、図3、図4に示すように複数のユニット16,16を取り付けることができる構造となっている。各ユニット16,16の上面にはユニット内部を冷却するための排気ファン17,17が設けられている。
本実施形態では、上部のユニット取付け片15の上方に排気ダクト18が形成されている。排気ダクト18はユニット取付け片15と一体に設けても、別体に設けてもよい。この排気ダクト18はユニット16,16の排気ファン17,17からの排気を通すためのものであり、ユニット16の排気ファン17に対応する位置には開口19が形成されている。
排気ダクト18は箱体10の壁面に向かって延び、壁面に形成された排気口20に連通している。排気口20の設置位置は特に限定されるものではないが、箱体10の上部や左右側壁には建物の天井や壁などがある場合が多いので、前面の扉11に排気口20を形成しておくことが好ましい。この実施形態では扉11に排気口20を形成し、その外側にフード21を設けて雨水の侵入を防止している。
このように構成された本発明のラックマウント型電子機器収納箱においては、ユニット16内部で発生した熱は排気ファン17からユニット取付け片15の上方に排気ダクト18に入り、箱体10の壁面に形成された排気口20から外部に放出される。この排気ダクト18は周囲を囲まれた筒状のものであるから、ユニット16の排気ファン17のみによって十分な排気が可能であり、箱体10の内部に熱がこもることはない。
この構造は、従来のマウントユニット12をそのまま大きくしてダクトを設置するだけであるから、比較的安価に製作することができる。また箱体10に換気扇を設ける必要がないので、換気扇設置に伴うコスト上昇、換気扇動作音による騒音、故障の可能性、定期的なメンテナンスの必要性などのデメリットを回避することができる。
ただしユニット16の取付け数が多いなど特に発熱量が多い場合には、図5に示すように排気ダクト18の端面に補助換気扇22を設けることも可能である。しかしこの場合にも、補助換気扇22は箱体10に取り付ける場合に比較して小型化しても十分な効果を発揮することができる。
なお、図6に示すように排気ダクト18に先端が拡がるように傾斜を付け、排気がより抜け易いようにすることもできる。
また図7に示すように排気ダクト18の先端に伸縮可能なスライド部23を付加し、箱体10の奥行き寸法が異なる場合にも、同一装置で対応できるようにすることもできる。
以上に説明したように、本発明によればマウントユニット12に取り付けたユニット16からの排気をスムーズに行わせ、箱体10に換気扇を取り付けなくても優れた冷却効果を得ることができる。なお、排気ダクト18に吸音材を取付けたり、昇温装置を取付けたりして、防音対策をすることもできる。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 マウントユニット単体の斜視図である。 マウントユニットにユニットを取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示す断面図である。 補助換気扇を付加した実施形態を示す斜視図である。 排気ダクトに傾斜を付けた実施形態を示す斜視図である。 排気ダクトの先端にスライド部を付加した実施形態を示す斜視図である。 従来技術を示す斜視図である。
符号の説明
1 ユニット
2 排気ファン
3 マウントユニット
4 スリット
5 箱体
10 本発明の箱体
11 扉
12 マウントユニット
13 底部のユニット取付け片
14 側面板
15 上部のユニット取付け片
16 ユニット
17 排気ファン
18 排気ダクト
19 開口
20 排気口
21 フード
22 補助換気扇
23 スライド部

Claims (3)

  1. 箱体の内部にユニット取付け用のコ字状のマウントユニットを備えたラックマウント型電子機器収納箱であって、マウントユニットのユニット取付け片にユニットからの排気を通す排気ダクトを構成し、その先端を箱体の壁面に形成された排気口に連通させたことを特徴とするラックマウント型電子機器収納箱。
  2. 排気ダクトがユニットの排気ファンに対応する位置に開口を備えたものであることを特徴とする請求項1記載のラックマウント型電子機器収納箱。
  3. 排気ダクトがその先端に伸縮可能なスライド部を備えたものであることを特徴とする請求項1記載のラックマウント型電子機器収納箱。
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