JP2015207571A - 電気機器収納用箱における排熱構造 - Google Patents

電気機器収納用箱における排熱構造 Download PDF

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吉田 亮
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Abstract

【課題】ユニットを縦型配置した場合にも熱溜まりの発生を防止することができる電気機器収納用箱における排熱構造を提供する。【解決手段】上下の腕部8,9とそれらを連結する連結部10とからなるコ字状のユニット取付金具7を電気機器収納用箱の筐体1の内部に配置し、このユニット取付金具7に電気電子機器が搭載されたユニット21を縦型に取付ける。上側の腕部8には排気孔14を形成し、下側の腕部9には吸気孔15を形成する。上下の腕部8,9の少なくとも一方に、ファン16を取付ける。【選択図】図2

Description

本発明は、ユニットを縦型配置した電気機器収納用箱における排熱構造に関するものである。
従来から、ラックと呼ばれる電気機器収納用箱の筐体内部には、サーバやHUB等の電気電子機器が搭載されたユニットが水平に多数マウントして収納されている。しかし特許文献1に示されるように、ユニットを縦型配置したものも用いられている。
ユニットは水平配置した場合に、例えば右側部から冷却風を吸引して左側部から排気する構造となっている。このため、このようなユニットを縦型配置した場合には、ユニットの下部から冷却風を吸引して上部から排気することとなるのが普通である。
従来からユニットの内部にはファンが設けられ、電気機器収納用箱の扉面、背面、両側面などには換気孔が形成されている。さらにこれらの換気孔には必要に応じてルーバーが取付けられ、ルーバーにはユニットからの排熱量に応じたファンが取付けられている。しかしユニットを縦型配置するとユニット上部からの排熱が筐体内部に熱溜まりを形成し、適切に換気できないために局部的な高温ゾーンが形成される傾向があった。
特開2003−142857号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、ユニットを縦型配置した場合にも熱溜まりの発生を防止することができる電気機器収納用箱における排熱構造を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、上下の腕部とそれらを連結する連結部とからなるコ字状のユニット取付金具を電気機器収納用箱の筐体内部に配置し、電気電子機器が搭載されたユニットをこのユニット取付金具に縦型配置で取付け、前記腕部には排気孔と吸気孔とをそれぞれ形成するとともに、上下の腕部の少なくとも一方に、ファンを取付けたことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、ファンを上側の腕部に起立させて取付けた構造とすることが好ましく、また請求項3のように、筐体と上側の腕部との間のスペースを、筐体と下側の腕部との間のスペースよりも広くするとともに、下側の腕部にはファンを水平に取り付けた構造とすることが好ましい。
本発明によれば、電気機器収納用箱の内部のユニット取付金具に縦型に取付けられたユニットから放出される高温の空気を、ファンによって上側の腕部に形成された排気孔から吸引しまた、低温の空気を下側の腕部に形成された吸気孔からユニットに供給することができる。このため電気機器収納用箱の内部で空気をスムーズに循環させ、ユニットを縦型配置した場合にも熱溜まりの発生を防止することができる。
請求項2の発明によれば、ファンを上側の腕部に起立させて取付けたことにより、排気孔から吸引した高温の空気をスムーズに送風することができる。
請求項3の発明によれば、筐体と上側の腕部との間のスペースを筐体と下側の腕部との間のスペースよりも広くしたので、上側の腕部に形成された排気孔からの排気空間を十分に確保することができる。また下側の腕部にファンを水平に取り付けたことにより、低温の空気を下側の腕部に形成された吸気孔に向かってスムーズに送風することができる。
電気機器収納用箱の外観斜視図である。 電気機器収納用箱の縦断面図である。 電気機器収納用箱の内部を示す斜視図である。 ユニット取付金具を示す斜視図である。 ファンの向きを変えた状態を示す断面図である。
以下に本発明の実施形態を示す。
図1は実施形態の電気機器収納用箱の外観図であり、1は電気機器収納用箱の筐体、2はその前面に取付けられた熱関連機器である。図2に示すように、この実施形態では熱関連機器2として大型のファン3を備えた熱交換器が用いられ、筐体1の内部の空気を冷却している。しかし筐体1の上部の高温の空気を冷却して下部から放出する機能を有するものであれば、熱関連機器2の種類はこれに限定されるものではなく、クーラ等を用いることもできる。熱関連機器2の上部には排気孔4、下部には吸気孔5が形成されている。なお6は、必要に応じて筐体1の側面や天井面に取付けられた遮光板である。
図2、図3に示すように、電気機器収納用箱の筐体1の内部には、ユニット取付金具7が配置されている。ユニット取付金具7は水平方向に延びる上側の腕部8及び下側の腕部9と、それらを連結する上下方向に延びる連結部10とからなるコ字状の金具である。図4に示すように、腕部8と腕部9もまたその両端部に折り曲げられた垂直辺11、12を備え、垂直辺11、12には多数の取付孔13が形成されている。また上側の腕部8には排気孔14が形成され、下側の腕部9には吸気孔15が形成されている。この実施形態では排気孔14と吸気孔15は2個ずつ形成されている。
上側の腕部8の上面には、ファン16が起立させて取付けられている。ファン16は上側の腕部8の上面の中央部に立設された支持具17に両側を支持されているが、この実施形態では支持具17には円弧状の溝18が形成されており、ネジ19を緩めて回転させることにより、ファン16の角度を図2の直立状態から図5に示す傾斜状態に調整できるようになっている。なおファン16を上側の腕部8の奥側に配置すると、高温の排気を筐体1の内部で撹拌する傾向となるので好ましくない。実施形態のようにファン16を配置すれば、図2に示すように高温の空気を熱関連機器2の上部にスムーズに向かわせることができる。
またこの実施形態では、下側の腕部9の下面に冷気を吸引するための別のファン20が水平に取り付けられている。水平とは羽根の回転面が水平であることを意味している。しかしファン20は必須のものではない。
21はボックス状のユニットであり、その内部にはサーバやHUB等の電気電子機器が収納されている。ユニット21はユニット取付金具7の上側の腕部8と下側の腕部9との間に縦型配置となるように取付けられている。このユニット21は下部吸気、上部排気型のものであり、筐体1の奥側に取付けられている。22はユニット取付金具7に縦型配置で取付けられた基板状のユニットであり、この実施形態では機器ユニット23とブレーカ等の配電機器24が取付けられ、ユニット21よりも手前側に配置されている。配電機器24はサーバ等に較べて操作する頻度が高いので、このようにユニット21よりも手前側に配置することが好ましい。また、筐体と上側の腕部との間のスペースを筐体と下側の腕部との間のスペースよりも広くしたので、上側の腕部に形成された排気孔からの排気空間を十分に確保することができる。筐体の上部は高温になり、ユニットはより下側に位置するように配置されるので好ましい。
筐体1の内部には、これらのユニット21、22を跨ぐように仕切り板25、26が設けられている。これらは筐体1の内部を上側のホット領域と下側のコールド領域とに区画するためのものである。特に熱関連機器2として熱交換器やクーラー等を用いた場合には、冷気と暖気とが筐体1の内部で混じり合うことを防止できるので、仕切り板25、26を設置することが望ましい。
この仕切り板25、26はユニット毎に分かれて構成されており、仕切り板25は下部吸気、上部排気型のユニット21の中間に位置し、ユニット21の前側、後側と筐体1の側面との間を封鎖するように構成されている。また仕切り板26は、基板状のユニット22と筐体1の側面との間、及び筐体1の前面との間を封鎖するように構成されている。
このように構成されたものは、ユニット21、22の発熱により加熱された空気を、ファン16によって上側の腕部8の排気孔14を通じて吸引し、筐体1の前面の熱関連機器2の上部に向けて送り、熱関連機器2で冷却された低温の空気をファン20によって下側の腕部9の吸気孔15を通じてユニット21、22の下部に送り込むことができる。従ってユニット21,22を縦型配置した場合にも筐体1の内部で空気をスムーズに循環させ、熱溜まりの発生を防止することができる。
しかもファン16やファン20を上側の腕部8や下側の腕部9に設けたので、ファン取付部を別途設ける必要がなく、筐体内部の省スペース化を図ることができる。また実施形態のように下側の腕部9にファン20を水平に配置すれば、特に筐体下部の底面付近の省スペース化を図ることができる。
なお、この実施形態では熱関連機器を設けたもので説明したが、電気機器収納用箱の筐体に排気孔、吸気孔を設けたものとし、吸気孔から低温の空気を取り入れるようにしてもよい。ファン16やファン20と熱関連機器2との間に誘導ダクトを付設して暖気や冷気を誘導するようにすれば、更に優れた排熱効果を得ることができる。
上記の実施形態では、上側の腕部8にファン16を配置し、下側の腕部9にファン20を配置した。しかし必ずしも両方にファンを配置する必要はなく、上下の何れか片側だけにファンを配置することも可能である。
1 電気機器収納用箱の筐体
2 熱関連機器
3 ファン
4 排気孔
5 吸気孔
6 遮光板
7 ユニット取付金具
8 上側の腕部
9 下側の腕部
10 連結部
11 垂直辺
12 垂直辺
13 取付孔
14 排気孔
15 吸気孔
16 ファン
17 支持具
18 円弧状の溝
19 ネジ
20 ファン
21 ボックス状のユニット
22 基板状のユニット
23 機器ユニット
24 配電機器
25 仕切り板
26 仕切り板

Claims (3)

  1. 上下の腕部とそれらを連結する連結部とからなるコ字状のユニット取付金具を電気機器収納用箱の筐体内部に配置し、電気電子機器が搭載されたユニットをこのユニット取付金具に縦型配置で取付け、前記腕部には排気孔と吸気孔とをそれぞれ形成するとともに、上下の腕部の少なくとも一方に、ファンを取付けたことを特徴とする電気機器収納用箱における排熱構造。
  2. ファンを上側の腕部に起立させて取付けたことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱における排熱構造。
  3. 筐体と上側の腕部との間のスペースを、筐体と下側の腕部との間のスペースよりも広くするとともに、下側の腕部にはファンを水平に取り付けたことを特徴とする請求項2記載の電気機器収納用箱における排熱構造。
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