JP2017179896A - ドアシステム - Google Patents

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沙世 角田
Sayo Tsunoda
沙世 角田
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Abstract

【課題】現場での施工性を向上させたドアシステムを提供する。【解決手段】ドアシステム10は、隣接する空間を仕切るドアシステム10であって、板状に形成された吊元パネル5と、吊元パネル5に隣接配置され、吊元パネルに蝶番を介して開閉可能に設けられたドア7と、ドア7の戸先側に隣接配置され、板状に形成された戸先パネル6と、天井面Dに固定され、吊元パネル5及び戸先パネル6の上部を係止する上レール1と、床面Fに固定され、吊元パネル5及び戸先パネル6の下部を支持する下レール2と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアシステムに関するものである。
従来から、マンション等の集合住宅や戸建住宅等においては、隣接する居室等の空間の間を出入り可能とする開きドアが間仕切り等の壁に設けられる。例えば、特許文献1に記載のように、壁に縦枠及び上枠等のドア枠が固定され、縦枠に蝶番等の開閉具を介してドア本体が取り付けられている。
特開2014−196607号公報
上記の特許文献1に記載されたドアでは、施工現場で、間仕切り壁にドア枠をビス等の固定具で固定して、ドア枠に戸当たりを取り付けてから、ドア枠に蝶番を介してドアを設置する。このため、ドア枠を間仕切り壁に固定したり、戸当たりをドア枠に取り付けたり等の種々の木建具工事が生じるため、現場での施工に時間がかかるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、現場での施工性を向上させたドアシステムを提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るドアシステムは、隣接する空間を仕切るドアシステムであって、板状に形成された吊元パネルと、該吊元パネルに隣接配置され、該吊元パネルに蝶番を介して開閉可能に設けられたドアと、該ドアの戸先側に隣接配置され、板状に形成された戸先パネルと、を備えることを特徴とする。
このように構成されたドアシステムでは、予め工場等で吊元パネル、ドア及び戸先パネルを製造しておけば、施工現場で、当該吊元パネル、ドア及び戸先パネルを運搬してきて、隣接する空間の間に設置するだけで、空間の間の出入りを可能とするドア及び空間の間を仕切る壁を設置することができる。よって、ドア枠や戸当たり等の木製品を空間の間を仕切る壁等に取り付ける工事が省略され、現場での施工性が向上される。
また、本発明に係るドアシステムは、天井面に固定され、前記吊元パネル及び前記戸先パネルの上部を係止する上レールと、床面に固定され、前記吊元パネル及び前記戸先パネルの下部を支持する下レールと、を備えることが好ましい。
このように構成されたドアシステムでは、天井面に上レールを固定し、床面に下レールを固定し、吊元パネル及び戸先パネルの上部を上レールに係止させ、吊元パネル及び戸先パネルの下部を下レールに支持させれば、吊元パネル及び戸先パネルが、隣接する空間の間に設置される。よって、ドアの幅方向両側を支持する枠及び空間の間を仕切るパネルの機能を有する吊元パネル及び戸先パネルを、容易に設置することができる。
また、本発明に係るドアシステムは、前記吊元パネル及び前記戸先パネルは、四方枠と、該四方枠の両面に設けられ、化粧が施された表面材と、を有していてもよい。
このように構成されたドアシステムでは、吊元パネル及び戸先パネルは、内部に四方枠を有するため、吊元パネル及び戸先パネル自体で所定の剛性を有する。また、四方枠の両面には化粧が施された表面材が設けられ、表面材自体で化粧性を有するため、クロス等の壁紙を貼る工事が省略され、施工時間を短縮することができる。
また、本発明に係るドアシステムは、前記吊元パネル、前記ドア及び前記戸先パネルの表面は、同一平面上に配置されていてもよい。
このように構成されたドアシステムでは、吊元パネル、ドア及び戸先パネルの表面は同一平面上に配置されているため、ドアの厚み方向の両側で隣接する空間側への凹凸がなく、美観を向上させることができる。
また、本発明に係るドアシステムは、前記吊元パネル及び前記戸先パネルの前記ドア側の端部の前記ドアが開く側と反対側には、前記ドア側に向かって突出する戸当たり部が設けられ、前記ドアの前記吊元パネル側及び前記戸先パネル側の端部には、前記戸当たり部に対応する切欠き部が設けられていてもよい。
このように構成されたドアシステムでは、吊元パネル及び戸先パネルのドア側の端部には戸当たり部が設けられ、当該戸当たり部と対応する切欠き部がドアに設けられている。よって、ドアが閉まる際に、ドアの切欠き部が吊元パネル及び戸先パネルの戸当たり部に当たって止まるため、ドアが閉まる方向に行き過ぎて壁等に衝突することが抑制される。
本発明に係るドアシステムによれば、現場での施工性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るドアシステムを示す正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。
本発明の一実施形態に係るドアシステムについて、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドアシステムが設けられた壁システムを示す正面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、図1のB−B断面図である。図4は、図1のC−C断面図である。
図1から図4に示すように、壁システム100は、例えば、マンションやアパート等の集合住宅に設置され、隣接する居室等の空間P1,P2を仕切るものである。なお、壁システム100は、戸建等の一般の住宅等にも設置可能である。
本実施形態では、図1に示すように、壁システム100は、対向する壁部W間に直交して設けられている。壁システム100は、上レール1と、下レール2と、2枚の間仕切りパネル3と、吊元パネル5と、戸先パネル6と、ドア7と、を備えている。本実施形態では、上レール1と、下レール2と、吊元パネル5と、戸先パネル6と、ドア7とが、ドアシステム10を構成している。
図1及び図4に示すように、上レール1は、天井面Dに固定され、壁部W間に連続して配置されている。換言すると、2枚の間仕切りパネル3、吊元パネル5、ドア7及び戸先パネル6の上側に連続して配置されている。
上レール1は、断面視矩形状に形成され、例えば木材や鋼材等で構成され、ビス等の固定具1Xで天井面Dに固定されている。本実施形態では、上レール1の断面寸法は、例えば幅50mm、高さ60mmとされている。
間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6が設置される箇所では、上レール1の下面1Bに、断面視矩形状の上部レール部11が設けられている。上部レール部11は、上レール1に接着や固定具等により固定されている。なお、上レール1の下面1Bに凹部(不図示。以下同じ。)が設けられ、断面視矩形状の上部レール部が当該凹部に嵌め込まれて、上部レール部が上レール1の下面1Bから下方に突出するように設けられていてもよい。
下レール2は、2枚の間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6の下側に配置されている。
下レール2は、床面Fに沿って配置され断面視矩形状に形成された下部支持部21と、下部支持部21の上面21Uに設けられ断面視矩形状に形成された下部レール部22と、を有している。
下部支持部21及び下部レール部22は、例えば木材や鋼材等で構成され、下部レール部22の上からビス等の固定具22Xで下部支持部21を貫通して床面Fに固定されている。本実施形態では、下部支持部21の断面寸法は、例えば幅50mm、高さ35mmとされている。なお、下部支持部21の上面21Uに凹部(不図示。以下同じ。)が設けられ、断面視矩形状の下部レール部が当該凹部に嵌め込まれて、下部レール部が下部支持部21の上面21Uから上方に突出するように設けられていてもよい。
図1及び図2に示すように、間仕切りパネル3は、板状に形成されている。間仕切りパネル3は、矩形状に形成された四方枠30と、四方枠30の内部に設けられた芯材部41と、四方枠30の両面に設けられた表面材42と、を有している。本実施形態では、間仕切りパネル3の寸法は、例えば幅850mm、高さ2415mm、厚さ60mmとされている。
四方枠30は、上桟31と、下桟34と、上桟31の端部と下桟34の端部とを鉛直方向に連結する縦桟37と、を有している。
上桟31及び下桟34は、図4に示す構成と同様である。図4に示すように、上桟31は、断面視矩形状に形成され、上面31Uには下方に凹む上部凹溝32が形成されている。上部凹溝32は、上桟31の延在方向に沿って形成されている。
上部凹溝32には、上レール1の上部レール部11が嵌め込まれている。上桟31の上面31Uと上レール1の下面1Bとの間には、隙間31Sが設けられている。
下桟34は、断面視矩形状に形成され、下面34Bには上方に凹む下部凹溝35が形成されている。下部凹溝35は、下桟34の延在方向に沿って形成されている。
下部凹溝35の下面には、滑り材36が設けられている。滑り材36は、下桟34の長手方向に離間して複数設けられている。下部凹溝35には下レール2の下部レール部22が嵌め込まれ、滑り材36が下部レール部22の上面に当接している。
図2に示すように、縦桟37は、断面視矩形状に形成され、端面には内方に向かって凹む側部凹溝39が形成されている。側部凹溝39は、縦桟37の延在方向に沿って形成されている。
側部凹溝39と壁部Wとの間には、やとい実46が嵌め込まれている。やとい実46は、ビス等の固定具(不図示)により壁部Wに固定されていてもよい。隣接する間仕切りパネル3の両側部凹溝39間にも、やとい実46が嵌め込まれている。
図1に示すように、隣接する間仕切りパネル3間において、一方の縦桟37の側部凹溝39(図2参照)の上下端部には、正面視L字状の位置決めアングル47が設けられている。上端部に設けられた位置決めアングル47は縦桟37及び天井面Dにビス等の固定具47Xで固定され、下端部に設けられた位置決めアングル47は縦桟37及び床面Fにビス等の固定具で固定されている。
図4に示すように、芯材部41として、例えば、紙や樹脂の材料でハニカム形状に形成されたハニカムコアを採用することができる。
表面材42は、化粧が施された板材であり、例えばオレフィンシートが貼られた化粧版を採用することができる。
図2及び図4に示すように、吊元パネル5及び戸先パネル6は、板状に形成されている。吊元パネル5及び戸先パネル6は、それぞれ矩形状に形成された四方枠30と、四方枠30の内部に設けられた芯材部41と、四方枠30の両面に設けられた表面材42と、を有している。本実施形態では、吊元パネル5及び戸先パネル6の寸法は、例えば幅250mm、高さ2395mm、厚さ60mmとされている。
四方枠30は、上桟31と、下桟34と、上桟31の端部と下桟34の端部とを鉛直方向に連結する縦桟37,50,60(吊元パネル5の場合は縦桟37,50、戸先パネル6の場合は縦桟37,60)と、を有している。
吊元パネル5及び戸先パネル6の上桟31、下桟34及び縦桟37の構成は、間仕切りパネル3の上桟31、下桟34及び縦桟37の構成と同様であり、説明を省略する。
図2に示すように、吊元パネル5において、縦桟50は、内側桟部51と、内側桟部51と隣接して内側桟部51よりも吊元パネル5の幅方向の外側に配置された外側桟部52と、を有している。内側桟部51は、断面視矩形状に形成されている。外側桟部52は、断面視矩形状に形成された本体部53と、本体部53から吊元パネル5の幅方向の外側に突出する戸当たり部54と、を有している。戸当たり部54は、見込み方向において、ドア7が開く側Qと反対側に設けられている。本体部53と戸当たり部54とは、一体に形成されている。
戸先パネル6において、縦桟60は、断面視矩形状に形成された本体部63と、本体部63から戸先パネル6の幅方向の外側に突出する戸当たり部64と、を有している。戸当たり部64は、見込み方向において、ドア7が開く側Qと反対側に設けられている。本体部63と戸当たり部64とは、一体に形成されている。
吊元パネル5及び戸先パネル6の芯材部41及び表面材42の構成は、間仕切りパネル3の芯材部41及び表面材42の構成と同様であり、説明を省略する。
図3に示すように、ドア7は、板状に形成されている。ドア7は、矩形状に形成された四方枠70と、四方枠70の両面に設けられた表面材80と、を有している。
四方枠70は、上桟71と、下桟74と、上桟71の端部と下桟74の端部とを鉛直方向に連結する縦桟(不図示。以下同じ。)と、を有している。
上桟71は、断面視矩形状に形成された上側桟部72と、断面視矩形状に形成された下側桟部73と、を有している。上側桟部72と下側桟部73とは、鉛直方向に隣接配置されている。上桟71と上レール1との間には、隙間71Sが設けられている。なお、上桟71は、上側桟部と下側桟部とに分割されておらず、一体で構成されていてもよい。下桟74は、断面視矩形状に形成されている。
図2に示すように、ドア7の幅方向の両端面は、それぞれ吊元パネル5及び戸先パネル6の端面と対応した形状とされている。つまり、ドア7の端面には、幅方向の内側に向かって凹む切欠き部78が形成されている。切欠き部78には、吊元パネル5及び戸先パネル6の戸当たり部54,64が配置されている。
吊元パネル5の縦桟50の本体部53の端面及びドア7の縦桟の端面には、それぞれ第一羽根部81及び第二羽根部82が埋め込まれている。これら第一羽根部81及び第二羽根部82は、鉛直方向を向く軸部(不図示。以下同じ。)を中心として回動可能に連結されている。この第一羽根部81、第二羽根部82及び軸部により蝶番85が構成されている。蝶番85により、ドア7は吊元パネル5に対して開閉可能に支持されている。
間仕切りパネル3、吊元パネル5、ドア7及び戸先パネル6の表面は、それぞれ見込み方向に凹凸がない構成とされている。これにより、間仕切りパネル3、吊元パネル5、ドア7及び戸先パネル6の表面は、同一面上に配置されている。
次に、上記の壁システム100の施工方法について説明する。
まず、予め、吊元パネル5の縦桟50及びドア7の縦桟に、それぞれ蝶番85の第一羽根部81及び第二羽根部82を固定しておく。
次に、上レール1を天井面Dに固定具1Xで固定する。この際に、間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6が設置される箇所では、上レール1の下面に、上部レール部11を固定する。
また、間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6が設置される箇所に、下レール2を床面Fに固定具22Xで固定する。
次に、下レール2の端部、つまりドア7が設けられる開口側から間仕切りパネル3を、上部凹溝32及び下部凹溝35にそれぞれ、上レール1の上部レール部11及び下レール2の下部レール部22を嵌め込み、壁部Wと当接する位置までスライドさせる。この際に、間仕切りパネル3の下端部には滑り材36が設けられているため、スライドさせやすい。
間仕切りパネル3の側部凹溝39にやとい実46を嵌め込み、間仕切りパネル3を壁部Wに当接させる。そして、間仕切りパネル3の反対側の側部凹溝39の上下端部に位置決めアングル47を配置して、それぞれ天井面D、床面F及び縦桟37に固定具47Xで固定する。これにより、間仕切りパネル3の位置が決められ、鉛直方向及び幅方向にずれることがない。また、間仕切りパネル3の上部凹溝32及び下部凹溝35は、上レール1の上部レール部11及び下レール2の下部レール部22に嵌め込まれているため、間仕切りパネル3は厚さ方向への移動が規制されている。
次に、同様に、もう1枚の間仕切りパネル3及び吊元パネル5を、ドア7が設けられる開口側からスライドさせる。隣接する間仕切りパネル3間、及び間仕切りパネル3と吊元パネル5との間において、それぞれ側部凹溝39にやとい実46を嵌め込む。
また、同様に、戸先パネル6を、ドア7が設けられる開口側からスライドさせる。戸先パネル6の側部凹溝39にやとい実46を嵌め込み、戸先パネル6を壁部Wに当接させる。
次に、吊元パネル5の第一羽根部81とドア7の第二羽根部82とを軸部で連結して、吊元パネル5にドア7を吊ることで、壁システム100は完成する。
なお、間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6の上面31Uと上レール1の下面1Bとの間の隙間31Sの高さが十分にある場合には、これら間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6の上部凹溝32に上レール1の上部レール部11を嵌め込み、間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6を上方に持ち上げた後に、下部凹溝35に下部レール部22を嵌め込んで下方に移動させて、間仕切りパネル3、吊元パネル5及び戸先パネル6を上レール1に係止及び下レール2に支持させてもよい。
このように構成された壁システム100では、予め工場等で吊元パネル5、ドア7及び戸先パネル6を製造しておけば、施工現場で、当該吊元パネル5、ドア7及び戸先パネル6を運搬してきて、隣接する空間P1,P2の間に設置するだけで、空間P1,P2の間の出入りを可能とするドア7及び空間P1,P2の間を仕切る壁を設置することができる。よって、ドア枠や戸当たり等の木製品を空間P1,P2の間を仕切る壁等に取り付ける工事が省略され、現場での施工性が向上される。
また、天井面Dに上レール1を固定し、床面Fに下レール2を固定し、吊元パネル5及び戸先パネル6の上部を上レール1に係止させ、吊元パネル5及び戸先パネル6の下部を下レール2に支持させれば、吊元パネル5及び戸先パネル6が、隣接する空間P1,P2の間に設置される。よって、ドア7の幅方向両側を支持する枠及び空間P1,P2の間を仕切るパネルの機能を有する吊元パネル5及び戸先パネル6を、容易に設置することができる。
また、吊元パネル5及び戸先パネル6は、内部に四方枠30を有するため、吊元パネル5及び戸先パネル6自体で所定の剛性を有する。また、四方枠30の両面には化粧が施された表面材42が設けられているため、表面材42自体で化粧性を有するため、クロス等の壁紙を貼る工事が省略され、施工時間を短縮することができる。
また、吊元パネル5、ドア7及び戸先パネル6の表面は同一平面上に配置されているため、ドア7の両側で隣接する空間側への凹凸がなく、美観を向上させることができる。
また、吊元パネル5及び戸先パネル6のドア7側の端部には戸当たり部54,64が設けられ、当該戸当たり部54,64と対応する切欠き部78がドア7に設けられている。よって、ドア7が閉まる際に、ドア7の切欠き部78が吊元パネル5及び戸先パネル6の戸当たり部54,64に当たって止まるため、ドア7が閉まる方向に行き過ぎて壁等に衝突することが防止される。
なお、上述した実施の形態において示した組立手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1…上レール
2…下レール
3…間仕切りパネル
5…吊元パネル
6…戸先パネル
10…ドアシステム
30…四方枠
42…表面材
54,64…戸当たり部
78…切欠き部
85…蝶番
100…壁システム
D…天井面
F…床面
P1,P2…空間
W…壁部

Claims (5)

  1. 隣接する空間を仕切るドアシステムであって、
    板状に形成された吊元パネルと、
    該吊元パネルに隣接配置され、該吊元パネルに蝶番を介して開閉可能に設けられたドアと、
    該ドアの戸先側に隣接配置され、板状に形成された戸先パネルと、を備えることを特徴とするドアシステム。
  2. 天井面に固定され、前記吊元パネル及び前記戸先パネルの上部を係止する上レールと、
    床面に固定され、前記吊元パネル及び前記戸先パネルの下部を支持する下レールと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のドアシステム。
  3. 前記吊元パネル及び前記戸先パネルは、
    四方枠と、
    該四方枠の両面に設けられ、化粧が施された表面材と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載のドアシステム。
  4. 前記吊元パネル、前記ドア及び前記戸先パネルの表面は、同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のドアシステム。
  5. 前記吊元パネル及び前記戸先パネルの前記ドア側の端部の前記ドアが開く側と反対側には、前記ドア側に向かって突出する戸当たり部が設けられ、
    前記ドアの前記吊元パネル側及び前記戸先パネル側の端部には、前記戸当たり部に対応する切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のドアシステム。
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