JP2017179730A - 軒先構造および建物 - Google Patents

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史剛 杉山
Fumitake Sugiyama
史剛 杉山
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Abstract

【課題】屋根上や外壁等の屋外に設置した機器に接続された配線を屋内に引き込むための手段を提供するものであって、大がかりな工事の必要性や漏水の可能性を軽減するとともに、屋根の軒先における配線の露出を伴わない軒先構造および建物を提供すること。【解決手段】 屋根の先端に当該屋根の裏側空間21に連通する横長の開口38が設けられているとともに、当該横長の開口38を含む屋根の先端にカバー51が装着されており、装着された前記カバー51によって、前記屋根の先端に配線20の通過を可能とする空間が形成されており、前記配線が、前記開口を介して前記屋根の裏側空間21に引き込むことができるように構成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、軒先構造および建物に関するものである。
従来より、屋根の軒先部において配線の引き込みや収容を行う各種の軒先構造がある。
例えば、特許文献1には、建物の屋根部材に設けられた配線引き込み構造であって、屋根部材に配された接続線が挿通される屋根穴部と、屋根穴部の下方に配置される配線収容部材を備えたものが記載されている。
また、特許文献2には太陽電池の出力ケーブルを、野地坂に設けられた貫通孔を通して屋根下空間に引き出し、さらに軒先部の裏側に設けた接続箱を介して上記軒樋の配線収容に導入する軒先配線構造が記載されている。この軒先配線構造は、出力ケーブルを太陽電池から軒樋まで表面に露出することなく配線することができるものである。
また、特許文献3には、軒先に配置される鼻隠から外壁面にいたる軒天井に、屋根上もしくは軒天井またはそれら周辺に設置される機器の配線を収納する、長手方向に沿って開口を有する配線収納部を設けた軒先構造が記載されている。
特開2014−220870号公報 特開平9−119203号公報 特開2011−127407号公報
上記特許文献1、2記載の配線引き込み構造は、例えば屋根に搭載した太陽光発電パネルによって生成した電力を、電線によって屋内に取り込む場合に用いるものである。屋外から屋内に電線を引き込む場合、建物のどこかに屋外と屋内を連通させる開口や通路が必要になる。特許文献1、2の場合には、このような屋外と屋内を連通させる手段として屋根の野地板に穴を設けている。
しかしながら、野地板に穴を開けることは防水処理をしている野地板表面のシールドに穴を開けることになる。このため、この穴を開けた部位からの漏水が生じないように、別途防水処理等が必要になる。また、野地板に穴を開けることは、比較的大がかりな工事になるという問題がある。
また、特許文献3記載の軒先構造は、屋根の上に設置されている機器からの配線を屋内に取り込むための構造であり、雨に濡れにくい軒天井に配置した配線収納部に屋外からの配線を収容するというものである。しかしながら、屋根の上から軒天井の配線収納部に至る部分は配線が露出した状態になるので、日光や風雨に暴露されることになる。また、降雪地帯では、雪や氷の付着、凍結等による露出した配線に対するストレスが危惧される。
本発明は、屋根上や外壁等の屋外に設置した機器に接続された配線を屋内に引き込むための手段を提供するものであって、上記のような大がかりな工事の必要性や漏水の可能性を軽減するとともに、屋根の軒先における配線の露出を伴わない軒先構造および建物の提供を課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有するものである。すなわち、
屋根の先端に当該屋根の裏側空間に連通する横長の開口が設けられているとともに、当該横長の開口を含む屋根の先端にカバーが装着されており、装着された前記カバーによって、前記屋根の先端に配線の通過を可能とする空間が形成されており、前記配線が、前記開口を介して前記屋根の裏側空間に引き込むことができるように構成されていることを特徴とする。
また、建物であって、上記の軒先構造を有したことを特徴とする。
本発明に係る軒先構造は、屋根の上(表面)に設置したソーラーパネル等の機器に接続されている配線を、屋根の先端面から取り入れることができるようになっている。これによって、防水性を重視する屋根に配線用の穴を設ける必要が無いという効果を有している。
また、本発明に係る軒先構造は、屋根の先端に設けた開口を、先端の長手方向に沿って横長状に形成している。この構造は、引き込み時に生じる配線の湾曲を、横長の開口内での移動を許容することである程度自由に行わせることができるものである。このため、特に配線の引き回し作業等において、配線に座屈を生じさせるようなストレスを与えることなく引き回しを行うことができ、作業後も配線に対するストレスが無い状態を維持できるという効果を有している。
また、配線を引き入れる開口を幅を狭める狭窄部材の装着によって、配線の引き入れに必要の無い開口領域を狭めることができる。これにより風雨の吹き込みを軽減することができ、この狭窄部材に水返しを設けることでさらに風雨の吹き込みを抑制する効果を高めることができるようになっている。
また、屋根の上に設置した機器に接続された配線を屋内に引き入れる場合に、配線を外観上露出させることが無いという効果を有している。
また、屋根の上に設置した機器に接続された配線を屋内に引き入れる場合に、角となる屋根の先端部に配線の案内部材を設けることによって、角との接触による配線の屈曲等を防止することができるという効果を有している。
屋根の軒部の主要な構造を側方からの断面によって表した説明図である。 屋根の軒部の主要な構造を斜視図として表した概略図である。
以下、発明を実施するための形態を図を用いて説明する。図1は、屋根の軒部13を構成する主要な構造を側方からの断面によって表した説明図である。図2は屋根の軒部13を構成する主要な構造を斜視図として表した概略図である。
本発明は、モジュールとなる複数個の建物ユニットUを連結して一つの建物を構成するユニット建物への適用に適したものである。以下、本実施の形態では、このようなユニット建物に本発明に係る軒先構造を適用する場合について説明する。なお、本発明は、当然ながらこのようなユニット建物への適用に限定されるものではなく、各種の工法によって形成される建物にも適用されるものである。
図1および図2は、建物1における屋根部の構造であって、建物ユニットUを組み合わせて形成した屋内ユニットの上部に配置される屋根梁14と、屋根を構成する構造体(屋根構造体)11と、建物ユニットUの外壁12(外装板12a、板12b)よりも突出した屋根の軒部13を表している。
本実施の形態における建物ユニットUは、一例として鉄骨によって形成した梁や柱からなるフレームFを有するものであり、建物1の側部の外観を構成する外壁12はこのようなフレームFに対して直接若しくは緩衝部材を介して間接的に取り付けられている。
図に表した屋根の軒部13は、上記のような建物ユニットの上に配置した屋根梁14の上に、屋根構造体11を設けた場合を表したものである。
屋根構造体11は、屋根梁14の上に固定されるフレーム15と、このフレーム15に対して直接若しくは金具類を用いて間接的に取り付けられる各種の部材から構成されている。このような各種の部材の主要なものには、野地板16、この野地板16上に設ける防水層17、この防水層17上に設ける屋根材18、野地板16を支える支持材19等がある。
野地板16は、屋根全体を覆う防水層17を敷設するための基盤および、屋根上に配置する各種の屋根材18を支える基台となるものであり、垂木に相当する支持材19によって支えられている。支持材19は、屋根構造体11の外縁に配置した軒梁等と同様の役割を果たす鉄骨等によって形成されたフレーム15に取り付けられている。
野地板16の裏面に配置される支持材19は、格子状若しくは一定の間隔を開けて配置されているので、各支持材19間には電気的なケーブルを含めた各種の配線20を通過、施設を行うことができる空間(屋根の裏側空間)21が形成されている。
野地板の表面に敷設される防水層17は、可撓性のある防水シートや鋼板その他の金属板によって形成されている。また、必要に応じて、防水シートや鋼板等を複合的に積層した多層の部材として形成される。
屋根材18は、鋼板、スレート、瓦等の屋根表面を覆う化粧材(仕上げ部材)であるが、本実施の形態ではこのような屋根材の一部としてソーラーパネルPを設けている。ソーラーパネルPは、鋼板、スレート、瓦等を敷設した屋根表面に載置するのが従来一般の敷設方法であるが、前述した屋根材に代えて、ソーラーパネルPを屋根材18の一部として直接防水層の上に設けてもよいものである。
上記構成の屋根構造体11は、その端面を板状の閉塞板30によって塞いでいる。屋根構造体11の端面を塞ぐ部位は一般的に鼻隠と呼ばれており、本実施の形態ではこの部分を金属板を所定形状に加工した閉塞板30によって構成している。
また、図に示した例は、屋根構造体11の端面を外壁12よりも突出した位置まで延長させることで軒部13を構成している。
この軒部13には、屋根構造体11の延長部分(外壁12表面からの突出部分)の下面に、空間(軒部空間34)介して板状の軒天井31を設けている。軒天井31は、前述した屋根梁14の下面(建物ユニットとの境界面)と略一致した高さに配置されており、その一端は断面L字状の取付金具33を介して屋根梁14に取り付けられている。
また、外壁12は下地を構成する板12bの上に外装板12aを有している。この外壁12の上端32は、軒天井31の底面よりも高い位置に配置されるようになっている。この構造により、外壁12と軒天井31の隙間から軒部空間34若しくは屋内への風雨の侵入を防止するようになっている。
閉塞板30は、屋根構造体11の端面と当該端面から連続する軒部空間34の端面を塞ぐ板状体として形成されている。なお、本実施の形態における閉塞板30は、金属板の折り曲げ等によって形成したものであるが、住宅の形態、構造若しくは施工方法に応じて合板や樹脂等によって形成しても差し支えない。
閉塞板30は、屋根構造体11の端面および軒部空間34を、その長手方向に亘って塞ぐ閉塞面35を有している。また、この閉塞面35の上端には、屋根構造体11の外縁を構成するフレームに載置した状態で固定する取付部36を設けている。この取付部36は、閉塞板の上端に形成した突出片として屋根構造体11側に折り曲げたフランジ状の部位として形成したものであり、長手方向の両端部に設けている。
さらに、閉塞面の下端には、屋根構造体11の外縁を構成するフレームの下面に固定するための取付部37を設けている。この取付部37は、閉塞板30の下縁を屋根構造体側に折り曲げたフランジ状の部位として形成したものであり、長手方向の全域若しくは複数箇所に設けている。
また、閉塞板30には、長手方向に沿って形成した横長状の開口38を設けている。この開口38は、一例として屋根構造体11の野地板16の下面に形成した屋根の裏側空間21と連通している。これは、屋根構造体11の端部である鼻隠部に、屋根構造体11の裏側に形成されている空間(21)に連通する開口38を形成するということであり、後述するように当該開口38を介して配線20を屋内に引き込む際に使用する部位となっている。
なお、前記横長状の開口38は、屋根が軒部13を有している場合には、軒天井31によって下面を塞いだ軒部空間34に連通するように構成してもよい。この場合、軒部空間34と屋根の裏側空間21を連通させておき、配線20を軒部空間34を介して屋内に引き込むように構成する。
開口38を形成した前記閉塞板30には、開口38の開口幅を狭めるように塞ぐ狭窄部材40を取り付けている。狭窄部材40は、一例として90度以上の角度で折り返した一定幅の折返部41を上縁に設けた略矩形の板状体として形成したものである。閉塞板の開口38の下方部分に狭窄部材40を重ね合わせると、開口38の上側に隙間を残した状態で、開口38の下側領域を塞ぐようになる。塞がれずに残る開口38の上側領域は、ビス42等による止め位置などを変更することにより、調整可能に形成してもよい。取付位置を調整可能にする場合には、開口38に配線20を通した後に、残りの隙間がなるべく少なくなる位置で狭窄部材40を固定する。開口38に狭窄部材40を装着すると、開口幅が狭くなり、折返部41を設けた狭窄部材40の上側縁が幅を狭めた開口38の下縁となる。
本実施の形態に係る家屋は、屋根の表面に太陽光発電を行うソーラーパネルPを複数設置しており、このソーラーパネルPからの配線20を屋内に引き込むようになっている。配線20を屋内に引き込む方法の一例として、図に示したように配線を屋根の端部から側方(閉塞板30側)に垂下させた後、屋根構造体11に取り付けた閉塞板30の外側から開口38を介して屋根構造体11の内部に引き込む方法がある。この場合、配線20を垂下させる屋根の端部に、配線を斜め下方向にガイドする案内部材43を設ける。この案内部材43は、1個の独立した部品として形成する場合の他、前述した野地板16の上面に設けた防水層17の端部を延出し、この部分を下方に折り曲げることで設けてもよい。案内部材43は、配線20の引き回し時に生じる屋根端部における破損防止や、長期間に亘るエッジとの接触や角度の大きい屈曲等によって生じる配線20に対するストレスを防止する手段となっている。
また、ソーラーパネルPから案内部材43に至る部分は、後述するカバー51とともに、連続的に配線20を覆う適宜の形状の配線カバー44によって覆われている。
上記、配線20を引き込む閉塞板30を装着した屋根構造体11および/または屋根構造体11と軒部空間34双方の側方には、取付用のブラケット50を介してカバー51が装着される。このカバー51は、屋根の外周縁に装着される化粧カバーとして取り付けられるものであるが、その一方において閉塞板30の開口38および開口38を介して引き込む配線20を覆う保護カバーとして機能するものである。カバー51は、図2に示すように複数のパーツ(一例として上カバーと下カバー)を組み合わせたものでもよいし、あらかじめ一体化したワンピース構造を有するものでもよい。
上記のカバー51を取り付けるためのブラケット50は、カバー51の長手方向に沿ってケーブル類を挿通させることができるように、内部に空間を有するフレーム構造を有している。
屋内に引き込む配線20は、ソーラーパネルPに接続したものに限るわけではなく、屋外に設置した各種の機器に接続したのもある。このような屋根上以外の屋外に設置した機器からの配線を屋内に引き込む場合には、風雨の吹き込みにくい場所からカバー51内に配線を引き込み、前記ブラケット50内を挿通させる等して、閉塞板30の開口38から屋内に配線を引き込むことができるようになっている。
本実施の形態に係る軒先構造は、前述したように屋根構造体11の端部若しくは屋根構造体11と軒部空間34を含めた軒部13の端部側から各種の配線を屋内に引き込むものである。その手段として、屋根構造体11の端部若しくは屋根構造体11と軒部空間34を含めた軒部13に配線を挿通させる横長の開口38を設け、この開口38を介して屋外からの配線を屋内に引き込む構造となっている。また、この構造は屋内外の境界となる開口38および配線類をカバー51によって覆うことで、開口38を介して雨や雪の侵入を防止することができるようになっている。
また、本実施の形態に係る軒先構造は、前述したように、横長の開口38に配線を行った後にこの開口38の幅を狭めることが可能な狭窄部材40を装着するようになっている。そして、配線を挿通させた後に開口幅を狭めることで、当該部位からの風雨の侵入を最小限となるように抑制するようになっている。
また、開口38の下縁を構成する狭窄部材40の上縁部は、折り曲げによって角の無い湾曲面となっている。これにより、接触する配線に与えるストレスを軽減し、破断、被覆の損傷を防止するようになっている。
さらに、狭窄部材40の上縁部に設けた折返部41は斜め下方に延出する所定幅の縁片として形成されている。この折返部41は、開口38の横長方向に沿って配置されるので、水返しとしてカバーの隙間から入り込んだ下方からの風雨の侵入を防止、抑制する作用を有している。
開口38から引き込んだ配線は、野地板16を支える支持材19やフレーム15によって形成された上下の間隔が狭い屋根の裏側空間21を経由して、屋内の所定箇所に到達することになる。この際、配線の入り口となる部位が配線20の引き回しを制限するような状態になると、配線が極度に屈曲するなどのストレスをうける可能性がある。また、カバー51に囲まれた狭い空間内で配線の向きを変える場合に、配線の入り口となる部分が面積の狭い局部的なものであると、配線20がカバー51内で屈曲等のストレスを受ける可能性がある。
これに対して本実施の形態に係る軒先構造では、屋根の裏側空間21に引き込む配線20の湾曲率の変動や捻れ等に応じて、配線20を横長に形成した開口38の範囲内においてある程度移動させることができる。すなわち、配線20に加えられた力に応じて、配線が自由に動くことができる遊び空間があるということである。これは、カバー51内に入った後、開口38を経由して屋根内に至る際に生じる配線の曲げや捻れを、座屈を伴うようなストレスを与えることなく行うことを可能とするものである。また、配線の引き回し後においても、配線に対してストレスが無い状態を維持できるようになっている。
また、前述の通り、本実施の形態に係る軒先構造では、ソーラーパネルP等の機器を屋根の上に配置した場合、機器に接続された配線を屋根構造体11の端部からカバー51内に引き入れ、この後に閉塞板30の開口38から配線20を引き込むようになっている。この構造では、配線20を建物の外側に露出させることがないので、配線20によって建物の美観を損ねることが無い。また、降雪地帯で使用する場合には、雪や氷の付着、屋根からの落雪、氷結等によって生じる配線20に対するストレスを軽減することができるようになっている。
また、屋根の上面側から屋根の先端に設けたカバー51内に配線20を招きいれる場合、屋根先端の角部(エッジ)を構成する部分に、屈曲やエッジとの接触を防止しながら内部に配線20を案内する案内部材43を設けている。これにより、配線20に対するストレスを軽減した状態でカバー51内に配線20を招きいれることができるようになっている。
なお、以上説明した各種の実施例は、地面に対して傾斜の無い平屋根構造を例として説明しているが、傾斜した屋根に用いても差し支えが無いものである。
また、以上説明した各種の実施例は、種々組み合わせて実施することが出来るものである。また、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々設計変更できるものである。
1 建物
11 屋根構造体
12 外壁
13 軒部
14 屋根梁
15 フレーム
16 野地板
18 屋根材
19 支持材
20 配線
21 屋根の裏側空間
30 閉塞板
31 軒天井
33 取付金具
34 軒部空間
35 閉塞面
38 開口
40 狭窄部材
41 折返部
43 案内部材
50 ブラケット
51 カバー
P ソーラーパネル

Claims (6)

  1. 屋根の先端に当該屋根の裏側空間に連通する横長の開口が設けられているとともに、当該横長の開口を含む屋根の先端にカバーが装着されており、
    装着された前記カバーによって、前記屋根の先端に配線の通過を可能とする空間が形成されており、
    前記配線が、前記開口を介して前記屋根の裏側空間に引き込むことができるように構成されていることを特徴とする軒先構造。
  2. 前記開口が、前記屋根の先端に装着された閉塞板に設けられていることを特徴とする請求項1記載の軒先構造。
  3. 前記開口の下方部が、板状の狭窄部材によって塞がれていることを特徴とする請求項1または2記載の軒先構造。
  4. 前記開口の下方部が、水返しとなる折曲部が上辺に形成された狭窄部材によって塞がれていることを特徴とする請求項1または2記載の軒先構造。
  5. 前記開口の上部に、屋根の表面側から先端側に至る配線を案内する案内部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の軒先構造。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の軒先構造を有する建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2745519C1 (ru) * 2020-05-25 2021-03-25 Иван Николаевич Грознов Вращающаяся печь для окислительного обжига сульфидной руды

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