JP2017177770A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2017177770A JP2016073282A JP2016073282A JP2017177770A JP 2017177770 A JP2017177770 A JP 2017177770A JP 2016073282 A JP2016073282 A JP 2016073282A JP 2016073282 A JP2016073282 A JP 2016073282A JP 2017177770 A JP2017177770 A JP 2017177770A
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Abstract

【課題】パネルユニットが回動する構成においてパネルユニットが持ち上げられたときに加わる負荷に対する剛性を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置としての複合機1は、筐体21と、パネルユニット4と、第1連結部81と、板状部材7と、第2連結部82と、案内溝212とを備える。そして、突出姿勢、つまりパネルユニット4が傾斜した第2位置にあり、板状部材7が傾斜した第4位置にある状態において、第2連結部の回動軸である第2回動軸と案内溝212に案内されるボス77と案内溝212の下端部214とを第2回動軸に垂直な面に投影して形成されるボス77を頂点とする角θが鈍角である。
【選択図】図8

Description

本発明は、回動可能なパネルユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、筐体に対して収納姿勢と突出姿勢との間で回動可能なパネルユニットを備えた画像形成装置がある。パネルユニットには表示部や操作部が配置されており、収納姿勢のときには、画像形成装置全体を省スペース化でき、突出姿勢のときには、パネルユニットの表面が傾斜するため、ユーザが操作部の操作をしやすくなるとともに表示部の表示内容を視認しやすくなる。
このような画像形成装置においては、ユーザが突出姿勢のパネルユニットの回動先端側に手を掛けて画像形成装置を持ち上げる可能性がある。この対策として、例えば特許文献1では、パネルユニットの裏面と装置本体とを繋ぐリンク体を設けることで剛性を上げている。
特開2012−179765号公報
特許文献1の構成によると、パネルユニットに軸受溝を設けてリンク体の回動軸をスライド可能かつ回動可能に支持している。そのため、パネルユニットを補強せずに剛性を確保することが難しく、改良の余地がある。
本発明は、パネルユニットが回動する構成においてパネルユニットが持ち上げられたときに加わる負荷に対する剛性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、筐体と、操作部及び/又は表示部と、回動基端側の第1端部と、回動先端側の第2端部とを有するパネルユニットと、前記筐体と前記パネルユニットの前記第1端部近傍とを連結し、第1回動軸線を回動の中心として、前記筐体の一側面に沿う第1位置と前記一側面の外側へ向かって傾斜した第2位置との間で回動できるように、前記パネルユニットを支持する第1連結部と、前記第2端部側の第3端部と、前記第3端部と反対側の第4端部と、前記第4端部近傍に形成された前記第1回動軸線と平行なボスとを有し、前記パネルユニットが前記第1位置にある場合に第3位置に位置し、前記パネルユニットが前記第2位置にある場合に第4位置に位置する板状部材と、前記パネルユニットの第2端部近傍と前記板状部材の前記第3端部近傍とを連結し、前記板状部材が、前記第2回動軸線を回動の中心として、前記第3位置と前記第4位置との間で回動できるように前記板状部材を支持する第2連結部と、前記筐体に前記一側面に沿って延びるように形成され、前記板状部材が前記第4位置にある場合に前記ボスを前記第1端部から近い第5端部側に案内し、前記板状部材が前記第3位置にある場合に前記ボスを前記第1端部から遠い第6端部側に案内する案内溝とを備え、前記パネルユニットが前記第2位置にあり、前記板状部材が前記第4位置にある状態において、前記第2回動軸線と前記ボスと前記第6端部とを前記第2回動軸線に垂直な面に投影して形成される前記ボスを頂点とする角が鈍角である。
上記の構成によれば、案内溝を筐体に設けることにより、パネルユニットに案内溝を設けた場合に比べてパネルユニットの剛性を犠牲にすることがない。また、上記の角が鈍角であることにより、パネルユニットが第2位置から第1位置へ回動する場合に、ボスが引っ掛かることなく案内溝に沿って移動できるので、板状部材は第4位置から第3位置へ移動する。
本発明によれば、案内溝を筐体に設けることにより、パネルユニットが持ち上げられたときに加わる負荷に対する剛性を向上させることができる。加えて、上記の角が鈍角であることによっても剛性を向上させることができる。
一実施形態の複合機の斜視図である。 一実施形態の複合機の斜視図である。 図1の状態の正面図である。 図2の状態の正面図である。 パネルユニット及び板状部材の背面側の斜視図であり、(a)は図1の状態に対応した図、(b)は図2の状態に対応した図である。 板状部材の斜視図であり、(a)は板状部材の前面側の斜視図であり、(b)は板状部材の背面側の斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図である。 変形例の複合機の断面図である。
以下の実施形態では、画像形成装置であるプリンタと、画像読取装置であるスキャナとを搭載した複合機を例に説明する。また、図1に示すように複合機が使用可能に設置された状態を基準とし、前後、左右、上下の各方向を定める。
[複合機の全体構成]
図1及び図2は一実施形態の複合機の斜視図である。図1のパネルユニットは収納姿勢を示し、図2のパネルユニットは突出姿勢を示している。図3は図1の状態の正面図、図4は図2の状態の正面図である。複合機1は、プリンタユニット2と、プリンタユニット2の上部に搭載されたスキャナユニット3とを備えている。
プリンタユニット2の外観は略直方体の筐体21によって構成されている。プリンタユニット2の前部上側には、パネルユニット4が設けられている。パネルユニット4は、厚みの薄い直方体状のケース41と、複合機1の状態や機能等を表示する表示部42と、複数の押しボタン等で構成され、ユーザによって操作される操作部43とを備えている。なお、パネルユニット4は表示部42又は操作部43の一方のみを備える構成であってもよい。
パネルユニット4の下方には、印刷後のシートを排出する排出口5が形成されている。排出口5の下方には、印刷前のシートが収納されるシートカセット6が装着されている。
プリンタユニット2の左右下端部には、ユーザが複合機1を持ち上げるための把持部22が形成されている。但し、図1及び図2には、右下端部の把持部22のみが記載されている。また、パネルユニット4が図1のように収納姿勢にある場合に排出口5を覆う板状部材7が設けられている。この板状部材7は、パネルユニット4が図2のように突出姿勢にある場合に排出口5を開放してパネルユニット4の下端部を支持する。
また、プリンタユニット2には、シートカセット6又は背面給紙トレイから送られてくるシートに画像を形成し、画像が形成されたシートを排出口5に送り出す画像形成部(図示せず)が内蔵されている。なお、画像形成部の方式には特に限定はなく、例えば、インクジェットプリント方式やレーザープリント方式を採用できる。
スキャナユニット3は、フラットベッド型のカバー部32と、プリンタユニット2の上部及びカバー部32の下部に配設された画像読取部(図示せず)を備えている。画像読取部としては、例えば、光源から読み取り対象となる原稿に光を照射して、その反射光を電気信号に変換するイメージセンサをモータによって左右方向へ往復走査させるイメージスキャナを採用できる。また、スキャナユニット3は、複数枚の原稿を一枚ずつ分離して記録面の画像をイメージセンサで読み取るためのADF(Automatic Document Feeder)31も備えている。
以上説明した複合機1の各部のうち、少なくともパネルユニット4からの入力を受け付けて、画像形成部、画像読取部及びADF31の動作を制御するための制御部(図示せず)が、複合機1の筐体内部に設置されている。制御部には、複合機1のプリンタ機能、スキャン機能、コピー機能などを実現するための各種処理を実行するマイコンが実装されている。
[パネルユニット及び板状部材の構成]
図5はパネルユニット4及び板状部材7の背面側の斜視図である。図5(a)は図1の状態、すなわち収納姿勢にあるパネルユニット4の背面側の斜視図に対応し、図5(b)は図2の状態、すなわち突出姿勢にあるパネルユニット4の背面側の斜視図に対応している。図6は板状部材7の斜視図である。図6(a)は板状部材7の前面側の斜視図であり、図6(b)は板状部材7の背面側の斜視図である。
ここで、図5(a)及び図1に示すように、パネルユニット4と板状部材7とが上下方向に概ね直立した収納姿勢にあるときのパネルユニット4の位置を第1位置、板状部材7の位置を第3位置とする。また、図5(b)及び図2に示すように、パネルユニット4と板状部材7とが筐体21の外側に向かって傾斜した突出姿勢にあるときのパネルユニット4の位置を第2位置、板状部材7の位置を第4位置とする。
また、図5(a)及び図1の状態を基準として、パネルユニット4の上端部44をパネルユニット4の回動基端側となる第1端部の一例、パネルユニット4の下端部45をパネルユニット4の回動先端側となる第2端部の一例とする。さらに、板状部材7の上端部75を板状部材7の回動基端側となる第3端部の一例、板状部材7の下端部74を板状部材7の回動先端側となる第4端部の一例とする。
パネルユニット4の左右外側面の上端部44近傍には、それぞれ左右方向に水平に外側へ突出した円柱状のボス46が形成されている。両ボス46は左右方向に水平に延びる第1回動軸線46A上に配置される。ボス46は筐体21に形成される孔(図示せず)に挿嵌され回動可能に支持される。ボス46と孔とによって筐体21とパネルユニット4とを連結する第1連結部81が構成される。第1連結部81は、パネルユニット4が、第1回動軸線46Aを回動の中心として、第1位置と第2位置との間で回動できるように、パネルユニット4を支持する。
なお、第1連結部81は、筐体21とパネルユニット4の上端部44近傍とを連結し、パネルユニット4が、第1回動軸線46Aを回動の中心として、第1位置と第2位置との間で回動できるようにパネルユニット4を支持する構成であれば特に限定はない。例えば、パネルユニット4の左右外側面の上端部44近傍に孔を形成し、その孔に挿嵌されるボスを筐体21に形成してもよい。
パネルユニット4の左右内側面の下端部45近傍、より好ましくは下端部45には、それぞれ左右方向に水平に内側へ突出した円柱状のボス47が形成されている。両ボス47は左右方向に水平に延びる第2回動軸線47A上に配置される。ボス47は板状部材7に形成される孔76に挿嵌され回動可能に支持される。ボス47と孔76とによってパネルユニット4と板状部材7とを連結する第2連結部82が構成される。第2連結部82は板状部材7を第2回動軸線47Aを中心として第3位置と第4位置との間で回動可能とする。
なお、第2連結部82は、パネルユニット4の下端部45近傍と板状部材7の上端部75近傍とを連結し、板状部材7が、第2回動軸線47Aを回動の中心として、第3位置と第4位置との間で回動できるように板状部材7を支持する構成であれば特に限定はない。例えば、パネルユニット4の左右内側面の下端部45近傍、より好ましくは下端部45に孔を形成し、その孔に挿嵌されるボスを板状部材7に形成してもよい。
板状部材7は、排出口5と同程度の大きさである前板部71を有する。また、板状部材7は、前板部71の左端、右端、下端からそれぞれ背面側に直角に折れ曲がった左側面部72、右側面部73、下端部74を有する。そして、左側面部72及び右側面部73の上端が板状部材7の上端部75となる。
板状部材7の左側面部72及び右側面部73の上端部75近傍には、それぞれ左右方向に貫通する孔76が形成されている。孔76は第2回動軸線47A上に配置される。孔76は上述したようにボス47を支持する。
板状部材7の左側面部72及び右側面部73の外面の下端部74近傍には、それぞれ左右方向に水平に外側へ突出した円柱状のボス77が形成されている。両ボス77は左右方向に水平に延びる同軸上に配置される。ボス77は筐体21に形成される案内溝212(図7参照)に挿嵌され回動可能及びスライド可能に支持される。
[パネルユニット及び板状部材を筐体に組み付けた構成]
図7は図3のA−A線断面図、図8は図4のB−B線断面図である。パネルユニット4及び板状部材7を筐体21に組み付けた状態では、パネルユニット4のボス46は筐体21の前面の上端部近傍に形成された孔(図示せず)に挿嵌され、回動可能に支持されている。また、板状部材7のボス77は排出口5の左右の内壁であって、その前端部近傍に形成された案内溝212に挿嵌され、回動可能及びスライド可能に支持されている。
案内溝212は、筐体21の前面と平行に上下方向に直線状に延びた2本のレールによって形成される溝である。ここで、案内溝212の上端部213を第1端部から近い第5端部の一例、案内溝212の下端部214を第1端部から遠い第6端部の一例とする。案内溝212は、板状部材7が第4位置にある場合にボス77を上端部213側に案内し(図8の状態)、板状部材7が第3位置にある場合にボス77を下端部214側に案内する(図7の状態)。
このように、案内溝212を筐体21に設けることにより、パネルユニット4に案内溝を設けた場合に比べてパネルユニット4の剛性を犠牲にすることがない。筐体21はパネルユニット4に比べて十分に大きいので案内溝212を設けることによる剛性の低下の影響は小さい。
よって、図8に示した突出姿勢において、ユーザが誤ってパネルユニット4の下端部45に手を掛けて複合機1を持ち上げようとした場合に加わる負荷に対して、パネルユニット4の剛性を向上させることができる。さらに、第2連結部82はパネルユニット4の下端部45に近づけて配置することにより、ユーザがパネルユニット4の下端部45に手を掛けにくくなるので、パネルユニット4に手を掛けて持ち上げられることを抑制できる。
また、図8に示すように、パネルユニット4が第2位置にあり、板状部材7が第4位置にある状態において、板状部材7は以下のような配置となるように構成されている。すなわち、第2連結部82の回動軸である第2回動軸と板状部材7のボス77と案内溝212の下端部214とを第2回動軸に垂直な面に投影して形成されるボス77を頂点とする角θが鈍角となるように構成されている。
角θが鈍角であることにより、パネルユニット4が持ち上げられた場合に対する剛性を向上させることができる。加えて、パネルユニット4が第2位置から第1位置へ回動する場合に、ボス77が引っ掛かることなく案内溝212に沿って下方へ移動できるので、板状部材7は第4位置から第3位置へ移動する。
なお、案内溝212は必ずしも鉛直方向に延びている必要はなく、上下方向に延びていれば鉛直方向に対して斜めであってもよい。例えば、下端部214が上端部213よりも後方に位置するように斜めに延在していてもよい。また、案内溝212は必ずしも直線状である必要はなく、湾曲や屈曲していてもよい。
また、図7に示すように、パネルユニット4が第1位置にあり、板状部材7が第3位置にある状態において以下のように構成されている。すなわち、板状部材7が排出口5の全部を覆う大きさに構成されている。これにより、複合機1が使用されていない状態、つまりパネルユニット4が収納姿勢にある場合に、板状部材7によって排出口5が覆われ、複合機1内部が隠されるので、意匠性が向上するとともに、排出口5から複合機1内への埃等の異物の侵入を抑制できる。
なお、板状部材7が排出口5の一部を覆う大きさに構成されていてもよい。板状部材7が排出口5を覆う面積が大きいほど、意匠性は向上し、異物の侵入を抑制する効果は大きくなる。
[シートガイドとしての板状部材]
図9は図4のC−C線断面図である。パネルユニット4が第2位置にあり、板状部材7が第4位置にある状態において以下のように構成されている。すなわち、板状部材7の排出口5側の面である前板部71の前面がシートを排出するガイドとなる。
まず、シートカセット6の上方に、搬送されるシートの上面をガイドする複数のリブ23が設けられている。リブ23とシートカセット6との間に画像形成部から排出口5に繋がる搬送経路が形成される。この搬送経路中であってリブ23の後端部近傍にシートを排出口5へ向けて搬送する排出ローラ24が設けられている。
そして、板状部材7の前板部71における前面側の下端部が、リブ23の下端部の延長線上又は延長線上よりも上側に配置される。これにより、板状部材7の前板部71の前面がシートを排出する上側のガイドとなり、葉書等の腰のあるシートを排出する場合でもシートの先端がパネルユニット4に衝突して折れ曲がることを防止できる。また、前板部71の上端部711を下向きに屈曲した形状とすることで、シートはパネルユニット4にさらに衝突しにくくなる。
[パネルユニット及び板状部材の動作]
パネルユニット4が収納姿勢から突出姿勢へ移動する動作について説明する。図7に示した状態において、ユーザがパネルユニット4の下端部45に手を掛けて前方へ引き上げると、パネルユニット4は第1連結部81の第1回動軸線46Aを回動の中心として前上方へ回動する。このとき、板状部材7のボス77は案内溝212に沿って上方へスライドするとともに、板状部材7は第2連結部82の第2回動軸線47Aを回動の中心としてパネルユニット4と逆方向に回動する。つまり、パネルユニット4と板状部材7とはV字型に折り畳まれる。そして、図8に示すように、角θが鈍角となる範囲内でパネルユニット4は突出姿勢である第2位置に到達し、板状部材7は排出口5を開放する第4位置に到達する。
次に、パネルユニット4が突出姿勢から収納姿勢へ移動する動作について説明する。図8に示した状態において、ユーザがパネルユニット4を押し下げると、パネルユニット4は第1連結部81の第1回動軸線46Aを回動の中心として後下方へ回動する。このとき、板状部材7のボス77は案内溝212に沿って下方へスライドするとともに、板状部材7は第2連結部82の第2回動軸線47Aを回動の中心としてパネルユニット4と逆方向に回動する。つまり、パネルユニット4と板状部材7とは直線状に伸びる。そして、図7に示すように、パネルユニット4は収納姿勢である第1位置に到達し、板状部材7は排出口5を覆う第3位置に到達する。
なお、パネルユニット4及び板状部材7はモータ等の駆動源を用いることで自動で移動するようにしてもよい。例えば、モータの駆動力を第1連結部81に伝達するギヤ列を設け、複合機1の電源のオン/オフに応じてパネルユニット4を第2位置/第1位置に回動させるようにしてもよい。
[変形例]
図10は変形例の複合機の断面図である。複合機10は、パネルユニット11が収納姿勢である第1位置にあり、板状部材7が第3位置にある状態において、パネルユニット11の前面及び板状部材7の前面が筐体21の一側面である前面と面一である。ここでいう面一とは、パネルユニット11の前面、板状部材7の前面、筐体21の前面が前後方向において同じ位置にあることを意味し、3つの前面が滑らかに連続する位置にあることを言う。その他の構成は上述した複合機1と同様である。
このような構成は、例えば、上記の複合機1においてパネルユニット4のボス47の位置を前方へずらすことで実現することができる。すなわち、変形例の複合機10ではパネルユニット11の下端部111の前面側近傍にボス112が設けられている。なお、筐体21の一側面と面一にするのは、パネルユニット11の前面と板状部材7の前面のどちらか一方の面であってもよい。
このように、収納姿勢におけるパネルユニット11の前面を筐体21の一側面である前面と面一にすることにより、パネルユニット11と筐体21との一体感が増す。その結果、意匠性が向上する。また、パネルユニット11が収納姿勢である第1位置にあり、板状部材7が第3位置にある状態において、板状部材7の前面を筐体21の一側面である前面と面一にすることにより、板状部材7とパネル筐体21との一体感が増す。その結果、意匠性が向上する。
[実施形態の効果]
上記の実施形態である複合機1は、筐体21と、操作部及び/又は表示部と、回動基端側の第1端部と、回動先端側の第2端部とを有するパネルユニット4とを備える。また複合機1は、筐体21とパネルユニット4の第1端部近傍とを連結し、第1回動軸線を回動の中心として、筐体2の一側面に沿う第1位置とその一側面の外側へ向かって傾斜した第2位置との間で回動できるように、パネルユニット4を支持する第1連結部81を備える。また複合機1は、第2端部側の第3端部と、第3端部と反対側の第4端部と、第4端部近傍に形成された第1回動軸線と平行なボス77とを有し、パネルユニット4が第1位置にある場合に第3位置に位置し、パネルユニット4が第2位置にある場合に第4位置に位置する板状部材7を備える。また複合機1は、パネルユニット4の第2端部近傍と板状部材7の第3端部近傍とを連結し、板状部材7が、第2回動軸線を回動の中心として、第3位置と第4位置との間で回動できるように板状部材7を支持する第2連結部82を備える。また複合機1は、筐体21に一側面に沿って延びるように形成され、板状部材7が第4位置にある場合にボス77を第1端部から近い第5端部側に案内し、板状部材7が第3位置にある場合にボス77を第1端部から遠い第6端部側に案内する案内溝212を備える。そして、パネルユニット4が第2位置にあり、板状部材7が第4位置にある状態において、第2回動軸線とボス77と第6端部とを第2回動軸線に垂直な面に投影して形成されるボス77を頂点とする角θが鈍角である。
この構成によれば、案内溝212を筐体21に設けることにより、パネルユニット4に案内溝を設けた場合に比べてパネルユニット4の剛性を犠牲にすることがない。よって、パネルユニット4が持ち上げられたときに加わる負荷に対する剛性を向上させることができる。また、角θが鈍角であることにより、パネルユニット4が持ち上げられた場合に対する剛性を向上させることができる。加えて、パネルユニット4が第2位置から第1位置へ回動する場合に、ボス77が引っ掛かることなく案内溝212に沿って下方へ移動できるので、板状部材7は第4位置から第3位置へ移動する。
また上記の実施形態である複合機1によれば、筐体21の一側面に画像形成されたシートの排出口5が形成され、パネルユニット4が第1位置にあり、板状部材7が第3位置にある状態において、板状部材7が排出口5の一部又は全部を覆っている。
この構成によれば、パネルユニット4が収納姿勢にある場合、板状部材7によって排出口5が覆われることによって、意匠性が向上するとともに、排出口5から装置内への埃等の異物の侵入を抑制できる。
また上記の実施形態である複合機1によれば、パネルユニット4が第2位置にあり、板状部材7が第4位置にある状態において、板状部材7の排出口5側の面がシートを排出するガイドとなっている。
この構成によれば、板状部材7をシートガイドとして利用することができ、葉書等の腰のあるシートを排出する場合でもシートの先端がパネルユニット4に衝突することを防止できる。
また上記の実施形態である複合機1によれば、第2連結部82が第2端部で連結されている。
この構成によれば、パネルユニット4が第2位置にある場合に、ユーザがパネルユニット4の下端である第2端部に手を掛けにくくなるので、パネルユニット4に手を掛けて持ち上げられることを抑制できる。
また上記の変形例である複合機10によれば、パネルユニット11が第1位置にあり、板状部材7が第3位置にある状態において、板状部材7の前面が筐体21の一側面と面一である。
この構成によれば、収納姿勢における筐体21と板状部材7との一体感が増す。その結果、意匠性が向上する。
また上記の変形例である複合機10によれば、パネルユニット11が第1位置にあり、板状部材7が第3位置にある状態において、パネルユニット11の前面が筐体21の一側面と面一である。
この構成によれば、収納姿勢における筐体21とパネルユニット11との一体感が増す。その結果、意匠性が向上する。
1 複合機(画像形成装置)
4 パネルユニット
5 排出口
7 板状部材
21 筐体
42 表示部
43 操作部
44 上端部(第1端部)
45 下端部(第2端部)
74 下端部(第4端部)
75 上端部(第3端部)
77 ボス
81 第1連結部
82 第2連結部
212 案内溝
213 上端部(第5端部)
214 下端部(第6端部)
θ 角

Claims (6)

  1. 筐体と、
    操作部及び/又は表示部と、回動基端側の第1端部と、回動先端側の第2端部とを有するパネルユニットと、
    前記筐体と前記パネルユニットの前記第1端部近傍とを連結し、第1回動軸線を回動の中心として、前記筐体の一側面に沿う第1位置と前記一側面の外側へ向かって傾斜した第2位置との間で回動できるように、前記パネルユニットを支持する第1連結部と、
    前記第2端部側の第3端部と、前記第3端部と反対側の第4端部と、前記第4端部近傍に形成された前記第1回動軸線と平行なボスとを有し、前記パネルユニットが前記第1位置にある場合に第3位置に位置し、前記パネルユニットが前記第2位置にある場合に第4位置に位置する板状部材と、
    前記パネルユニットの第2端部近傍と前記板状部材の前記第3端部近傍とを連結し、前記板状部材が、前記第2回動軸線を回動の中心として、前記第3位置と前記第4位置との間で回動できるように前記板状部材を支持する第2連結部と、
    前記筐体に前記一側面に沿って延びるように形成され、前記板状部材が前記第4位置にある場合に前記ボスを前記第1端部から近い第5端部側に案内し、前記板状部材が前記第3位置にある場合に前記ボスを前記第1端部から遠い第6端部側に案内する案内溝とを備え、
    前記パネルユニットが前記第2位置にあり、前記板状部材が前記第4位置にある状態において、前記第2回動軸線と前記ボスと前記第6端部とを前記第2回動軸線に垂直な面に投影して形成される前記ボスを頂点とする角が鈍角であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記筐体の前記一側面に画像形成されたシートの排出口が形成され、
    前記パネルユニットが前記第1位置にあり、前記板状部材が前記第3位置にある状態において、前記板状部材が前記排出口の一部又は全部を覆うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記パネルユニットが前記第2位置にあり、前記板状部材が前記第4位置にある状態において、前記板状部材の前記排出口側の面がシートを排出するガイドとなることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2連結部が前記第2端部で連結されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記パネルユニットが前記第1位置にあり、前記板状部材が前記第3位置にある状態において、前記板状部材の前面が前記筐体の前記一側面と面一であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記パネルユニットが前記第1位置にあり、前記板状部材が前記第3位置にある状態において、前記パネルユニットの前面が前記筐体の前記一側面と面一であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の画像形成装置。
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