JP2017177446A - アンダーカット処理機構及び成形用金型 - Google Patents

アンダーカット処理機構及び成形用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2017177446A
JP2017177446A JP2016065929A JP2016065929A JP2017177446A JP 2017177446 A JP2017177446 A JP 2017177446A JP 2016065929 A JP2016065929 A JP 2016065929A JP 2016065929 A JP2016065929 A JP 2016065929A JP 2017177446 A JP2017177446 A JP 2017177446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
undercut
piece
holding piece
molded product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016065929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6823248B2 (ja
Inventor
正典 反本
Masanori Sorimoto
正典 反本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technocrats Corp
Original Assignee
Technocrats Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Technocrats Corp filed Critical Technocrats Corp
Priority to JP2016065929A priority Critical patent/JP6823248B2/ja
Publication of JP2017177446A publication Critical patent/JP2017177446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6823248B2 publication Critical patent/JP6823248B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】部品数が少なく金型への組み込みも容易であり、成形品の破損を確実に防止することができるアンダーカット処理機構及び成形用金型を提供する。【解決手段】アンダーカット部P1を成形可能なアンダーカット処理機構であって、アンダーカット部P1の外周面を成形する2以上の分割駒51からなる成形駒50と、成形駒50と摺動可能に係合し、成形駒50を開閉させる保持駒40と、保持駒40を進退可能に収容する、固定型11又は可動型12のいずれかに組み込まれるホルダー30と、を有し、保持駒40は、固定型11と可動型12とを閉じた状態で進退可能であり、成形駒50及び保持駒40は、共に傾斜面42、52を有し、該傾斜面42、52に設けられた係合手段45、53を介して摺動可能に係合し、ホルダー30は、成形駒50をアンダーカット部P1の型抜き方向に案内する成形駒ガイド32を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、固定型と可動型とで成形品を成形する成形用金型に組み込まれ使用される、アンダーカット部を成形可能なアンダーカット処理機構及び成形用金型に関する。
アンダーカットのある成形品を固定型と可動型とで成形する成形用金型においては、アンダーカット部の形態に対応するかたちで多くのアンダーカット処理機構が開発されている。例えば特許文献1には、突出部の外周にアンダーカット部のある成形品を成形可能なアンダーカット処理装置が記載されている。
特許文献1に記載のアンダーカット処理装置は、ホルダーの先端部に円筒状内型を設け、ホルダーの中心部に開閉用固定ピンを配置し、さらに円筒状内型の外側にアンダーカット部を成形するキャビティが設けられた外形部割型を配置し、開閉用固定ピン及びホルダー収容部にテーパ部を設けてなる。このアンダーカット処理装置は、型開きに伴い前記テーパ部を利用し外形部割型を放射状に拡張しアンダーカット部を抜く。
特許文献2には、成形品全体を支持していない状態でアンダーカット部の型抜きが行われると、成形品の型抜き効率が良くないばかりでなく、成形品が無理な引き抜きにより破損する恐れがあるとし、アンダーカット成形コアと、固定型又は可動型に組む込まれたホルダーと、ホルダー内でアンダーカット部の型抜き方向に移動するスライダーとを備え、型開き前にスライダーを型抜き方向に移動させることで、離型していない状態でアンダーカット部だけを抜くことができるアンダーカット処理機構が記載されている。
特開平7−47575号公報 特開2014−226806号公報
特許文献1に記載のアンダーカット処理装置は、突出部の外周にアンダーカット部のある成形品を成形可能であるが、部品数が多くさらに構造も複雑である。また成形品全体を支持していない状態でアンダーカット部の型抜きが行われるため、特許文献2で指摘されているように成形品が無理な引き抜きにより破損する恐れがある。
特許文献2に記載のアンダーカット処理機構は、部品数も少なく、離型していない状態でアンダーカット部だけを抜くことができるので、成形品の破損を確実に防止することができる。特許文献2には、管状のボス及び横穴のアンダーカット部を成形するアンダーカット処理機構が記載されているが、ここに記載されているアンダーカット処理機構では、構造的に、突出部の外周にアンダーカット部のある成形品を成形することはできない。
本発明の目的は、部品数が少なく金型への組み込みも容易であり、成形品の破損を確実に防止することができるアンダーカット処理機構及び成形用金型を提供することである。
本発明は、アンダーカット部を有する成形品を成形する固定型及び可動型を備える成形用金型に取付けられ使用される、アンダーカット部を成形可能なアンダーカット処理機構であって、アンダーカット部の外周面を成形する2以上の分割駒からなる成形駒と、前記成形駒と摺動可能に係合し、前記成形駒を開閉させる保持駒と、前記保持駒を進退可能に収容する、前記固定型又は前記可動型のいずれかに組み込まれるホルダーと、を有し、前記保持駒は、前記固定型と前記可動型とを閉じた状態で進退可能であり、前記成形駒及び前記保持駒は、共に傾斜面を有し、該傾斜面に設けられた係合手段を介して摺動可能に係合し、前記ホルダーは、前記成形駒をアンダーカット部の型抜き方向に案内する成形駒ガイドを有し、前記成形駒は、前記保持駒が前記ホルダー内に完全に収容されたとき前記分割駒が互いに当接し、アンダーカット部の外周面を成形し、前記保持駒を後退させると、前記分割駒が互いが離れるように前記成形駒ガイドに沿って移動し、アンダーカット部の型抜きが可能となることを特徴とするアンダーカット処理機構である。
本アンダーカット処理機構は、固定型と可動型とを閉じた状態でアンダーカット部の型抜きを行うことができるので、アンダーカット部の型抜き時の成形品の破損を確実に防止することができる。さらに本アンダーカット処理機構は、アンダーカット部の型抜き時に成形駒を構成する分割駒が互いが離れるようにアンダーカット部の型抜き方向に移動するため、突出部の外周面に形成された突起部のような複雑なアンダーカット部にも対応することができる。本発明のアンダーカット処理機構は、基本的に成形駒と保持駒とホルダーとで構成されるので、部品数が少なく構造的にも金型への組み込みが容易であり、安価に製造することができる。
本発明のアンダーカット処理機構において、2以上の前記分割駒は、それぞれ、内面にアンダーカット部の外周面を成形するキャビティを有し、外面に前記傾斜面を有し、前記保持駒は、2以上の前記傾斜面を有し、各前記傾斜面の傾斜方向が互いに摺動する前記分割駒の前記傾斜面の傾斜方向と一致するように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、保持駒の傾斜面と摺動する分割駒の傾斜面との傾斜方向が一致しているので、保持駒と分割駒とを滑らかに摺動させることができる。
また本発明のアンダーカット処理機構において、前記アンダーカット部を有する成形品が、成形品本体から突出する突出部を有する成形品であり、前記アンダーカット部が、前記突出部の外周面に形成された突起部であり、前記突出部は、成形品本体に対して直交又は傾斜しており、前記ホルダーは、前記保持駒を前記突出部と同じ角度で案内する保持駒ガイドを有し、前記保持駒は、前記保持駒ガイドに沿って移動することを特徴とする。
また本発明のアンダーカット処理機構において、前記アンダーカット部を有する成形品が、成形品本体から突出する管状の突出部を有する成形品であり、前記アンダーカット部が、前記突出部の外周面に形成された突起部であり、前記保持駒に前記突出部の内周面を成形するコアピンが取付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、アンダーカット部が、成形品本体から突出する突出部の外周面に形成された突起部であり、さらに突出部が成形品本体に対して傾斜している、また突出部が環状であるような複雑なアンダーカット部も成形、型抜きが可能なため非常に有用である。
また本発明のアンダーカット処理機構において、前記ホルダーが組み込まれた前記固定型又は前記可動型の端面に、前記成形用金型の型開き方向と平行な方向に移動可能な可動取付部材を有し、前記可動取付部材に、前記保持駒の基端部が取り付けられていることを特徴とする。
また本発明のアンダーカット処理機構において、前記ホルダー自体を、該ホルダーを取付ける前記固定型又は前記可動型の一部として構成したことを特徴とする。
本発明によれば、固定型又は可動型を加工し、直接ホルダーを設けることもできるので、部品点数が削減され、コストを低減することができる。
また本発明のアンダーカット処理機構において、前記アンダーカット部が、成形品の型抜き方向と交差する方向に突出した突起部であり、前記ホルダーは、前記成形駒を前記突起部の突出方向に案内する成形駒ガイドを有していることを特徴とする。
また本発明は、固定型と、可動型と、前記アンダーカット処理機構と、を備えることを特徴とする成形用金型である。
本成形用金型は、固定型と可動型とを閉じた状態でアンダーカット部の型抜きを行うことができるので、成形品の破損を確実に防止することができる。またアンダーカット処理機構が少ない部品数で構成されているので成形用金型をコンパクトにすることが可能であり安価に製造することができる。
本発明によれば、部品数が少なく金型への組み込みも容易であり、成形品の破損を確実に防止することができるアンダーカット処理機構及び成形用金型を提供することができる。
本発明の第1実施形態の成形用金型装置1の構成を示す斜視図である。 図1の成形用金型装置1のホルダー部材31の斜視図である。 図1の成形用金型装置1の保持駒40及び成形駒50の斜視図である。 図1の成形用金型装置1の成形駒50の斜視図である。 図1の成形用金型装置1の成形時の動作を説明する縦断面図である。 図1の成形用金型装置1の成形時の動作を説明する縦断面図である。 図1の成形用金型装置1の離型時の動作を説明する縦断面図である。 図1の成形用金型装置1の離型時の動作を説明する縦断面図である。 本発明の第2実施形態の成形用金型装置2の成形時の動作を説明する縦断面図である。 本発明の第2実施形態の成形用金型装置2の成形時の動作を説明する縦断面図である。 本発明の第2実施形態の成形用金型装置2の離型時の動作を説明する縦断面図である。 本発明の第2実施形態の成形用金型装置2の離型時の動作を説明する縦断面図である。 本発明のアンダーカット処理機構及び成形用金型で成形可能な成形品の一例を示す図である。
図1は、本発明の第1実施形態の成形用金型装置1の構成を示す斜視図である。図2は、図1の成形用金型装置1のホルダー部材31の斜視図である。図3は、図1の成形用金型装置1の保持駒40及び成形駒50の斜視図である。図4は、図1の成形用金型装置1の成形駒50の斜視図である。図5及び図6は、図1の成形用金型装置1の成形時の動作を説明する縦断面図である。図7及び図8は、図1の成形用金型装置1の離型時の動作を説明する縦断面図である。なお図5から図8では、符号を一部省略している。
本発明の第1実施形態の成形用金型装置1は、アンダーカット部P1のある成形品Pを成形用金型10によって成形する装置である。成形品Pは、図6から図8に示した断面形状のものであり、アンダーカット部P1は、成形品本体P3に対して直交するように突出した管状の突出部P2の外周面に形成された突起部である。アンダーカット部P1は、成形品Pの型抜き方向(図中の上下方向)に対して直交して突出しており、成形品Pの型抜き方向に対して直交する方向(図中の左右方向)がアンダーカット部P1の型抜き方向となる。なお成形品Pの材料は、プラスチック等の合成樹脂に限定されるものではなく、例えば、鉄や銅等の金属でも良い。
成形用金型10は、図中、成形品Pの上側に位置する固定型11と、成形品Pの下側に位置し成形品Pの型抜き方向に移動可能な可動型12と、アンダーカット部P1(突出部P2)を成形するアンダーカット処理機構とから成る。
アンダーカット処理機構は、固定型11の上方に配され成形金型10の型開き方向(図中の上下方向)と平行な方向に移動可能な可動取付部材20と、固定型11に固定されたホルダー30と、可動取付部材20に固定されホルダー30内を摺動して進退する保持駒40と、保持駒40と摺動可能に係合し、保持駒40の進退に連動してホルダー30内をアンダーカット部P1の型抜き方向に摺動して開閉する成形駒50とから成る。
なお可動取付部材20は、成形用金型装置内に含まれる既存の部材を流用することも可能であり、この場合、アンダーカット処理機構に可動取付部材20が含まれていなくてもよい。
可動取付部材20は、平板材から成り、固定型11の上端面に平行に対向した状態で上下に移動する。可動取付部材20の下面側には、ボルトやノックピン等を介して保持駒40が固定されている。なお可動取付部材20には、これを上下に移動させる駆動機構(図示省略)が連結されている。
ホルダー30は、保持駒40を進退可能に収容し、保持駒40を成形品Pの突出部P2と同じ角度で案内するとともに、成形駒50をアンダーカット部P1の型抜き方向に案内する。ホルダー30は、一対の対称形となる断面コ字状のホルダー部材31を組合せて成り、上端面及び下端面が開口した内部空間を備える箱状に形成されるように、固定型11に形成された取付孔15に取付部材16を介して固定されている。
ホルダー部材31の中央の内壁には、成形駒50をアンダーカット部P1の型抜き方向に案内する凹溝断面形の成形駒ガイド32が水平方向に形成されている。またホルダー部材31の両外側の内壁は、保持駒40を案内する保持駒ガイド33として機能する。
成形駒ガイド32は、ホルダー部材31の内壁の全幅に亘って形成されているが、これに限定されるものではなく、成形駒50を図6に示す成形位置から図7に示す離型位置に亘ってアンダーカット部P1の型抜き方向に案内可能であればよい。
また成形駒ガイド32は、凹溝断面形のものに限定されるものではなく、例えば、凸部や蟻溝、突条等でもよく、ホルダー部材31の内壁にリニアガイド等を設けたものでもよい。要するに、成形駒50をアンダーカット部P1の型抜き方向に案内可能な構成であればよい。なお成形駒ガイド32に案内される成形駒50についても、成形駒ガイド32の構成に応じて適宜、最適な構成とすればよい。
保持駒ガイド33は、保持駒40を成形品Pの突出部P2と同じ角度(突出部P2の中心軸線方向)で案内する。本実施形態では、垂直平面状に形成されたホルダー部材31の両外側の内壁が保持駒ガイド33として機能し、保持駒40を上下に案内する。
保持駒ガイド33は、成形駒ガイド32と同様、これに限定されるものではなく、例えば、ホルダー部材31の内壁に蟻溝又は突条を形成したものでもよく、ホルダー部材31の内壁にリニアガイド等を設けたものでもよい。要するに、保持駒40を成形品Pの突出部P2の中心軸線方向に図6に示す成形位置から図7に示す離型位置に亘って進退可能に案内することができる構成であればよい。なお保持駒ガイド33に案内される保持駒40についても、保持駒ガイド33の構成に応じて適宜、最適な構成とすればよい。
ホルダー部材31の両外側の外壁には、取付部材16の凸部17に係止する凹溝断面形の係止溝34が形成されており、取付部材16の凸部17を係止溝34に嵌め入れて係止させ、ボルトやノックピン等を介して取付部材16を固定型11に固定し、ホルダー30が固定型11の取付孔15に固定されている。
なおホルダー30の構成は、特定の構成に限定されるものではなく、1つの角筒部材で構成されていてもよく、3つ以上のホルダー部材(図示省略)で構成されていてもよい。またホルダー30は、固定型11の一部として構成することもできる。
保持駒40は、成形駒50と摺動可能に係合し進退することで成形駒50を開閉させる。保持駒40は、基端部(図中では上側)が可動取付部材20に固定されており、固定型11と可動型12とが閉じた状態で可動取付部材20の上下動に連動してホルダー30内を保持駒ガイド33に沿って進退する。
保持駒40は、ホルダー30内に隙間なく収容可能な大きさの矩形ブロック部材の中央下部に等脚台形状に切欠かれた切欠部41を有する部材であり、逆V字状に配置された2つの傾斜面42を切欠部41に有し、成形品Pの突出部P2の内周面を成形するコアピン44が上面から切欠部41の天井面43に貫通して取付けられている。また保持駒40の上面には、ボルトやノックピン等を介して可動取付部材20に固定するための2つの取付穴46が形成されている。
保持駒40の傾斜面42には、成形駒50との係合手段である突条45が形成されており、突条45と後述する成形駒50の傾斜面52に形成された蟻溝53とを介して保持駒40と成形駒50とが傾斜面42、52に沿って摺動可能に係合されている。なお保持駒40と成形駒50との係合手段は、突条45と蟻溝53とを用いるものに限定されるものではなく、例えば、リニアガイド等を用いることもできる。
保持駒40の傾斜面42の傾斜角度は、アンダーカット処理機構を配設するスペースや、可動取付部材20のストローク等を考慮し適宜最適な角度とすることができる。保持駒40の傾斜面42の鉛直面に対する傾斜角度を大きくすると、成形駒50を移動させるために必要な可動取付部材20の上下動ストロークを小さくすることができるが、保持駒40(ホルダー30)の幅が相対的に大きくなる。
コアピン44は、基端部が拡径された細長い円柱体の部材であり、中心軸線が成形品Pの突出部P2の中心軸線と一致するように、拡径された基端部を抜け止めとし、保持駒40の上面から切欠部41の天井面43に貫通して取付けられている。なおコアピン44の断面形状は、特定の形状に限定されるものではなく、成形品Pの突出部P2の内周面の断面形状に応じて適宜変更することが可能である。
成形駒50は、成形品Pの突出部P2の中心軸線を境界として分割可能な一対の対称形となる分割駒51から成り、成形品Pのアンダーカット部P1(突出部P2)の外周面を成形する。成形駒50(一対の分割駒51)は、保持駒40がホルダー30内に完全に収容された型閉じの状態において分割駒51が互いに当接するように、保持駒40の切欠部41に隙間なく収容可能な形状に形成されている。
分割駒51は、矩形ブロック部材の一端面を切り落とし保持駒40の傾斜面42と同じ角度で傾斜した傾斜面52を形成した部材であり、ホルダー30の成形駒ガイド32に摺動可能に嵌合する凸部54と、アンダーカット部P1(突出部P2)の外周面を成形するキャビティ55と、コアピン44の通過経路となるガイド溝56とが形成されている。
2つの分割駒51の傾斜面52は、それぞれ、V字状に配置された保持駒40の片方の傾斜面42に沿って摺動すべく、互いの傾斜方向が逆向きに形成されている。また分割駒51の傾斜面52には、保持駒40の突条45と摺動可能に係合する蟻溝53が形成されている。
分割駒51の凸部54は、ホルダー30の成形駒ガイド32に嵌合して摺動可能に、傾斜面52の両隣の側面に全幅に亘って水平方向に形成されている。
2つの分割駒51のキャビティ55は、2つの分割駒51が互いに当接したときに成形品Pの突出部P2を成形可能に、それぞれ、傾斜面52の反対側の側面の下部に形成されている。
2つの分割駒51のガイド溝56は、2つの分割駒51が互いに当接したときにコアピン44が通過可能に、それぞれ、キャビティ55が形成された側面において、上端中央から鉛直方向にキャビティ55に連通するように半円溝断面形に形成されている。
2つの分割駒51は、キャビティ55が形成された側面が向かい合うように、それぞれ、蟻溝53を保持駒40の突条45と係合させ、傾斜面42、52に沿って摺動可能に保持駒40に取付けられている。また分割駒51は、凸部54がホルダー30の成形駒ガイド32に嵌合し、成形駒ガイド32に沿って摺動可能にホルダー30内に収容されている。
次に本実施形態の成形用金型装置1の作用について図5から図8を用いて説明する。なお説明では、成形用金型10を射出成形用金型として使用している。成形時には、可動型12が上昇し、可動取付部材20が固定型11に接するまで下降しており、保持駒40がホルダー30内に完全に収容されるとともに、分割駒51が互いに当接し成形駒50が保持駒40に完全に収容され、型閉じの状態となっている(図5参照)。型閉じの状態で固定型11と可動型12との隙間である、成形品本体P3を成形するキャビティ13及び突出部P2を成形するキャビティ55内に成形材料が射出され、成形品Pが成形される(図6参照)。
成形品Pが硬化すると、離型が開始される。まず、可動取付部材20を上昇させアンダーカット部P1の型抜きを行う(図7参照)。可動取付部材20が上昇すると、保持駒40がホルダー30の保持駒ガイド33に案内されながら後退(上昇)する。保持駒40が後退すると、保持駒40と係合している成形駒50が傾斜面42、52に沿って摺動する。このとき成形駒50は、ホルダー30の成形駒ガイド32により、摺動する方向が水平方向に規制されているので、一対の分割駒51が互いが離れるようにアンダーカット部P1の型抜き方向(左右)に移動する。これにより、アンダーカット部P1が成形駒50のキャビティ55から外れ、成形品Pの型抜きが可能となる。
アンダーカット部P1がキャビティ55から外れると、成形品Pが載置された状態で可動型12が下降して型開きの状態となり、離型が完了する(図8参照)。離型が完了し成形品Pを取出した後は、再度、型閉じを行い次の成形品Pを成形する(図5に戻る)。
以上のように本実施形態の成形用金型装置1によれば、固定型11と可動型12とを閉じた状態でアンダーカット部P1の型抜きを行うことができるので、成形品Pの破損を確実に防止することができる。
また本実施形態の成形用金型装置1によれば、アンダーカット処理機構は、アンダーカット部P1の型抜き時に成形駒50を構成する分割駒51が互いが離れるようにアンダーカット部P1の型抜き方向に移動するため、突出部P2の外周面に形成された突起部のような複雑なアンダーカット部P1にも対応することができる。またアンダーカット処理機構は、基本的に成形駒50と保持駒40とホルダー30とで構成されるので、部品数が少なく構造的にも金型への組み込みが容易であり、安価に製造することができる。
また本実施形態の成形用金型装置1によれば、アンダーカット処理機構は、成形駒50が2つの分割駒51からなり、さらに成形駒50及び保持駒40の形態も単純なため加工も容易であり、安価に製造することができる。
また本実施形態の成形用金型装置1によれば、アンダーカット処理機構は、キャビティ55及びコアピン44を有し、成形コアとしても機能している。このためアンダーカット処理機構は、アンダーカット処理機能を備える成形コアと換言することができる。このような成形コアは、別途、アンダーカット処理機構を設けることなくアンダーカット部P1の型抜きを行うことが可能であり、非常に有用である。
図9及び図10は、本発明の第2実施形態の成形用金型装置2の成形時の動作を説明する縦断面図である。図11及び図12は、本発明の第2実施形態の成形用金型装置2の離型時の動作を説明する縦断面図である。なお図9から図12では、符号を一部省略している。図1から図8に示す第1実施形態の成形用金型装置1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の成形用金型装置2は、第1実施形態の成形用金型装置1と基本的構成は同じであるが、成形する成形品P’の突出部P’2が成形品本体P’3に対して傾斜しており、成形用金型110に組み込まれるアンダーカット処理機構がこれに対応した構成となっている。
本実施形態の成形用金型装置2のアンダーカット処理機構は、可動取付部材20と、固定型11に固定されたホルダー130と、可動取付部材20に固定されたスライダー160と、スライダー160と摺動可能に係合し、ホルダー130内を摺動して進退する保持駒140と、保持駒140と摺動可能に係合し、保持駒140の進退に連動してホルダー130内をアンダーカット部P’1の型抜き方向(左右)に摺動して開閉する成形駒150とから成る。
ホルダー130は、保持駒140を成形品P’の突出部P’2と同じ角度(突出部P’2の中心軸線方向)で案内すべく、保持駒ガイド33となるホルダー部材131の両外側の内壁が突出部P’2と同じ角度で傾斜している。
スライダー160は、保持駒140と摺動可能に係合し、可動取付部材20の上下動に連動して保持駒140を成形品P’の突出部P’2と同じ角度で進退させるための部材であり、矩形ブロック部材の下端に傾斜面161が形成された部材である。
スライダー160の傾斜面161は、成形品P’の突出部P’2の中心軸線に対して直交する角度で傾斜しており、後述する保持駒140の蟻溝141と摺動可能に係合する突条162を有している。
保持駒140は、第1実施形態の成形用金型装置1の保持駒40の下面を傾斜させた形状に形成されており、上面にスライダー160の突条162と摺動可能に係合する蟻溝141を有している。保持駒140は、上面がスライダー160の傾斜面161に平行に対向し、コアピン44の中心軸線が成形品P’の突出部P’2の中心軸線に一致するように配され、下面が型閉じの状態で固定型11の下面の高さに一致するように形成されている。
成形駒150は、成形品P’の突出部P’2の中心軸線を境界として分割可能な一対の分割駒151から成り、成形品P’のアンダーカット部P’1(突出部P’2)の外周面を成形する。成形駒150(一対の分割駒151)は、型閉じの状態において分割駒151が互いに当接するように、保持駒140の切欠部41内に隙間なく収容可能な形状に形成されている。
2つの分割駒151のキャビティ155は、2つの分割駒151が互いに当接したときに成形品P’の突出部P’2を成形可能に、それぞれ、傾斜面52の反対側の側面の下部に形成されている。
次に本実施形態の成形用金型装置2の作用について図9から図12を用いて説明する。なお説明では、成形用金型110を射出成形用金型として使用している。成形時には、可動型12が上昇し、可動取付部材20が固定型11に接するまで下降しており、保持駒140がホルダー130内に完全に収容されるとともに、分割駒151が互いに当接し成形駒150が保持駒140に完全に収容され、型閉じの状態となっている(図9参照)。型閉じの状態でキャビティ13、155内に成形材料が射出され、成形品P’が成形される(図10参照)。
成形品P’が硬化すると、離型が開始される。まず、可動取付部材20を上昇させアンダーカット部P’1の型抜きを行う(図11参照)。可動取付部材20が上昇すると、保持駒140がスライダー160の傾斜面161に沿って摺動しながらホルダー130の保持駒ガイド33に案内され、成形品P’の突出部P’2の中心軸線方向に後退する。保持駒140が後退すると、保持駒140と係合している成形駒150が傾斜面42、52に沿って摺動する。このとき成形駒150は、ホルダー130の成形駒ガイド32により、摺動する方向が水平方向に規制されているので、一対の分割駒151が互いが離れるようにアンダーカット部P’1の型抜き方向(左右)に移動する。これにより、アンダーカット部P’1が成形駒150のキャビティ155から外れ、成形品P’の型抜きが可能となる。
アンダーカット部P’1がキャビティ155から外れると、成形品P’が載置された状態で可動型12が下降して型開きの状態となり、離型が完了する(図12参照)。離型が完了し成形品P’を取出した後は、再度、型閉じを行い次の成形品P’を成形する(図9に戻る)。
本実施形態の成形用金型装置2によれば、アンダーカット部P’1が、成形品本体P’3から突出する突出部P’2の外周面に形成された突起部であり、さらに突出部P’2が成形品本体P’3に対して傾斜している、また突出部P’2が環状であるような複雑なアンダーカット部P’1も成形、型抜きが可能なため非常に有用である。
以上、第1、第2実施形態の成形用金型装置1、2を用いて、本発明のアンダーカット処理機構及び成形用金型を説明したが、本発明のアンダーカット処理機構及び成形用金型は、上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で変形して使用することができる。例えば、コアピンを使用せず、成形品に中空部のない突出部を形成することも可能である。
また第1、第2実施形態の成形用金型装置1、2において、固定型11と可動型12とは、逆でもよい。つまり第1、第2実施形態の成形用金型装置1、2において、固定型11が上下動し、可動型12が移動しなくてもよい。
また本発明のアンダーカット処理機構のホルダーは、角筒形状に限定されるものではなく、例えば、円筒形状でもよい。このとき保持駒やスライダーは、ホルダーの形状に合わせて適宜形状を決めればよい。
また本発明のアンダーカット処理機構は、成形駒が3つ以上の分割駒で構成されていてもよい。このときホルダー及び保持駒は、分割駒の数、形状、配置に応じて形状を変更すればよい。例えば、ホルダーの成形駒ガイドは、各分割駒をアンダーカット部の型抜き方向に案内可能に形成される。また保持駒には、全ての分割駒を隙間なく収容可能な切欠部が形成され、切欠部には、1以上の傾斜面および係合手段が形成され、各傾斜面は、互いに係合して摺動する分割駒の傾斜面と傾斜方向が一致するように形成される。
また本発明のアンダーカット処理機構及び成形用金型で成形可能な成形品(アンダーカット部)としては、第1、第2実施形態で例示したものに限定されるものではなく、例えば、図13(a)に示すように2つ以上の突出部P2が列設されたものや、図13(b)に示すような複数のテーパ部が形成されたアンダーカット部P15を有する、いわゆるタケノコニップルや、図13(c)に示すような複数の円弧状のアンダーカット部P16を有するニップルや、図13(d)に示すようなアンダーカット部P17を有しグリースを供給する注入口として使用される、いわゆるグリースニップル等も含めることができる。
また本発明のアンダーカット処理機構で処理可能なアンダーカット部は、成形品の型抜き方向に対して直交する方向に突出しているものに限定されるものではなく、成形品の型抜き方向に対して斜めに交差して突出しているものも含めることができる。このときアンダーカット部の型抜き方向は、型抜き時に成形品(アンダーカット部)が破損しないように、アンダーカット部の突出方向と同一方向となる。アンダーカット処理機構は、成形駒の移動方向がアンダーカット部の型抜き方向と一致するように、成形駒ガイドが設けられる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更及び修正を容易に想定するであろう。従って、そのような変更及び修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
10 成形用金型
11 固定型
12 可動型
20 可動取付部材
30、130 ホルダー
32 成形駒ガイド
33 保持駒ガイド
40、140 保持駒
42、52 傾斜面
44 コアピン
45 突条
50、150 成形駒
51、151 分割駒
53 蟻溝
55、155 キャビティ
P、P’ 成形品
P1、P’1 アンダーカット部
P2、P’2 突出部
P3、P’3 成形品本体

Claims (8)

  1. アンダーカット部を有する成形品を成形する固定型及び可動型を備える成形用金型に取付けられ使用される、アンダーカット部を成形可能なアンダーカット処理機構であって、
    アンダーカット部の外周面を成形する2以上の分割駒からなる成形駒と、
    前記成形駒と摺動可能に係合し、前記成形駒を開閉させる保持駒と、
    前記保持駒を進退可能に収容する、前記固定型又は前記可動型のいずれかに組み込まれるホルダーと、を有し、
    前記保持駒は、前記固定型と前記可動型とを閉じた状態で進退可能であり、
    前記成形駒及び前記保持駒は、共に傾斜面を有し、該傾斜面に設けられた係合手段を介して摺動可能に係合し、
    前記ホルダーは、前記成形駒をアンダーカット部の型抜き方向に案内する成形駒ガイドを有し、
    前記成形駒は、前記保持駒が前記ホルダー内に完全に収容されたとき前記分割駒が互いに当接し、アンダーカット部の外周面を成形し、前記保持駒を後退させると、前記分割駒が互いが離れるように前記成形駒ガイドに沿って移動し、アンダーカット部の型抜きが可能となることを特徴とするアンダーカット処理機構。
  2. 2以上の前記分割駒は、それぞれ、内面にアンダーカット部の外周面を成形するキャビティを有し、外面に前記傾斜面を有し、
    前記保持駒は、2以上の前記傾斜面を有し、各前記傾斜面の傾斜方向が互いに摺動する前記分割駒の前記傾斜面の傾斜方向と一致するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンダーカット処理機構。
  3. 前記アンダーカット部を有する成形品が、成形品本体から突出する突出部を有する成形品であり、
    前記アンダーカット部が、前記突出部の外周面に形成された突起部であり、
    前記突出部は、成形品本体に対して直交又は傾斜しており、
    前記ホルダーは、前記保持駒を前記突出部と同じ角度で案内する保持駒ガイドを有し、
    前記保持駒は、前記保持駒ガイドに沿って移動することを特徴とする請求項1又は2に記載のアンダーカット処理機構。
  4. 前記アンダーカット部を有する成形品が、成形品本体から突出する管状の突出部を有する成形品であり、
    前記アンダーカット部が、前記突出部の外周面に形成された突起部であり、
    前記保持駒に前記突出部の内周面を成形するコアピンが取付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアンダーカット処理機構。
  5. 前記ホルダーが組み込まれた前記固定型又は前記可動型の端面に、前記成形用金型の型開き方向と平行な方向に移動可能な可動取付部材を有し、
    前記可動取付部材に、前記保持駒の基端部が取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のアンダーカット処理機構。
  6. 前記ホルダー自体を、該ホルダーを取付ける前記固定型又は前記可動型の一部として構成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のアンダーカット処理機構。
  7. 前記アンダーカット部が、成形品の型抜き方向と交差する方向に突出した突起部であり、
    前記ホルダーは、前記成形駒を前記突起部の突出方向に案内する成形駒ガイドを有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のアンダーカット処理機構。
  8. 固定型と、
    可動型と、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のアンダーカット処理機構と、
    を備えることを特徴とする成形用金型。
JP2016065929A 2016-03-29 2016-03-29 アンダーカット処理機構及び成形用金型 Active JP6823248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016065929A JP6823248B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 アンダーカット処理機構及び成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016065929A JP6823248B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 アンダーカット処理機構及び成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017177446A true JP2017177446A (ja) 2017-10-05
JP6823248B2 JP6823248B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=60003291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016065929A Active JP6823248B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 アンダーカット処理機構及び成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6823248B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102245873B1 (ko) * 2020-08-24 2021-04-28 이기우 압착효율이 향상된 고정측 유압 슬라이드 작동기를 가진 사출금형
KR102245871B1 (ko) * 2020-08-24 2021-04-28 이기우 분리효율이 향상된 고정측 유압 슬라이드 작동기를 가진 사출금형
WO2023042719A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 株式会社テクノクラーツ スライド機構、アンダーカット処理機構及び成形用金型

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122817U (ja) * 1985-01-22 1986-08-02
JP3117386U (ja) * 2005-10-06 2006-01-05 政夫 三本木 環状突起部を有する円筒体の成型金型

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122817U (ja) * 1985-01-22 1986-08-02
JP3117386U (ja) * 2005-10-06 2006-01-05 政夫 三本木 環状突起部を有する円筒体の成型金型

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102245873B1 (ko) * 2020-08-24 2021-04-28 이기우 압착효율이 향상된 고정측 유압 슬라이드 작동기를 가진 사출금형
KR102245871B1 (ko) * 2020-08-24 2021-04-28 이기우 분리효율이 향상된 고정측 유압 슬라이드 작동기를 가진 사출금형
WO2023042719A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 株式会社テクノクラーツ スライド機構、アンダーカット処理機構及び成形用金型
WO2023042281A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 株式会社テクノクラーツ スライド機構、アンダーカット処理機構及び成形用金型

Also Published As

Publication number Publication date
JP6823248B2 (ja) 2021-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6892090B2 (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
EP2735414B1 (en) Undercut processing mechanism
CN108501332B (zh) 底切处理机构、成型用模具以及成型品
JP2018140623A (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品
JP2017177446A (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
KR101993797B1 (ko) 언더컷 처리 기구, 성형용 금형 및 성형품
JP7097635B2 (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
KR20170058033A (ko) 슬라이드 코어를 구비한 다이캐스팅 금형
JP5858437B2 (ja) アンダーカット処理機構
WO2018179027A1 (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品
JP4902619B2 (ja) 射出成形用金型
CN111037853B (zh) 氧合器螺旋导流内芯注塑成型模具
JP2018114616A (ja) 金型用アタッチメント、成形用金型及び成形品
WO2018179028A1 (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品
JP2006027229A (ja) 成形装置
KR20160040964A (ko) 내, 외측으로 이동되는 언더컷성형링을 갖는 사출금형
JP2017177447A (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
JP7260931B2 (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
JP2020082598A (ja) 射出成形金型
JP7097101B2 (ja) ゲート切断装置及び成形用金型
KR20090014660A (ko) 금형조립체
JP6314003B2 (ja) 射出成形用金型、及び成形品
JP2003084172A (ja) 光コネクタ用ファイバー支持体の製造方法及び金型
JP2012081687A (ja) 成形金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6823248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250