JP2017177386A - プリンター、及びプリンター制御方法 - Google Patents

プリンター、及びプリンター制御方法 Download PDF

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【課題】プリンターの交換をリアルタイムに把握できるプリンター等を提供する。【解決手段】プリンター設置場所に設置されるプリンター40であって、前記プリンター設置場所(第nレーン)に関連付けられたメモリー34が着脱可能に接続されるインターフェイス48と、プリンター交換情報を、前記インターフェイス48を介して前記メモリー34に書き込むプリンター交換情報書込部と、ホストコンピューター20との間で通信を行う通信部と、を備え、前記通信部は、前記メモリー34に記憶された前記プリンター交換情報を、所定のタイミングで、前記ホストコンピューター20に送信する。【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンター、及びプリンター制御方法に関し、特に、プリンターの交換(交換状況)をリアルタイム(又はほぼリアルタイム)に把握できるプリンター、及びプリンター制御方法に関する。
従来、ホストコンピューターとの間でネットワークアドレス(例えば、IPアドレス)を用いて通信するプリンター(ネットワーク対応のプリンター)が知られている。
この種のプリンター(以下、交換前のプリンターと称する)を別のプリンター(以下、交換後のプリンターと称する)に交換する場合(典型的には、故障したプリンターを正常に動作する別のプリンターに交換する場合)、プリンター情報(例えば、IPアドレス)を、交換後のプリンターに設定し直すことが求められる。
しかしながら、プリンター情報を交換後のプリンターに設定するには、専門知識、専用PC等が必要であるため、例えば、POSシステムが設置されたスーパーマーケット等の店舗に設置されたプリンターを交換する場合、専門家以外の者(例えば、その店舗の店員)が、プリンター情報を交換後のプリンターに迅速かつ適切に設定するのは難しい。
これに対して、従来、プリンターの交換に際して、USBメモリー等の外部メモリーからプリンター情報を読み取り、当該読み取ったプリンター情報を交換後のプリンターに設定することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−164872号公報
しかしながら、特許文献1によれば、プリンター情報を交換後のプリンターに比較的容易に設定できるものの、プリンターの交換(交換状況)をリアルタイムに把握できないという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、プリンターの交換(交換状況)をリアルタイム(又はほぼリアルタイム)に把握できるプリンター等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、プリンター設置場所に設置されるプリンターであって、前記プリンター設置場所に関連付けられたメモリーが着脱可能に接続されるインターフェイスと、プリンター交換情報を、前記インターフェイスを介して前記メモリーに書き込むプリンター交換情報書込部と、ホストコンピューターとの間で通信を行う通信部と、を備え、前記通信部は、前記メモリーに記憶された前記プリンター交換情報を、所定のタイミングで、前記ホストコンピューターに送信することを特徴とする。
この側面によれば、プリンターの交換(交換状況)をリアルタイム(又はほぼリアルタイム)に把握できるプリンターを提供することができる。
これは、通信部が、メモリーに記憶されたプリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューターに送信することによるものである。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記プリンター交換情報は、プリンター交換履歴又はプリンター交換回数であることを特徴とする。
この態様によれば、メモリーに記憶されたプリンター交換情報として、プリンター交換履歴又はプリンター交換回数をホストコンピューターに送信することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記所定のタイミングは、前記ホストコンピューターから特定の第1コマンドを受信したタイミングであることを特徴とする。
この態様によれば、ホストコンピューターから特定の第1コマンドを受信したタイミングで、プリンター交換情報をホストコンピューターに送信することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記通信部は、前記ホストコンピューターから特定の第2コマンドを受信した場合、前記メモリーのエラーに関する情報を前記ホストコンピューターに送信することを特徴とする。
この態様によれば、ホストコンピューターから特定の第2コマンドを受信したタイミングで、メモリーのエラーに関する情報をホストコンピューターに送信することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の別の側面は、プリンター設置場所に設置され、前記プリンター設置場所に関連付けられたメモリーが着脱可能に接続されるインターフェイスを備えたプリンターの制御方法であって、プリンター交換情報を、前記インターフェイスを介して前記メモリーに書き込むプリンター交換情報書込工程と、前記メモリーに記憶された前記プリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューターに送信するプリンター交換情報送信工程と、を備えたことを特徴とする。
この側面によれば、プリンターの交換(交換状況)をリアルタイム(又はほぼリアルタイム)に把握できるプリンター制御方法を提供することができる。
これは、プリンター交換情報送信工程が、メモリーに記憶されたプリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューターに送信することによるものである。
本発明のプリンター及びプリンター制御方法が適用されるPOSシステム10のシステム構成の一例を示す図である。 メモリーモジュール30の外観の一例を示す斜視図である。 メモリーモジュール30の外観の一例を示す斜視図である。 メモリーモジュール30のハード構成の一例を示すブロック図である。 メモリーモジュール30のハード構成の一例を示すブロック図である。 不揮発性メモリー34の記憶領域を説明するための図である。 プリンター40の機能構成の一例を示すブロック図である。 プリンター40の動作(プリンター制御方法)の一例を説明するためのフローチャートである。 交換後のプリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが、例えば、ホストコンピューター20からの操作(又は交換後のプリンター40からの操作)に基づき、別のIPアドレスに変更された場合の、交換後のプリンター40の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 不揮発性メモリー34に書き込まれたプリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)を、ホストコンピューター20に通知する処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
まず、本発明のプリンターの実施形態の概要について説明する。
図1は、本発明のプリンター及びプリンター制御方法が適用されるPOSシステム10のシステム構成の一例を示す図である。図7は、プリンター40の機能構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態のプリンター40は、図1、図7に示すように、プリンター設置場所(例えば、レーン)に設置されるプリンターであって、プリンター設置場所に関連付けられた不揮発性メモリー34(メモリー)が着脱可能に接続されるRJ11コネクター48(インターフェイス)と、プリンター交換情報を、RJ11コネクター48を介して不揮発性メモリー34に書き込むプリンター交換情報書込部50dと、ホストコンピューター20との間で通信を行う通信部50gと、を備え、通信部50gは、不揮発性メモリー34に記憶されたプリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューター20に送信する。
本実施形態のプリンター40によれば、プリンターの交換(交換状況)をリアルタイム(又はほぼリアルタイム)に把握できるプリンターを提供することができる。
これは、通信部50gが、不揮発性メモリー34に記憶されたプリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューター20に送信することによるものである。
以下、本発明のプリンター及びプリンター制御方法が適用されるPOSシステム10について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、POSシステム10は、ホストコンピューター20、メモリーモジュール30、プリンター40、LANケーブルC1、及びモジュラーケーブルC2を備える。ホストコンピューター20、メモリーモジュール30、プリンター40、LANケーブルC1、及びモジュラーケーブルC2は、スーパーマーケット等の店舗内の各レーン(第1−第nレーン)に設置される。
まず、ホストコンピューター20について説明する。
ホストコンピューター20は、図示しないが、ハード構成として、CPU、これにバスを介して接続された、RAM、ROM、HDD、各種I/F(インターフェイス)等を備える。
ホストコンピューター20には、I/F(図示せず)を介してプリンター40が接続される。また、ホストコンピューター20には、図示しないが、I/Fを介して、バーコードを読み取るバーコードリーダー、顧客からの預り金等を入力するキーボード、商品名や価格等が表示されるディスプレイ等が接続される。
ホストコンピューター20は、機能構成として、バーコードリーダーやキーボードからの入力に基づき、決済処理を行う機能、印刷データを生成する機能、プリンター40との間でLANケーブルC1(典型的には、イーサネット(登録商標)ケーブル)を介して通信する機能、印刷データや各種コマンド(例えば、メモリーモジュールステータス取得コマンド、プリンター交換回数取得コマンド、プリンター交換履歴取得コマンド)をLANケーブルC1を介してプリンター40へ送信する機能、プリンター40のROM42cにIPアドレスを設定する機能、プリンター40のROM42cに設定されたIPアドレスを変更する機能等を備える。
上記各機能は、主に、ホストコンピューター20(CPU)が、ROM又はHDDからRAMに読み込まれた所定プログラム(典型的には、オペレーティングシステム、POSアプリケーション、プリンタードライバー(ステータスAPIを含む)、IPアドレスを設定、変更するためのユーティリティー)を実行することによって実現される。なお、ホストコンピューター20は、図示しないが、I/Fを介して店舗ネットワークにも接続される。
次に、メモリーモジュール30について説明する。
図2、図3はメモリーモジュール30の外観の一例を示す斜視図、図4、図5はメモリーモジュール30のハード構成の一例を示すブロック図である。
図2、図4に示すように、メモリーモジュール30は、LANケーブルC1に装着可能な筐体32と、筐体32に装着された不揮発性メモリー34と、を備える。不揮発性メモリー34は、後述のようにメモリーモジュール30がLANケーブルC1に装着されることで、LANケーブルC1に装着される。
筐体32は、例えば、合成樹脂製の直方体形状の筐体で、図4に示すように、不揮発性メモリー34を収容する内部空間Sを備える。筐体32は、内部空間Sと外部とを連通した貫通穴32aを含む。この貫通穴32aは、図5に示すように、モジュラーケーブルC2を通すために用いられる。
不揮発性メモリー34は、例えば、EEPROMで、これに電気的に接続されたコネクター36とともに、基板Kに実装される。基板K(不揮発性メモリー34及びコネクター36)は、筐体32の内部空間Sに収容された状態で当該筐体32に装着される。
メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)は、例えば、プリンター40とともにプリンターセットとして提供(例えば、販売)される。メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)は、これを入手した者によって、図3、図5に示すように、LANケーブルC1に装着される。
メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)をLANケーブルC1に装着する手段は、例えば、図2に示すように、筐体32に設けられた断面U字型の凹部32bである。図3に示すように、この凹部32bにLANケーブルC1(ケーブル本体C1c)を嵌合させることで、不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)は当該LANケーブルC1に装着される。これにより、不揮発性メモリー34は、プリンター設置場所(レーン)に関連付けられる。
もちろん、これに限らず、不揮発性メモリー34をLANケーブルC1に装着する手段は、筐体32に設けられ、LANケーブルC1を挟持するクリップ部(図示せず)であってもよいし、接着剤やネジであってもよいし、その他各種の固定手段、連結手段であってもよい。
図6は、不揮発性メモリー34の記憶領域を説明するための図である。
不揮発性メモリー34は、図6に示すように、プリンター交換情報記憶領域60を含む。プリンター交換情報記憶領域60は、プリンター交換履歴記憶領域60A、プリンター交換回数記憶領域60B、及び最新履歴ポインタ記憶領域60Cを含む。
プリンター交換履歴記憶領域60Aは、第1履歴記憶領域60A〜第20履歴記憶領域60A20を含む。第1履歴記憶領域60A〜第20履歴記憶領域60A20にはそれぞれ、プリンター交換情報として、プリンターシリアルNo、MACアドレス、IPアドレス、及びレーンIDが記憶される。プリンター交換回数記憶領域60Bには、プリンター交換情報として、プリンター交換回数が記憶される。最新履歴ポインタ記憶領域60Cには、不揮発性メモリー34(第1〜第20履歴記憶領域60A〜60A20)のうちプリンター交換情報が書き込まれた最新の履歴記憶領域を指定するポインタ(例えば、アドレス)が記憶される。
コネクター36は、不揮発性メモリー34をプリンター40に接続するために設けられたコネクターである。
不揮発性メモリー34は、図1に示すように、モジュラーケーブルC2によってプリンター40(RJ11コネクター48)に接続される。具体的には、モジュラーケーブルC2の一方のプラグC2aがプリンター40(RJ11コネクター48)に装着され、他方のプラグC2bが不揮発性メモリー34(コネクター36)に装着される。
次に、プリンター40について説明する。
プリンター40は、典型的には、レシートプリンター(例えば、ドットインパクト、サーマル又はインクジェット方式)で、図1に示すように、ハード構成として、制御部42、これにバスを介して接続された、電源スイッチ44、LANコネクター46、RJ11コネクター48、印刷機構50等を備える。プリンター40は、プリンター設置場所(レーン)に設置される。
制御部42は、CPU42a、RAM42b、ROM42c等を備える。ROM42cは、例えば、フラッシュROM等の不揮発性メモリーで、プリンターシリアルNo、MACアドレス、IPアドレス、及びレーンIDを記憶する記憶領域を含む。プリンターシリアルNoは、自プリンター40に割り当てられた固有の識別情報(例えば、製造番号)である。MACアドレスは、自プリンター40固有のMACアドレスである。プリンターシリアルNo、及びMACアドレスは予めROM42c(又は別のROM)に記憶される。
IPアドレスは、自プリンター40(又はレーン)に割り当てられた固有のIPアドレスである。IPアドレスは、例えば、ホストコンピューター20からの操作によってROM42cに設定される。なお、ROM42cに記憶されたIPアドレスは、例えば、ホストコンピューター20からの操作によって別のIPアドレスに変更されることがある。IPアドレスの最下位バイトは、レーンIDを表す。例えば、IPアドレスが123.45.67.n(例えば、n=1)の場合、nは、レーンID(例えば、第1のレーンのレーンID)を表す。レーンIDは、レーンに割り当てられた固有の識別情報である。また、ROM42cには、ファームウエア(制御プログラム)等の各種プログラムが記憶される。
電源スイッチ44は、プリンター40に電源供給するための電源スイッチである。
LANコネクター46は、プリンター40をホストコンピューター20に接続するために設けられたコネクターである。プリンター40(LANコネクター46)とホストコンピューター20とは、図1に示すように、LANケーブルC1によって接続可能である。具体的には、LANケーブルC1の一方のプラグC1aがプリンター40(LANコネクター46)に装着され、他方のプラグC1bがホストコンピューター20に装着される。
RJ11コネクター48は、メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)が着脱可能に接続されるコネクター(インターフェイス)である。RJ11コネクター48とメモリーモジュール30とは、図1に示すように、モジュラーケーブルC2によって接続可能である。具体的には、モジュラーケーブルC2の一方のプラグC2aがRJ11コネクター48に装着され、他方のプラグC2bがメモリーモジュール30(コネクター36)に装着される。
印刷機構50は、印刷ヘッド、用紙送り機構、用紙切断機構等(いずれも図示せず)を備える。
図7は、プリンター40の機能構成の一例を示すブロック図である。
図7に示すように、プリンター40は、機能構成として、プリンター交換判定部50a、IPアドレス読出部50b、IPアドレス設定部50c、プリンター交換情報書込部50d、ポインタ更新部50e、メモリーエラー検出部50f、通信部50g、IPアドレス変更判定部50h、IPアドレス書込部50i、印刷部50j等を備える。
上記各機能は、主に、プリンター40(CPU42a)が、ROM42cからRAM42bに読み込まれたファームウェア等の所定プログラムを実行することによって実現される。
プリンター交換判定部50aは、所定タイミングで、自プリンター40が交換されたか否かを判定する。所定タイミングは、例えば、自プリンター40の電源スイッチ44がオンされたタイミングである。具体的には、プリンター交換判定部50aは、不揮発性メモリー34(第1〜第20履歴記憶領域60A〜60A20)のうち最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域に記憶されたプリンターシリアルNoと自プリンター40のROM42cに記憶されたプリンターシリアルNoとが一致するか否かを判定し、両シリアルNoが一致しない場合、自プリンター40が交換されたと判定する。一方、両シリアルNoが一致する場合、自プリンター40が交換されていないと判定する。
IPアドレス読出部50bは、メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)からIPアドレスをモジュラーケーブルC2及びRJ11コネクター48を介して読み出す。具体的には、IPアドレス読出部50bは、不揮発性メモリー34(第1〜第20履歴記憶領域60A〜60A20)のうち最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域に記憶されたIPアドレスを読み出す。
IPアドレス設定部50cは、IPアドレス読出部50bによって読み出されたIPアドレスを自プリンター40に設定する。具体的には、IPアドレス設定部50cは、IPアドレス読出部50bによって読み出されたIPアドレスを自プリンター40のROM42cに記憶する。
プリンター交換情報書込部50dは、プリンター交換情報(プリンターシリアルNo、MACアドレス、IPアドレス、レーンID、及びプリンター交換回数のうち少なくとも1つ)を、所定タイミングで、RJ11コネクター48及びモジュラーケーブルC2を介してメモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)に書き込む。プリンターシリアルNo、MACアドレス、IPアドレス、レーンIDが、本発明のプリンター交換履歴に相当する。また、プリンターシリアルNo、MACアドレスが、本発明の自プリンターの識別情報に相当する。所定タイミングは、例えば、自プリンター40が交換され、かつ、自プリンター40の電源がオンされたタイミングである。
具体的には、プリンター交換情報書込部50dは、プリンター交換履歴を、不揮発性メモリー34(第1〜第20履歴記憶領域60A〜60A20)のうち最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタ(後述のようにポインタ更新部50eによって更新されたポインタ)によって指定される履歴記憶領域に書き込む。また、プリンター交換情報書込部50dは、プリンター交換回数を更新して(1を加算して)不揮発性メモリー34のプリンター交換回数記憶領域60Bに書き込む。
ポインタ更新部50eは、不揮発性メモリー34の最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタを、次の履歴記憶領域を指定するように更新する。例えば、ポインタ更新部50eは、不揮発性メモリー34の最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタを、順次、第1履歴記憶領域60A、第2履歴記憶領域60A、第3履歴記憶領域60A・・・第20履歴記憶領域60A20、第1履歴記憶領域60A、第2履歴記憶領域60A、第3履歴記憶領域60A・・・(以下同様)を指定するように更新する。
メモリーエラー検出部50fは、不揮発性メモリー34のエラーに関する情報を検出する。不揮発性メモリー34のエラーに関する情報は、例えば、正常動作、接続エラー、Read(読み取り)時ベリファイエラー、Write(書き込み)時ベリファイエラー、タイムアウトエラー等の不揮発性メモリー34のステータス情報である。
通信部50gは、ホストコンピューター20との間で通信を行う手段で、例えば、LANコントローラー(図示せず)によって構成される。通信部50gは、不揮発性メモリー34(プリンター交換情報記憶領域60)に記憶されたプリンター交換情報を、所定タイミングで、ホストコンピューター20に送信(通知)する。所定タイミングは、ホストコンピューター20から特定の第1コマンド(例えば、後述のプリンター交換回数取得コマンド又はプリンター交換履歴取得コマンド)を受信したタイミングである。
また、通信部50gは、ホストコンピューター20から特定の第2コマンド(例えば、後述のメモリーモジュールステータス取得コマンド)を受信した場合、メモリーエラー検出部50fによって検出された不揮発性メモリー34のエラーに関する情報をホストコンピューター20に送信(通知)する。
IPアドレス変更判定部50hは、自プリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが別のIPアドレスに変更されたか否かを判定する。
IPアドレス書込部50iは、IPアドレス変更判定部50hによって、自プリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが別のIPアドレスに変更されたと判定された場合、当該変更後のIPアドレスを不揮発性メモリー34(第1〜第20履歴記憶領域60A〜60A20)のうち最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域にRJ11コネクター48及びモジュラーケーブルC2を介して書き込む。
印刷部50jは、ホストコンピューター20から受信した印刷データに基づき、印刷機構50を制御してレシートを印刷する。
次に、本実施形態のプリンター40の動作(プリンター制御方法)の一例について図8を参照しながら説明する。
図8は、本実施形態のプリンター40の動作(プリンター制御方法)の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図1に示すPOSシステム10において、第1のレーンに設置されたプリンター40が故障し、当該故障したプリンター40(以下、交換前のプリンター40と称する)を正常に動作する別のプリンター40(以下、交換後のプリンター40と称する)に交換する状況を例にして説明する。
図8に示す処理は、例えば、交換後のプリンター40において実行される処理で、主に、交換後のプリンター40(CPU42a)が、ROM42cからRAM42bに読み込まれたファームウェア等の所定プログラムを実行することによって実現される。
なお、以下の説明においては、プリンター設置場所(第1のレーン)に関連付けられた不揮発性メモリー34には、次の内容が記憶されているものとする。すなわち、不揮発性メモリー34の第1履歴記憶領域60Aには、プリンター交換情報として、交換前のプリンター40のプリンターシリアルNo、交換前のプリンター40のMACアドレス、交換前のプリンター40(第1のレーン)に割り当てられたIPアドレス(例えば、123.45.67.1)、及びレーンID(例えば、1)が記憶されている。なお、第2履歴記憶領域60A〜第20履歴記憶領域60A20には、プリンター交換情報は記憶されていない。また、不揮発性メモリー34のプリンター交換回数記憶領域60Bには、プリンター交換情報として、プリンター交換回数0が記憶されている。さらに、不揮発性メモリー34の最新履歴ポインタ記憶領域60Cには、最新の履歴記憶領域である第1履歴記憶領域60Aを指定するポインタが記憶されている。
第1のレーンに設置されたプリンター40が故障した場合、図8に示す処理に先立ち、次の手順で、交換前のプリンター40を交換後のプリンター40に交換する。
まず、交換後のプリンター40(LANコネクター46)とホストコンピューター20とを接続する。具体的には、LANケーブルC1を交換前のプリンター40(LANコネクター46)から取り外して当該取り外したLANケーブルC1を交換後のプリンター40(LANコネクター46)に接続する。これとともに、交換後のプリンター40(RJ11コネクター48)と不揮発性メモリー34とを接続する。具体的には、モジュラーケーブルC2を交換前のプリンター40(RJ11コネクター48)から取り外して当該取り外したモジュラーケーブルC2を交換後のプリンター40(RJ11コネクター48)に接続する。その際、交換前のプリンター40(第1のレーン)に割り当てられたIPアドレス(例えば、123.45.67.1)が記憶された不揮発性メモリー34がLANケーブルC1に装着されている(図3、図5参照)ため、すなわち、不揮発性メモリー34がプリンター設置場所(第1のレーン)に関連付けられているため(LANケーブルC1に物理的に紐づけられているため)、次の効果を奏する。
第1に、プリンター40を交換する都度、別途外部メモリーを用意しなくてよい。第2に、不揮発性メモリー34の管理が上記従来技術より容易であり、交換後のプリンター40に設定されるべきIPアドレスが記憶された適切な不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)を上記従来技術より迅速に用意できる。第3に、交換後のプリンター40に設定されるべきIPアドレスが記憶された適切な不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)とは別の誤った不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)を用意してしまう可能性が無い(その結果、交換後のプリンター40に適切なIPアドレスを設定できる)。第4に、不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)を紛失する可能性が無い。
以上のように、不揮発性メモリー34がLANケーブルC1に装着されているため、すなわち、不揮発性メモリー34がプリンター設置場所(第1のレーン)に関連付けられているため(LANケーブルC1に物理的に紐づけられているため)、プリンター40を交換する場合、専門家以外の者であっても、交換前のプリンター40(第1のレーン)に割り当てられたIPアドレス(例えば、123.45.67.1)を、交換後のプリンター40に迅速かつ適切に設定できる。
なお、上記交換後のプリンター40(LANコネクター46)とホストコンピューター20との接続、及び、交換後のプリンター40(RJ11コネクター48)と不揮発性メモリー34との接続は、交換後のプリンター40の電源スイッチ44がオフの状態の下、行われる。
次に、交換後のプリンター40の電源スイッチ44をオンにする。
交換後のプリンター40の電源スイッチ44をオンにすると(ステップS10:Yes)、交換後のプリンター40(プリンター交換判定部50a)は、自プリンター40が交換されたか否かを判定する(ステップS12)。具体的には、プリンター交換判定部50aは、最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域に記憶されたプリンターシリアルNoと自プリンター40のROM42cに記憶されたプリンターシリアルNoとが一致するか否かを判定し、両シリアルNoが一致しない場合、自プリンター40が交換されたと判定する(ステップS12:Yes)。
ここでは、最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域(ここでは、第1履歴記憶領域60A)に記憶されたプリンターシリアルNo(ここでは、交換前のプリンター40のプリンターシリアルNo)と自プリンター40のROM42cに記憶されたプリンターシリアルNo(ここでは、交換後のプリンター40のシリアルNo)とが一致しないため、プリンター交換判定部50aは、自プリンター40が交換されたと判定する(ステップS12:Yes)。なお、両シリアルNoが一致する場合、プリンター交換判定部50aは、自プリンター40が交換されていないと判定し(ステップS12:No)、処理を終了する。
次に、交換後のプリンター40(IPアドレス読出部50b)は、自プリンター40が交換されたと判定した場合(ステップS12:Yes)、メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)からIPアドレスをモジュラーケーブルC2及びRJ11コネクター48を介して読み出す(ステップS14)。具体的には、IPアドレス読出部50bは、最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域(ここでは、第1履歴記憶領域60A)に記憶されたIPアドレスを読み出す。
次に、交換後のプリンター40(IPアドレス設定部50c)は、IPアドレス読出部50bによって読み出されたIPアドレスを自プリンター40に設定する(ステップS16)。具体的には、IPアドレス設定部50cは、IPアドレス読出部50bによって読み出されたIPアドレスを自プリンター40のROM42cに記憶する。
この設定されたIPアドレスに基づき、公知の処理が実行されることで、ホストコンピューター20と交換後のプリンター40との間に通信経路(例えば、TCPコネクション)が確立される。以後、交換後のプリンター40(通信部50g)は、この設定されたIPアドレスに基づき、LANケーブルC1を介してホストコンピューター20との間で通信を行う。例えば、交換後のプリンター40(印刷部50j)は、ホストコンピューター20からLANケーブルC1(及びLANコネクター46)を介して印刷データを受信した場合、当該受信した印刷データ等に基づき、印刷機構50を制御してレシートを印刷する。
次に、プリンター40(ポインタ更新部50e)は、不揮発性メモリー34の最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタを、次の履歴記憶領域(ここでは、第2履歴記憶領域60A)を指定するように更新する(ステップS18)。
次に、プリンター40(プリンター交換情報書込部50d)は、プリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)を、RJ11コネクター48及びモジュラーケーブルC2を介してメモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)に書き込む(ステップS20)。これは、本発明のプリンター交換情報書込工程に相当する。具体的には、プリンター交換情報書込部50dは、プリンター交換履歴を、最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタ(ステップS18でポインタ更新部50eによって更新されたポインタ)によって指定される履歴記憶領域(ここでは、第2履歴記憶領域60A)に書き込む。また、プリンター交換情報書込部50dは、プリンター交換回数(ここでは、0)を更新して(1を加算して)不揮発性メモリー34のプリンター交換回数記憶領域60Bに書き込む。
その後、交換後のプリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが、例えば、ホストコンピューター20からの操作(又は交換後のプリンター40からの操作)に基づき、別のIPアドレスに変更された場合、交換後のプリンター40は、次のように動作する。
図9は、交換後のプリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが、例えば、ホストコンピューター20からの操作(又は交換後のプリンター40からの操作)に基づき、別のIPアドレスに変更された場合の、交換後のプリンター40の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、交換後のプリンター40(IPアドレス変更判定部50h)は、自プリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが別のIPアドレスに変更されたか否かを判定する(ステップS22)。そして、交換後のプリンター40(IPアドレス書込部50i)は、IPアドレス変更判定部50hによって、自プリンター40のROM42cに記憶されたIPアドレスが別のIPアドレスに変更されたと判定された場合(ステップS22:Yes)、当該変更後のIPアドレスを最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域(ここでは、第2履歴記憶領域60A)にRJ11コネクター48及びモジュラーケーブルC2を介して書き込む(ステップS24)。
以上のように、プリンター設置場所(例えば、第1のレーン)に関連付けられた不揮発性メモリー34には、当該不揮発性メモリー34に対してプリンター40を交換する都度、プリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)が書き込まれる。
この不揮発性メモリー34に書き込まれたプリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)は、次のようにしてホストコンピューター20に通知される。
図10は、不揮発性メモリー34に書き込まれたプリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)を、ホストコンピューター20に通知する処理を説明するためのフローチャートである。
プリンター40(例えば、交換後のプリンター40の通信部50g)は、ホストコンピューター20から送信されるメモリーモジュールステータス取得コマンド(特定の第2コマンド)を受信したか否かを判定し(ステップS30)、受信したと判定した場合(ステップS30:Yes)、メモリーエラー検出部50fによって検出された不揮発性メモリー34のエラーに関する情報をホストコンピューター20に送信(通知)する(ステップS32)。ホストコンピューター20は、プリンター40から送信される不揮発性メモリー34のエラーに関する情報を受信し、ホストコンピューター20のRAM等の記憶部に記憶する。なお、ホストコンピューター20は、プリンター40(例えば、交換後のプリンター40)に対して例えば、定期又は不定期の間隔(例えば、数分間隔)でメモリーモジュールステータス取得コマンド(特定の第2コマンド)を送信する。
また、プリンター40(例えば、交換後のプリンター40の通信部50g)は、ホストコンピューター20から送信されるプリンター交換回数取得コマンド(特定の第1コマンド)を受信したか否かを判定し(ステップS34)、受信したと判定した場合(ステップS34:Yes)、不揮発性メモリー34のプリンター交換回数記憶領域60Bに記憶されたプリンター交換回数をホストコンピューター20に送信(通知)する(ステップS36)。これは、本発明のプリンター交換情報送信工程に相当する。ホストコンピューター20は、プリンター40から送信されるプリンター交換回数を受信し、ホストコンピューター20のRAM等の記憶部に記憶する。また、ホストコンピューター20は、プリンター40から送信されるプリンター交換回数を受信し、そのプリンター交換回数が変化したか否かを監視する。そして、プリンター交換回数が変化したことを検出した場合(例えば、プリンター交換回数が0から1に変化したことを検出した場合)、ホストコンピューター20は、プリンター40に対してプリンター交換履歴取得コマンド(特定の第1コマンド)を自動送信する処理やその他の処理を実行する。なお、ホストコンピューター20は、プリンター40(例えば、交換後のプリンター40)に対して例えば、定期又は不定期の間隔(例えば、数分間隔)でプリンター交換回数取得コマンド(特定の第1コマンド)を送信する。
また、プリンター40(例えば、交換後のプリンター40の通信部50g)は、ホストコンピューター20から送信されるプリンター交換履歴取得コマンド(特定の第1コマンド)を受信したか否かを判定し(ステップS38)、受信したと判定した場合(ステップS38:Yes)、不揮発性メモリー34のプリンター交換履歴記憶領域60A(第1履歴記憶領域60A〜第20履歴記憶領域60A20)に記憶されたプリンター交換履歴をホストコンピューター20に送信(通知)する(ステップS40)。これも、本発明のプリンター交換情報送信工程に相当する。ホストコンピューター20は、プリンター40から送信されるプリンター交換履歴を受信し、ホストコンピューター20のRAM等の記憶部に記憶する。なお、ホストコンピューター20は、オペレーターがホストコンピューター20にプリンター交換履歴取得コマンドの送信指示を入力した場合、プリンター40に対してプリンター交換履歴取得コマンド(特定の第1コマンド)を送信する(又は、上記のように自動送信する)。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリンター40の交換(交換状況)をリアルタイム(又はほぼリアルタイム)に把握できるプリンター及びプリンター制御方法を提供することができる。
これは、第1に、通信部50gが、不揮発性メモリー34に記憶されたプリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューター20に送信すること(ステップS36、S40)、第2に、ホストコンピューター20が、プリンター40から送信されるプリンター交換情報を受信し、ホストコンピューター20のRAM等の記憶部に記憶すること、によるものである。すなわち、ホストコンピューター20のRAM等の記憶部に記憶されたプリンター交換情報を、ディスプレイ等の表示装置に表示し、又は印刷するために用いることができるため、当該表示内容や印刷内容を参照することで、プリンター40の交換(例えば、個々のプリンター40の交換頻度や店舗全体のプリンター40の交換頻度等の交換状況)を把握できること、によるものである。
なお、上記実施形態では、不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)をLANケーブルC1に装着することで、不揮発性メモリー34をプリンター設置場所(レーン)に関連付けた例について説明したが、これに限らない。例えば、不揮発性メモリー34(メモリーモジュール30)をプリンター設置場所(例えば、プリンター40が設置されたテーブル等のプリンター周辺箇所)に紐状部材又は連結部材で連結することで、不揮発性メモリー34をプリンター設置場所(レーン)に関連付けてもよい。
また、上記実施形態では、プリンター40は、ホストコンピューター20から送信されるコマンド(例えば、プリンター交換回数取得コマンド)を受信したと判定した場合に、不揮発性メモリー34に書き込まれたプリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)を、ホストコンピューター20に送信(通知)するように説明したが、これに限らない。例えば、プリンター40は、定期又は不定期の間隔(例えば、数分間隔)で(コマンドとは無関係に)、不揮発性メモリー34に書き込まれたプリンター交換情報(プリンター交換履歴やプリンター交換回数)を、ホストコンピューター20に送信(通知)するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、メモリーモジュール30(不揮発性メモリー34)が着脱可能に接続されるインターフェイスとして、RJ11コネクター48を用いた例について説明したが、これに限らず、他のコネクターを用いてもよい。
また、上記実施形態では、最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域に記憶されたプリンターシリアルNoと自プリンター40のROM42cに記憶されたプリンターシリアルNoとが一致するか否かを判定し、両シリアルNoが一致しない場合、自プリンター40が交換されたと判定するように説明したが、これに限らない。例えば、最新履歴ポインタ記憶領域60Cに記憶されたポインタによって指定される履歴記憶領域に記憶されたMACアドレスと自プリンター40のROM42cに記憶されたMACアドレスとが一致するか否かを判定し、両MACアドレスが一致しない場合、自プリンター40が交換されたと判定するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、プリンター40としてレシートプリンターを例示したが、これに限らず、レシートプリンター以外のプリンターにも、本発明を適用可能である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…POSシステム、20…ホストコンピューター、30…メモリーモジュール、32…筐体、32a…貫通穴、32b…凹部、34…不揮発性メモリー、36…コネクター、40…プリンター、42…制御部、42a…CPU、42b…RAM、42c…ROM、44…電源スイッチ、46…LANコネクター、48…RJ11コネクター、50…印刷機構、50a…プリンター交換判定部、50b…IPアドレス読出部、50c…IPアドレス設定部、50d…プリンター交換情報書込部、50e…ポインタ更新部、50f…メモリーエラー検出部、50g…通信部、50h…IPアドレス変更判定部、50i…IPアドレス書込部、50j…印刷部、60…プリンター交換情報記憶領域、60A…プリンター交換履歴記憶領域、60A〜60A20…第1履歴記憶領域〜第20履歴記憶領域、60B…プリンター交換回数記憶領域、60C…最新履歴ポインタ記憶領域、C1…LANケーブル、C1a、C1b…プラグ、C1c…ケーブル本体、C2…モジュラーケーブル、C2a、C2b…プラグ、K…基板、S…内部空間。

Claims (5)

  1. プリンター設置場所に設置されるプリンターであって、
    前記プリンター設置場所に関連付けられたメモリーが着脱可能に接続されるインターフェイスと、
    プリンター交換情報を、前記インターフェイスを介して前記メモリーに書き込むプリンター交換情報書込部と、
    ホストコンピューターとの間で通信を行う通信部と、を備え、
    前記通信部は、前記メモリーに記憶された前記プリンター交換情報を、所定のタイミングで、前記ホストコンピューターに送信するプリンター。
  2. 前記プリンター交換情報は、プリンター交換履歴又はプリンター交換回数である請求項1に記載のプリンター。
  3. 前記所定のタイミングは、前記ホストコンピューターから特定の第1コマンドを受信したタイミングである請求項1又は2に記載のプリンター。
  4. 前記通信部は、前記ホストコンピューターから特定の第2コマンドを受信した場合、前記メモリーのエラーに関する情報を前記ホストコンピューターに送信する請求項1から3のいずれか1項に記載のプリンター。
  5. プリンター設置場所に設置され、前記プリンター設置場所に関連付けられたメモリーが着脱可能に接続されるインターフェイスを備えたプリンターの制御方法であって、
    プリンター交換情報を、前記インターフェイスを介して前記メモリーに書き込むプリンター交換情報書込工程と、
    前記メモリーに記憶された前記プリンター交換情報を、所定のタイミングで、ホストコンピューターに送信するプリンター交換情報送信工程と、
    を備えたプリンター制御方法。
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