JP2017175780A - 保護回路 - Google Patents

保護回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2017175780A
JP2017175780A JP2016059055A JP2016059055A JP2017175780A JP 2017175780 A JP2017175780 A JP 2017175780A JP 2016059055 A JP2016059055 A JP 2016059055A JP 2016059055 A JP2016059055 A JP 2016059055A JP 2017175780 A JP2017175780 A JP 2017175780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
igbt
voltage
gate
circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016059055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6711059B2 (ja
Inventor
雄太 平城
Yuta Hirashiro
雄太 平城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016059055A priority Critical patent/JP6711059B2/ja
Publication of JP2017175780A publication Critical patent/JP2017175780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6711059B2 publication Critical patent/JP6711059B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 IGBTを過電流から保護する。【解決手段】 IGBTを過電流から保護する保護回路であって、前記IGBTのゲートを充放電する制御回路と、前記ゲートが充電されているときに前記IGBTのゲート電圧の上昇率を検出するゲート電圧上昇率検出回路と、前記IGBTに流れる電流を検出する電流検出回路を有している。前記電流が第1基準値を超えたタイミングの後の一定期間内に前記上昇率が第2基準値を超えたときに、前記制御回路が前記ゲートを放電する。【選択図】図2

Description

本明細書では、IGBTを過電流から保護する保護回路を開示する。
オン状態のIGBTによって高電位配線と低電位配線が短絡され、IGBTに対して負荷を介さずに電圧が印加される場合がある。この場合、IGBTに過電流が流れる。特許文献1に、IGBTを過電流から保護する保護回路が開示されている。この回路は、IGBTのセンス端子の電位を検出する。センス端子の電位は、IGBTに流れる電流に応じて変化する。したがって、センス端子の電位を検出することは、IGBTに流れる電流を検出することに等しい。この保護回路は、センス端子の電位(すなわち、IGBTに流れる電流)が基準値を超えたときに、IGBTをオフさせる。これによって、IGBTを過電流から保護する。
また、特許文献1の保護回路では、ゲート電圧の立ち上がり時に、保護動作を無効化するマスク期間が設けられている。すなわち、保護回路は、マスク期間内にセンス端子の電位が基準値を超えたとしても、IGBTをオフさせない。ゲート電圧の立ち上がり時においてはIGBTの動作が不安定であるので、このようにマスク期間を設けることで、保護回路の誤作動を防止する。
特開2004−312924号公報
上述したように、ゲート電圧の立ち上がり時においてはIGBTの動作が不安定である。より具体的には、ゲート電圧の立ち上がり時の電流が流れ始めるタイミングにおいて、IGBTに瞬間的に大電流(以下、サージ電流という)が流れる場合がある。サージ電流は短時間で減衰するため、サージ電流のIGBTに対する負荷は小さい。サージ電流は、IGBTの通常動作において生じるので、サージ電流が流れたときに保護回路がIGBTをオフさせると、IGBTの動作に支障が生じる。つまり、サージ電流が流れたときには、IGBTをオン状態に維持する必要がある。他方、上述した過電流は、サージ電流よりも長い時間継続して流れる。過電流のIGBTに対する負荷は大きい。過電流が流れたときにはIGBTをオフさせる必要がある。つまり、保護回路は、サージ電流が流れた場合にはIGBTをオフさせず、過電流が流れたときにIGBTをオフさせる必要がある。
上述したように、特許文献1の保護回路では、ゲート電圧の立ち上がり時のマスク期間において、保護動作を無効化する。このため、サージ電流が流れた場合でも、保護回路はIGBTをオフさせない。しかしながら、特許文献1の保護回路では、マスク期間内に過電流が流れても、保護動作を行わない。この場合、保護回路は、マスク期間が終了したタイミングでIGBTをオフさせる。過電流が流れ始めてからIGBTをオフさせるまでの期間が長いので、IGBTに多大な負荷がかかる。特許文献1の保護回路では、IGBTを過電流から十分に保護することができない。
本明細書が開示する保護回路は、IGBTを過電流から保護する。この保護回路は、前記IGBTのゲートを充放電する制御回路と、前記ゲートが充電されているときに前記IGBTのゲート電圧の上昇率を検出するゲート電圧上昇率検出回路と、前記IGBTに流れる電流を検出する電流検出回路を有している。前記電流が第1基準値を超えたタイミングの後の一定期間内に前記上昇率が第2基準値を超えている場合に、前記制御回路が前記ゲートを放電する。
制御装置がゲートを充電すると、ゲートとエミッタの間の容量が充電されてゲート電圧が上昇する。ゲート電圧が所定値に達すると、IGBTに電流が流れ始める。通常動作においては、IGBTに電流が流れ始めると、コレクタ−エミッタ間電圧が低下する。すると、ゲートに供給される電荷によって、コレクタ−ゲート間の容量が充電されるようになる。コレクタ−ゲート間の容量が充電されている間は、ゲート−エミッタ間の容量が充電されなくなるので、ゲート電圧が上昇しなくなる。すなわち、ゲート電圧が一定の値で推移する期間が生じる。以下では、この期間をミラー期間といい、ミラー期間中のゲート電圧をミラー電圧という。コレクタ−ゲート間の容量が十分に充電されると、ゲート−エミッタ間の容量が再度充電されるようになり、ゲート電圧が設定値まで上昇する。すなわち、ミラー期間が終了する。このようにゲート電圧が上昇することで、IGBTがオンする。以上に説明したように、通常動作においては、ゲートを充電するときに、ゲート電圧が一定に維持されるミラー期間が生じる。
また、通常動作において、IGBTに電流が流れ始めると、IGBTに流れる電流が急速に増加する。このため、ミラー期間の初期において、IGBTに流れる電流が第1基準値を超える。また、通常動作において、IGBTに電流が流れ始めると、IGBTにサージ電流が流れる場合がある。サージ電流が流れる場合も、IGBTに流れる電流が急速に増加する。この場合にも、ミラー期間の初期において、IGBTに流れる電流が第1基準値を超える。サージ電流は、ミラー期間の初期に発生し、ミラー期間の間に減衰する。つまり、ミラー期間の間に、IGBTに流れる電流が、瞬間的に大電流まで上昇し、その後短時間で所定の電流まで低下する。制御装置は、IGBTに流れる電流が第1基準値を超えると、そのタイミング(以下、基準タイミングという)の後の一定期間内に、ゲート電圧の上昇率が第2基準値を超えるか否かを判定する。上記のように基準タイミングはミラー期間の初期のタイミングであるので、基準タイミングからしばらくの間はミラー期間が継続し、ゲート電圧が一定に保たれる。つまり、通常動作においては、基準タイミングからしばらくの間は、ゲート電圧の上昇率が極めて小さい。したがって、制御装置は、基準タイミングの後の一定期間内に、ゲート電圧の上昇率が第2基準値を超えなかったと判定する。このため、通常動作時は、制御装置はゲートを放電しない。すなわち、通常動作においてサージ電流が発生した場合でも、制御装置はゲートを放電しない。したがって、IGBTが通常にオンする。
他方、IGBTに対して負荷を介さずに電圧が印加されている状態では、ゲートが充電されてIGBTに電流が流れ始めても、IGBTのコレクタ−エミッタ間電圧が低下しない。IGBTに負荷が接続されていないためである。このため、この場合には、ミラー期間が存在せず、ゲートが充電されるのに従ってゲート電圧が連続的に上昇する。また、IGBTに流れる電流は、ゲート電圧の上昇に伴って増加する。つまり、この場合には、ゲート電圧とIGBTに流れる電流が共に連続的に上昇する。IGBTに流れる電流が第1基準値を超えると、そのタイミング(すなわち、基準タイミング)以降もゲート電圧が上昇する。制御装置は、基準タイミングの後の一定期間内にゲート電圧の上昇率が第2基準値を超えるか否かを判定する。上述したように、基準タイミング以降もゲート電圧が上昇を継続するので、制御装置はゲート電圧の上昇率が第2基準値を超えていると判定する。したがって、この場合には、制御装置は、ゲートを放電する。このため、IGBTがオフする。このため、IGBTに過電流が流れることが抑制される。これによって、IGBTに過大な負荷が加わることが防止される。
以上に説明したように、この保護回路によれば、サージ電流が流れる場合にIGBTをオフさせず、過電流が流れる場合にIGBTをオフさせることができる。また、この保護回路によれば、過電流によってIGBTに流れる電流が第1基準値を超えると短時間でIGBTをオフさせることができる。したがて、IGBTを過電流から好適に保護することができる。
インバータ回路10の回路図。 ゲート制御回路26の回路図。 通常動作時の各値の変化を示すグラフ。 短絡時の各値の変化を示すグラフ。
図1に示すインバータ回路10は、高電位配線16と低電位配線18を有している。高電位配線16と低電位配線18の間には、図示しない直流電源によって直流電圧が印加される。高電位配線16が低電位配線18に対して高電位となるように直流電圧が印加される。インバータ回路10は、上記の直流電圧を交流電圧に変換し、その交流電圧をモータ14に供給する。
高電位配線16と低電位配線18の間に、3つのスイッチング回路20a〜20cが接続されている。スイッチング回路20a〜20cのそれぞれは、高電位配線16と低電位配線18の間に直列に接続された2つのIGBT22を有している。以下では、高電位配線16側に配置されているIGBT22をIGBT22aといい、低電位配線18側に配置されているIGBT22をIGBT22bという。つまり、IGBT22aが上アームのIGBTであり、IGBT22bが下アームのIGBTである。IGBT22aのコレクタが高電位配線16に接続されており、IGBT22aのエミッタがIGBT22bのコレクタに接続されており、IGBT22bのエミッタが低電位配線18に接続されている。
スイッチング回路20a〜20cのそれぞれは、2つのpnダイオード24を有している。一方のpnダイオード24は、IGBT22aに対して並列に接続されている。他方のpnダイオード24は、IGBT22bに対して並列に接続されている。以下では、IGBT22aに対して並列に接続されているpnダイオード24を、pnダイオード24aという。また、IGBT22bに対して並列に接続されているpnダイオード24を、pnダイオード24bという。pnダイオード24aのカソードがIGBT22aのコレクタに接続されており、pnダイオード24aのアノードがIGBT22aのエミッタに接続されている。つまり、pnダイオード24aは、カソードが高電位配線16側を向く向きで接続されている。pnダイオード24bのカソードがIGBT22bのコレクタに接続されており、pnダイオード24bのアノードがIGBT22bのエミッタに接続されている。つまり、pnダイオード24bは、カソードが高電位配線16側を向く向きで接続されている。
インバータ回路10は、3つの中間配線19(すなわち、19a〜19c)を有している。スイッチング回路20a〜20cのそれぞれにおいて、IGBT22aとIGBT22bの間の配線に、対応する1つの中間配線19が接続されている。各中間配線19は、IGBT22aのエミッタ、IGBT22bのコレクタ、pnダイオード24aのアノード及びpnダイオード24bのカソードに接続されている。各中間配線19は、モータ14に接続されている。
インバータ回路10は、ゲート制御回路26を有している。IGBT22毎に、1つのゲート制御回路26が設けられている。各ゲート制御回路26は、対応するIGBT22のゲートに接続されている。各ゲート制御回路26は、IGBT22のゲート電圧Vgeを制御する。これによって、IGBT22がスイッチングする。その結果、高電位配線16と低電位配線18の間に印加されている直流電圧が三相交流電圧に変換され、変換された三相交流電圧が3つの中間配線19の間に出力される。三相交流電圧は、3つの中間配線19を介してモータ14に供給される。
次に、ゲート制御回路26の構造を説明する。なお、各ゲート制御回路26の構造は互いに等しい。したがって、ここでは、1つのゲート制御回路26について説明する。
ゲート制御回路26は、図2に示す構成を備えている。図2に示すように、IGBT22は、コレクタ23aと、エミッタ23bと、ゲート23dを備えている。なお、図2においては、IGBT22のエミッタ23bの電位をグランドとして示している。したがって、上アームのIGBT22aに対するゲート制御回路26の場合は、図2のグランドは中間配線19の電位である。また、下アームのIGBT22bに対するゲート制御回路26の場合は、図2のグランドは低電位配線18の電位である。IGBT22は、センスエミッタ23cをさらに有している。なお、図1では、センスエミッタ23cの図示が省略されている。センスエミッタ23cは、エミッタ23bよりも小さい電流Iseが流れる端子である。IGBT22がオンすると、コレクタ23aからエミッタ23bに電流Ieが流れると同時に、コレクタ23aからセンスエミッタ23cに電流Iseが流れる。電流Iseは、電流Ieよりもはるかに小さい。また、電流Iseと電流Ieの比率は略一定である。また、IGBT22のコレクタ電流Icは、電流Ieと電流Iseを加算した値となる。したがって、電流Iseとコレクタ電流Icの比率は略一定である。すなわち、電流Iseはコレクタ電流Icに略比例する。したがって、センスエミッタ23cに流れる電流Iseを検出することで、コレクタ電流Icを検出することができる。
図2に示すように、ゲート制御回路26は、抵抗R1〜R3と、制御IC60を有している。抵抗R1は、センスエミッタ23cとエミッタ23bの間に接続されている。抵抗R2の一端は、ゲート23dに接続されている。抵抗R2の他端は、制御IC60に接続されている。抵抗R3の一端は、センスエミッタ23cに接続されている。抵抗R3の他端は、制御IC60に接続されている。
制御IC60は、制御回路50、微分回路52、フィルタ回路54、コンパレータ31、AND回路42、コンパレータ32及び期間設定回路56を有している。
制御回路50は、抵抗R2を介してゲート23dに接続されている。図示していないが、制御回路50には、IGBT22のオン・オフを指令する信号(いわゆる、PWM信号)が入力される。制御回路50は、PWM信号に従って、ゲート23dを充放電する。これによって、ゲート電圧Vge(すなわち、ゲート23dのエミッタ23bに対する電位)が制御される。また、制御回路50は、AND回路42に接続されている。制御回路50は、AND回路42から所定の信号を受信すると、PWM信号にかかわらずゲート23dを放電する。つまり、ゲート制御回路26は、IGBT22の保護回路としても機能する。
微分回路52は、入力端子52aと出力端子52bを有している。入力端子52aは、ゲート23dに接続されている。出力端子52bは、フィルタ回路54に接続されている。微分回路52は、コンデンサC1と抵抗R4を有している。コンデンサC1の一方の電極は、入力端子52aに接続されている。コンデンサC1の他方の電極は、出力端子52bに接続されている。抵抗R4の一方の電極は、出力端子52bに接続されている。抵抗R4の他方の電極は、グランド(すなわち、エミッタ23b)に接続されている。微分回路52の入力端子52aには、IGBT22のゲート電圧Vgeが印加される。入力端子52aに印加されるゲート電圧Vgeの微分値(すなわち、ゲート電圧Vgeの変化率dVge/dt)に略比例する電圧V1が、出力端子52bに印加される。
フィルタ回路54は、入力端子54aと出力端子54bを有している。入力端子54aは、微分回路52の出力端子52bに接続されている。出力端子54bは、コンパレータ31に接続されている。フィルタ回路54は、抵抗R5とコンデンサC2を有している。抵抗R5の一方の電極は、入力端子54aに接続されている。抵抗R5の他方の電極は、出力端子54bに接続されている。コンデンサC2の一方の電極は、出力端子54bに接続されている。コンデンサC2の他方の電極は、グランド(すなわち、エミッタ23b)に接続されている。入力端子54aには、上述した電圧V1が印加される。フィルタ回路54は、電圧V1から高周波ノイズを除去した電圧V2を出力端子54bに印加する。すなわち、電圧V2は、ゲート電圧Vgeの変化率dVge/dtに略比例する。
コンパレータ31は、非反転入力端子と、反転入力端子と、出力端子を有している。非反転入力端子は、フィルタ回路54の出力端子54bに接続されている。非反転入力端子には、上述した電圧V2が印加される。反転入力端子には、固定電圧Vth2が印加されている。出力端子は、AND回路42に接続されている。コンパレータ31は、電圧V2と電圧Vth2に応じて、信号CMP1をコンパレータ31の出力端子に印加する。電圧V2が電圧Vth2よりも高い場合に信号CMP1が高電位となり、電圧V2が電圧Vth2以下の場合に信号CMP1が低電位となる。上述したように、電圧V2は、ゲート電圧Vgeの変化率dVge/dtに比例する。したがって、コンパレータ31の動作は、変化率dVge/dtが基準値X(電圧Vth2に相当する固定値)よりも高いか否かを判定しているに等しい。変化率dVge/dtが基準値Xよりも大きい場合に信号CMP1が高電位となり、変化率dVge/dtが基準値X以下の場合に信号CMP1が低電位となる。
コンパレータ32は、非反転入力端子と、反転入力端子と、出力端子を有している。非反転入力端子は、抵抗R3を介してセンスエミッタ23cに接続されている。非反転入力端子には、センスエミッタ23cの電圧Vseが印加される。反転入力端子には、固定電圧Vth1が印加されている。出力端子は、期間設定回路56に接続されている。コンパレータ32は、電圧Vseと電圧Vth1に応じて、出力端子の電圧を制御する。電圧Vseが電圧Vth1以下の場合には、コンパレータ32は、出力端子をその内部にてグランドに接続する。電圧Vseが電圧Vth1よりも高い場合には、コンパレータ32は、出力端子をグランドから遮断する。上述したように、IGBT22がオンすると、コレクタ23aからセンスエミッタ23cに電流Iseが流れる。センスエミッタ23cに流れる電流Iseは、抵抗R1を介してグランドへ流れる。このため、センスエミッタ23cの電圧Vse(すなわち、抵抗R1の両端間に生じる電位差)は、電流Iseに比例する。また、上述したように、電流IseはIGBT22のコレクタ電流Icに比例する。したがって、コンパレータ32の動作は、コレクタ電流Icが基準値Ith(電圧Vth1に相当する固定値)よりも高いか否かを判定しているに等しい。コレクタ電流Icが基準値Ithよりも高い場合に、コンパレータ32の出力端子がグランドから遮断され、コレクタ電流Icが基準値Ith以下の場合に、コンパレータ32の出力端子がグランドに接続される。
期間設定回路56は、入力端子56aと出力端子56bを有している。入力端子56aは、コンパレータ32の出力端子に接続されている。出力端子56bは、AND回路42に接続されている。期間設定回路56は、定電圧配線36、抵抗R6、コンデンサC3、コンパレータ33、コンパレータ34、及び、AND回路41を有している。
定電圧配線36には、固定電圧Vhが印加されている。抵抗R6は、定電圧配線36と入力端子56aの間に接続されている。コンデンサC3は、入力端子56aとグランド(すなわち、エミッタ23b)の間に接続されている。コンパレータ32がその出力端子(すなわち、期間設定回路56の入力端子56a)をグランドに接続していると、入力端子56aの電圧がグランド電圧となる。コンパレータ32が入力端子56aをグランドから遮断すると、定電圧配線36から抵抗R6を介してコンデンサC3に電流が流れる。これによって、コンデンサC3が充電され、入力端子56aの電圧CMP2が徐々に上昇する。この場合、入力端子56aの電圧CMP2は、定電圧配線36と同じ電圧Vhまで上昇する。その後、コンパレータ32が入力端子56aをグランドに接続すると、コンデンサC3からグランドに電流が流れる。これによって、コンデンサC3が放電され、入力端子56aの電圧CMP2が徐々に低下する。この場合、入力端子56aの電圧CMP2はグランド電圧まで低下する。このように、入力端子56aの電圧CMP2は、コンパレータ32によって制御される。
コンパレータ33は、非反転入力端子と、反転入力端子と、出力端子を有している。非反転入力端子は、入力端子56aに接続されている。非反転入力端子には、電圧CMP2が印加される。非反転入力端子には、固定電圧Vth3が印加されている。電圧Vth3は、電圧Vhよりも低い。出力端子は、AND回路41に接続されている。コンパレータ33は、電圧CMP2と電圧Vth3に応じて、信号CMP3をコンパレータ33の出力端子に印加する。電圧CMP2が電圧Vth3よりも高い場合に信号CMP3が高電位となり、電圧CMP2が電圧Vth3以下の場合に信号CMP3が低電位となる。
コンパレータ34は、非反転入力端子と、反転入力端子と、出力端子を有している。非反転入力端子には、固定電圧Vth4が印加されている。電圧Vth4は、電圧Vth3よりも高く、電圧Vhよりも低い。反転入力端子は、入力端子56aに接続されている。反転入力端子には、電圧CMP2が印加される。出力端子は、AND回路41に接続されている。コンパレータ34は、電圧CMP2と電圧Vth4に応じて、信号CMP4をコンパレータ33の出力端子に印加する。電圧CMP2が電圧Vth4よりも高い場合に信号CMP4が低電位となり、電圧CMP2が電圧Vth4以下の場合に信号CMP4が高電位となる。
AND回路41は、第1入力端子と、第2入力端子と、出力端子を有している。第1入力端子は、コンパレータ33の出力端子に接続されている。第1入力端子には、信号CMP3が印加される。第2入力端子は、コンパレータ34の出力端子に接続されている。第2入力端子には、信号CMP4が印加される。出力端子は、期間設定回路56の出力端子56bに接続されている。AND回路41は、信号CMP3と信号CMP4応じて、信号AND1を出力端子56bに印加する。信号CMP3と信号CMP4が共に高電位の場合に信号AND1が高電位となり、その他の場合に信号AND1が低電位となる。
AND回路42は、第1入力端子と、第2入力端子と、出力端子を有している。第1入力端子は、コンパレータ31の出力端子に接続されている。第1入力端子には、信号CMP1が印加される。第2入力端子は、期間設定回路56の出力端子56bに接続されている。第2入力端子には、信号AND1が印加される。AND回路42の出力端子は、制御回路50に接続されている。AND回路42は、信号CMP1と信号AND1に応じて、信号AND2を出力端子に印加する。信号CMP1と信号AND1が共に高電位の場合に信号AND2が高電位となり、その他の場合に信号AND2が低電位となる。制御回路50は、信号AND2が高電位となった場合に、PWM信号にかかわらずIGBT22のゲート23dを放電させて、IGBT22を強制的にオフさせる。なお、AND回路42は、一定の周期で信号AND2を切り換えるか否かの判定を繰り返し実行する。制御回路50は、複数の判定周期分(例えば、3周期分)の期間に亘って信号AND2が高電位であることを検出した場合に、IGBT22を強制的にオフさせる。これによって、信号AND2にノイズが重畳した場合における誤動作を防止する。
次に、ゲート制御回路26の動作について説明する。図3は、通常時(過電流が流れないとき)のIGBT22をオンさせる動作を示している。なお、通常時の動作は、図1に示すように直列に接続されている2つのIGBT22の両方がオフしている状態から、一方のIGBT22をオンさせる動作である。このように、一方のIGBT22をオンさせると、他方のIGBT22に並列に接続されているpnダイオード24がリカバリ電流を生じさせる場合がある。例えば、上アームのIGBT22aをオンさせる場合には、下アームのpnダイオード24bがリカバリ電流を生じさせる場合がある。この場合、リカバリ電流が上アームのIGBT22aに流れる。また、下アームのIGBT22bをオンさせる場合には、上アームのpnダイオード24aがリカバリ電流を生じさせる場合がある。この場合、リカバリ電流が下アームのIGBT22bに流れる。このため、IGBT22をオンさせるのと略同時に高電流(以下、サージ電流という場合がある)がIGBT22に流れる。IGBT22に流れるサージ電流は、短時間で減衰する。以下、図3を用いて、サージ電流が流れる場合のゲート制御回路26の動作について説明する。
図3において、タイミングt1よりも前の期間においては、制御回路50がIGBT22のゲート23dをグランドに接続している。このため、ゲート電圧Vgeが略0Vとなっており、IGBT22がオフしている(すなわち、コレクタ電流Icが略0Aとなっている)。したがって、コンパレータ32は電圧Vse(すなわち、コレクタ電流Ic)が電圧Vth1(すなわち、基準値Ith)よりも低いと判定する。このため、コンパレータ32によって電圧CMP2が略0Vに制御される。電圧CMP2が略0Vであるので、コンパレータ33は電圧CMP2が電圧Vth3よりも低いと判定する。したがって、信号CMP3が低電位となる。また、電圧CMP2が略0Vであるので、コンパレータ34は電圧CMP2が電圧Vth4よりも低いと判定する。したがって、信号CMP4が高電位となる。信号CMP3が低電位なので、信号AND1も低電位となる。信号AND1が低電位なので、信号AND2も低電位となる。
タイミングt1において、PWM信号に基づいて、制御回路50がゲート23dの充電を開始する。すなわち、制御回路50からゲート23dに電流(すなわち、電荷)が供給され、ゲート23dが徐々に充電される。ここでは、ゲート23dとエミッタ23bの間の容量が充電される。このため、タイミングt1の直後(タイミングt1とタイミングt2の間の期間)に、ゲート電圧Vgeが徐々に上昇する。ゲート電圧Vgeが上昇しているので、この期間ではゲート電圧Vgeの変化率(上昇率)dVge/dtが大きくなる。上述した基準値X(変化率dVge/dtに対する基準値)は、正常にIGBT22がオンするときのゲート電圧の上昇率よりも低い値に設定されている。したがって、この期間では、コンパレータ31が、電圧V2(すなわち、上昇率dVge/dt)が電圧Vth2(すなわち、基準値X)よりも高いと判定する。このため、タイミングt1の直後に、信号CMP1が高電位となる。タイミングt1の直後の期間では、まだ、IGBT22にコレクタ電流Ic及び電流Iseは流れない。したがって、信号CMP2、CMP3、CMP4、AND1及びAND2はタイミングt1において変化しない。
タイミングt2において、ゲート電圧Vgeがミラー電圧Vmに達する。すると、IGBT22にコレクタ電流Icが流れ始める。pnダイオード24のリカバリ電流の影響によって、タイミングt2の直後にIGBT22にサージ電流が流れる。このため、タイミングt2の直後に、コレクタ電流Icが急激に増加する。また、コレクタ電流Icが流れ始めると、IGBT22のコレクタ23aとエミッタ23bの間の電圧Vceが徐々に小さくなる。すると、コレクタ23aとゲート23dの間の容量が充電されるようになり、ゲート23dとエミッタ23bの間の容量が充電されなくなる。このため、タイミングt2以降に、ゲート電圧Vgeがミラー電圧Vmで略一定に維持される。タイミングt2からタイミングt6までの期間Tmはミラー期間である。ミラー期間Tmの間は、ゲート電圧Vgeがミラー電圧Vmに維持される。また、ミラー期間Tmの間は、ゲート電圧Vgeの上昇率dVge/dtが、略ゼロであり、基準値Xよりも小さい。したがって、ミラー期間Tmの間は、信号CMP1が低電位となる。
上述したように、タイミングt2の直後にコレクタ電流Icが急増する。タイミングt2の後のタイミングt3において、コレクタ電流Icが基準値Ithを超える。すると、コンパレータ32が、電圧Vse(すなわち、コレクタ電流Ic)が電圧Vth1(すなわち、基準値Ith)より高いと判定する。このため、コンパレータ32は、その出力端子(すなわち、期間設定回路56の入力端子56a)をグランドから遮断する。このため、定電圧配線36から抵抗R6を介してコンデンサC3に電流が流れる。このため、タイミングt3以降に、電圧CMP2が徐々に上昇する。電圧CMP2は、ミラー期間Tmの間に徐々に上昇する。
タイミングt4において、電圧CMP2が電圧Vth3を超える。すると、コンパレータ33が、信号CMP3を低電位から高電位に切り換える。すると、信号CMP3と信号CMP4が共に高電位となるので、AND回路41が信号AND1を低電位から高電位に切り換える。タイミングt4はミラー期間Tm内のタイミングであるので、タイミングt4においては信号CMP1が低電位となっている。このため、信号AND1が高電位となっても、AND回路42は信号AND2を低電位に維持する。
コレクタ電流Icは、ミラー期間Tm内でピーク値Ipに達し、その後、急速に低下する。コレクタ電流Icは、安定値まで低下し、その後は、緩やかに上昇する。
電圧CMP2は、ミラー期間Tm内のタイミングt5において、電圧Vth4を超える。すると、コンパレータ34が、信号CMP4を高電位から低電位に切り換える。すると、AND回路41が信号AND1を高電位から低電位に切り換える。
その後のタイミングt6において、コレクタ23aとゲート23dの間の容量の充電が完了し、再度、ゲート23dとエミッタ23bの間の容量が充電されるようになる。このため、タイミングt6においてミラー期間Tmが終了し、タイミングt6以降にゲート電圧Vgeが上昇する。このため、ゲート電圧Vgeの上昇率dVge/dtが高くなり、コンパレータ31が信号CMP1を低電位から高電位に切り換える。信号CMP1が高電位となっても、タイミングt6においては、信号AND1が低電位であるので、信号AND2が低電位に維持される。
その後のタイミングt7においてゲート電圧Vgeが目標電圧まで達すると、タイミングt7以降は制御回路50がゲート電圧Vgeを目標電圧に維持する。したがって、タイミングt7において、コンパレータ31は信号CMP1を高電位から低電位に切り換える。
以上に説明したように、このゲート制御回路26では、タイミングt2でコレクタ電流Icが流れ始めると、その後の期間T1(タイミングt4からタイミングt5までの期間)において、期間設定回路56が信号AND1を高電位に維持する。このため、期間T1において信号CMP1が高電位となれば(すなわち、ゲート電圧Vgeの上昇率dVge/dtが基準値Xよりも高くなれば)、信号AND2が高電位となり、IGBT22が強制的にオフされる。しかしながら、期間T1は、ミラー期間Tm内に設定されている。つまり、通常動作時において、期間T1がミラー期間Tm内に含まれるように、電圧Vh、抵抗R6の抵抗値、コンデンサC3の容量、電圧Vth3及び電圧Vth4が設定されている。このため、通常動作においては、期間T1の間に信号CMP1が高電位となることはない。したがって、図3のように、通常動作においては、信号AND2が低電位に維持され、IGBT22が強制的にオフされることはない。ゲート制御回路26は、IGBT22にサージ電流が流れても、IGBT22をオフさせない。したがって、IGBT22の誤動作を防止することができる。
次に、短絡時(過電流時)のゲート制御回路26の動作について説明する。図1において、直列に接続された2つのIGBT22のうちの一方がオンしている状態において、他方のIGBT22をオンさせると、高電位配線16と低電位配線18の間が短絡する。何等かの誤作動等によって、このような短絡が発生する場合がある。短絡が生じると、直列に接続された2つのIGBT22に過電流が流れる。短絡による過電流は、サージ電流とは異なり、自然に減衰することがない。短絡による過電流は、IGBT22がオンしている間に増加し、IGBT22に高い負荷がかかる。したがって、短絡が生じた場合には、IGBT22をできる限り速くオフさせる必要がある。以下、図4を用いて、短絡時のゲート制御回路26の動作について説明する。
図4のタイミングt2までの動作は、図3の動作と等しい。タイミングt2でゲート電圧Vgeがミラー電圧Vmに達すると、コレクタ電流Icが流れ始める。これにより、高電位配線16と低電位配線18の間が短絡する。このため、タイミングt2以降にコレクタ電流Icが急激に上昇する。また、短絡状態においては、高電位配線16と低電位配線18の間の電圧が、モータ14に印加されず、2つのIGBT22に印加される。したがって、コレクタ電流Icが増加しても、IGBT22のコレクタ23aとエミッタ23bの間の電圧Vceが低下しない。このため、ゲート電圧Vgeがミラー電圧Vmに達したタイミングt2以降も、ゲート電圧Vgeが継続して上昇する。すなわち、短絡時には、ミラー期間が存在しない。このため、タイミングt2以降も、信号CMP1が高電位に維持される。
その後のタイミングt8において、コレクタ電流Icが基準値Ithを超える。このため、コンパレータ32が、その出力端子(すなわち、期間設定回路56の入力端子56a)をグランドから遮断する。このため、定電圧配線36から抵抗R6を介してコンデンサC3に電流が流れる。このため、タイミングt8以降に、電圧CMP2が徐々に上昇する。
タイミングt9において、電圧CMP2が電圧Vth3を超える。すると、コンパレータ33が、信号CMP3を低電位から高電位に切り換える。すると、信号CMP3と信号CMP4が共に高電位となるので、AND回路41が信号AND1を低電位から高電位に切り換える。すると、信号CMP1と信号AND1が共に高電位となるので、AND回路42が信号AND2を低電位から高電位に切り換える。したがって、制御回路50が、信号AND2が高電位であることを検出する。上述したように、制御回路50は、ノイズによる誤動作防止のために、複数の判定周期にわたって信号AND2が高電位になっている場合に、IGBT22を強制的にオフする。したがって、タイミングt9から複数の判定周期が経過したタイミングt10で、制御回路50が、IGBT22のゲート23dをグランドに接続し、ゲート23dを放電させる。このため、タイミングt10以降に、ゲート電圧Vgeが低下し、それに伴ってコレクタ電流Icが低下する。これによって、IGBT22が過電流から保護される。
以上に説明したように、このゲート制御回路26では、短絡時において、コレクタ電流Icが流れ始めたタイミングt2から短時間で、ゲート23dの放電を開始することができる。このため、短絡時に流れる過電流を抑制することができる。従来技術のように、通常時のオン動作に必要な期間(すなわち、図3のタイミングt1からタイミングt7までの期間)が経過するのを待機していると、短絡時に、待機時間の間にコレクタ電流Icが極めて大きい値まで増加し、IGBTに高い負荷が加わる。実施例のゲート制御回路26では、短絡時に、通常時のオン動作に必要な期間の経過を待つことなくゲート23dを放電するので、コレクタ電流Icの増加を抑制することができる。特に、実施例のゲート制御回路26では、通常時のミラー期間Tmの最後のタイミングt6よりも早いタイミングで、短絡時にゲート23dの放電を開始することができる。したがって、短絡時にコレクタ電流Icの増加をより抑制することができる。したがって、実施例のゲート制御回路26によれば、IGBT22を過電流から好適に保護することができる。
実施例の構成要素と請求項の構成要素との関係について説明する。実施例の制御回路50は、請求項の制御回路の一例である。実施例の微分回路52、フィルタ回路54及びコンパレータ31は、請求項のゲート電圧上昇率検出回路の一例である。実施例の抵抗R1、抵抗R2及びコンパレータ32は、請求項の電流検出回路の一例である。実施例の期間T1は、請求項の一定期間の一例である。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10 :インバータ回路
14 :モータ
16 :高電位配線
18 :低電位配線
19 :中間配線
22 :IGBT
23a:コレクタ
23b:エミッタ
23c:センスエミッタ
23d:ゲート
24 :pnダイオード
26 :ゲート制御回路
31−34 :コンパレータ
36 :定電圧配線
41−42 :AND回路
50 :制御回路
52 :微分回路
54 :フィルタ回路
56 :期間設定回路

Claims (1)

  1. IGBTを過電流から保護する保護回路であって、
    前記IGBTのゲートを充放電する制御回路と、
    前記ゲートが充電されているときに前記IGBTのゲート電圧の上昇率を検出するゲート電圧上昇率検出回路と、
    前記IGBTに流れる電流を検出する電流検出回路、
    を有し、
    前記電流が第1基準値を超えたタイミングの後の一定期間内に前記上昇率が第2基準値を超えている場合に、前記制御回路が前記ゲートを放電する、
    保護回路。
JP2016059055A 2016-03-23 2016-03-23 保護回路 Expired - Fee Related JP6711059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059055A JP6711059B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059055A JP6711059B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017175780A true JP2017175780A (ja) 2017-09-28
JP6711059B2 JP6711059B2 (ja) 2020-06-17

Family

ID=59972345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016059055A Expired - Fee Related JP6711059B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6711059B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020005132A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社デンソー 負荷駆動装置
JP2020054088A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 株式会社デンソー スイッチの駆動回路

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004119842A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体素子の駆動回路
JP2004266368A (ja) * 2003-02-20 2004-09-24 Hitachi Ltd 半導体装置の駆動方法および装置
JP2007306166A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Toyota Motor Corp 絶縁ゲート型半導体素子の駆動装置およびその方法
WO2013008452A1 (ja) * 2011-07-14 2013-01-17 富士電機株式会社 短絡保護回路
JP2013123329A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Toyota Motor Corp スイッチング素子駆動回路及びそれを備える駆動装置
JP2015023654A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 株式会社デンソー 半導体素子の電流検出装置
EP2899886A1 (en) * 2014-01-22 2015-07-29 Hitachi, Ltd. Semiconductor drive device and power conversion device using the same

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004119842A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体素子の駆動回路
JP2004266368A (ja) * 2003-02-20 2004-09-24 Hitachi Ltd 半導体装置の駆動方法および装置
JP2007306166A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Toyota Motor Corp 絶縁ゲート型半導体素子の駆動装置およびその方法
WO2013008452A1 (ja) * 2011-07-14 2013-01-17 富士電機株式会社 短絡保護回路
JP2013123329A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Toyota Motor Corp スイッチング素子駆動回路及びそれを備える駆動装置
JP2015023654A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 株式会社デンソー 半導体素子の電流検出装置
EP2899886A1 (en) * 2014-01-22 2015-07-29 Hitachi, Ltd. Semiconductor drive device and power conversion device using the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020005132A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社デンソー 負荷駆動装置
JP7124486B2 (ja) 2018-06-28 2022-08-24 株式会社デンソー 負荷駆動装置
JP2020054088A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 株式会社デンソー スイッチの駆動回路
JP7110871B2 (ja) 2018-09-26 2022-08-02 株式会社デンソー スイッチの駆動回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP6711059B2 (ja) 2020-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9013850B2 (en) Semiconductor device
JP5500192B2 (ja) スイッチング素子の駆動回路
JP5430608B2 (ja) 半導体スイッチング素子駆動回路
US7368972B2 (en) Power transistor control device
US11095283B2 (en) Drive control apparatus for driving a switching element including a sense element
JP5057713B2 (ja) スイッチング素子駆動回路
US7642817B2 (en) Driver circuit for a semiconductor power switching element
JP6939059B2 (ja) 半導体素子の駆動装置
JP2003284318A (ja) 電力用半導体素子の駆動回路
JP2005269446A (ja) 電圧駆動型半導体素子用駆動回路
JP5541219B2 (ja) 半導体スイッチング素子駆動装置
JP2012178951A (ja) スイッチング素子の駆動回路
JPH04304015A (ja) 電子スイッチ用短絡保護回路
JP2007306166A (ja) 絶縁ゲート型半導体素子の駆動装置およびその方法
JP6711059B2 (ja) 保護回路
JP6164183B2 (ja) 電流制御回路
WO2018211840A1 (ja) 制御装置及び半導体装置
JP2007267560A (ja) 貫通電流制御装置を備えたインバータ
CN114667681A (zh) 栅极驱动电路
JP7326762B2 (ja) 半導体モジュールおよび駆動回路
JP6622405B2 (ja) インバータ駆動装置
WO2022255009A1 (ja) ゲート駆動装置
WO2022255008A1 (ja) ゲート駆動装置
WO2022153521A1 (ja) 半導体電力変換装置
JP2017118790A (ja) スイッチング回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200511

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6711059

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees