JP2017174113A - 表示制御装置およびその制御方法 - Google Patents

表示制御装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017174113A
JP2017174113A JP2016058811A JP2016058811A JP2017174113A JP 2017174113 A JP2017174113 A JP 2017174113A JP 2016058811 A JP2016058811 A JP 2016058811A JP 2016058811 A JP2016058811 A JP 2016058811A JP 2017174113 A JP2017174113 A JP 2017174113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
size
area
displayed
display area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016058811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6647103B2 (ja
Inventor
智昭 ▲高▼橋
智昭 ▲高▼橋
Tomoaki Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016058811A priority Critical patent/JP6647103B2/ja
Priority to US15/458,720 priority patent/US10290077B2/en
Publication of JP2017174113A publication Critical patent/JP2017174113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6647103B2 publication Critical patent/JP6647103B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/0044Display of information to the user, e.g. menus for image preview or review, e.g. to help the user position a sheet
    • H04N1/00442Simultaneous viewing of a plurality of images, e.g. using a mosaic display arrangement of thumbnails
    • H04N1/00445Simultaneous viewing of a plurality of images, e.g. using a mosaic display arrangement of thumbnails arranged in a one dimensional array
    • H04N1/00448Simultaneous viewing of a plurality of images, e.g. using a mosaic display arrangement of thumbnails arranged in a one dimensional array horizontally
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00469Display of information to the user, e.g. menus with enlargement of a selected area of the displayed information
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/048Indexing scheme relating to G06F3/048
    • G06F2203/04803Split screen, i.e. subdividing the display area or the window area into separate subareas
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/048Indexing scheme relating to G06F3/048
    • G06F2203/04806Zoom, i.e. interaction techniques or interactors for controlling the zooming operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2101/00Still video cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0084Digital still camera

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 本発明の目的は、表示領域の大きさを変更する際に、ユーザ所望の領域が表示領域に表示される可能性を向上させることである。
【解決手段】 表示領域の表示対象に対する特定の操作を受け付ける受付手段と、表示領域を第一の大きさから第一の大きさよりも小さな第二の大きさに変更可能な変更手段と、表示領域が第一の大きさの際に特定の操作を受け付けなかった場合には、表示領域が第一の大きさから第二の大きさに変更されると、表示対象の第一の範囲を表示領域に表示するように制御し、表示領域が第一の大きさの際に特定の操作を受け付けた場合には、表示領域が第一の大きさから第二の大きさに変更されると、表示対象の前記第一の範囲とは異なる、特定の操作を受け付けた位置に基づく第二の範囲を表示領域に表示するように表示対象を表示手段に対して移動するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表示制御装置およびその制御方法に関し、特に表示領域の大きさを変更可能である表示領域に表示をする技術に関する。
画像のうちユーザが所望とする領域を画像の表示領域に表示しながら、ユーザが画像の表示に関する操作や画像の確認をすることがある。特許文献1には、隣接して表示される2枚の画像の表示比率を、画像の境界線を移動するスライド操作により変更でき、境界線の移動に伴い、画像全体が表示されるように画像の表示倍率が変更することが提案されている。特許文献2には、画像が表示されている表示領域において画像の表示位置の変更と、表示倍率の変更ができ、表示領域の大きさを変更しても画像の表示位置は変わらないことが開示されている。
特開2015−88085号公報 特開2012−173819号公報
特許文献1の方法では、表示比率に応じて表示倍率も小さくなるため、ユーザ所望の倍率で画像を表示することができない。一方で特許文献2の方法では、表示領域を大きくした操作のしやすい状態で、表示倍率の変更や表示位置の変更操作をして、所望の領域を探すことができる。しかしながら、特許文献2の場合は、表示領域の大きさの変更時に画像の表示位置が変わらないため、表示領域を小さくすると所望の領域が見えなくなってしまう可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、表示領域の大きさを変更する際に、ユーザ所望の領域が表示領域に表示される可能性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、表示手段における表示領域に表示される表示対象に対する特定の操作を受け付ける受付手段と、前記表示領域を第一の大きさから前記第一の大きさよりも小さな第二の大きさに変更可能な変更手段と、前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けなかった場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち第一の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように制御し、前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けた場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち前記第一の範囲とは異なる、前記特定の操作を受け付けた位置に基づく第二の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように前記表示対象を前記表示手段に対して移動するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示領域の大きさを変更する際に、ユーザ所望の領域が表示領域に表示される可能性を向上させることができる。
本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの外観図 本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの構成例を示すブロック図 本実施形態の画像表示処理を示すフローチャート 2画面表示の例を示す図 選択中の領域を拡張している際の2画面表示の例を示す図 選択中の領域を拡張した後収縮した際の2画面表示の例を示す図 本実施形態の変形例における表の表示処理を示すフローチャート 本実施形態の変形例における表示領域と表の例を示す図
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明の表示制御装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図である。
表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。また、表示部28にはタッチ操作を受け付け可能なタッチパネル70aが重畳して設けられている。シャッターボタン61は撮影指示を行うための(押下されると第1段階で撮影指示を受付け、第2段階で撮影を実行する)操作部である。シャッターボタン61の外周に設けられる倍率変更バー62は、レバー部分を左右方向に回転させると表示部28に表示中の再生画像の表示倍率、もしくは撮像画像の倍率(ズームイン、ズームアウト)を変更することができる。
モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は例えばPCやプリンタと接続するための接続ケーブル111をデジタルカメラ100に接続するためのコネクタである。
操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラリング73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、画像の再生時には回転操作により表示画像の切り替えをすることができる。なお、コントローラリング73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよく、ダイヤル操作部材やタッチセンサによってユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。再生ボタン76は、表示部28に記録媒体200に記録された画像を再生して表示させる再生モードに切り替えるためのボタンである。なお、再生モードにはモード切替スイッチ60を用いても切替えることができる。メニューボタン77は、メニュー画面を表示させるためのボタンである。表示枚数切替ボタン78は、再生モードに表示部28に画像を2枚表示するか(2画面表示)、1枚表示するか(シングル再生)を切替えるためのボタンである。十字キー74は上下左右の4方向に対応するボタン(74a〜74d)があり、押下された方向キーに応じて画像の移動を移動したり、選択項目やカーソル等を移動させることができる。上キー74aの押下によっては上方向、下キー74bの押下によっては下方向、左キー74cの押下によっては左方向、右キー74dの押下によっては右方向に画像の表示位置やカーソルを移動させることができる。十字キー74の中央部には、SETボタン75が設けられており、SETボタン75の押下により選択中の項目に決定する指示や、2画面表示時の選択中の領域を切替える指示をすることができる。
電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の不揮発性の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となり記録や再生が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。図においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、画像処理部24を介さずメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、コンピュータを内蔵したシステム制御部50によって電気的に消去・記録・読出し可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード、表編集モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードにも動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。電源スイッチ72は電源のONとOFFとを切り替えるためのスイッチ部材である。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影時に画像を記録するためのメモリカード等の不揮発性の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって外部機器やネットワークと接続し、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば十字キー74、SETボタン75、倍率変更バー62、再生ボタン76、メニューボタン77等がある。例えば、メニューボタン77が押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の十字キー74(4方向ボタン)やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能(タッチ検出可能)なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
・タッチパネルにタッチした2点間の距離をタッチを離さずに、広げること(以下、ピンチアウトと称する)。
・タッチパネルにタッチした2点間の距離をタッチを離さずに、狭めること(以下、ピンチインと称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対して指やペンが接近していても触れないこともタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
本実施形態における2画面表示について説明する。2画面表示はユーザが2枚の画像を同時に表示して比較しやすくするための表示方法であり、表示領域を2つにわけ、各表示領域に再生された画像を1枚ずつ表示する方法である。2画面表示では、1枚の画像に対する表示領域は小さくなるが、画像を拡大し、ユーザ所望の領域を表示領域内に表示することで詳細を確認することができる。ただし、表示領域が小さくなった分、各画像に対するタッチ操作を行える範囲も狭くなり、シングル再生時と同じ倍率で表示しても表示可能な範囲が狭まる。そこで、本実施形態では一時的に一方の領域を2分割(各画像の表示領域をシングル再生時の半分)よりも大きくできるようにすることで、画像の視認性を向上し、タッチ操作できる範囲を広くできるようにする。これにより、2画面表示においても利便性を損なわずに済む。また、領域の拡張・収縮や、画像に対する表示倍率の変更、表示位置の移動操作を受け付ける領域を選択中の領域とし、2つの領域のうちいずれかを選択できるようにする。
図3を用いて、本実施形態における画像表示処理について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、再生モードに切り替わった後、表示枚数切替ボタン78が押下されると開始する。
S301では、システム制御部50は、表示部28に図4(a)に示すように画像を2枚表示する。図4(a)〜(d)は2画面表示をした際の画像の拡大、拡大位置の移動、選択中の領域を拡張する様子の一例を示したものである。2画面表示においては表示領域が2分割されており、左側の領域を領域403、右側の領域を領域404とする。領域403には、2画面表示に切り替わる前にシングル再生時に表示されていた画像が表示され、領域404には領域403に表示される画像の次の画像が表示される。S301においては、図4(a)に示すように選択された領域403が太枠405で囲われる。選択された領域は、領域自体や領域に表示される画像への操作が受け付け可能になる。具体的には、領域の範囲の拡張と収縮、画像の倍率変更、画像の表示位置の移動、画像送りなどの操作を行えるようになる。また、図4(a)の領域403に画像401が、領域404に画像402が表示されている。本実施形態では、S301において表示されている際の表示倍率を、2画面表示時の1倍(2画面表示における基準の倍率)とするが、シングル再生時には2画面表示の時とは基準となる倍率が異なり、より大きな表示倍率で表示される。S301に示すように、シングル再生から2画面表示に切り替えられた際には、各画像は基準となる倍率で表示されるが、シングル再生時に表示していた表示倍率に応じて(例えばシングル再生時の2分の1)、2画面表示で画像を表示してもよい。
S302では、システム制御部50は、選択領域の切替操作がされたか否かを判定する。選択領域の切替操作は、SETボタン75の押下、または選択中の領域ではない方の領域へのタッチ操作によって行うことができる。領域403が選択領域として選択されている場合には、領域404をタッチすれば、選択領域は404へと切り替わる。選択される領域の切替操作がされたと判定した場合は、S303へ進み、そうでない場合は、S304へ進む。
S303では、システム制御部50は、選択領域を切替える。領域403から領域404へ選択領域が切り替えられると、太枠405が領域404を囲うように表示され、領域404の範囲の拡張と収縮、画像402に対する倍率の変更、表示位置の移動などの操作を行えるようになる。
S304では、システム制御部50は、表示倍率を変更する操作(拡大操作、または縮小操作)がされたか否かを判定する。表示倍率の変更は、倍率変更バー62への操作、または領域403へのピンチアウトまたはピンチインによって行うことができる。表示倍率を変更する操作がされたと判定した場合は、S305へ進み、そうでない場合は、S311へ進む。ただし、選択中の領域が拡張されておらず、図4(a)に示すような表示倍率で表示されている場合には、縮小操作がされても画像は縮小されないものとし、S304において縮小操作がされてもS304の判定はNoとなる。また、同様に領域のいずれか一方の辺の長さと、画像の対応する辺の長さとが同じ場合(これ以上縮小できない)にはS304の判定はNoとなる。
S305では、システム制御部50は、選択中の領域に表示される画像の表示倍率を変更する。図4(b)は、選択中の領域が拡張されていない場合に画像401が図4(a)の状態から拡大された場合の表示例を示している。アイコン406は領域403において拡大表示されている領域を示すためのアイコンであり、アイコン407は領域403に表示されている画像401が拡大表示中であることを示すアイコンである。アイコン406の黒色で示される部分が画像401の全体、白色で示される部分が領域403に表示されている領域の画像401全体に対する大きさと位置を示している。なお、選択中の領域が拡張されている場合の表示例については、S309またはS310で後述する。
S306では、システム制御部50は、選択中の領域が拡張中か否かを判定する。図4(d)は、図4(c)の状態から選択中の領域が拡張された表示部28の様子を示している。選択領域の拡張についてはS321〜S322において説明する。図4(d)に示すように選択領域の拡張中であると判定した場合は、S307へ進み、そうでない場合(図4(a)〜(c)に示す通り、選択領域が拡張されていない場合)は、S311へ進む。
S307〜S310は、選択中の領域が拡張中である場合に、画像の拡大操作がされた場合の処理であり、ユーザがどの領域を表示させようとして拡大操作をしたのかを記録するための処理である。また、S307〜S310で記録された情報に基づいて、後述するS324〜S329における選択領域の収縮時に、ユーザ所望の領域を表示するようにする。
S307では、システム制御部50は、システムメモリ52に保持される情報である倍率変更フラグをONにする。倍率変更フラグは、選択中の領域の拡張中に画像が拡大もしくは縮小されたことを示すフラグであり、すなわち、より画像の位置部分の詳細を確認するために拡大したり、より広い範囲の画像を確認するために縮小したりしたことを示すフラグである。
S308では、システム制御部50は、S304における表示倍率の変更操作がタッチ操作(ピンチアウトもしくはピンチイン)によって行われたか否かを判定する。タッチ操作によって行われたと判定した場合は、S309へ進み、そうでない場合(倍率変更バー62への操作により行われた場合)は、S310へ進む。
S309では、システム制御部50は、S304において行われたタッチ操作による拡大/縮小の基準位置の座標を記録する。図5(a)は、図4(d)に示す状態からタッチ操作によって画像401が拡大された場合の例を示しており、説明のために仮に表示している座標501はピンチアウト(もしくはピンチイン)の操作時にタッチさた2点間の中点(中心点)の座標を示している。S309においては、表示倍率を変更したタッチ操作による拡大/縮小の基準位置の座標をシステムメモリ52に記録する。図5は選択中の領域の拡張中の画像401を示す図であり、図5(a)、(b)は図4(d)から画像401を拡大した様子を、図5(c)、(d)は図4(d)から表示位置移動した様子を示している。なお、後述するS310、S319、S320においてもシステムメモリ52に表示領域の変更操作がされた座標や領域である、表示領域の変更操作範囲を記録するが、変更操作がされる毎に座標または領域の情報は更新される。すなわち、最後に行われた変更操作における座標または領域が記録される。
S310では、システム制御部50は、S304において倍率変更バー62への操作により表示倍率が変更されて表示された画像401の領域を示す情報をシステムメモリ52に記録する。図5(b)は、倍率変更バー62への操作によって、図4(d)に示す状態から拡大表示された画像401の例を示している。S310においては、図5(b)に表示されている領域を示す情報をシステムメモリ52に記録する。領域を示す情報とは、画像401全体における図5(b)の領域の位置情報や、図5(b)の領域の中央や左上等の特定の位置の座標と表示倍率等でよい。
S311では、システム制御部50は、選択中の領域に表示される画像の切替操作(画像送り)がされたか否かを判定する。画像送りは、画像の拡大時にはコントローラリング73の回転、画像が拡大されていない場合にはコントローラリング73の回転または横方向へのタッチムーブによって行うことができる。なお、コントローラリング73の回転方向や、タッチムーブの移動方向に応じて、表示中の画像の(記録媒体200において)前または後のいずれかの順番の画像が表示される。画像送りがされたと判定した場合は、S312へ進み、そうでない場合は、S313へ進む。
S312では、システム制御部50は、選択中の領域に表示される画像を切替える。本実施例においては、図4(a)の画像401は、ガイド408に示すように再生中のファイルの24枚の画像のうち1枚目の画像、画像402は、ガイド409に示すように2枚目の画像が表示されている。よって、選択中の領域(領域403)において、画像送りをすると、次(2枚目)または前(24枚目)の画像が表示されるようになる。
S313では、システム制御部50は、選択中の領域に表示されている画像がS301の時と比べて拡大中であるか否かを判定する。拡大中であると判定した場合は、S314へ進み、そうでない場合は、S330へ進む。
S314では、システム制御部50は、拡大表示位置を移動する操作がされたか否かを判定する。拡大表示位置の移動は、選択中の領域内をタッチの始点としたタッチ位置の移動(タッチムーブ)、または十字キー74の各キーへの操作によって行うことができる。拡大表示位置を移動する操作がされたと判定した場合は、S315へ進み、そうでない場合は、S321へ進む。
S315では、システム制御部50は、選択中の領域において表示する画像の領域を変更する。図4(c)は図4(b)の状態から表示領域が変更された場合の表示例を示しており、領域403に表示される画像401の領域が図4(b)よりも少し上方向に移動している。このときアイコン406における白色部分も上方向に移動する。
S316では、システム制御部50は、選択中の領域が拡張中か否かを判定する。選択中の領域が拡張中であると判定した場合は、S317へ進み、そうでない場合は、S321へ進む。
S317では、システム制御部50は、システムメモリ52に保持される情報である位置変更フラグをONにする。位置変更フラグは、選択中の領域の拡張中に画像の表示領域が変更された、すなわち拡大表示位置移動がされたことを示すフラグであり、すなわち、所望の被写体を表示させるために、ユーザが表示中の領域とは異なる領域を表示させたことを示す。例えば、図4(d)のように拡張していた状態で、ユーザが拡大表示位置の移動を指示して、図5(c)のような状態になると位置変更フラグがONになる。
S318では、システム制御部50は、S314における拡大表示位置移動の操作がタッチ操作(タッチムーブ)によって行われたか否かを判定する。タッチ操作によって行われたと判定した場合は、S319へ進み、そうでない場合(十字キー74での操作により行われた場合)は、S320へ進む。
S319では、システム制御部50は、S314において行われた画像401のタッチ操作の座標をシステムメモリ52に記録する。図5(c)において説明のために仮に表示している座標502は、タッチムーブを行った際のタッチアップ時の画像401におけるタッチ位置を示している。図5(c)は、タッチムーブによって領域403に表示される画像401の領域が、図4(d)の状態から変更された様子を示しており、上方向にタッチムーブされたことによって表示領域が画像401の下方向に移動している。また、タッチムーブが行われたタッチ位置の座標502がシステムメモリ52に記録する。ユーザは座標502をタッチして拡大表示位置の移動をしたので、座標502付近に所望の領域がある可能性が高い。
S320では、システム制御部50は、十字キー74の操作によって選択中の領域に新たに表示された領域をシステムメモリ52に記録する。図5(d)は、図4(d)に示す画像401の状態から、タッチムーブによって領域403に表示される画像401の領域が変更された様子を示している。この場合、図4(d)では表示されておらず、拡大表示位置の移動によって新たに表示された領域がシステムメモリ52に記録される。図5(d)の点線503は説明のために仮に表示しているものであり、図4(d)において表示されていた領域と、拡大表示位置の移動によって表示された領域との境界を示している。拡大表示位置の移動によって新たに表示された領域は、領域503aである。つまり、図5(d)の場合には領域503aを記録する。
S321では、システム制御部50は、選択中の領域を拡張する操作がされたか否かを判定する。選択中の領域を拡張する操作は、図4(c)の太枠405のうち、領域403と領域404の境界を示す境界線405aをタッチして選択中の領域を広げる方向に動かす操作によって行うことができる。図4(d)は、図4(c)の状態から選択中の領域が拡張された場合の表示例を示しており、領域403が選択中の領域である場合には、境界線405aを右方向に動かすと選択中の領域を拡張できる。選択中の領域を拡張する操作がされたと判定した場合は、S323へ進み、そうでない場合は、S324へ進む。
S322では、システム制御部50は、図4(d)に示すように選択中の領域の範囲を拡張して表示し、拡張前に領域403に表示していた画像401の範囲をシステムメモリ52に記録しておく。このとき、選択中の領域に表示されている画像(図4(d)においては画像401)の表示位置は変わらない。すなわち、選択中の領域の拡張によって、図4(c)において表示されていなかった領域のうち拡張された選択中の領域の範囲に重なる領域(画像401のうち点線410で囲った領域)が新たに表示される。なお、領域403に表示される画像401の領域が増えた分、アイコン406の示す表示領域(白色部分)も増える。また、領域404に表示されている画像402の表示位置も移動しないので、領域403の拡張に応じて領域404は収縮される。
S323では、システム制御部50は、時間Tの計測を開始する。時間Tは、S326において選択中の領域を拡張した後すぐに(所定時間α未満で)、ユーザが収縮したか否かを判定するための時間である。時間Tは、不図示のシステムタイマによって計測する。
S324では、システム制御部50は、選択中の領域を収縮する操作がされたか否かを判定する。選択中の領域を収縮する操作は、境界線405aをタッチして選択中の領域を狭める方向に動かす操作によって行うことができる。図5(a)〜(e)に示す選択中の領域である領域403が拡張された状態においては、境界線405aが左方向に動かされると、それぞれ図6(a)〜(e)に示すように選択中の領域が収縮される。選択中の領域を収縮する操作がされたと判定した場合は、S325へ進み、そうでない場合は、S330へ進む。
S325では、システム制御部50は、倍率変更フラグ(S307において)と、拡大表示位置変更フラグ(S317において)の少なくとも1つの変更フラグがONになっているか、いずれの変更フラグもONになっていないかを判定する。各変更フラグは、ユーザが選択中の領域の拡張後に、選択中の領域に表示される画像の表示領域を変更する操作(倍率変更、拡大表示位置変更)がされた(特定の操作がされた)ことを示している。すなわち、ユーザが選択中の領域を拡張した後、所望の被写体もしくは領域が所望の倍率もしくは位置に表示されるように操作を行ったか否かを判定する。変更フラグがONになっていると判定した場合は、S326へ進み、そうでない場合は、S327へ進む。
S326では、システム制御部50は、S309、S310、S319、S320のうち最近記録された座標または領域(表示領域の変更操作範囲)に基づき、収縮された選択中の領域内において画像を表示する。図6(a)〜(e)は、選択中の領域収縮後の領域403内に表示される画像401の領域を示す図である。図6(a)〜(d)を用いて、S309、S310、S319、S320のそれぞれで記憶された情報に基づいて収縮した場合に、選択中の領域の収縮後の選択中の領域内に表示される画像の範囲について説明する。また倍率変更フラグと位置変更フラグをOFFにする。
図6(a)は、図5(a)に示すようなタッチ操作によって画像401が拡大された場合に、選択中の領域が収縮された場合の画像401の表示領域を示している。タッチ操作により拡大された(または縮小)場合には、図5(a)に示す座標501であり、S309において記録した座標が収縮後の領域403の中心になるように、選択中の領域の収縮に応じて画像401を移動する。座標501付近の領域は、ユーザが画像を拡大して詳細を確認しようとした(または縮小して周辺を確認しようとした)領域であるため、選択中の領域の収縮後には座標501に基づいた領域が納まるように画像401を移動する。
次に図6(b)は、図5(b)に示すような倍率変更バー62への操作によって画像401が拡大された場合に、選択中の領域の収縮された場合の画像401の表示領域を示している。倍率変更バー62により拡大された(または縮小)場合には、図5(b)で表示していた領域でありS310において記録した領域のうち、中央の領域が選択中の領域内に表示されるようにする。システムメモリ52に記録される表示領域の変更操作範囲は、表示倍率の変更や拡大表示位置の移動がされるたびに更新されるので、最後に表示倍率の変更操作が行われた場合には、領域403内の中央に近い領域に所望の被写体がある可能性が高い。つまり、ユーザが予め所望の被写体を領域403中央に移動させた、又は移動しなくても既に所望の被写体が領域403の中央付近にある可能性が高いので、選択中の領域を収縮した際には倍率変更した領域のうち中央領域を表示するように画像401を移動する。
図6(c)は、図5(c)に示すようなタッチムーブで画像401の拡大表示位置が移動された場合に、選択中の領域の収縮がされた場合の画像401の表示領域を示している。タッチムーブにより表示領域が変更された場合には、図5(c)に示す座標502であり、S319において記録した座標が、収縮後の領域403の中心になるように、選択中の領域の収縮に応じて画像401を移動する。座標502付近の領域は、ユーザがタッチして領域403内に表示させようとした(タッチムーブで領域403内に移動させた)領域であるため、選択中の領域の収縮後には座標502に基づいた領域が納まるように画像401を移動する。
図6(d)は、図5(d)に示すような十字キー74で画像401の拡大表示位置が移動された場合に、選択中の領域の収縮がされた場合の画像401の表示領域を示している。十字キー74の操作によって表示領域が変更された場合には、図5(d)に示す新たに表示された領域503aが収縮後の領域403に表示されるように、選択中の領域の収縮に応じて画像401を移動する。領域503aが収縮後の領域403内に納まらない場合には、領域503aの中心が収縮後の領域403内の中心に位置するように画像401を移動させる。ユーザが新たに領域403内に表示させた領域内には、ユーザの探していた所望の被写体がある可能性が高いため、選択中の領域の収縮後には領域503aに基づいた領域が納まるように画像401を移動する。
S327では、システム制御部50は、時間Tが所定時間αより大きいか否かを判定する。所定時間αは1秒や2秒といった時間であり、ユーザが選択中の領域を拡張し、表示領域を変更する操作をせずに、すぐに選択中の領域を縮小したかを判定するための時間長さである。すぐに(所定時間α未満)選択中の領域を収縮したのであれば、拡張前の選択中の領域に所望の被写体があり、確認のために周辺の範囲を表示した等の可能性が高く、表示領域の変更をせずに、拡張した領域内の様子を確認した可能性が高い。また、表示領域を変更せず、時間を空けてから選択中の領域を収縮したのであれば、拡張した表示領域内に所望の被写体があることを確認してから収縮をした可能性が高い。時間Tが所定時間αより大きいと判定した場合は、S328へ進み、そうでない場合は、S329へ進む。
S328では、システム制御部50は、選択中の領域の拡張操作によって新たに表示された領域が収縮後の領域403に表示されるように画像401を移動する。図6(e)は選択中の領域が拡張後に、倍率変更または拡大表示位置変更が行われないまま所定時間α経過してから、収縮された場合の画像401の表示例である。図5(e)の点線504は選択中の領域の拡張により新たに表示された領域を示している。S328では、図6(e)に示すように、図5(e)に示す点線504内の領域が表示されるように選択中の領域の収縮に応じて画像401を移動する。
S329では、システム制御部50は、選択中の領域の拡張前に領域403に表示されていた領域を選択中の領域の収縮によって表示するようにする。ユーザが拡張した表示領域をすぐに収縮したのであれば、収縮に伴って画像401を移動せずに、選択中の領域が収縮された分領域403内に表示される領域を狭めることで選択中の領域の収縮後すぐにユーザは所望の被写体を領域403で確認することができる。
S330では、システム制御部50は、2画面表示を終了する操作がされたか否かを判定する。2画面表示の終了は、メニューボタン77、表示枚数切替ボタン78、再生ボタン76の押下や、電源のOFFにより行われる。メニューボタン77が押下された場合には、再生モードに関するメニュー画面の表示に切り替わり、表示枚数切替ボタン78が押下された場合にはシングル再生へと切り替わり、再生ボタン76が押下された場合には再生モードを終了し撮影モードへと切り替わる。2画面表示を終了する操作がされたと判定した場合は、画像表示処理を終了し、そうでない場合は、S302に戻る。
以上、説明した実施形態によれば、ユーザが選択中の領域を収縮した際に、所望の領域を収縮した領域内で確認しやすくなる。ユーザが選択中の領域の拡張後に倍率変更または拡大表示位置の変更をした場合には、ユーザ操作に応じた画像の領域が収縮後に選択中の領域内に表示されるように、選択中の領域の収縮に応じて画像を移動する。よって、ユーザは選択中の領域の収縮後に所望の領域を選択中の領域内に表示させるために、移動する操作を行わなくてもよい。また、ユーザが所望の被写体を拡大して選択中の領域内に表示させたい場合、収縮した後の選択中の領域よりも拡張した選択中の領域の方がタッチムーブしやすく、画像の表示範囲も広がる。よって、選択中の領域を拡張し、被写体の確認や移動操作がしやすい状態で所望の被写体を移動させることができると操作性も向上する。
また、タッチ操作はユーザが直感的に被写体をタッチし、所望の被写体を移動させるために操作するのに対し、操作部材への操作では、ユーザが選択中の領域内に表示される画像の領域をみて、表示領域を移動するために操作を行っている可能性が高い。よって、タッチ操作か、操作部材への操作かによって選択中の領域の収縮時に表示させる領域を異ならせている。つまり、倍率変更や拡大表示位置変更の操作が、タッチ操作によって行われた場合にはタッチ位置に基づいて、選択中の領域の収縮後に表示される領域を決定するため、ユーザがタッチ操作で直感的に指定した画像の領域を選択中の領域収縮後に表示できる。一方で、操作部材への操作に応じて倍率変更や拡大表示位置変更の操作が行われた場合は、操作に応じて表示(または倍率変更)された領域に基づいて、領域の収縮後に表示される領域を決定するため、ユーザ所望の領域を領域の収縮後にも表示できる。
なお、2画面表示からシングル再生に切り替えた場合には、選択中の領域での画像の表示倍率や、表示位置には基づかずに画像を表示する。選択中の領域を拡張する場合は、一時的に画像を確認し易くするためや、表示領域の変更操作を行い易くするためであるが、シングル再生に切り替えた場合には画像の全体を確認しようとしている可能性が高いので、倍率や表示位置は引き継がない。
また、本実施形態においては領域403と領域404があることを説明したが、必ずしも領域は2分割されている必要はなく、3つ以上であってもよいし、1つの領域の大きさを変えられるようにしてもよい。例えば、表示部28において領域の大きさを変えることのできる領域403を表示し、領域403には画像や上述した画面を表示する。領域403の背景にはメニュー画面や、ライブビュー画面、ホーム画面等を表示し、領域403に表示された画面に対するユーザからの操作状態に応じて領域403の収縮時に表示する領域を決定する。このように1つの画面においても、表示領域の収縮時に、ユーザの操作状態に応じた領域を表示することで、確認中の領域や操作中の領域を見失わずに済み、所望の領域を狭い領域において探す手間も省ける。
さらに、本実施形態では、領域403と領域404の境界線を移動させることで、領域の拡張と収縮ができることを説明したが、これに限らず各領域の枠を移動させることで領域の拡張と収縮ができるようにしてもよい。また、領域が複数ある場合には、領域同士は必ずしも隣り合っていなくてよく、拡張と収縮が可能な領域と領域の間に他の画像(表示領域は固定)が表示されていてもよい。
なお、選択中の領域の拡張後にユーザから表示倍率の変更や拡大表示位置の変更がされないまま、所定時間α以上経過後に収縮がされた場合には(S327Yes)新たに表示された領域に基づき画像を表示すると説明したが、所定時間αを設けなくてもよい。つまり、選択中の領域の拡張後に画像に対する操作がないまま収縮操作がされた場合には、S328のように時間に限らず新たに表示された領域に基づいて画像を表示してもよいし、S329のようにもともと表示していた領域を表示するようにしてもよい。また、所定時間未満で収縮がされた場合には、新たに表示された領域を収縮に応じて表示し、所定時間以上経過してから収縮がされた場合にはもともと表示していた領域を収縮された表示領域に表示するようにしてもよい。
また、選択中の領域を拡張する際には画像の表示位置を変更しないことを説明したが、拡張に伴って表示位置を変更してもよい。
[変形例]
次に、本実施形態の変形例である表の表示処理について図7及び図8を用いて説明する。上述した実施形態においては、表示領域に画像を表示する場合について説明したが、変形例においては表示領域に表を表示する場合について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、表編集モードがされたら開始する。
S701では、システム制御部50は、図8(b)に示す表示領域802の表801のように、表示領域に表を表示する。図8(a)〜(g)は、表示領域が拡張、収縮する場合の表の様子を示すものであり、図8(b)は、表示領域に表示される表の一例を示している。なお、図8(a)〜(g)において表示領域802の外に表示されているセルは、説明のために表示しているものであって、実際には表示領域802内には表示されておらず、見えないものとする。また、図8(a)〜(g)の図は、各図の左上の点(図8(b)に示すO)を原点(0,0)とし、各図における表示領域802が拡張したり収縮しても、表示領域802のX=0の位置は移動しないものとする。
S702では、システム制御部50は、選択されているセルが切り替えられたか否かを判定する。セルの選択はカーソル操作、セルへのタッチ操作、十字キー74による操作によって行うことができる。選択セルの切替操作がされたと判定した場合は、S703へ進み、そうでない場合は、S705へ進む。
S703では、システム制御部50は、システムメモリ52に記録される選択セル切替フラグをONにする。選択セル切替フラグは、S702においてユーザからのセルの切替(選択)がされたか否かを示すものである。ユーザはセルを選択すると、セルに対する入力をすることができるようになり、また後述するように選択をすると太枠でセルが囲われて表示されるのでセル内の表示を確認しやすくなる。よって、ユーザがセルを選択したときは、ユーザは選択したセルの確認や、選択したセルへの入力操作をしているので、表示領域802が収縮して表示領域802内に表示されるセルが減っても選択したセルは表示領域802内に表示されるようにした方がよい。そこで、選択セル切替フラグを設け、選択セル切替フラグをONにすることで、表示領域802の収縮時に、選択されたセルが収縮後の表示領域802内に表示されるよう、収縮に伴い表も移動するようにする。一方、選択セル切替フラグがOFFの場合には、表示領域802の収縮時に、収縮に応じて表を移動させない。
S704では、システム制御部50は、選択セルを強調表示する。図8(c)は、セルDが選択された状態を示した図であり、選択されたセルDは太枠804で強調表示される。また、十字キー74によって選択するセルの切替がされた場合には、例えば図8(f)や(g)に示すように表示領域802には表示されていない(表示領域802外にある表801)セルも選択することができる。もしくは、表示領域802外にあるセルが選択されたことに応じて、選択されたセルが表示領域802内に表示されるように表801を移動してもよい。
S705では、システム制御部50は、表示範囲変更操作がされたか否かを判定する。表示範囲変更は、表示領域802内に表示するセルの変更であり、表示領域802内でのタッチムーブ(タッチ位置の移動)、ホイール回転、スクロールバーの移動操作等で行うことができる。表示範囲変更操作がされたと判定した場合は、S706へ進み、そうでない場合は、S708へ進む。
S706では、システム制御部50は、表示領域802に表示される表(セル)の表示範囲を変更する。図8(e)は、図8(c)でセルDが選択された状態から表示領域802内の表が移動された様子を示す図であり、図8(c)の時と表示領域802の大きさは変わらない。図8(c)においては、表示領域802内にセルA〜FとセルH〜Mが表示されていたが、図8(e)では表示範囲が変更されてセル1〜4が新たに表示され、セルEとLの一部、セルF、Mは表示領域802外へ移動する。すなわち、表示範囲の変更操作がされた場合には、ユーザはセル1〜4を新たに確認しようとした、または操作(入力)をしようとして表示範囲を変更し、セルE、L、F、Mに対する確認や操作は表示範囲の変更後には行おうとしていない可能性が高い。
S707では、システム制御部50は、選択セル切替フラグをOFFにする。ただし、S703において選択セル切替フラグがONになっていない場合には、S707の処理は行わない。S703において選択セルが切り替えられた後、選択したセルではない他のセルを確認したり、操作をする場合には、ユーザはS705において表示範囲を変更する。例えば、図8(e)のように、図8(c)から表示領域802内の表示範囲を変更した場合にはセル1〜4を新たに操作しようとしている可能性が高い。このとき選択セル切替フラグがONのままだと収縮時に、セルDが非表示にならないように左方向へ移動するので、セル1〜4も表示領域802の左端から出てしまう。よって、これからセル1〜4の操作をしようとしてS705において表示範囲の変更をしたユーザは再び、セル1〜4を表示領域802内に移動させる操作を行わなければならなくなる。しかし、S706において選択セル切替フラグをOFFにすると、後述するようにセルが移動しないので、セル1〜4は表示領域802に表示されたままとなる。
S708では、システム制御部50は、表示領域を拡張する操作がされたか否かを判定する。表示領域の拡張は、変形例においては表示領域枠803をカーソルにより右方向に移動するか、表示領域枠803をタッチ操作により右方向に移動することにより行うことができる。表示領域を拡張する操作がされたと判定した場合は、S709へ進み、そうでない場合は、S710へ進む。
S709では、システム制御部50は、表示領域を拡張し、表示領域の拡張に伴い表示領域内に表示される表の範囲も広げる。図8(a)は、図8(b)の状態から表示領域802が拡張された状態の表示領域802と表801の様子を示した図である。図8(a)においては、表示領域802が図8(b)の時よりも拡張し、さらに表示領域802内に表示される表801の範囲も広がるため、図8(b)では見えなかったセルGやセルNが見えるようになる。
S710では、システム制御部50は、表示領域を収縮する操作がされたか否かを判定する。表示領域の収縮は、変形例においては表示領域枠803をカーソルにより左方向に移動するか、表示領域枠803をタッチ操作により左方向に移動することにより行うことができる。表示領域を収縮する操作がされたと判定した場合は、S711へ進み、そうでない場合は、S716へ進む。
S711では、システム制御部50は、選択セル切替フラグがONであるか否かを判定する。選択セル切替フラグがONであると判定した場合は、S712へ進み、そうでない場合は、S715へ進む。
S712では、システム制御部50は、選択セル切替フラグをOFFにする。
S713では、システム制御部50は、収縮前の表示領域802内において選択中のセルがあったか否かを判定する。図8(c)は選択中のセルが表示領域802にある場合を、図8(f)は選択中のセルが表示領域802にない場合を示している。図8(c)のように表示領域802においてセルDが選択されている場合には、ユーザはセルDの確認、またはセルDへの操作を行う可能性が高い。しかし、図8(f)のようにセルDを選択したものの表示領域802の外へセルDを移動させた、もしくはセルDを表示領域802内に移動させていない場合にはユーザがセルDの確認やセルDへの操作を行おうとしている可能性は低い。収縮前の表示領域802に選択中のセルがあったと判定した場合には、S714へ進み、そうでない場合は、S715へ進む。
S714では、システム制御部50は、表示領域の収縮をし、同時に選択セルが収縮後の表示領域の中央に位置するように表を移動する。図8(d)は、図8(c)の状態で表示領域802が収縮された場合の表示領域802と、表801の様子を示した図である。図8(c)に示す収縮前においては、セルDが選択されていたので、セルDが収縮後の図8(d)における表示領域802の中央に位置している。図8(d)では、表示領域枠803は左方向に移動し、収縮後の表示領域802において中央に位置するために、セルDも左方向に移動したので、セルA、B、H、Iは表示領域802から非表示になる。このように、表801が左方向に移動しなければ、セルDは表示領域802から非表示になるが、表示領域802の収縮に応じて選択中のセルが表示領域802に表示されるように移動するので、ユーザは選択中のセルを見失わずに済む。
S715では、システム制御部50は、表を移動せずに、表示領域の収縮をする。まずS711において選択セル切替フラグがOFFであると判定され、S715へ進んだ場合について説明する。図8(f)は、セルDが選択された後、S705において表示範囲の変更操作がされた図8(e)の状態から表示領域802が収縮された場合の表示領域802と、表801の様子を示した図である。図8(e)に示す収縮前において表示されていた、選択中のセルD、セルMとNの一部、セルKは、収縮後には非表示になる。このように、選択中のセルが表示領域内にあっても表示範囲変更操作がされ選択セル切替フラグがOFFになっている場合には、収縮に応じて表は移動しない。次に、S713において表示領域802内に選択中のセルが無いと判定され、S715に進んだ場合について説明する。図8(g)は、選択中のセルDが表示領域802の外へある状態を示す図8(f)から表示領域802が収縮された場合の表示例を示している。ユーザは選択しているセルDを表示領域802に表示させていないので、セルD以外のセルを確認している可能性が高い。このとき、セルDが表示領域802に表示されるように移動してしまうと、ユーザの確認中のセルが非表示になってしまうので、表は移動させない。このように、S711でNoまたはS713でNoと判定された場合には、収縮に応じて表を移動しないようにする。
S716では、システム制御部50は、表編集モードを終了する操作があったか否かを判定する。表編集モードは、電源のOFFやメニューボタン77の押下、その他のモードへの切替によって行うことができる。表編集モードを終了する操作があったと判定した場合は、表の表示処理を終了し、そうでない場合には、S702へ戻る。
以上、説明した実施形態によれば、ユーザが表示領域を収縮した際に、選択中のセル(対象)を収縮した領域内で確認しやすくなる。ユーザがセルを選択している場合には、選択したセルが収縮後の表示領域内に表示されるように、表示領域の収縮に応じて表を移動する。よって、ユーザは表示領域の収縮後に所望のセルを表示領域内に表示させるために表を移動する操作を行わなくてもよい。また、ユーザがセルを選択していても、表示領域内に表示されていなかったり、表示範囲変更操作(表の移動操作)がされていた場合には、選択中のセルDは収縮後の表示領域に表示するように移動させない。
また、ユーザが数字や文字等の記入を行っている場合や、計算処理等のために選択している場合(例えば足し算する対象としての選択)はセルが選択されたとして、ただセルにカーソルが当たっているだけの場合にはセルが選択されていないとしてもよい。
なお、上述した実施形態および変形例では、表示対象を画像または表とした場合の表示処理について説明したが、これに限らず以下のような表示対象と、その表示対象に対する操作位置(領域)にも適用可能である。例えば、画像の編集画面においてユーザが編集操作をしている領域、特定の加工を施した領域、地図のうちユーザが目的地や目印の位置として指定した領域、撮影モードでのスルー画像でユーザがAFやAE等の所定処理をかける領域として指定した領域でもよい。また、他にも画像の編集画面、地図表示、スルー画像(ライブビュー画像)や、テキスト表示、文章作成画面、Webページ、カレンダー、グラフや表の作成画面等にも本実施形態及び変形例を適用可能である。また、メール、メモ、Webページ、文章作成画面における文章にも適用可能である。
本実施形態及び変形例では、選択中の領域の拡張後にユーザからの画像に対する操作(表示倍率の変更、拡大表示位置の変更)があったか否かを判定したが、予めユーザにより所定の位置が選択されている場合には以下のようにしてもよい。すなわち、画像や文章においてユーザが選択していた位置が選択中の領域の拡張によって選択中の領域内に表示された場合に、拡張後のユーザからの位置の選択操作がなくても、選択位置に基づいて収縮後の表示領域を決める。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態及び変形例においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、表示対象の表示位置を変更可能な表示制御装置であれば適用可能である。なお、タッチパネル70a必ずしも備わっていなくてもよい。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、タブレット端末、PC(パーソナルコンピュータ)、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、医療機器、プリンタなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (20)

  1. 表示手段における表示領域に表示される表示対象に対する特定の操作を受け付ける受付手段と、
    前記表示領域を第一の大きさから前記第一の大きさよりも小さな第二の大きさに変更可能な変更手段と、
    前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けなかった場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち第一の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように制御し、
    前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けた場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち前記第一の範囲とは異なる、前記特定の操作を受け付けた位置に基づく第二の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように前記表示対象を前記表示手段に対して移動するように制御する制御手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記特定の操作は、前記表示対象の中から位置を選択する操作であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示対象は、再生画像、地図、文章、図表の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記変更手段は、前記表示領域を前記第二の大きさから前記第二の大きさよりも大きな第三の大きさに変更可能であり、
    前記制御手段は、前記表示領域が前記第二の大きさから前記第三の大きさに変更される場合には、前記特定の操作が行われた場合にも、前記特定の操作が行われなかった場合にも、前記表示対象を移動しないように制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記変更手段は、前記表示領域を前記第二の大きさから、前記第一の大きさまで変更可能であり、
    前記制御手段は、前記第二の大きさの前記表示領域に前記第一の範囲が表示されている際に、前記変更手段により前記表示手段が前記第一の大きさに変更された後、前記特定の操作を受け付けずに、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち前記第一の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記特定の操作は、前記表示対象の表示倍率を変更する操作、または、前記表示対象の前記表示領域における表示位置を変更する操作の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  7. 前記特定の操作が前記表示対象の表示位置を変更する操作である場合、前記第二の範囲は、前記表示対象のうち、前記特定の操作に応じて前記第一の大きさの前記表示領域に表示された領域を含むことを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記特定の操作が前記表示対象の表示倍率を変更する操作である場合、前記第二の範囲は、前記表示対象のうち、前記第一の大きさで表示されている際に行われた表示倍率の変更の中心点が含まれることを特徴とする請求項6または7に記載の表示制御装置。
  9. 複数の前記特定の操作が行われた場合には、前記第二の範囲は最後に行われた前記特定の操作に基づく前記表示対象の領域であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の表示制御装置。
  10. タッチ操作を検出可能なタッチ検出手段をさらに有し、
    前記特定の操作はタッチ操作により可能であり、
    前記第二の範囲は、前記第一の大きさで表示されている際に行われた前記タッチ操作に応じた位置を含む範囲であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記特定の操作は操作部材への操作により可能であり、
    前記第二の範囲は、前記第一の大きさで表示されている際に行われた前記操作部材への操作によって、前記表示領域に表示されていなかった状態から前記表示領域に表示された領域を含む範囲であることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記特定の操作は、操作部材への操作とタッチ操作による表示対象の表示位置を変更する操作のいずれかにより可能であり、
    前記特定の操作が、タッチ操作により行われた場合には、前記第二の範囲に該タッチ操作の画像のうちタッチ位置が含まれるようにし、
    操作部材への操作により行われた場合には、前記第二の範囲に前記操作部材への操作によって前記表示領域に表示された領域が含まれるようにすることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記表示領域とは異なる他の表示領域があり、
    前記他の表示領域には、前記表示対象とは異なる他の表示対象が表示されており、
    前記表示領域の大きさが変更されても、前記他の表示領域に表示されている前記他の表示対象は前記他の表示領域に対して移動しないことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の表示制御装置。
  14. 前記表示領域と前記表示対象とは異なる他の表示領域のうち、いずれかを選択する選択手段をさらに有し、
    前記変更手段は、前記選択手段により選択された表示領域の大きさを変更可能であることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の表示制御装置。
  15. 前記変更手段は、前記表示領域を示す枠を開始としたタッチ位置の移動操作に応じて、前記表示領域の大きさを変更することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の表示制御装置。
  16. 前記制御手段は、前記特定の操作により指定された位置が、前記第一の大きさで表示された前記表示領域に表示されていない場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されても、前記第二の範囲とは異なる範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように制御することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  17. 前記表示領域における前記表示対象の位置を移動する移動手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けた後、前記移動手段により前記表示対象の移動がされた場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されても、前記第二の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示しないように制御することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  18. 表示手段を有する表示制御装置への制御方法であって、
    前記表示手段における表示領域に表示される表示対象に対する特定の操作を受け付ける受付ステップと、
    前記表示領域を第一の大きさから前記第一の大きさよりも小さな第二の大きさに変更可能な変更ステップと、
    前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けなかった場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち第一の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように制御し、
    前記表示領域が前記第一の大きさで表示されている際に前記特定の操作を受け付けた場合には、前記表示領域が前記第一の大きさから前記第二の大きさに変更されると、前記表示対象のうち前記第一の範囲とは異なる、前記特定の操作を受け付けた位置に基づく第二の範囲を前記第二の大きさの前記表示領域に表示するように前記表示対象を前記表示手段に対して移動するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  19. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  20. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
JP2016058811A 2016-03-23 2016-03-23 表示制御装置およびその制御方法 Active JP6647103B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016058811A JP6647103B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 表示制御装置およびその制御方法
US15/458,720 US10290077B2 (en) 2016-03-23 2017-03-14 Display control apparatus and method for controlling the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016058811A JP6647103B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 表示制御装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017174113A true JP2017174113A (ja) 2017-09-28
JP6647103B2 JP6647103B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=59899011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016058811A Active JP6647103B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 表示制御装置およびその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10290077B2 (ja)
JP (1) JP6647103B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019087902A1 (ja) * 2017-11-01 2019-05-09 富士フイルム株式会社 撮像装置、その作動方法および作動プログラム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6765956B2 (ja) 2016-12-27 2020-10-07 キヤノン株式会社 撮像制御装置及びその制御方法
JP6833506B2 (ja) 2016-12-27 2021-02-24 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP6833505B2 (ja) * 2016-12-27 2021-02-24 キヤノン株式会社 撮像制御装置及びその制御方法
JP6808480B2 (ja) 2016-12-27 2021-01-06 キヤノン株式会社 撮像制御装置及びその制御方法
JP6833507B2 (ja) 2016-12-27 2021-02-24 キヤノン株式会社 撮像制御装置及びその制御方法
JP6910870B2 (ja) * 2017-07-03 2021-07-28 キヤノン株式会社 表示制御装置、制御方法およびプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222553A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Microsoft Corp 方向が変更されたディスプレイ上にウィンドウのコンテンツを自動的に表示するための方法およびシステム
JP2009025920A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP2009175935A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Canon Inc 画像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム
US20150317026A1 (en) * 2012-12-06 2015-11-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device and method of controlling the same

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010029619A1 (ja) * 2008-09-10 2010-03-18 株式会社東芝 携帯端末
WO2010148483A1 (en) * 2009-06-22 2010-12-29 University Of Manitoba Computer mouse with built-in touch screen
JP2012173819A (ja) 2011-02-17 2012-09-10 Kyocera Corp 携帯電子機器、表示制御方法及び制御プログラム
US20130155308A1 (en) * 2011-12-20 2013-06-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus to enhance details in an image
US9645699B2 (en) * 2012-02-10 2017-05-09 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for adjusting partially off-screen windows
KR101496512B1 (ko) * 2012-03-08 2015-02-26 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 제어방법
US10203835B2 (en) * 2012-12-24 2019-02-12 Beijing Lenovo Software Ltd. Display processing method and apparatus
JP6236790B2 (ja) * 2013-02-04 2017-11-29 富士通株式会社 操作メニュー制御プログラム、操作メニュー制御装置、及び、操作メニュー制御方法
JP6323452B2 (ja) * 2013-05-27 2018-05-16 日本電気株式会社 表示制御装置、その制御方法、およびプログラム
US20140362119A1 (en) * 2013-06-06 2014-12-11 Motorola Mobility Llc One-handed gestures for navigating ui using touch-screen hover events
KR102148725B1 (ko) * 2013-07-31 2020-08-28 삼성전자주식회사 어플리케이션을 표시하는 방법 및 장치
US9529490B2 (en) * 2013-08-08 2016-12-27 Eric Qing Li Method and apparatus for improving one-handed operation of a large smartphone or a small tablet computer
JP2015088085A (ja) 2013-11-01 2015-05-07 シャープ株式会社 表示装置及び表示方法
US20150212610A1 (en) * 2014-01-30 2015-07-30 Samsung Display Co., Ltd. Touch-in-touch display apparatus
US10866714B2 (en) * 2014-02-13 2020-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. User terminal device and method for displaying thereof
US20170139556A1 (en) * 2014-10-01 2017-05-18 Quantum Interface, Llc Apparatuses, systems, and methods for vehicle interfaces
CN104808905A (zh) * 2015-05-15 2015-07-29 京东方科技集团股份有限公司 一种显示处理方法、装置及电子设备
US20170068375A1 (en) * 2015-09-09 2017-03-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Controlling a device
US10042550B2 (en) * 2016-03-28 2018-08-07 International Business Machines Corporation Displaying virtual target window on mobile device based on directional gesture

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222553A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Microsoft Corp 方向が変更されたディスプレイ上にウィンドウのコンテンツを自動的に表示するための方法およびシステム
JP2009025920A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP2009175935A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Canon Inc 画像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム
US20150317026A1 (en) * 2012-12-06 2015-11-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device and method of controlling the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019087902A1 (ja) * 2017-11-01 2019-05-09 富士フイルム株式会社 撮像装置、その作動方法および作動プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US10290077B2 (en) 2019-05-14
US20170278217A1 (en) 2017-09-28
JP6647103B2 (ja) 2020-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6647103B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
US10222903B2 (en) Display control apparatus and control method thereof
JP6873830B2 (ja) 表示制御装置、その制御方法及びプログラム
US11122207B2 (en) Electronic apparatus, method for controlling the same, computer readable nonvolatile recording medium
US9294678B2 (en) Display control apparatus and control method for display control apparatus
CN106961545B (zh) 显示控制设备及其控制方法
JP2019109686A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2021086585A (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP2018032075A (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP6198459B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6855170B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP2018107618A (ja) 表示制御装置及び方法
JP2021086586A (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP6407017B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP7098495B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP6643948B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP6529300B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP6656062B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP2020057845A (ja) 編集装置、その制御方法、及びプログラム
JP2018132961A (ja) 表示制御装置及び方法
JP7340978B2 (ja) 表示制御装置及び方法
JP6827860B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP6789839B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP6758994B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP6120541B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200114

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6647103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151